JPS61207419A - 硬化性樹脂組成物 - Google Patents

硬化性樹脂組成物

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JPS61207419A
JPS61207419A JP4750685A JP4750685A JPS61207419A JP S61207419 A JPS61207419 A JP S61207419A JP 4750685 A JP4750685 A JP 4750685A JP 4750685 A JP4750685 A JP 4750685A JP S61207419 A JPS61207419 A JP S61207419A
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船戸 進
Masaharu Watanabe
正治 渡辺
Takaaki Murai
孝明 村井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は放射線を照射する事により硬化可能で6す、か
つ耐冷熱衝撃性及び耐熱性に優れた樹脂組成物に関する
(従来技術) 紫外線、電子線等の放射線を照射することにより硬化す
る放射線硬化性樹脂組成物は、印刷インキ、塗料、電子
部品のコーティング、同封止、ソルダーレジストインキ
用等の数多くの分野で実用化されている。
その長所は、■無溶剤で低公害型である。■硬化速度が
極めて速く製品の生産性が高い。■100チ固形分とし
て硬化するので硬化前後に於ける体積変化が極めて小さ
い。■素材による熱損失、または素材に対する熱影響が
ないという点である。
この様な特徴を持つ放射線硬化戯の塗料、インキ、電子
部品のコーティング、同封止、ソルダーレジストインキ
用等には、密着性、耐水性等に優れた樹脂が好ましい。
中でも特に電子部品のコーティング、同封止用には耐熱
性、耐冷熱衝撃性に優れた樹脂が要求される。
この様な特徴を持つ樹脂として、トリス(2−ヒドロキ
シエチル)イソシアヌレートのアクリル酸ニー・スニテ
、′ル・またはメタクリル酸エステルを主成分とする放
射線硬化型樹脂や、脂環式エポキシ化合物Iの′7Sl
りlメJ #酸エステルまたはメタクリル酸エステルを
主成分とする放射線硬化型樹脂が提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) しρ為しこれらの樹脂は耐熱性に優れている反面硬くて
もろく、耐冷熱衝撃性に劣るという欠点を持っている。
又、−一カプロラクトンを開環重合させることにより得
られるラクトン変性トリス(2−ヒドロキシエチル)イ
ソシアヌ、レートに(メタ)アクリル酸を反応させたア
クリレート樹脂は、その可撓性により温度シ日ツクに対
する耐久性即ち、耐冷熱衝撃性は良好であるが、反面耐
熱性に若干の問題があった。
本発明者等は上記諸点に鑑み鋭意検討を行なった結果、
脂環式エポキシ化合物のアクリル酸エステルまたはメタ
クリル酸エステル樹脂とε−カプロ2クトンを開環重合
させることにより得られるラクトン変性トリス(2−ヒ
ドロキシエチル)イシアネートにアクリル酸またはメタ
クリル酸を反応させて得られるアクリレート樹脂または
メタクリレート樹脂を配合する事により、耐熱性と耐冷
熱衝撃性とを兼ね備えた放射線による硬化が可能な硬化
性樹脂組成物となることを見出し、本発明に到達した。
(発明の構成) 即ち本発明は、 (a)  エポキシ基を1分子中に少なくとも2個以上
有する脂環式エポキシ化合物アクリル酸又はメタクリル
酸を反応させて得られるところの不飽和脂環式エポキシ
エステル化合物、5〜95重量部 (b)  一般式(I)で示されるアクリレート樹脂ま
たはメタクリレート樹脂5〜95重量部 (c)  11に置注ビニルモノマー、0〜90重量部
(d)  光重合開始剤0.1〜10重量部。
を必須成分とする硬化性樹脂組成物。
但し、(a) + (b) + (c)の和は100と
する。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明の(a)成分である不飽和脂環式エポキシエステ
ル化合物の合成に用いるエポキシ基を1分子中に少なく
とも2個以上有する脂環式エポキシ化金物の例としては
、例えば下記のものが挙げられる。
3.4エポキシシクロヘキシルメチル−(3,4−エポ
キシ)シクロヘキサンカルボキシレートビス(3,4−
エポキシシクロヘキシルメチル)アジペート ビニルシクロヘキセンジエボキサイド ジペンテンジエボキサイド これらの脂環式エポキシ化合物に対しアクリル酸もしく
はメタクリル酸をエポキシ基1当量に対して0.5〜1
.1当量添加して反応させることによって不飽和脂環式
エポキシエステル化合物を合成する。
この反応においてはカルボン酸によるエポキシ基の開環
反応触媒を用いることもできる。触媒としては第3級ア
ミン類、例えばトリエチルアミン、トリプロピルアミン
、トリブチルアミン、ベンジルジメチルアミン等あるい
は3級アミンの第4アンモニウム塩、例えばテトラメチ
ルアンモニウムクロライド、テトラメチルアンモニウム
ブロマイド、ベンジルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、ベンジルトリエチルアンモニウムプロマイト等する
いは2−エチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール
、等のイミダゾール類が好ましい。触媒の添加量は反応
物に対して0.05〜3.0重量%、好ましくは0.1
〜0.5重量%である。
さらに反応中の重合防止のため重合禁止剤を反応系に添
加することが好ましい。添加量としては出発原料に対し
て0.02〜3.0重量%、好ましくは0.05〜1.
0重量%である。
重合禁止剤としてはヒドロキノン、ヒドロキノンモノメ
チルエーテル、ベンゾキノン、a5−ジフェニル−p−
ベンゾキノン、カテコール、β−ナフトール、モノーt
art−ブチルヒドロキノン、フェノチアジン等を用い
ることができる。
反応温度は、50〜130℃、好ましくは60〜120
℃である。反応中は重合防止のため、空気を反応系に吹
き込むのが好ましい。
また、反応は適当な溶媒を用いて行なうこともできる。
用いられる溶媒の具体例としては、トルエン、ベンゼン
、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどが
挙げられる。又、重合性ピニルモ、ツマー自身を反応溶
媒に用いることもできる。
このようにして合成した本発明の必須成分である不飽和
脂環式エポキシエステルは分子内に光1合性あるいはラ
ジカルによる熱重合性の不飽和のアクリル基あるいはメ
タクリル基を有する物質である。例えば、3.4−エポ
キシシクロへキシルメチル−(3,4−エポキシ)シク
ロヘキサンカルボキシレートを脂環式エポキシ化合物と
して選ぶ場合、そのアクリル酸又はメタクリル酸との反
応によって得られるところの不飽和脂環式エポキシエス
テル化合物は、以下の(2) 、 (3)に示すような
化学構造式を主として有する。
C山 (式(2) I (3)中、RはH又はCHs)いずれ
にしても脂環式ジエボキシドのエポキシ基がアクリル酸
又はメタクリル酸のカルボキシル基が開環した構造が主
である。
しかし、カルボキシル基とエポキシ基の開環反応によっ
て生成した水酸基によるエポキシ基の開環反応もまた同
時に進行するため(3)式のような2量体あるいは3量
体以上の構造も含まれる。
(2)の構造が多ければ多い程、生成物の粘度が低く 
、 (3)の2量体もしくはそれ以上の多量体が多くな
ると粘度は高くなる。
これらの割合のコントロールはエポキシ基とカルボキシ
ル基を゛反応させる当量比を変えることによって容品に
なすことができる。すなわち、エポキシ基の1当量がカ
ルボキシル基の1当量に対して過剰になるように添加し
て反応させれば、過剰のエポキシ基は水酸基と反応し、
前記のような多量体の生成が多くなり粘度は高くなる。
本発明における必須成分の1つである一般式(I1で示
されるアクリレート樹脂またはメタクリレート樹脂はト
リス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートにm−
カプロラクトンを開環付加重合させる藁に(・よ5り得
られる一般式(II)で示されるラクトン変性トリス(
2−ヒドロキシ)イソシアヌレートにアクリル酸または
メタクリル酸を反応させる事により得られる。
本発明に用いるm−カプロラクトンはシクロヘキサノン
を過酢酸でバイヤービリガー反応ニヨッて酸化すること
により工業的に製造されている。
本発明の変性トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシア
ヌレートを製造する際のトリス(2−ヒドロキシエチル
)インシアヌレートと1−カプロラクトン類との反応割
合は、モル比でl:1〜1:30である。上記の範囲よ
りε−カブロラク出来ない。
本発明において、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソ
シアヌレート1モルに対し、C−カプロラクトン類1モ
ルを反応させた場合、トリス(2−ヒドロキシエチル)
イソシアヌレートの水酸基への廖−カプロラクトン類の
(付加)反応速度と生成物のカプロラクトン末端の水酸
基へのC−カプロラクトン類の(付加)反応速度が殆ん
ど変らず、且つ該反応はそれ等水酸基の任意の位置で起
るため、実際には反応生成物は式(「)で表わされる化
合物でnl = nt =n急=Oの未反応物から、n
l 。
ntlnsが任意の数であるポリカプロラクトンに到る
まで統計的に分布する混合物である。
この混合物はさらに分離、精製する必要はなく、混合物
のままで最終樹脂の合成に用いることができる。
本発明のトリス(2−ヒドロキシエチル)インシアヌレ
ートの第1級水酸基へのC−カプロラクトン類の重合反
応は窒素雰囲気下、100〜240℃、好ましくは12
0〜200℃の温度で行なわれる。100℃より低い場
合は反応速度が小さく、また240℃より高い場合はζ
−カプロラクトン類が沸騰し、反応系外に逃げてしまう
からである・この反応には触媒を用いることが好ましい
。触媒としてはテトラブチルチタネート、テトラプロピ
ルチタネート、テトラエチルチタネート等のチタン化合
物、オクチル酸スズ、ジブチルスズオキシド、ジブチル
スズジラウレート等の有機スズ化合物、さらには塩化第
1スズ、臭化第1スズ、ヨウ化第1スズ等の・ノーロゲ
ン化スズ化合物を用いることが出来る。使用量は全仕込
量に対し0.01〜1000 ppm、好ましくは0.
2〜500 ppmである。
反応は無溶剤で行なってもよいし、トルエン、キシレン
、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等の活
性水素を持たない溶剤中で行なっても良い。但しエステ
ル結合を有する溶剤は好ましくない。なぜなら、反応中
にポリカプロラクトンのエステル基とエステル交換反応
を起こし、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌ
レートに結合していないポリカプロラクトンが生成する
恐れがあるからである。
このようにして得られた変性トリス(2−とドロキシエ
チル)イソシアヌレートにアクリル酸又はメタアクリル
酸を反応させる。
反応割合は変性トリス(2−とドロキシエチル)イソシ
アヌレート1モルにアクリル酸又はメタアクリル酸を1
モル−10モル反応させる。変性トリス(2−ヒドロキ
シエチル)イソシアヌレートは一分子中に3個の水酸基
を持つため、反応比率が1:1の場合は3細巾1つがア
クリル基またはメタクリル基を持つことになる。反応比
率が1:3の場合は、すべての水酸基にアクリル基また
はメタクリル基が導入されそれ以上の比率で反応させた
場合は過剰のアクリル酸又はメタアクリル酸が反応系中
に残存するか、反応後取り除かれることになる。上記反
応比率よりアクリル酸又はメタアクリル綬の比率が低い
と生成した樹脂は紫外線硬化性が極めて悪い。また比率
が高い場合は、アクリル酸又はメタアクリル酸の無駄と
なる。反応は通常のアクリル酸またはメタクリル酸エス
テルを合成する条件と同様の条件で行なうことができる
アクリレート樹脂またはメタクリレート樹脂が少ない場
合は密着性、耐熱性、可撓性を硬化塗膜に充分に付与で
きず、また多すぎる場合は粘度が高いため取り扱いが困
難であったり、硬化速度が遅くなったりする場合がある
本発明に用いる必須成分の一つである重合性ビニルモノ
マーとしては通常のアクリル酸エステル、メタクリル酸
エステル、ジアリルエステル類、スチレン、置換スチレ
ン等のラジカル重合性を有するものであれば、いずれの
化合物でもよい。さらに、これらの1官能性モノマー以
外に1分子中に2個以上の重合性ビニル基を有する多官
能上ツマ−を用いることもできる。これらは1種類のみ
用いることもできるし、2種類以上配合して用いる−こ
ともできる。
1官能の重合性ビニル竺ツマ−の例としては、メチルア
クリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレー
ト、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート
、t−ブチルアクリレート、アミルアクリレート、n−
へキシルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレー
ト、シクロへキシルアクリレート、オクチルアクリレー
ト、ノニルアクリレート、ドデシルアクリレート、β−
ヒト1:r A’ シエfルアクリレート、β−ヒドロ
キシグロビルアクリレート、グリセリンモノアクリレー
ト、ポリカプロラクトンジオールモノアクリレート、グ
リシジルアクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレ
ート、フェノキシエチルアクリレート、セロソルブアク
リレート、アリルアクリレート、ヘンシルアクIJレー
ト、インホルニル7/IJレート、テトラヒドロフルフ
リルアクリレート、アリロキシエチルフォスフェート等
のアクリル酸エステル類およびこれらに対応するメタク
リル酸エステル類がある。さらにはスチレン、ビニルト
ルエン、−一メチルスチレン、N−ビニルピロリドン、
アクリロニトリル、酢酸ビニル等も用いることができる
2官能以上の重合性とニルモノマーとしては、エチレン
グリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジア
クリレート、トリエチレングリコールジアクリレー)、
1.4−ブチレングリコールジアクリレート、ネオペン
チルグリコールジアクリレート、アジピン酸ネオペンチ
ルグリコールエステルジアクリレート、ヒドロキシピバ
リン酸ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリメ
チロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリト
ールトリアクリレート、ジペンタエリスリトールへキサ
アクリレート、あるいは種々のポリエステルアクリレー
ト、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ノ
ボラックアクリレート及びそれらに対応するメタクリル
酸エステルを用いることができる。
本発明における上記(a) 、 (b) 、 (c)の
割合は、(七) は40/60〜9515の範囲である。
本発明の必須成分である光重合開始剤としては紫外線の
照射により励起されてラジカルを発生させる通常の光重
合開始剤が用いられ、例えばベンゾイン、ベンゾインメ
チルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイン
n−プロピルエーテル、ベンゾインミープロピルエーテ
ル、ベンゾインn−ブチルエーテル、ベンゾフェノン、
p−メチルベンゾフェノン、ミヒラーケトン、アセトフ
ェノン、2−クロロジオキサントン、アントラキノン、
2−メチルアントラキノン、フェニルジスルフィド、2
−ニトロフルオレン等があげられる。
これらの光重合開始剤は1種あるいは2種以上を混合し
て、使用できる。その配合量は上記(Ik)、(b)、
(c)成分の合計量の′0.1〜10重量%の割合であ
る。
また、光重合開始剤による光重合反応を促進させるため
に、光増感促進剤を光重合開始剤と併用してもよい。該
光増感促進剤とし【、例えばp −メチル−N、 N−
ジメチルアニリン、トリエチルアミン、トリエタノール
アミン、2−ジメチルアミノエタノール等の3級アミン
系、トリフェニルホスフィン等のアルキルホスフィン系
、β−チオジグリコール等のチオエーテル系等があげら
れる。
これら光増感促進剤は1種あるいは2種以上を混合して
使用できる。その配合量は上記(a)、(b)、(e)
成分の合計量の0.1〜10重量%の割合が好ましい。
ここに述べた光重合開始剤は本発明の組成物を硬化させ
るのに必要な成分である。硬化は紫外線を照射すること
kよって、室温ですみやかに行なうことができる。紫外
線で硬化させた後加熱することにより、さら忙硬化を促
進させても良い。そのため忙組成物の中忙熱によってラ
ジカルを発生し、熱重合を行なわしめるラジカル触媒を
添加することもできる。そのようなラジカル触媒として
は、通常のラジカル重合に用いられるものであシ、多数
のものが当業界で知られており、例示するならば過酸化
ベンゾイル、過酸化ラウロイル、ターシャリ−ブチルヒ
ドロペルオキシド、アセチルシクロへキサンスルホニル
ペルオキシド過酸化、インブチロイル、ペルオキシジカ
ルボン酸ジー(2−エチルヘキシル)、ペルオキシジカ
ルボン酸ジイソプロピル、ペルオキシピバリン酸ターシ
ャリ−ブチル、過酸化デカノイル、アゾビス(2−メチ
ルプロピオニトリル)等がある。
これらは、単独で用いてもよいし、2種以上を添加する
こともできる。添加量としては、(a)、伽)、(C)
、成分に対して0.05〜5重量%、好しくはQ、 1
〜3重量%である。
その他必要に応じて組成物の中に無機質の充填剤を配合
することもできる。例えば、無機質充填剤としては石英
ガラス粉末、結晶性シリカ粉末、ガラス繊維、タルク、
アルミナ粉、ケイ酸カルシウム粉、炭酸カルシウム粉、
硫酸バリウム粉、マグネシア粉などが挙げられ、これら
の中で石英ガラス粉や結晶性シリカ粉が最も好ましい。
しかして、これらの無機質充填剤の組成比は、用途や上
記樹脂分((a)十(b)+(c) )や無機質充填剤
の種類によっても異なるが、樹脂分100重量部当シ5
゜〜400重量部程度でよい。
本発明に係る硬化性組成物は必要に応じて、例えば天然
ワックス類、合成ワックス類、直鎖脂肪酸の金属塩、酸
アミド類、エステル類、もしくはパラフィン類などのi
f剤、塩素化パラフィン、ブロムトルエン、ヘキサブロ
ムベンゼン、三酸化アンチモンなどの難燃剤、カーボン
ブラックなどの着色剤、シランカップリング剤その低安
定剤などを適宜添加配合しても差しつかえない。
本発明に係る組成物を成形材料として調製する場合の一
般的な方法としては、所定の組成比に選んだ原料組成分
を例えばミキサー忙よって充分混合後、さらにロールに
よる混合処理、又はニーダ−などKよる混合処理を加え
ることによプ容易に得ることができる。
硬化の方法は、高圧水銀灯による紫外線照射あるいは電
子線照射が最も有効である。さらに架橋便化反応を進め
、硬化物の高い熱変形温度及び強じんな硬化物を得る必
要がある場合は、さらに加熱硬化を行なうことが望まし
い。加熱硬化の条件としては50〜200℃、好ましく
は80〜150℃である。
(発明の効果) 本発明による硬化組成物はインキ、プラスチック塗料、
紙印刷、フィルムコーティング、金属コーティング、家
具塗装等の種々のコーティング分野、FRP、ライニン
グ、さらにはエレクトロニクス分野における絶縁フェス
、絶縁シート、積層板、プリント基板、レジストインキ
、半導体封止剤等多くの産業分野への応用が可能である
以下実施例にて本発明を更忙詳細に説明するが、以下の
実施例により本発明が限定されるものではない。
例中「部」は「重量部」を意味する。
合成例−1 攪拌機、滴下漏斗、空気導入管、温度計、コンデンサー
を備えた4ツロガラスフラスコ中にアクリル酸3,24
0部、2−メチルイミダゾール20部、ハイドロキノン
モノメチルエーテル20部を入れ、空気を通じつつ10
0℃に昇温し、攪拌下ニ3,4−エポキシシクロヘキシ
ルメチル−(3,4−エポキシ)シクロヘキサンカルボ
キシレート(ダイセル化学工業(株)セロキサイド20
21 )6.700部を滴下し、100℃に保ちつつ1
0時間反応を行なった。
得られた不飽和脂環式エポキシエステル化合物は酸価2
.3 KOHmj力の淡黄色、高粘性樹脂状物であった
合成例−2 合成例−1と同様の装置に、トリス(2−ヒドロキシエ
チル)インシアヌレート7308部及び−一カプロラク
トン3192部、触媒としてテトラプチルチタネー) 
0.105部を仕込み、窒素雰囲気下、170℃で約7
時間反応させたところ、未反応−一カプロラクトンは0
.6 !X以下であった。
得られたラクトン変性トリス(2−ヒドロキシエチル)
イソシアヌレート375部忙アクリル酸360部、触媒
としてパラトルエンスルホン酸3.7部共沸脱水溶剤と
してベンゼン200部、重合禁止剤としてハイドロキノ
ンモノメチルエーテル0.7部を仕込みベンゼン遺留下
で脱水反応を行なった。水の留出が止った時点で反応を
終了した。
終了後、ベンゼン/水系でアクリル酸を水洗除去した後
ベンゼンを減圧下で除去した。
得られたアクリレート樹脂は酸価0.2 KOHq/I
、黄褐色の粘度4800センチポイズ(25℃)の液状
物であった。
実施例、及び比較例 合成例−1,2で得られたアクリレート樹脂及びトリス
(2−ヒドロキシエチル)インシアヌレートのアクリレ
ート樹脂(東亜合成■アロニツクスM−315)を下記
表−1の様に配合し、アルミ板上に15μ厚、lxlc
mの大きさに塗布し、高圧水銀ランプ801Q/sI、
照射距離63の条件にて紫外線を20秒照射し、硬化さ
せた。更に120℃にて2時間加熱硬化を行なった。
得られた試験片VC260℃×20秒のハンダ耐熱試験
及び−55℃、155℃各30分×10回の耐冷熱衝撃
試験を行ない、目視により表面状態の観察を行なった。
結果を配合比とともに表−1に示す。
結果に示される様に、実施例−1では耐熱性、耐冷熱衝
撃性ともに満足するが、比較例−1では耐冷熱衝撃性は
満足するが、耐熱性は満足出来ず、比較例−2ではその
逆となる。
表−1配合及び結( 1)日本化薬■KAYARAD TMPTA2)タルク
 ダロキエアー1173 3)日本油脂■ パーブチルD

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)エポキシ基を1分子中に少なくとも2コ以上有す
    る脂環式エポキシ化合物にアクリル酸またはメタクリル
    酸を反応させて得られるところの不飽和脂環式エポキシ
    エステル化合物、5〜95重量部。 (b)一般式( I )で示されるアクリレート樹脂また
    はメタクリレート樹脂5〜95重量部。 ( I )▲数式、化学式、表等があります▼ (式中n_1、n_2、n_3は0又は1〜10の正の
    整数ではn_1、n_2、n_3同時に0とならない。 R_1、R_2、R_3は−H又は▲数式、化学式、表
    等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼
    を示し、R_1、R_2、R_3は同時に−Hとはなら
    ない。)(c)重合性ビニルモノマー、0〜90重量部
    。 (d)光重合開始剤0.1〜10重量部 を必須成分とする硬化性樹脂組成物。 但し、(a)+(b)+(c)の和は100とする。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60123511A (ja) * 1983-12-07 1985-07-02 Hitachi Chem Co Ltd 光硬化性樹脂組成物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60123511A (ja) * 1983-12-07 1985-07-02 Hitachi Chem Co Ltd 光硬化性樹脂組成物

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JPH0710905B2 (ja) 1995-02-08

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