JPH07278242A - 放射線硬化性のバインダー水性分散物 - Google Patents

放射線硬化性のバインダー水性分散物

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JPH07278242A
JPH07278242A JP6318564A JP31856494A JPH07278242A JP H07278242 A JPH07278242 A JP H07278242A JP 6318564 A JP6318564 A JP 6318564A JP 31856494 A JP31856494 A JP 31856494A JP H07278242 A JPH07278242 A JP H07278242A
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radiation
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Inge Kurth
インゲ・クルト
Gerhard Brindoepke
ゲルハルト・ブリントエプケ
Manfred Marten
マンフレート・マルテン
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Hoechst AG
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 実質的に(A)(メタ)アクリレート基を含
有する放射線硬化性バインダーおよび(B)放射線硬化
性の親水性ポリエポキシアクリレートを含有する水性の
放射線硬化性のバインダーまたはバインダー分散物。 【効果】 このバインダーまたはバインダー分散物は容
易に水に溶解しそして固体の水性バインダーとしても乳
化剤としても使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶剤を含まない水性の放
射線硬化性バインダーまたはバインダー分散物に関す
る。この分散物は放射線硬化性バインダーおよび放射線
硬化性乳化剤を含有している。
【0002】
【従来技術】(メタ)アクリロイル含有ポリウレタン
〔いわゆるウレタン(メタ)アクリレート〕およびポリ
エポキシドは久しい前から公知であり、バインダーとし
て、例えば紫外線硬化性材料のためのバインダーとして
非常に適している(例えばドイツ特許出願公開第2,7
37,406号明細書参照)。これらの生成物は比較的
に高い粘度を持つもので、殆ど常に有機溶剤の併用を必
要としている。 水希釈性ウレタン(メタ)アクリレー
トも同様に公知である(例えば、ドイツ特許出願公開第
2,936,039号明細書参照)。これらの公知の系
の親水性は、対イオンとしてアルカリ金属カチオンまた
はアンモニウム−イオン(第三アミンからのもの)を含
有するイオン中心、特にスルホナート基が存在すること
を本質としており、これらのイオンの少なくとも幾つか
は、これらの系から最終的に得られる塗料中に残留し、
被覆物の耐水性に著しく害を及ぼす。 水希釈性生成物
を得る別の方法は、外部乳化剤を用いるものである。例
えば米国特許第4,070,323号明細書によると、
アクリロイル基を含有するポリウレタンはアニオン性ま
たはカチオン性の油/水−型乳化剤を用いて水に乳化す
る(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)。遊離基架橋反
応の過程で、これらの乳化剤は塗膜中に組入れられな
い。この結果は塗膜で達成可能である耐水性度を実質的
に減退させる。
【0003】ドイツ特許出願公開第3,900,257
号明細書には、ポリエチレングリコールとポリイソシア
ネートおよびヒドロキシアルキル−(メタ)アクリレー
トとの反応によって、疎水性ウレタンアクリレートのた
めの乳化剤として使用することができる親水性の放射線
硬化性ウレタン−アクリレートがどのように合成される
かが開示されている。これらの生成物の乳化性は低く、
これらから製造される分散物の安定性には限界がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】それ故に本発明の課題
は、改善された安定性、高い固形分含有量を有し且つ容
易に製造できる放射線硬化性分散物を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、親水性基と
しての潜在的なポリエチレングリコール−セグメントを
含有しており、それ故に容易に水に溶解しそして単独の
水性バインダーとしても乳化剤としても使用できる親水
性の放射線硬化性ポリエポキシ−アクリレートを使用す
ることによって解決される。
【0006】それ故に本発明は、実質的に(A)(メ
タ)アクリレート基を含有する放射線硬化性バインダー
および(B)放射線硬化性の親水性ポリエポキシアクリ
レートを含有する放射線硬化性の水性のバインダーまた
はバインダー分散物に関する。
【0007】本発明は、特に実質的に、 (A)(メタ)アクリレート基を含有する放射線硬化性
バインダーおよび (B)ジ−またはポリエポキシ化合物B0)から(B
1)ポリエチレン(プロピレン)グリコールモノエーテ
ルの第一アミンまたは第二モノアミンと反応させること
により、および/または(B2)ジイソシアネートまた
はポリイソシアネートと反応させそしてその後にポリエ
チレン(プロピレン)グリコールモノエーテルと反応さ
せそして次の段階でアクリル酸またはメタクリル酸と反
応させることによって得られる放射線硬化性の親水性ポ
リエポキシアクリレートより成り水性の放射線硬化性バ
インダーおよびバインダー分散物に関する。
【0008】適する成分(A)は、(メタ)アクリロイ
ル基を持ちそしてそれ故に放射線硬化性である公知のあ
らゆるバインダーである。かゝるポリマーのバインダー
の例には、ポリアクリレート−アクリレート、ポリエポ
キシ−アクリレート、ポリウレタン−アクリレート、ポ
リエステル−アクリレート、ポリエーテル−アクリレー
ト、メラミン−アクリレートおよび相応するメタクリル
系化合物がある。この種のポリマーは“UV & EB
Curing Formulation for P
rinting Inks、Coatings & P
aints”、R.Holman & P.Oldri
ng著、ロンドン1988、ISBN 0 94779
8 02 1に詳細に説明されている。
【0009】放射線硬化性の親水性ポリエポキシ−アク
リレート(B)は(メタ)アクリロイル基を含有するポ
リエポキシ(メタ)アクリレートである。この成分は、
アクリル酸またはメタクリル酸を側位ポリエチレン(プ
ロピレン)グリコール−セグメントを持つ親水性ポリエ
ポキシドと反応させることによって製造される。このポ
リエポキシ−アクリレート(B)もバインダーとして単
独で使用できる。
【0010】この種の親水性ポリエポキシドは、(B
1)の場合には、ポリエポキシド(B0)を第一−また
は第二ポリエチレン(プロピレン)グリコール−モノエ
ーテルアミン(商品名Jeffamine(R) )と反応
させることによってまたは(B2)の場合にはOH基含
有ポリエポキシド(B0)とジイソシアネートと反応さ
せそしてその後にポリエチレン(プロピレン)グリコー
ル−モノエーテルと反応させることによって得られる。
【0011】親水性ポリエポキシドを製造するための適
するエポキシ化合物(B0)はこの目的で知られている
沢山の化合物を含有している。それらは分子当たり平均
して1つより多いエポキシ基、好ましくは2つのエポキ
シ基を有している。これらのエポキシ化合物(エポキシ
樹脂)は飽和でも不飽和でもよく、脂肪族、脂環式、芳
香族またはヘテロ環式でもよく、水酸基も有していても
よい。これらは混合−または反応条件の下で妨害となる
如何なる副反応を生じない置換基、例えばアルキル−ま
たはアリール置換基、エーテル基およびこれらの類似基
を有していてもよい。エポキシ化合物(B0)は、分子
当たり1つより多いエポキシ基を有する化合物(B0
1)とエポキシ基に対して反応性である1つより多い基
を持つ化合物(B02)との反応によって得られる。そ
の製造の際に、モノエポキシド(B03)とのおよび/
またはエポキシ基に対して反応性である1つの基しか有
していない化合物(B04)との混合物を使用してもよ
い。水酸基はエポキシ基に対して反応性である有利な基
である。それ故に化合物(B0)は好ましくは150〜
900g /mol、特に好ましくは150〜650g /
molのエポキシ当量および0〜200mg(KOH)
/mol、特に好ましくは5〜100mg(KOH)/
g の水酸基価を有する多価フェノールまたは多価アルコ
ールのグリシジルエーテルである。
【0012】適する多価フェノール(B02)はジ−お
よびポリヒドロキシ芳香族化合物(B021)、ジ−お
よびポリヒドロキシアリール−ケトン(B024)、ジ
−およびポリヒドロキシアリール−エーテル(B02
3)およびジ−およびポリヒドロキシアリールスルホン
(B025)およびまたビス−およびポリヒドロキシア
リール(シクロ)アルカン(B022)、例えばレゾル
シノール、ハイドロキノン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)、ジヒド
ロキシジフェニルメタンの異性体の混合物(ビスフェノ
ールF)、4,4’−ジヒドロキシジフェニルシクロヘ
キサン、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチル
ジフェニルプロパン、4,4’−ジヒドロキシビフェニ
ル、4,4’−ジヒドロキシベンゾフェノン、1,1−
ビス(4’−ヒドロキシフェニル)−エタン、1,1−
ビス(4’−ヒドロキシフェニル)−イソブタン、2,
2−ビス(4’−ヒドロキシ−第三ブチルフェニル)−
プロパン、ビス(2−ヒドロキシナフチル)−メタン、
ビス(2−ヒドロキシナフチル)−メタン、1,5−ジ
ヒドロキシナフタレン、トリス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−メタン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)エ
ーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−スルホン
等、および上記各化合物の塩素化生成物および臭素化生
成物。
【0013】多価アルコール(B026)のポリグリシ
ジルエーテル、例えば1,2−エタンジオール−ジグリ
シジルエーテル、1,2−プロパンジオール−ジグリシ
ジルエーテル、1,3−プロパンジオール−ジグリシジ
ルエーテル、ブタンジオールジグリシジルエーテル、ペ
ンタンジオール−ジグリシジルエーテル(また、ネオペ
ンチルグリコールジグリシジルエーテルも)、ヘキサン
ジオール−ジグリシジルエーテル、ジエチレングリコー
ル−ジグリシジルエーテル、ジプロピレングリコール−
ジグリシジルエーテル、高級ポリオキシアルキレングリ
コール−ジグリシジルエーテル、例えば高級ポリオキシ
エチレングリコール−ジグリシジルエーテルおよびポリ
オキシプロピレングリコール−ジグリシジルエーテル、
混合されたポリオキシエチレン−/ポリプレピレングリ
コール−ジグリシジルエーテル、ポリオキシテトラメチ
レン−グリコール−ジグリシジルエーテル、グリセロー
ルのポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパ
ン、トリメチロールエタン、ペンタエリスリトール、ソ
ルビトール、アリコキシレート化ポリオールのポリグリ
シジルエーテル(例えばグリセロール、トリメチロール
プロパン、ペンタエリスリトール等のポリグリシジルエ
ーテル)、シクロヘキサンメタノールのジグリシジルエ
ーテル、ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)メタン
および2,2−ビス(4’−ヒドロキシシクロヘキシ
ル)プロパンのジグリシジルエーテル、およびひまし油
のポリグリシジルエーテル、トリグリシジルトリス(2
−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートのポリグリシジ
ルエーテルを使用することも可能である。
【0014】150〜800g /mol、特に300〜
400g /molのエポキシ当量を有するポリグリシジ
ルエーテル類を用いるのが有利である。特別な場合に
は、少量の反応性希釈剤をポリグリシジルエーテルの他
に使用してもよい。かゝる希釈剤の例にはメチルグリシ
ジルエーテル、ブチルグリシジルエーテル、アリルグリ
シジルエーテル、エチルヘキシルグリシジルエーテル、
長鎖の脂肪族グリシジルエーテル、例えばセチルグリシ
ジルエーテルおよびステアリルグリシジルエーテル、高
級アルコール異性体混合物のモノグリシジルエーテル、
12〜C13−アルコール混合物のグリシジルエーテル、
フェニルグリシジルエーテル、クレシルグリシジルエー
テル、p−第三ブチルフェニル−グリシジルエーテル、
p−オクチルフェニルグリシジルエーテル、p−フェニ
ル−フェニルグリシジルエーテル、アルコキシ化ラウリ
ルアルコールのグリシジルエーテル等があり、これらは
ポリグリシジルエーテルを基準として30% まで、好ま
しくは10〜20% の量で使用できる。
【0015】他の適する化合物にはエピクロロヒドリン
とアミン類、例えばアニリン、n−ブチルアミン、ビス
(4−アミノフェニル)メタン、m−キシリレンジアミ
ンまたはビス(4−メチルアミノフェニル)メタンとの
反応生成物を脱ハロゲン化水素することによって得るこ
とのできるポリ(N−グリシジル)化合物がある。しか
しながらこのポリ(N−グリシジル)化合物にはトリグ
リシジル−イソシアヌレート、シクロアルキレン尿素の
N,N’−ジグリシジル誘導体およびヒダントインのジ
グリシジル誘導体等がある。
【0016】更に、エピクロロヒドリンまたは類似のエ
ポキシ化合物と脂肪族−、脂環式−または芳香族ポリカ
ルボン酸、例えば蓚酸、コハク酸、アジピン酸、グルタ
ル酸、フタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタル
酸、ヘキサヒドロフタル酸、2,6−ナフタレンジカル
ボン酸および高級ジカルボン酸ジグリシジルエステル、
例えば二量体化したまたは三量体化したリノール酸との
反応によって得られるポリカルボン酸のポリグリシジル
エステルを使用することもできる。例えばジグリシジル
アジペート、ジグリシジルフタレートおよびジグリシジ
ルヘキサヒドロフタレートがある。
【0017】若干の場合には、エポキシ化合物としてグ
リシジルエステル基を持ちそして例えばグリシジルメタ
クリレートと他の(メタ)アクリレートとの共重合また
はスチレンとの共重合によって得られるコポリマーを用
いるのが有利でもあり得る。適するエポキシ化合物の詳
細なリストは、ハンドブック“Epoxidverbi
ndungen und Epoxidharze(エ
ポキシ化合物およびエポキシ樹脂)”、A.M.Paq
uin、Springer出版社、ベルリン、195
8、第IV章に、およびLee、Neville、“Ha
ndbook of Epoxy Resins(エポ
キシ樹脂ハンドブック)”、1967、第2章に開示さ
れている。更にこの関係ではヨーロッパ特許出願公開第
272,596号明細書および同第286,933号明
細書が引用される。二種類以上のエポキシ樹脂の混合物
も使用することができる。
【0018】(B1)のタイプの親水性エポキシドの製
造に必要とされるポリオキシアルキレンモノアミンは、
【0019】
【化1】 〔式中、Xは水素原子またはメチル−またはエチル残基
であり、ZおよびRは水素原子または炭素原子数1〜8
の線状−または枝分かれした炭化水素残基でありそして
nは2〜150の平均値である。〕で表される化合物で
ある。
【0020】式
【0021】
【化2】 〔式中、Zは水素原子または炭素原子数1〜5の炭化水
素残基、特にメチル基でありそして互いに無関係にn=
0〜50およびm=0〜20である。〕で表されるポリ
オキシアルキレンモノアミンを用いるのが有利である。
【0022】オキシエチレン−およびオキシプロピレン
基を持つ上記のモノアミン−ブロックコポリマーの内の
幾つかの選択例が、例えばTexaco Chemic
al Co.、Inc.によってJeffamine
(R) Mシリーズの商標で市販されている。ここでは、特
にJeffamine M600、M1000およびM
2070を挙げることができる。
【0023】本発明の親水性エポキシ化合物(B1)
は、エポキシドをおポリオオキシアルキレン−モノアミ
ンと攪拌下に且つ一般に加熱下に、理論的に計算された
エポキシ当量に達するまで、即ちポリオキシアルキレン
−モノアミンの全ての活性水素が過剰に存在するエポキ
シ基と反応するまで、反応させることによって製造され
る。エポキシ基の過剰量は広い範囲で変更することがで
きる。ジエポキシドの場合には、N−H基とジエポキシ
ドとのモル比は1:1.5〜1:100、好ましくは
1:2〜1:50であり、この割合は溶解性および乳化
性の如き要求によって決められる。反応温度は一般に2
5〜200℃、好ましくは50〜150℃、特に80〜
130℃に維持する。温度および用いるエポキシおよび
アミンに依存して、反応時間は一般に数分〜数時間であ
る。多くの場合、補足的触媒がエポキシドとアミンとの
定量的反応に必要とされる。
【0024】(B2)に従う親水性エポキシドを製造す
るための適するジ−またはポリイソシアネートは、脂肪
族、脂環式および/または芳香族の構造に結合するイソ
シアネート基を持ち、150〜1000g /mol、好
ましくは150〜300g /molの分子量を有する、
ポリウレタン化学から自体公知の有機ポリイソシアネー
トである。適する例には1−イソシアネート−3,5,
5−トリメチル−5−イソシアネートメチルシクロヘキ
サン(IPDI)、4,4’−ジイソシアネート−ジシ
クロヘキシルメタン、4,4’−ジイソシアネート−ジ
フェニルメタン、それと2,4’−ジイソシアネート−
ジフェニルメタンとの工業的品質の混合物および、場合
によっては、これらのジイソシアネートのより高級な同
属体との工業的品質の混合物、2,4−ジイソシアネー
トトルエンおよびそれと2,6−ジイソシアネートトル
エンとの工業的品質の混合物、ヘキサメチレン−じイソ
シアネート、トリメチルヘキサメチレン−ジイソシアネ
ートまたはテトメチルキシリレン−ジイソシアネート
(TMXDI)がある。
【0025】他の適するポリイソシアネートはこれらの
簡単なポリイソシアネートのビュレット−、イソシアヌ
レート−またはウレタン変性物がある。これらの誘導体
は一般に1000g /molまでの分子量を有してい
る。かゝる誘導体の製造は例えば米国特許第3,12
4,604号明細書、同第3,183,112号明細
書、同第3,919,218号明細書および同第4,3
24,879号明細書に記載されている。
【0026】使用されるポリエチレン(プロピレン)グ
リコール−モノエーテルは、200〜20,000g /
mol、好ましくは300〜15,000g /molの
分子量を有しそしてアルキレンオキサイド単位がエチレ
ンオキサイド単位である線状のモノエーテルグリコール
である。これらのモノエーテルグリコールは、例えば低
級アルコール、例えばメタノール、エタノール、イソプ
ロパノールまたは異性体ブタノールとエチレンオキサイ
ドまたはエチレン/プロピレン−オキサイド混合物との
反応によって得られる。
【0027】それ故に“モノエーテルグリコール”と
は、アルキレンオキサイド単位が専らエチレンオキサイ
ド単位である真のポリエチレングリコールモノエーテル
だけでなく、アルキレンオキサイド単位が主として──
即ち、少なくとも80%の含有量まで──エチレンオキ
サイド単位であるポリアルキレングリコール−モノエー
テルをも意味する。この様な“混合された”ポリアルキ
レングリコール−モノエーテルは、適当な一価の出発分
子、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール
または異性体ブタノールをアルコキシル化することによ
ってモノエーテルグリコールを製造する間に、例えば種
々のアルキレンオキサイドの混合物、例えばエチレンオ
キサイドとプロピレンオキサイドとの8:1のモル比の
混合物を用いることによって生じる。しかしながら純粋
なポリエチレングリコール−モノエーテルが特に有利で
ある。
【0028】(B2)に相応する親水性エポキシドの製
造は、例えば、ジ−またはポリエポキシドの水酸基をジ
−またはポリイソシアネートと予め、余分の遊離イソシ
アネート基を放出する様に反応させ、次にこれをポリエ
チレングリコールモノエーテルと反応させて行うことが
できる。しかしながらポリエチレングリコール−モノエ
ーテルを最初にイソシアネートと全て反応させそして次
にその生成物をポリエポキシドのOH基と反応させる様
に行うこともできる。しかし、若干の場合には、両方の
OH成分とイソシアネートとの反応を同時に行うことも
可能である。
【0029】上記の原料成分を反応させることによる本
発明のこれらの親水性エポキシド(B2)の製造は、塊
状でまたはイソシアネート基に関して不活性である溶
剤、例えばアセトン、メチルエチルケトン、エチルアセ
トン、ブチルアセトン、トルエン、(メタ)アクリル酸
の低分子量エステルまたはかゝる溶剤の混合物中で実施
することができる。その際に反応温度は20〜120
℃、特に20〜110℃に維持するのが有利である。
【0030】しかしこの反応は、イソシアネート基に対
して不活性である放射線硬化性反応性希釈剤、例えばヘ
キサンジオール−ジアクリレート、トリメチロールプロ
パン−トリアクリレートまたはエトキシル化されたトリ
メチロールプロパンのトリアクリレートの存在下に実施
してもよい。
【0031】ジブチル錫ジラウレート、オクタン酸錫、
第三アミンまたはアセチル酢酸亜鉛の如き化合物による
接触反応は、生成物の品質に問題をもたらすことなく、
有益であり得る。
【0032】この反応では原則として出発成分の性質お
よび割合は、全ての出発化合物に関してNCOとOHと
の当量比が0.8〜1.2または1.2〜0.8である
様な化学量論的範囲で選択する。
【0033】乳化剤として使用するべき本発明の親水性
のポリエポキシアクリレート(B)の製造は、上記の親
水性エポキシドと(メタ)アクリル酸との反応を塊状で
または不活性溶剤、例えばアセトン、メチルエチルケト
ン、酢酸エチル、酢酸ブチル、トルエン、(メタ)アク
リル酸の低分子量エステルまたはこれらの溶剤の混合物
の存在下に実施することによる。この場合、反応温度を
80〜120℃、好ましくは80〜110℃に維持する
のが有利である。
【0034】親水性エポキシド(B1)または(B2)
の反応は、分散すべきポリアクリレート(A)の存在下
に実施することができる:即ち、例えばエポキシアクリ
レートは分散すべき成分(A)、原料エポキシドとおよ
び親水性エポキシド(B1)または(B2)とアクリル
酸またはメタクリル酸との反応を同時に実施することが
できる。
【0035】しかしながら分散するべきポリアクリレー
ト(A)を親水性エポキシド(B1)または(B2)の
反応の為の不活性反応媒体として使用することも可能で
ある。
【0036】この反応は放射線硬化性の不活性の反応性
希釈剤、例えばヘキサンジオールアクリレート、トリメ
チロールプロパン−トリアクリレートまたはエトキシル
化トリメチロールプロパンのトリアクリレートの存在下
に実施することも可能である。
【0037】この反応は、当業者に知られている適当な
化合物によって接触的に実施することもできる。ここで
引用するそれらの代表例には、トリフェニルホスフィ
ン、トリエチルアミン、トリエタノールアミンまたはク
ロム(III )オクタノエートがある。
【0038】乳化剤(B)を製造するための原料成分中
のエポキシ基とカルボキシル基との相対的割合は1.
2:0.8〜0.8:1.2であるのが有利である。こ
れらの不飽和酸の他に、モノ−およびジカルボン酸およ
び酸無水物を変性のためにおよび特別な性質を達成する
ために使用することも可能であり、これら酸および/ま
たは酸無水物は僅かな量で使用され、特にラウリル酸、
ステアリル酸、アジピン酸、無水コハク酸、無水マレイ
ン酸およびドデセニル無水コハク酸が有利である。
【0039】この方法で得られそして(メタ)アクリロ
イル基を有する親水性ポリエポキシド(B)は、ゲルパ
ーミッションクロマトグラフィーの方法で測定すること
のできる重量平均分子量Mw500〜30,000g /
mol、好ましくは800〜20,000g /molを
有しそしてポリエチレングリコールによって組入れられ
るエチレンオキサイド単位C2 4 Oを10〜90重量
% 、好ましくは20〜90重量% の含有量で有してい
る。
【0040】予想外の時期尚早の重合により生ずる乳化
剤を保護するためには、既に製造する間に、混合物全体
を基準として0.001〜0.5% の重合抑制剤を添加
するのが有利である。この種類の適する助剤の例にはフ
ェノールおよびフェノール誘導体、好ましくはフェノー
ル性水酸基に対してオルト位の両方に炭素原子数1〜6
のアルキル置換基を持つ立体障害フェノール;アミン、
好ましくは第二アリールアミンおよびそれの誘導体;キ
ノン;有機酸の銅(I)塩;またはハロゲン化銅(I)
とホスフィットとの付加生成物がある。
【0041】挙げられる例には4,4’−ビス(2,6
−ジ−第三ブチルフェノール)、1,3,5−トリメチ
ル−2,4,6−トリス(3’,5’−ジ第三ブチル−
4’−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、4,4’−ブチ
ルインデンビス(6−第三−o−ブチル−m−クレゾー
ル)、ジエチル−3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロ
キシベンジルホスフェート、N,N’−ビス(β−ナフ
チル)−p−フェニレンジアミン、N,N’−ビス(1
−メチルヘプチル)−p−フェニレンジアミン、フェニ
ル−β−ナフチルアミン、4,4’−ビス(α,α−ジ
メチルベンジル)ジフェニルアミン、1,3,5−トリ
ス(3’,5’−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシヒド
ロシナモイル)−ヘキサヒドロ−s−トリアジン、ヒド
ロキノン、p−ベンゾキノン、2,5−ジ−第三ブチル
キノン、トルヒドロキノン、p−第三ブチルピロカテコ
ール、3−メチルピロカテコール、4−エチルピロカテ
コール、クロラニル、ナフトキノン、銅ナフテナート、
銅オクタノエートおよびp−ニトロソ−ジメチルアニリ
ンが含まれる。他の適当な安定剤には、“Method
en der organischen Chemie
(有機化学の方法)”、第4版、第XIV 巻、第433〜
452頁、第756頁、Georg Thieme 出
版社、シュトットガルト、1961に記載されている。
【0042】本発明の水性バインダーおよび水性分散物
を製造するために、成分(A)および(B)を混合し、
次に水をこの混合物中に撹拌下に導入する。成分(A)
および(B)の重量比は0〜98% 、好ましくは0〜9
5% の成分(A)および100〜2% 、好ましくは30
〜5% の成分(B)である。細かいエマルジョンを生ず
る為には、所望の固形分含有量が達成されるまで、60
℃以下の温度で回分的に水を添加するのが有利である。
この方法では、不透明なバイダー溶液および安定な油/
水−型エマルジョンの両方を得ることが可能である。
【0043】この方法で得られる水性分散物は塗料のた
めの価値ある水性バインダーである。このものはそのま
までまたは塗料工業から公知の助剤および添加物、例え
ばフィラー、顔料、溶剤、均展剤およびこれらの類似物
と組合せてあらゆる種類の基体のための塗料の製造に使
用することができる。適する基体には紙、厚紙包装材、
皮革、木材、合成樹脂、不織布、繊維材料、セラミック
材料、鉱物材料、ガラス、金属、合成皮革、および光学
材料、例えば印画紙がある。
【0044】本発明の分散物およびバインダー溶液は5
〜90重量% の固形分含有量を有している。固形分含有
量とは分散物の重量を基準としたバインダーと乳化剤と
の合計重量を意味する。
【0045】これらの分散物および本発明の分散物は公
知の方法で、即ち噴霧塗装、ドクターブレードでの塗
装、ロール塗装、刷毛塗り、浸漬塗装または流れ塗によ
って塗布できる。水分およびあるいは併用してもよい不
活性溶剤を蒸発させた後に、塗膜は高エネルギー放射
線、例えば紫外線、電子線またはγ−線によって架橋さ
せることもできるし、または乾燥酸(siccativ
e acid)の金属塩および(ヒドロ)ペルオキシド
を用いて80〜250℃の温度で架橋させることもでき
る。
【0046】本発明の分散物を紫外線で硬化させる場合
には、光開始剤を添加する必要がある。これらは一般に
バインダーに溶解しそして水性層中にバインダーと一緒
に分散させるか、または相前後して続いて添加しそして
分散させる。適する光開始剤には、例えばJ.Kosa
r、“Light−Sensitive System
s”、J.Wiley & Sons、ニューヨーク/
ロンドン/シドニー、1965の論文に記載されている
様に、一般に使用される。非常に適している他のものに
は、ベンゾイン−エーテル、例えばバンゾイン−イソプ
ロピルエーテル、ベンジルケタール類、例えばベンジル
−ジメチルケタール、およびヒドロキシアルキルフェノ
ール類、例えば2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェ
ニル−1−プロパノンがある。
【0047】本発明の組成物の使用目的に依存して分散
したバインダーの重量を基準として0.1〜10% 、好
ましくは0.1〜5% の重量割合で使用される上記光開
始剤は、個々の物質として使用してもよいしまたはしば
しば得られる有利な硬化を考慮して、互いに組合せて使
用してもよい。
【0048】光重合を実施するのに使用できる照射源
は、2500〜5000アンペアー、好ましくは300
0〜4000アンペアーの範囲内で放出する人工放射器
である。水銀蒸気−およびキセノン−ランプ、特に高圧
水銀放射器を用いるのが有利である。一般に本発明の反
応生成物の被覆物は1秒より短い間に硬化して造膜し得
る。フィラーを使用する場合には、フィラーの吸収特性
によって重合過程を妨害しないものに制限する。使用可
能な光透過性フィラーの例には、タルク、バライト、チ
ョーク、石膏、珪酸、アスベスト粉末および軽スパー
(light spar)がある。熱開始剤によってま
たは高エネルギー放射線、例えば電子線またはγ線によ
って硬化を行う場合には、一般に使用されるフィラー、
顔料および補強材の全てを使用することができる。
【0049】
【実施例】バインダーの製造 例B1: 870部のEurepox RV−C(シクロ
ヘキサンジメタノールを基礎とする市販のジグリシジル
エーテル、製造元:Schering AG、エポキシ
含有量:9.1% )、2.5部のハイドロキノン−モノ
メチルエーテルおよび6部のトリフェニルホスフィン
を、空気を通しながら90℃に加熱しそして335部の
アクリル酸を2時間にわたって添加する。この条件のも
とで攪拌を<5の酸価になるまで続ける。6100mP
a.sの粘度および9.1% の二重結合含有量を有する
淡黄色の生成物が得られる。
【0050】例B2:3348部のBeckopox
EP 140(ビスフェノールAを基礎とする市販のジ
グリシジルエーテル、製造元:Hoechst AG、
エポキシ含有量:8.6% )、1.4部のハイドロキノ
ン−モノメチルエーテルおよび16部のトリエチルアミ
ンを、空気を通しながら90℃に加熱しそして1296
部のアクリル酸を2時間にわたって添加する。この条件
のもとで攪拌を<5の酸価になるまで続ける。10,5
00mPa.sの粘度および9.2% の二重結合含有量
を有する淡黄色の生成物が得られる。
【0051】例B3:273部のイソホロンジイソシア
ネート、0.8部の2,6−ジ−第三ブチル−4−メチ
ルフェノールおよび1.3部のジブチル錫ジラウレート
を、この混合物に空気を通しながら室温で混合し、そし
て166部の2−ヒドロキシプロピル−アクリレート、
17部のヒドロキシエチル−アクリレート、23部の2
−ヒドオキシブチル−アクリレートおよび160部の三
官能性カプロラクトン〔OH価:308mg(KOH)
/g〕を2時間にわたって添加する。次いで97部のS
artomer 454(市販のエトキシル化したトリ
メチルプロパンのトリアクリレート、製造元:Cray
−Valley)を添加し、そして攪拌を<0.2% の
イソシアネート含有量が達成されるまで継続する。24
00mPa.sの粘度および7.0% の二重結合含有量
の無色の生成物が得られる。
【0052】乳化剤Bの製造 例E1 (親水性エポキシド、種類B1):1050部の
Beckopox EP 140(ビスフェノールAを
基礎とする市販のジグリシジルエーテル、製造元:Ho
echst AG、エポキシ含有量:8.6% )および
450部のJeffamine M2070を、この混
合物を攪拌しそして窒素ガスを通しながら、5時間にわ
たって120℃に加熱し、次に90℃に冷却する。4部
のハイロドキノンモノメチルエーテルおよび9部のトリ
フェニルホスフィンを添加した後に、混合物を攪拌し続
けながら且つ空気を通しながら360部のアクリル酸を
4時間にわたって滴加する。次に撹拌を<5の酸価およ
び<0.5% のエポキシ含有量になるまで続ける。6.
2% の二重結合含有量を有する淡黄色の樹脂が得られ
る。
【0053】例E2(親水性エポキシド、種類B1):
875部のEurepox RV−C(シクロヘキサン
ジメタノールを基礎とする市販のジグリシジルエーテ
ル、製造元:Schering AG、エポキシ含有
量:9.1% )および375部のJeffamine
M2070を、この混合物を攪拌しそして窒素ガスを通
しながら、5時間にわたって120℃に加熱し、次に9
0℃に冷却する。3部のハイロドキノンモノメチルエー
テルおよび8部のトリフェニルホスフィンを添加した後
に、混合物を攪拌し続けながら且つ空気を通しながら2
92部のアクリル酸を4時間にわたって滴加する。次に
撹拌を<5の酸価および<0.5% のエポキシ含有量に
なるまで続ける。6.3% の二重結合含有量を有する淡
黄色の樹脂が得られる。
【0054】例E3(親水性エポキシド、種類B1):
522部のEurepox RV−C(シクロヘキサン
ジメタノールを基礎とする市販のジグリシジルエーテ
ル、製造元:Schering AG、エポキシ含有
量:9.1% )および2000部のJeffamine
M2070を、この混合物を攪拌しそして窒素ガスを
通しながら、5時間にわたって120℃に加熱し、次に
90℃に冷却する。5部のハイロドキノンモノメチルエ
ーテルおよび5部のトリフェニルホスフィンを添加した
後に、混合物を攪拌し続けながら且つ空気を通しながら
68部のアクリル酸を4時間にわたって滴加する。次に
撹拌を<3の酸価および<0.3% のエポキシ含有量に
なるまで続ける。0.8% の二重結合含有量を有する淡
黄色の樹脂が得られる。例E4 (親水性エポキシド、種類B2):160部のB
eckopox EP 140(ビスフェノールAを基
礎とする市販のジグリシジルエーテル、製造元:Hoe
chst AG、エポキシ含有量:8.6% )、500
0の分子量を有する200部のポリエチレングリコール
−モノメチルエーテル、40部のSartomer 4
54(エトキシル化トリメチロールプロパンの市販のト
リアクリレート、Cray−Valley)および2部
のハイロドキノンモノメチルエーテルを、空気を通しな
がら70℃に加熱しそして10部のイソホロンジイソシ
アネートを30分に渡って添加する。次に撹拌を同じ温
度で続けて、<0.2% のNCO価とする。
【0055】更に2部のハイドロキノン−モノメチルエ
ーテルおよび5部のトリフェニルホスフィットの添加後
に、59部のアクリル酸を、攪拌を続けながら且つ空気
を通しながら、4時間に渡って滴加する。次に撹拌を<
5の酸価および<0.5% のエポキシ含有量になるまで
続ける。
【0056】4.0% の二重結合含有量を有する結晶質
の樹脂が得られる。例BW1 (水溶性エポキシアクリレート):49部のB
eckopox EP 301(ビスフェノールAを基
礎とする市販のジグリシジルエーテル、製造元:Hoe
chst AG、エポキシ含有量:3.3% )および2
1部のJeffamine M1000を、この混合物
を攪拌しそして窒素ガスを通しながら、4時間にわたっ
て140℃に加熱し、次に90℃に冷却する。0.2部
のハイロドキノンモノメチルエーテルおよび0.4部の
トリフェニルホスフィンを添加した後に、混合物を攪拌
し続けながら且つ空気を通しながら、42部のアクリル
酸を4時間にわたって滴加する。6.5部のSarto
mer 454(エトキシル化トリメチロールプロパン
の市販のトリアクリレート、Cray−Valley)
の添加後に、攪拌を<5の酸価および,0.5% のエポ
キシ含有量になるまで継続する。
【0057】2.5% の二重結合含有量を有する淡黄色
の樹脂が得られる。次に230部の水を激しい攪拌下に
ゆっくりと混入して、殆ど透明な水性バインダー溶液を
得る。
【0058】分散物の製造 例D1 110部のバインダーB1および9部の乳化剤E1を攪
拌下に50℃に加熱しそして均一化する。50部の水
を、ディソルバー(周速=20m/秒)にて攪拌しなが
ら5分間にわたって導入する。15分攪拌した後に、分
散物を室温に冷却しそして更に114部の水で希釈す
る。520mPa.sの粘度および55% の固形分含有
量を有する白色のミルク状の分散物が得られる。
【0059】例D2 135部のバインダーB1および165部の乳化剤E1
を攪拌下に40℃に加熱しそして均一化する。80部の
水を、ディソルバー(周速=20m/秒)にて攪拌しな
がら5分間にわたって導入する。15分攪拌した後に、
分散物を室温に冷却しそして更に120部の水で希釈す
る。730mPa.sの粘度および60% の固形分含有
量を有する白色のミルク状の分散物が得られる。
【0060】例D3 88.5部のバインダーB2および11.5部の乳化剤
E3を攪拌下に40℃に加熱しそして均一化する。20
部の水を、ディソルバー(周速=20m/秒)にて攪拌
しながら5分間にわたって導入する。15分攪拌した後
に、分散物を室温に冷却しそして47部の水で希釈す
る。600mPa.sの粘度および60% の固形分含有
量を有する白色のミルク状の分散物が得られる。
【0061】例D4 304部のバインダーB1および96部の乳化剤E4を
攪拌下に40℃に加熱しそして均一化する。100部の
水を、羽根式攪拌機(回転速度=400回転/分)にて
攪拌しながら5分間にわたって導入する。3時間攪拌し
た後に、分散物を室温に冷却しそして227部の水でゆ
っくり希釈する。720mPa.sの粘度および55%
の固形分含有量を有する白色のミルク状の分散物が得ら
れる。
【0062】例D5 81部のバインダーB2および19部の乳化剤E4を攪
拌下に40℃に加熱しそして均一化する。20部の水
を、ディソルバー(周速=20m/秒)にて攪拌しなが
ら5分間にわたって導入する。20分攪拌した後に、分
散物を室温に冷却しそして47部の水で希釈する。65
0mPa.sの粘度および60%の固形分含有量を有す
る白色のミルク状の分散物が得られる。
【0063】例D6 85部のバインダーB3および15部の乳化剤E3を攪
拌下に40℃に加熱しそして均一化する。25部の水
を、ディソルバー(周速=20m/秒)にて攪拌しなが
ら5分間にわたって導入する。15分攪拌した後に、分
散物を室温に冷却しそして57部の水で希釈する。53
0mPa.sの粘度および55%の固形分含有量を有す
る白色のミルク状の分散物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 4/00 PDY

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に(A)(メタ)アクリレート基
    を含有する放射線硬化性バインダーおよび(B)放射線
    硬化性の親水性ポリエポキシアクリレートを含有する放
    射線硬化性の水性のバインダーまたはバインダー分散
    物。
  2. 【請求項2】 バインダーA)が、ポリアクリレート−
    アクリレート、ポリエポキシ−アクリレート、ポリウレ
    タン−アクリレート、ポリエステル−アクリレート、ポ
    リエーテル−アクリレート、メラミン−アクリレートお
    よび相応するメタクリル系化合物より成る群から選択さ
    れる請求項1に記載の放射線硬化性の水性のバインダー
    またはバインダー分散物。
  3. 【請求項3】 放射線硬化性の親水性ポリエポキシアク
    リレート(B)がジ−またはポリエポキシ化合物(B
    0)から、(B1)ポリエチレン(プロピレン)グリコ
    ールモノエーテルの第一アミンまたは第二モノアミンと
    反応させることにより、および/または(B2)ジイソ
    シアネートまたはポリイソシアネートと反応させそして
    その後にポリエチレン(プロピレン)グリコールモノエ
    ーテルと反応させそして続く段階でアクリル酸またはメ
    タクリル酸と反応させることによって得ることができ
    る、請求項1に記載の放射線硬化性の水性のバインダー
    またはバインダー分散物。
  4. 【請求項4】 ジ−またはポリエポキシ成分(B0)
    を、分子当たりに1つより多いエポキシ基を持つ化合物
    (B01)とエポキシ基に対して反応性である1より多
    い基を持つ化合物(B02)とを反応させることによっ
    て得ることのできる、請求項1に記載の放射線硬化性の
    水性のバインダーまたはバインダー分散物。
  5. 【請求項5】 ジ−またはポリエポキシ成分(B0)の
    製造の間に以下の群から選択された1種以上の化合物を
    追加的に用いる: (B03)分子当たり1つのエポキシ基を持つ化合物、
    および (B04)エポキシ基に対して反応性である1つの基を
    持つ化合物 請求項4に記載の水性の放射線硬化性のバインダーまた
    はバインダー分散物。
  6. 【請求項6】 ジ−またはポリエポキシ成分(B0)が
    1つ以上のN−グリシジル化合物を含有する、請求項1
    に記載の水性の放射線硬化性のバインダーまたは−バイ
    ンダー分散物。
  7. 【請求項7】 ジ−またはポリエポキシ成分(B0)が
    ポリカルボン酸のポリグリシジルエステルを含有する、
    請求項1に記載の水性の放射線硬化性のバインダーまた
    はバインダー分散物。
  8. 【請求項8】 ジ−またはポリエポキシ成分(B0)が
    グリシジルエステル基を有するコポリマーを含有する、
    請求項1に記載の水性の放射線硬化性のバインダーまた
    はバインダー分散物。
  9. 【請求項9】 エポキシ基に対して反応性である1つよ
    り多い基を持つ化合物(B02)が以下の群から選択さ
    れる: (B021)ポリヒドロキシ芳香族化合物、 (B022)ポリ(ヒドロキシアリール)(シクロ)ア
    ルカン、 (B023)ポリヒドロキシアリールエーテル、 (B024)ポリヒドロキシアリールケトン、 (B025)ポリヒドロキシアリールスルホンおよび (B026)脂肪族の線状の、枝分かれしたおよび環状
    のポリヒドロキシ化合物 請求項4に記載の放射線硬化性の水性のバインダーまた
    はバインダー分散物。
  10. 【請求項10】 エポキシ成分B)が500〜30,0
    00g /molの重量平均分子量を有する、請求項1に
    記載の水性の放射線硬化性のバインダーまたはバインダ
    ー分散物。
  11. 【請求項11】 エポキシ成分Bがポリエチレングリコ
    ールから誘導される構造単位中に10〜90重量% の含
    有量でオキシエチレン単位を有する、請求項1に記載の
    水性の放射線硬化性のバインダーまたはバインダー分散
    物。
  12. 【請求項12】 成分(A)の含有量が0〜98重量%
    でありそして成分B)の含有量が100〜2重量% であ
    る、請求項1に記載の水性の放射線硬化性のバインダー
    またはバインダー分散物。
  13. 【請求項13】 放射線硬化性ポリエポキシアクリレー
    ト(B)が、ジ−またはポリエポキシ成分(B0)とポ
    リエチレングリコール−モノエーテルの第一−または第
    二モノアミンまたはそれらの混合物と反応させそして第
    二段階で最初の段階の生成物をアクリル酸またはメタク
    リル酸またはそれの反応性誘導体と反応させることによ
    って得ることのできる、請求項1に記載の水性の放射線
    硬化性のバインダーまたはバインダー分散物。
  14. 【請求項14】 放射線硬化性ポリエポキシ−アクリレ
    ート(B)は、ジ−またはポリエポキシドを少なくとも
    1種類のジイソシアネートまたはポリイソシアネートお
    よび少なくとも1種類のポリエチレン(プロピレン)グ
    リコールモノエーテルと反応させ、そして第二段階で第
    一段階の生成物とアクリル酸またはメタクリル酸または
    それらの反応性誘導体とを反応させることによって得ら
    れる、請求項1に記載の水性の放射線硬化性のバインダ
    ーまたはバインダー分散物。
  15. 【請求項15】 成分(A)と(B)とを混合し、次い
    で攪拌下にこの混合物中に水を導入する、水性の放射線
    硬化性のバインダーまたはバインダー分散物の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載のバインダーまたはバ
    インダー分散物を含む放射線硬化性塗料。
  17. 【請求項17】 光開始剤を追加的に添加する、請求項
    1に記載のバインダーまたはバインダー分散物より成る
    放射線硬化性塗料。
JP6318564A 1993-12-22 1994-12-21 放射線硬化性のバインダー水性分散物 Withdrawn JPH07278242A (ja)

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