JPS6120722Y2 - - Google Patents

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JPS6120722Y2
JPS6120722Y2 JP1977010299U JP1029977U JPS6120722Y2 JP S6120722 Y2 JPS6120722 Y2 JP S6120722Y2 JP 1977010299 U JP1977010299 U JP 1977010299U JP 1029977 U JP1029977 U JP 1029977U JP S6120722 Y2 JPS6120722 Y2 JP S6120722Y2
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JP
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transistor
switch
analyzer
solenoid valve
voltage terminal
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JP1977010299U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、分析計用電磁弁駆動回路に関する。
(従来の技術) 一般に、分析計用電磁弁は起動時に大電力を要
するが、起動後は小電力で足る。従つて、起動時
は高電圧を印加し、起動後は低電圧を印加するの
が望ましく、従来においてもそのような手段が一
般に用いられている。ただ、その場合、高電圧と
低電圧の切り換えは、有接点スイツチであると火
花を発生し、接触不良などを生じやすいので、無
接点スイツチを用いるのが好ましいといえる。
このような高電圧と低電圧との切換えに無接点
スイツチを用いた従来例としては、特開昭50−
107458号公報に記載されたものがある。
しかし、この従来技術は、高電圧電源と分析計
用電磁弁との間及び低電圧電源と分析計用電磁弁
との間にそれぞれ別個の無接点スイツチとしての
トランジスタを挿入し且つ両トランジスタの単安
定マルチバイブレータで導通・非導通駆動すると
いう構成をとつていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記構成よれば、部品点数が非常に多くなり、
回路構成が複雑するという欠点がある。つまり、
上述の従来技術では高電圧、低電圧2つの電源を
別々に入・切するためのトランジスタを用いてい
るため、トランジスタの数が多く且つ両トランジ
スタを動作させるための低抗類の数もそれに伴つ
て多くなり、更に、両トランジスタを導通、非導
通駆動するのにマルチバイブレータを用いている
ので、マルチバイブレータ自身の素子数が多いこ
とから全体として部品数が非常に多くなり、従つ
て、回路構成が複雑化するという欠点があるので
ある。
そこで、本考案は部品数を極力少なくし、回路
構成を簡素化し、それでいて高圧電源と低圧電源
との切り換えを、上記従来技術と同様に、無接点
スイツチとしてのトランジスタによつて行うよう
にしたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る分析計用電磁弁駆動回路は、低電
圧が印加される低電圧端子を高電圧が印加される
高電圧端子とを有し、前記低電圧端子には分析計
用電磁弁とスイツチとの直列回路を接続し、前記
高電圧端子には前記直列回路を第1のトランジス
タを介して接続すると共に、この第1のトランジ
スタ、分析計用電磁弁及びスイツチの直列回路に
並列に抵抗と第2のトランジスタとの直列回路を
接続し、かつ第2のトランジスタのコレクタ電圧
を第1のトランジスタのベースに加えて第2のト
ランジスタが導通している間だけ第1のトランジ
スタが導通するようにし、一方、前記スイツチに
は並列にコンデンサとダイオードとの直列回路を
接続してスイツチの開放時にダイオードを通じて
前記コンデンサが充電されるようにし、又前記ダ
イオードに並列に放電抵抗を接続して、スイツチ
の閉成時にコンデンサの充電電圧が放電低抗及び
スイツチを通じて所定の時定数で放電するように
し、更にこのコンデンサの充電電圧を前記第2の
トランジスタのベースに加えて、前記スイツチの
閉成前から導通している第2のトランジスタを、
該スイツチの閉成前から一定時間後に非導通とな
るようにし、もつて、スイツチの閉成時から一定
時間の間のみ高電圧端子から高電圧を分析計用電
磁弁に加えて分析計用電磁弁を起動させると共
に、一定間経過後は低電圧端子から低電圧を加え
て前記分析計用電磁弁を維持動作させるようにし
た点に特徴がある。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図において、aは0V端子、bは低電圧端
子、cは高電圧端子である。低電圧端子bには例
えばDC10Vが、高電圧端子cには例えばDC30V
が印加されている。低電圧端子bには分析計用電
磁弁1とスイツチSWとの直列回路が接続され、
一方、高電圧端子cにはこの直列回路が第1のト
ランジスタTr2(PNP型)を介して接続されてい
ると共に、この第1のトランジスタTr2、分析計
用電磁弁1及びスイツチSWの直列回路に並列に
抵抗R2と第2のトランジスタTr1(NPN型)との
直列回路が接続されている。そして、この第2の
トランジスタTr1のコレクタ電圧(図中、q点の
電圧)が抵抗R3を介して第1のトランジスタTr2
のベースに加えられるようにしてある。
このように、第2のトランジスタTr1のコレク
タ電圧を第1のトランジスタTr2のベースに加え
ると、第2のトランジスタTr1が導通している間
だけ第1のトランジスタTr2を導通駆動すること
ができる。というのは、第2のトランジスタTr1
が導通しているとき、そのコレクタ電圧はコレク
タ電流と抵抗R2との積だけ電圧降下し、この電
圧降下だけ高電圧端子cに加えられる電圧より低
くなるので、その電圧が第1のトランジスタTr2
のベースに加えられると、第1のトランジスタ
Tr2のベース・コレクタ間に電位差を生じ、第1
のトランジスタTr2が導通するからである。逆
に、第2のトランジスタTr1が非導通に転じる
と、コレクタ電流が流れなくなるので、コレクタ
電圧が高電圧端子cの電圧と等しくなり、従つ
て、第1のトランジスタTr2のベース・コレクタ
間の電位差がなくなつて第1のトランジスタTr2
は非導通に転じる。
前記スイツチSWにはダイオードD1とコンデン
サC1との直列回路が並列に接続されていて、ス
イツチSWの開放時にコンデンサC1が高電圧端子
c或いは低電圧端子bの電圧によつて充電される
ようにしてある。また、前記ダイオードD1には
並列に放電低抗R1が接続されていて、スイツチ
SWの開放時にコンデンサC1の充電電圧が抵抗
R1、スイツチSWを通じて放電されるようにして
ある。この放電の時定数はC1とR1との積で与え
られる。更に、前記コンデンサC1の充電電圧は
第2のトランジスタTr1のベースに与えられてい
て、スイツチSWが開放されているときから、前
記スイツチSWが閉成されて後一定時間t(t=
C1×R1)までの間は第2のトランジスタTr1が導
通する。図中、D2は高電圧端子cと低電圧端子
bとによつて印加される電圧の差による電流が低
電圧端子bに逆流するのを防止するダイオード、
C2はコンデンサである。
次に上記構成の動作を、第2図をも参照して説
明する。
先ず、スイツチSWが開放状態にある起動前に
あつては、コンデンサC1がダイオードD1を通じ
て瞬時に充電され、その充電電圧によつて第2の
トランジスタTr1が導通し、これに伴つて第1の
トランジスタTr2が導通する。この状態を第2図
において“起動前”の部分に示す。
次に、スイツチSWを閉じると、高電圧端子c
からの高電圧(30V)が、第1のトランジスタ
Tr2、スイツチSWを通じて分析計用電磁弁1に
加わり、該電磁弁1を大電力で起動させる。この
とき、スイツチSWの閉動作に伴つてコンデンサ
C1の充電電圧の放電低抗R1を通じて放電される
ので、コンデンサC1の充電電圧は、第2図Uに
示すように、徐々にその値を減少してゆく。そし
て、スイツチSWの閉成後一定時間tを経過する
と、その充電電圧によつては第2のトランジスタ
Tr1の導通を維持し得なくなつて、該トランジス
タTR1も非導通に転じる。すると、これに伴つて
第1のトランジスタTr2も非導通に転じる。この
結果、分析計用電磁弁1と高電圧端子cとの接続
が断たれるので、分析計用電磁弁1には低電圧端
子bからの低電圧(10V)が印加されることにな
る。第2図において、“起動”及び“維持動作”
の部分に以上の動作を波形で示す。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係る分析計用電
磁弁駆動回路は、低電圧が印加される低電圧端子
と高電圧が印加される高電圧端子とを有し、前記
低電圧端子には分析計用電磁弁とスイツチとの直
列回路を接続し、前記高電圧端子には前記直列回
路を第1のトランジスタを介して接続すると共
に、この第1のトランジスタ、分析計用電磁弁及
びスイツチの直列回路に並列に抵抗と第2のトラ
ンジスタと直列回路を接続し、かつ第2のトラン
ジスタのコレクタ電圧を第1のトランジスタのベ
ースに加えて第2のトランジスタが導通している
間だけ第1のトランジスタが導通するようにし、
一方、前記スイツチには並列にコンデンサとダイ
オードとの直列回路を接続してスイツチの開放時
にダイオードを通じて前記コンデンサが充電され
るようにし、又前記ダイオードに並列に放電低抗
を接続して、スイツチの閉成時にコンデンサの充
電電圧が放電低抗及びスイツチを通じて所定の時
定数で放電するようにし、更にこのコンデンサの
充電電圧を前記第2のトランジスタのベースに加
えて、前記スイツチの閉成時から導通している第
2のトランジスタを、該スイツチの閉成時から一
定時間後に非導通となるようにし、もつて、スイ
ツチの閉成時から一定時間の間のみ高電圧端子か
ら高電圧を分析計用電磁弁に加えて分析計用電磁
弁を起動させると共に、一定時間経過後は低電圧
端子から低電圧を加えて前記分析計用電磁弁を維
持動作させるようにしたものであるから、次のよ
うな効果がある。
即ち、従来の特開昭50−107458号公報に示され
た手段のように、高電圧源及び低電圧源と分析計
用電磁弁との間に夫々別個のトランジスタを挿入
し、それらを導通・非導通制御するのではなく、
高電圧端子と分析計用電磁弁との間にトランジス
タを挿入しただけで、低電圧端子と分析計用電磁
弁との間にはトランジスタが挿入されていないの
で、上記従来手段に比べて本考案はトランジスタ
が1個不要となる。従つて、そのトランジスタの
ベース、エミツタ、コレクタに接続される抵抗類
も不要となつて部品数が減少する。加えて、高電
圧端子と分析計用電磁弁との間に挿入されたトラ
ンジスタを導通・非導通制御するのは、従来手段
のように単安定マルチバイブレータではなく、放
電低抗R1とコンデンサC1とからなる簡素なCR回
路であるから、この部分においても部品数が少な
く構成が簡単である。よつて、本考案は従来手段
に比べて全体として部品数が少なくかつ回路構成
が簡単であるといえ、そのため従来手段と同様な
動作を行うものでありながら、製作コストの安い
装置を提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は全体回
路図、第2図は第1図の回路の動作を示す図であ
る。 1……分析計用電磁弁、b……低電圧端子、c
……高電圧端子、Tr2……第1のトランジスタ、
Tr1……第2のトランジスタ、R1……放電低抗、
R2……抵抗、C1……コンデンサ、D1……ダイオ
ード、SW……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 低電圧が印加される低電圧端子を高電圧が印加
    される高電圧端子とを有し、前記低電圧端子には
    分析計用電磁弁とスイツチとの直列回路を接続
    し、前記高電圧端子に前記直列回路を第1のトラ
    ンジスタを介して接続すると共に、この第1のト
    ランジスタ、分析計用電磁弁及びスイツチの直列
    回路に並列に低抗と第2のトランジスタとの直列
    回路を接続し、かつ第2のトランジスタのコレク
    タ電圧を第1のトランジスタのベースに加えて第
    2のトランジスタが導通している間だけ第1のト
    ランジスタが導通するようにし、一方、前記スイ
    ツチには並列にコンデンサとダイオードとの直列
    回路を接続してスイツチの開放時にダイオードを
    通じて前記コンデンサが充電されるようにし、又
    前記ダイオードに並列に放電抵抗を接続して、ス
    イツチの閉成時にコンデンサの充電電圧が放電低
    抗及びスイツチを通じて所定の時定数で放電する
    ようにし、更にこのコンデンサの充電電圧を前記
    第2のトランジスタのベースに加えて、前記スイ
    ツチの閉成前から導通している第2のトランジス
    タを、該スイツチの閉成前から一定時間後に非導
    通となるようにし、もつて、スイツチの閉成時か
    ら一定時間の間のみ高電圧端子から高電圧を分析
    計用電磁弁に加えて分析計用電磁弁を起動させる
    と共に、一定間経過後は低電圧端子から低電圧を
    加えて前記分析計用電磁弁を維持動作させるよう
    にしたことを特徴とする分析計用電磁弁駆動回
    路。
JP1977010299U 1977-01-31 1977-01-31 Expired JPS6120722Y2 (ja)

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JPS53105789U JPS53105789U (ja) 1978-08-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0143580Y2 (ja) * 1980-07-28 1989-12-18
US4453652A (en) * 1981-09-16 1984-06-12 Nordson Corporation Controlled current solenoid driver circuit
JPS64625Y2 (ja) * 1987-06-24 1989-01-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50107458A (ja) * 1974-01-31 1975-08-23

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