JPH0427074Y2 - - Google Patents

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JPH0427074Y2
JPH0427074Y2 JP15693482U JP15693482U JPH0427074Y2 JP H0427074 Y2 JPH0427074 Y2 JP H0427074Y2 JP 15693482 U JP15693482 U JP 15693482U JP 15693482 U JP15693482 U JP 15693482U JP H0427074 Y2 JPH0427074 Y2 JP H0427074Y2
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JP
Japan
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transistor
relay
resistor
base
power supply
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JP15693482U
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JPS5961453U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、タイマー等に用いられるリレーの駆
動回路に関し、特に従来リレーを一定時間しか
ONさせない駆動制御信号をそのまま用いて、リ
レーをONまたはOFF状態にする駆動回路を提供
することによつて、リレーを用いたタイマー等の
集積回路の汎用化をはかつたものである。
第1図は、タイマー等に用いられているリレー
の駆動回路を示しており、第2図はその波形図で
ある。第1図において、2は電源であり、電源の
正極にリレー4およびサージ吸収用ダイオード6
が接続される。このリレー4およびダイオード6
の他端はトランジスタ8のコレクタに接続され、
トランジスタ8のベースにはタイマー回路(図示
せず)等からのリレー4をONさせる駆動制御信
号を供給する回路が接続されている。
したがつて第2図に示すように、トランジスタ
8のベースに駆動制御信号が供給されると、VBE
はトランジスタ8のスレシユホールド電圧を超
え、トランジスタ8をONさせる。この結果、リ
レー4の両端にはリレー4をONさせるに充分高
い電圧VRが加わり、リレー4はONする。
このあと駆動制御信号が供給されなくなると、
トランジスタ8はOFFし、リレー4をOFFする。
このように従来のリレー駆動回路は、リレー4
の駆動入力信号が供給される期間(タイマーなど
に用いた場合は60分)のみリレー4がONする構
成がとられているものが多い。
しかし、タイマーは、通常はON状態にあり、
設定時間到来とともにOFF状態となるもの、あ
るいは通常はOFF状態であり、設定時間到来と
ともにON状態となる、いわゆる単動作タイマー
もある。このような単動作タイマーに、第1図に
示すようなリレーの駆動回路を設けた場合、設定
時刻から駆動制御信号を供給し続けるか、設定時
刻まで駆動制御信号を供給するようにしなければ
ならず、このためには、タイマー回路の方を設計
変更しなければならない。しかし、タイマー回路
は近年集積回路化されており、この設計変更はコ
ストの面で大きな障害となる。
本考案は上記従来の課題に鑑み為されたもので
あり、その目的は、ON、OFF時間を同時に制御
可能なタイマー回路を、一度にON時間あるいは
OFF時間のいずれか1つしか制御できない単動
作タイマーに用いることを可能とするリレーの駆
動回路を提供することによつて、タイマー回路自
体の汎用性を高めることにある。
本考案は上記目的を達成するために、トランジ
スタ2個を用いたフリツプフロツプ回路構成と
し、さらにタイマーをセツトするタイマーセツト
スイツチと、供給される駆動制御信号によつてリ
レーがON状態からOFF状態へ、あるいはOFF状
態からON状態へ反転するかを決定する2接点ス
イツチと、を設け、タイマー回路からの駆動制御
信号が供給されることによつてリレーをON状態
からOFF状態へ、OFF状態からON状態へ反転さ
せることを特徴とする。
以下図面に基づき、本考案の実施例を説明す
る。第3図は、本考案の実施例を示す回路図であ
る。なお第1図と同一の構成のものは同一番号を
付して説明を省略する。
第3図において、リレーの駆動制御信号は抵抗
10を介して第1のトランジスタ12に供給され
る。第1のトランジスタ12のコレクタは抵抗1
4を介して電源2の正極へ接続され、エミツタは
電源2の負極へ接続される。また第1のトランジ
スタ12のベース・エミツタ間には抵抗16が接
続され、ベースと電源2の正極との間には直列接
続された2つの抵抗18,20が挿入されてい
る。
そして第1のトランジスタ12のコレクタはま
た抵抗22を介して第2のトランジスタ24に接
続されている。第2のトランジスタのコレクタに
は、タイマーがセツトされたことを表示する発光
ダイオード26と抵抗28を介して電源の正極へ
接続され、エミツタは電源2の負極へ接続され
る。また、第2のトランジスタ24のベース・エ
ミツタ間には抵抗30が接続し、ベースと電源2
の正極との間には、前記抵抗22の抵抗値より小
さい値の抵抗32とタイマーをセツトするタイマ
ーセツトスイツチ34が直列接続されている。さ
らに第2のトランジスタ24のコレクタと前記直
列接続された2つの抵抗18,20の接続点との
間にはダイオード36が接続されている。
一方、リレー4の一端はサージ吸収用ダイオー
ド6とともに電源2の正極へ接続され、リレー4
の他端は、2接点スイツチ38の接片38aに接
続される。この2接点スイツチ38の一方の接点
38bは第1のトランジスタ12のコレクタへ接
続され、他方の接点38cは第2のトランジスタ
24のコレクタへ接続される。
以下この回路の動作を第4図a,bを用いて説
明する。第4図aは、2接点スイツチ38の接片
38aを接点38bに接続した場合の駆動制御信
号とリレー間の電圧VRの波形図である。
このあとタイマーセツトスイツチ34を押圧す
ると、第2のトランジスタ24はONして発光ダ
イオード26は点灯し、第1のトランジスタ12
はOFFする。このときリレー4間の電圧VRの値
は、接点38bの電位が、電源電圧とほぼ等しい
ため、0Vとなり、リレー4はOFFしたままとな
る。また、スイツチ34がオフとなつても第2の
トランジスタ24は抵抗14,22によつてON
を維持することになる。
そして設定時間になつて一定時間幅の駆動制御
信号が入力すると、第1のトランジスタ12は
ONする。この結果2接点スイツチ38の接点3
8bの電位は急激に低下する。これによつてリレ
ー4間の電圧VRは、リレー4をONさせる値まで
上昇しリレー4はONする。また第1のトランジ
スタ12がONすることによつて第2のトランジ
スタ24のベース・エミツタ間電圧は0Vとなり、
第2のトランジスタ24はOFFし、発光ダイオ
ード26は消灯する。
リレー4がONしてから一定時間経過すれば、
駆動制御信号は消失するが、直列接続された2つ
の抵抗18,20を介した電源の正極側から第1
のトランジスタ12のベースへ電流が流れ込むか
ら、第1のトランジスタ12はON状態を維持す
る。
第4図bは、2接点スイツチ38の接片38a
を接点38cに接続した場合の駆動制御信号およ
びリレー4間の電圧VRの波形図である。
このあとタイマーセツトスイツチ34を押圧す
ると、第2のトランジスタ24はONして発光ダ
イオード26は点灯し、第1ののトランジスタ1
2はOFFする。このときリレー4間の電圧VRは、
接点38cがほぼ0Vとなるために、リレー4を
ONさせる電圧まで上昇するため、リレー4は
ONする。尚、第2のトランジスタ24は前述同
様にスイツチ34がオフとなつても、抵抗14,
22を介してONを維持することになる。
そして設定時間になつて一定時間幅の駆動制御
信号が入力すると、第1のトランジスタ12は
ONし、第2のトランジスタ24はOFFする。こ
の第2のトランジスタ24がOFFすることによ
つて、接点38cの電位は電源電圧とほぼ同じ値
まで上昇し、リレー4をOFFさせ、発光ダイオ
ード26を消灯する。
リレー4がOFFしてから一定時間経過すれば
駆動制御信号は消失するが、前と同様に、直列接
続された2つの抵抗18,20を介した電源の正
極側から第1のトランジスタ12のベースへ電流
が流れ込むから、第1のトランジスタ12はON
状態を、第2のトランジスタ24はOFF状態を
維持する。
このように本実施例によれば、一度にON時
間、OFF時間を設定できるタイマー回路の駆動
制御信号を利用して一度にON時間あるいはOFF
時間しか設定できない単動作タイマーにすること
ができるようになる。このため、単動作タイマー
を新たに作成する場合において、従来からあるタ
イマー用集積回路を用いることができ、新たにそ
れ専用の集積回路を設計する必要がなくなる。
また、本実施例においては、駆動制御信号の発
生時間は関係ないため、いかなるタイマーON時
間を有するタイマー回路も利用することができ
る。
以上述べたように本考案によれば、従来リレー
を一定時間しかONさせない駆動制御信号をその
まま用いて、リレーをOFFからON状態に、ある
いはONからOFF状態にする駆動回路を提供する
ことによつて、1つタイマー用集積回路の汎用性
を高めることができ、これによつてタイマーのコ
ストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のリレー駆動回路を示す回路
図、第2図は、第1図における波形図、第3図
は、本考案の一実施例を示す回路図、第4図は、
第2図における波形図。 2……電源、4……リレー、6……ダイオー
ド、8……トランジスタ、10……抵抗、12…
…第1のトランジスタ、14・16・18・20
……抵抗、24……第2のトランジスタ、26…
…発光ダイオード、28・30・32……抵抗、
34……タイマーセツトスイツチ、36……ダイ
オード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースに駆動制御信号が入力され、コレクタが
    抵抗を介して電源の正極に接続され、さらにエミ
    ツタが電源の負極に接続された第1のトランジス
    タと、前記第1のトランジスタのベース・エミツ
    タ間に挿入された抵抗と、ベースと電極の正極間
    に挿入された直列接続された2つの抵抗と、ベー
    スが抵抗を介して前記第1のトランジスタのコレ
    クタに接続され、エミツタが電源の負極に接続さ
    れ、コレクタが抵抗を介して電源の正極に接続さ
    れた第2のトランジスタと、前記第2のトランジ
    スタのベース・エミツタ間に挿入された抵抗と、
    第2のトランジスタのベースと電源の正極との間
    に挿入された抵抗およびスイツチと、第2のトラ
    ンジスタのコレクタと直列接続された2つの抵抗
    の接続点との間に挿入されたダイオードと、電源
    の正極に一端が接続され、他端が2接点スイツチ
    の接片に接続されたリレーと、前記2接点スイツ
    チの一方の接点が前記第1のトランジスタのコレ
    クタに接続され、他方の接点が第2のトランジス
    タのコレクタに接続され、前記第2のトランジス
    タのベースと電源の正極との間に挿入された抵抗
    は前記第1のトランジスタのコレクタと第2のト
    ランジスタのベースとの間に挿入された抵抗より
    抵抗値を小さく設定したことを特徴とするリレー
    の駆動回路。
JP15693482U 1982-10-15 1982-10-15 リレ−の駆動回路 Granted JPS5961453U (ja)

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JP15693482U JPS5961453U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 リレ−の駆動回路

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JP15693482U JPS5961453U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 リレ−の駆動回路

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Publication Number Publication Date
JPS5961453U JPS5961453U (ja) 1984-04-21
JPH0427074Y2 true JPH0427074Y2 (ja) 1992-06-29

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JP15693482U Granted JPS5961453U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 リレ−の駆動回路

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