JPH0540591Y2 - - Google Patents

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JPH0540591Y2
JPH0540591Y2 JP1987179859U JP17985987U JPH0540591Y2 JP H0540591 Y2 JPH0540591 Y2 JP H0540591Y2 JP 1987179859 U JP1987179859 U JP 1987179859U JP 17985987 U JP17985987 U JP 17985987U JP H0540591 Y2 JPH0540591 Y2 JP H0540591Y2
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circuit
output
timer
timer circuit
resistor
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、限時を行なうタイマ回路と、タイマ
回路のタイムアツプに伴なつて反転する接点出力
が得られる出力回路とを有したタイマに関するも
のである。
[背景技術] 一般にこの種のタイマは、第3図に示すよう
に、時間設定部と限時部とを備えたタイマ回路1
と、このタイマ回路1のタイムアツプに伴なつて
接点出力を反転させる出力回路2とを備えてい
る。出力回路2は、第4図に示すように、ドライ
バ回路3と出力リレー4とにより構成されるのが
一般的である。タイマ回路1と出力回路2とは並
列接続され、この並列回路が電源に接続されるよ
うになつている。このような構成の場合、全体と
しての回路電流Iは、タイマ回路1に通電される
電流I1と、出力回路2に通電される電流I2との和
となるから、電源にはそれ以上の電流供給能力が
なければならず、出力電流が大きくとれるような
電源を用意しなければならない。また、電源電圧
が高い場合に、電圧降下用の抵抗R1を使用する
ことがあり、タイマ回路1と出力回路2との動作
電圧が異なる場合には、タイマ回路1に電圧降下
用の抵抗R2を直列接続することがある。このよ
うな構成の場合、各抵抗R1,R2での電圧降下は
それぞれ(V−V2),(V2−V1)となる。ここ
に、電源電圧をV、タイマ回路1の両端電圧を
V1、出力回路2の両端電圧をV2とした。したがつ
て、電源電圧Vが高いほど抵抗R1の抵抗値を大
きく設定する必要が生じ、抵抗R1での発熱が大
きくなるという問題が生じる。この問題を解消す
るには、出力回路2に動作電圧の高い出力リレー
4を用いることが考えられるが、そのような出力
リレー4は高価であり、製造コストが増大すると
いう問題が生じ、電源電圧がある程度以上に高く
なると実用的ではなくなる。また、動作電圧の高
い出力リレー4を用いると、出力回路2の両端電
圧V2が高くなるから、タイマ回路1の両端電圧
V1も高くしなければならないが、一般に、限時
精度を向上させるために、タイマ回路1には専用
の集積回路を用いることが多く、タイマ回路1に
変更を加えることができないから、抵抗R2を大
きくすることになり、抵抗R2による発熱が増大
することになる。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その目的とするところは、回路全体としての
通電電流が小さくなるようにしたタイマを提供す
ることにある。
[考案の開示] 本考案に係るタイマは、限時を行なうタイマ回
路と、タイマ回路のタイムアツプに伴なつて反転
する接点出力が得られる出力回路とを有したタイ
マにおいて、電源に対して出力回路と等価な抵抗
を有し、タイマ回路が限時を行なう間はタイマ回
路と上記抵抗との直列回路を電源に接続し、タイ
マ回路がタイムアツプするとタイマ回路と出力回
路との直列回路を電源に接続するようにタイマ回
路の出力によつて制御されるスイツチ要素を有し
て成るものであり、タイマ回路に対して出力回路
と抵抗とのいずれか一方がつねに限流要素として
直列接続されるようにして、回路全体としての通
電電流が小さくなるようにしたものである。
(実施例) 第1図および第2図に示すように、タイマ回路
1と出力回路2とが出力回路2と等価な抵抗R0
を介して直列接続され、この直列回路は電圧降下
用の抵抗R1を介して電源に接続される。出力回
路2は、出力リレー4を有しており、この出力リ
レー4の励磁コイルRyが上記直列回路に挿入さ
れる。励磁コイルRyおよび抵抗R0にはそれぞれ
トランジスタよりなるスイツチ素子S1,S2が並列
接続されており、励磁コイルRyおよび抵抗R0
スイツチ素子S1,S2の導通に伴なつて両端間が短
絡されるようになつている。励磁コイルRyに接
続されたスイツチ素子S1は、トランジスタよりな
る反転回路Inを介して制御されており、両スイツ
チ素子S1,S2はいずれか一方のみが導通状態とな
るように設定されている。スイツチ素子S2および
反転回路Inへの制御入力は、トランジスタQ1
介して反転されており、スイツチ素子S1,S2、反
転回路In、トランジスタQ1によりスイツチ要素
5が構成される。このスイツチ要素5はタイマ回
路1の出力により制御される。タイマ回路1は
“H”,“L”の2値出力が得られるようになつて
おり、タイマ回路1がタイムアツプすると出力が
反転し、スイツチ要素5が動作する。ここに、タ
イマ回路1の出力が“L”となるとき、電源とタ
イマ回路1との間で抵抗R0が有効に作用するの
であり、タイマ回路1の出力が“H”となると
き、励磁コイルRyが有効となるのであつて、励
磁コイルRyと抵抗R0とのいずれか一方のみがタ
イマ回路1の限流要素として作用するのである。
タイムアツプによつて出力リレー4の接点出力が
オンとなるかオフとなるかは、出力リレー4の接
点構成に依存する。ところで、第2図実施例にお
いて、タイマ回路1にはツエナーダイオードZが
並列接続されていて、タイマ回路1への印加電圧
は一定になるように構成されてはいるが、抵抗
R0がない場合には、ツエナーダイオードZを大
電流用にしなければならずコスト高につながるか
ら、本考案のように抵抗R0を用いるのがもつと
も望ましいものとなる。タイマ回路1と抵抗R0
との間には通電表示用に発光ダイオードLDが挿
入される。
以上の構成により、電源電圧をV、タイマ回路
1の両端電圧をV1、出力回路2と抵抗R0との直
列回路の両端電圧をV2(出力回路2が短絡されて
いる場合と抵抗R0が短絡されている場合とでほ
ぼ等しい)とすると、電圧降下用の抵抗R1によ
る電圧降下は(V−V2−V1)となるから、抵抗
R1で消費される電力が従来に比較して小さくな
り、発熱量も小さくなるのである。また、全体と
しての回路電流Iと、タイマ回路1への電流I1
と、出力回路2への回路電流I2とがすべて等しく
なるから、電源の電流供給能力も従来に比較して
小さいものでよいことになる。
上記実施例では、励磁コイルRyと抵抗R0とを
直列接続し、スイツチ素子S1,S2により一方のみ
を短絡することで、励磁コイルRyと抵抗R0との
一方のみを限流要素として有効に作用させるよう
にしたが、励磁コイルRyと抵抗R0とにそれぞれ
スイツチ素子を直列接続し、励磁コイルRyとス
イツチ素子との直列回路と、抵抗R0とスイツチ
素子との直列回路とを並列接続するなど、他の構
成にしてもよい。
[考案の効果] 本考案は上述のように、限時を行なうタイマ回
路と、タイマ回路のタイムアツプに伴なつて反転
する接点出力が得られる出力回路とを有したタイ
マにおいて、電源に対して出力回路と等価な抵抗
を有し、タイマ回路が限時を行なう間はタイマ回
路と上記抵抗との直列回路を電源に接続し、タイ
マ回路がタイムアツプするとタイマ回路と出力回
路との直列回路を電源に接続するようにタイマ回
路の出力によつて制御されるスイツチ要素を有し
て成るものであり、タイマ回路に対して出力回路
と抵抗とのいずれか一方がつねに限流要素として
直列接続されるようにしているので、タイマ回路
と出力回路とを並列接続していた従来構成に比較
して回路全体としての通電電流が小さくなるので
あり、とくに、電源電圧が高い場合で降圧用の抵
抗を用いる場合には、降圧用の抵抗での消費電力
を小さくすることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は同上の回路図、第3図は従来例を示すブ
ロツク図、第4図は同上の回路図である。 1はタイマ回路、2は出力回路、5はスイツチ
要素、R0は抵抗である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 限時を行なうタイマ回路と、タイマ回路のタイ
    ムアツプに伴なつて反転する接点出力が得られる
    出力回路とを有したタイマにおいて、電源に対し
    て出力回路と等価な抵抗を有し、タイマ回路が限
    時を行なう間はタイマ回路と上記抵抗との直列回
    路を電源に接続し、タイマ回路がタイムアツプす
    るとタイマ回路と出力回路との直列回路を電源に
    接続するようにタイマ回路の出力によつて制御さ
    れるスイツチ要素を有して成るタイマ。
JP1987179859U 1987-11-26 1987-11-26 Expired - Lifetime JPH0540591Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987179859U JPH0540591Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

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JPH0186325U JPH0186325U (ja) 1989-06-07
JPH0540591Y2 true JPH0540591Y2 (ja) 1993-10-14

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ID=31471400

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826237B2 (ja) * 1978-03-13 1983-06-01 日本電気株式会社 ダイヤル数字受信回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826237U (ja) * 1981-08-14 1983-02-19 オムロン株式会社 タイマ回路装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5826237B2 (ja) * 1978-03-13 1983-06-01 日本電気株式会社 ダイヤル数字受信回路

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JPH0186325U (ja) 1989-06-07

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