JPS6120250A

JPS6120250A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPS6120250A
Application number: JP59140847A
Authority: JP
Inventors: Yuji Sugihara; 裕二杉原
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-07-06
Filing date: 1984-07-06
Publication date: 1986-01-29
Also published as: JPH0574139B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はビデオテープレコーダのごときテープ状記録媒
体を使用する磁気記録再生装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点以下、図面を参照しながら従来の磁気記録再生装置につ
いて説明する。第１図は従来の磁気記録再生装置ｒ１゛
におけるリール駆動モータの制御系回路図である。同図
において、１は磁気テープ、２は供給リーノペ３は巻取
りリール、４は磁気テープ１の走行力を受けて回転する
慣性力の極めて小さいテープ速度検出ローラ、６はテー
プ速度検出ローラ４の回転軸に取り付けられ、その円周
上に等間隔に切欠もしくは濃淡が施されたロータリエン
コーダ、６は回転するロータリエンコーダ５からパルス
信号を得るだめの７オトインタラプタ、７は巻取りリー
ル３を駆動するリールモータである。

今、第１図において、磁気テープ（以下、単にテープと
称す）１が正方向に走行するＦＷＤモードでは、テープ
１は供給リール２からヘッド装置（図示せず）、シリン
ダー９を経て、更にテープ速度検出ローラ４を経て巻取
りリール３に巻取られる。この時、テープ１０走行速度
はその速度に比例して回転数が変化するテープ速度検出
ローラ４に取り付けられたロータリエンコーダ５の回転
によって、発光素子と受光素子から成るフォトインタラ
プタ６から得られるパルス信号の周波数として検出され
る。そのパルス信号が波形整形回路１０を通って、速度
検出信号ｌとして速度制御回路１０［与えられ、その誤
差信号ａはス４　ノチ２１（ＦＷＤモードではスイッチ
２１は接点ｄ側に閉じる）を介してモータ駆動回路１２
に供給される。

モータ駆動回路１２は電圧−電流変換回路によって構成
されており、誤差信号ａの電圧ｖ１に応じた電流１１（
１１＝Ｖ１／Ｒ）によってリールモータ７を駆動して、
テープ速度を一定に保つように制御する。リールモータ
７の（＋）端子は電源電圧■。０に、（−）端子はモー
タ駆動回路１２に接続されてい・る。

テンンヲンセンサ１５Ｕ、テープのテンション（張力）
の大きさに比例したテンションレバー１４の移動ｈ；ヲ
フォトインタラプタとテンションレバー１４に取り付け
られた光遮蔽板によって電気信号すに変換するものであ
る。この電気信号すはテンショア制御回路１６に加えら
れ、その制御信号Ｃｋｉスイッチ２０（ＦＷＤモードで
はスイッチ２゜は接点ｆ側に閉じる）を介してモータ駆
動回路１３に供給される。モータ駆動回路１３はモータ
駆動回路１２と同じ構成であり、制御信号Ｃの電圧ｖ２
に応じぬ電流ｌ２（Ｉ２＝Ｖ２／Ｒ）に変換してリール
モータ８に供給している。リールモータ８は、この電流
工２によってテープのテンションを一定に保つように制
御される。リールモータ８の（＋）端子は電蔚電圧ｖｃ
ｃに、（−）端子は駆動回路１３に接続されている。

高速再生モードより停止モードに切換えるとスイッチ２
１は接点ｅ側に閉じ、リールモータ７はリールモータ８
と同様にテープのテンションを一定にするようなテンシ
ョン制御に切換わる。巻取りリール３の入口のテープテ
ンションに比例したテンションレバー１７の移動量ヲテ
ンションセンサ１８により電気信号ｉＫ変換してテンシ
ョン制御回路１９に供給する。その制御信号にはスイッ
チ２１を通りモータ駆動回路１２に供給され、制御信号
にの電圧に応じた電流に変換され、リールモータ７を制
御する。すなわち高速再生モードより停止モードに切換
えると同時にリールモータ６゜７はいずれもテンション
制御になり、供給側と巻取り側のテンションのバランス
により停止する。

しかし、停止モードに切換えても高速再生時の慣性力の
ため、しばらくは走行し続ける。そこで従来はスイッチ
２２を切換えることによってテープ供給側のリール駆動
モータ７に回転方向（ＣＷ）とは逆方向の回転トルク（
ＣＣＷ）を大きくしてブレーキをかけている。高速再生
モードから停止モードに切換えると同時に、スイッチ２
２は接点ｍ側に閉じ、モータ駆動回路１３には分圧抵抗
２３によってつくられる電圧■４が入力電圧として供給
・される。電圧■４は制御信号Ｃの電圧■２に比べ大き
くしであるので、このときリール駆動モータ８を流７す
る電流Ｉ４はモード切換前の電流工２に比べ大きくなる
。、モータの回転トルクはモータ電流に比例するので、
高速再生モードから停止モードに切換える際、リールモ
ータ８０反時計回り方向（ＣＣＷ）の回転トルクは大き
くなり、慣性力のためテープが走行し続けるのを阻止し
ている。

しかし、従来のこの方式では短時間にテープ走行を停止
させるためには反時計回り方向（ＣＣＷ）に大きな回転
トルクを与える必要があり、これによってテープに異常
テンションがかかり、テープ損傷の原因となる。そこで
逆方向の回転トルクを小さくするとテープ損傷は小さく
なるのであるが、停止に要する時間が長くなってしまう
。従って、従来のブレーギ方式では短時間に、かつ、衝
撃を与えることなくテープを停止させるのは不可能であ
るという問題点を有していた。

発明の目的氷見ｔｉｌＪの目的は高速走行しているテープを瞬時に
、かつ衝撃を与えることなく停止させることを可能とす
る磁気記録再生装置を提供することであ発明の構成本発明の磁気記録再生装置は、テープ巻取りリールを回
転させる第１のリール駆動モータと、テープ供給リール
を回転させる第２の駆動モータと、前記第１のリール駆
動モータによシ前記供給リールから前記巻取りリールに
巻取られるテープの速度を制御する速度制御手段と、前
記第２のリール駆動モータにより前記供給リールから送
り出されるテープのテンションを制御するテンション制
御手段と、テープの走行を停止させるとき、前記第１の
リール駆動モータと前記第２のリール駆動モータとを短
絡したとき流れる短絡電流を利用して前記巻取りリール
の巻取り方向の回転トルクを減少させると共に、前記供
給リールのテープ送り出し方向と逆方向の回転トルクを
増加させることによってブレーキをかけるようにしたブ
レーキ手段を含めて構成したものである。

実施例の説明以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第２図は本発明の一実施例におけるリール駆動モータの
制御系の回路図を示すものである。図中、１〜２１は第
１図と同じものであるので、ここでの説明は省略する。

リールモータ７及び８の（−）端子は抵抗２５、スイッ
チ２４を介して接続されている。２６は停止モード指令
信号の入力端子であり、停止モード指令信号りによって
スイッチ２４はオン−オフ制御される。スイッチ２４は
停止モードではオン状態Ｋ、それ以外のモードではオフ
状態になるように動作する。従って高速再生モードより
停止モード忙切換わると同時にスイッチ２４はオン状態
となり、リール駆動モータ７の（−）端子とリール駆動
モータ８の（−）端子は抵抗２６を介して短絡される。

前述したように高速再生モードにおいてスイッチ２６は
オフ状態となるので、リール駆動モータ７には誤差信号
ａの電圧■１　に応じた電流工１（＝Ｖ１／Ｒ）が流れ
、リールモータ８には制御信号Ｃの電圧■２に応じた電
流ｌ２（−Ｖ２／Ｒ）が流れる。

このとき、リール駆動モータ８は回転トルクの方向と実
際の回転方向とは異なる（制動機動作）ため、（−）端
子は電源電圧ＶＣＣよりも高い電圧になる。

リール駆動モータ７は回転トルクの方向と実際の回転方
向とは同じ（電動機動作）であるので、（−）端子は電
源電圧■。。より低い電圧になる９高速再生モードから
停止モードに切換えるとスイッチ２１は接点ｅ側に閉じ
ると共にスイッチ２４はオン状態になるので、モータ駆
動回路１２には制御信号にの［圧Ｖ３に応じた電流ｌ３
（＝Ｖ３／Ｒ）が流れ、リール駆動モータ８の（−）端
子より抵抗２５を介してリール駆動モータ７の（→端子
に向かって電流Ｉ４が流れる。モータ駆動回路１２及び
１３を流れる電流工３及びＩ２はおのおのの入力電圧■
３及び■２のみによって決まるので、抵抗２５を介して
流れる電流Ｉ４は駆動回路１２及び１３の電流工３及び
１２ＶＣは無関係である。この電流Ｉ４によシリール駆
動モータ７の電流は１３−１Ｉ４．’Ｊ−ル駆動モータ
８の電流はＩ２＋Ｉ４となる。すなわちリール駆動モー
タ７を流れる電流は減少する（Ｉ３−Ｉ３−Ｉ４）ため
、リール駆動モータ７は時計回り方向（ＣＷ）の回転ト
ルクは減少しくモータの回転トルクはモータ電流に比例
する。）リール駆動モータ８を流れる電流は増加する（
Ｉ２’−Ｉ２＋１４）ため、リールモータ８は反時計回
り方向（ＣＣＷ）の回転トルクが増加する。従って、高
速再生モードから停止モードに切換えるとき、慣性力の
ため、リール駆動モータ７は時計回り方向（ＣＷ）に、
リール駆動モータ８は反時計回り方向（ＣＣＷ）に回り
つづけるのを阻止するため、抵抗２３を介してリール駆
動モータＴ及び８の（−）端子を短絡することにより、
リール駆動モータ８は反時計回り方向（ＣＣＷ）の回転
トルクが急激に増加するとともにリール駆動モータ７は
時計回り方向（ＣＷに相転トルクが急激に減少し、テー
プの走行は瞬時に停止する。しかも、リール駆動モータ
８における回転トルクの時間的変化とリール駆動モータ
７における回転トルクの時間的変化は同じであるので停
止時の衝撃が少ない。これは電源Ｖ。ｃ、リール駆動モ
ータ８．抵抗２５．スイッチ２４．リール駆動モータ７
により閉ループになるからである。

リール駆動モータ８の（−）端子の電圧はモータ内の電
機子抵Ｌｊを無視すると時計口り方向（ＣＷ）では電源
電圧ＶＣＣよシ高くなシ、反時計回り方向（ＣＣＷ）で
はＶ。Ｃより低くなる。

一方、リール駆動モータ７の（−）端子の電圧はモータ
内の電機子抵抗を無視すると時計回シ方向では電源電圧
ＶＣＣより低くなシ、反時計回シ方向ではＶ。。より高
くなる。また、電源電圧■。Ｃと（−）端子の電圧との
電位差はモータ回転数に比例する。

従って高速再生モードから停止モードに切換えるとき、
抵抗２５を通じて流れる電流Ｉ４け常に一定ではなく、
リール駆動モータ７及び８の回転数低下にともなって減
少する。そしてリール駆動モータ７及び８が完全に停止
すると、リールモータ７及び８の（−）端子間の電位差
がなくなる（いずれも電源電圧■。０に等しくなる）た
め、電流工４は流れなくなる。すなわちテープが停止し
た後、スイッチ２４がオン状態のままであっても、何等
問題はない。

テープが逆方向に走行するＲＥＷモードの高速再生モー
ドから停止モードに切換える際は、上述の逆の動作にな
る。

以−Ｊこのように本発明によれば、テープの走行方向に
かかわらず、高速再生モードより停止モードに切換える
際、リール駆動モータ６及び７、抵抗２５、電源電圧Ｖ
。０によってつくられる閉ループを流れるループ電流に
より供給側モータ（ＦＷＤモードではリール駆動モータ
ｓ、ＲＥＶモードではり−ル躯動モータ７）ではテープ
走行方向に対し逆方向の回転トルクが増加し、巻取側モ
ータ（ＦＷＤ七−ドではリール駆動モータ７、ＲＥＷモ
ードではリール駆動モータ８）ではテープ走行方向と同
方向の回転トルクが減少するので、テープ走行は瞬時に
、かつテープに衝撃なく停止するという特長をもつもの
である。

発明の効果以上の説明から明らかなように、本発明はテープ巻取り
リールを回転させる第１のリール駆動モータと、テープ
供給リールを回転させる第２の駆動モータと、前記第１
のリール駆動モータにより前記供給リールから前記巻取
りリールに巻取られるテープの速度を制御する速度制御
手段と、前記第２のリール駆動モータにより前記供給リ
ールから送り出されるテープのテンションを制御するテ
ン７ヨン制御手段と、テープの走行を停止させるとき、
前記第１のリール駆動モータと前記第２のリール駆動モ
ータとを短絡したとき流れる短絡電流を利用して、前記
巻取Ｆ）　Ｉ）−ルの巻取り方向の回転トルクを減少さ
せると共に、前記供給リールのテープ送り出し方向と逆
方向の回転トルクを増加させることによってブレーキを
かけるようにしたブレーキ手段を含めて構成しているの
で、高速走行しているテープを瞬時に、かつ衝撃を与え
ることなく停止させることができるという優れた効果が
得られる。その効果によシ例えば編集作業における能率
を上げることができるとともに、テープの損傷を防止で
きるという効果が得られる。　　・

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の磁気記録再生装置におけるＩＪ−ル駆動
モータの制御系の回路図、第２図は本発明の実施例にお
けるリール駆動モータの制御系の回路図である。１・・・・磁気テープ、２・・・・供給リール、３・・
巻取りリール、４・・−・・テープ速度検出ローラ、５
・　・ロータリエンコーダ、６−・・・フォトインタラ
プタ、７，８・・・−・リール駆動モータ、９・・−シ
リンダー、１０・・・波形整形回路、１１・・・速度制
御回路、１２．１３・・・・−モータ駆動回路、１４・
・・−テンンヨンレバ−１１５，１８・・・・テンショ
ンセンサ、１６　、　’１９・・・・テンション制御回
路、１７・・・・・〜テンションレバー、２ｏ〜２２．
２４・・・スイッチ、２５−・・抵抗、２６・・・・停
止モード指令信号の入力端子。

Claims

【特許請求の範囲】

テープ巻取りリールを回転させる第１のリール駆動モー
タと、テープ供給リールを回転させる第２のリール駆動
モータと、前記第１のリール駆動モータにより前記供給
リールから前記巻取りリールに巻取られるテープの速度
を制御する速度制御手段と、前記第２のリール駆動モー
タにより前記供給リールから送り出されるテープのテン
ションを制御するテンション制御手段と、テープの走行
を停止させるとき、前記第１のリール駆動モータと前記
第２のリール駆動モータとを短絡したとき流れる短絡電
流を利用して前記巻取りリールの巻取り方向の回転トル
クを減少させると共に、前記供給リールのテープ送り出
し方向と逆方向の回転トルクを増加させることによって
ブレーキをかけるようにしたブレーキ手段とを有する磁
気記録再生装置。