JP2748643B2 - 磁気テープ駆動装置 - Google Patents

磁気テープ駆動装置

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JP2748643B2 JP2061425A JP6142590A JP2748643B2 JP 2748643 B2 JP2748643 B2 JP 2748643B2 JP 2061425 A JP2061425 A JP 2061425A JP 6142590 A JP6142590 A JP 6142590A JP 2748643 B2 JP2748643 B2 JP 2748643B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置(VTRと記す)に使用され
る磁気テープ駆動装置に関し、特に磁気テープの早送り
や巻戻しに有効な装置に係る。
従来の技術 第2図は従来のVTRの早送り時における磁気テープ駆
動装置のブロック図を示す。
図に示すように磁気テープ1は、供給側リール台2か
らポスト3,ローディングポスト4を経由して回転ヘッド
を有する回転シリンダ5に約180度巻付けられ、更にロ
ーディングポスト6,ポスト7を経由してリール台駆動モ
ータ9で回転駆動される巻取側リール台8に巻取られ
る。
そして、上記供給側リール台2及び巻取側リール台8
の回転は、夫々の周波数発電機10,11で検出され、その
検出信号は夫々の周波数・電圧変換回路12,13に導かれ
る。そして、入力周波数の周期に対応した電圧に変換さ
れ、混合回路14で1対1に混合させ、この混合出力は速
度基準電圧発生回路15からの速度基準電圧と速度比較回
路16にて比較される。
このようにして、速度基準電圧に対する混合出力の誤
差電圧出力は、モータ駆動回路17に入力され、前記リー
ル台駆動モータ9の回転駆動を制御するようにして、磁
気テープの供給,巻取りを行なっている。
発明が解決しようとする課題 上記従来の磁気テープ駆動装置の構成においては、磁
気テープが供給側リール台から各種ポスト及び回転シリ
ンダ等を経由して巻取側リール台に巻取られるため、供
給側リール台の出口におけるテープテンションと、巻取
側リール台の入口におけるテープテンションの比が、磁
気テープの巻付角度の大きいことに起因して大きな値と
なる。
更に磁気テープの材質等で決まる摩擦係数μのバラツ
キによって、磁気テープを巻取る速度が遅くなったり、
最悪の場合には巻取らないという問題点を有していた。
本発明は上述した問題点を解決し、常に安定な状態で
磁気テープの供給,巻取を行なうことを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するもので、磁気テープを巻
装した1対のリールハブに係合して一体的に回転する1
対のリール台の少なくとも一方に磁気テープを巻取る方
向に回転駆動するリール台駆動手段と、磁気テープを供
給側リール台から回転シリンダを通って巻取側リール台
に走行させる第1走行経路、または回転シリンダに対す
る磁気テープの巻付角を前記第1走行経路における巻付
角よりも小さくした第2走行経路に走行経路を切換える
走行経路手段と、前記磁気テープの走行速度を検出する
テープ速度検出手段と、前記第1走行経路を磁気テープ
が走行時の前記テープ速度検出手段が所定速度以下を検
出したとき前記第1走行経路の磁気テープ走行を停止さ
せ、第2走行経路に当該磁気テープ走行を切換え、か
つ、前記リール台駆動手段を起動させる手段とを有した
ものである。
作用 本発明は第1の走行経路を磁気テープが走行する時の
テープ速度を検出し、このテープ速度が所定値以下とな
ったとき、第2走行経路に磁気テープを切換える。この
ようにして磁気テープの供給側と巻取側のテープテンシ
ョン比が大きな値とならないようにし、かつ磁気テープ
の材質等による走行不能を解消し、常に安定した状態で
早送り(または巻戻し)が可能となる。
実 施 例 第1図は本発明の一実施例に係る磁気テープ駆動装置
の早送り時のブロック図を示す。
図において、磁気テープ1の第1走行経路は供給側リ
ール台2、ポスト3、ローディングポスト4、回転シリ
ンダ5、ローディングポスト6、ポスト7及び巻取側リ
ール台8である。
また、磁気テープ1の第2走行経路は第1走行経路の
ローディングポスト4,6がローディングモータ21によ
り、破線図示のローディングポスト4′,6′の位置に移
動し構成される。ここで、上記第1走行経路のテープ巻
付角度は第2走行経路のテープ巻付角度より大きく設定
される。
また、図に示す18は巻取側リール台8の回転を周波数
発電機11で検出したパルス信号の周期を測定して磁気テ
ープ速度を検出するテープ速度検出回路、19はテープ速
度検出回路18及び操作入力回路22の入力により動作する
システムコントロール回路で、モータ駆動回路17,20及
び速度基準電圧発生回路15Aを制御する。
なお、第2図でのべた要素と同じものについては同一
番号で示し説明を省略する。
次に本実施例の動作を説明するが、第2図と同一動作
部分については説明を省略する。
まず、磁気テープ1が前記第1走行経路(2−3−4
−5−6−7−8)で走行しているときは、速度基準電
圧発生回路15Aの速度基準電圧に対する混合回路14から
の混合出力を速度比較回路16で比較し、その誤差電圧出
力がモータ駆動回路17に入力され、リール台駆動モータ
9を駆動することにより、磁気テープ1を供給側リール
台2から巻取側リール台8に巻取っている。
このときのリール台駆動モータ9の発生トルクWは、
次式となる。
W=KT・IM≒K・RT・TT ……(1) ここで、巻取側リール台8に巻装されている磁気テー
プ1の半径が巻取りに伴なって次第に増加するととも
に、負荷が増しモータ電流IMも増加する。また、磁気テ
ープ1の半径が増加し巻取側リール台入口のテープテン
ションTTが増加した場合もモータ電流IMは増加する。つ
まり、負荷の増加に従いモータ電流が増加する。
一方、リール台駆動モータ9のモータ供給電圧をE
(V)とすれば、次式となる。
E=KN・N+R・IM ……(2) 上記(2)式において、負荷の増加に従いモータ電流
IMが増加していくとモータ供給電圧Eが電源のダイナミ
ックレンジの上限までいき、さらに負荷が増加するとモ
ータ回転数Nが低下しはじめて、巻取側リール台8の回
転数が低下して磁気テープ1の移送速度が減少し、巻取
側リール台8の回転を検出する周波数発電機11で検出し
たパルス信号のパルス間隔が長くなりテープ速度検出回
路18でパルス間隔が所定値以上か否かを判別する。そし
て超過した場合には、テープ速度検出回路18の出力がシ
ステムコントロール回路19に入力され、該回路の指令に
よりモータ駆動回路17に磁気テープ1の走行を停止させ
るとともに、モータ駆動回路20を制御してローディング
モータ21を動作させる。
この結果、磁気テープ1の走行経路は第1走行経路の
ローディングポスト4,6の位置が第2走行経路のローデ
ィングポスト4′,6′の位置に変更される。つまり、磁
気テープは供給側リール台2,ポスト3,7を経由して巻取
側リール台8への第2走行経路を構成する。
この第2走行経路が完成するとシステムコントロール
回路19からモータ駆動回路17への磁気テープ走行を停止
する指令が解除され、磁気テープは再び供給側リール台
2から巻取側リール台8に巻取られる。
上記動作において、磁気テープ1が第1走行経路から
第2走行経路に切換った場合、システムコントロール回
路19からの指令により、速度基準電圧発生回路15Aから
の速度基準電圧を変更し、第2走行経路の磁気テープ速
度を高速に切換えることができる。
前記(2)式から、第2走行経路においては磁気テー
プ巻付角が小さくなるためテープテンションの増加は小
さくなるので、(1)式よりもモータ電流IMは小さくな
り、モータ回転数Nを大きくとることができ、第1走行
経路よりテープ速度は早くなり早送りが可能となる。
なお、操作入力回路22は、テープ速度検出回路18の検
出によらず、押ボタンスイッチ等を人手により操作して
システムコントロール回路19を制御し、第1走行経路と
第2走行経路を巻取側リール台の負荷の状態に応じ任意
に切換するものである。
また、磁気テープ1の走行速度はリール径にも関係す
るので、磁気テープ1の走行速度を巻取側リール台8の
回転周期のみで厳密に検出することはできません。しか
し、本実施例の構成のテープ速度制御は供給側リール台
2及び巻取側リール台8の周波数発電機10、11の出力を
それぞれの周波数電圧変換回路12、13を介して1:1で混
合回路14にて混合し、速度比較回路16にて速度基準電圧
発生回路15Aの出力と比較し、モータ駆動回路17を介し
てリール台駆動モータ9を駆動することにより磁気テー
プ1の始端から終端までほぼ一定のテープ速度で走行す
ることとなる。一方、巻取側リール台8のテープ巻径は
テープ始端とテープ終端ではVHS(登録商標)2時間テ
ープの場合約3倍変化する。従って、巻取側リールモー
タ回転数のテープ始端部に対してテープ終端部で約1/3
に回転数は低下することになる。本実施例のテープ速度
検出回路18の役割は通常の早送り時のテープ速度に対し
て異常に速度が低くなった場合(例えば、1/10)が検出
できればよいので、巻取側リール台8の周波数発電機11
からのリールパルス間隔を計測することにより達成でき
るものである。
発明の効果 以上のように本発明は、第1及び第2走行経路を備
え、巻取側リール台の負荷状態に応じ任意に切換え、か
つ速度基準電圧を変更できるので、磁気テープの材質に
係わらず短時間の早送り(または巻戻し)が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるVTRの早送り時の磁
気テープ駆動装置のブロック図、第2図は従来のVTRの
早送り時の磁気テープ駆動装置のブロック図である。 1……磁気テープ、2……供給側リール台、3,7……ポ
スト、4,6,4′,6′……ローディングポスト、5……回
転シリンダ、8……巻取側リール台、9……リール台駆
動モータ、10,11……周波数発電機、12,13……周波数電
圧変換回路、14……混合回路、15A……速度基準電圧発
生回路、16……速度比較回路、17,20……モータ駆動回
路、18……テープ速度検出回路、19……システムコント
ロール回路、21……ローディングモータ、22……操作入
力回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを巻装した1対のリールハブに
    係合して一体的に回転する1対のリール台の少なくとも
    一方に磁気テープを巻取る方向に回転駆動するリール台
    駆動手段と、磁気テープを供給側リール台から回転シリ
    ンダを通って巻取側リール台に走行させる第1走行経
    路、または回転シリンダに対する磁気テープの巻付角を
    前記第1走行経路における巻付角よりも小さくした第2
    走行経路に走行経路を切換える走行経路手段と、前記磁
    気テープの走行速度を検出するテープ速度検出手段と、
    前記第1走行経路を磁気テープが走行時の前記テープ速
    度検出手段が所定速度以下を検出したとき前記第1走行
    経路の磁気テープ走行を停止させ、第2走行経路に当該
    磁気テープ走行を切換え、かつ、前記リール台駆動手段
    を起動させる手段とを有することを特徴とする磁気テー
    プ駆動装置。
  2. 【請求項2】第1走行経路の負荷状態により第1走行経
    路から第2走行経路に切換えたとき、リール台駆動手段
    を制御して磁気テープ速度を高速に切換えることを特徴
    とする請求項1記載の磁気テープ駆動装置。
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