JP3250279B2 - ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンを用いたテープ走行駆動装置 - Google Patents
ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンを用いたテープ走行駆動装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はピンチローラレス摩擦駆
動キャプスタンを用いたテープ走行駆動装置に関する。
動キャプスタンを用いたテープ走行駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のピンチローラレス摩擦駆動キャプ
スタンを用いたテープ走行駆動装置では、テープ走行系
において、リール部のみにテープテンション検出手段を
設け、リールを駆動するリールモータのトルクをその検
出出力に基づいて制御するようにしていた。
スタンを用いたテープ走行駆動装置では、テープ走行系
において、リール部のみにテープテンション検出手段を
設け、リールを駆動するリールモータのトルクをその検
出出力に基づいて制御するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンを用いた
テープ走行駆動装置では、サプライリール側から摩擦駆
動キャプスタンまでのテープ走行系の摩擦力変動によ
り、摩擦駆動キャプスタンのサプライリール側のテープ
テンションが変動するため、摩擦駆動キャプスタンの前
後のテープテンションの差又は比が所定範囲を越える
と、磁気テープを安定に駆動することが困難に成ると言
う欠点があった。
従来のピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンを用いた
テープ走行駆動装置では、サプライリール側から摩擦駆
動キャプスタンまでのテープ走行系の摩擦力変動によ
り、摩擦駆動キャプスタンのサプライリール側のテープ
テンションが変動するため、摩擦駆動キャプスタンの前
後のテープテンションの差又は比が所定範囲を越える
と、磁気テープを安定に駆動することが困難に成ると言
う欠点があった。
【0004】かかる点に鑑み、本発明は、サプライリー
ルを駆動するサプライリールモータと、テイクアップリ
ールを駆動するテイクアップリールモータと、サプライ
リール及びテイクアップリール間に巻装された磁気テー
プが所定角度を以て巻付け案内される、回転磁気ヘッド
を備えたテープ案内ドラムと、そのテープ案内ドラム及
びテイクアップリール間のテープ走行系に設けられたピ
ンチローラレス摩擦駆動キャプスタンとを有するピンチ
ローラレス摩擦駆動キャプスタンを用いたテープ走行駆
動装置において、テープ走行系の摩擦力変動に拘らず、
磁気テープを安定に走行させることのできるピンチロー
ラレス摩擦駆動キャプスタンを用いたテープ走行駆動装
置を提案しようとするものである。
ルを駆動するサプライリールモータと、テイクアップリ
ールを駆動するテイクアップリールモータと、サプライ
リール及びテイクアップリール間に巻装された磁気テー
プが所定角度を以て巻付け案内される、回転磁気ヘッド
を備えたテープ案内ドラムと、そのテープ案内ドラム及
びテイクアップリール間のテープ走行系に設けられたピ
ンチローラレス摩擦駆動キャプスタンとを有するピンチ
ローラレス摩擦駆動キャプスタンを用いたテープ走行駆
動装置において、テープ走行系の摩擦力変動に拘らず、
磁気テープを安定に走行させることのできるピンチロー
ラレス摩擦駆動キャプスタンを用いたテープ走行駆動装
置を提案しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、サプライ
リールを駆動するサプライリールモータと、テイクアッ
プリールを駆動するテイクアップリールモータと、サプ
ライリール及びテイクアップリール間に巻装された磁気
テープが所定角度を以て巻付け案内される、回転磁気ヘ
ッドを備えたテープ案内ドラムと、そのテープ案内ドラ
ム及びテイクアップリール間のテープ走行系に設けられ
たピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンとを有するピ
ンチローラレス摩擦駆動キャプスタンを用いたテープ走
行駆動装置を前提の構成とする。
リールを駆動するサプライリールモータと、テイクアッ
プリールを駆動するテイクアップリールモータと、サプ
ライリール及びテイクアップリール間に巻装された磁気
テープが所定角度を以て巻付け案内される、回転磁気ヘ
ッドを備えたテープ案内ドラムと、そのテープ案内ドラ
ム及びテイクアップリール間のテープ走行系に設けられ
たピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンとを有するピ
ンチローラレス摩擦駆動キャプスタンを用いたテープ走
行駆動装置を前提の構成とする。
【0006】そして、かかる前提の構成と成るテープ走
行駆動装置において、テープ案内ドラム及びテイクアッ
プリール間のテープ走行路中にキャプスタン部サプライ
リール側テンション検出手段を設け、ピンチローラレス
摩擦駆動キャプスタン及びテイクアップリール間のテー
プ走行路中にテイクアップリール側テンション検出手段
を設けると共に、サプライリール及びテープ案内ドラム
間のテープ走行路中にサプライリール側テンション検出
手段を設ける。
行駆動装置において、テープ案内ドラム及びテイクアッ
プリール間のテープ走行路中にキャプスタン部サプライ
リール側テンション検出手段を設け、ピンチローラレス
摩擦駆動キャプスタン及びテイクアップリール間のテー
プ走行路中にテイクアップリール側テンション検出手段
を設けると共に、サプライリール及びテープ案内ドラム
間のテープ走行路中にサプライリール側テンション検出
手段を設ける。
【0007】しかして、ピンチローラレス摩擦駆動キャ
プスタンの両側のテープテンションが略同じに成るよう
に、キャプスタン部サプライリール側テンション検出手
段及びサプライリール側テンション検出手段によって検
出された両テープテンション検出出力に応じてサプライ
リールモータを制御すると共に、テイクアップリール側
テンション検出手段によって検出されたテープテンショ
ン検出出力に応じてテイクアップリールモータを制御す
る。
プスタンの両側のテープテンションが略同じに成るよう
に、キャプスタン部サプライリール側テンション検出手
段及びサプライリール側テンション検出手段によって検
出された両テープテンション検出出力に応じてサプライ
リールモータを制御すると共に、テイクアップリール側
テンション検出手段によって検出されたテープテンショ
ン検出出力に応じてテイクアップリールモータを制御す
る。
【0008】第2の発明は、第1の発明と同様の前提と
なる構成のテープ走行駆動装置において、テープ案内ド
ラム及びテイクアップリール間のテープ走行路中にキャ
プスタン部サプライリール側テンション検出手段を設
け、サプライリール及びテープ案内ドラム間のテープ走
行路中にサプライリール側テンション検出手段を設ける
と共に、ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタン及びテ
イクアップリール間のテープ走行路中にテイクアップリ
ール側テンション検出手段を設ける。
なる構成のテープ走行駆動装置において、テープ案内ド
ラム及びテイクアップリール間のテープ走行路中にキャ
プスタン部サプライリール側テンション検出手段を設
け、サプライリール及びテープ案内ドラム間のテープ走
行路中にサプライリール側テンション検出手段を設ける
と共に、ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタン及びテ
イクアップリール間のテープ走行路中にテイクアップリ
ール側テンション検出手段を設ける。
【0009】しかして、ピンチローラレス摩擦駆動キャ
プスタンの両側のテープテンションが略同じに成るよう
に、キャプスタン部サプライリール側テンション検出手
段及びテイクアップリール側テンション検出手段によっ
て検出された両テープテンション検出出力に応じてテイ
クアップリールモータを制御すると共に、サプライリー
ル側テンション検出手段によって検出されたテープテン
ション検出出力に応じてサプライリールモータを制御す
る。
プスタンの両側のテープテンションが略同じに成るよう
に、キャプスタン部サプライリール側テンション検出手
段及びテイクアップリール側テンション検出手段によっ
て検出された両テープテンション検出出力に応じてテイ
クアップリールモータを制御すると共に、サプライリー
ル側テンション検出手段によって検出されたテープテン
ション検出出力に応じてサプライリールモータを制御す
る。
【0010】
【作用】第1の発明によれば、ピンチローラレス摩擦駆
動キャプスタンの両側のテープテンションが略同じに成
るように、キャプスタン部サプライリール側テンション
検出手段及びサプライリール側テンション検出手段によ
って検出された両テープテンション検出出力に応じてサ
プライリールモータを制御すると共に、テイクアップリ
ール側テンション検出手段によって検出されたテープテ
ンション検出出力に応じてテイクアップリールモータを
制御する。
動キャプスタンの両側のテープテンションが略同じに成
るように、キャプスタン部サプライリール側テンション
検出手段及びサプライリール側テンション検出手段によ
って検出された両テープテンション検出出力に応じてサ
プライリールモータを制御すると共に、テイクアップリ
ール側テンション検出手段によって検出されたテープテ
ンション検出出力に応じてテイクアップリールモータを
制御する。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】以下に、図1を参照して、本発明の実施例
(例1)を説明する。SRはサプライリール、TRはテ
イクアップリールで、これらリールSR及びTR間に磁
気テープTPが巻装さる。これらリールSR、TRはオ
ープンリール又はテープカセットに収納されたリール
で、それぞれリールモータSM、TMによって駆動され
る。
(例1)を説明する。SRはサプライリール、TRはテ
イクアップリールで、これらリールSR及びTR間に磁
気テープTPが巻装さる。これらリールSR、TRはオ
ープンリール又はテープカセットに収納されたリール
で、それぞれリールモータSM、TMによって駆動され
る。
【0019】DRはテープ案内ドラムで、上側の1個又
は複数個の回転磁気ヘッドを備えた回転ドラム及び下側
の固定ドラムから構成されるか、又は、1個又は複数個
の回転磁気ヘッドを備えた回転ドラム及びその上下の固
定ドラムから構成され、このテープ案内ドラムに磁気テ
ープが所定巻付け角を以て巻付け案内されて、その回転
磁気ヘッドによって、磁気テープ上に傾斜トラックが形
成されるように映像信号、音声信号又はデータ信号が記
録及び再生されるように成されている。G3、G4は磁
気テープTPをテープ案内ドラムDRに所定の角度を以
て斜めに巻き付けるための磁気テープTPの入口側及び
出口側の傾斜固定ガイドである。
は複数個の回転磁気ヘッドを備えた回転ドラム及び下側
の固定ドラムから構成されるか、又は、1個又は複数個
の回転磁気ヘッドを備えた回転ドラム及びその上下の固
定ドラムから構成され、このテープ案内ドラムに磁気テ
ープが所定巻付け角を以て巻付け案内されて、その回転
磁気ヘッドによって、磁気テープ上に傾斜トラックが形
成されるように映像信号、音声信号又はデータ信号が記
録及び再生されるように成されている。G3、G4は磁
気テープTPをテープ案内ドラムDRに所定の角度を以
て斜めに巻き付けるための磁気テープTPの入口側及び
出口側の傾斜固定ガイドである。
【0020】CPは摩擦駆動キャプスタン、CMはこれ
を駆動するキャプスタンモータである。このキャプスタ
ンCPはテープ案内ドラムDR及びテイクアップリール
TR間のテープ走行系に設けられる。G6、G7はキャ
プスタンCPに磁気テープTPを巻きつけるためのロー
ラガイドである。又、テープガイドG3、G4に近接し
てその各外側にテープカイド(ローラガイド又は固定ガ
イド)G2、G5が設けれている。これらテープガイド
G2、G3、G4、G5は磁気テープTPに対する走行
抵抗の大きなガイドである。これらテープガイドG2、
G3のテープ走行張力(テンション)比をK1、テープ
ガイドG4、G5のテープ走行張力(テンション)比を
K2とそれぞれ置く。
を駆動するキャプスタンモータである。このキャプスタ
ンCPはテープ案内ドラムDR及びテイクアップリール
TR間のテープ走行系に設けられる。G6、G7はキャ
プスタンCPに磁気テープTPを巻きつけるためのロー
ラガイドである。又、テープガイドG3、G4に近接し
てその各外側にテープカイド(ローラガイド又は固定ガ
イド)G2、G5が設けれている。これらテープガイド
G2、G3、G4、G5は磁気テープTPに対する走行
抵抗の大きなガイドである。これらテープガイドG2、
G3のテープ走行張力(テンション)比をK1、テープ
ガイドG4、G5のテープ走行張力(テンション)比を
K2とそれぞれ置く。
【0021】G1はサプライリールSR及びドラムDR
間のテープ走行系に設けられたテープガイド(ローラガ
イド)で、これにサプライリール側テンションアームS
Tが取り付けられ、そのアームSTはスプリングSP1
によって、磁気テープTPにテンションを与える方向に
弾性偏倚されていいる。そして、そのテンションアーム
STの回動角に応じて電源+B1及び接地間に接続され
たポテンショメータPM1の可動接点の位置が変動し
て、磁気テープTPのテンションが検出され、その検出
電圧がサプライリールSRを駆動するリールモータSM
に駆動信号を供給するレベル比較器CPSに供給される
ように成されている。
間のテープ走行系に設けられたテープガイド(ローラガ
イド)で、これにサプライリール側テンションアームS
Tが取り付けられ、そのアームSTはスプリングSP1
によって、磁気テープTPにテンションを与える方向に
弾性偏倚されていいる。そして、そのテンションアーム
STの回動角に応じて電源+B1及び接地間に接続され
たポテンショメータPM1の可動接点の位置が変動し
て、磁気テープTPのテンションが検出され、その検出
電圧がサプライリールSRを駆動するリールモータSM
に駆動信号を供給するレベル比較器CPSに供給される
ように成されている。
【0022】G6は、テープ案内ドラムDR及びキャプ
スタンCP間で、キャプスタンCPの磁気テープTPの
入口部に設けられたテープガイド(ローラガイド)で、
これにキャプスタン部サプライリール側テンション検出
器STDが取り付けられている。その検出電圧はサプラ
イリールSRを駆動するリールモータSM側のレベル比
較器CPに供給されるように成されている。
スタンCP間で、キャプスタンCPの磁気テープTPの
入口部に設けられたテープガイド(ローラガイド)で、
これにキャプスタン部サプライリール側テンション検出
器STDが取り付けられている。その検出電圧はサプラ
イリールSRを駆動するリールモータSM側のレベル比
較器CPに供給されるように成されている。
【0023】G8は、キャプスタンCP及びテイクアッ
プリールTR間のテープ走行系に設けられたテープガイ
ド(ローラガイド)で、これにテイクアップリール側テ
ンションアームTTが取り付けられ、そのアームTTス
プリングSP2によって、磁気テープTPにテンション
を与える方向に弾性偏倚されていいる。そして、そのテ
ンションアームTTの回動角に応じて電源+B2及び接
地間に接続されたポテンショメータPM2の可動接点の
位置が変動して、磁気テープTPのテンションが検出さ
れ、その検出電圧がテイクアップリールTRを駆動する
リールモータTMに駆動信号を供給するレベル比較器C
PTに供給されるように成されている。尚、キャプスタ
ンCPの磁気テープTPの出口側のテープガイドG7に
テープテンション検出手段を設け、その検出電圧をレベ
ル比較器CPTに供給するようにしても良いが、ここで
はその代わりに、上述のテイクアップリール側のテンシ
ョンアームTTの変位に基づく検出電圧をレベル比較器
CPTに供給するようにしているものである。
プリールTR間のテープ走行系に設けられたテープガイ
ド(ローラガイド)で、これにテイクアップリール側テ
ンションアームTTが取り付けられ、そのアームTTス
プリングSP2によって、磁気テープTPにテンション
を与える方向に弾性偏倚されていいる。そして、そのテ
ンションアームTTの回動角に応じて電源+B2及び接
地間に接続されたポテンショメータPM2の可動接点の
位置が変動して、磁気テープTPのテンションが検出さ
れ、その検出電圧がテイクアップリールTRを駆動する
リールモータTMに駆動信号を供給するレベル比較器C
PTに供給されるように成されている。尚、キャプスタ
ンCPの磁気テープTPの出口側のテープガイドG7に
テープテンション検出手段を設け、その検出電圧をレベ
ル比較器CPTに供給するようにしても良いが、ここで
はその代わりに、上述のテイクアップリール側のテンシ
ョンアームTTの変位に基づく検出電圧をレベル比較器
CPTに供給するようにしているものである。
【0024】レベル比較器CPで、テンション検出器S
TDよりの検出電圧をキャプスタンサプライリール側張
力(テンション)目標値(目標電圧)と比較され、その
比較電圧がレベル比較器CPSに供給されてポテンショ
メータPM1よりのテンション検出電圧と比較され、そ
の比較電圧がバックテンション用トルク信号としてリー
ルモータSMに供給される。又、ポテンショメータPM
2よりのテンション検出電圧がレベル比較器CPTに供
給されて、テイクアップリール部張力(テンション)目
標値(目標電圧)と比較され、その比較電圧が巻取り側
リールTRを駆動するリールモータTMに巻取りトルク
信号として供給される。そして、以上の制御によって、
キャプスタンCPの磁気テープTPの入口側及び出口側
のテープテンションが略同じ、即ち、所定範囲内又は所
定比内に成るようにされる。
TDよりの検出電圧をキャプスタンサプライリール側張
力(テンション)目標値(目標電圧)と比較され、その
比較電圧がレベル比較器CPSに供給されてポテンショ
メータPM1よりのテンション検出電圧と比較され、そ
の比較電圧がバックテンション用トルク信号としてリー
ルモータSMに供給される。又、ポテンショメータPM
2よりのテンション検出電圧がレベル比較器CPTに供
給されて、テイクアップリール部張力(テンション)目
標値(目標電圧)と比較され、その比較電圧が巻取り側
リールTRを駆動するリールモータTMに巻取りトルク
信号として供給される。そして、以上の制御によって、
キャプスタンCPの磁気テープTPの入口側及び出口側
のテープテンションが略同じ、即ち、所定範囲内又は所
定比内に成るようにされる。
【0025】さて、サプライリールSRから繰り出され
た磁気テープTPは、テープガイド(ローラガイド)G
1、テープガイドG2、G3、テープ案内ドラムDR、
テープガイドG4、テープガイドG5、テープガイド
(ローラガイド)G6、キャプスタンCP、テープガイ
ド(ローラガイド)G7及びテープガイド(ローラガイ
ド)G8を順次に巡って、テープ案内ドラムDRに巻き
取られる。
た磁気テープTPは、テープガイド(ローラガイド)G
1、テープガイドG2、G3、テープ案内ドラムDR、
テープガイドG4、テープガイドG5、テープガイド
(ローラガイド)G6、キャプスタンCP、テープガイ
ド(ローラガイド)G7及びテープガイド(ローラガイ
ド)G8を順次に巡って、テープ案内ドラムDRに巻き
取られる。
【0026】かかるピンチローラレス摩擦駆動キャプス
タンを用いたテープ走行駆動装置は、磁気テープTPの
走行速度、走行方向の如何に拘らず、磁気テープTPは
常に摩擦駆動キャプスタンCPによって駆動され、磁気
テープTPの低速乃至高速モードに亘って高速アクセス
テープ走行系を構成する。
タンを用いたテープ走行駆動装置は、磁気テープTPの
走行速度、走行方向の如何に拘らず、磁気テープTPは
常に摩擦駆動キャプスタンCPによって駆動され、磁気
テープTPの低速乃至高速モードに亘って高速アクセス
テープ走行系を構成する。
【0027】キャプスタン部サプライリール側のテープ
テンションTCSは、ドラム部基準テンション値TDOから
次式で決定される値に設定される。 磁気テープTPの正方向定速走行時(FWD時) TCS=K2 TD0 磁気テープTPの逆方向定速走行時(REV時) TCS=TD0/K2 但し、K2 はテープガイドG4、G5のテープ走行張力
比である。
テンションTCSは、ドラム部基準テンション値TDOから
次式で決定される値に設定される。 磁気テープTPの正方向定速走行時(FWD時) TCS=K2 TD0 磁気テープTPの逆方向定速走行時(REV時) TCS=TD0/K2 但し、K2 はテープガイドG4、G5のテープ走行張力
比である。
【0028】一方、キャプスタン部テイクアップリール
側のテープテンションTCTは、テンションアームTTに
おけるテンションTRTと同じで、 TCT(=TRT)=TCS に設定することにより、キャプスタンCP及び磁気テー
プTP間のスリップは確実に防止できる。
側のテープテンションTCTは、テンションアームTTに
おけるテンションTRTと同じで、 TCT(=TRT)=TCS に設定することにより、キャプスタンCP及び磁気テー
プTP間のスリップは確実に防止できる。
【0029】このようにテープ走行系の制御を行った場
合のFWD時及びREV時のテープテンションの様子を
図2に示す。図1の固定ガイドG3、G4のテープ走行
抵抗は、磁気テープTPの種類、テープ走行回数、温度
及び湿度環境等によって変動するため、テープ走行張力
比K1 、K2 もかなり変動する。図2において、実線は
テープ走行系の摩擦力が設計中心の場合のテープテンシ
ョンを表し、破線は摩擦力が増加又は減少した場合のテ
ープテンションを表す。
合のFWD時及びREV時のテープテンションの様子を
図2に示す。図1の固定ガイドG3、G4のテープ走行
抵抗は、磁気テープTPの種類、テープ走行回数、温度
及び湿度環境等によって変動するため、テープ走行張力
比K1 、K2 もかなり変動する。図2において、実線は
テープ走行系の摩擦力が設計中心の場合のテープテンシ
ョンを表し、破線は摩擦力が増加又は減少した場合のテ
ープテンションを表す。
【0030】キャプスタン部テイクアップリール側のテ
ープテンションTCTは、図3に示す如く、キャプスタン
CP及び磁気テープTP間にスリップが生じない範囲
で、キャプスタン部サプライリール側のテープテンショ
ンをテープTCSの値からずらすことが可能で、これによ
りキャプスタンCPのテイクアップリール側におけるテ
ープ走行の安定化、磁気テープTPの損傷に有利な最適
の値に設定することができる。
ープテンションTCTは、図3に示す如く、キャプスタン
CP及び磁気テープTP間にスリップが生じない範囲
で、キャプスタン部サプライリール側のテープテンショ
ンをテープTCSの値からずらすことが可能で、これによ
りキャプスタンCPのテイクアップリール側におけるテ
ープ走行の安定化、磁気テープTPの損傷に有利な最適
の値に設定することができる。
【0031】図1の例1の実施例では、テープテンショ
ン制御のために二重の制御ループを設けているので、キ
ャプスタンCPのサプライリール側のテープテンション
の安定性が向上し、テープテンションの制御が容易と成
るが、簡略化のため、リール部の制御を省略し、キャプ
スタン部におけるテープテンションの検出出力のみの一
重の制御ループでテープテンションを制御することもで
きる。
ン制御のために二重の制御ループを設けているので、キ
ャプスタンCPのサプライリール側のテープテンション
の安定性が向上し、テープテンションの制御が容易と成
るが、簡略化のため、リール部の制御を省略し、キャプ
スタン部におけるテープテンションの検出出力のみの一
重の制御ループでテープテンションを制御することもで
きる。
【0032】以下に、図4を参照して、実施例(例2)
を説明するが、図4において図1と対応する部分には同
一符号を付して重複説明を省略する。図4では、図1に
おけるレベル比較器CPを省略して、サプライリール部
テンション目標値を直接レベル比較器CPSに供給する
ようにすると共に、テープ案内ドラムDR及びキャプス
タンCP間で、キャプスタンCPの磁気テープTPの入
口部に設けられたテープガイド(ローラガイド)G6に
取り付けたキャプスタン部サプライリール側テンション
検出器STDよりの検出電圧を、テイクアップリール部
テンション目標値としてレベル比較器CPTに供給する
ようにしている。図4のその他の構成は図1と同様であ
る。
を説明するが、図4において図1と対応する部分には同
一符号を付して重複説明を省略する。図4では、図1に
おけるレベル比較器CPを省略して、サプライリール部
テンション目標値を直接レベル比較器CPSに供給する
ようにすると共に、テープ案内ドラムDR及びキャプス
タンCP間で、キャプスタンCPの磁気テープTPの入
口部に設けられたテープガイド(ローラガイド)G6に
取り付けたキャプスタン部サプライリール側テンション
検出器STDよりの検出電圧を、テイクアップリール部
テンション目標値としてレベル比較器CPTに供給する
ようにしている。図4のその他の構成は図1と同様であ
る。
【0033】テープ案内ドラムDRのテープテンション
が目標値TD0と成るように、サプライリール側のテープ
テンションTRSが次式のように設定される。 磁気テープTPの正方向定速走行時(FWD時) TRS
=TD0/K1 磁気テープTPの逆方向定速走行時(REV時) TRS
=K1 TD0 但し、K1 はテープガイドG2、G3のテープ走行張力
比である。
が目標値TD0と成るように、サプライリール側のテープ
テンションTRSが次式のように設定される。 磁気テープTPの正方向定速走行時(FWD時) TRS
=TD0/K1 磁気テープTPの逆方向定速走行時(REV時) TRS
=K1 TD0 但し、K1 はテープガイドG2、G3のテープ走行張力
比である。
【0034】従って、キャプスタンCPの磁気テープT
Pのサプライリール側のテープテンションTCSは、次式
のように成る。 磁気テープTPの正方向定速走行時(FWD時) TCS
=K1 K2 TRS 磁気テープTPの逆方向定速走行時(REV時) TCS
=TRS/K1 K2 この場合、キャプスタンCPのサプライリール側のテー
プテンションは、テープ走行テンション比K1 、K2 の
両方の影響を受けることが分かる。そして、テンション
検出器STDによってキャプスタンCPのサプライリー
ル側のテープテンションTCSを検出して、テイクアップ
リール側の磁気テープTPのテンションTCT(=TRT)
が、 TCT=TRT と成るようにテイクアップリール部テンション目標値を
制御する。これにより、摩擦駆動キャプスタンCPによ
る磁気テープTPの走行駆動を、スリップが生じること
がないようにすることができる。
Pのサプライリール側のテープテンションTCSは、次式
のように成る。 磁気テープTPの正方向定速走行時(FWD時) TCS
=K1 K2 TRS 磁気テープTPの逆方向定速走行時(REV時) TCS
=TRS/K1 K2 この場合、キャプスタンCPのサプライリール側のテー
プテンションは、テープ走行テンション比K1 、K2 の
両方の影響を受けることが分かる。そして、テンション
検出器STDによってキャプスタンCPのサプライリー
ル側のテープテンションTCSを検出して、テイクアップ
リール側の磁気テープTPのテンションTCT(=TRT)
が、 TCT=TRT と成るようにテイクアップリール部テンション目標値を
制御する。これにより、摩擦駆動キャプスタンCPによ
る磁気テープTPの走行駆動を、スリップが生じること
がないようにすることができる。
【0035】このようにテープ走行系の制御を行った場
合のFWD時及びREV時のテープテンションの様子を
図5に示す。図5において、実線はテープ走行系の摩擦
力が設計中心の場合のテープテンションを表し、破線は
摩擦力が増加又は減少した場合のテープテンションを表
す。
合のFWD時及びREV時のテープテンションの様子を
図5に示す。図5において、実線はテープ走行系の摩擦
力が設計中心の場合のテープテンションを表し、破線は
摩擦力が増加又は減少した場合のテープテンションを表
す。
【0036】上述の例1、例2の実施例において、リー
ルモータSM、TMに対する各サーボ回路に供給される
各リールのテープテンション検出出力の一部を省略し、
その代わりにシステムコントローラ(マイクロコンピュ
ータを内蔵する)(図示せず)による計算値を用いるよ
うにしても良い。
ルモータSM、TMに対する各サーボ回路に供給される
各リールのテープテンション検出出力の一部を省略し、
その代わりにシステムコントローラ(マイクロコンピュ
ータを内蔵する)(図示せず)による計算値を用いるよ
うにしても良い。
【0037】
【発明の効果】上述せる第1及び第2の発明によれば、
サプライリールを駆動するサプライリールモータと、テ
イクアップリールを駆動するテイクアップリールモータ
と、サプライリール及びテイクアップリール間に巻装さ
れた磁気テープが所定角度を以て巻付け案内される、回
転磁気ヘッドを備えたテープ案内ドラムと、そのテープ
案内ドラム及びテイクアップリール間のテープ走行系に
設けられたピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンとを
有するピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンを用いた
テープ走行駆動装置において、テープ案内ドラム及びテ
イクアップリール間のテープ走行路中にキャプスタン部
サプライリール側テンション検出手段を設けて、ピンチ
ローラレス摩擦駆動キャプスタンの両側のテープテンシ
ョンが略同じに成るように、キャプスタン部サプライリ
ール側テンション検出手段及びサプライリール側テンシ
ョン検出手段によって検出された両テープテンション検
出出力に応じてサプライリールモータ又はテイクアップ
リールモータを制御するようにしたので、テープ走行系
の摩擦力変動に拘らず、磁気テープを安定に走行させる
ことのできる、ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタン
を用いたテープ走行駆動装置を得ることができる。
サプライリールを駆動するサプライリールモータと、テ
イクアップリールを駆動するテイクアップリールモータ
と、サプライリール及びテイクアップリール間に巻装さ
れた磁気テープが所定角度を以て巻付け案内される、回
転磁気ヘッドを備えたテープ案内ドラムと、そのテープ
案内ドラム及びテイクアップリール間のテープ走行系に
設けられたピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンとを
有するピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンを用いた
テープ走行駆動装置において、テープ案内ドラム及びテ
イクアップリール間のテープ走行路中にキャプスタン部
サプライリール側テンション検出手段を設けて、ピンチ
ローラレス摩擦駆動キャプスタンの両側のテープテンシ
ョンが略同じに成るように、キャプスタン部サプライリ
ール側テンション検出手段及びサプライリール側テンシ
ョン検出手段によって検出された両テープテンション検
出出力に応じてサプライリールモータ又はテイクアップ
リールモータを制御するようにしたので、テープ走行系
の摩擦力変動に拘らず、磁気テープを安定に走行させる
ことのできる、ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタン
を用いたテープ走行駆動装置を得ることができる。
【0038】又、上述の第1の発明によれば、ピンチロ
ーラレス摩擦駆動キャプスタンの両側のテープテンショ
ンが略同じに成るように、キャプスタン部サプライリー
ル側テンション検出手段及びサプライリール側テンショ
ン検出手段によって検出された両テープテンション検出
出力に応じてサプライリールモータを制御すると共に、
テイクアップリール側テンション検出手段によって検出
されたテープテンション検出出力に応じてテイクアップ
リールモータを制御するようにしたので、テープ走行系
の摩擦力変動に拘らず、磁気テープを安定に走行させる
ことができると共に、第2の発明と比べて、テープテン
ションの安定性が一層向上し、又、テープテンションの
制御の容易な、ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタン
を用いたテープ走行駆動装置を得ることができる。
ーラレス摩擦駆動キャプスタンの両側のテープテンショ
ンが略同じに成るように、キャプスタン部サプライリー
ル側テンション検出手段及びサプライリール側テンショ
ン検出手段によって検出された両テープテンション検出
出力に応じてサプライリールモータを制御すると共に、
テイクアップリール側テンション検出手段によって検出
されたテープテンション検出出力に応じてテイクアップ
リールモータを制御するようにしたので、テープ走行系
の摩擦力変動に拘らず、磁気テープを安定に走行させる
ことができると共に、第2の発明と比べて、テープテン
ションの安定性が一層向上し、又、テープテンションの
制御の容易な、ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタン
を用いたテープ走行駆動装置を得ることができる。
【0039】更に、上述の第2の発明によれば、ピンチ
ローラレス摩擦駆動キャプスタンの両側のテープテンシ
ョンが略同じに成るように、キャプスタン部サプライリ
ール側テンション検出手段及びテイクアップリール側テ
ンション検出手段によって検出された両テープテンショ
ン検出出力に応じてテイクアップリールモータを制御す
ると共に、サプライリール側テンション検出手段によっ
て検出されたテープテンション検出出力に応じてサプラ
イリールモータを制御するようにしたので、テープ走行
系の摩擦力変動に拘らず、磁気テープを安定に走行させ
ることができると共に、第1の発明と比べて、構成が簡
単と成る、ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンを用
いたテープ走行駆動装置を得ることができる。
ローラレス摩擦駆動キャプスタンの両側のテープテンシ
ョンが略同じに成るように、キャプスタン部サプライリ
ール側テンション検出手段及びテイクアップリール側テ
ンション検出手段によって検出された両テープテンショ
ン検出出力に応じてテイクアップリールモータを制御す
ると共に、サプライリール側テンション検出手段によっ
て検出されたテープテンション検出出力に応じてサプラ
イリールモータを制御するようにしたので、テープ走行
系の摩擦力変動に拘らず、磁気テープを安定に走行させ
ることができると共に、第1の発明と比べて、構成が簡
単と成る、ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンを用
いたテープ走行駆動装置を得ることができる。
【図1】本発明の実施例(例1)を示す配置図
【図2】実施例(例1)のテープテンションの様子を示
す線図
す線図
【図3】実施例(例1)のテープテンションTCTのずら
しを示す線図
しを示す線図
【図4】実施例(例2)を示す配置図
【図5】実施例(例2)のテープテンションの様子を示
す線図
す線図
SR サプライリール SM サプライリールモータ TR テイクアップリール TM テイクアップリールモータ TP 磁気テープ DR テープ案内ドラム CP ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタン CM キャプスタンモータ STD キャプスタン部サプライリール側テンション検
出器 ST サプライリール側テンションアーム TT テイクアップリール側テンションアーム
出器 ST サプライリール側テンションアーム TT テイクアップリール側テンションアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/43 G11B 15/46
Claims (2)
- 【請求項1】 サプライリールを駆動するサプライリー
ルモータと、テイクアップリールを駆動するテイクアッ
プリールモータと、上記サプライリール及び上記テイク
アップリール間に巻装された磁気テープが所定角度を以
て巻付け案内される、回転磁気ヘッドを備えたテープ案
内ドラムと、該テープ案内ドラム及び上記テイクアップ
リール間のテープ走行系に設けられたピンチローラレス
摩擦駆動キャプスタンとを有するピンチローラレス摩擦
駆動キャプスタンを用いたテープ走行駆動装置におい
て、 上記テープ案内ドラム及び上記テイクアップリール間の
テープ走行路中にキャプスタン部サプライリール側テン
ション検出手段を設け、上記ピンチローラレス摩擦駆動
キャプスタン及び上記テイクアップリール間のテープ走
行路中にテイクアップリール側テンション検出手段を設
けると共に、上記サプライリール及び上記テープ案内ド
ラム間のテープ走行路中にサプライリール側テンション
検出手段を設けて成り、 上記ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンの両側のテ
ープテンションが略同じに成るように、上記キャプスタ
ン部サプライリール側テンション検出手段及び上記サプ
ライリール側テンション検出手段によって検出された両
テープテンション検出出力に応じて上記サプライリール
モータを制御すると共に、上記テイクアップリール側テ
ンション検出手段によって検出されたテープテンション
検出出力に応じて上記テイクアップリールモータを制御
するようにしたことを特徴とするピンチローラレス摩擦
駆動キャプスタンを用いたテープ走行駆動装置。 - 【請求項2】 サプライリールを駆動するサプライリー
ルモータと、テイクアップリールを駆動するテイクアッ
プリールモータと、上記サプライリール及び上記テイク
アップリール間に巻装された磁気テープが所定角度を以
て巻付け案内される、回転磁気ヘッドを備えたテープ案
内ドラムと、該テープ案内ドラム及び上記テイクアップ
リール間のテープ走行系に設けられたピンチローラレス
摩擦駆動キャプスタンとを有するピンチローラレス摩擦
駆動キャプスタンを用いたテープ走行駆動装置におい
て、 上記テープ案内ドラム及び上記テイクアップリール間の
テープ走行路中にキャプスタン部サプライリール側テン
ション検出手段を設け、上記サプライリール及び上記テ
ープ案内ドラム間のテープ走行路中にサプライリール側
テンション検出手段を設けると共に、上記ピンチローラ
レス摩擦駆動キャプスタン及び上記テイクアップリール
間のテープ走行路中にテイクアップリール側テンション
検出手段を設けて成り、 上記ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンの両側のテ
ープテンションが略同じに成るように、上記キャプスタ
ン部サプライリール側テンション検出手段及び上記テイ
クアップリール側テンション検出手段によって検出され
た両テープテンション検出出力に応じて上記テイクアッ
プリールモータを制御すると共に、上記サプライリール
側テンション検出手段によって検出されたテープテンシ
ョン検出出力に応じて上記サプライリールモータを制御
するようにしたことを特徴とするピンチローラレス摩擦
駆動キャプスタンを用いたテープ走行駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29288492A JP3250279B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンを用いたテープ走行駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29288492A JP3250279B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンを用いたテープ走行駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06150454A JPH06150454A (ja) | 1994-05-31 |
JP3250279B2 true JP3250279B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=17787630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29288492A Expired - Fee Related JP3250279B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ピンチローラレス摩擦駆動キャプスタンを用いたテープ走行駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3250279B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP29288492A patent/JP3250279B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06150454A (ja) | 1994-05-31 |
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---|---|---|---|
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