JPH0554480A - テンシヨンサーボ回路 - Google Patents

テンシヨンサーボ回路

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Publication number
JPH0554480A
JPH0554480A JP3213754A JP21375491A JPH0554480A JP H0554480 A JPH0554480 A JP H0554480A JP 3213754 A JP3213754 A JP 3213754A JP 21375491 A JP21375491 A JP 21375491A JP H0554480 A JPH0554480 A JP H0554480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
circuit
tension
reel motor
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP3213754A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kojima
俊明 児島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0554480A publication Critical patent/JPH0554480A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リールモータの回転数が所定値以上となった
ときにリール回転数一定制御回路によるリールモータの
駆動制御を行うことで、何等かの理由でエラー成分が大
きい状態が続いても、リールの回転数を或一定値に押
え、磁気テープに対してダメージを与えることがなく、
テンションサーボの特性を変えることなく十分なサーボ
の特性を得れらるようにする。 【構成】 テンションアーム7の回転軸8に取り付けら
れた角度センサ9からテンションを検出し、これに応じ
てリールモータ1の駆動を制御するテンションサーボ回
路において、角度センサ9よりの検出信号に基いてリー
ルモータ1の回転方向を検出するリール回転方向決定回
路11と、これよりの方向信号及びリールモータ1より
の検出信号に基きリールモータ1の駆動を制御するリー
ル回転数一定制御回路13とを設け、その回転数が所定
値以上のときにリール回転数一定制御回路13によるリ
ールモータ1の駆動制御を行うようする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば回転ヘッドを用
いた磁気記録再生装置等に適用して好適なテンションサ
ーボ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、VTRにおいては、磁気テープの
速度制御を安定化するため、VTRの磁気テープのテン
ションを一定にするようになされている。
【0003】このテンションを一定に制御するようにテ
ンションサーボ回路と称される回路が用いられている。
【0004】このサーボの方法は、テープテンションに
比例して決まるテンションアームの角度が基準テンショ
ンデータ(基準角度データ)と等しくなるように、リー
ルモータの制御を行うものである。
【0005】代表的な方法として、ポストの植立された
回動自在のテンションアームに所定の方向の力を付与し
ておき、ポストに磁気テープを掛け渡したときに、その
ポストに生じる力によって決まるテンションアームの角
度に基いて制御信号を発生し、この制御信号に基いてリ
ールモータを駆動し、磁気テープにかかるテンションを
一定にする方法が挙げられる。
【0006】更に、特開昭57−162140号公報に
は、このテンションサーボのフィードバックゲインをリ
ールの巻径に応じて制御し、リールの巻径に係わらず一
定したテープテンションを得るようにすることが提案さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リールを駆
動するドライバが電流制御型のドライバの場合は、磁気
テープが緩んで巻かれている部分を通過したり、テンシ
ョンアームに外力が加わる等の理由でエラー成分が大き
い状態が続くと、リールに大トルクが長時間掛かる。従
って、その結果リールが高速回転となり、目標テンショ
ンが近づいてもすぐには回転数が下がらず、磁気テープ
におおきなダメージを与えてしまう不都合があった。
【0008】これに対し、フィードバックゲインや最大
トルクを制限する等の提案もなされているが、この場合
は最適な制御を行うことができない不都合が生じる。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、何等かの理由でエラー成分が大きい状態が続いて
も、リールの回転数を或一定値に押え、磁気テープに対
してダメージを与えることがなく、テンションサーボの
特性を変えることなく十分なサーボの特性を得ることの
できるテンションサーボ回路を提案しようとするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明テンションサーボ
回路は例えば図1及び図2に示す如く、テンションアー
ム7の回転軸8に取り付けられた角度センサ9からテー
プテンションを検出し、この検出結果に応じてリールモ
ータ1の駆動を制御するようにしたテンションサーボ回
路において、角度センサ9よりの検出信号に基いてリー
ルモータ1の回転方向を検出する回転方向検出回路11
と、この回転方向検出回路11よりの方向検出信号及び
リールモータ1よりの回転情報信号とに基いてリールモ
ータ1の駆動を制御する制御回路13とを設け、リール
モータ1の回転数が所定値以上となったときに制御回路
13によるリールモータ1の駆動制御を行うようにした
ものである。
【0011】
【作用】上述せる本発明によれば、リールモータ1の回
転数が所定値以上となったときに制御回路13によるリ
ールモータ1の駆動制御を行うようにしたので、何等か
の理由でエラー成分が大きい状態が続いても、リールの
回転数を或一定値に押え、磁気テープに対してダメージ
を与えることがなく、テンションサーボの特性を変える
ことなく十分なサーボの特性を得ることができる。
【0012】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明テンションサ
ーボ回路の一実施例について詳細に説明する。
【0013】この図1において、1はリールモータで、
図に示す如く、このリールモータ1に軸2を取り付け、
更にこの軸2にリール3を取り付ける。
【0014】このリールモータ1は回転数検出器10を
有し、この回転数検出器10は、例えばリール3の回転
毎に700Hzの正弦波信号を出力する。
【0015】4はローラガイドで、磁気テープ5を案内
する。
【0016】6はポストで、このポスト6をアーム7の
一端に植立する如く取り付ける。
【0017】このアーム7の他端に回転軸8の一端を回
転自在に取り付け、更にこの回転軸8の他端を角度セン
サ8に取り付ける。
【0018】また、図に示す如く、上述のアーム7に取
り付けたポスト6に対して垂直方向となるように、アー
ム7の一端にばね7aを取り付ける。
【0019】これにより、アーム7は一方に付勢され
る。
【0020】リール3がリールモータ1によって回転さ
れると、磁気テープ5が走行せしめられ、ローラガイド
4及びポスト6によって夫々案内される。
【0021】このとき磁気テープ5を案内しているポス
ト6が力が加わる、即ち、磁気テープ5のテンションが
強くなると、図に実線の矢印aで示す方向にアーム7が
回転せしめられ、磁気テープ5のテンションが弱くなる
と、図に実線の矢印bで示す方向にアーム7が回転せし
められる。
【0022】そしてこのアーム7の回転した角度が角度
センサ9により検出され、この検出された角度信号がリ
ール回転方向決定回路11及びテンションサーボ回路1
2に夫々供給される。
【0023】このリール回転方向決定回路11は、角度
センサ9よりの角度信号及び例えば予め記憶されている
目標テンションに基いて、角度信号により示される現在
のテンションが目標テンションに近づく方向を決定し、
方向信号を得、これをリール回転数一定制御回路13に
供給する。
【0024】このリール回転数一定制御回路13は、リ
ール回転方向決定回路11よりの方向信号及び回転数検
出器10よりの検出信号に基いてリール3の回転数を一
定にする制御信号を得、これを制御切換回路14を介し
てリールドライバ16に供給する。
【0025】また、テンションサーボ回路12は、角度
センサ9よりの角度信号及び例えば予め記憶されている
目標テンションに基いて、現在のテンションが目標テン
ションに近づけるための制御信号を制御切換回路14を
介してリールドライバ16に供給する。
【0026】このリールドライバ16はリール回転数一
定制御回路13またはテンションサーボ回路12より制
御切換回路14を介して供給される制御信号に基いてリ
ールモータ1を駆動する。
【0027】この制御切換回路14は、システムコント
ローラ15よりのVTR本体(図示を省略する)のモー
ド信号及び回転数検出器10よりの検出信号に基いて、
内部のスイッチの可動接点14cを一方の固定接点14
aまたは他方の固定接点14bに接続し、リール回転数
一定制御回路13よりの制御信号、またはテンションサ
ーボ回路12よりの制御信号の何れかをリールドライバ
16に供給する。
【0028】この制御切換回路14による制御の切り換
えは次のように行われる。
【0029】即ち、例えば、キャプスタン及びピンチロ
ーラにより磁気テープ5が挟持されていない状態等、リ
ール3の回転数に制限が付けられないモードの場合は、
スイッチの可動接点14cが一方の固定接点14aに接
続されて、テンションサーボ回路12よりの制御信号が
リールドライバ16に供給されるようになされる。
【0030】一方、例えば、ローディング/アンローデ
ィングモード、ピンチモード、ストップモード等、リー
ル3の回転数が或一定以上上がらないと予測されるモー
ドの場合において、回転数検出器10よりの検出信号に
より示されるリール3の回転数が或一定回転数以下のと
きには、スイッチの可動接点14cが一方の固定接点1
4aに接続されて、テンションサーボ回路12よりの制
御信号がリールドライバ16に供給されるようになされ
る。
【0031】そして、例えば、ローディング/アンロー
ディングモード、ピンチモード、ストップモード等、リ
ール3の回転数が或一定以上上がらないと予測されるモ
ードの場合において、回転数検出器10よりの検出信号
により示されるリール3の回転数が或一定回転数以上の
ときには、スイッチの可動接点14cが他方の固定接点
14bに接続されて、リール回転数一定制御回路13よ
りの制御信号がリールドライバ16に供給されるように
なされる。
【0032】次に、図2を参照して本例テンションサー
ボ回路(尚、図中示すテンションサーボ回路12ではな
い)の動作を、リール3がSリール、即ち、供給リール
の場合として説明する。
【0033】先ず、ステップ100では、制御選択モー
ドか否かを判断し、「YES」であればステップ200
に移行し、「NO」であればステップ800に移行す
る。
【0034】即ち、このときシステムコントローラ15
よりのモード信号がリワインド(逆方向早送り)やファ
ーストフォワード(正方向早送り)の場合はステップ8
00に移行する。
【0035】ステップ200では、現在の制御が回転数
の制御か否かを判断し、「YES」でればステップ30
0に移行し、「NO」であればステップ400に移行す
る。
【0036】即ち、ここで、リール回転数一定制御回路
13による制御が行われているのか否かが判断される。
【0037】ステップ300では、リール3の回転数が
βより大きいか否かを判断し、「YES」であればステ
ップ500に移行し、「NO」であればステップ800
に移行する。
【0038】ステップ400においては、リール3の回
転数がαより大きいか否かを判断し、「YES」であれ
ばステップ500に移行し、「NO」であればステップ
800に移行する。
【0039】尚、ここで上述の回転数αとβの関係は、
例えばα>βとする。また、ステップ200においてリ
ール回転数一定制御回路13による制御を既に行ってい
る場合に回転数のスレッシュホールドレベルαより小さ
なβより現在のリール3の回転数が大きいか否かを判断
し、ステップ200においてリール回転数一定制御回路
13による制御を行っていなかった場合に回転数のスレ
ッシュホールドレベルβより大きなαより現在のリール
3の回転数が大きいか否かを判断しているのは、ヒステ
リシスをもたせるためである。
【0040】ステップ500では、目標テンションが実
際のテンションより大きいか否かを判断し、「YES」
であればステップ600に移行する。
【0041】ステップ600では、リール3の回転数の
制御を行う。このときのリール3の回転数をαとし、そ
の回転方向をCCW(TリールではCWとなる)、即
ち、反時計方向とする。そして終了する。
【0042】ステップ700においては、リール3の回
転数の制御を行う。このときのリール3の回転数をβと
し、その回転方向をCW(TリールではCCWとな
る)、即ち、時計方向とする。そして終了する。
【0043】ステップ800においては、テンションサ
ーボ回路12(図1参照)によるテンション制御が行わ
れる。
【0044】このように、本例においては、キャプスタ
ン及びピンチローラにより磁気テープ5が挟持されてい
ない状態等、リール3の回転数に制限が付けられないモ
ードの場合は、テンションサーボ回路12よりの制御信
号がリールドライバ16に供給されるようにし、ローデ
ィング/アンローディングモード、ピンチモード、スト
ップモード等、リール3の回転数が或一定以上上がらな
いと予測されるモードの場合において、回転数検出器1
0よりの検出信号により示されるリール3の回転数が或
一定回転数以下のときには、テンションサーボ回路12
よりの制御信号がリールドライバ16に供給されるよう
にし、ローディング/アンローディングモード、ピンチ
モード、ストップモード等、リール3の回転数が或一定
以上上がらないと予測されるモードの場合において、回
転数検出器10よりの検出信号により示されるリール3
の回転数が或一定回転数以上のときには、リール回転数
一定制御回路13よりの制御信号がリールドライバ16
に供給されるようにしたので、何等かの理由でエラー成
分が大きい状態が続いても、リールの回転数を或一定値
に押え、磁気テープに対してダメージを与えることがな
く、テンションサーボの特性を変えることなく十分なサ
ーボの特性を得ることができる。
【0045】尚、本例の如く制御する方法の他に、例え
ば、VTRのモード及び指令速度に応じてリールの回転
数の制限値を設定し、実際のリールの回転数がその制限
値を越えた場合に、その制限値での回転数で回転させる
ようにできることは容易に理解できよう。
【0046】また、本発明は上述の実施例に限ることな
く本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成
が取り得ることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、リールモータ
の回転数が所定値以上となったときに制御回路によるリ
ールモータの駆動制御を行うようにしたので、何等かの
理由でエラー成分が大きい状態が続いても、リールの回
転数を或一定値に押え、磁気テープに対してダメージを
与えることがなく、テンションサーボの特性を変えるこ
となく十分なサーボの特性を得ることができる利益があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明テンションサーボ回路の一実施例を示す
ブロック線図である。
【図2】本発明テンションサーボ回路の一実施例の説明
に供するフローチャートである。
【符号の説明】
1 リールモータ 7 アーム 8 回転軸 9 角度センサ 11 リール回転方向決定回路 13 リール回転数一定制御回路 14 制御切換回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テンションアームの回転軸に取り付けら
    れた角度センサからテープテンションを検出し、該検出
    結果に応じてリールモータの駆動を制御するようにした
    テンションサーボ回路において、 上記角度センサよりの検出信号に基いて上記リールモー
    タの回転方向を検出する回転方向検出回路と、 該回転方向検出回路よりの方向検出信号及び上記リール
    モータよりの回転情報信号とに基いて上記リールモータ
    の駆動を制御する制御回路とを設け、 上記リールモータの回転数が所定値以上となったときに
    上記制御回路による上記リールモータの駆動制御を行う
    ようにしたことを特徴とするテンションサーボ回路。
JP3213754A 1991-08-26 1991-08-26 テンシヨンサーボ回路 Pending JPH0554480A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3213754A JPH0554480A (ja) 1991-08-26 1991-08-26 テンシヨンサーボ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3213754A JPH0554480A (ja) 1991-08-26 1991-08-26 テンシヨンサーボ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0554480A true JPH0554480A (ja) 1993-03-05

Family

ID=16644475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3213754A Pending JPH0554480A (ja) 1991-08-26 1991-08-26 テンシヨンサーボ回路

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JP (1) JPH0554480A (ja)

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