JPH07320344A - テンション制御装置 - Google Patents
テンション制御装置Info
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- JPH07320344A JPH07320344A JP6111265A JP11126594A JPH07320344A JP H07320344 A JPH07320344 A JP H07320344A JP 6111265 A JP6111265 A JP 6111265A JP 11126594 A JP11126594 A JP 11126594A JP H07320344 A JPH07320344 A JP H07320344A
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- tape
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 例えばいわゆるぐず巻状態のために生じるテ
ープダメージの軽減を図るテンション制御装置の提供を
目的とする。 【構成】 テンション制御されている一方のリールの回
転を検出する回転検出部1と、この回転検出部1からの
データを基に一方のリールが送り出すテープ送出し方向
に対し逆回転したリールの回転量からテープの長さを計
算する逆巻き量計算部2と回転検出部1からの出力に応
じてテンション制御動作のオン/オフを制御するスイッ
チ制御部3とを有している。
ープダメージの軽減を図るテンション制御装置の提供を
目的とする。 【構成】 テンション制御されている一方のリールの回
転を検出する回転検出部1と、この回転検出部1からの
データを基に一方のリールが送り出すテープ送出し方向
に対し逆回転したリールの回転量からテープの長さを計
算する逆巻き量計算部2と回転検出部1からの出力に応
じてテンション制御動作のオン/オフを制御するスイッ
チ制御部3とを有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一対のリールに巻回す
るテープにかかるテンションを制御するテンション制御
装置に関する。
るテープにかかるテンションを制御するテンション制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテンション制御装置は、テンショ
ン検出手段でテープにかかっているテンションを検出
し、テンション比較手段で検出したテンションと基準テ
ンションとの比較を行って、テンション付与手段からこ
の比較結果に応じたテープに対するテンションを付加す
るように制御している。
ン検出手段でテープにかかっているテンションを検出
し、テンション比較手段で検出したテンションと基準テ
ンションとの比較を行って、テンション付与手段からこ
の比較結果に応じたテープに対するテンションを付加す
るように制御している。
【0003】このようなテンション制御を行うため、本
件出願人は、実開昭63−153333号の公報でリー
ルサーボ装置を提案している。このリールサーボ装置
は、供給側リールと回転ドラムとの間のテープパスに設
けられ、テープのテンションを検出する手段と、このテ
ープテンション検出手段の出力と目標テンションに関連
する信号とを比較する比較手段と、上記目標テンション
に関連する信号をテープ走行速度に応じて複数の値に切
換る切換手段と、この切換られた信号を積分して、上記
比較手段に供給する積分回路と、上記比較手段の出力に
基いて制御され、上記供給側リールを駆動する駆動モー
タとで構成してテープのテンションを検出してこのテン
ション近傍のテンションに切り換えて調整している。
件出願人は、実開昭63−153333号の公報でリー
ルサーボ装置を提案している。このリールサーボ装置
は、供給側リールと回転ドラムとの間のテープパスに設
けられ、テープのテンションを検出する手段と、このテ
ープテンション検出手段の出力と目標テンションに関連
する信号とを比較する比較手段と、上記目標テンション
に関連する信号をテープ走行速度に応じて複数の値に切
換る切換手段と、この切換られた信号を積分して、上記
比較手段に供給する積分回路と、上記比較手段の出力に
基いて制御され、上記供給側リールを駆動する駆動モー
タとで構成してテープのテンションを検出してこのテン
ション近傍のテンションに切り換えて調整している。
【0004】また、本件出願人は、特開昭56−441
41号の公報において、一対のリールモータのうちの巻
取り側リールモータの駆動電流を検出する検出手段と、
供給側リールモータのサーボ回路とを有し、上記検出手
段の検出出力により上記サーボ回路を制御するようにし
て成るテープレコーダのテープ駆動制御装置も提案して
いる。これにより、高速テープ走行状態でもテープ速度
およびテープテンションを容易にしかも確実な制御を行
っている。
41号の公報において、一対のリールモータのうちの巻
取り側リールモータの駆動電流を検出する検出手段と、
供給側リールモータのサーボ回路とを有し、上記検出手
段の検出出力により上記サーボ回路を制御するようにし
て成るテープレコーダのテープ駆動制御装置も提案して
いる。これにより、高速テープ走行状態でもテープ速度
およびテープテンションを容易にしかも確実な制御を行
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テープにか
かるテンションはテンションサーボ装置で調整してい
る。テンションサーボ装置では、例えば送出し側リール
モータが供給するテープの送出し方向と逆向きのトルク
(すなわちバックテンショントルク)を発生させてテー
プテンションを一定にするよう調整している。
かるテンションはテンションサーボ装置で調整してい
る。テンションサーボ装置では、例えば送出し側リール
モータが供給するテープの送出し方向と逆向きのトルク
(すなわちバックテンショントルク)を発生させてテー
プテンションを一定にするよう調整している。
【0006】ところが、使用するテープに巻締め状態の
不十分ないわゆるぐず巻状態がある場合、送出し方向へ
のテンションが低下し、送出し方向と逆向きのトルクに
より、テープの巻締め方向に送出し側のリールが回転す
ることがある。このような状態では、テンション検出器
はテープのテンションが低いと判断して目標テンション
に近付けようとするためテンションサーボ装置は、テー
プの巻締め方向により一層大きなバックテンショントル
クを発生させるように送出し側のリールモータに作用す
る。
不十分ないわゆるぐず巻状態がある場合、送出し方向へ
のテンションが低下し、送出し方向と逆向きのトルクに
より、テープの巻締め方向に送出し側のリールが回転す
ることがある。このような状態では、テンション検出器
はテープのテンションが低いと判断して目標テンション
に近付けようとするためテンションサーボ装置は、テー
プの巻締め方向により一層大きなバックテンショントル
クを発生させるように送出し側のリールモータに作用す
る。
【0007】このため、送出し側のリールモータには、
テンションサーボ系からテープの巻締め方向へのバック
テンショントルクを上げるモータ駆動信号がフィードバ
ック供給され、送出し側のリールは、巻締め方向への回
転駆動力が徐々に上がっていくことになる。このような
巻締め方向への回転状態を経た後に、いわゆるぐず巻状
態が解消されると、テープには非常に大きなテンション
が急激にかかってしまう。このようなテンションの急激
な増加はテープにダメージを生じさせる虞れがある。
テンションサーボ系からテープの巻締め方向へのバック
テンショントルクを上げるモータ駆動信号がフィードバ
ック供給され、送出し側のリールは、巻締め方向への回
転駆動力が徐々に上がっていくことになる。このような
巻締め方向への回転状態を経た後に、いわゆるぐず巻状
態が解消されると、テープには非常に大きなテンション
が急激にかかってしまう。このようなテンションの急激
な増加はテープにダメージを生じさせる虞れがある。
【0008】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みてなされたものであり、例えばいわゆるぐず巻状態
のために生じるテープダメージの軽減を図るテンション
制御装置の提供を目的とする。
鑑みてなされたものであり、例えばいわゆるぐず巻状態
のために生じるテープダメージの軽減を図るテンション
制御装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテンション
制御装置は、上述した課題を解決するために、一対のリ
ールに巻回されたテープにかかるテンションを制御する
テンション制御装置において、テンション制御されてい
る一方のリールの回転を検出する回転検出部と、回転検
出部から一方のリールのテープ送出し方向に対し逆回転
したリールの回転量から求めたテープの長さに応じてテ
ンション制御動作のオン/オフを制御するスイッチ制御
部とを有することを特徴としている。
制御装置は、上述した課題を解決するために、一対のリ
ールに巻回されたテープにかかるテンションを制御する
テンション制御装置において、テンション制御されてい
る一方のリールの回転を検出する回転検出部と、回転検
出部から一方のリールのテープ送出し方向に対し逆回転
したリールの回転量から求めたテープの長さに応じてテ
ンション制御動作のオン/オフを制御するスイッチ制御
部とを有することを特徴としている。
【0010】ここで、一方のリールは、供給リールとす
る。逆回転したリールの回転量から求めたテープの長さ
は、リールに巻回されたテープの巻き付き半径と、上記
一方のリールの回転角度とにより決定している。
る。逆回転したリールの回転量から求めたテープの長さ
は、リールに巻回されたテープの巻き付き半径と、上記
一方のリールの回転角度とにより決定している。
【0011】
【作用】本発明に係るテンション制御装置では、回転検
出部でテンション制御されている一方のリールの回転を
検出し、スイッチ制御部でこの回転検出部からのデータ
を基に一方のリールが送り出すテープ送出し方向に対し
逆回転したリールの回転量からテープの長さを計算する
逆巻き量計算部と回転検出部からの出力とに応じてテン
ション制御動作のオン/オフを制御して、テープがいわ
ゆるぐず巻状態の期間テンションサーボ制御をオフにし
てバックテンショントルクを抑え、リールの回転が正常
に戻った際に発生する急激なテンションの増加を抑えて
いる。
出部でテンション制御されている一方のリールの回転を
検出し、スイッチ制御部でこの回転検出部からのデータ
を基に一方のリールが送り出すテープ送出し方向に対し
逆回転したリールの回転量からテープの長さを計算する
逆巻き量計算部と回転検出部からの出力とに応じてテン
ション制御動作のオン/オフを制御して、テープがいわ
ゆるぐず巻状態の期間テンションサーボ制御をオフにし
てバックテンショントルクを抑え、リールの回転が正常
に戻った際に発生する急激なテンションの増加を抑えて
いる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るテンション制御装置の一
実施例について、図面を参照しながら説明する。ここ
で、本実施例では、テンション制御装置をビデオテープ
レコーダ(以下、VTRという)に適用した一例につい
て説明する。
実施例について、図面を参照しながら説明する。ここ
で、本実施例では、テンション制御装置をビデオテープ
レコーダ(以下、VTRという)に適用した一例につい
て説明する。
【0013】テンション制御装置は、例えば図1に示す
ように、一方のリールとしての供給リール側のリールモ
ータ4の回転を検出する回転検出部1と、回転検出部1
から送出しリールモータの順回転方向に対し逆回転した
リールの回転量から求めたテープの長さに応じてテンシ
ョン制御動作のオン/オフを制御する切換制御部2とを
有している。
ように、一方のリールとしての供給リール側のリールモ
ータ4の回転を検出する回転検出部1と、回転検出部1
から送出しリールモータの順回転方向に対し逆回転した
リールの回転量から求めたテープの長さに応じてテンシ
ョン制御動作のオン/オフを制御する切換制御部2とを
有している。
【0014】回転検出部1には、周波数発電機(以下、
FGという)5から供給リール側のリールモータ4の回
転状態を示す信号が供給されている。回転検出部1は、
FG5からの信号を検出して回転量を求めるリールFG
カウンタ1aと、供給リール側のリールモータ4の回転
方向を検出する回転方向検出部1bとを有している。
FGという)5から供給リール側のリールモータ4の回
転状態を示す信号が供給されている。回転検出部1は、
FG5からの信号を検出して回転量を求めるリールFG
カウンタ1aと、供給リール側のリールモータ4の回転
方向を検出する回転方向検出部1bとを有している。
【0015】上記FG4は、供給リール側のリールモー
タ3の回転速度に応じた周波数のパルスをリールFGカ
ウンタ5に出力する。リールFGカウンタ1aは、例え
ばリールの回転方向に応じてカウント値のアップ/ダウ
ンを行うカウンタである。
タ3の回転速度に応じた周波数のパルスをリールFGカ
ウンタ5に出力する。リールFGカウンタ1aは、例え
ばリールの回転方向に応じてカウント値のアップ/ダウ
ンを行うカウンタである。
【0016】回転検出部1は、例えばリールFGカウン
タ1aがカウント値のアップを示すとき、供給リールが
送出し方向に回転しているとして正極の信号をスイッチ
制御部3に出力する。また、同様にリールFGカウンタ
1aがカウント値のダウンを示すとき、供給リールが送
出し方向と逆向きに回転しているとして負極の信号を逆
巻き量計算部2に出力する。回転検出部1のリールFG
カウンタ1aはカウント値も出力している。
タ1aがカウント値のアップを示すとき、供給リールが
送出し方向に回転しているとして正極の信号をスイッチ
制御部3に出力する。また、同様にリールFGカウンタ
1aがカウント値のダウンを示すとき、供給リールが送
出し方向と逆向きに回転しているとして負極の信号を逆
巻き量計算部2に出力する。回転検出部1のリールFG
カウンタ1aはカウント値も出力している。
【0017】逆巻き量計算部2は、送出し方向に対する
テープの逆巻き量を計算するしてスイッチ制御部3に供
給している。この逆巻き量計算部2aは、リールFGカ
ウンタ1aで検出したカウンタの絶対値C、リールの1
回転により発生するFG5のパルス数(すなわちカウン
ト値)C1FG 、現在のリールに巻き取られているテープ
の巻径rとし、逆巻き量Bは、 B=2π×r×C/C1FG (1) という式(1)から算出している。
テープの逆巻き量を計算するしてスイッチ制御部3に供
給している。この逆巻き量計算部2aは、リールFGカ
ウンタ1aで検出したカウンタの絶対値C、リールの1
回転により発生するFG5のパルス数(すなわちカウン
ト値)C1FG 、現在のリールに巻き取られているテープ
の巻径rとし、逆巻き量Bは、 B=2π×r×C/C1FG (1) という式(1)から算出している。
【0018】スイッチ制御部3は、テンションサーボ制
御のオン/オフ状態を切換制御する切換制御信号をスイ
ッチ6に出力している。スイッチ制御部3は、回転検出
部1から正極性の信号が供給されるとき、スイッチ6を
オンにする切換信号を出力する。また、スイッチ制御部
3は、回転検出部1から負極性の信号が供給されると
き、スイッチ6をオフにする切換信号を出力する。
御のオン/オフ状態を切換制御する切換制御信号をスイ
ッチ6に出力している。スイッチ制御部3は、回転検出
部1から正極性の信号が供給されるとき、スイッチ6を
オンにする切換信号を出力する。また、スイッチ制御部
3は、回転検出部1から負極性の信号が供給されると
き、スイッチ6をオフにする切換信号を出力する。
【0019】このスイッチ制御部3は、逆巻き量計算部
2で算出された逆巻き量とこの装置において予め設定し
ておいた逆巻き量との比較を行っている。算出された逆
巻き量が予め設定しておいた逆巻き量より大きいとき、
スイッチ6をオフに切り換える切換制御信号を出力す
る。算出された逆巻き量が予め設定しておいた逆巻き量
以下のとき、スイッチ制御部3は、スイッチ6に何も切
換制御信号を供給しない。このように構成することによ
りスイッチ6はテンションサーボのオン/オフ状態を切
換制御している。
2で算出された逆巻き量とこの装置において予め設定し
ておいた逆巻き量との比較を行っている。算出された逆
巻き量が予め設定しておいた逆巻き量より大きいとき、
スイッチ6をオフに切り換える切換制御信号を出力す
る。算出された逆巻き量が予め設定しておいた逆巻き量
以下のとき、スイッチ制御部3は、スイッチ6に何も切
換制御信号を供給しない。このように構成することによ
りスイッチ6はテンションサーボのオン/オフ状態を切
換制御している。
【0020】次に、このテンション制御装置の動作につ
いて図2のフローチャートを参照しながら説明する。必
要に応じて図1も参照している。テンション制御のルー
チンの一つを機能させると、ステップS10で、テープ
を供給する供給側のリールモータ4の回転をリールFG
カウンタ1aでカウントする。このリールFGカウント
1aは、カウント値を回転方向検出部1bに出力する。
いて図2のフローチャートを参照しながら説明する。必
要に応じて図1も参照している。テンション制御のルー
チンの一つを機能させると、ステップS10で、テープ
を供給する供給側のリールモータ4の回転をリールFG
カウンタ1aでカウントする。このリールFGカウント
1aは、カウント値を回転方向検出部1bに出力する。
【0021】ステップS11では、カウント値が負の値
かどうかの判定を行っている。この判定は、回転方向検
出部1で行っている。供給されたカウント値が正(N
o)のとき、リールの回転方向がテープの送出し方向に
回転しているものと判断してステップS12に進む。ま
た、供給されたカウント値が負(Yes)のとき、テー
プの送出し方向と逆方向に回転しているものとしてステ
ップS13に進む。
かどうかの判定を行っている。この判定は、回転方向検
出部1で行っている。供給されたカウント値が正(N
o)のとき、リールの回転方向がテープの送出し方向に
回転しているものと判断してステップS12に進む。ま
た、供給されたカウント値が負(Yes)のとき、テー
プの送出し方向と逆方向に回転しているものとしてステ
ップS13に進む。
【0022】ステップS12では、カウント値が正の値
かどうかの判定を行っている。このカウント値が正のと
き(Yes)、テープの送出しが正常に行われていると
判定してステップS16に進む。また、カウント値がゼ
ロのとき(No)、リールモータ4が回転していないも
のとしてこの制御ルーチンを終了する。
かどうかの判定を行っている。このカウント値が正のと
き(Yes)、テープの送出しが正常に行われていると
判定してステップS16に進む。また、カウント値がゼ
ロのとき(No)、リールモータ4が回転していないも
のとしてこの制御ルーチンを終了する。
【0023】ところで、ステップS12では、逆回転し
てリールに巻回されたテープの量を計算する。この計算
は、式(1)に基づいて行っている。この実施例では、
式(1)で用いる各パラメータの中でリールの1回転に
より発生するFG5のパルス数(すなわちカウント値)
C1FG を860に設定している。また、巻径rは、この
ルーチンとは別のルーチンを用いている。
てリールに巻回されたテープの量を計算する。この計算
は、式(1)に基づいて行っている。この実施例では、
式(1)で用いる各パラメータの中でリールの1回転に
より発生するFG5のパルス数(すなわちカウント値)
C1FG を860に設定している。また、巻径rは、この
ルーチンとは別のルーチンを用いている。
【0024】この別のルーチンでは、テープ全体のテー
プ総量を送出し側及び巻取り側の各リールFGカウンタ
の出力値から計算した巻径比で分配して決めている。こ
れらの各データから計算した逆巻き量Bと所定の規格値
との比較を行うためステップS14に進む。
プ総量を送出し側及び巻取り側の各リールFGカウンタ
の出力値から計算した巻径比で分配して決めている。こ
れらの各データから計算した逆巻き量Bと所定の規格値
との比較を行うためステップS14に進む。
【0025】ステップS14では、逆巻き量Bと所定の
規格値のテープ量の大小を判定している。スイッチ制御
部3は、算出された逆巻き量が予め設定しておいた逆巻
き量より大きいとき(Yes)、ステップS15に進
む。ステップS15では、スイッチ6をオフに切り換え
る切換制御信号を出力する。一方、スイッチ制御部3で
は、算出された逆巻き量が予め設定しておいた逆巻き量
以下のとき(No)、スイッチ制御部3は、テープに対
するテンションの増加が問題ない範囲とみなしてこのテ
ンションサーボの制御ルーチンを終了する。
規格値のテープ量の大小を判定している。スイッチ制御
部3は、算出された逆巻き量が予め設定しておいた逆巻
き量より大きいとき(Yes)、ステップS15に進
む。ステップS15では、スイッチ6をオフに切り換え
る切換制御信号を出力する。一方、スイッチ制御部3で
は、算出された逆巻き量が予め設定しておいた逆巻き量
以下のとき(No)、スイッチ制御部3は、テープに対
するテンションの増加が問題ない範囲とみなしてこのテ
ンションサーボの制御ルーチンを終了する。
【0026】ここで、予め設定しておいた逆巻き量は、
テープのダメージのかねあいできまるが、例えば本実施
例では10mmに設定している。
テープのダメージのかねあいできまるが、例えば本実施
例では10mmに設定している。
【0027】次に、ステップS12の後のステップS1
6では、テープにいわゆるぐず巻状態がなく、正常なテ
ンションサーボを行うように切換制御信号をスイッチ6
に供給する。これにより、スイッチ6はテンションサー
ボをオンにしてステップS17に進む。
6では、テープにいわゆるぐず巻状態がなく、正常なテ
ンションサーボを行うように切換制御信号をスイッチ6
に供給する。これにより、スイッチ6はテンションサー
ボをオンにしてステップS17に進む。
【0028】また、ステップS15、S16の処理後に
ステップS17に進む。ステップS17では、送出し側
のリールFGカウンタ1aをリセットクリアする。この
リセットクリアを行うための信号がスイッチ制御部3か
らリールFGカウンタ1aに供給されている。
ステップS17に進む。ステップS17では、送出し側
のリールFGカウンタ1aをリセットクリアする。この
リセットクリアを行うための信号がスイッチ制御部3か
らリールFGカウンタ1aに供給されている。
【0029】このような手順で動作させることによっ
て、テープがいわゆるぐず巻状態にあってもテープにダ
メージを与えることなくテープのテンションを制御する
ことができる。
て、テープがいわゆるぐず巻状態にあってもテープにダ
メージを与えることなくテープのテンションを制御する
ことができる。
【0030】本発明のテンション制御を説明するため例
えばヘリカルスキャン型のVTRのテープテンション回
路に適用したより具体的な一例を図3のVTRテープの
回転ヘッドドラムへの巻回状態を示す図及び図4の概略
的なテープテンション回路図を参照しながらについて説
明する。磁気テープTPは、VTRカセットをローディ
ングによりVTRの所定位置に載置されたとき、テープ
の送出し側のテープガイド10とテープの巻取り側のテ
ープガイド11に当接している。
えばヘリカルスキャン型のVTRのテープテンション回
路に適用したより具体的な一例を図3のVTRテープの
回転ヘッドドラムへの巻回状態を示す図及び図4の概略
的なテープテンション回路図を参照しながらについて説
明する。磁気テープTPは、VTRカセットをローディ
ングによりVTRの所定位置に載置されたとき、テープ
の送出し側のテープガイド10とテープの巻取り側のテ
ープガイド11に当接している。
【0031】次に、テープ案内ドラム装置16へ磁気テ
ープTPを巻き付けるようにしてヘリカルスキャンを行
わせるとき、テープの送出し側のテープガイド10とテ
ープの巻取り側のテープガイド11間の磁気テープTP
が、テンションレギュレーションアーム12の先端側に
立設したガイドピン12aと当接し、テンションレギュ
レーションアーム12の図3の矢印A方向への回動に伴
って、テープカセット内の送出し側のリールSRから繰
り出す。この磁気テープTPの繰り出しにテープガイド
10とガイドピン12a間の磁気テープTPは、全幅消
去磁気ヘッド13と当たるようになる。
ープTPを巻き付けるようにしてヘリカルスキャンを行
わせるとき、テープの送出し側のテープガイド10とテ
ープの巻取り側のテープガイド11間の磁気テープTP
が、テンションレギュレーションアーム12の先端側に
立設したガイドピン12aと当接し、テンションレギュ
レーションアーム12の図3の矢印A方向への回動に伴
って、テープカセット内の送出し側のリールSRから繰
り出す。この磁気テープTPの繰り出しにテープガイド
10とガイドピン12a間の磁気テープTPは、全幅消
去磁気ヘッド13と当たるようになる。
【0032】テンションレギュレーションアーム12以
降の磁気テープTPは、テープガイド14、15を経て
テープ案内ドラム装置16に巻回させている。このテー
プ案内ドラム装置16を離脱した磁気テープTPは、そ
れそれテープガイド17、音声信号用磁気ヘッド18、
テープガイド19、キャプスタン20とピンチローラ2
1間を通し、テープガイド22〜27を経てVTRカセ
ット内の巻取り側リールTRに巻取られている。
降の磁気テープTPは、テープガイド14、15を経て
テープ案内ドラム装置16に巻回させている。このテー
プ案内ドラム装置16を離脱した磁気テープTPは、そ
れそれテープガイド17、音声信号用磁気ヘッド18、
テープガイド19、キャプスタン20とピンチローラ2
1間を通し、テープガイド22〜27を経てVTRカセ
ット内の巻取り側リールTRに巻取られている。
【0033】この中でテンションレギュレーションアー
ム12の回動機構中には、磁気テープTPに作用するテ
ンションの大きさを検出するテンションレギュレータ1
2A(図4を参照)が配設されている。テンションレギ
ュレータ12Aは、テンションレギュレーションアーム
12の位置を検出と作用するテンションの調整を行って
いる。テンションレギュレーションアーム12の位置検
出には、例えばDMEマグネット等が用いられている。
ム12の回動機構中には、磁気テープTPに作用するテ
ンションの大きさを検出するテンションレギュレータ1
2A(図4を参照)が配設されている。テンションレギ
ュレータ12Aは、テンションレギュレーションアーム
12の位置を検出と作用するテンションの調整を行って
いる。テンションレギュレーションアーム12の位置検
出には、例えばDMEマグネット等が用いられている。
【0034】テンションレギュレータ12Aは、検出出
力をA/D変換器31に出力する。A/D変換器31
は、テンションレギュレーションアーム12の回動位置
情報をディジタルデータにしてテンション計算部32に
供給する。テンション計算部32は、磁気テープTPに
作用している現行テンションを供給されるディジタルデ
ータにより算出して加算器33の一端側に減算入力させ
ている。一方、加算器33の他端側にはリファレンステ
ンションが加算入力されている。加算器33は、リファ
レンステンションに対する現行テンションとの差信号を
積分回路34に出力する。
力をA/D変換器31に出力する。A/D変換器31
は、テンションレギュレーションアーム12の回動位置
情報をディジタルデータにしてテンション計算部32に
供給する。テンション計算部32は、磁気テープTPに
作用している現行テンションを供給されるディジタルデ
ータにより算出して加算器33の一端側に減算入力させ
ている。一方、加算器33の他端側にはリファレンステ
ンションが加算入力されている。加算器33は、リファ
レンステンションに対する現行テンションとの差信号を
積分回路34に出力する。
【0035】積分回路34は、この差信号を積分してア
ンプ35に供給する。アンプ35は、増幅後の信号をス
イッチ6に供給する。このスイッチ6は、図1に示した
テンション制御装置から供給される切換制御信号に応じ
てアンプ35からの信号に対する出力切換を行ってい
る。この切換操作によって、スイッチがオンになってい
るとき、以降のテープテンション回路に信号が供給され
ることにより、テンションサーボがオン状態になる。
ンプ35に供給する。アンプ35は、増幅後の信号をス
イッチ6に供給する。このスイッチ6は、図1に示した
テンション制御装置から供給される切換制御信号に応じ
てアンプ35からの信号に対する出力切換を行ってい
る。この切換操作によって、スイッチがオンになってい
るとき、以降のテープテンション回路に信号が供給され
ることにより、テンションサーボがオン状態になる。
【0036】また、切換操作によって、スイッチがオフ
になっているとき、以降のテープテンション回路に信号
が供給されることにより、テンションサーボがオフ状態
になる。この際のテープテンションは、目標テンション
に近づけようとして次第に増加するバックテンショント
ルクの発生を抑えることになる。このため、従来この期
間の後の磁気テープの巻締め完了時点で発生していたテ
ープテンションを抑えている。
になっているとき、以降のテープテンション回路に信号
が供給されることにより、テンションサーボがオフ状態
になる。この際のテープテンションは、目標テンション
に近づけようとして次第に増加するバックテンショント
ルクの発生を抑えることになる。このため、従来この期
間の後の磁気テープの巻締め完了時点で発生していたテ
ープテンションを抑えている。
【0037】スイッチ6は、この巻締め完了後にテンシ
ョンサーボをオン状態にしてスイッチ6を介して加算器
36の一端側にアンプ35からの信号を供給する。加算
器36の他端側には、リファレンステンションが加算入
力されている。トルク計算部37では、この加算器36
からの合成した信号と磁気テープTPの現在の巻径情報
を基に磁気テープTPの送出しと逆巻き方向への負荷に
より生じるトルクの大きさを計算する。このトルクは、
磁気テープTPのテンションとテープ巻径の積に比例す
ることが知られている。
ョンサーボをオン状態にしてスイッチ6を介して加算器
36の一端側にアンプ35からの信号を供給する。加算
器36の他端側には、リファレンステンションが加算入
力されている。トルク計算部37では、この加算器36
からの合成した信号と磁気テープTPの現在の巻径情報
を基に磁気テープTPの送出しと逆巻き方向への負荷に
より生じるトルクの大きさを計算する。このトルクは、
磁気テープTPのテンションとテープ巻径の積に比例す
ることが知られている。
【0038】このようにテープの巻径を考慮することに
より、トルク計算部37は、リールモータ40が作り出
すトルクが一定になるようにディジタルデータをD/A
変換器38に出力している。D/A変換器38は、供給
されたディジタルデータをアナログ信号に変換してモー
タドライバ39に供給する。モータドライバ39は、リ
ールモータ40に駆動信号を供給している。リールモー
タ40は、駆動信号に応じた回転を行うことにより、磁
気テープTPに作用するテープテンションを調整制御し
ている。これにより、テープのテンションは、いわゆる
ぐず巻がある磁気テープであってもテープテンションを
略々一定の範囲内に収めることができ、テープのダメー
ジを軽減あるいは回避させることができる。
より、トルク計算部37は、リールモータ40が作り出
すトルクが一定になるようにディジタルデータをD/A
変換器38に出力している。D/A変換器38は、供給
されたディジタルデータをアナログ信号に変換してモー
タドライバ39に供給する。モータドライバ39は、リ
ールモータ40に駆動信号を供給している。リールモー
タ40は、駆動信号に応じた回転を行うことにより、磁
気テープTPに作用するテープテンションを調整制御し
ている。これにより、テープのテンションは、いわゆる
ぐず巻がある磁気テープであってもテープテンションを
略々一定の範囲内に収めることができ、テープのダメー
ジを軽減あるいは回避させることができる。
【0039】以上のように構成することにより、いわゆ
るぐず巻のある場合には、テンションサーボをオフ状態
になるように制御してバックテンショントルクを抑える
ことにより、リールの回転が正常に戻った際に発生する
急激なテンションの増加を抑え、テープのダメージを軽
減することができる。
るぐず巻のある場合には、テンションサーボをオフ状態
になるように制御してバックテンショントルクを抑える
ことにより、リールの回転が正常に戻った際に発生する
急激なテンションの増加を抑え、テープのダメージを軽
減することができる。
【0040】また、算出した逆巻き量を考慮してテンシ
ョン制御を行ってテープにかかるテンションを一定値以
上作用しないようにすることにより、テープを保護する
ことができる。
ョン制御を行ってテープにかかるテンションを一定値以
上作用しないようにすることにより、テープを保護する
ことができる。
【0041】なお、本実施例では、供給リール側のテー
プのテンション制御について説明したが、本発明は上述
した実施例に限定されるものでなく、巻取りリール側の
テープのテンション制御においても同様に構成すること
により過大なテープテンションの作用からテープを保護
することができる。
プのテンション制御について説明したが、本発明は上述
した実施例に限定されるものでなく、巻取りリール側の
テープのテンション制御においても同様に構成すること
により過大なテープテンションの作用からテープを保護
することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明に係るテンション制御装置では、
回転検出手段で一方のリールの回転方向を検出し、切換
制御手段でこの回転検出手段からのデータを基に一方の
リールが送り出すテープ送出し方向に対し逆回転したリ
ールの回転量からテープの長さを計算した値と回転検出
手段からの出力とに応じてテンション制御動作のオン/
オフを制御して、いわゆるぐず巻のある場合には、テン
ションサーボをオフ状態になるように制御してバックテ
ンショントルクを抑えることにより、リールの回転が正
常に戻った際に発生する急激なテンションの増加を抑
え、テープのダメージを軽減することができる。
回転検出手段で一方のリールの回転方向を検出し、切換
制御手段でこの回転検出手段からのデータを基に一方の
リールが送り出すテープ送出し方向に対し逆回転したリ
ールの回転量からテープの長さを計算した値と回転検出
手段からの出力とに応じてテンション制御動作のオン/
オフを制御して、いわゆるぐず巻のある場合には、テン
ションサーボをオフ状態になるように制御してバックテ
ンショントルクを抑えることにより、リールの回転が正
常に戻った際に発生する急激なテンションの増加を抑
え、テープのダメージを軽減することができる。
【0043】また、算出した逆巻き量を考慮してテンシ
ョン制御を行ってテープにかかるテンションを一定値以
上作用しないようにすることにより、テープを保護する
ことができる。
ョン制御を行ってテープにかかるテンションを一定値以
上作用しないようにすることにより、テープを保護する
ことができる。
【図1】本発明に係るテンション制御装置の概略的なブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】上記テンション制御装置の動作の説明に供する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】上記VTRにおいてVTRテープの回転ヘッド
ドラムへの巻回状態を示す図である。
ドラムへの巻回状態を示す図である。
【図4】より具体的な例として挙げたテープテンション
回路の概略的な回路図である。
回路の概略的な回路図である。
1 回転検出部 2 逆巻き量計算部 3 スイッチ制御部 4 供給リール側のリールモータ 5 FG発生機 6 スイッチ 1a リールFGカウンタ 1b 回転方向検出部
Claims (3)
- 【請求項1】 一対のリールに巻回されたテープにかか
るテンションを制御するテンション制御装置において、 テンション制御されている一方のリールの回転を検出す
る回転検出手段と、 該回転検出手段から上記一方のリールのテープ送出し方
向に対し逆回転したリールの回転量から求めたテープの
長さに応じてテンションのオン/オフ制御動作を制御す
る切換制御手段とを有することを特徴とするテンション
制御装置。 - 【請求項2】 上記一方のリールは、供給リールとする
ことを特徴とする請求項1記載のテンション制御装置。 - 【請求項3】 上記逆回転したリールの回転量から求め
たテープの長さは、リールに巻回されたテープの巻き付
き半径と、上記一方のリールの回転角度とにより決定す
ることを特徴とする請求項1記載のテンション制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6111265A JPH07320344A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | テンション制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6111265A JPH07320344A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | テンション制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07320344A true JPH07320344A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14556826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6111265A Withdrawn JPH07320344A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | テンション制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07320344A (ja) |
-
1994
- 1994-05-25 JP JP6111265A patent/JPH07320344A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |