JP2658040B2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JP2658040B2
JP2658040B2 JP62069655A JP6965587A JP2658040B2 JP 2658040 B2 JP2658040 B2 JP 2658040B2 JP 62069655 A JP62069655 A JP 62069655A JP 6965587 A JP6965587 A JP 6965587A JP 2658040 B2 JP2658040 B2 JP 2658040B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオテープレコーダに関する。
〔発明の概要〕
キャプスタンの回転速度の変化によってテープ走行速
度が加速するときに、キャプスタンの立ち上がりを遅ら
せて巻取り側リールを立ち上がりに略一致させるように
したので、加速のときにテープのたるみを防止すること
ができ、ひいてはテープダメージを防止することができ
るようにしたものである。
〔従来の技術〕 第3図はビデオテープレコーダ(VTR)のキャプスタ
ンモータ及びリールモータの駆動系を示したものであ
る。
同図において、(1)はVTR内に備えられた主マイク
ロコンピュータ(以下主マイコンという)であり、VTR
の動作を制御するためのものである。この主マイコン
(1)にはキー装置(2)が接続され、ユーザーのキー
装置(2)の操作に応じてVTRの操作が制御される。
また、(3)はサーボ用マイクロコンピュータ(以下
サーボ用マイコンという)である。このサーボ用マイコ
ン(3)には主マイコン(1)より、キャプスタン、即
ちキャプスタンモータの回転速度を指示するコマンドデ
ータが供給される。そして、このサーボ用マイコン
(3)からは、そのコマンドデータに対応した制御信号
SCCAが出力される。
このサーボ用マイコン(3)からの制御信号SCCAはD/
A変換器(4)でアナログ信号とされたのち、増幅器
(5)を介してNPN形トランジスタ(6)のベースに供
給される。このトランジスタ(6)のコレクタは電源端
子+Bに接続され、そのエミッタはキャプスタンモータ
(7)を介して接地される。したがって、キャプスタン
モータ(7)にはトランジスタ(6)によって制御信号
SCCAに対応した電流が流され、制御信号SCCAに対応した
速度で回転するようになされる。
また、主マイコン(1)からはリールモータの回転を
制御する制御信号SCREが出力され、この制御信号SCRE
増幅器(8)を介してNPN形トランジスタ(9)のベー
スに供給される。このトランジスタ(9)のコレクタは
電源端子+Bに接続され、そのエミッタはリールモータ
(10)を介して接地される。したがって、リールモータ
(10)にはトランジスタ(9)によって制御信号SCRE
対応した電流が流され、制御信号SCREに対応した速度で
回転するようになされる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで近年、キャプスタンモータ(7)の精度、性
能がよくなり、キャプスタンの回転速度の変化によるテ
ープ走行速度の可変範囲が広くなっている。例えば、ス
チルモードから8倍速再生モード程度までのテープ走行
速度とすることが可能となっている。
このようなVTRにおいては、キャプスタンの回転速度
の変化によってテープの走行速度が急激に加速されると
きには、慣性等の関係からキャプスタンの立上りに対し
て巻取側リールの立上りが遅れ、テープにたるみを生
じ、結果としてテープダメージを招く不都合があった。
例えば、時点t0において、ユーザーのキー装置(2)
の操作によってスチルモードから8倍速再生モードが指
示されるとき、サーボ用マイコン(3)からの制御信号
SCCAは、第4図Aに示すように時点t0で変化するように
なされ、キャプスタンモータ(7)、したがってキャプ
スタンの回転速度は同図Bに示すように時点t0で急激に
変化する。また、このとき時点t0において主マイコン
(1)より制御信号SCREが出力され、リールモータ(1
0)、したがって巻取側リールが回転するように制御さ
れるが、その立上りはキャプスタンに比べて遅く、キャ
プスタンが送り出したテープが巻取側リールで充分巻き
取られず、テープにたるみが生じるという問題があっ
た。特に、巻取側リールのテープが乱巻状態であるとき
には、巻取側リールの立上りがさらに遅くなるため、テ
ープのたるみ量が多くなり、場合によってはテープダメ
ージにつながるおそれがあった。
なお、第5図は、VTRの機構部の一例を示すものであ
り、(11)はテープ案内ドラム、(12)はキャプスタ
ン、(13)は移動ピンチローラ、(14)は音声信号消去
用磁気ヘッド、(15)はコントロールパルスの記録再生
用磁気ヘッド及び音声信号記録の再生用磁気ヘッドであ
る。(16)〜(23)はテープ案内子で、このうち(1
7),(18),(21),(22)及び(23)は移動テープ
案内子で、他は固定テープ案内子である。また、(25)
はテープカセットで、(26)はその供給側リール、(2
7)は巻取側リールである。
また、(30)はコントロールパルスの再生用磁気ヘッ
ドであり、磁気テープTの全幅消去を行なうための消去
磁気ヘッドと兼用される。このような機構部において、
記録再生時には、テープカセット(25)から磁気テープ
Tが引き出されて、移動テープ案内子等によりなるテー
プ巻付手段(31)により(26)→(16)→(30)→(1
7)→(11)→(15)→(12)→(23)→(22)→(2
1)→(18)→(19)→(20)→(27)の経路を通って
テープ案内ドラム(11)に巻き付けられ、走行するよう
になされている。したがって、上述したテープのたるみ
は、特に矢印P部分に生じる。
本発明は斯る点に鑑み、上述したようなテープのたる
みを防止し、テープダメージを防止するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のビデオテープレコーダは、キャプスタンを駆
動させるキャプスタンモータと、テープ走行速度が加速
されるとき、上記キャプスタンモータの回転速度を順次
段階的に変化させ所定時間をもって変化させ終える第1
の制御信号を上記キャプスタンモータに供給すること
で、上記キャプスタンの立上がりを遅らせて巻取側リー
ルの立上がりを上記キャプスタンの立上がりに略一致さ
せるよう上記キャプスタンモータを制御するキャプスタ
ンモータ制御手段と、巻取側リールを駆動させる巻取側
リールモータと、上記巻取側リールモータの回転軸に取
付けられ、上記巻取側リールモータの回転周波数信号を
検出する回転周波数信号検出手段とを備え、上記回転周
波数信号検出手段で検出した回転周波数信号は上記キャ
プスタンモータ制御手段に供給され、上記キャプスタン
モータ制御手段は上記回転周波数信号に基づき、上記第
1の制御信号の変化速度が制御されるものである。
〔作用〕
上述せる本発明によれば、キャプスタンの回転速度の
変化によってテープ走行速度が加速するときに、キャプ
スタンの立ち上がりを遅らせて巻取り側リールを立ち上
がりと略一致させる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例について説明する。本例におい
て、キャプスタンモータ及びリールモータの駆動系は第
3図例と同様とされる。
本例においては、ユーザーのキー装置(2)の操作に
よってテープ走行速度が大となるモードが指示されると
きには、サーボ用マイコン(3)から制御信号SCCAが所
定の速さでもって順次変化するようになされる。この変
化速度は、例えば、巻取側リールでテープが、ある乱巻
状態にあると想定して一律に定められ、キャプスタンモ
ータ(7)、したがってキャプスタンの立上りが巻取側
リールの立上りと一致するような速度とされる。
例えば、時点t0において、ユーザーのキー装置(2)
の操作によってスチルモードから8倍速再生モードが指
示されるとき、サーボ用マイコン(3)から制御信号SC
CAは、第1図Aに示すように時点t0より順次段階的に変
化し、所定時間をもって変化し終える。そしてキャプス
タンモータ(7)、したがってキャプスタンの回転速度
は、同図Bに示すように時点t0より所定時間をもって変
化するようになされる。即ち、立上りが遅くされる。
このように本例においては、ユーザーのキー装置
(2)の操作によってテープ走行速度が大となるモード
が指示されるときには、サーボ用マイコン(3)から制
御信号SCCAが所定の速さでもって順次変化するようにな
され、キャプスタンモータ(7)、したがってキャプス
タンの立上りが巻取側リールの立上りと一致させられ
る。
したがって本例によれば、キャプスタンが送り出した
テープは巻取側リールで充分に巻き取られ、テープにた
るみが生じることを防止することができ、これによりテ
ープダメージを防止することができる。
なお、上述実施例においては、制御信号SCCAの変化速
度は巻取側リールのテープが、ある乱状態にあると想定
して一律に定められるものであるが、これによれば想定
以上の乱巻状態があるとき、テープにたるみが生じるこ
とを防止し得なくなる。
そこで、この問題を解決するために、第2図に示すよ
うに、リールモータ(10)の回転軸に一体的に取り付け
られた周波数発電機(40)からの周波数信号SFGをサー
ボ用マイコン(3)に供給し、この周波信号SFGに基づ
いて制御信号SCCAの変化速度、即ちキャプスタンモータ
(7)の立上りを制御してやればよい。
ところで、フォワード再生モードリバース再生モード
の切換時にスチルモードを介在させることが考えられる
が、この場合、スチルモードからテープ走行速度が大と
なるモードとなるので、本発明を適用して好適である。
〔発明の効果〕
上述せる本発明によれば、キャプスタンの回転速度の
変化によってテープ走行速度が加速するときに、キャプ
スタンの立ち上がりを遅らせて巻取り側リールを立ち上
がりと略一致させるようにしたので、加速のときにテー
プのたるみを防止することができ、ひいてはテープダメ
ージを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明のための図、第2図は
本発明の他の実施例を示す図、第3図はモータの駆動系
の一例を示す図、第4図はその説明のための図、第5図
はVTRの機構部を示す図である。 (1)は主マイクロコンピュータ、(2)はキー装置、
(3)はサーボ用マイクロコンピュータ、(7)はキャ
プスタンモータ、(10)はリールモータである。
フロントページの続き (72)発明者 井上 学 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−40050(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャプスタンを駆動させるキャプスタンモ
    ータと、 テープ走行速度が加速されるときに、上記キャプスタン
    モータの回転速度を順次段階的に変化させ所定時間をも
    って変化させ終える第1の制御信号を上記キャプスタン
    モータに供給することで、上記キャプスタンの立上がり
    を遅らせて巻取側リールの立上がりを上記キャプスタン
    の立上がりに略一致させるよう上記キャプスタンモータ
    を制御するキャプスタンモータ制御手段と、 巻取側リールを駆動させる巻取側リールモータと、 上記巻取側リールモータの回転軸に取付けられ、上記巻
    取側リールモータの回転周波数信号を検出する回転周波
    数信号検出手段とを備え、 上記回転周波数信号検出手段で検出した回転周波数信号
    は上記キャプスタンモータ制御手段に供給され、上記キ
    ャプスタンモータ制御手段は上記回転周波数信号に基づ
    き、上記第1の制御信号の変化速度が制御されることを
    特徴とするビデオテープレコーダ。
JP62069655A 1987-03-24 1987-03-24 ビデオテープレコーダ Expired - Fee Related JP2658040B2 (ja)

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JPS6040050U (ja) * 1983-08-26 1985-03-20 株式会社東芝 テ−プ駆動装置

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