JPS6120129Y2 - - Google Patents

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JPS6120129Y2
JPS6120129Y2 JP1981048251U JP4825181U JPS6120129Y2 JP S6120129 Y2 JPS6120129 Y2 JP S6120129Y2 JP 1981048251 U JP1981048251 U JP 1981048251U JP 4825181 U JP4825181 U JP 4825181U JP S6120129 Y2 JPS6120129 Y2 JP S6120129Y2
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JP
Japan
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pin
slide pin
engaging
groove
vehicle
Prior art date
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JP1981048251U
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JPS57160349U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトラクタ等の車輛における作業機の支
持装置の改良に関する。
従来、例えばフロントローダがトラクタに装着
される場合、フロントローダの前部はその両側で
挿抜自在な係止ピンを介して、トラクタ前部に設
けられた補助ブラケツトに支持されると共に、そ
の後部はローダ両側に設けられた各スライドピン
と、トラクタ中間部の両側に設けられた各係合溝
との嵌脱自在な嵌合を介して支持されていた。そ
して通常、前記スライドピンと係合溝との嵌脱操
作を容易にするために、係合溝の幅をスライドピ
ンの径より大として形成されていた。従つて、ス
ライドピンと係合溝間にガタがあり、フロントロ
ーダによる作業に際して発生する振動力や衝撃力
が、前記ガタを介してトラクタ車体側に衝撃的に
伝達されるので、トラクタ車体側に与える応力が
より大となり、トラクタ車体側が破損する可能性
が大であつた。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、スライド
ピンと係合溝間のガタを防止し、トラクタ車体側
の破損防止を図つたものであり、その特徴とする
ところは、作業機14の前部が車輛1側に係止ピ
ン29で枢支されると共に、後部に設けられたス
ライドピン27が車輛1側に設けられた前後方向
の係合溝17に嵌脱自在に嵌合されることによつ
て、作業機14が車輛1に着脱自在に装着された
ものにおいて、前記スライドピン27嵌合位置と
対応する係合溝17の互いに対向した上下の対向
面32,33のいずれか一方の対向面33に、溝
17内に出没自在に突出してスライドピン27と
当接する係合体39が設けられ、スライドピン2
7を他方の対向面32側に弾発的に押圧すべく、
係合体39を溝17内突出方向に付勢する付勢部
材48が設けられた点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
ると、第1図乃至第4図において、1はトラクタ
で、その前部にエンジン2が搭載され、該エンジ
ン2後面にミツシヨンケース3が連設されて車体
4を構成する。車体4の前後部には夫々左右一対
の前・後輪5,6が設けられ、エンジン2はボン
ネツト7で包被され、該ボンネツト7の後部には
ステアリングハンドル8が突設され、該ステアリ
ングハンドル8の後方で後輪6を覆うフエンダ9
間には座席10が設けられ、これらステアリング
ハンドル8、座席10等は操縦装置11を構成す
る。操縦装置11の下部は車体4側面に突設され
た左右一対の乗降ステツプ12で形成され、該ス
テツプ12後端はフエンダ9前端部に連結されて
いる。
上記操縦装置11はキヤビン13で包囲され、
キヤビン13側面下端はフエンダ9外周面と、ス
テツプ12の外側端上面に沿つた形状とされ、ス
テツプ12の上方部のキヤビン13には左右一対
のドア13aが設けられている。
操縦装置11前方の車体4中間部の両側面には
フロントローダ14取付用の基台15がボルト1
6を介して着脱自在に突設され、該基台15の上
部には前後方向の係合溝17が形成され、該係合
溝17の前端は前上方に傾斜して形成された挿入
口18が開設されている。
前記フロントローダ14は車体4の両側に沿つ
て設けられる左右一対の固定フレーム19と、該
固定フレーム19に横軸20とリフトシリンダ2
1とを介して上下揺動駆動自在に枢支された揺動
フレーム22と、該揺動フレーム22の前部揺動
端に横軸23と回動シリンダ24とを介して上下
回動自在に設けられたバケツト25とで構成さ
れ、固定フレーム19前端にはスタンド26が一
体に突設されている。そして、固定フレーム19
の下端後部に軸心横向に突設したスライドピン2
7が前記挿入口18を介して係合溝17内に嵌脱
自在に嵌合され、スタンド26が車体4の下部前
端に突設した補助ブラケツト28に係止ピン29
を介して着脱自在に連結支持されている。
前記係合溝17は側方向に適宜間隔を有して設
けられた一対の側板30,30により構成されて
おり、該側板30,30間に適宜補強板31が架
設されている。そして係合溝17の互いに対向し
た上下の対向面32,32のうち、下側の対向面
33側で、前記スライドピン27の嵌合位置と対
応する位置に押圧装置34が設けられており、該
押圧装置34は、前後に適宜離隔して前記側板3
0,30間に架設された前壁板35及び後壁板3
6を備え、前記両側板30,30、前壁板35及
び後壁板36によつて上下方向角筒状のハウジン
グ37を構成している。また前記押圧装置34は
前記ハウジング37内よりその上部開口38を介
して係合溝17内に出没自在な係合体39を備
え、該係合体39の上面には側面視凹状に適宜湾
曲形成されたピン当接部40が形成され、該ピン
当接部40の前端部に前下がり状のガイド部41
が形成されている。尚、本実施例においては板金
材によりピン当接部40及びガイド部41が別体
に形成され、その板金材が係合体39本体に溶着
したものを示しているが、係合体39本体にピン
当接部40やガイド部41を加工形成したもので
あつてもよく、さらにその表面にゴム等の衝撃緩
衝材を添着した構成としてもよい。また前記係合
体39の下面には凹状のバネ受部42が形成さ
れ、係合体39の中間部前後には前記開口38周
縁の張出係合部43とその下面で接離自在なスト
ツパ44が突設されている。前記ハウジング37
の下部を閉塞して、蓋体45が前記前壁板35及
び後壁板36の下部にボルト46を介して着脱自
在に装着されている。そして蓋体45上面に設け
られたバネ受部47と係合体39のバネ受部42
間にコイルバネ等の弾性部材48(付勢部材)が
圧縮状に装着され、前記係合体39を上方向に常
に弾発付勢している。
そして、第2図に示される如く、前記スライド
ピン27の係合溝17内嵌合を介して、該ピン2
7が上側の対向面32と係合体39のピン当接部
40間に挿抜自在に挿入されると共に、スライド
ピン27が弾性部材48の付勢力を介して係合体
39により上側の対向面32に常に弾発押圧され
ている。
尚、フロントローダ14を車体4から取り外す
場合には、バケツト25の接地状態からのリフト
シリンダ21や回動シリンダ24の伸縮動作と、
係止ピン29の取り外しにより、スタンド26が
スライドピン27を中心として後下方(第1図矢
示方向)へ回動され、スタンド26が接地すれ
ば、次の車体4の後方移動を介して、スライドピ
ン27が上側の対向面32と係合体39間より抜
けると共に、係合溝17に対して前方へ相対移動
する。次にスタンド26の接地部を中心としてス
ライドピン27が前上方へ回動され、この回動に
より前記ピン27が挿入口18を介して係合溝1
7から離脱され、フロントローダ14は車体4か
ら離反しバケツト25とスタンド26との接地に
より自立姿勢とされる。この際、第3図に示され
る如く、係合体39のストツパ44と張出係合部
43とが当接し、係合体39の係合溝17内に対
する突出量が規制される。また、フロントローダ
14を装着する場合には、上記と逆操作により、
スライドピン27が挿入口18を介して係合溝1
7内に嵌入され、ガイド部41を介して係合体3
9の出没作動により、第2図に示される如く、ピ
ン当接部40と対向面32間に挿入される。
本考案の実施例は以上のように構成されてお
り、フロントローダ14を車体4に装着した際
に、スライドピン27が係合体39と対向面32
間に挿入され、前記ピン27が弾性部材48の付
勢力を介して係合体39により、対向面32に常
に弾発押圧されているので、係合溝17内におけ
る前記ピン27のガタ付きが防止でき、該ピン2
7は定位置に保持される。従つて、フロントロー
ダ14による作業に際して発生する振動力や衝撃
力の車体4側に対する衝撃的な伝達が防止される
と共に弾性部材48の弾性作用により振動力や衝
撃力が緩衝され、車体4側に与える応力が小とな
り、車体4側の破損が防止できる。また係合体3
9のピン当接部40等が摩耗した場合、ピン当接
部40やガイド部41を形成した板金材、或は係
合体39を交換するだけでよく、維持費も安価と
なる。さらにガイド部41を形成しているため、
係合体39と対向面32間へのスライドピン27
挿入が容易である。
尚、前記実施例において、押圧装置34を下側
の対向面33側に設けたものを示しているが、上
側の対向面32側に設ける構成としてもよい。
本考案によれば、作業機側に設けられたスライ
ドピンが車輛側に設けられた係合溝に嵌合された
際に、係合溝の一方の対向面に設けられた係合体
と、他方の対向面との間に前記スライドピンが嵌
合され、係合体によりスライドピンが他方の対向
面側に弾発的に押圧されるので、係合溝内におけ
る前記ピンのガタ付きが防止でき、該ピンは定位
置に保持される。従つて、作業機による作業に際
して発生する振動力や衝撃力の車体側に対する衝
撃的な伝達が防止されると共に、前記振動力や衝
撃力が緩衝され、車体側に与える応力が小とな
り、車体側の破損が防止できる。また、係合体が
摩耗した場合においても容易に交換でき、維持費
も安価となるという利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体側
面図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図
は、フロントローダを取り外した際の要部拡大断
面図、第4図は第3図の−線矢視図である。 1……トラクタ、14……フロントローダ、1
7……係合溝、27……スライドピン、32,3
3……対向面、39……係合体、48……弾性部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作業機14の前部が車輛1側に係止ピン29で
    枢支されると共に、後部に設けられたスライドピ
    ン27が車輛1側に設けられた前後方向の係合溝
    17に嵌脱自在に嵌合されることによつて、作業
    機14が車輛1に着脱自在に装着されたものにお
    いて、前記スライドピン27嵌合位置と対応する
    係合溝17の互いに対向した上下の対向面32,
    33のいずれか一方の対向面33に、溝17内に
    出没自在に突出してスライドピン27と当接する
    係合体39が設けられ、スライドピン27を他方
    の対向面32側に弾発的に押圧すべく、係合体3
    9を溝17内突出方向に付勢する付勢部材48が
    設けられたことを特徴とする作業機の支持装置。
JP1981048251U 1981-04-02 1981-04-02 Expired JPS6120129Y2 (ja)

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JP1981048251U JPS6120129Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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JP1981048251U JPS6120129Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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Publication Number Publication Date
JPS57160349U JPS57160349U (ja) 1982-10-08
JPS6120129Y2 true JPS6120129Y2 (ja) 1986-06-17

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ID=29844998

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JP1981048251U Expired JPS6120129Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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