JPS61196294A - ヘツド交換を迅速にしたドラムフレ−ム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は音楽演奏のドラムに関するものである。

［従来の技術］ ドラムにおいて、シェルとは円筒形の胴部を、ヘッドと
は端面に張革を、フレームとはシェルにヘッドを押付け
る円形の金属輸を、チューニングボルトとはフレームを
シェルに取付けるボルトのことを意味する。

ドラムにおけるヘッドは、しばしば取換えを要するが、
フレームを介してヘッドを締めるチュー。

ニングボルトは、従来完全に抜き取らなければヘッドの
離脱や装備ができなかった。

［発明が解決しようとする問題点］ 上述の如くチューニングボルトを抜き取る場合、数本の
チューニングボルトをすべて抜き取るための回動操作は
大きな回数となり、非常に手間の要る作業となっていた
０本発明はその手間を少なくすることを意図するもので
ある。

［問題点を解決するための手段］ 図面を参考にして説明する。

周囲数箇所において、シェル１にはチューニングボルト
２の螺着孔１０を有し、フレーム３には同チューニング
ボルト２の挿通孔１１を設けてヘッド４がシェル１の開
口端縁にフレーム３で制圧固定されるドラムにおいて、
フレーム３におけるチューニングボルト２の挿通孔１１
を、同一回転方向に向かってずれた大径部５と小径部６
が連なる変形孔となし、大径部５にはチューニングボル
ト２の頭部２ａ及びワッシャー７をも通り抜け得る大き
さを与え、小径部６にはワッシャー７の陥没座８を設け
てなるヘッド４を張着するフレームの着脱機構を構成し
たものである。

［実施例］ 図面に基づいて説明する。

シェル１にはチューニングボルト２の螺着孔１０をブラ
ケット９を介して設置し、フレーム３には同チューニン
グボルト２の挿通孔１１を設けてヘッド４がシェル１の
開口端縁にフレーム３で制圧固定されるドラムにおいて
、前記チューニングボルト２及びその螺着孔１０はシェ
ル１の周囲複数箇所に配設し、フυ−ム３におけるチュ
ーニングボルト２の挿通孔１１も同様複数箇所とすると
共に各挿通孔１１は同一回転方向に向かってずれた大径
部５と小径部６が連なる変形孔となし、大径部５にチュ
ーニングボルト２の頭部２ａ及びワッシャー７をも通り
抜け得る大きさを与え、小径部６にはワッシャー７の陥
没座８を設けて、ブラケット９の螺着孔１０に嵌るチュ
ーニングボルト２に対しフレーム３を回動し、該フレー
ム３を大径部５において着脱し、小径部６において締付
固着するように構成している。

［作用］ 本発明は上述したような構成を備えていて、チューニン
グボルト２をその螺着孔１０に螺合したままワッシャー
７が陥没座８から脱する程度に弛めるのみでフレーム３
を微小角度回動し、離脱することが出来る。

［発明の効果］ 上述の如くヘッド４を制圧するフレーム３をチューニン
グボルト２の僅な弛緩によって離脱し得ることは、チュ
ーニングボルト２の回動操作を極端に少なくし、ヘッド
４の取換を容易且つ敏速化する効果があり、又ワッシャ
ー７が陥没座８に嵌るため固定が弛まぬ利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一例を示すもので、第１図は平面図、
第２図は分解した状態における第１図のｎ−ｍ断面図、
第３図は要部の平面図、第４図は第３図のＮ−Ｎ断面図
、第５図はチューニングボルトの側面図を示すものであ
る。 １　　　　シェル ２　　　チューニングボルト ２ａ　　頭部 ３　　　フレーム ４　　　ヘッド ５　　　大径部 ６　　　小径部 ７　　　ワッシャー ８　　　陥没座 ９　　　ブラケット １０　　　螺着孔 １１　　　挿通孔

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 周囲数箇所において、シェル（１）にはチューニングボ
   ルト（２）の螺着孔（１０）を有し、フレーム（３）に
   は同チューニングボルト（２）の挿通孔（１１）を設け
   てヘッド（４）がシェル（１）の開口端縁にフレーム（
   ３）で制圧固定されるドラムにおいて、フレーム（３）
   におけるチューニングボルト（２）の挿通孔（１１）を
   、同一回転方向に向かつてずれた大径部（５）と小径部
   （６）とが連なる変形孔となし、大径部（５）にはチュ
   ーニングボルト（２）の頭部（２ａ）及びワッシャー（
   ７）をも通り抜け得る大きさを与え、小径部（６）には
   ワッシャー（７）の陥没座（８）を設けてなるヘッド交
   換を迅速にしたドラムフレーム。