JPH0310823Y2 - - Google Patents

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JPH0310823Y2
JPH0310823Y2 JP12248785U JP12248785U JPH0310823Y2 JP H0310823 Y2 JPH0310823 Y2 JP H0310823Y2 JP 12248785 U JP12248785 U JP 12248785U JP 12248785 U JP12248785 U JP 12248785U JP H0310823 Y2 JPH0310823 Y2 JP H0310823Y2
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shaft
rotating shaft
disc
speed rotating
tapered surface
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、デイスク型カツターにおいて、高
速、低速回転軸を枠体に設けた短軸に対して脱着
可能とした排稈切断装置に関する。
〔従来の技術〕
デイスク型カツターを構成する多数の円盤刃を
装着した高速回転軸と、該円盤刃に相対する送り
込み体を装着した低速回転軸の両端を、枠体(カ
ツターケース)に軸承した短軸に着脱自在、詳し
くは、例えば短軸中心に凹部を形成し、この凹部
は係嵌合する凸部を回転軸側に設け、両者の係嵌
合部を固定手段により結合していた。この種のも
のには次のような問題点がある。
(a) 凹部と、これに係嵌合する凸部とによつて、
短軸と回転軸との芯出しができるが、高度の製
作精度が要求される。
(b) 凹部と凸部の係嵌合であるため、両者の結合
には回転軸を軸線方向にそつて移動させたり、
あるいは、短軸を軸線方向にそつて移動しなけ
れば係嵌合関係は得られない。このことは、デ
イスク型カツターにおいては、円盤刃と送り込
み体とが噛合関係にあることから、短軸と回転
軸間には複雑な構造が要求される。
〔考案の目的〕
本考案は、このような実情に鑑みなされたもの
で、簡単な而も合理的手段によつて従来技術の問
題点を解消せしめ、何れか一方のフランジの外周
部と、フランジ同志を締付け固定する連結締付具
の内面に同じテーパー面を設け、両テーパー面の
適合により短軸と回転軸の芯出しが自動的に行
え、かつ、円盤刃と送り込み体との噛合関係も容
易に設定しうる切断装置を提供せんとするもので
ある。
〔考案の構成〕
従来技術の問題点を解決する本考案の構成は、
脱穀装置の排稈排出口部に配設するデイスク型カ
ツターであつて、該デイスク型カツターを構成す
る多数の円盤刃を装着した高速回転軸と、該円盤
刃に相対する送り込み体を装着した低速回転軸の
両端を、枠体に軸承した短軸に着脱自在に連結し
た切断装置において、上記短軸の内側端に設けた
フランジと、上記回転軸端連結部に設けたフラン
ジとを突き合わせ重合し、この重合せる両フラン
ジを袋ナツト構造をもつ連結締付具にて分解可能
に締付け連結せしめ、上記何れか一方のフランジ
の外周にテーパー面を形成するとともに、上記連
結締付具の内面に、上記テーパー面に適合するテ
ーパー面を設けたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
図面について実施例の詳細を説明する。第1図
は一部切欠平面図、第2図は同上側面図、第3図
は要部の拡大断面図、第4図は短軸と連結軸筒の
分解斜視図、第5図は同上別実施例の断面図であ
る。
第1図に示すように、カツターケース1には低
速回転軸2と高速回転軸3が所要の間隔を介し平
行に並設軸架されている。
本考案は、上記高速、低速回転軸2,3をカツ
ターケース1に対して着脱交換自在としたもので
あり、その構造は両回転軸とも同様であるので、
特に交換頻度の高い高速回転軸3について構造の
詳細を説明し、低速回転軸2の構造に対しては、
同一の符号を付すことによりその詳細説明は省略
する。
高速回転軸3は断面形状が六角形状の多角状に
形成されている。4は該高速回転軸3に嵌挿され
た円盤刃で、これの一側面にはパイプ受板5、他
側面には押え板6が配設されている。そして各パ
イプ受板5と押え板6との間には、各円盤刃4の
間隔を位置決めし、かつ、切断排稈が巻きつくの
を防止するための巻付防止パイプ7が介装してあ
る。
上記カツターケース1の両側枠1aには、夫々
内側端に、外周に螺子8aを有する円板状のフラ
ンジ8bをもつ短軸8が軸受9によつて支承され
ているとともに、このフランジ8bの内側面に
は、第4図に示すように直径方向に連結凹溝8c
が形成してある。
10は、上記連結凹溝8cに適嵌する連結凸条
10aを直径方向に形成し、かつ、外周一側にテ
ーパー面10fを形成した円板状のフランジ10
bをもつ連結軸筒で、該連結軸筒10には、上記
高速回転軸3端に一体形成せる径小軸部3aが挿
嵌される。そしてこの径小軸部3aにはキー3b
がとりつけられ、これが連結軸筒10の軸孔10
cに設けたキー溝10dに適嵌せしめられ、高速
回転軸3と連結軸筒10が結合され、また、この
連結軸筒10と上記短軸8とが、フランジ8bと
10bに設けた連結凹溝8cと連結凸条10aの
適嵌により結合されるようになし、短軸8に伝え
られる回転が高速回転軸3に伝えられるように構
成されている。
また、高速回転軸3の両端に設けた径小軸部3
aが、夫々連結軸筒10に適嵌された状態で、こ
の径小軸部3aの端面と、連結軸筒10の軸孔1
0cの最深部端との間に間隔が残されるように構
成することが条件である。また図に示すように、
上記連結軸筒10には、これに設けたキー溝10
dに至る螺子孔10eが形成してあり、これに締
付ボルト11が螺合され、連結軸筒10と高速回
転軸3の径小軸部3aとが固定されるように、ま
た両締付ボルト11をゆるめることにより、高速
回転軸3がこれの軸線方向にそつて移動しうるよ
うにしたものである。
12は、袋ナツト構造からなる連結締付具で、
これの内面には、上記フランジ8bの螺子8aに
螺合する螺子部12a、フランジ10bの外周面
と、このフランジ10bのテーパー面10fに適
合するテーパー面12bが形成されており、ま
た、この連結締付具12の外面には、これの回動
具(図示略)が係合する複数の係合孔12cが設
けられている。
13は上記軸受9に形成されたフランジ9aの
内側に設けた短筒体で、この短筒体13の内側に
上記連結締付具12の外側端縁が嵌入され、また
左右両端の円盤刃4のパイプ受板5、押え板6と
両連結軸筒10のフランジ10bとの間に配設さ
れた巻付防止パイプ7の外側端面を、夫々両連結
締付具12の内側端内面に嵌入させ、切断排稈な
どが各部材間に介入するのを防止するようにした
ものである。また最外側に配設される巻付防止パ
イプ7、即ち、上記連結軸筒10の外側をカバー
するようにした巻付防止パイプ7の一側に、上記
連結軸筒10にとりつけた締付ボルト11に適合
する孔14が設けてあり、この孔14を通してボ
ルト回し(図示略)を挿入し、上記締付ボルト1
1が回動しうるようにしたものである。
また、第5図に示すように、短軸8のフランジ
8bの連結凹溝8cの一端部にはストツパー8d
を設け、これに上記連結軸筒10のフランジ10
bにキー構造で止着した連結凸条10aの一端縁
面が係止しうるようになす。このような構造によ
り、連結凹溝9cを垂直状態にした姿勢でこの連
結凹溝8cに連結凸条10aを適嵌させれば、ス
トツパー8dにより回転軸を一時的に支持するこ
とができ、回転軸から手を離した状態で連結締付
具12の締付け操作がなしうる。また、ストツパ
ー8dの内側面と短軸8の中心軸線との距離l1
と、連結凸条10aの端面と連結軸筒10の中心
軸線との距離l2を等しくしておけば、短軸8と連
結軸筒10、詳しくは、回転軸2,3の芯出しが
行われる。
尚図中15は、カツターケース1に対して開閉
可能にとりつけた後部カバーで、この後部カバー
15を開いた状態で両回転軸2,3の着脱作業が
行われるものである。16は脱穀装置、17は排
稈搬送体、18は排稈をカツター機構に送り込む
か、あるいは、集稈装置(図示略)に送り込むか
を切換え操作する切換え板である。
また、19aは排稈を上記円盤刃4に送り込み
切断させるための送り込み円板、19bは送り込
みフランジで、この送り込み円板19aと送り込
みフランジ19bとにより送り込み体19が構成
されている。尚低速回転軸2の構成は上述したよ
うに一部を除き高速回転軸3の構造と同様である
ので、同一構成部材に対しては同様の記号をもつ
てあらわしてある。
〔作用〕
上記実施例に基づいて本考案の作用を説明する
と、高速回転軸3をカツターケース1に装着する
に当たり、連結軸筒10のフランジ10bに設け
た連結凸条10aを水平状の連結凹溝8cに側方
から嵌合させたのち、連結締付具12の螺子部1
2aを短軸8のフランジ8bの螺子8aに螺合さ
せるとともに、連結締付具12のテーパー面12
bを連結軸筒10のフランジ10bの外周テーパ
ー面10fに適合押圧して短軸8と連結軸筒10
を芯出し結合し、連結締付具12の外側端を軸受
9の短筒体13の内側に、両端部の巻付防止パイ
プ7の外側端を連結締付具12の内側端内側に嵌
入させる。次にパイプ7に設けた孔14からボル
ト回しを挿入して締付ボルト11を締付けて、連
結軸筒10と高速回転軸3の径小軸部3aを連結
固定する。
同様な操作で低速回転軸2をとりつけ、これの
送り込み体19の外周に形成される溝部に上記円
盤刃4の先端を介入させる。そしてこの両者の噛
合位置の調整は、上記締付ボルト11をゆるめて
双方または何れか一方向の回転軸2,3を軸線方
向に微少移動させ、噛合の適正化を調整し、再び
締付ボルト11を締付け固定する。この作用説明
では、高速回転軸3を最初にとりつけたが、低速
回転軸2をとりつけたのち高速回転軸3をとりつ
けてもよく、この順序は特定されない。とりつけ
完了後係止具20による係止を解くことは勿論で
ある。
〔効果〕
上述のように本考案の構成によれば、次のよう
な効果が得られる。
(a) 連結部に設けたフランジのテーパー面と連結
締付具の内面に設けたテーパー面との適合によ
り、短軸と回転軸の芯出しが自動的に行われ、
構造が簡単である。
(b) 短軸または回転軸の軸線方向への移動なしで
両軸の連結がなしうるため、円盤刃と送り込み
体の噛合調節も容易で、かつ、連結構造体の構
造の簡略化が計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠平面図、第2図は同上側面
図、第3図は要部の拡大断面図、第4図は短軸と
連結軸筒の分解斜視図、第5図は同上別実施例の
断面図である。 1……カツターケース、2……低速回転軸、3
……高速回転軸、4……円盤刃、8……短軸、8
a……螺子、8b……フランジ、8c……連結凹
溝、8d……ストツパー、9……軸受、10……
連結軸筒、10a……連結凸条、10b……フラ
ンジ、10c……軸孔、10d……キー溝、10
e……螺子孔、10f……テーパー面、11……
締付ボルト、12……連結締付具、12b……テ
ーパー面、19……送り込み体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 脱穀装置の排稈排出口部に配設するデイスク
    型カツターであつて、該デイスク型カツターを
    構成する多数の円盤刃を装着した高速回転軸
    と、該円盤刃に相対する送り込み体を装着した
    低速回転軸の両端を、枠体に軸承した短軸に着
    脱自在に連結した切断装置において、 (b) 上記短軸の内側端に設けたフランジと、上記
    回転軸端連結部に設けたフランジとを突き合わ
    せ重合し、この重合せる両フランジを袋ナツト
    構造をもつ連結締付具にて分解可能に締付け連
    結せしめ、 (c) 上記何れか一方のフランジの外周にテーパー
    面を形成するとともに、上記連結締付具の内面
    に、上記テーパー面に適合するテーパー面を設
    けたことを特徴とする排稈切断装置。
JP12248785U 1985-08-08 1985-08-08 Expired JPH0310823Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12248785U JPH0310823Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

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JP12248785U JPH0310823Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

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Publication Number Publication Date
JPS6230544U JPS6230544U (ja) 1987-02-24
JPH0310823Y2 true JPH0310823Y2 (ja) 1991-03-18

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JPS6230544U (ja) 1987-02-24

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