JPH0519273Y2 - - Google Patents

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JPH0519273Y2
JPH0519273Y2 JP8499686U JP8499686U JPH0519273Y2 JP H0519273 Y2 JPH0519273 Y2 JP H0519273Y2 JP 8499686 U JP8499686 U JP 8499686U JP 8499686 U JP8499686 U JP 8499686U JP H0519273 Y2 JPH0519273 Y2 JP H0519273Y2
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crawler
sprocket
shaft
crawler sprocket
plates
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は樹脂製のクローラスプロケツトの取付
構造に関する。
(従来の技術) 樹脂製のクローラスプロケツトは各種クローラ
走行式作業機等に広く用いられている。
第3図は樹脂製クローラスプロケツトの従来の
取付構造を示す断面側面図てある。
51は樹脂製クローラスプロケツト、53はク
ローラ、55は軸である。クローラスプロケツト
51の側面には周方向に間隔をおいて複数の鋼製
カラー57が埋込れている。軸55にはキー59
結合により鋼製のハブ61が結合され、ハブ61
は軸55に嵌合する筒部61Aと、筒部61Aか
ら起設されたフランジ61Bを備える。
クローラスプロケツト51の軸55への取付け
は、クローラスプロケツト51の中心取付孔63
をハブ61の筒部61Aに嵌合し、クローラスプ
ロケツト51側面をハブ61のフランジで61B
に当接し、前記カラー57を挿通させたボルト6
5とワツシヤ67、ナツト69により複数箇所で
クローラスプロケツト51側面とフランジ61B
を締付け固定して行なわれる。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて斯かる従来の取付構造ではキー59、ハ
ブ61、複数のカラー57、…、複数のボルト6
5、…、ワツシヤ67、…、ナツト69、…、等
の多くの部品を要し、組付作業が面倒で重量増と
なる不具合があり、また、特に筒部61Aとフラ
ンジ61Bからなりキー溝や複数のボルト挿通孔
を有するハブ61の加工は加工工数が多く、コス
トダウンを図ることができない不具合があつた。
本考案は前記不具合を解消すべく案出されたも
のであつて、本考案の目的とする処は、部品点数
及び加工工数を削減し、組付作業の簡易化、軽量
化、コストダウンを達成できる樹脂製のクローラ
スプロケツトの取付構造を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、 クローラスプロケツト1の側面1Aに凹凸係合
してクローラスプロケツト1と一体に回転する樹
脂製のプレート7をクローラスプロケツト1の両
側面1A,1Aに夫々配設し、 前記クローラスプロケツト1及び両プレート
7,7の夫々の中心取付孔19,21,21と前
記軸5の端部5Aとを互いに嵌合自在で、且つク
ローラスプロケツト1及び両プレート7,7が軸
5と一体に回転する形状に形成し、 前記軸5の端部5Aをクローラスプロケツト1
及び両プレート7,7の夫々の中心取付孔19,
21,21に嵌合させ、軸方向から締付け手段9
によりクローラスプロケツト1及び両プレート
7,7を軸5に締付け固定したことを特徴とす
る。
(作用) ボルト等の締付け手段9及び樹脂製のプレート
7,7により樹脂製クローラスプロケツト1を軸
5に取付け固定できる。従つて部品点数を削減し
て組付作業の簡易化、軽量化を達成できる。また
クローラスプロケツト1及びプレート7,7は樹
脂製であり、クローラスプロケツト1とプレート
7,7の各形状を夫々の成形時に所望の形状に一
体成形できるので、加工工数を削減してコストダ
ウンを達成できる。
(実施例) 以下本考案の好適一実施例を添付図面に従つて
説明する。
第1図は本考案に係るクローラスプロケツトの
取付構造の概略正面図、第2図は同断面側面図を
示す。
1は樹脂製のクローラスプロケツト、3はクロ
ーラ、5は軸で、クローラスプロケツト1はクロ
ーラスプロケツト1の両側面1A,1Aに夫々配
設したプレート7,7と共にボルト9及び鋼製の
ワツシヤ11により軸5の端部5Aに取付け固定
され、軸5の端部5Aは二面取りにより断面がほ
ぼ細長の矩形状に形成されている。
クローラスプロケツト1の外周部にはクローラ
3の係合溝3Aに係合する係合部1Bと、クロー
ラ3の突起3Bに係止してクローラ3を駆動させ
る幅広の係止部1Cが形成されている。
クローラスプロケツト1の両側面1A,1Aに
は夫々クローラスプロケツト1の厚み方向に窪ん
だ凹部13が形成され、凹部13の外周部には歯
部15が形成されている。
前記プレート7は樹脂製で、プレート7は前記
凹部13に対応させた所定の厚みで形成し、プレ
ート7の外周部には前記歯部15に噛合する歯部
17を形成し、一対のプレート7,7をクローラ
スプロケツト1の凹部13,13に嵌合させた状
態で歯部15,17によりクローラスプロケツト
1とプレート7,7が一体に回転し得るように形
成する。
前記クローラスプロケツト1の中心取付孔19
及びプレート7の中心取付孔21は前記軸5の端
部5Aに嵌合させたとき、軸5と一体に回転し得
るように端部5Aに対応させたほぼ細長状に形成
する。
クローラスプロケツト1の軸5への取付けは、
クローラスプロケツト1の両側面1A,1Aの凹
部13,13に夫々プレート7,7を嵌合させた
状態で中心取付孔21,19,21に軸5の端部
5Aを嵌合させ、内側のプレート7を端部5A内
端の段部5Bに当接し、外側のプレート7に鋼製
のワツシヤ11を当ててボルト9を軸5に締付
け、ボルト9、ワツシヤ11、段部5Bでプレー
ト7,7、スプロケツト1を締付け固定して行
う。
従つて本実施例によれば、クローラスプロケツ
ト1及び両プレート7,7の軸5への嵌合作業
と、ボルト9の締付け作業によりクローラスプロ
ケツト1の軸5への取付けを行うことができ、従
来のハブ61、キー59、複数のカラー57、
…、ボルト65、…、ワツシヤ67、…、ナツト
69、…、等を不要ならしめ、部品点数の削減化
を図ると共に組付作業の簡易化を図れ、軽量化を
達成することができる。
また、クローラスプロケツト1の凹部13、歯
部15、中心取付孔19やプレート7の歯部1
7、中心取付孔21はスプロケツト1とプレート
7の各成形時に一体に成形できるので、従来の取
付構造に較べて加工工数を削減してコストダウン
を図ることができる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案に係る樹脂
製のクローラスプロケツトの取付構造によれば、
部品点数及び加工工数を削減し、組付作業の簡易
化、軽量化、コストダウンを達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクローラスプロケツト取
付構造の概略正面図、第2図は同断面図側面図、
第3図は従来の取付構造の断面側面図である。 尚、図面中1はクローラスプロケツト、3はク
ローラ、5は軸、7はプレート、13は凹部、1
5,17は歯部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軸の端部に樹脂製のクローラスプロケツトを取
    付ける取付構造において、 クローラスプロケツトの側面に凹凸係合してク
    ローラスプロケツトと一体に回転する樹脂製のプ
    レートをクローラスプロケツトの両側面に夫々配
    設し、 前記クローラスプロケツト及び両プレートの
    夫々の中心取付孔と前記軸の端部とを互いに嵌合
    自在で、且つクローラスプロケツト及び両プレー
    トが軸と一体に回転する形状に形成し、 前記軸の端部をクローラスプロケツト及び両プ
    レートの夫々の中心取付孔に嵌合させ、軸方向か
    ら締付け手段によりクローラスプロケツト及び両
    プレートを軸に締付け固定したことを特徴とする
    樹脂製のクローラスプロケツトの取付構造。
JP8499686U 1986-06-04 1986-06-04 Expired - Lifetime JPH0519273Y2 (ja)

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JPS62195587U JPS62195587U (ja) 1987-12-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002317822A (ja) * 2001-04-18 2002-10-31 Teijin Seiki Co Ltd 軸継手

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