JPS5827128Y2 - タイヤ形弾性軸継手 - Google Patents

タイヤ形弾性軸継手

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JPS5827128Y2
JPS5827128Y2 JP1978079874U JP7987478U JPS5827128Y2 JP S5827128 Y2 JPS5827128 Y2 JP S5827128Y2 JP 1978079874 U JP1978079874 U JP 1978079874U JP 7987478 U JP7987478 U JP 7987478U JP S5827128 Y2 JPS5827128 Y2 JP S5827128Y2
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JP
Japan
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elastic body
tire
fitting
shaped elastic
tightening
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Expired
Application number
JP1978079874U
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English (en)
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JPS54180862U (ja
Inventor
順一 沖
Original Assignee
倉敷化工株式会社
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Publication date
Application filed by 倉敷化工株式会社 filed Critical 倉敷化工株式会社
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Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/50Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
    • F16D3/72Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members with axially-spaced attachments to the coupling parts
    • F16D3/74Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members with axially-spaced attachments to the coupling parts the intermediate member or members being made of rubber or other rubber-like flexible material
    • F16D2003/745Tyre type coupling, i.e. bellows with only one fold

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタイヤ形弾性軸継手の改良に関するもので、弾
性体を分割することなく、締付ねじ穴もなく、かつ締付
金具も分割しない一体物とし、歪の均一化による寿命延
長と性能向上を図り、加えて取付け、取はすしの容易な
構造の弾性軸継手の提供を目的とする。
弾性軸継手(フレキシフルカップリング)は、輸送用機
械や産業用機械における防振、防音、据付の容易さ等に
有用な軸継手として、その需要が高まりつつある。
なかでも、ゴム状弾性体をタイヤ形にしたものは構造も
比較的簡単なため注目されており、各種の軸継手が市販
されている。
しかしながら、従来のものは、組立ての都合上タイヤ形
弾性体に割りを入れるか、あるいはタイヤ形弾性体の内
部へ挿入する締付金具を分割するかのいずれかであり、
又、いずれも分割しない場合はタイヤ形弾性体の成形加
硫前に予め締付金具を挿入しておき、成形加硫と同時に
接着一体化する方式が採用されている。
したがって、前者の弾性体の分割による場合は、成形、
取付けは容易であるが、トルク等の負荷が加わった場合
に、弾性体に加わる歪が分割した場合に集中して好まし
くない結果をもたらす。
後者の場合は、そのようなことがない代りに、成形が複
雑で手数がかかるうえ、金具の接着が不十分になるため
、偏心、偏角時に受ける力に対する強度が低下する原因
となる。
本考案のタイヤ形弾性軸継手は、これらの欠点を解決す
るためになされたもので、タイヤ形弾性体を分割するこ
となく、かつ、弾性体をその内側に挿入された金具に接
着させることなく、加えて、挿入された締付金具自体も
分割することなく、比較的容易にタイヤ形弾性体内側へ
締付金具が挿入可能で、しかも両者の位置決めが容易な
形状の軸継手としたのである。
従来の分割型締付金具は一部試みられた程度であり、そ
れはタイヤ形弾性体を分割する方がはるかに便利であっ
たからである。
締付金具は弾性体の内側へはめて、それと外側のフラン
ジとで弾性体を挟着固定するものであるから、締付金具
の直径(泌ずタイヤ形弾性体の内径よりも大でなげれば
ならず、しかもはめ込んだ後に7ランジのボルト通し穴
と締付金具のボルトねじ穴を合せてボルトで締付ける際
にこれらの穴が容易に合致しなげればならない。
すなわち、できるだけ大きい締付金具を入れて締付強度
を大とするために分割型として入りやす<シ、ボルト穴
を合せやすいように弾性体内側へ接着固定する形態をと
らねばならなかったのである。
そこで、本考案ではタイヤ形弾性体はその円周上に切断
部のない一体形で、左右にやや突出した耳部を設けてフ
ランジと締付金具との挟着時にたとえ僅かのかかりであ
ってもはずれないようにした。
そして、締付金具も分割することなくタイヤ形弾性体中
にはめやすくするように可能な限りその直径を小さくす
ると共に外周に上記内側耳部をはめる円周溝を設けて挟
着力を大きくする工夫と、タイヤ形弾性体中にはめた2
枚の締付金具のうちの1枚をフランジに締付けた際にお
いても他の1枚がタイヤ形弾性体の内側耳部からはずれ
ることなく支持されてボルトねじ穴の合せが容易なよう
に締付金具の厚みと溝の厚みと、そしてタイヤ形弾性体
の耳部間隔との相関を規定して上記欠点を解決したので
ある。
更に、このものは締付金具の円周溝の内周側にねじ穴を
設け、外側のフランジのねじ挿通穴との間で軸と並行に
ボルトをねじ込み固定する構造である。
図面は本考案の具体的実施例を示す断面図で、第1図は
継手の取付状態全体断面図、第2図はタイヤ形弾性体部
分の取付前断面図である。
弾性体1は図から明らかなように全体をタイヤ形とし、
耳部には外方を厚肉として外側耳部2を形成し、内方を
も厚内として内側耳部3とする。
このものは、全周一体の成形体で、決して割りを設けた
分割型ではない。
更に、フランジ4は弾性体10両側から当てるようにし
、弾性体1の内部へは締付金具を左右に挿入配置する。
締付金具は、この場合環状締付金具5であるが、円板状
あるいは円板状の中心に芯出し用穴を形成させたもので
もよい。
環状締付金具5も一体物で分割しな〜・ことを特徴とし
、この金具の外径は弾性体の内径よりも大きくし、弾性
体1の内径を押し広げて強制的にその内部へ挿入する。
環状締付金具5の外周側に弾性体1の内側耳部3のはま
る円周溝6を設け、内周側にねじ穴7を適当数フランジ
側ボルト通し穴8に対応して設ける。
これらにより、弾性体1にも、締付金具5にも割りが入
らず、しかも、弾性体1にボルト通し穴もなくなり、割
りやボルト穴の部分への応力集中がなくなって、タイヤ
形弾性体の早期破損を防止することができるのである。
また、タイヤ形弾性体1の左右にやや突出した耳部2,
3を設けて、それをフランジ40円周溝9と締付金具5
0円周溝6とで左右から接着固定するから、締付金具の
直径を小さくしてもタイヤ形弾性体が金具からはずれる
ことがない。
ここで、一体のタイヤ形弾性体中へ一体の環状締付金具
を2枚挿入した状態で後の組付けを容易にするための条
件につき説明する。
弾性体1と環状締付金具5との寸法関係を第1図、第2
図及び第3図に示すが、第1図は締付後の状態であり、
第2図は本考案の条件に適合した状態の締付前断面図、
第3図はその条件に適合しない状態の締付前断面図であ
る。
第2図と第3図の対比から明らかなように、片方の締付
金具(図では左方)の円周溝6を内側耳部3に添わせて
寄せた場合にも他方の締付金具(図では右方)の一部が
対応する内側耳部にかかるようにすると、第2図のよう
に、ねじ穴7と7ランジのボルト通し穴8とが一直線に
なり、位置決めが容易である。
しかし、もし他方の締付金具が内側耳部3にかからない
ときは、第3図のようにタイヤ形弾性体内へ締付金具が
落ち込み、もはや外部からのボルト締めができなくなる
のである。
そこで本考案においては、第1図及び第2図によって明
らかなように、本考案の条件を満足するための寸法関係
は、環状締付金具5の厚みをtl、溝6までの厚みをt
2、締付金具間隔をt3とした場合、 211−12≧t3・・・・・・・・・(I)とするこ
とが必要である。
この条件は組立前におけるものであり、これを第1図に
示したようにボルト止めして組立てると、締付後の弾性
体の耳部間隔はt3→t3′へと当然ながら変化する(
なお、t4′は組立て後の締付金具間隔である)。
このことはフランジ4が駆動軸や従動軸に固定されてい
ても、あるいはいなくても生じる。
上記(I)式の条件が満たされない場合には、第3図に
示したように、また前述したように、環状締付金具5は
りイヤ形弾性体1内へ落ち込み、外部からのボルト締め
を不可能とするのである。
また、第1図のように組立て後に2つのフランジ4.4
に取付げられた環状締付金具5の直径Aと、環状締付金
具5.5の相互間隔t41との間において、編心鳥肉や
軸方向扁位等により、内挿された2枚の締付金具が互い
に接触する可能性のある範囲は であるが、実用上の鳥肉は約lO以下であるから、最適
のt4′間隔は、 である。
尚、参考迄に(n)〜([[)式は次のようにして導か
れている。
締付金具の間隔を147とじた場合、 締付金具が極限の水平方向にまで偏角したとすると、 z4’)A(但しAは締付金具直径) で両方の締付金具が接触しなくなる。
しかし、実際には締付金具が水平にまで偏角することは
ないO”Q゛、4.≦A・・・・・・・・・・・・・・
・ (VI)の関係がまず導かれる。
次に締付金具が少し垂直方向から偏角、つまり2〜3の
偏角(θ)があった場合についてみると、Atanθ=
t4′・・・・・・・・・(■)の関係にあるから、 θか2の場合 θか3の場合 となる。
そこで2の場合に近い整数を分母として持つ、 をほんの少し偏角した場合に選んだ訳である。
そこで偏角の大なる場合と小なる場合の締付金具の接触
する可能性のある範囲として、(IV)式と(■)式よ
り が導かれた訳である。
(■)式はθか10付近のものについて導いたもので、 θか7の場合(■)式より θが11の場合 であるから、 の範囲にあれば、実用上の偏角か約10以下である場合
に、適当な締付金具の間隔であるといえる。
更に、このt410寸法が式■の条件を満すためには、 であるとよい。
この他、位置決めを容易にするための方法としては、環
状締付金具5の溝内直径Bを弾性体耳部内径Cよりも若
干大きく、すなわち B ≧ C・・・・・・・・・・・・・・・ (V)と
しておくと、弾性体のゴム自体の締付力で締付金具が弾
性体からはずれ難くなるので好都合である。
本考案の弾性軸継手は、以上詳述したような構造にした
ために、製造が容易であり、弾性体に割りがなく一体物
であるから全周にわたって均一な歪が加わるよ5iKな
り、局部的な破損が起らない。
また、従来のように割り弾性体の間隙から異物の混入の
おそれもなく良好な耐久性を有するうえに、比較的小さ
い力で薄く圧縮されるので、フランジ間への挿入取付け
、取りはずしも容易となっている。
【図面の簡単な説明】
第1図はタイヤ形弾性軸継手の取付状態断面図、第2図
は間取付前断面図、第3図は条件を満たさない場合の取
付前断面図である。 1・・・・・・弾性体、2・・・・・・外側耳部、3・
・・・・・内側耳部、4・・・・・・フランジ、5・・
・・・・環状締付金具、6・・・・・・金具円周溝、7
・・・・・・金具ねじ穴、8・・・・・・フランジボル
ト通し穴、9・・・・・・フランジ円周溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円周上に切断部を有しない一体のタイヤ形環状弾性体1
    であり、左右にやや突出した外側耳部2と内側耳部3を
    有し、該弾性体1の内側に耳部内径よりも大な外径の2
    枚の環状締付金具5.5がはめ込まれ、該締付金具5は
    外周に前記内側耳部2をはめる円周溝6と該円周溝の内
    周側に締付用のねじ穴7を有し、締付金具5の厚みをt
    l、外面から円周溝内面までの厚みをt2、弾性体の内
    側耳部間隔をt3とした場合、2t□−ち≧t3であり
    、前記弾性体外側耳部へは該耳部がはまる円周溝9を有
    するフランジ4.4を両側から当接し、フランジのボル
    ト通し孔8と前記締付金具5のねじ穴Tとへ軸と並行に
    ボルトをねじ込み固定してなることを特徴とするタイヤ
    形弾性軸継手。
JP1978079874U 1978-06-10 1978-06-10 タイヤ形弾性軸継手 Expired JPS5827128Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978079874U JPS5827128Y2 (ja) 1978-06-10 1978-06-10 タイヤ形弾性軸継手

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JP1978079874U JPS5827128Y2 (ja) 1978-06-10 1978-06-10 タイヤ形弾性軸継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54180862U JPS54180862U (ja) 1979-12-21
JPS5827128Y2 true JPS5827128Y2 (ja) 1983-06-13

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ID=28998235

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978079874U Expired JPS5827128Y2 (ja) 1978-06-10 1978-06-10 タイヤ形弾性軸継手

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JP (1) JPS5827128Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5154045U (ja) * 1974-10-23 1976-04-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5154045U (ja) * 1974-10-23 1976-04-24

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JPS54180862U (ja) 1979-12-21

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