JPS6131778Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6131778Y2 JPS6131778Y2 JP2328779U JP2328779U JPS6131778Y2 JP S6131778 Y2 JPS6131778 Y2 JP S6131778Y2 JP 2328779 U JP2328779 U JP 2328779U JP 2328779 U JP2328779 U JP 2328779U JP S6131778 Y2 JPS6131778 Y2 JP S6131778Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- recesses
- inner hole
- bolt
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
切削工具例えばスローアウエイカツター等はそ
の内径[内孔(取付軸孔)]と刃先き外径は、出
来る限り同心精度を高く維持しなければならな
い。そのため軸と孔との嵌合は、特に隙間を小さ
く、ガタなくしつくりとハメ合す必要があり、内
孔の径と軸の径との差は極力小さくすることが好
ましい。
の内径[内孔(取付軸孔)]と刃先き外径は、出
来る限り同心精度を高く維持しなければならな
い。そのため軸と孔との嵌合は、特に隙間を小さ
く、ガタなくしつくりとハメ合す必要があり、内
孔の径と軸の径との差は極力小さくすることが好
ましい。
しかし、この様に差を小さくし精度を上げれば
上げる程、内孔への軸の差し込み取り外しの作業
は困難となり特に工具径の大きいものや工作機上
での作業は極めて困難である。
上げる程、内孔への軸の差し込み取り外しの作業
は困難となり特に工具径の大きいものや工作機上
での作業は極めて困難である。
本考案は斯かる欠点を解消するもので、以下図
示するスローアウエイカツターに例をとりその内
容を説明する。
示するスローアウエイカツターに例をとりその内
容を説明する。
第1図、第2図において、Aは内孔1を有する
部材即ちカツターボデイで、その外周面上には切
刃2が取付けられる。Bは軸3を有する部材即ち
カツターアーバーである。内孔1の内周面には例
えば0.5〜2mm深さの複数の凹み4,4′……が軸
方向に設けられている。
部材即ちカツターボデイで、その外周面上には切
刃2が取付けられる。Bは軸3を有する部材即ち
カツターアーバーである。内孔1の内周面には例
えば0.5〜2mm深さの複数の凹み4,4′……が軸
方向に設けられている。
軸3の外周面には例えば0.5〜2mmの深さの複
数の凹み5,5′……が軸方向に設けられてい
る。
数の凹み5,5′……が軸方向に設けられてい
る。
尚図中6及び7は部材Aに設けたボルト孔及び
キー溝、8及び9は部材Bに設けたボルト及びキ
ーである。
キー溝、8及び9は部材Bに設けたボルト及びキ
ーである。
第1図、第2図は部材Bがほゞ円形の場合を示
しているが、部材Bが内孔1の円周面に外接する
円周面を有する多角形の場合でも本考案の効果は
同じである。
しているが、部材Bが内孔1の円周面に外接する
円周面を有する多角形の場合でも本考案の効果は
同じである。
上記構成を有する本案工具の組立取外しは次の
様に極めて容易に行なわれる。
様に極めて容易に行なわれる。
即ち軸3を内孔1へ差し込むか或は抜き出すに
当つては、第3図の模式に示す様に、軸3の凹み
5,5′部分が、内孔1の凹み4,4′部分のない
部分に位置する様に、部材A,Bを相対的に廻
す。斯くすると、図の様に内孔1と軸3の隙間C
は、凹み4,4′……、5,5′……の存在によ
り、少くとも凹みの深さと同等以上となり軸3の
差し込み抜き出しは極めて容易である。
当つては、第3図の模式に示す様に、軸3の凹み
5,5′部分が、内孔1の凹み4,4′部分のない
部分に位置する様に、部材A,Bを相対的に廻
す。斯くすると、図の様に内孔1と軸3の隙間C
は、凹み4,4′……、5,5′……の存在によ
り、少くとも凹みの深さと同等以上となり軸3の
差し込み抜き出しは極めて容易である。
差し込み後の部材AとBの結合は、例えば第1
図の位置となる様に、部材Aを部材Bに対して廻
転する。この回転はボルト孔6はボルト8より横
長に設けられ、キー溝7はキー9より横長に設け
られているので廻転が出来、その回転が阻止され
る位置が、ボルト及びキーの定着する位置であ
り、凹み4,4′……と、凹み5,5′……の相対
する位置としておけば極めて操作は簡単確実であ
る。
図の位置となる様に、部材Aを部材Bに対して廻
転する。この回転はボルト孔6はボルト8より横
長に設けられ、キー溝7はキー9より横長に設け
られているので廻転が出来、その回転が阻止され
る位置が、ボルト及びキーの定着する位置であ
り、凹み4,4′……と、凹み5,5′……の相対
する位置としておけば極めて操作は簡単確実であ
る。
上記の様に両凹み4,4′……、5,5′……を
相対する位置とすれば、凹みのない軸の外周と内
孔の内周は例えば0.005mm〜0.015mm程度以下とい
う様な僅かな隙間で相対し、この位置でボルト8
を締付ければ、部材AとBは同心精度を高く一体
に結合されるのである。
相対する位置とすれば、凹みのない軸の外周と内
孔の内周は例えば0.005mm〜0.015mm程度以下とい
う様な僅かな隙間で相対し、この位置でボルト8
を締付ければ、部材AとBは同心精度を高く一体
に結合されるのである。
キー9とキー溝7は、回転切削時における部材
AとBの1体結合を完全に維持するために設けた
ものであるが、これは省略することも出来、また
ボルトによる結合を他の手段におきかえることも
出来る。
AとBの1体結合を完全に維持するために設けた
ものであるが、これは省略することも出来、また
ボルトによる結合を他の手段におきかえることも
出来る。
尚第4図第5図は、ボルト及びキーの部分を示
すために記載した別の実施例であるが、軸の抜き
出しに当つては、差し込みと反対に、ボルト8を
ゆるめ、部材Aを第1図の矢印と反対に回転し、
第3図に示す位置におき、抜き出せばよい。
すために記載した別の実施例であるが、軸の抜き
出しに当つては、差し込みと反対に、ボルト8を
ゆるめ、部材Aを第1図の矢印と反対に回転し、
第3図に示す位置におき、抜き出せばよい。
第1図は本考案の実施例における正面図、第2
図はその側断面図、第3図は軸と内孔の周面位置
を示す模式図、第4図及び第5図はボルト及びキ
ーの部分を示すための部分正面図及び側断面図で
ある。 図中Aはカツターボデイ等のA部材、Bはカツ
ターアーバー等のB部材、1はA部材の内孔、3
はB部材の軸、4,4′は内孔の凹み、5,5′は
軸の凹みである。
図はその側断面図、第3図は軸と内孔の周面位置
を示す模式図、第4図及び第5図はボルト及びキ
ーの部分を示すための部分正面図及び側断面図で
ある。 図中Aはカツターボデイ等のA部材、Bはカツ
ターアーバー等のB部材、1はA部材の内孔、3
はB部材の軸、4,4′は内孔の凹み、5,5′は
軸の凹みである。
Claims (1)
- 外周に切刃を有し内孔1を有するカツターボデ
イとなるA部材と、該内孔に嵌合する軸となるべ
きB部材3とを具備してなり、上記内孔の内周面
並びに軸の外周面に夫々2ケ以上の軸方向の凹み
4,5を有し、かついずれか一方の部材における
該凹みの円周方向の長さは他方の部材における凹
みのない部分の円周長さよりも大であることを特
徴とする切削工具の嵌合機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2328779U JPS6131778Y2 (ja) | 1979-02-23 | 1979-02-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2328779U JPS6131778Y2 (ja) | 1979-02-23 | 1979-02-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55125728U JPS55125728U (ja) | 1980-09-05 |
JPS6131778Y2 true JPS6131778Y2 (ja) | 1986-09-16 |
Family
ID=28859615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2328779U Expired JPS6131778Y2 (ja) | 1979-02-23 | 1979-02-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6131778Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-23 JP JP2328779U patent/JPS6131778Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55125728U (ja) | 1980-09-05 |
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