JPS6118507Y2 - - Google Patents

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JPS6118507Y2
JPS6118507Y2 JP1981052272U JP5227281U JPS6118507Y2 JP S6118507 Y2 JPS6118507 Y2 JP S6118507Y2 JP 1981052272 U JP1981052272 U JP 1981052272U JP 5227281 U JP5227281 U JP 5227281U JP S6118507 Y2 JPS6118507 Y2 JP S6118507Y2
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JP
Japan
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wiring
divided
slit
printed wiring
bent
Prior art date
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JP1981052272U
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English (en)
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JPS57164734U (ja
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Publication date
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  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案はカメラなどの小型装置に用いられ、折
曲げられて使用するプリント配線を有する可撓性
基板に関する。
従来技術 一般に、ICなどの多数の電気要素が取付けら
れたプリント配線を有する可撓性基板は、各電気
要素の占める面積や各電気要素のための多数の配
線の占める面積などのために面積が広くなり、カ
メラ等の小型装置に配設される場合に平面状態で
は配設しにくいので、折曲げられることがある。
しかし、このような折曲げにより基板に設けられ
たプリント配線が切断されてしまつたり、折曲げ
時に端部にき裂が生じそれが他端まで進行してし
まつたりして、配線が断線してしまうことがあ
る。この断線を減少させるために、配線の折曲部
を幅広として切断に対する耐久力を強めるととも
に、端部のき裂が他端まで進行する時間をかせぐ
ことが考えられるが、そうすると、基板が折曲げ
にくくなる上に、広幅部によつて配線の表面積が
増加して抵抗が大きくなつて配線によるエネルギ
ーロスが大きくなり、更に、端部にき裂が生じる
と経年的にそれが進行して他端まで達し断線して
しまうという欠点がある。
目 的 本考案は上述のような点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、断線の発生率が減少せしめ
られ、折曲げやすく、エネルギーロスも小さいプ
リント配線を有する可撓性基板を提供することに
ある。
実施例 以下、図面に基いて本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案一実施例のフレキシブルプリン
ト配線基板の折曲げ前の平面図で、同図におい
て、2はフレキシブル基板、4は該フレキシブル
基板2に形成されたスリツトで、これは該基板2
を折りたたみやすくするためのものである。6
a,6b,6c,6dはそれぞれフレキシブル基
板2上の所定位置に取付けられたICである。フ
レキシブル基板2には、各IC間接続用など多数
の配線がプリントされているが、本図では省略
し、それらについての説明は後述する。
このようなフレキシブル基板2は、まず折曲線
Aに沿つて約180゜折曲げられ、その後、図の下
側が内面となるように折曲線Bに沿つて約45゜折
り曲げられ、一眼レフレツクスカメラのペンタプ
リズム上面に沿う形状にして使用される。折曲線
Bに沿つて折曲げるとき、内面となる側にスリツ
ト4が形成されているので、折曲げやすい。
このようにして折曲げられたフレキシブル基板
2は第2図の斜視図に示された形状となり、第3
図の正面図に示されるように一眼レフレツクスカ
メラのペンタプリズム8の上面に沿うように配設
される。第2図及び第3図において、10,12
はそれぞれセラミツク基板で、フレキシブル基板
2の両端はそれぞれ該セラミツク基板10,12
に固定され、フレキシブル基板2とセラミツク基
板10,12とのそれぞれ対応する接続端子どう
しが電気的接続される。第2図及び第3図から明
らかなように、フレキシブル基板2の折曲げによ
つて形成される各面にはICが1固ずつ配設され
ており、各IC間を接続する配線も折曲げられて
いる。この配線の折曲部を第4図に示す。
第4図において、14はそれぞれフレキシブル
基板2上にプリントされた配線を示し、各配線1
4は折曲線Aと直交するように配置され、その折
曲部は幅が広くされており、その広幅部には少な
くとも1つのスリツトが形成されている。このス
リツトによつて、各配線の折曲部は複数本の分割
配線に分割されている。第4図のaについて説明
すると、配線14の折曲部は他の部分よりも幅が
広くなつており、その中央に形成された、折曲線
Aと垂直方向すなわち配線14の延びる方向に延
びるスリツト16により、互いに同幅の2本の分
割配線14a,14bに分割されている。このよ
うに構成することによつて、折曲時に一方の分割
配線にき裂が生じ、それが進行して該分割配線が
切断されても、スリツト16により該き裂が他方
の分割配線にまで進行するのを防止されるので、
該他方の分割配線が切断されることはなく、一本
の配線14としての断線の発生率を減少させるこ
とができる。更に、配線14の折曲部を全体的に
広幅とする場合に比べて折曲げやすいし、配線1
4の面積が小さいのでエネルギーロスも小さい。
更に別の配線は第4図のbに示されるように、
折曲部が広幅となつており、この広幅部に3つの
スリツトが形成され、該3つのスリツトにより分
割される4本の分割配線の幅が互いに異なるよう
に構成されている。このように複数本の分割配線
の幅を互いに異ならしめると各分割配線の折曲時
の切断に対する耐久力が異なるので、折曲時に複
数本の分割配線全部が切断されてしまうことを防
止し、一本の配線14としての断線の発生率を減
少させることができる。更に、分割配線の本数を
多くすることにより、き裂の進行により配線14
全体が断線してしまう率を減少させることができ
る。
更に別の配線は第4図のc,d,e,f,gに
それぞれ示されるように構成されている。Cに示
されるものは、配線14の延びる方向すなわち折
曲線Aに垂直な方向に対して傾けられたスリツト
が配線14の広幅部に形成されたものであり、こ
のように構成することによつて、スリツトにより
分割される2本の分割配線の幅が互いに反比例的
に変化し、いずれか一方が折曲線Aにおける幅よ
りも広くなるので、折曲げが折曲線Aからずれて
行なわれた場合に、切断されるのをよりよく防止
することができる。dに示されたものは、aの変
形で、一直線状の配線14の片側に広幅部を設
け、スリツトを形成したもの、eに示されるもの
はbの変形で、複数のスリツトのうち一つを18
に示されるように、それによつて分割される分割
配線の幅が正比例的に変化するような三角状のス
リツトとしたもの、fはスリツトを円弧状とした
もの、gは向幅部の外形に応じて各分割配線が配
線の延びる方向に一定の幅を有するように各スリ
ツトの形を設定したものである。このように、本
考案に係るスリツトは種々の形状をとることがで
きる。更に、スリツトを形成するに充分な幅があ
れば配線の折曲部を特に広幅とする必要はない。
尚、本考案のような構成は、必ずしも全配線の折
曲部に施す必要はなく、断線の発生しやすいもの
などに適宜施せばよい。
効 果 以上のように、本考案は、折曲げられて使用さ
れ、プリント配線の折曲部には少なくとも1つの
スリツトが形成されており、これによつて単一の
プリント配線の折曲部が複数本の分割配線に分割
されていることを特徴とするものであり、このよ
うに構成することによつて、分割配線全部が折曲
時に切断されたり、端部にき裂が発生したりしな
い限り断線することはなく、断線の発生率を著し
く減少させることができる。更に、単に配線の折
曲部を幅広とするものに比べて、各分割配線の幅
は狭いので折り曲げやすいし、抵抗値も小さいの
でエネルギーロスも少ない。
更に、実施態様のように、各分割配線の幅を互
いに異ならしめるようスリツトを形成することに
よつて各分割配線の折曲時の切断に対する耐久力
を異ならしめて、折曲時の切断による断線の発生
率を減少させることができる。
更に、実施態様のように、各分割配線の幅が配
線の延びる方向に連続して互いに反比例的に変化
するようにスリツトを形成すると、折曲げが予定
位置よりずれてなされた場合に、いずれかの分割
配線が他方よりも幅が広くなつているので、折曲
時に切断されてしまうのをよりよく防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の可撓性基板の展開
図、第2図はその折曲状態を示す斜視図、第3図
はその配設状態を示す一眼レフレツクスカメラの
要部正面図、第4図は該基板上の種々のプリント
配線の形状を示す図である。 2;可撓性基板、14;プリント配線、14
a,14b;分割配線、16,18;スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 折曲げられて使用され、プリント配線を有す
    る可撓性基板において、プリント配線の折曲部
    には少なくとも1つのスリツトが形成されてお
    り、これによつて単一のプリント配線の折曲部
    が複数本の分割配線に分割されていることを特
    徴とするプリント配線を有する可撓性基板。 2 前記スリツトは、それによつて分割される複
    数本の分割配線の幅を互いに異ならしめるよう
    に形成されていることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のプリント配線を有す
    る可撓性基板。 3 前記スリツトは、それによつて分割される複
    数本の分割配線の幅が配線の延びる方向に互い
    に反比例的に連続して変化するように形成され
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のプリント配線を有する可撓性基
    板。 4 前記可撓性基板は、一眼レフレツクスカメラ
    のペンタプリズム上面に沿つて配設されること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のプリント配線を有する可撓性基板。
JP1981052272U 1981-04-10 1981-04-10 Expired JPS6118507Y2 (ja)

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JPS57164734U JPS57164734U (ja) 1982-10-18
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