JPS61183072A - レ−ル吊り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、エレベータ据付作業において、乗かとおよび
カウンターウェイト用ガイドレールを吊り上げるレール
吊り装置に関するものである。

〔発明の背景〕

近時、足場を使用しないエレベータ据付工法は、特開昭
５５−４８１８２号公報に示されているが、本工法によ
るガイドレールの吊り上げは、第４図に示すように、最
下階に設置したウィンチ１７により巻上げられるロープ
１８を、昇降路１の壁２１に取付けられた第一の滑車２
２と１機械室天井４に取付けた第二滑車２３および第三
滑車２４を介して。

ガイドレール１５と連結し、ウィンチ１７の駆動により
順次継ぎ、吊り上げるというものであった。

しかし、滑車２２，２３．２４を取付けるブラケット２
５，２６．２７は、アンカーボルト２８゜２９．３０を
壁２１および天井４に打込んで取付けるため、吊り点を
変更する都度、第二滑車２４の移動が必要となり、ブラ
ケット２７の取付けに伴うアンカーボルト３０を施工し
なければならないという問題があった。又、アンカーボ
ルトの施工時に多大の労力が伴い、作業完了後にアンカ
ーボルト除去部のモルタル仕上げ作業を実施しなければ
ならないという問題があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、昇降路壁および機械室天井にアンカー
ボルトを打込むことなく、ガイドレールの吊り上げを行
なうレール吊り装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、足場を使用しないエレベータ据付工法でのガ
イドレール吊り上げ作業を１機械室天井に設けた吊りフ
ックに１機械室床のエレベータロープの通過する孔部分
に対応する第一の滑車と、機械室床のガイドレールの延
長上の穿設された孔に対応して設けられた第二の滑車と
を備えたベースを設け、ウィンチのロープ端を第一滑車
を介して第二滑車に巻掛けた後、所定のガイドレールと
連結し、このガイドレールを吊り上げるものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例について第１図から第３図によ
り説明する１本図において１はエレベータ昇降路、２は
昇降路１の上部に設けられている機械室、３および４は
機械室２の床および天井で、天井４には吊りフック５が
埋設されている。この吊りフック５に本発明になるレー
ル吊り装置を取付けるが１本装置はベース６、このベー
ス６を受ける受は具７２回転を容易にする吊り金具８．
ベース６と受は具７を固定するボルト９．９’　、荷重
を支える受は台１０と、滑車１１および１２を取付ける
吊り金具１３および１４．１４’から構成されている。

今、ガイドレール１５．１５’　と１８．１６’を吊り
上げるのに、最下階に設置されたウィンチ１７に巻上げ
られるロープ１８の端を、機械室床３のエレベータロー
プ（図示せず）の通過する孔部分１９に対応する第一の
滑車１１と、機械室床３のガイドレール１５の延長上に
穿設された孔２０に対応して設けられた第二滑車１２を
介し。

ガイドレール１５の最上部に取付ける。そして、ウィン
チ１７を駆動することによってガイドレール１５を吊り
上げる。又、このレール吊り装置は。

機械室天井４に埋設された吊りフック５により吊り下げ
られ、天坪のように、ベース６の一端でガイドレール１
５を吊り、他端は受は台１０で機械室天井４で荷重を支
える。

吊りフック５より吊り下げる受は具７とベース６は、固
定ボルト９，９′を緩めることにより。

長手方向の任意の位置に移動可能となっている。

又、受は具７の上部には容易に回転可能な吊り金具８が
取付けられているため、第３図に示すように、ベース６
は任意の位置に回転移動が可能となっている。

従って、本発明の一実施例によれば１機械室に常備され
ている吊りフック５を用いてレール吊り装置の取付けが
できるため、天井へのアンカーボルト打込み作業が不要
となる。又、ベースは長手方向に移動でき、吊り点位置
の変更に任意に対応できる。さらに、カウンターウェイ
トのガイドレールを吊る場合、ベースの回転により第二
滑車をカウンターウェイトのガイドレールの吊り位置に
容易に対応させることができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ガイドレール立設作業において１機械
室天井で危険を伴うアンカーボルトの打設作業等が排除
でき１作業効率を著しく向上させ、安全性の向上も図れ
る。

又、アンカーボルト打設を排除したため、吊り上げ作業
後のアンカーボルトの後始末作業も排除できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のレール吊り装置とガイトレーの平面図
である。 ５・・・吊りフック、６・・・ベース、７・・・受は具
、８・・・回転用吊り金具、９・・・固定ボルト、１０
・・・支え台、１４．１４’・・・吊り金具。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、エレベータの据付作業時、乗かご或いはカウンター
   ウェイトのガイドレールを、ウインチにより巻上げられ
   るロープにより機械室側から順次吊り上げるようにした
   レール吊り装置において、前記機械室の天井に設けられ
   た吊りフックに、前記機械室床の前記ロープの通過する
   孔部分に対応する第一の滑車と、前記機械室床の前記ガ
   イドレールの延長上に穿設された孔に対応して設けられ
   た第二の滑車とを備えたベースを設け、前記ウインチの
   前記ロープ端を前記第一の滑車を介して前記第二の滑車
   に巻掛けた後、前記ガイドレールと連結し、吊り上げを
   行なうようにしたことを特徴とするレール吊り装置。 ２、前記ベースを、前記滑車間の距離が調整できる構成
   としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のレ
   ール吊り装置。 ３、前記ベースを回転可能なように構成したことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載のレール吊り装置。