JPH08254040A - 立体駐車場用昇降装置及びその施工方法 - Google Patents

立体駐車場用昇降装置及びその施工方法

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JPH08254040A
JPH08254040A JP7058484A JP5848495A JPH08254040A JP H08254040 A JPH08254040 A JP H08254040A JP 7058484 A JP7058484 A JP 7058484A JP 5848495 A JP5848495 A JP 5848495A JP H08254040 A JPH08254040 A JP H08254040A
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fitting
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Kazunari Nukaga
一成 額賀
Fukuji Kurihara
福次 栗原
Yoshito Horiuchi
吉人 堀内
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    • E04H6/00Buildings for parking cars, rolling-stock, aircraft, vessels or like vehicles, e.g. garages
    • E04H6/08Garages for many vehicles
    • E04H6/12Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles
    • E04H6/18Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions
    • E04H6/188Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions using only vertical transport means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F7/00Lifting frames, e.g. for lifting vehicles; Platform lifts
    • B66F7/02Lifting frames, e.g. for lifting vehicles; Platform lifts with platforms suspended from ropes, cables, or chains or screws and movable along pillars

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型の重機を用いることなく、自身の昇降装
置を利用してカウンターウエイトの組み込みができる立
体駐車場用昇降装置を提供すると共に、その施工方法を
提供することを目的とする。 【構成】 カウンターウエイト17が第1カウンターウ
エイト15と第2カウンターウエイト16で構成され、
前記第1カウンターウエイト15は搬機自重とバランス
する重量より軽い重量とし、第1駆動索3aが取付けら
れる吊り金具26が第2カウンターウエイト16に連結
され、第1カウンターウエイト15に設けられた縦穴1
5aに駆動索3aが吊り金具26と共に挿通され、吊り
金具27に設けられた開口部27に止め金具28を取付
けて第2カウンターウエイト16を上下移動可能とし、
搬機に取付けた支持索2が第1カウンターウエイト15
に設けられた動滑車23を介して上部に取付けられてい
る昇降装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体駐車場用に用いら
れる昇降装置及びその施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カウンターウエイトを備える昇降
装置について、図9を参照して説明する。図9の昇降装
置は特開平5−18134号公報に開示されたものであ
る。同図において、搬機1は搬機支持索2と接続されて
定滑車Sa等を介してカウンターウエイト10に接続さ
れ、ドラム4に巻回された駆動索3(3a,3b)は定
滑車Sb,Scに架設してカウンターウエイト10にそ
れぞれ接続されている。ドラム4は減速機7、モータ8
及びブレーキ9等からなる駆動装置によって回転及び停
止して搬機1を昇降及び停止している。搬機1には進退
駆動する腕5が設けられ、搬機1が昇降する時は腕5が
後退している。所定位置で載荷・除荷する際に、この腕
5を伸ばして立体駐車場の架台6に着床するようになさ
れている。
【0003】カウンターウエイト10は、昇降装置の駆
動装置をコンパクトにするために、図10に示すよう
に、第1カウンターウエイト11と第2カウンターウエ
イト12とで構成されている。第2カウンターウエイト
12は、本体部12aに複数本のガイド柱12bを立設
し、その頂部に天板12cを取付けて構成され、天板1
2cに駆動索3aが接続され、その低部に駆動索3bが
接続されている。本体部12a及び天板12cには、複
数のガイドローラ12dが取り付けられている。
【0004】第1カウンターウエイト11は、本体部1
1aに天板12cを貫通する柱11cが立設され、ガイ
ド柱12bが摺動係合する穴11bが開けられている。
柱11cの頂部に支持索2が取り付けられている。カウ
ンターウエイト11は、カウンターウエイト12の本体
部12aと天板12cとの間、すなわちA、B間を上下
移動できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の昇降装
置では、カウンターウエイトが、図10に示すような構
成では、組み立ての際に、以下のような問題が発生する
欠点がある。例えば、立体駐車場を建設する場合、図1
1に示すように、カウンターウエイト10Aを立体駐車
場13の上部に上架する必要がある。第1カウンターウ
エイト11は第2カウンターウエイト12の本体部と天
板の間に設けられているために、両カウンターウエイト
11,12を地上で一体に組み立てて大型の重機で上架
を行っている。
【0006】立体駐車場は、本来スペースの狭い場所に
も建設が可能な特徴を有する。従って、工事スペースも
充分に取れない場合に建設されることが多い。カウンタ
ーウエイトは、大型の重機を有する車両で運送しなけれ
ばならないし、大型の重機を設置できない場合には、工
事現場にカウンターウエイトを搬入できないおそれがあ
る。狭いスペースに建設が可能である立体駐車場であり
ながら、最大のブロックであるカウンターウエイトによ
り施工が困難になるおそれがある。また、立体駐車場の
建設場所が充分なスペースを有する場合であっても、大
型の重機を使用して施工することは、施工コストの上昇
を伴うものであり、経済的にも好ましいものではない。
【0007】本発明は、上述のような課題に鑑みなされ
たものであり、立体駐車場の建設に当たって、比較的ス
ペースの狭い建設場所であっても建設が可能であり、大
型の重機を用いることなく、自身の昇降装置を利用して
カウンターウエイトの組み込みができる立体駐車場用昇
降装置及びその施工方法を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上部定滑車に
巻回された支持索の一端に搬機を取付けると共にその他
端がカウンターウエイトと係合し、前記カウンターウエ
イトに駆動索を取付け、前記駆動索を駆動することによ
り前記搬機を昇降させるようにした立体駐車場用昇降装
置において、前記カウンターウエイトが第1と第2カウ
ンターウエイトで構成され、前記第1カウンターウエイ
トは搬機自重とバランスする重量より軽い重量とし、そ
の一端に前記駆動索が取付けられた吊り金具が前記第2
カウンターウエイトに接続され、前記第1カウンターウ
エイトに設けられた縦穴に前記吊り金具が上下移動可能
に挿通され、前記吊り金具に設けられた開口部に止め金
具を取り付けることによって所定の範囲のみ上下移動可
能とし、且つ、前記支持索が前記第1カウンターウエイ
トに取付けられたことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明は、上記発明において、前記
駆動索の端末に駆動索端末金具を設け、前記駆動索端末
金具を中継駆動索端末金具を介して前記吊り金具に取付
けるようになされていると共に、前記第1カウンターウ
エイトに前記駆動索端末金具を取付けるための取付穴を
設けたことを特徴とする立体駐車場用昇降装置である。
【0010】また、本発明は、上部定滑車に巻回された
支持索の一端に搬機を取付けると共にその他端がカウン
ターウエイトと係合し、前記カウンターウエイトに駆動
索を取付け、前記駆動索を駆動することにより前記搬機
を昇降させるようにした立体駐車場用昇降装置の施工方
法において、前記カウンターウエイトが第1と第2カウ
ンターウエイトからなり、駆動装置のドラムから来る第
1駆動索の駆動索端末金具を前記第1カウンターウエイ
トに取付ける工程と、前記駆動装置によって前記第1駆
動索を巻き上げて前記第1カウンターウエイトを立体駐
車場の上部に吊設する工程と、前記第1駆動索の駆動索
端末金具を第1カウンターウエイトに設けられた縦穴に
挿通させて降下させ、前記駆動索端末金具を介して第2
カウンターウエイトに設けられた吊り金具に取付ける工
程と、前記第2カウンターウエイトを前記駆動装置によ
って前記駆動索を巻き上げて、前記吊り金具を第1カウ
ンターウエイトの前記縦穴に挿通させる工程と、前記吊
り金具に設けられた開口部に止め金具を挿通させて、前
記第1カウンターウエイトに取り付ける工程、前記搬機
に接続された支持索を滑車に掛け渡して前記第1カウン
ターウエイトと係合させる工程と、前記第2カウンター
ウエイトに前記ドラムから来る第2駆動索に接続する工
程と、からなることを特徴とする立体駐車場用昇降装置
の施工方法である。
【0011】
【作用】本発明は、昇降装置のカウンターウエイトが第
1と第2カウンターウエイトで構成され、駆動索と連結
される吊り金具に第2カウンターウエイトが連結されて
いる。第1カウンターウエイトに設けられた縦穴にこの
吊り金具を貫通させて、吊り金具に設けられた開口部に
止め金具を取付け、開口部と嵌まり合うように配置し
て、その端を第1カウンターウエイトに固定している。
この開口部によって設定される縦方向の幅だけ、搬機の
着床時に第2カウンターウエイトの昇降方向に余裕が生
じる。この余裕幅を移動する時間内に駆動を停止するよ
うに制御するので、着床時に支持索が弛むことがなく、
また、カウンターウエイトの総重量を駆動する必要もな
いので、駆動装置のモータを小型にできる。
【0012】また、本発明は、第1カウンターウエイト
には縦穴が設けられ、また、駆動索の駆動端末金具が取
り付けられるように、取付け穴が設けられており、この
縦穴と取付け穴を利用して第1カウンターウエイトを一
旦立体駐車場の上部に上架して吊設し、その後、駆動索
の駆動端末金具を第1カウンターウエイトに設けられた
縦穴に挿通させて、駆動索に取り付けられた第2カウン
ターウエイトを立体駐車場の上部に上架して、第1と第
2カウンターウエイトを止め金具を取り付けることによ
って組み立てればよい。自らの駆動装置によって第1と
第2カウンターウエイトをそれぞれ個別に上架して組立
が行えるので、大型重機を使用することなく、昇降装置
にカウンターウエイトを組み込むことができる立体駐車
場昇降装置の施工方法である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図に基づき説
明する。図1〜図3を参照して本発明に係る立体駐車場
用昇降装置の一実施例について説明する。図1は本発明
に係る昇降装置の実施例の概要を示した図、図2は本発
明に係る昇降装置に用いられるカウンターウエイトを示
す図、図3はカウンターウエイトの要部を示す拡大斜視
図である。
【0014】図1は、昇降装置を示しており、図9と同
一部分には同一符号が用いられている。同図において、
搬機1は搬機支持索2に接続され、支持索2が定滑車S
a及び動滑車Sd等に架設されて立体駐車場の上部に接
続されている。ドラム4に巻回された駆動索3(3a,
3b)は定滑車Sa,Sbにそれぞれ掛け渡して、駆動
索3aは第2カウンターウエイト16と連結された吊り
金具26に接続されている。吊り金具26は第1カウン
ターウエイト15に設けられた縦穴に挿通されている。
第1カウンターウエイト15に動滑車Sdが設けられて
いる。第2カウンターウエイトの底部は駆動索3bが接
続されている。ドラム4は減速機7、モータ8及びブレ
ーキ9等からなる駆動装置によって回転及び停止して、
搬機1を昇降及び停止している。搬機1には進退駆動す
る腕5が設けられ、この腕5を突出させて、立体駐車場
の架台6に着床するようになされ、第2カウンターウエ
イト16は搬機1と第1カウンターウエイト15が停止
してモータ8が停止するまで第1カウンターウエイト1
5に荷重の伝達はなされない。
【0015】次に、図2及び図3を参照してカウンター
ウエイト17について説明する。図2(a)はカウンタ
ーウエイト17の正面図であり、図2(b)は図2
(a)のA−A線に沿った断面図である。同図(a),
(b)において、カウンターウエイト17は第1カウン
ターウエイト(CW1)15と第2カウンターウエイト
(CW2)16から構成され、第1カウンターウエイト
15は側部枠体18と上部枠体19等で囲まれ、第1カ
ウンターウエイト15には間隙状の縦穴15aが設けら
れている。側部枠体18には取付穴22a〜22cが設
けられた取付板22が設けられている。また、上部枠体
19に天板が設けられ動滑車23(Sd)が設けられて
いる。20はガイドローラであり、ガイドレール(壁)
21に接して水平振動等を防止している。第2カウンタ
ーウエイト16は、ガイドローラ20が設けられた側部
枠体24と上部枠体25等で囲まれ、その上部に第2カ
ウンターウエイト16と一体の係合片16aが設けられ
ている。また、第2カウンターウエイト16の底部に
は、駆動索3bの中継駆動索端末金具31がボルトB5
によって連結されている。
【0016】図3に示すように、駆動索3aに駆動索端
末金具30が固着され、駆動索端末金具30に中堅駆動
索32がボルトB1で固定されている。中堅駆動索32
には中継駆動索端末金具29がボルトB2で固定されて
いる。吊り金具26には開口部27が設けられ、その上
端が中継駆動索端末金具29とボルトB3で連結され、
その下端部に舌片板26aが設けられている。舌片板2
6aは第2カウンターウエイト16から突出する係合片
16aとボルトB4で連結されている。中継駆動索端末
金具31には中継駆動索3bがボルトB6で固着されて
いる。
【0017】吊り金具26は、第1カウンターウエイト
15に設けられた縦穴15aに挿通されており、吊り金
具26に設けられた開口部27に止め金具28が挿通さ
れ、止め金具28は縦穴15aに掛け渡すように配置さ
れてボルトB7によって第1カウンターウエイト15に
固定されている。上部枠体19には取付金具22が設け
られ、穴22a〜22cが設けられている。これらの穴
22a〜22cは、カウンターウエイトを組み込むため
に用いられる。吊り金具26に設けられた開口部27
は、第2カウンターウエイト16がこの開口部27の縦
方向の範囲内で上下動できるように設定されている。搬
機1の着床時に、第2カウンターウエイト16はこの範
囲で上下動したとしても第1カウンターウエイト15の
荷重と関係なく制御できる。すなわち、開口部27で設
定される範囲で駆動装置のモータ8を停止すれば、モー
タ8の負荷として第2カウンターウエイト16の荷重に
第1カウンターウエイト15の荷重が加わることがな
い。従って、モータ8に所定トルク以上の負荷が加わる
ことなく搬機1の昇降を制御することができる。
【0018】次に、本発明に係る立体駐車場用昇降装置
の施工方法について、図3を参照し、図4〜図7及び図
8に基づいて説明する。図8において、ステップS1
は、図4(a),(b)に示すように、駆動索3aの駆
動索端末金具30を第1カウンターウエイト15の取付
板22に穿設された取付穴22a,22cにボルトB1
を用いて取り付ける工程である。ステップS2は、図5
に示すように、駆動装置を作動させてドラム4を回転さ
せて駆動索3aを巻き上げる。第1カウンターウエイト
15を立体駐車場13の上部に上架して第1カウンター
ウエイト15の取付板22に設けた取付穴22bに吊設
金具を取り付け、第1カウンターウエイト15を立体駐
車場13の上部に吊設する工程である。第1カウンター
ウエイト15が吊設金具で立体駐車場13の上部に支持
された後に、駆動索3aの駆動索端末金具30はボルト
を取り外して取付穴22a,22cから取り外される。
【0019】ステップS3は、図6に示すように、駆動
索3aの駆動索端末金具30を第1カウンターウエイト
15の縦穴15aに挿通して地上に降下させる。駆動索
端末金具30にボルトB1で中継駆動索32の一端を接
続し、中継駆動索32の他端をボルトB2で固定した中
継駆動索端末金具29に、吊り金具26をボルトB3で
連結する。吊り金具26の下端の舌片板26aを第2カ
ウンターウエイト16の係合片16aにボルトB4で連
結する工程である。ステップS4は、図7に示すよう
に、第2カウンターウエイト16を引き上げ、第1カウ
ンターウエイト15の縦穴15aに吊り金具26を挿通
させる。吊り金具26の開口部27に止め金具28を挿
通させてボルトB6で第1カウンターウエイト15に固
定する工程である。
【0020】ステップS5は、駆動索3bを第2カウン
ターウエイトの底部に取り付け、搬機1に取り付けられ
た支持索2を動滑車23に掛け渡してその他端を立体駐
車場の上部に固定する工程である。ステップS6は、立
体駐車場の上部に吊設された第1カウンターウエイト1
5から吊設金具を取り外す工程である。無論、上記実施
例では、第1カウンターウエイトに動滑車を設けた実施
例であるが、搬機に取り付けられた支持索2を動滑車に
掛け渡すことなく、第1カウンターウエイトに直接接続
してもよい。更に、周知のように、複数の動滑車を用い
て第1及び第2カウンターウエイトの重量を低減するこ
ともできる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カウンターウエイトを第1と第2カウンターウエイトに
分離することによって、昇降装置の駆動部をコンパクト
にできるので、大型の重機を使用することなく、個別に
第1と第2カウンターウエイトを上架して組み立てが可
能である利点がある。また、駆動装置のモータを小型に
できる利点がある。また、第1と第2カウンターウエイ
トがボルト等によって連結された形状であるので、狭い
場所であってもこれらを連結して組み立てができるの
で、組み立て作業性が改善される利点がある。また、カ
ウンターウエイトを第1と第2カウンターウエイトと
し、カウンターウエイトの組み立てが大型重機を使用す
る必要がなく、立体駐車場の工事用スペースが狭くても
資材を現場に搬入して現場で組み立てが可能である。従
って、狭いスペースに建設に適した立体駐車場の特徴を
充分に発揮することができる極めて効果的なものであ
る。また、カウンターウエイトを分離したことによっ
て、大型重機でカウンターウエイトを工事現場に搬入す
る必要がなく、施工費が安価になり、極めて経済性に優
れたものとなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る立体駐車場用昇降装置の一実施例
を説明する為の図である。
【図2】本発明に係る立体駐車場用昇降装置に用いられ
るカウンターウエイトを示す図であ。
【図3】カウンターウエイトの要部を示す斜視図であ
る。
【図4】カウンターウエイトの取付け工程を示す図であ
る。
【図5】カウンターウエイトの取付け工程を示す図であ
る。
【図6】カウンターウエイトの取付け工程を示す図であ
る。
【図7】カウンターウエイトの取付け工程を示す図であ
る。
【図8】カウンターウエイトの取付け工程を示すフロー
チャートである。
【図9】従来の昇降装置を示す図である。
【図10】従来のカウンターウエイトを示す図である。
【図11】従来のカウンターウエイトの取付け方法を示
す図である。
【符号の説明】
1 搬機 2 支持索 3,3a,3b 駆動索 4 ドラム 5 腕 6 架台 7 減速機 8 モータ 9 ブレーキ 13 立体駐車場 15 第1カウンターウエイト 16 第2カウンターウエイト 16a 係合片 17 カウンターウエイト 18,24 側部枠体 19,25 上部枠体 20 ガイドローラ 21 ガイドレール(壁) 22 取付板 22a〜22c 取付穴 23(Sd) 動滑車 26 吊り金具 26a 舌片板 27 開口部 28 止め金具 29,31 中継駆動索端末金具 30 駆動索端末金具 B1〜B7 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部定滑車に巻回された支持索の一端に
    搬機を取付けると共にその他端がカウンターウエイトと
    係合し、前記カウンターウエイトに駆動索を取付け、前
    記駆動索を駆動することにより前記搬機を昇降させるよ
    うにした立体駐車場用昇降装置において、 前記カウンターウエイトが第1と第2カウンターウエイ
    トで構成され、前記第1カウンターウエイトは搬機自重
    とバランスする重量より軽い重量とし、その一端に前記
    駆動索が取付けられた吊り金具が前記第2カウンターウ
    エイトに接続され、前記第1カウンターウエイトに設け
    られた縦穴に前記吊り金具が上下移動可能に挿通され、
    前記吊り金具に設けられた開口部に止め金具を取り付け
    ることによって所定の範囲のみ上下移動可能とし、且
    つ、前記支持索が前記第1カウンターウエイトに取付け
    られたことを特徴とする立体駐車場用昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動索の端末に駆動索端末金具を設
    け、前記駆動索端末金具を中継駆動索端末金具を介して
    前記吊り金具に取付けるようになされていると共に、前
    記第1カウンターウエイトに前記駆動索端末金具を取付
    けるための取付穴を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載の立体駐車場用昇降装置。
  3. 【請求項3】 上部定滑車に巻回された支持索の一端に
    搬機を取付けると共にその他端がカウンターウエイトと
    係合し、前記カウンターウエイトに駆動索を取付け、前
    記駆動索を駆動することにより前記搬機を昇降させるよ
    うにした立体駐車場用昇降装置の施工方法において、 前記カウンターウエイトが第1と第2カウンターウエイ
    トからなり、 駆動装置のドラムから来る第1駆動索の駆動索端末金具
    を前記第1カウンターウエイトに取付ける工程と、 前記駆動装置によって前記第1駆動索を巻き上げて前記
    第1カウンターウエイトを立体駐車場の上部に吊設する
    工程と、 前記第1駆動索の駆動索端末金具を第1カウンターウエ
    イトに設けられた縦穴に挿通させて降下させ、前記駆動
    索端末金具を介して第2カウンターウエイトに設けられ
    た吊り金具に取付ける工程と、 前記第2カウンターウエイトを前記駆動装置によって前
    記駆動索を巻き上げて、前記吊り金具を第1カウンター
    ウエイトの前記縦穴に挿通させる工程と、 前記吊り金具に設けられた開口部に止め金具を挿通させ
    て、前記第1カウンターウエイトに取り付ける工程、 前記搬機に接続された支持索を滑車に掛け渡して前記第
    1カウンターウエイトと係合させる工程と、 前記第2カウンターウエイトに前記ドラムから来る第2
    駆動索に接続する工程と、 からなることを特徴とする立体駐車場用昇降装置の施工
    方法。
JP7058484A 1995-03-17 1995-03-17 立体駐車場用昇降装置及びその施工方法 Expired - Fee Related JP3024507B2 (ja)

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