JPH056307Y2 - - Google Patents

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JPH056307Y2
JPH056307Y2 JP1986100450U JP10045086U JPH056307Y2 JP H056307 Y2 JPH056307 Y2 JP H056307Y2 JP 1986100450 U JP1986100450 U JP 1986100450U JP 10045086 U JP10045086 U JP 10045086U JP H056307 Y2 JPH056307 Y2 JP H056307Y2
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JP
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trolley
type
lifting
fixed
machine room
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JP1986100450U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はエレベータ据付装置の改良に関する
ものである。
〔従来の技術〕
まず第５図によつて従来のエレベータ据付装置
によるエレベータ据付工事におけるガイドレール
の吊り上げ作業を説明する。
図中１は機械室、２は巻上機、制御盤（図示し
ない）等の機器を揚重するための揚重孔であつ
て、機械室１の床に設けてある。３は昇降路、４
はガイドレール、５は機械室天井にパイプサポー
ト６により押圧設定されたＩ型ビーム、７はパイ
プサポートの下端に固定された自立用座７、８は
アンカーボルト、９はＩ型ビームに装着されたト
ロリー型吊具、１０は揚重機である。
ガイドレール４等の各機器の揚重は、機械室１
の天井にＩ型ビーム５をパイプサポート６により
押圧し、アンカーボルト８によつて固定する。次
にトロリー型吊具９を装着し、これに揚重機１０
を掛合してガイドレール４を吊り上げ、最下階で
順次連絡して昇降路３における全高分のレールを
一体化し、最上部を機械室１における床等に、ま
た最下部を緩衝装置（図示しない）に固定し、ガ
イドレール４のブラケツト（図示しない）を設定
して昇降路３に固定する作業を行う。ここで、上
記トロリー型吊具９は、ガイドレール４のほぼ直
上４箇所と、つり合いおもり（図示せず）の真上
１箇所と、機械室１の機器（図示せず）揚重のた
めの揚重孔２の中心部に移動させて、上記トロリ
ー型吊具９に掛合懸垂された揚重機１０により吊
り上げ作業を行う。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のエレベータ装置は以上のように構成され
ているので、Ｉ型ビームに装着されたトロリー型
吊具を任意の位置に自由に移動させることが可能
であるが、揚重機によつて各機器を吊り上げる時
にトロリー型吊具が動く等の問題点があつた。
この考案は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、トロリー型吊具を任意の位
置に固定することができるエレベータ据付装置を
得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るエレベータ据付装置は両端に配
置された２本のパイプサポートにより機械室の天
井に押圧固定されたＩ型ビームに装着されたトロ
リー型吊具と、上記トロリー型吊具の掛合懸垂さ
れた揚重機と、任意の位置に移動して設定すると
ともに上記トロリー型吊具を固定するチエーンと
を設けるものである。
〔作用〕
この考案におけるエレベータ据付装置は、トロ
リー型吊具に２本のチエーンを装着し、上記トロ
リー型金具の設定位置決定後、左右２本のパイプ
サポートに装着された固定具によつて上記チエー
ンをシヤツクルを介して取付け固定するものであ
ることから、トロリー型吊具の移動解消が行える
ことになる。
〔考案の実施例〕
第１図〜第４図はこの考案の一実施例を示す図
で、１１はチエーンであつて、１１ａ，１１ｂの
２本で構成されている。１２はパイプサポート６
の上部の蝶ネジ１２ａにより固定された固定具、
１２ｂは上記固定具１２の先部に明けられた取付
穴である。１３はチエーン１１の通し穴と固定具
１２の取付穴１２ｂを介して蝶着固定するシヤツ
クルである。
この様に構成されたエレベータ据付装置におい
て、ガイドレール４等の各種エレベータ機器の適
正吊り上げ位置にＩ型ビーム５を介してトロリー
型吊具９を設定し、右側チエーン１１ａの穴と固
定具１２の取付穴１２ｂとが合置した個所にシヤ
ツクル１３を挿通して蝶着固定する。次に、左側
チエーン１１ｂの穴にも上部構成と同様に固定具
１２の取付穴１２ｂとが合置した個所にシヤツク
ル１３を挿通し、上部と同様に蝶着固定する。
以上の様に構成された装置においては、左右よ
りの偏加重が加わつても、トロリー型吊具９の移
動が解消出来、これに伴つて安全に揚重作業が行
えることになる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案は昇降路の上部に設け
られた機械室の床に互いに離れて立設されたパイ
プサポートにより両端がそれぞれ支持され、機械
室天井に押圧固定されたＩ型ビーム設けて、この
Ｉ型ビームに係合されて揚重機を懸垂しＩ型ビー
ムの長手に沿い移動可能に支持されたトロリー型
吊具を配置し、また、パイプサポートのそれぞれ
に設けられて一端は長手方向の適所が固定具を介
して着脱可能にパイプサポートの上端部に保持さ
れ、他端がトロリー型吊具に固定されたチエーン
とを備えたものである。これにより、Ｉ型ビーム
の長手の適所にトロリー型吊具を容易に固定でき
るように構成したものであるために、装置が安価
になるとともに安全度の高いものが得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの考案の一実施例によるエレベータ
据付装置を示す断面図、第２図〜第４図は第１図
の要部拡大図、第５図は従来のエレベータ据付装
置を示す断面図である。 １は機械室、３は昇降路、５はＩ型ビーム、６
はパイプサポート、９はトロリー型吊具、１０は
揚重機、１１はチエーン、１２は固定具。なお、
図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降路の上部に設けられた機械室の床に互いに
    離れて立設されたパイプサポートと、このパイプ
    サポートの上端により両端がそれぞれ支持されて
    上記機械室天井に押圧固定されたＩ型ビームと、
    このＩ型ビームに係合されて揚重機を懸垂し上記
    Ｉ型ビームの長手に沿い移動可能に装着されたト
    ロリー型吊具と、上記パイプサポートのそれぞれ
    に設けられて一端は長手方向の適所が固定具を介
    して着脱可能に上記パイプサポートの上端部に保
    持され、他端が上記トロリー型吊具に固定された
    チエーンとを備えたエレベータ据付装置。
JP1986100450U 1986-06-30 1986-06-30 Expired - Lifetime JPH056307Y2 (ja)

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JP1986100450U JPH056307Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JP1986100450U JPH056307Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JPS638273U JPS638273U (ja) 1988-01-20
JPH056307Y2 true JPH056307Y2 (ja) 1993-02-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007221A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ用品の揚重装置
JP6687785B1 (ja) * 2019-04-25 2020-04-28 東芝エレベータ株式会社 ガイドレール移動装置、ガイドレール移動システム、およびガイドレール移動方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940374U (ja) * 1982-09-03 1984-03-15 森博多織株式会社 本袋帯

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