JPS61181046A - 平板型画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、平板型画像表示装置の組み立てに関するもの
である。

従来の技術 従来、電子ビームの螢光体への射突により発光させる平
板型画像表示装置では、第２図ａに示すように直接外囲
器１内面にメタルバック層３ｂを介して螢光体３ａ″ｆ
：塗布するか、第２図すに示すように一枚の透明基板２
上に塗布してそれを外囲器１内に設置していた。そして
制御電極群及び支持壁を複数のブロックに分割して組み
立て、それらのブロックを螢光体層３ａの上に組み込ん
でいた。

発明が解決しようとする問題点 このように従来の技術では、全体構成が小さければ組み
立て精度も出しやすくそれほど問題とならないが、全体
構成が大きくなると支持壁を螢光体層の所定の位置に精
度良くあてることが非常に難かしくなる。その結果、組
み立て中に支持壁が螢光体の所定の位置以外に接触しそ
の部分の螢光体が剥離したりして、螢光体層を傷つけや
すかった。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、螢光体層を
傷つけることなく容易で精度良い組み立本発明は上記問
題点を解決するため、螢光体全透明基板上に塗布し、そ
の透明基板を複数個の小片に分割し、各小片に支持壁位
置決め手段を設置しておき、その位置決め手段によって
支持壁と制御電極のブロックと螢光体塗布透明基板小片
全組み立てておき、最後にそのブロックを外囲器内に組
み込むことができる構成にしたものである。

作　　用 本発明は上記手段により次の作用をなす。螢光体塗布基
板全小片に分割して支持壁と組み立てるので全体を一体
で組み立てる場合より精度が出しやすく容易に組み立て
られる。さらに螢光体塗布基板上に支持壁位置決め手段
を配置しているため、支持壁を螢光体層の所定の位置に
容易に接触させることかできる。こうして組み立てられ
た螢光体塗布基板小片と支持壁の゛ブロックを外囲器内
に組も みこめば、全体として容易で精度良い組み立てが可能と
なり、螢光体層を傷つけずにできる。

実施例 以下図面を用いて本発明の一実施例について説明する。

第３図において、水平方向に線状に分布する電子ビーム
を放出する線状熱陰極９が水平方向に架設されている。

線状熱陰極９は、例えば直径１０ないし２０μｍのタン
グステン線９ａの表面に、電子放出材料９ｂを塗着した
ものである。

背面電極８は、外囲器１の内側に真空蒸着法で形成され
たもので、線状熱陰極９から放出された電子ビームを前
方に押し出す働きをする。

垂直集束電極１０は、上記の線状熱陰極９に対向するス
リット１０ａが形成された格子状電極で、線状熱陰極９
から放出された電子ビームを取り出す働きをする。

垂直偏向電極１１は、絶縁基板１１ａ及び１１ｄの両面
に導電体１１ｂ及び１１ｃと１１８及び１１ｆがそれぞ
れ形成され、これを上記の水平集束電極１０のスリン）
　１０　ａ　ｆ挾むように配設されており、相対向する
導電体１１ｂ及び１１ｆに印加される垂直偏向用電圧に
よって、垂直偏向電極１１に垂直方向に電子ビームを振
り分ける働きをする。

制御電極１２及び１３は、上記の線状熱陰極９に直交す
る複数本のスリン）１２ａ及び１３ａが形成された格子
状電極で、線状熱陰極９から放出された電子ビーム全水
平方向の絵素ごとに細い電子ビームとして取り出す働き
をする。

制御電極１４は、スリット１４ａｉ形成された複数本の
導電体１４ｂｉ、このスリン）１４ａが上記水平集束電
極１２及び１３のス！ｊノ）１２ａ及び１３ａに対向す
るように配設したもので、画像を表示する映像信号に応
じて、各スリン）ｆ通過する電子ビームの量を制御する
働きをする。

水平偏向電極１５は、上記の水平集束電極１３のスリン
）１３ａそれぞれの中間と、両端のスリットの外側に配
設した複数本の導電体１５＆で構成されたもので、それ
ぞれの導電体１５＆の間に水平偏向用電圧が印加される
ことにより、螢光体層３ａに縞状に形成された赤但）３
ａｒ　、緑ＩＧ）３　ａ　ｇ、青（Ｂ）３ａｂに順次、
各絵素の電子ビームの方向を変える働きをする。（第４
図参照） 加速及び水平偏向電極１６及び１７は、絶縁基板ででき
た支持壁４の表面に導電体をそれぞれ形成し、上記の線
状陰極９と垂直に配設されたもので、電子ビームに螢光
体層３ａを発光させるに充分なエネルギーを付与すると
共に水平偏向の働きをする。

螢光体層３ａは、透明基板２上に塗布し、更にその表面
にメタルバ、フク層３ｂｉ形成したもので、映像信号に
応じた画像を表示する働きをする。

第４図は、螢光体層３ａの部分拡大図で、透明基板２の
上に塗布された螢光体３ａは、上述の線状熱陰極１と直
交するように縞状に赤（Ｒ）　３　ａ　ｒ、緑◎３ａｇ
及び肯（Ｂ）　３　ａ　ｂが各の間にブラックライン部
３ａｂｊ！’（挾んで順次形成されている。

第４図は、支持壁４がスクリーン３と接する部分を拡大
したものである。螢光体層３＆、メタルパンク層３ｂの
ついた透明基板２の両端に、位置決め用切欠部７ａを有
する支持壁位置決め部材７を切欠部７ａがプラックライ
ン部３３ａｂｎと合うように取り付ける。それから切欠
部７ａに支持壁４を合させると螢光体層３ａを傷つける
ことなく容易に精度良く組み立てることができる。第４
図では、赤３ａｒ、緑３ａｇ、青３ａｂの１トリオごと
に支持壁４があたるようにしているが、複数トリオごと
に設けてもよい。

こうして組みたてられたスクリーン３のついた透明基板
２と支持壁４及び制御電極群５からなるブロック全第１
図に示すように外囲器１内の所定の位置に組み込む。こ
の時第４図に示すように透明基板２が螢光体層３ａのブ
ラックライン３　ａｂｊ！で分割されていれば、隣接す
るブロック間はブロックラインで接続されることになり
接続部が目立たなくなる。第３図では支持壁４を３ケで
１ブロツクとしているが、これはもっと多くてもよい。

ただし、あ−！り多くするとブロック化した意味がなく
なる。透明基板２０幅が１ａｃｍ程度であるのが適当で
ある。このようなブロックを並べることによって大画面
が精度良く容易に構成される。

発明の効果 本発明により、大型の平板画像表示装置が容易にかつ精
度良く組み立てることが可能になり、それによって画質
の良いすぐれた大型平板画像表示装置を提供することが
可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の主要部を示す斜視図、第２図は従来例
の一部を取り出した斜視図、第３図は本発明の一実施例
を示す斜視図、第４図は第３図の要部拡大図である。 １・・・・外囲部、２・・・・・・透明基板、３・・ス
クリーン、３ａ・・・・螢光体層（３ａｒ・・・・・・
赤、３ａｇ・・・・緑、３ａｂ・・・・・青、３ａｂ込
・・・・・・ブランクライン）、３ｂメタルバック層、
４・・・・・支持壁、５−・・・・・制御電極群、６・
・・・・ビーム貫通孔、７・・・・・支持壁位置決め部
材、７ａ・・・・・・切欠部、８・・・・・背面電極、
９・・・・・線状熱陰極、９ａ・・・・・タングステン
線、９ｂ・・・・・電子放出材料、１０・・・・・・垂
直集束電極、１０ａ　、１２ａ　、１３ａ　、１４ａ・
・・・・・スリット、１１・・−・・垂直偏向電極、１
１ａ、１１ｄ・・・・・絶縁基板、１１ｂ　、　１１ｃ
　、　１１　ｅ　、　１１ｆ　・−・・−・導電体、１
２．１３・・・・水平集束電極、１４・・・・・・変調
電極、１４ｂ、１５ａ・・・・・導電体、１６・・・・
・水平偏向電極、１６．１７・・・・・・加速及び水平
偏向電極。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ７６２図 （（Ｌ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ｂ
ジ第３図 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）線または面状電子源と、前記電子源より供給され
   た電子を複数本のビームに分割し各ビームを変調・偏向
   する制御電極群と、前記制御電極群により制御された電
   子ビームの射突により発光するストライプ状に螢光体を
   塗布された螢光体塗布透明基板と、前記透明基板と前記
   制御電極の間に置かれた支持壁と、それらを包む外囲器
   とを有し、前記螢光体塗布透明基板を複数の小片に分割
   していることを特徴とする平板型画像表示装置。
2. （２）螢光体塗布透明基板に支持壁の位置決め手段を設
   置したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の平
   板型画像表示装置。