JPS61180985A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPS61180985A
JPS61180985A JP77985A JP77985A JPS61180985A JP S61180985 A JPS61180985 A JP S61180985A JP 77985 A JP77985 A JP 77985A JP 77985 A JP77985 A JP 77985A JP S61180985 A JPS61180985 A JP S61180985A
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JP
Japan
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pallet
floppy
belt
empty
conveyance
Prior art date
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Pending
Application number
JP77985A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneyasu Umemura
梅村 恒保
Yoriyuki Anraku
安楽 順之
Sumio Tajima
田島 澄雄
Katsuhiro Shimokawa
下川 活弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication of JPS61180985A publication Critical patent/JPS61180985A/ja
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、搬送装置に関し、特に、フロンピー記録媒
体などの記録媒体を検査する装置において、記録媒体が
収納された容器を特定の位置まで搬入し、また、その容
器を所定の位置から搬出するような用途に好適な搬送装
置に関する。
〔従来技術〕
5174インチのミニフロッピーや、8インチの標準フ
ロッピーを対象とした従来のフロッピー記録媒体検査装
置は、一部を開放したジャケットに収納した状態で供給
されたフロッピー媒体を検査している。そして、検査済
みのフロッピー媒体の仕分は装置は、検査したフロッピ
ー媒体を搬送路に送り、途中で搬送路の切換えにより合
格品と不合格品とを仕分けて、対応するスタッカに投入
するというのが一般的である。
〔発明が解決しようとする間層点〕
一方、OA化の進展により、ミニフロッピーや、マイク
ロフロッピーと呼ばれろ3+5インチ以下の小型のフロ
ッピー媒体の需要が急増している。
ミュフロノピーなどの媒体は、従来のンヤケット(ζ代
えてプラスチックケースに収容する場合が多く、その場
合、ケースへの収納段階でケースを完全に密封してしま
うのが製造工程上、好ましい。
したがって、そのような小型の70ノビ−媒体を、従来
のようにケースに収容した状態で検査すると、不合格品
はケースを含め全体を廃蜜せざるを得ず、そのコストは
、低コストを要求されるミニフロッピー媒体の場合、無
視できない。因に従来は、標準フロッピーなどが検査で
不合格となった場合、その媒体だけが廃棄され、そのノ
ヤケソトまたはケースは再使用されている(そのために
、ジャケットまたはケースを完全には封止せず、その一
部を開放した状態で検査を行っていた)。
また、従来のようにジャケットに収容した状態で検査す
る装置では、検査のためのフロッピー媒体へのり−ド/
ライトは、ジャケットのアクセス窓から行わざるを得ず
、複数のヘッドを用いてフロッピー媒体を高速にリード
/ライトすることにより、検査時間を短縮するというよ
うな方法の採用は容易でない。したがって、最近で(よ
、マイクロフロッピーなどの小型のフロッピー媒体の検
査は、従来の検査装置では処理速度なの面で対応しきれ
ない状況になりつつある。
このようなことから、マイクロフロッピーのような小型
の記録媒体は、ジャケットやケースに収容しない裸の状
態で検査するのが望ましいと考えられる。
〔発明の目的〕
このように、フロッピー媒体、さらには光ディスクなど
の記録媒体を裸の状態で扱う場合、記録媒体の損傷防止
などの観点から、検査すべきフロッピー媒体を容器に積
層収納した状態で検査装置の所定の位置に供給し、その
容器が空になったら、それを他の位置へ移動させる操作
が必要である。
しかし、検査装置の小型化、信頼性向上、価格低減など
を達成するために、そのような容器の搬送装置は、でき
るだけ構造が簡素で、また駆動に必要なエネルギーが少
ないものでなければならない。
したがって、この発明の主たる目的は、そのような記録
媒体収納用の春型の供給排出を行う用途などに好適であ
り、かつ構造が簡単で小型化が容易で、また消費エネル
ギーが少ない搬送装置を提供することにある。
〔問題点を解決する手段〕
この発明による搬送装置は、第1、第2、第3の搬送機
構と、第1と第2の搬送81構をそれぞれ逆方向に作動
させる手段と、第3の搬送機構を移動させる手段と、第
3の搬送機構のその作動時に回転する回転軸に機械的に
結合され、第3の搬送機構と一体的に移動する回転力伝
達機構とを備える。そして、第1の搬送機構のその作動
時に回転する回転軸に回転力伝達機構が係合する位置に
第3の搬送機構が移動させられた場合、第1の搬送機構
から搬送対象物が第3の搬送機構に取込まれ、第2の搬
送ベルト機構のその作動時に回転する回転軸に回転力伝
達機構が係合する位置に第3の搬送機構が移動させられ
た場合に、第3の搬送機構から搬送対象物が第2の搬送
機構へ送り出される。
〔作用〕
第3の搬送機構を作動させるための動力は、回転力伝達
手段を介して第1または第2の駆動機構から伝達される
ため、第3の搬送機構を作動させるための専用の動力源
が不要であり、その分だけ装置が簡素小型になり、また
消費エネルギーが減少する。また、第1と第2の搬送機
構は互いに逆方向に作動しており、第3の搬送機構は、
その位置に応じて作動方向が適切な方向に自動的に切り
替わるため、そのための格別な制御機構は必要なく、こ
の点からも装置は面素小型化になり、また動作制御も単
純化する。なお、第3の搬送機構の移動は、搬送対象物
の位I創部のために本来必要なものであり、そのための
手段は第3の搬送機構の作動方向切換えを目的として追
加されるものではなく、装置の複雑化を招く要因とはな
らない。
い。したがって、この発明によれば、構造が簡素かつ小
型で、i!IIrIIJも単純な省エネルギー型の搬送
装置を実現できる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は、この発明を適用したフロッピー記録媒体検査
装置の一例を示す概要図である。ハンドリングユニット
1は、供給部Aの所定の供給位置に供給されたパレット
2 (供給パレットと称す)2から、そこに積層(例え
ば200枚程度)されたフロッピー媒体3を1枚ずつピ
ックアップし、それをフロッピー検査ユニット(検査部
) 5へ移送するとともに、検査が終了したフロッピー
媒体3をフロッピー検査ユニシト5から、収納部C(フ
フッピー記録媒体仕分は装置が含まれている)の特定の
収納位置へ移送し、そこにセットされているパレット(
収納パレットと称す。図では、収納位置に収納パレット
6&がセットされている)へ検査済みフロッピー媒体を
収納する。
ココテ、収納パレット6m、6b、6c、6dば、スタ
ッカテーブル9に載置されろものであって、スタッカテ
ーブル9が所定の量(90度の整数@)だけ回転制押さ
れろことにより、所望の収納パレットが収納位置にセッ
トされる。スタッカテーブル9は、フロッピー記録1休
仕分は装置の主要な構成要素である。収納パレッ)6i
、6b、6c、6dは、空になった供給パレット2が供
給部から転送され、スタッカテーブル9にセットされろ
。4つの収納パレット6 * 、 6 b * 6 Q
 r6dは、それぞれ合格、上面不合格、下面不合格、
両面不合格の各フロッピー媒体の収納に割り当てられて
いる。
なお、供給パレットを供給部Aへ搬送し所定位置にセン
トする手段、供給部Aがら空になったパレットを収納部
Cへ転送したり、外部へ排出したりする手段は、図中省
略されており、それらは別途図示し説明する。
また、供給パレット2 (収納パレット6a、6b、6
c、6dも同様)には、第2図(−1,(b)に見るご
とく、セパレータ4を上にして、フロッピー媒体3がセ
パレータ4を介在させて積層収納される。セパレータ4
の開口部4aの内径は、フロッピー媒体3の開口部31
の内径より大きい。
なお、ここで言うフロッピー媒体3は、レヤケノトまた
はケースに収納される前の、裸の状態のフロッピーディ
スクそのものである。
セパレータ4とフロッピー媒体3は、それぞれ1枚ずつ
、セパレータ4を上側にして、−緒にハンドリングニッ
ト1に挿着された円筒状の吸着ヘッド10の先端に、負
圧にて吸着され保持される。
また、後述するように、その吸着ヘッドの先端部分が分
離されることにより負圧吸着が解除され、フロッピー媒
体3が離脱する。
ハンドリングユニット1は、アームユニット7と移送1
1m機構8とから構成される。アームユニシト7は、吸
着ヘッド10を3つ、120度間隔て遊嵌状態でそれぞ
れ支承する第1、第2、第3のアーム7m、7b、7c
を有する。一方、移送制御機構8は、アームユニット7
を上下移動させるとともに、所定のタイミングで120
度の回転魚で回転制御を行う機構である。
フロッピー検査ユニット5は、いわゆるフロッピーディ
スクドライブ装置であって、その上部には、駆動モータ
のスピンドル51が配置されている。このスピンドル5
1上にフロッピー媒体3がセットされ、所定の記録特性
について試験が行われる。そのための磁気ヘッドが、フ
ロッピー媒体の各面に対して例えば3つずつ合計6個、
例えば120度の間隔で配置されている。各面の各磁気
ヘッドは、フロッピー媒体の半径方向に異なった領域を
、同時にリード、ライトまたは消去するように制御され
ろ。このような磁気ヘッドの配置は、裸のフロッピー媒
体を対象とするからこそ、可能である。なお、磁気ヘッ
ドに関連した機構の図示、説明は省略する。
ここで、第3図は(、)は吸着ヘッド10の全体的な断
面図である。ここでは、アームユニット7が最下位置ま
で降下した時における、供給パレット2または収納パレ
ット(6m、6b、6a。
6dlに位置する吸着ヘッド10の状態を示している。
この図に見ろごとく、吸着ヘッド10は概ね三重の円筒
構造であり、最外周の円筒は、セパレータ4を吸着する
ためのヘッド部10aであり、その先端面に吸着口が開
口されている。その内側にある円筒は、フロッピー媒体
3を吸着するためのヘッド部10bであり、最外周の円
筒に対し上下移動可能に嵌入されていて、同様に、その
先端面に吸着口が開口されている。乙のヘッド部lOb
は、先端部Fと、後部本体Rとの2つのブロックからな
る。その吸着口に通じろ空気通路は、先端部Fと後部本
体Rとの境界を通過しており、それらを分離させると、
開放されるようになっている。ヘッド部10bの内側に
は、70ツピ一媒体3をスピンドル5aに対し位置決め
するためのコレット]Ocが収納されている。このコレ
ット10cは、ヘッド】0の中心部に配置された軸10
dの先端に、軸受を介して回転可能に支持されている。
コレシト10cの側面にはテーパがつけられている。軸
]Odは、後部本体Rと内蔵ばねを介して結合されてい
る。先端部F1よコレット】OCとともに回転可能であ
り、相互間にばねが介装されている。窓16は、アーム
に設けられている可動の爪17(第3図(c)参照)が
嵌入する開口である。ヘッド部10mの後端部(図では
上端部)にビン10eが突設され、同様にヘッド部10
mの後端部にビン10fが突設されている。
アームユニット7が最下位置まで下降した場合、供給パ
レットの位置にある吸着ヘッド10は、その先端が供給
パレット2内のセパレータ4およびフロッピー媒体3に
接する位置まで自重で降下し、第3図(1)のような状
態で静止する。供給パレットに位置する吸着ヘッド10
も同様な状態まで降下し、静止する。このような状態に
おいて、ビン10fはアームより上方に位置し、またビ
ン10eはヘッド部10aの後端部より上方に位置する
ように、供給パレットおよび収納パレットのセットされ
る高さ位置が決定されている。また、このような状態で
は、軸10dに設けられたビン10gは、爪17と係合
しない。
第3図(b)は、吸着ヘッド10で、セパレータ4とフ
ロッピー媒体3とを吸着して引き上げ移送している状態
を示す概略断面図である。ヘッド部10瓢は、それに設
けられたビン10fがアームの上面に係合し、所定の高
さ位置に保持される。
一方、内側のヘッド部10bは、それに設けられたビン
]Oeが、外側のヘッド部10aの後端部に係合し、そ
の先端がヘッド部10&の先端より所定の距離だけ下方
に位置する高さに保持され、しかして、フロッピー媒体
3は図示のように、セパレータ4より所定距離だけ下方
に保持される。
吸着ヘッド10に吸着保持したフロッピー媒体3をスピ
ンドル5狼上に落下させ、スピンドル51に保持させる
動作を説明する。アーム7a、7b、7cが降下すると
、フロッピー検査ユニット5の近傍にだけ設けられてい
るストッパ14に、その位置に来た吸着へラド10のヘ
ッド部10aより延設されているバー15が係合し、ヘ
ッド部10におよびヘッド部10bの後部本体Rはそれ
以上降下しなくなる(第4図(a)参照)。アームがさ
らに降下し、窓16までアーム7m、?b、7cが降下
して来ると、第3図(C)に見ろごとく、その爪17が
窓16よゆ軸10dのビンに係合する。
以下、第4図を参照する。アームがさらに降下すると、
内蔵ばねの力に抗して軸10dが爪17によって押し下
げられ、それとともにヘッド部1obの先端部Fとコレ
ット10cが降下する。先端部Fは後部本体Rから分離
し、先端部Fの吸着口は、その空気路が開放されるため
大気圧になって、先端に吸着されているフロッピー媒体
3がスピンドル5&上に自然落下する(第4図(b)参
照)。アームがさらに降下すると、第4図(c)に見る
ごとく、コレット10cがさらに突出し、その周囲のテ
ーパ面とフロッピー媒体3の中心開口部の縁との係合に
より、フロッピー媒体3の中心がスピンドル5aの中心
に整合せしめられろ。
アームがさらに降下すると、第4図(dlに示されるよ
うに、コレット10cがスピンドル51の凹部5bに嵌
入し、また、最下位置まで降下した先端部Fの先端とス
ピンドル5aの凹部5bの周囲とで、フロッピー媒体3
は挟圧保持されろ。この状態で、先端部Fおよびフロッ
ピー媒体3は、スピンドル5亀に追従して回転する。
なお、第4図においては、先端部F&後部本体Rとの間
の隙間を誇張して示しているが、その隙間は実際には例
えば2mm1il後と極めて小さいものである。
また、供給パレット2と、収納パレット41゜4b、4
c、4dは、はぼ同一の高さに位置しており、その位置
より所定量高い位置にスピンドル5aが配置されている
。供給部Aと収納部Cには、ストッパ14に相当するも
のは設けられていない。
したがって、その位置においては、ヘッド10の降下は
阻止されろことがなく、アームとともに降下して爪17
による作用を受けず、したがって第3図(1)に示した
ような状態になる。
なお、第1図の11は、検査装置の各機構を制御するコ
ントロールユニットであり、12は検査ユニットにおけ
るリード/ライトヘッド(rI!J示せず)の読取/書
込制御回路部である。
第15図(a)ないしくC)に、パレットが示されてい
る。この図に見られろように、パレット:よほぼ正方形
の底部190と、フロッピー媒体の外形とほぼ等しい内
径の円筒状の壁部192とからなろ。円筒状壁部190
には、フロッピー媒体の出し入れを容易にするために、
その上端から底部190に達する切欠き(開口)194
が形成されている。底部190には、後述するようにパ
レットを供給位置にクランプするために利用される円形
穴130と、小径の円形穴196が形成されており、さ
らに円筒状壁部192の非切欠き部分と対応する位置に
、その部分の断面形状とほぼ同じ形状の溝198が形成
されている。なお、円筒状9部192の上端部は、その
内側が斜めに削り取られており、厚みが他の部分より薄
くなっている。
次に、このフロッピー記録媒体検査装置の全体的動作を
説明する。ただし、パレットの取扱い部分の説明は、こ
こでは除外する。
今、アームユニット7が第1図に示すような角度で、上
昇した位置にあり、またアーム7bに支承された吸着ヘ
ッド10に、検査しようとするフロッピー媒体3とセパ
レータ4が第3図(blに示す状態で吸着保持され、ア
ーム7cに支承された吸着ヘッド10に、同様に検査済
みのフロッピー−媒体3とセパレータ4が吸着保持され
ているものとする。
アームユニット7が移送制御機構8により降下せしめら
れると、アーム7m、’7eの吸着ヘッド10はストッ
パ14がないため、その降下を妨げられることなく第3
図(、)に示す状態になるまで降下し、静止する(吸着
ヘッドはアームに遊嵌状態で支承されていることに注意
すべきである)。
7−A7cの吸着ヘッド101ζは、セパレータ4と検
査済みフロッピー媒体3が保持されているから、降下す
る際に収納パレット(61)内の空気を押し出す形にな
る。この時の空気による抵抗が大きいと、フロッピー媒
体およびセパレータが過度に変形し損傷を受けたり、ス
ムーズに降下しない恐れがある。このパレットは、周囲
の壁部192に切欠き194が設けられているため、と
の切欠さを通じて空気が抵抗なく外部に逃げるので、そ
のような問題は生じない。
他方、アーム7bに支承された吸着ヘッド10は、ある
高さまで降下するとバー15がストッパ14に係合し、
そのヘッド部10亀とヘッド部1obの後部本体Rは、
それ以上降下できなくなる。
アームがさらに降下すると、第3図(clに関連して説
明したように、爪17が軸10dのビン10gに係合し
、軸10dが押し下げられろことにより、第4図に関連
して説明したような作動により、その吸着ヘッド10か
らフロッピー媒体3がスピンドル51上に落下し、中心
合わせされてスピンドル51にセットされる。この後、
そのフロッピー媒体3に対するリード、ラ ・、消去が
合計6個の磁気ヘッドで高速に行われ、ilj: aに
関連する所定の電気的特性が検査される。
この検査が終了すると、その終了信号に応じたタイミン
グで、アーム7Cの吸着ヘッド10のヘッド部10a、
10bが負圧から大気圧に切換えられ、それに保持され
ていたセパレータ4とフロッピー媒体(検査済み)3が
ともに離脱し、収納位置にセットされた収納パレット(
図では61)に積層収納される。なお、このフロッピー
媒体の検査結果に対応した収納パレットが、収納位置に
セットされろように、予めスタッカテーブル9は回転制
御されている。
また、フロッピー検査ユニット5におけろ検査が終了す
ると、その終了信号に応じて移送制御機HII8が動作
して、降下状態にあるアームユニット7を上昇させる。
アーム7bに支承されているへシト10に関しては、爪
17による軸10dの押し下げが解除されろため、同ア
ームの上昇とともに、軸10dは内蔵ばねの作用で引き
上げられ、コレット10cがスピンドル5aから離脱す
る。
また、先端部Fがコレツ10cとの間の内蔵ばねの作用
で引き上げられ、後部本体Rと再び結合し、先端部Fの
吸着口が再び負圧になるため、スピンドル51上のフロ
ッピー媒体3はヘッド部10bに吸着保持される。アー
ム7bがさらに上昇し、その上面に同吸着ヘッドのビン
10fが係合すると、それ以降は同吸着ヘッドはアーム
とともに上昇し、最終的に第3図(blの状態になる。
アーム71に支承された吸着ヘッド10は、そのビン1
0fが同アームに係合するまでは第3図(LL)に示し
た状態を維持しているが、アームがビン10fに係合す
る位置に達した後は、同吸着ヘッドはセパレータ4およ
びフロッピー媒体3を吸着保持しつつアームとともに上
昇し、最終的に第3図(b)の状態になる。この上昇の
際に、供給パレット2の切欠き194を通じて、引き上
げられろフロッピー媒体と、その下のセパレータとの間
に空気が流れ込むため、一対のセパレータとフロッピー
媒体t!けを、それらに無理な力をかけることな(、ス
ムーズに引き上げろことができる。
アームユニット7が最上位置まで上昇した後、移送ll
1III!!II機構8によって、アームユニット7は
所定方向(第1図の矢印Gの向き)に120度回転せし
められ、アーム7mはフロッピー検査ユニット5の位置
に、アーム7bは収納位置に、アーム7cは供給位置に
、それぞれ移動する。この回転MARに、検査結果に応
じて、コントロールユニット11によりスタッカテーブ
ル19の回転駆動制御が行われ、検査結果に対応する収
納パレットが収納位置にセットされる。
以下、アームユニット7が降下し、同様の動作が再び始
まる。
このように、このフロッピー記録媒体検査装置は、フロ
ッピー媒体のピックアップ、検査、仕分は収納を並行し
て行い、フロッピー媒体の検査処理を連続的に効率良く
実行できろ。また、フロッピー媒体に傷がつきに<<、
その移送などの取扱いをスピーディに行うことができろ
。フロッピー媒体は裸の状態であるから、マイクロフロ
ッピーのように、プラスチックのケースまたはジャケッ
トを用いる媒体の場合、不合格品は媒体だけを廃棄すれ
ばよく、ケースまたはジャケットまで無駄になることが
なく、経済的である。また、フロッピー媒体を裸状態で
扱うから、前述のように、フロッピー検査ユニットに複
数のヘッドを設け、各ヘッドで媒体の半径方向の異なっ
た置載を分担して同時にリード/ライト、さらには消去
を行い、検査時間を短縮することも容易である。そうす
れば、連続処理と相まって、検査処理を大幅に高速化で
きる。さらに、合格したフロッピー媒体、不合格のフロ
ッピー媒体などの仕分けは、収納パレットの選択によっ
て行われるから、従来のような搬送路の切換えによって
仕分ける場合に比べ、仕分けのためのスペースを容易に
減らし、その分だけ装置を小型化でき、また仕分けの際
にフロッピー媒体に傷がつきにくい。
なお、フロッピー媒体の間にセパレータを介在させるの
は、フロッピー媒体の損傷をより確実に防止し、またフ
ロッピー媒体のピックアップ時の分離性を改善するため
であるが、セパレータを省くことも可能であろう。
次に、パレットの搬入、転送、スタッカテーブル9への
セット、スタッカテーブル9からの排出などに関連する
部分について、第5図ないしtlE15図を参照して説
明する。
第5図は、供給パレットの搬入、空パレットの転送、排
出、搬入を行うためのパレット供給転送装置の概要を示
す斜視図であり、第6図は同装置のベルト搬送機構を展
開して示す概略斜視図であ。
ろ。第7図は、同装置の一部を拡大して示す概略斜視図
である。このパレット供給転送装置に、乙の発明による
搬送装置が含まれている。なお、いずれの図においても
、部分的に省略または簡略化されている。
各図において、50は供給パレットを供給部Aへ搬入す
る搬送ベルトであり、52,53.54は、空1こなっ
たパレットを外部へ排出したり、供給部Cへ転送するた
めの搬送ベルトである。搬送ベルト50,52が身けら
れたプーリの軸60゜62には傘歯車64.65が固着
され、これら傘歯車64.66は、モータ56の回転軸
57に逆向きに取付けられた傘歯車59.61と、それ
ぞれ噛み合っている。したがって搬送ベルト50゜52
は、それぞれ逆向きに回動させられろ。搬送ベルト53
,54は図示しないモータによってベルト伝動機構など
を介して回転駆動されるが、その詳細は図中省略されて
いる。搬送ベルト53は、一対の搬送ベルト52の間に
配置され、ソレノイド70によって上下に移動可能とな
っている。搬送ベルト50,52,53.54によって
パレットが搬送される経路の所定位置に1よ、パレット
ラッチ72,73,74.75が設けられている。
パレットラッチ72はソレノイド80で、パレットラッ
チ76はソレノイド81で、パレットラッチ73.74
はソレノイド82で、パレットラッチ75はソレノイド
83で、それぞれ操作されろ。
86は空パレットの排出または供給を制帥するためのパ
レットゲートであり、ベルト伝動機構87を介してモー
タ88により回転駆動されるねじ棒89に螺合している
第7図に、この発明に係わる部分が最も明確に示されて
いる。90はパレットホッパである。そのスライダブロ
ック92は、一対のシャフト93に沿って上下移動可能
に支持されている。スライダブロック92は、ねじ棒9
4と螺合しており、ベルト伝動機構95を介してモータ
96によりねじ棒94を回転させると、スライダブロッ
ク92は上昇または下降する。スライダブロック92に
は、搬送ベルト50.52側に向かって一対のサイド板
100が延設されている。このナイド板100に回転自
在に支承された軸101,102に固着されたプーリに
、一対の搬送ベルト103が掛けられている。軸101
の一端にはギヤ104が固着され、それに噛み合う歯を
有するW1wAローラ106 (例えばゴムのローラ)
が、一方のサイド板100に回転自在に取付けられてい
る。ギヤ104と1IIIiIローラ106は、搬送ベ
ルト機構(50または52)の回転力を搬送ベルト機構
(103)に伝達する機構として作用するものである。
搬送ローラ50,52の駆動軸60.62の一端には、
局面にローレットなどを形成して、局面のgIwA係数
を増大させたローラ108,109がそれぞれ固着され
ている。また、供給部Aには、第5図に示すような位置
に、パレットストッパ110が水平回転可能に設けられ
、これはソレノイド110によって操作されるようにな
っている。
以上に示した構成のパレット供給転送装置の動作は、以
下の通りである。
通常、モータS6は正回転しており、搬送ベルト50.
52は矢印112,113の方向に回動せしめられろ。
ベルトコンベアなどによって搬送ベルト50の入り口に
供給されたパレット(セパレータとフロッピー媒体が交
互に積層されている)は、搬送ベルト50によってパレ
ットホッパ90側へ搬送され、パレットラッチ72と係
合する位置で停止する。
パレットホッパ90上に供給パレットをセットする場合
、モータ96の回転制御により、搬送ベルト103は搬
送ベルト50と同一高さになる位置まで上昇せしめられ
る。この状態では、摩擦ローラ106がローラ108と
摩擦接触するため、搬送ベルト103は矢印114 (
第7図)に回動せしめられる。
このような状態で、パレットラッチ73が解除側へ操作
され、またパレットストッパ110がパレット移送路の
外部へ回動させられろ。そうすると、搬送ベルト5θ上
のパレットは、搬送ベルト103上へ送られ、矢印11
4の向きに運ばれる。
この際、サイド板100の内側lこ設けられたガイドア
20(第9図参照)によって、パレツト(供給パレット
)は横方向の位置と向きを矯正され、先端部がストッパ
122(第8図と第9図参照)に係合する位置(供給位
M)で停止する。この時点で、パレットストッパ110
はパレット移送路内に戻されろ。また、パレットラッチ
72もラッチ位置に戻される。
次に、モータ96が作動して、パレットホッパ90は所
定の高さまで上昇せしめられる。以下、第8図および第
9図を参照する。第8図に示されろように、パレットホ
ッパ90には、回動可能なりランプ爪124と、それと
ともに一種のカム機構を構成する衝合子125が設けら
れている。クランプ爪124はパレットホッパ90と一
緒に上丁移動するもので、サイド板100に支持された
軸127によって回動可能に支持されている。間合子1
25は所定の高さ位置に固定されている。
128は復帰ばねであり、クランプ爪124を第8図に
おいて反時計回り方向へ回転させるように作用する。
さて、パレットホッパ90がある高さまで上昇すると、
第8図に見られるように、カムホセワとしてのクランプ
爪124は衝合子125に係合し、復帰ばね128の力
に抗して時計回わり方向に回転し、供給パレット2の底
面に設けられた円形の穴130内にクランプ爪124の
爪部が入り込む。
パレットホッパ90が所定の高さまで上昇すると、クラ
ンプ爪124はさらに回転し、その爪部と穴130の内
面との係合よ咋、供給パレット2をストッパ122に押
し付け、供給位置に位置決めして固定する。
このように、パレットホッパ90の上昇力を利用してパ
レットクランプ用のカム機構を作動させるため、パレッ
トクランプのための動力源を別に設ける必要がなく、そ
の分だけ機構が四素、小型、安価になる。また、パレッ
トホッパの上昇と、パレットのクランプおよび解除とは
、完全に同期がとれ、動作も確実である。なお、穴13
0は円形であるため、クランプと同時に、供給パレット
2の向きも確実に矯正される。ただし、穴130の形状
は円形に限らず、少なくともクランプ爪124と係合す
る部分を円弧状とすれば、同様の効果を得られる。
供給パレット2が空になると、モータ96が作動シ、パ
レットホッパ90を下降させる。クランプ爪124は衝
合子125から離れるため、復帰ばね124の作用によ
り反時計方向に回転させられ、先端の爪部は穴130か
ら脱出する。パレットホッパ90は、摩擦ローラ106
が搬送ベルト52のローラ109と接触する位置まで下
降し、停止する。その結果、搬送ベルト103は矢印1
14 (第7図)七逆向きに回動し、空になった供給パ
レット(空パレット)を搬送ベルト52上へ移送し、こ
れは矢印113の方向へ送られろ。
このように、パレットホッパ90の上昇下降によって、
搬送ベルト103は、搬送ベルト50または52側から
回転力伝達機構(104,106)を介して動力を伝達
され、自動的にパレットの供給またCよ排出に必要な方
向に駆動されろ。
搬送ベルト52に送り出された空パレットは、パレット
ラッチ74と係合する位置まで運ばれ停止する。もし、
搬送ベルト52上に既に空パレットが存在すれば、その
空パレットと係合する位置で新しい空パレットは停止す
る。つまり、搬送ベルト52上に2つ(または3つ以上
)の空パレットを蓄積できろようになっている(空パレ
ットのバッファリングが可能になっている)。
搬送ベルト52上に1積可能な最大個数の空パレットが
既に存在し、その中の1つでも搬送ペル)5461へ移
送できないような場合、パレットラッチ74が解除側に
操作され、1つまたは複数個ノ空バレットが搬送ベルト
52から外部のベルトコンベアなどへ排出され、パレッ
トホッパ90から搬出される空パレットを収容するため
のスペースが、搬送ベルト52上に作られる。この時、
モータ88により、パレットゲート86は空パレットの
排出が可能な位置に移動させられる。
このようにして、パレットホッパ90がら空パレットが
搬出される七、モータ96が作動して、パレットホッパ
90は第7図に示す高さまで上昇せしめられ、前述した
ような手順で新しい供給パレットがパレットホッパ90
に供給されろ。そして、前述したように、パレットホッ
パ90がさらに上昇せしめられ、供給パレットがクラン
プされる。なお、搬送ベルト50上にも、供給パレット
を2つ(または、3つ以上)蓄積できるようになってい
る。つまり、供給パレットに対するバッファリングも可
能になっている。
さて、搬送ベルト54上に空パレットを収容するスペー
スが生じると、ソレノイド70が作動し、搬送ベルト5
3を搬送ベルト52とほぼ同一高さまで押し上げる。そ
の結果、パレットラッチ74の位置に停止している空パ
レットは、搬送ベルト53によって搬送ベルト54に送
り込まれ、搬送ベルト54によってパレットラッチ75
に係合する位置まで、あるいは、搬送ベルト54上に既
に空パレットが存在すれば、その空パレットに係合する
位置まで送られ、そこに停止する。なお、搬送ベルト5
4も、2つ(または3つ以上)の空パレットをバッファ
リングできる。
以上説明したパレットの流れを、第10図に模式的に示
す。この図で、2aはフロシビー媒体が収容されている
パレットであり、2bは空パレットである。
なお、搬送ベルト52.54上の空パレットの合計数が
所定個数を下回った場合など、空パレットを外部から供
給する必要が生じた場合、モータ88が作動し、パレッ
トゲート86を進退させ、パレットゲート86により、
図示しないベルトコンベヤなどから、空パレットを搬送
ベルト52上に供給させる。この時、モータ56は逆回
転され、搬送ベルト52は通常と逆向きに回動するため
、外部から供給された空パレットは、パレットラッチ7
3に係止される位置まで送られる。この空パレットは、
その位置に留まるか、あるいは搬送ベルト53によって
搬送ベルト54側へ移送される。
なお、操作員が直接空パレットを供給することも当然可
能である。
図には示されていないが、搬送ベルト5o、52.53
,54に沿ってパレット検出用のセンサが配置されてお
り、そのセンサの検出信号に基つき、コントロールユニ
ット11が、以上のようなパレットの供給、転送、排出
、補充などを制御する。
さて、収納部Cで収納パレットの1つが満杯になり、新
しい収納パレットが必要になると、パレットラッチ75
が解除され、搬送ベルト54上の1つの空パレットが収
納部C内のパレットエレベータ140上(第11図参照
)へ送り込まれ、後述するように収納パレットとして使
用される。
以上説明したように、空になった供給パレットが収納パ
レットとして収納部Cへ転送されるため、パレットを有
効に利用でき、収納パレットを外部から殆ど補充しなく
てもよくなり、作業性が向上し、また、その自動化も容
易になる。特に、本実施例のように、空パレットのバッ
ファリングがなされど、収納パレットを外部から補充す
る操作の頻度は極めて少なくな塾、作業性が大幅に向上
し、またパレット供給関係の自動化が極めて容易になる
。因に、供給パレット内のフロッピー1体の枚数のばら
つき、検査結果の偏りなどにより、空パレットの発生頻
度と、新しい収納パレットが必要になる頻度とは、短い
時間でみろと、相当に異なる場合があり、空パレットの
バッファリングを行わないと、収納パレットとして利用
すべき空パレットが不足したり、過剰になることがあり
、空パレットの外部からの供給また(よ外部への排出を
、頻繁かつ不定期に行う必要があり、手作業の場合は作
業性が悪く、自動化の場合はその制御などが複雑になる
なお、そのような空パレットのバッファリングを行って
も、稀に空パレットが不足または過剰になる場合がある
。その場合に対処するために、前述のように、空パレッ
トの搬送路の途中で、空パレットを排出または供給でき
るようにしている。
次に、第11図ないし第15図を参照して、収納部Cに
ついて詳細に説明する。なお、何れの図も部分的に簡略
化されたり、省略され、また位置関係や大きさなどが!
I!彊され、もしくは変えられている。
142は、スタッカテーブル9を回転駆動するためのモ
ータであり(第11図参照)、フロッピー記録媒体仕分
は装置の主要な要素の1つである。
このモータ142の回転は、ベルト伝動機構144を介
して減速用歯車146に伝達され、さらにスタッカテー
ブル9の軸148に固着された歯車150に伝達されろ
。とのスタッカテーブル9には、第13図に最も明瞭に
示されているように、収納パレットをセットするための
4つの切欠き152が、90度間隔で形成されている。
各切欠き152は、パレットの低部より多少大きめの寸
法となっている。切欠き152の両側に1八で、第14
図に示すようなりランプローラ154が取付けられてい
る。このクランプローラ154は、収納パレットを切欠
き152に保持するためのものであり、スタッカテーブ
ル9に回転自在かつ全体として内外に揺動可能に支持さ
れている。クランプローラ154には、それを内側へ付
勢するための付勢ばね156が取付けられている。
スタッカテーブル9の下側の所定位置に、前記パレット
エレベータ140が設けられている。このパレットエレ
ベータ140(よ、それに螺合したねじ棒160を、ベ
ルト伝動機構162を介してモータ164で回転させる
ことにより、上下に移動させ得る。
スタッカテーブル9を介してパレットエレベータ140
の真上に、排出パレット受は部170が設けられている
。ここには、第14図に示すように、一対のクランプ爪
172が対向して設けられている。各クランプ爪172
は、回動可能に支持されており、押しばね174によっ
て内側へ付勢されている。この排出パレット受は部17
0に隣接して、排出パレットを、外部へ矢印177のよ
うに搬出するための搬出ベルトが設けられているが、図
中省略されている。176(第11図参照)は、一対の
クランプ爪172にクランプされたパレットを搬出ベル
ト側へ押し出すスライダであり、ねじ棒178に螺合し
ている。とのねじ棒176を、ベルト伝動機構180を
介してモータ182で回転させることにより、スライダ
176を矢印142に示すように進退させることができ
る。
なお、排出パレット受は部170の支持台200は、モ
ータ201によって駆動されるねじ棒202に螺合して
いる。したがって、モータ201を回転させることによ
り、排出゛パレット受は部170の高さを調節できろ。
次に、収納部Cにおけるフロッピー記録媒体の仕分は動
作を説明する。フロッピー検査ユニット5において、1
つのフロッピー媒体の検査が終了し、アームユニット7
が上昇し回転している期間に、コントロールユニット1
1によってモータ142が制御され、そのフロッピー媒
体の検査結果に対応する1つの収納パレットが収納位置
にくるように、スタッカテーブル9の回転位置が調節さ
れる。その後、前述したようにアームユニット7が回転
して降下し、さらに上昇することにより、検査終了直後
のフロッピー媒体がセパレータとともに、吸着ヘッドか
ら脱落し、その対応する収納パレットに収納される。
次に、収納部Cにおけろ収納パレットの排出交換につい
て説明する。
ある切欠き152にセットされている収納パレットに、
所定枚数のフロッピー媒体(およびセパレータ)が収納
されると、コントロールユニット11によりモータ14
2が駆動制御され、その収納パレット(排出パレットと
称す)が、パレットエレベータ140の真上にくるよう
に、スタッカテーブル9が回転させられろ。なお、各収
納パレット内のフロッピー媒体の枚数は、コントロール
ユニット11によって管理されている。また、このよう
なスタッカテーブル9の回転制御は、アームユニット7
が上昇している期間に行われろ。
次に、モータ162が正回転させられ、パレットエレベ
ータ140が上昇する。ある高さまで上昇すると、パレ
ットエレベータ140上にセットされた空パレット(第
14図の2dlの上端部が、スタッカテーブル9にセッ
トされている排出パレットの底部の溝198に嵌合する
。パレットエレベータ140がさらに上昇すると、空パ
レット2dにより排出パレットは押し上げられろ。パレ
ットエレベータ140がさらに上昇すると、排出パレッ
トはその底部でクランプ爪172を押し広げながら上昇
し、ついに(よ、第14図の上部に示すようにクランプ
爪172にクランプされ、排出位置に保持されろ。同様
に、空パレット2dは、その底部でクランプローラ15
4を押し広げながら上昇し、ついには、第14図の中段
部に示すように、クランプローラ154にクランプされ
ろ。以後、この空パレット2dは収納パレットの1つと
して使用されろ。その後、モータ164が逆回転させら
れ、パレットエレベータ140は、搬送ベルト54とほ
ぼ同じ高さまで下降する。以上の動作の制御は、コント
ロールユニット11によって行われる。
排出パレット受は部170に排出パレットがセットされ
ると、モータ182が正回転させられ、これによりスラ
イダ176が矢印177の方向へ移動し、排出パレット
を搬出ベルト(図示せず)に押し出す。搬出ベルトは、
その排出パレットを外部、例えば図示しないベルトコン
ベアへ搬出する。勿論、排出パレットを作業員が取り出
すことも可能である。その後、モータ182は逆回転さ
せられ、スライダ176は再び第11図に示す位置に戻
る。このような動作は、コントロールユニット11によ
り制御されろ。なお、搬出ベルトでも、2つ(または3
つ以上)の排出パレットをバッファリングするようにし
てもよい。
以上のように、空パレットで排出パレットを押し上げ、
排出パレットを排出パレット受は部にセットすると同時
に、空パレットを収納パレットとしてスタッカテーブル
にセットするため、これに関連する機構は簡単かつ小型
になり、また、その制御も単純化される。
また、パレットの底に、別のパレットの上端部が嵌合す
る溝198が形成されているため、排出パレットを空パ
レットで押し上げる際に、排出パレットが槽方向に移動
したり、落下したりすることがなく、パレット案内手段
などを設けなくても、排出パレットを確実に排出パレッ
ト受は部ヘセソトすることができ、機構も簡単になる。
以上説明した実施例では、120度間隔で配置した吸着
ヘッドにより、セパレータとフロッピー媒体とを保持し
て移送しているが、そのような機構(ま前述のものに限
定されろものではない。また、フロッピー媒体の保持は
、吸着に限定されるものではない。さらに、セパレータ
を用いず、フロッピー媒体だけを扱うように、装置を構
成することも可能である。要するに、供給パレットから
フロッピー媒体を1枚ずつ取り出して検査段階へ移送し
、検査を終了したフロッピー媒体を収納パレットへ移送
し収納するように、装置を構成すればよい。
また、パレット供給転送装置の構成は、前述のものに限
らない。例えば、搬送ベルト機構(50,52,103
)の代わりに、搬送ローラ機構などを用いることも可能
である。また、パレットホッパ上の搬送機構へ回転動力
を伝達する機構も適宜変更し得ろ。また、パレットホッ
パから搬出された空パレットを、傾斜させたII純な転
送路に沿って、自重により転送したり、あるいは、パレ
ット転送路に沿って移動せしめられろ部材を設け、その
部材に適当な手段にパレットをクランプまたは係合させ
、その部材とともにパレットを転送させることも可能で
ある。さらには、空気圧を利用して、空パレットを転送
路に沿って移動させることも可能である。供給パレット
をクランプするカム機構も、その目的を達成できるなら
ば、適宜変更可能である。
収納パレットは、円状に配列するのが専有スペースを減
らす上で一般に有利であるが、その配列の仕方は必要に
応じて変更し得るものである。また、収納パレットを垂
直方向または斜め方向の平面または曲面上に、あるいは
水平の曲面上に配列して移動させることも可能である。
各収納パレット毎に、それを支持する部材を独立させる
ことも可能である。
また、排出パレットを排出し、その代わりに空パレット
をセットする機構も、前述のものに限定されるものでは
ない。例えば、排出パレットおよび空パレットをクラン
プする手段は、一対の板状のばね材や、ばねで内側に付
勢した一対の板状、球状またはピノ状の部材などに、適
宜変更してよい。また、レバー状の可動部材によって空
パレットを押し上げるなど、空パレットの押し上げ手段
も適宜変更できる。スタッカテーブルまたはその近傍に
設けた適当な手段により、排出パレットを水平方向に押
し出したり、空パレットを水平方向または上側からスタ
ッカテーブルにセットするような構成も可能である。ま
た、スタッカテーブル自体を適当に移動させて、排出パ
レットを排出させることも可能である。これは、例えば
各収納パレットを、それぞれ独立した手段で支持する構
成の場合に可能であろう。
さらに、パレットの構造も前述のものに限定されるもの
ではない。例えば、周囲の壁部の開口は、上端部を閉じ
てもよいし、その個数や形状も変更してよい。底面の溝
の形状も、その目的に沿う限り、適宜変更してよい。ま
た、フロッピー媒体(およびセパレータの水平位置を合
わせるために、壁部の内部をほぼ同一径の円筒状にして
いるが、例えばフロンビー媒体の中央開口部の縁を案内
する手段などを設けるならば、壁部内面の形状は適当に
変更できろ。
さらに、前記検査装置は、フロッピー媒体に限らず、光
ディスクなどの他の平面的記録媒体の検査にも、同様に
適用できることは言うまでもない。
さらに付言すれば、ジャケットまたはケースに収納した
状態の記録媒体の検査装置にも応用可能である。
以上、記録媒体収納用の容器の搬送に適用した場合につ
いて、この発明の詳細な説明したが、それ以外の物を索
道対象とする搬送装置にも、この発明を適用し得ること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
この発明による搬送装置は、第1、第2、第3の搬送機
構と、第1と第2の搬送機構をそれぞれ逆方向に作動さ
せる手段と、第3の搬送機構を移動させる手段と、第3
の搬送機構のその作動時に回転する回転軸に機械的に結
合され、第3の搬送機構と一体的に移動する回転力伝達
機構とを備え、第1の搬送機構のその作動時に回転する
回転軸(e回転力伝達811膚が係合する位置に第3の
搬送機構が移動させられた場合、第1の搬送機構から搬
送対象物が第3の搬送機構に取込まれ、第2の搬送ベル
ト機構のその作動時に回転する回転軸に回転力伝達機構
が係合する位置に第3の搬送機構が移動させられた場合
に、第3の搬送機構から搬送対象物が第2の搬送機構へ
送り出されるものであり、第3の搬送機構を作動させる
ための動力は、回転力伝達手段を介して第1または第2
の駆動機構から伝達されるため、第3の搬送機構を作動
させるための専用の動力源が不要であり、また、第1と
第2の搬送機構は互いに逆方向に作動しており、第3の
搬送機構は、その位置に応じて作動方向が適切な方向に
自動的に切り替わるため、そのための格別な制御機構は
不要である。したがって、前述のように、この発明によ
れば、簡素小型で消費エネルギーが少なく、記録媒体検
査装置において記録媒体収納容器等を搬送する用途に好
適な、優れた搬送装置を提供できろものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を適用したフロッピー記録媒体検査
装置の一例の全体的構成を簡略化して示す概略斜視図、
第2図(,1と同図(b)は、パレット内のフロッピー
媒体とセパレータとの位置関係などを示す側面図と概略
斜視図、第3図(、)ないし同図(e)は吸着ヘッドの
構成とその動作を示す概略断面図、第4rgifalな
いし同図(dlはフロッピー媒体を検査ユニットのスピ
ンドルにセットする際の吸着ヘッドの作動を説明するた
めの状態遷移図、第5図はパレット供給転送装置の概略
斜視図、第6図はパレット供給転送装置のベルト搬送機
構を展開して示す概略斜視図、第7図はパレット供給転
送装置に含まれろ、この発明による搬送装置の部分を拡
大して示す概略斜視図、第8図は供給パレットのクラン
プ機構を示す概略断面図、第9図は供給位置へ供給パレ
ットがクランプされた状態を示す概略平面図、第10図
はパレット供給転送装置内のパレットの流れを示す模式
図、第11図はフロッピー記録媒体仕分は装置が含まれ
る収納部の全体的構成を示す概略斜視図、第12図は収
納部の排出パレット受は部を説明するための概略斜視図
、第13図はフロッピー記録媒体仕分は装置のスタッカ
テーブルの構成を示す概略斜視図、第14図は収納/?
パレット排出交換を説明するための図、第15図(1)
、同(blおよびn¥I(clは、パレットの斜視図、
一部断面正面図、および平面図である。 1・・・ハンドリングユニット、2・・・供給パレット
、3・・・フロッピーW体、4・・・セパレータ、5・
・ψフロッピー検査ユニット、51・・・スピンドル、
6a〜6d・・・収納パレット、7・・・アームユニッ
ト、71〜7c゛・アーム、8・・・移送制御機構、9
・・・スタッカテーブル、10・・・吸着ヘッド、lo
g・・・へ、ンFg、10b・・・ヘッド部、F・・・
ヘッド部10bの先端部、R・・・ヘッド部10bの後
部本体、10c・・・コレット、10d・・・軸、11
・・・コントロールユニット、12・・・読取/書込割
部回路、14・・・ストッパ、15・・・バー、17・
・・爪、A ・・供給部、C・・・収納部、50,52
,53,54,103・・・搬送ベルト、56,96.
88,95゜142.164 ・・ ・モータ、72,
73,74.75.76・・・パレットラッチ、86・
・・パレットゲート、90・・・パレットホッパ、11
0・・・パレットストッパ、クランプ爪124.125
・・・衝合子、122・・・ストッパ、140・・・パ
レットエレベータ、154・・・クランプローラ、17
2・・・クランプ爪、192・・・円筒状壁部、194
・・・切欠き(開口)、198・・・溝。 第2図(Q) 粛十凹 (αン       (b〕       (c)  
      <−d)第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の搬送機構と、第2の搬送機構と、これら第
    1と第2の搬送機構をそれぞれ逆方向に作動させる手段
    と、第3の搬送機構と、この第3の搬送機構を移動させ
    る手段と、第3の搬送機構のその作動時に回転する回転
    軸に機械的に結合され、第3の搬送機構と一体的に移動
    する回転力伝達機構とを備え、第1の搬送機構のその作
    動時に回転する回転軸に回転力伝達機構が係合する位置
    に第3の搬送機構が移動させられた場合、第1の搬送機
    構から搬送対象物が第3の搬送機構に取込まれ、第2の
    搬送ベルト機構のその作動時に回転する回転軸に回転力
    伝達機構が係合する位置に第3の搬送機構が移動させら
    れた場合に、第3の搬送機構から搬送対象物が第2の搬
    送機構へ送り出されることを特徴とする搬送装置。
JP77985A 1985-01-09 1985-01-09 搬送装置 Pending JPS61180985A (ja)

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