JPS61180661A - サイアミ−ズ型シリンダブロツク素材の鋳造装置 - Google Patents

サイアミ−ズ型シリンダブロツク素材の鋳造装置

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JPS61180661A
JPS61180661A JP1969785A JP1969785A JPS61180661A JP S61180661 A JPS61180661 A JP S61180661A JP 1969785 A JP1969785 A JP 1969785A JP 1969785 A JP1969785 A JP 1969785A JP S61180661 A JPS61180661 A JP S61180661A
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core
mold
cylinder
siamese
molds
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Shizuo Ebisawa
海老澤 賜寿雄
Kiyoshi Shibata
清 柴田
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/02Cylinders; Cylinder heads  having cooling means
    • F02F1/10Cylinders; Cylinder heads  having cooling means for liquid cooling
    • F02F1/108Siamese-type cylinders, i.e. cylinders cast together
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B2075/1804Number of cylinders
    • F02B2075/1816Number of cylinders four

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1)  産業上の利用分野 本発明は、サイアミーズ型シリンダブロック素材、特に
直列に並ぶ複数のシリンダバレル相互を結合してなるサ
イアミーズシリンダバレルと、前記サイアミーズシリン
ダバレルを囲繞するシリンダブロック外壁と、前記サイ
アミーズシリンダバレルと前記シリンダブロック外壁間
に該サイアミーズシリンダバレルの全周が臨むように設
けられた水ジャケットと;を備えたものの鋳造装置に関
する。
(2)従来の技術 従来、この種鋳造装置においては、天壁を有し筒形をな
す水ジャケット用中子を、シリンダボアを形成するボア
ピンに被せ、天壁の長手方向両端に設けられた各位置決
め孔にボアピンの位置決め突起を係合して中子の位置決
めを行うようにしている。
(3)発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記のように構成すると、キャビティへの
溶湯の充填中およびその溶湯の加圧中に中子が動いたり
、またシリンダバレル配列方向と直交する方向に脹らん
でサイアミーズシリンダバレルの肉厚が不均一になると
いった問題がある。
本発明は上記に鑑み、中子を正しい位置に確実に拘束し
得ると共に中子の脹らみを防止し得るように前記中子を
支持するようにした前記装置を提供することを目的とす
る。
B0発明の構成 (1)  問題点を解決するための手段本発明は、固定
の下型と、型閉め時互いに接近し得るように前記下型上
に相対向して摺動自在に設けられた一対の側型と、型閉
め時互いに接近した両側型上に重合される昇降自在な上
型とを備え、前記下型には水ジャケット用中子を仮設置
するための仮設置部材を、該部材が前記上型の上昇時該
下型の頂面より突出し得るように出没自在に設け、両側
型のシリンダバレル配列方向に沿う対向面に     
−中子受を、該中子受が両側型の接近により前記仮設置
部材に仮設置された前記中子の幅木と係合して該中子を
位置決めすると共に挟持し得るように設け、前記上型お
よび下型の少なくとも一方に仮設置解除部材を、該部材
が該上型の下降により前記仮設置部材を前記下型内に没
入し得るように設けたことを特徴とする。
(2)作 用 仮設置部材に中子を仮設置して両側型を接近させると、
各中子受が中子の各幅木に係合して中子の位置決めおよ
び挟持が行われ、中子が正しい位置に拘束される。そし
て上型を下降させると仮設置解除部材により仮設置部材
が下型内に没入させられる。
中子は各中子受に挟持されるので、シリンダバレル配列
方向と直交する方向への中子の脹らみが防止される。
(3)実施例 第1〜第3図はサイアミーズ型シリンダブロックSを示
し、それはアルミニウム合金製シリンダブロック本体2
と、その本体2に鋳ぐるまれた鋳鉄製スリーブ3とより
なる。シリンダブロック本体2は、直列に並ぶ複数、図
示例は4個のシリンダバレル1.〜14相互を結合して
なるサイアミーズシリンダバレル1と、そのサイアミー
ズシリンダバレル1を囲繞するシリンダブロック外壁4
と、その外壁部4の下縁に連設されたクランクケース5
とより構成され、各シリンダバレル11〜14に前記ス
リーブ3が鋳ぐるまれでおり、各スリーブ3によりシリ
ンダボア3aが形成される。
サイアミーズシリンダバレル1とシリンダブロック外壁
4間には、サイアミーズシリンダバレル1の全周が臨む
水ジャケット6が形成される。その水ジャケット6にお
けるシリンダヘッド側の開口部において、サイアミーズ
シリンダバレル1とシリンダブロック外壁4間は複数の
補強デツキ部8により連結され、相隣る補強デツキ部8
間はシリンダヘッド側への連通ロアとして機能する。こ
れによりシリンダブロックSはクローズドデツキ型に構
成される。
第5〜第9図は、第4図に示すシリンダプロフり素材S
mの鋳造装置を示し、その装置は金型Mを備え、その金
型Mは固定の下型11と、型閉め時互いに接近し、また
型開き時互いに離間し得るように下型11上に相対向し
て摺動自在に設けられた一対の第1および第2側型10
+、to、と、型閉め時互いに接近した両側型10t、
IL上に重合し、また型開き時両側型IL、10gより
離間し得るように図示しない装置本体に昇降自在に設け
られた上型9とより構成される。
上型9の下面には、両側型10+、io、と協働してサ
イアミーズシリンダバレル1およびシリンダブロック外
壁4を成形するための第1キャビティC,を画成する型
締め用凹部12が形成され、その凹部12と嵌合する型
締め用凸部13が両側型10I、10!の上面に突設さ
れる。
第7.第8図に示すように、下型11には溶解炉(図示
せず)よりアルミニウム合金よりなる溶湯を受ける湯溜
部14と、その湯溜部14に連通する給湯シリンダ15
と、その給湯シリンダ15に摺合されるプランジャ16
と、湯溜部14より2本に分岐して第1キヤビテイC3
の長手方向に、且つそれと略同−長さに亘って延びる一
対の湯道17とが形成される。また下型11は両湯道1
7間において上方へ突出する成形ブロック18を有し、
その成形ブロック18は両側型10..102と協働し
てクランフケニス5を成形するための第2キヤビテイC
tを画成する。そのキャビティCtの上端は前記第1キ
ヤビテイC3に連通し、また両側の下端は両湯道17に
複数の堰19を介して連通ずる。
成形ブロック18は、所定の間隔で形成された背の高い
4個のかまぼこ形第1成形部18Iと、相隣る第1成形
部181問および最外側の画策1成形部18+の外側に
位置する凸字形第2成形部188とよりなり、各第1成
形部18Iはクランクピンおよびクランクアーム用回転
空間20(第2、第3図)を形成するために用いられ、
第2成形部18:はクランクジャーナルの軸受ホルダ2
1(第2.第3図)を成形するために用いられる。
各基19は各第2成形部18gに対応して設けられてお
り、第2キヤビテイC2の容量の大きな部分に溶湯を早
期に充填するようになっている。
両湯道17は、湯溜部14側より湯道光17aに向けて
断面積が段階的に減少するように、湯道17底面が湯溜
部14側より数段の上り階段状に形成されている。各段
部17bに連なる各立上がり部17cは溶湯を各基19
にスムーズに導くことができるように斜めに形成される
このように湯道17の断面積を段階的に減少させると、
断面積の大きな部分では大量の溶湯を遅い速度で堰19
を通じて第2キヤビテイC2に充填し、また断面積の小
さな部分では少量の溶湯を速い速度で堰19・を通じて
第2キヤビテイCtに充填することができろので、その
キャビティC2内では両側下端よりその全長に亘って略
均等に湯面が上昇し、したがって溶湯がキャビティC8
内で乱流を起こすことがなく、空気等のガスが溶湯に巻
き込まれることを防止して巣の発生を回避することがで
きる。また溶湯の充填作業が効率良く行われるので、鋳
造能率を向上させることができる。
第5.第6図に示すように各第1成形部18゜の頂面に
は、鋳鉄製スリーブ3の内周面と嵌合する位置決め突起
22が突設され、その位置決め突起22の中心には凹部
23が形成される。また両側に位置する2つの第1成形
部18Iには、位置決め突起22の両側において第1成
形部18Iを貫通する貫通孔24が形成され、それら貫
通孔24に一対の仮設置部材としての仮設置ピン25が
それぞれ摺合され、それら仮設置ピン25は、後述する
水ジャケット用中子としての砂中子の仮設置のために用
いられる。両板設置ピン25の下端は、成形ブロック1
8の下方に配設された取付板26に固定される。その取
付板26には2本の支持ロンド27が挿通され、各支持
ロフト27の下部と取付板26の下面との間にはコイル
ばね28が縮設される。上型9が上昇位置にある型開き
時には、取付板26は各コイルばね28の弾発力を受け
て各支持ワンド2フ先端のストッパ27aに当接するま
で上昇し、これにより各仮設置ピン25の先端は第1成
形部18.頂面より突出している。各仮設置ピン25の
先端面には砂中子の下縁と係合する凹部25aが形成さ
れる。
また両側に位置する2つの第1成形部18.には、再貫
通孔24間の三等分位置において第1成形部18.を貫
通する貫通孔29が形成され、その貫通孔29に、下端
を取付板26に固定された仮設置解除部材としての作動
ビン30が摺合される。型開き時には、作動ピン30の
先端は凹部23内に突出し、また上型9が下降位置にあ
る型閉め時には後述するコレット機構により押し下げら
れ、これにより両板設置ピン25を第1成形部18、内
に没入させるようになっている。
第1キヤビテイCIを画成する第1および第2側型10
+、10gにおけるシリンダバレル配列方向に沿った上
部対向面中央部には砂中子を本設置するための中子受3
1が2個所宛設けられている。各中子受31は砂中子の
位置決めを行°う係合孔31aと、その開口部外周に形
成されて砂中子を挟持する挟持面31bとよりなる。
上型9の型締め用凹部12には、第1キヤビテイCIに
連通して溶湯をオーバフローさせるための複数の第3キ
ヤビテイC3および連通ロアを成形するための第4キヤ
ビテイC4がそれぞれ形成され、また上型9には各第3
キヤビテイC3および第4キヤビテイC4に連通ずる貫
通孔32.33がそれぞれ形成される。
それら貫通孔32.33には閉鎖ピン34,35がそれ
ぞれ挿入され、それら閉鎖ピン34.35の上端は上型
9の上方に配設される取付板36に固定される。
各貫通孔32.34の、両キャビティC2,C4に対す
る連通端から上方へ所定の長さに亘って延びる小径部3
2a、33aは各閉鎖ピン34゜35と嵌合して第3キ
ヤビテイC2および第4キヤビテイC4を閉鎖し得るが
、その外の部分の直径は各閉鎖ピン34.35の直径よ
りも大きく、これにより各閉鎖ピン34.35と各貫通
孔32゜譬 33間に空気通路37.38が形成される。
上型9の頂面と取付板36間には、油圧シリンダ39が
介装され、その油圧シリンダ39の作動により取付板3
6を昇降して各閉鎖ピン34,35により各小径部3’
la、33aを開閉するようになっている。40は取付
板36の案内ロフトである。
上型9は、各シリンダバレルII〜14に鋳ぐるまれる
スリーブ3を保持するためのコレット機構41を備えて
おり、その機構41は下記のように構成される。
上型9には、作動ビン30の延長軸線に中心線を合致さ
せた貫通孔42が形成され、その貫通孔42に支持ロフ
ト43が遊挿される。その支持ロッド43の上端は上型
9の頂面に立設されたブラケット44に固定され、また
その下端に溶湯浸入防止板45が固着される。溶湯浸入
防止板45の下面には、下型11における第1成形部1
8I頂面の凹部23に嵌合し得る凸部45aが形成され
る。
中空の保持筒46は円形の外周面と、上部から下部に向
けて下り勾配のテーパ孔47を有し、上型9から下方へ
突出する支持ロッド43の下部は保持筒46のテーパ孔
47に遊挿され、その保持筒46の上端面は上型9の凹
部12に突設された凸部48に当接し、また下端面は溶
湯浸入防止板45に当接する。第9図に示すように保持
筒46の周壁部にはその内周面および外周面より半径方
向に延びる複数のすり割溝49が交互に且つ円周上等間
隔に形成される。
支持ロフト43には、保持筒46を拡径するための中空
状作動ロッド50が支持ロッド43の略全長に亘って摺
合きれ、その作動ロッド50は保持筒46のテーパ孔4
7に嵌合するテーパ部50aと、そのテーパ部50aに
連設されて上型9の貫通孔42に摺合されると共に上型
9より突出する真内部50bとよりなる。テーバ部50
bには複数のピン57が突設され、それらピン57は保
持筒46の上下方向に長いビン孔58に挿入され、これ
によりテーバ部50aの上下動を許容しつつ保持筒46
の回止めがなされる。
上型9の頂面には、油圧シリンダ51が固定され、その
中空ピストン52の上端面および下端面に突設された中
空ピストンロッド53..53゜がシリンダ本体54の
上端壁および下端壁をそれぞれ貫通している。中空ピス
トン52および中空ピストンロッド53を貫通する貫通
孔55には作動ロッド50の真内部50bが挿入され、
その真内部50bの環状溝に嵌めた抜止めストッパ56
+、56gを中空ピストンロッド53..53gの上、
下端面にそれぞれ当接させて中空ピストン52により作
動ロッド50を昇降するようになっている。前記コレッ
ト機構41はシリンダブロックSの各シリンダバレル1
1〜14に対応して4機設けられる。
第10.第11図は水ジャケット用砂中子59を示し、
その砂中子59は、シリンダブロックSの4本のシリン
ダバレル11〜14に対応して4本の円筒部60.〜6
04を備えると共にそれらの相隣るもの相互の重合する
周壁を欠如させた中子本体61と、水ジャケット6をシ
リンダヘッドの水ジャケットに連通する連通ロアおよび
補強デツキ部8を形成すぺ(、中子本体61の上端面に
突設された複数の突起62と、中子本体61の中間に位
置する2本の円筒部6L、603の両外側面にそれぞれ
突設された幅木63とより構成される。各幅木63は中
子本体61と一体の大径部63aと、その端面に突設さ
れる小径部63bとより形成される。
次に前記鋳造装置によるシリンダブロック素材Smの鋳
造作業について説明する。
先ず第5図に示すように、上型9を上昇させ、また両側
型ion、towを互いに離間するように摺動させて型
開きを行う、コレット機構41においては、各油圧シリ
ンダ51を作動させて中空ピストン52により作動ロッ
ド50を下降させ、テーパ部50aの下方移動により保
持筒46を縮径させてお(、また上型9上の油圧シリン
ダ39を作動させて取付板36を上昇させ、これにより
各閉鎖ピン34.35を第3.第4キャビティC1,C
4に連通ずる小径部32a、33aより離脱させる。ざ
らに給湯シリンダ15内のプランジャ16を下降させる
略真円の鋳鉄製スリーブ3を各保持筒46に遊嵌し、ス
リーブ3の上端開口を上型9の凸部48に嵌合して閉鎖
し、またスリーブ3の下端面を゛溶湯浸入防止板45の
凸部45a下端面に合致させると共に溶湯浸入防止板4
5によりスリーブ3の下端開口を閉鎖する。そしてコレ
ット機構41の油圧シリンダ51を作動させ、その中空
ピストン52により作動ロッド50を上昇させる。これ
によりテーパ部5Qaが上方へ移動するので保持筒46
が拡径し、スリーブ3は拡径力を受けて保持筒46に確
実に保持される。
第5.第11図に示すように砂中子59における両側の
円筒部60..604下縁を、下型11における両側の
第1成形部18Iの頂面に突出す−る各仮設置ピン25
の凹部25aに係合させて砂中子59の仮設置を行う。
両側型101.10.をそれらが互いに接近する方向に
所定距離摺動させ、各中子受31と各幅木63とを係合
して砂中子59の本設置を行う。
即ち、各中子受31の係合孔31aに砂中子59におけ
る各幅木63の小径部63bを嵌合して砂中子59を位
置決めし、また各大径部63aのシリンダバレル配列方
向と平行な端面を各中子受31の挟持面31bに衝合し
て砂中子59をそれら挟持面31bにより挟持するもの
である。
第6図に示すように、上型9を下降させて互いに接近し
た両側型10+、10を上に重合し、各スリーブ3を砂
中子59の各円筒部601〜604内に挿入して溶湯浸
入防止板45の凸部45aを第1成形部1B、頂面の凹
部23に嵌合する。
これにより溶湯浸入防止板45の凸部45aにより作動
ピン30が押し下げられるので各仮設置ピン24が下降
して第1成形部181内に没入する。
また上型9の型締め用凹部12が両側型10.。
Logの型締め用凸部13に嵌谷して型締めが行われる
下型11の湯溜部14に溶解炉よりアルミニウム合金よ
りなる溶湯を供給し、プランジャ16を上昇させて溶湯
を両湯道17より堰19を通じて第2キヤビテイC2の
雨下縁よりそのキャビティCtおよび第1キヤビテイC
1に充填する0両キャビティc、、C2内の空気等のガ
スは、溶湯により押し上げられ第3.第4キャビティC
s、C4に連通ずる空気通路37.38を経て上型9の
上方へ抜ける。
この場合両湯道17は前述のように湯道光17aに向け
て断面積が段階的に減少するように、湯道底面が湯溜部
14側より数段の上り階段状に形成されているので、プ
ランジャ16の上昇により溶湯は両湯道17より各基1
9を通じて第2キヤビテイCtの両側下端よりその全長
に亘って略均等にそのキャビテ・イC!内をスムーズに
押し上げられる。したがって溶湯が両キャビティCr、
C2内で乱流を起こすことがなく、溶湯中への空気等の
ガスの巻込みを防止して巣の発生を回避することができ
る。
第3.第4キャビティCs−Caに溶湯が充填された時
点で、上型9上の油圧シリンダ39を作動させて取付板
36を下降させ、閉鎖ピン34゜35によって両キャビ
ティCs、Caに連通ずる小径部32a、33aを閉鎖
する。
前記注湯作業において、第2キヤビテイC2および第1
キヤビテイC9に溶湯を充填するためのプランジャ16
の変位および溶湯圧力は第12図に示すように制御され
る。
即ち、プランジャ16はその移動速度を第1〜第3速V
、−V、の3段階に制御される0本実施例では第1速V
、は0.08〜0.3 m/sec 、第2速v8は0
.14〜0.18 m/sec 、第3速v3は大幅な
減速状態となるように0.04〜0.08m/secに
それぞれ設定され、この3段階の速度制御によって溶湯
の波立を防止して空気等のガスを巻き込むことのない静
かな溶湯流を形成し、その溶湯を前記両キャビティCt
、C,に効率良く充填することができる。
またプランジャ16の第1速V、では、溶湯は両湯道1
7等に充満するだけであるから溶湯の圧力P1は略一定
に保持され、プランジャ16の第2、第3速V、、V、
では溶湯は両キャビティC1、C2に充填されるので溶
湯の圧力Ptは急激に上昇する。プランジャ16を第3
速■3で所定時間移動させた後は、溶湯の充填圧P、を
約1.5秒間、150〜4.00kg/−に保持し、こ
れにより砂中子59を溶湯により完全に包んでその表面
に溶湯凝固膜を形成する。
前記時間経過後においては、プランジャ16を速度v4
で減速移動させるので溶湯の圧力P4は上昇し、その圧
力P、が200〜6ookg/c11となったときプラ
ンジャ16の移動を止めてこの状態で溶湯を凝固させる
前記のように溶湯の圧力を所定時間路一定に保つことに
より砂中子59の表面に溶湯凝固膜を形成すると、次の
溶湯加圧時に砂中子59が前記膜により保護されて破損
することがない。
また砂中子59は、それの各幅木63を介して両側型1
0+、10gにより正確な位置に挟持されているので、
第1キヤビテイc1内への溶湯の充填時およびそのキャ
ビティci内の溶湯の加圧時において砂中子59が浮き
上がったりすることかない、また各幅木630大径部6
3aの端面が両側型IL、10gにおける中子受31の
挟持面31bに衝合しているので、砂中子59が脹らみ
傾向になると、その変形力は各挟持面31bにより支承
され、これにより砂中子59の変形が防止されて各スリ
ーブ3回りの肉厚が均一なサイアミーズシリンダバレル
1が得られる。
前記のようにプランジャ16の移動速度および溶湯の圧
力を制御することによってダイカスト鋳造と略同じ生産
効率を以てクローズドデツキ型のシリンダブロック素材
を鋳造することができる。
溶湯が凝固を完了した後、コレット機構41の油圧シリ
ンダ51を作動させ、作動ロッド5oを下降させてスリ
ーブ3に対する保持筒46の拡径力を除去し、型開きを
行うと第4図に示すシリンダブロック素材Smが得られ
る。
前記シリンダブロック素材Smに研削加工を施して各第
4キヤビテイC4と砂中子59の各突起62との協働に
より成形された各突出部64を除去すると各連通ロアお
よび補強デツキ部8が形成され、また砂抜きを行うこと
により水ジャケット6が得られ、さらに各スリーブ3の
内周面に真円加工を施し、さらにまたその他の所定の加
工を施すと第1〜第3図に示すシリンダブロックSが得
られる。
なお、幅木63は砂中子59の両外側面にそれぞれ2以
上設けることもある。また幅木63は前記実施例のよう
に段付でなくてもよく、その場合には幅木63の先端面
が中子受31における係合孔31aの底面に衝合する。
さらに仮設置解除部材、例えば、前記作動ピン30を上
型9に設けてもよく、また必要に応じて仮設置解除部材
を2分割式に構成して一方を上型9に、他方を下型11
にそれぞれ設けてもよい。
C3発明の勿果 本発明によれば、型開き時に仮設置部材に水ジャケット
用中・子を仮設!すると、型閉め時において両側型の中
子受と中子の幅木との保合による中子の位置決めと挟持
、それに引き続く仮設置部材の下型内への没入の各動作
が一連に且つスムーズ′に行われ、中子を正しい位置に
確実に拘束することができ、また中子はシリンダバレル
配列方向に沿う外面を各中子受により挟持されているの
で、その方向と直交する方向への中子の脹らみが防止さ
れる。これにより肉厚の均一なサイアミーズシリンダバ
レルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1乃至第3図はサイアミーズ型シリンダブロックを示
し、第1図は上方からみた斜視図、第2図は第1図n−
n線断面図、第2A図は第2図■a−Ila線断面図、
第3図は下方から見た斜視図、第4図はサイアミーズ型
シリンダブロック素材を上方から見た斜視図、第5図は
本発明の一実施例を示す鋳造装置の型開き時の縦断正面
図、第6図は前記鋳造装置の型閉め時の縦断正面図、第
7図は第1図n−n線断面図、第8図は第1図n−n線
断面図、第9図は第1図n−n線断面図、第10図は砂
中子を上方から見た斜視図、第11図は第10図X I
 −X IwA断面図、第12図は時間に対するプラン
ジャの変位および時間に対する溶湯の圧力の関係を示す
グラフである。 CI・・・第1キヤビテイ1、Sm・・・シリンダブロ
ック素材、 1・・・サイアミーズシリンダバレル、1.〜14・・
・シリンダバレル、4・・・シリンダブロック外壁、6
・・・水ジャケット、9・・・上型、10..10□・
・・側型、11・・・下型、25・・・仮設置部材とし
ての仮設置ピン、30・・・仮設置解除部材としての作
動ピン、31・・・中子受、59・・・中子、63・・
・幅木第ハ図 第12図 1間 (sec ) 手続補正書(睦) 昭和61年1 月27日 1、事件の表示 昭和60年特許願第19697号 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称  (532)本田技研工業株式会社4、代  
 理   人  〒105 電話東京434−4151 5、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」、「発明の詳細な説明」の
欄、及び図面の第1\ ÷鯰   〒   ^   −1六 補正の内容 ■、明細書の「特許請求の範囲」の欄の記載を下記の通
り訂正する。 記 複数のシリンダバレ旦結合してなるサイアミーズシリン
ダバレルと、前記サイアミーズシリンダバレルを囲繞す
るシリンダブロック外壁と、前記サイアミーズシリンダ
バレルと前記シリンダブロック外壁間に該サイアミーズ
シリンダバレルの全周が臨むように設けられた水ジャケ
ットとを備えたサイアミーズ型シリンダブロック素材の
鋳造装置であって、固定の下型と、型閉め時互いに接近
し得るように前記下型上に相対向して摺動自在に設けら
れた一対の側壁と、型閉め時互いに接近した両側型上に
重合される昇降自在な上型とを備え、前記下型には水ジ
ャケット用中子を仮設置するための仮設置部材を、該部
材が前記上型の上昇時該下型の頂面より突出し得るよう
に出没自在に設け、両側型のシリンダバレル配列方向に
沿う対向面に中子受を、該中子受が両側型の接近により
前記仮設置部材に仮設置された前記中子の幅木と係合し
て該中子を位置決めすると共に挟持し得るように設け、
前記上型および下型の少なくとも一方に仮設置解除部材
を、該部材が該上型の下降により前記仮設置部材を前記
下型内に没入し得るように設けてなる、サイアミーズ型
シリンダブロック素材の鋳造装置。 2、明細書第3頁第5行を下記の通り訂正する。 記 「材、特に複数のシリンダバレルを」 3、明細書第8頁第3行、 ・・・「形成さ」・・・とあるを、 ・・・「設けら」・・・に訂正する。 4、明細書第8頁第17行、 ・・・「形成」・・・とあるを、 ・・・「成形」・・・に訂正する。 5、明細書第9頁第3〜第5行を下記の通り訂正する。 記 「両湯道17の断面積が湯溜部14側より湯道光17a
に向けて段階的に減少するように、湯道17底面は湯溜
部14側より数段の上り階段状に」 6、明細書第11頁第11行、第13頁第7行、第15
頁第11行、第16頁第12行、第17頁第7行、第2
2頁第12行、 「コレット」とあるを、 「拡径」に訂正する。 7、明細書第3頁第5 正する。 記 「この場合両湯道17の断面積が前述のように湯道光1
7aに向けて段階的に減少するように、湯」 8、明細書第20頁第9行、 ・・−r 0.3 J・・・とあるを、・・・rO,1
2J・・・に訂正する。 9、明細書第3頁第5を下記の通り訂正する。 記 「去すると突起62により連通ロアが、また相隣る連通
ロア間に補強デツキ部8がそれぞれ形成106図面の第
5図を別紙の通り訂正する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 直列に並ぶ複数のシリンダバレル相互を結合してなるサ
    イアミーズシリンダバレルと、前記サイアミーズシリン
    ダバレルを囲繞するシリンダブロック外壁と、前記サイ
    アミーズシリンダバレルと前記シリンダブロック外壁間
    に該サイアミーズシリンダバレルの全周が臨むように設
    けられた水ジャケットとを備えたサイアミーズ型シリン
    ダブロック素材の鋳造装置であって、固定の下型と、型
    閉め時互いに接近し得るように前記下型上に相対向して
    摺動自在に設けられた一対の側型と、型閉め時互いに接
    近した両側型上に重合される昇降自在な上型とを備え、
    前記下型には水ジャケット用中子を仮設置するための仮
    設置部材を、該部材が前記上型の上昇時該下型の頂面よ
    り突出し得るように出没自在に設け、両側型のシリンダ
    バレル配列方向に沿う対向面に中子受を、該中子受が両
    側型の接近により前記仮設置部材に仮設置された前記中
    子の幅木と係合して該中子を位置決めすると共に挟持し
    得るように設け、前記上型および下型の少なくとも一方
    に仮設置解除部材を、該部材が該上型の下降により前記
    仮設置部材を前記下型内に没入し得るように設けてなる
    、サイアミーズ型シリンダブロック素材の鋳造装置。
JP1969785A 1985-02-04 1985-02-04 サイアミ−ズ型シリンダブロツク素材の鋳造装置 Granted JPS61180661A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5178202A (en) * 1990-06-28 1993-01-12 Ube Industries, Ltd. Method and apparatus for casting engine block

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5178202A (en) * 1990-06-28 1993-01-12 Ube Industries, Ltd. Method and apparatus for casting engine block

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