JPH0336620B2 - - Google Patents

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JPH0336620B2
JPH0336620B2 JP59246933A JP24693384A JPH0336620B2 JP H0336620 B2 JPH0336620 B2 JP H0336620B2 JP 59246933 A JP59246933 A JP 59246933A JP 24693384 A JP24693384 A JP 24693384A JP H0336620 B2 JPH0336620 B2 JP H0336620B2
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JP
Japan
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molten metal
speed
plunger
cylinder
mold
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Inventor
Shizuo Ebisawa
Masaaki Kurosawa
Toshio Hamashima
Shigeo Kaiho
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to CA000495193A priority patent/CA1251616A/en
Priority to US06/798,119 priority patent/US4727923A/en
Priority to GB08528547A priority patent/GB2169229A/en
Publication of JPS61144257A publication Critical patent/JPS61144257A/ja
Publication of JPH0336620B2 publication Critical patent/JPH0336620B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/0002Cylinder arrangements
    • F02F7/0012Crankcases of V-engines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
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Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、鋳型のキヤビテイに可崩壊性中子を
設置し、そのキヤビテイに溶湯をプランジヤによ
り加圧充填する鋳造方法に関する。
(2) 従来の技術 従来、この種鋳造方法においてはプランジヤの
移動速度を時間と距離との間に一定の比率を以て
直線的に増加するように制御しており、また溶湯
に対する加圧力を急激に高圧となるように制御し
ている。
(3) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記のようにプランジヤの移動
速度を直線的に増加させると、溶湯が波立つてそ
の内部に空気等のガスを巻込み鋳物に巣等の鋳造
欠陥を発生するといつた問題がある。またプラン
ジヤによる溶湯に対する加圧力を急速に高圧にな
るように制御すると、その圧力による中子の洗わ
れや破壊が発生するといつた問題もある。
本発明は上記に鑑み、溶湯が波立つことがない
ような静かな溶湯流を形成し得るようにプランジ
ヤの移動速度を制御し、またプランジヤによる溶
湯に対する加圧力を可崩壊性中子を破壊すること
がないように制御するようにした前記鋳造方法を
提供することを目的とする。
B 発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明は、鋳型のキヤビテイに可崩壊性中子を
設置し、前記キヤビテイに溶湯をプランジヤによ
り加圧充填する鋳造方法において、前記プランジ
ヤの移動速度を第1〜第3速の3段階に制御し、
前記第2速は前記第1速よりも速く、また前記第
3速は前記第1速よりも遅くなるように設定し、
前記プランジヤの前記第3速以後の溶湯に対する
加圧力を1次圧とそれよりも高い2次圧とに制御
し、前記第1次圧下で前記中子の表面に溶湯凝固
膜を形成し、また前記2次圧下で前記溶湯を完全
凝固させることを特徴とする。
(2) 作用 前記のようにプランジヤの移動速度を3段階に
制御すると、溶湯の波立ちが防止されているので
空気等のガスを巻き込むことのない静かな溶湯流
が形成される。特に、第3速を大幅に減速するこ
とによつて、溶湯の圧力上昇を緩やかにすること
ができ、しかも、前記のように溶湯が静かに流れ
るので、溶湯充填中における可崩壊性中子の破壊
や洗われが確実に防止される。
またプランジヤによる溶湯に対する加圧力を2
段階に制御してその1次圧下で可崩壊性中子の表
面に溶湯凝固膜を形成すると、可崩壊性中子が前
記膜により保護されて次の2次圧下における可崩
壊性中子の破壊が確実に防止される。
(3) 実施例 第1〜第3図は、エンジンに用いられるサイア
ミーズ型シリンダブロツクSを示し、それはアル
ミニウム合金製シリンダブロツク本体2と、鋳鉄
製スリーブ3とよりなる。シリンダブロツク本体
2は複数、図示例では4個のシリンダバレル11
〜14を結合してなるサイアミーズシリンダバレ
ル1と、サイアミーズシリンダバレル1を囲繞す
る外壁部4と、それらの下縁に連設されたクラン
クケース5とより構成される。サイアミーズシリ
ンダバレル1および外壁部4間にはサイアミーズ
シリンダバレル1の外周が臨むウオータジヤケツ
ト6が形成され、そのウオータジヤケツト6のシ
リンダヘツド側端部において各シリンダバレル1
〜14および外壁部4間は円周方向に配列された
複数の補強デツキ部8により部分的に連結され、
相隣る補強デツキ部8間はウオータジヤケツト6
のシリンダヘツド側への連通口として機能する。
これによりシリンダブロツクSはクローズドデツ
キ型に構成される。スリーブ3は各シリンダバレ
ル11〜14に鋳ぐるまれており、そのスリーブ3
によりシリンダボア3aが画成される。
第5〜第9図は本発明の実施に用いられる鋳造
装置を示し、この装置により第4図に示すシリン
ダブロツク素材Smが得られる。鋳造装置は鋳型
としての金型Mを備え、その金型Mは昇降自在な
上型9と、その上型9の下方に配設され、第5、
第6図において左右二つ割の第1および第2側型
101,102ならびに第7図において左右二つ割
の第3および第4側型103,104と、各側型1
1〜104を摺動自在に載置する下型11とより
構成される。
上型9の下面に、各側型101〜104の上半部
と協働してサイアミーズシリンダバレル1および
外壁部4を形成すべく第1キヤビテイC1を画成
する型締め用凹部12が形成され、その凹部12
と嵌合する型締め用凸部13が各側型101〜1
4の上面に突設される。
第7、第8図に示すように、下型11に溶解炉
(図示せず)よりアルミニウム合金よりなる溶湯
を受ける湯溜部14と、その湯溜部14に連通す
る給湯シリンダ15と、その給湯シリンダ15に
摺合されるプランジヤ16と、湯溜部14より2
本に分岐して第1キヤビテイC1の長手方向に、
且つそれと略同一長さに亘つて延びる一対の湯道
17とが形成される。また下型11は両湯道17
間において上方へ突出する成形ブロツク18を有
し、その成形ブロツク18は各側型101〜104
の下半部と協働してクランクケース5を成形する
第2キヤビテイC2を画成する。そのキヤビテイ
C2の上端は第1キヤビテイC1に連通し、また両
側の下端は両湯道17に複数の堰19を介して連
通する。
成形ブロツク18は、所定の間隔で形成された
背の高い4個のかまぼこ型第1成形部181と、
相隣る第1成形部181間および最外側の両第1
成形部181の外側に位置する凸字形第2成形部
182とよりなり、各第1成形部181はクランク
ピンおよびクランクアーム用回転空間20(第
2、第3図)を形成するために用いられ、第2成
形部182はクランクジヤーナルの軸受ホルダ2
1(第2、第3図)を成形するために用いられ
る。各堰19は各第2成形部182に対応して設
けられており、第2キヤビテイC2の容量の大き
な部分に溶湯を早期に充填するようになつてい
る。
両湯道17の断面積が湯溜部14側より湯道先
17aに向けて段階的に減少するように、湯道1
7底面が湯溜部14側より数段の上り階段状に形
成されている。各段部17bに連なる各立上がり
部17cは溶湯を各堰19にスムーズに導くこと
ができるように斜めに形成される。
このように湯道17の断面積を段階的に減少さ
せると、断面積の大きな部分では大量の溶湯を遅
い速度で堰19を通じて第2キヤビテイC2に充
填し、また断面積の小さな部分では少量の溶湯を
速い速度で堰19を通じて第2キヤビテイC2
充填することができるので、そのキヤビテイC2
内では両側下端よりその全長に亘つて略均等に湯
面が上昇し、したがつて溶湯が第2キヤビテイ
C2内で乱流を起こすことがなく、空気等のガス
が溶湯に巻き込まれることを防止して巣の発生を
回避することができる。また溶湯の充填作業が効
率良く行われるので、鋳造能率を向上させること
ができる。
第5、第6図に示すように各第1成形部181
の頂面には、鋳鉄製スリーブ3の内周面と嵌合す
る位置決め突起22が突設され、その位置決め突
起22の中心に凹部23が形成される。また両側
に位置する2つの第1成形部181に、位置決め
突起22の両側において第1成形部181を貫通
する貫通孔24が形成され、それら貫通孔24に
一対の仮設置ピン25がそれぞれ摺合され、それ
ら仮設置ピン25は、ウオータジヤケツト用砂中
子の仮設置のために用いられる。両仮設置ピン2
5の下端は、成形ブロツク18の下方に配設され
た取付板26に固定される。その取付板26に2
本の支持ロツド27が挿通され、各支持ロツド2
7の下部と取付板26の下面との間にはコイルば
ね28が縮設される。型開き時には、取付板26
は各コイルばね28の弾発力を受けて各支持ロツ
ド27先端のストツパ27aに当接するまで上昇
し、これにより各仮設置ピン25の先端は第1成
形部181頂面より突出している。各仮設置ピン
25の先端面には砂中子の下縁の係合する凹部2
5aが形成される。
また両側に位置する2つの第1成形部181
は、両貫通孔24間の二等分位置において第1成
形部181を貫通する貫通孔29が形成され、そ
の貫通孔29に、下端を取付板26に固定された
作動ピン30が摺合される。型開き時には、作動
ピン30の先端は凹部23内に突出し、また型閉
め時には後述する拡径機構により押し下げられ、
これにより両仮設置ピン25を第1成形部181
頂面より引き込ませるようになつている。
第1および第2側型101,102において、第
2キヤビテイC2を画成する壁部の中央部分に、
後述する可崩壊性中子としての砂中子を本設置す
るための中子受31が2個所宛設けられている。
各中子受31は砂中子の位置決めを行う係合孔3
1aと、その開口部外周に形成されて砂中子を挟
持する挟持面31bとよりなる。
上型9の型締め用凹部12に、第1キヤビテイ
C1に連通する複数のオーバフロー用第3キヤビ
テイC3および連通口成形用第4キヤビテイC4
それぞれ開口し、また上型9に各第3キヤビテイ
C3および各第4キヤビテイC4に連通する貫通孔
32,33がそれぞれ形成される。
それら貫通孔32,33に閉鎖ピン34,35
がそれぞれ挿入され、それら閉鎖ピン34,35
の上端は上型9の上方に配設される取付板36に
固定される。
各貫通孔32,34において、両キヤビテイ
C3,C4に対する連通端から上方へ所定の長さに
亘つて延びる小径部32a,33aは各閉鎖ピン
34,35と嵌合して第3、第4キヤビテイC3
C4を閉鎖し得るが、その外の部分の直径は各閉
鎖ピン34,35の直径よりも大きく、これによ
り各閉鎖ピン34,35および各貫通孔32,3
3間に空気通路37,38が形成される。
上型9の頂面および取付板36間には、油圧シ
リンダ39が介装され、その油圧シリンダ39の
作動によつて取付板36を昇降して各閉鎖ピン3
4,35により各小径部32a,33aを開閉す
るようになつている。40は取付板36の案内ロ
ツドである。
上型9に、各シリンダバレル11〜14に鋳ぐま
れるスリーブ3を保持するための拡径機構41が
設けられ、その機構41は下記のように構成され
る。
上型9に、各作動ピン30の延長軸線に中心線
を合致された貫通孔42が形成され、その貫通孔
42に支持ロツド43が遊挿される。その支持ロ
ツド43の上端は上型9の頂面に立設されたブラ
ケツト44に固定され、またその下端に溶湯浸入
防止板45が固着される。溶湯浸入防止板45の
下面に、下型11における第1成形部181頂面
の凹部23に嵌合し得る凸部45aが形成され
る。
中空の保管筒46は円形の外周面と、上部から
下部に向けて下り勾配のテーパ孔47を有し、上
型9から下方へ突出する支持ロツド43の下部は
支持筒46のテーパ孔47に遊挿され、その支持
筒46の上端面は上型9の凹部12に突設された
凸部48に当接し、また下端面は溶湯浸入防止板
45に当接する。第9図に示すように保持筒46
の周壁部に、その内周面および外周面より半径方
向に延びる複数のすり割溝49が交互に且つ円周
上等間隔に形成される。
支持ロツド43に、保持筒46を拡径するため
の中空状作動ロツド50が支持ロツド43の略全
長に亘つて摺合され、その作動ロツド50は保持
筒46のテーパ孔47に嵌合するテーパ部50a
と、そのテーパ部50aに連設されて上型9の貫
通孔42に摺合されると共に上型9より突出する
真円部50bとよりなる。テーパ部50aに複数
のピン57が突設され、それらピン57は保持筒
46の上下方向に長いピン孔58に挿入され、こ
れによりテーパ部50aの上下動を許容しつつ保
持筒46の回止めがなされる。
上型9の頂面に、油圧シリンダ51が固定さ
れ、その中空ピストン52の上端部および下端面
に突設された中空ピストンロツド531,532
シリンダ本体54の上端壁および下端壁をそれぞ
れ貫通している。中空ピストン52および中空ピ
ストンロツド53を貫通する貫通孔55に作動ロ
ツド50の真円部50bが挿入され、その真円部
50bの環状溝に嵌めた抜止めストツパ561
562を中空ピストンロツド531,532の上、
下端面にそれぞれ当接させて中空ピストン52に
より作動ロツド50を昇降させるようになつてい
る。前記拡径機構41はシリンダブロツクSの各
シリンダバレル11〜14に対応して4機設けられ
る。
第10、第11図はウオータジヤケツト用砂中
子59を示し、その砂中子59は、シリンダブロ
ツクSの4本のシリンダバレル11〜14に対応し
て4本の円筒部601〜604を備えると共にそれ
らの相隣るもの相互の重合する周壁を欠如させた
中子本体61とウオータジヤケツトをシリンダー
ヘツドのウオータジヤケツトに連通する連通口7
を形成すべく、中子本体61の上端面に突設され
た複数の突起62と、中子本体61の中間に位置
する2本の円筒部602,603の両外側面にそれ
ぞれ突設された幅木63とより構成される。各幅
木63は中子本体61と一体の大径部63aと、
その端面に突設される小径部63bとより形成さ
れる。この場合突起62は前記第4キヤビテイ
C4に遊挿されるように、その寸法設定がなされ
る。
次に前記鋳造装置によるシリンダブロツク素材
Smの鋳造作業について説明する。
先ず第5図に示すように、上型9を上見させ、
また両側型101,102を互いに離間するように
移動させて型開きを行う。拡径機構41において
は、各油圧シリンダ51を作動させて中空ピスト
ン52により作動ロツド50を下降させ、テーパ
部50aの下方移動により保持筒46を縮径させ
ておく。また上型9上の油圧シリンダ39を作動
させて取付板36を上昇させ、これにより各閉鎖
ピン34,35を第3、第4キヤビテイC3,C4
に連通する小径部32a,33aより離脱させ
る。さらに給油シリンダ15内のプランジヤ16
を下降させる。
略真円の鋳鉄製スリーブ3を各保持筒46に遊
嵌し、スリーブ3の上端開口を上型9の凸部48
に嵌合して閉鎖し、またスリーブ3の下端面を溶
湯浸入防止板45の凸部45a下端面に合致させ
ると共に溶湯浸入防止板45によりスリーブ3の
下端開口を閉鎖する。そして拡径機構41の油圧
シリンダ51を作動させ、その中空ピストン52
により作動ロツド50を上昇させる。これにより
テーパ部50aが上方へ移動するので保持筒46
が拡径し、その拡径力を受けてスリーブ3が保持
筒46に確実に保持される。
第5、第11図に示すように砂中子59におけ
る両側の円筒部601,604下縁を、下型11に
おける両側の第1成形部181の頂面に突出する
各仮設置ピン25の凹部25aに係合させて砂中
子59の仮設置を行う。
両側型101,102をそれらが互いに接近する
方向に所定距離移動させ、各中子受31の係合孔
31aに砂中子59における各幅木63の小径部
63bを嵌合して砂中子59を位置決めし、また
各大径部63aの端面を中子受31の挟持面31
bに衝合し、これにより砂中子59を正確に位置
決めして両側壁101,102に挟持させ砂中子5
9の本設置を行う。また他の両側型103,104
も同様に移動させる。
第6図に示すように、上型9を下降させて各ス
リーブ3を砂中子59の各円筒部601〜604
に挿入し、溶湯浸入防止板45の凸部45aを第
1成形部181頂面の凹部23に嵌合する。これ
により溶湯浸入防止板45の凸部45aにより作
動ピン30が押し下げられるので各仮設置ピン2
4が下降して第1成形部181頂面より引込む。
また上型9の型締め用凹部12が各側型101
104の型締め用凸部13に嵌合して型締めが行
われる。
下型11の湯溜部14に溶解炉よりアルミニウ
ム合金よりなる溶湯を供給し、プランジヤ16を
上昇させて溶湯を両湯道17より堰19を通じて
第2キヤビテイC2の両下縁よりそのキヤビテイ
C2および第1キヤビテイC1に充填する。両キヤ
ビテイC1,C2内の空気等のガスは、溶湯により
押し上げられ、第3、第4キヤビテイC3,C4
連通する空気通路37,38を経て上型9の上方
へ抜ける。
この場合両湯道17の断面積が前述のように湯
道先17aに向けて段階的に減少するように、湯
道底面が湯溜部14側より数段の上り階段状に形
成されているので、溶湯はプランジヤ16の上昇
により両湯道17から各堰19を通じて第2キヤ
ビテイC2の両側下端よりその全長に亘つて略均
等にそのキヤビテイC2内をスムーズに押し上げ
られる。したがつて溶湯が両キヤビテイC1,C2
内で乱流を起こすことがなく、溶湯中への空気等
のガスの巻込みを防止して巣の発明を回避するこ
とができる。
各第3、第4キヤビテイC3,C4に溶湯が充填
された時点で、上型9上の湯圧シリンダ39を作
動させて取付板36を下降させ、閉鎖ピン34,
35によつて両キヤビテイC3,C4に連通する小
径部32a,33aを閉鎖する。
前記注湯作業において、第2、第1キヤビテイ
C2,C1に溶湯を充填するためのプランジヤ16
の変位および溶湯圧力は第12図に示すように制
御される。
即ち、プランジヤ16はその移動速度を第1〜
第3速V1〜V3の3段階に制御される。本実施例
では、第1速V1は0.08〜0.12m/secに、また第
2速V2は第1速V1よりも速くなるように0.14〜
0.18m/secに、さらに第3速V3は第1速V1より
も遅く大幅な減速状態となるように0.04〜0.18
m/secにそれぞれ設定される。この3段階の速
度制御によつて溶湯の波立を防止して空気等のガ
スを巻き込むことのない静かな溶湯流を形成し、
その溶湯を前記両キヤビテイC2,C1に効率良く
充填することができる。特に、第3速V3を大幅
に減速することによつて、溶湯の圧力上昇を緩や
かにすることができ、しかも、前記のように溶湯
が静かに流れるので、溶湯充填中における砂中子
59の破壊、洗われを確実に防止することができ
る。
またプランジヤ16の第1速V1では、溶湯は
両湯道17等に充満するだけであるから溶湯の圧
力P1は略一定に保持され、プランジヤ16の第
2、第3速V2,V3では溶湯は溶湯キヤビテイC1
C2に充填されるので溶湯の圧力P2は上昇する。
プランジヤ16を第3速V3で所定時間移動させ
た後は、溶湯の充填圧、即ち1次圧力P3を約1.5
秒間、150〜400Kg/cm2に保持し、これにより砂中
子59を溶湯により完全に包んでその表面に溶湯
凝固膜を形成する。
前記時間経過後においては、プランジヤ16を
速度V4で減速移動させるので溶湯の圧力P4は上
昇し、その圧力、即ち2次圧P5が200〜600Kg/
cm2となつたときプランジヤ16の移動を止めてこ
の状態で溶湯を凝固させる。
前記のように1次圧力P3下で砂中子59の表
面に溶湯凝固膜を形成すると、砂中子59が前記
膜により保護されているので、次の2次圧P5
における砂中子59の破壊を確実に防止すること
ができる。
また溶湯によつて砂中子59が膨脹するが、突
起62は第4キヤビテイC4に遊挿されているの
で、砂中子59の膨脹に突起62が追従し、これ
により突起62の折れが回避される。
さらに砂中子59は、それの各幅木63を介し
て両側型101,102により正確な位置に挟持さ
れているので、第1キヤビテイC1内への溶湯の
充填時およびそのキヤビテイC1内の溶湯の加圧
時において砂中子59が浮き上がつたりすること
がない。また各幅木63の大径部63aの端面が
両側型101,102における中子受31の挟持面
31bに衝合しているので、砂中子59が膨らみ
傾向になると、その変形力は各挟持面31bによ
つて支承され、これにより砂中子59の変形が防
止されて各スリーブ3回りの肉厚が均一なサイア
ミーズシリンダバレル1が得られる。
前記のようにプランジヤ16の移動速度および
溶湯の圧力を制御することによつてダイカスト鋳
造と略同じ生産効率を以てクローズドデツキ型の
シリンダブロツク素材を鋳造することができる。
溶湯が凝固を完了した後、拡径機構41の油圧
シリンダ51を作動させ、作動ロツド50を下降
させてスリーブ3に対する保持筒46の拡径力を
除去し、型開きを行うと第4図に示すシリンダブ
ロツク素材Smが得られる。
前記シリンダブロツク素材Smに研削加工を施
して各第4キヤビテイC4と砂中子59の各突起
62との協働により成形された各突起部64を除
去すると、突起62により連通口7が、また相隣
る連通口7間に補強デツキ部8がそれぞれ形成さ
れる。その後、砂抜きを行うことによりウオータ
ジヤケツト6が得られ、さらに各スリーブ3の内
周面に真円加工を施し、さらにまたその他の所定
の加工を施すと第1〜第3図に示すシリンダブロ
ツクSが得られる。
C 発明の効果 本発明によれば、プランジヤの移動速度を3段
階に制御することにより、溶湯の波立ちを防止し
て空気等のガスを巻き込むことのない静かな溶湯
流を形成することが可能である。また、特に、第
3速を大幅に減速することによつて、溶湯の圧力
上昇を緩やかにすることができ、しかも、前記の
ように溶湯が静かに流れるので、溶湯充填中にお
ける砂中子の破壊、洗われを確実に防止すること
が可能である。
さらにプランジヤによる溶湯に対する加圧力を
2段階に制御してその1次圧下で可崩壊性中子の
表面に溶湯凝固膜を形成し、前記中子を前記膜に
より保護するので、次の2次圧下における前記中
子の破壊を確実に防止することができる。
以上により、図、粗面化等の鋳造欠陥の発生を
確実に防止して健全な鋳物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1乃至第3図はサイアミーズ型シリンダブロ
ツクを示し、第1図は上方からみた斜視図、第2
図は第1図−線断面図、第2A図は第2図
a−a線断面図、第3図は下方から見た斜視
図、第4図はサイアミーズ型シリンダブロツク素
材を上方から見た斜視図、第5図は本発明を実施
する鋳造装置の型開き時の縦断正面図、第6図は
前記鋳造装置の型閉め時の縦断正面図、第7図は
第6図の−線断面図、第8図は第7図−
線断面図、第9図は第5図−線断面図、第1
0図は砂中子を上方から見た斜視図、第11図は
第10図XI−XI線断面図、第12図は時間に対す
るプランジヤの変位および時間に対する溶湯の圧
力の関係を示すグラフである。 C1……第1キヤビテイ、M……鋳型としての
金型、16……プランジヤ、59……可崩壊性中
子としての砂中子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鋳型のキヤビテイに可崩壊性中子を設置し、
    前記キヤビテイに溶湯をプランジヤにより加圧充
    填する鋳造方法において、前記プランジヤの移動
    速度を第1〜第3速の3段階に制御し、前記第2
    速は前記第1速よりも速く、また前記第3速は前
    記第1速よりも遅くなるように設定し、前記プラ
    ンジヤの前記第3速以後の溶湯に対する加圧力を
    1次圧とそれよりも高い2次圧とに制御し、前記
    1次圧下で前記中子の表面に溶湯凝固膜を形成
    し、また前記2次圧下で前記溶湯を完全凝固させ
    ることを特徴とする鋳造方法。
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US4727923A (en) 1988-03-01
JPS61144257A (ja) 1986-07-01
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