JPS61175853A

JPS61175853A - 仮名漢字変換装置

Info

Publication number: JPS61175853A
Application number: JP60018281A
Authority: JP
Inventors: Hiroichi Yoshida; 広市吉田; Masamitsu Takahashi; 正光高橋
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1985-01-31
Filing date: 1985-01-31
Publication date: 1986-08-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、キーボードから入力された仮名文字文章を仮
名漢字混り文章に自動変換する仮名漢字変換装置に関す
る。

〈従来技術〉一般に、この種の仮名漢字変換装置では、第４図に示す
ような漢字変換処理が行なわれる。句点または文節単位
に入力された仮名文字列１０は、最長一致法によって１
０万語程度の単語を記憶した単語辞書１１と照合される
。即ち、１つの文字列を終端から１文字ずつ削って単語
辞書と比較し、最も長い文字列で一致したものを変換漢
字とし、同音語については適切な単語を利用者が選択す
る。

この同音語の選択に際しては、使用頻度の高いものを優
先する処理（頻度学習１２）や最近用いられたものを優
先する処理（最新使用学習）が行なわれる。また、活用
のある語は活用形に展開して照合され、自立語に連続す
る付属語や名詞と動詞、形容詞間の接続可能性は文法解
析１３によって検定される。さらに、合成語処理１４に
よって辞書の単語を組み合わせて複合語漢字への変換が
行なわれる。言い換えれば、入力された仮名文字文章は
、語長・優先順位・文法・意味などの情報を利用して、
文節分析１５．テキスト編集１６を経て、仮名漢字部り
文章に変換されて出力される。

このような変換処理の性質上、従来、仮名漢字変換装置
の改良は、いかに迅速かつ能率的に漢字変換をさせるか
に重点が置かれてきた。例えば、従来の仮名漢字変換装
置においては、単語用学習バッファの池に複合語用学習
バッファを設け、複合語を単一単語よりも優先して変換
候補にすることによって、不適切な変換候補の出現を減
じて、漢字変換の能率化を図っている。

〈発明が解決しようとする問題点〉しかし句点または読点単位の長い仮名文を一度に漢字に
変換するタイプの新しい仮名漢字変換装置においては、
漢字変換自体はなるほど能率化されても、変換された仮
名漢字部り文章を陰極線管（ＣＲＴ）画面上でチェック
し、訂正する際の不都合は、依然として改善されな、い
。即ち、仮名文が長くなるほど誤変換および間違った文
節区切りが増えるため、一度に変換された長い仮名漢字
部り文をチェックする場合、どこで文節に区切られ、ど
れが誤変換された漢字かが一見しただけでは分からない
という問題が生じる。また、これらを訂正する際、同一
誤字に対する従来の検索置換ができず、１文字ずつ文字
カーソルを移動して手間のかかる訂正をしなければなら
ない場合も多い。これらの欠点は、とりも直さず従来の
仮名漢字変換装置が装置内で行なった文節区切りの結果
をその表示装置に表示する構造になっておらず、利用者
がこの文節区切り結果を訂正に全く生かせなかったこと
に起因している。

そこで、本発明の目的は、ＣＲＴ等の表示装置に表示さ
れた変換後の仮名漢字部り文字列中のカーソル位置に相
当する文節を他の文節と区別して表示することによって
、上記仮名漢字部り文字列のチェックや訂正を容易かつ
迅速に行なえる仮名漢字変換装置を提供することである
。

〈問題点を解決するための手段〉上記目的を達成するため、本発明の仮名漢字変換装置の
構成は、変換後文量バッファに記憶された仮名漢字部り
文字列での文章区切り位置を示すポインタの値を記憶す
る文節区切りバッファと、表示装置上のカーソル位置を
示すポインタ値と上記文節区切りバッファのポインタの
値とを比較して、カーソル位置を検出する計数装置を備
えて、この計数装置の出力に基づいて、上記表示装置に
表示された仮名漢字部り文字列において上記カーソル位
置に相当する文節を他の文節と区別して表示するように
したことを特徴とする。

〈作用〉句読点単位で順次入力される仮名文字列は、文法辞書や
単語辞書を用いて文節に区切られ、仮名漢字部り文字列
に変換される。変換された仮名漢字部り文字列は順次文
章バッファに記憶される一方、この記憶された仮名漢字
部り文字列での文節区切り位置はポインタ値として文節
区切りバッファに記憶される。計数装置は、表示装置上
のカーソル位置を計数して、このカーソルの示す文字が
文音バ・す７テ山で右十入ゼノソ？／１１を九＠止ヱ　
添１て、このポインタ値を上記文節区切りバッファに記
憶された複数のポインタ値と次々に比較し、相隣る１組
の後者のポインタ値の間に前者のポインタ値が来たかど
うかを判断して、上記カーソルの示す文字が何個口の文
節の何文字目かを検出する。

この検出に伴なう計数装置からの出力に基づき、仮名漢
字変換装置は、その表示装置に表示された仮名漢字部り
文字列中のカーソル位置に相当する文節を、例えば文節
カーソルによるアンダーラインなどによって、他の文節
と区別して表示する。

〈実施例〉以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。

第１図は仮名漢字変換装置のブロック図を示し、１は文
字キーや変換キーなどを備えた入力装置としてのキーボ
ーｋ、２は所定のプログラムに従って変換処理を制御す
る中央処理装置（ＣＰＵ）、３は上記キーボード１から
入力された仮名文字列を仮名漢字辞書４および文法情報
辞書５と照合して、文節に区切って漢字変換する変換装
置、６は変換された仮名漢字部り文字列を記憶する文章
バッファ、７は人力および変換された文字列を画面に表
示する表示装置としてのＣＲＴディスプレイ、８は計数
装置、９は上記文章バッファ６に格納された仮名漢字部
り文字列における文節区切り位置を示すポインタ値を記
憶する文節区切りバッファである。

上記ＣＰＵ２は、変換装置３からの文節区切り情報を文
章バッファ６中の上記ポインタ値として文節区切１）バ
ッファ９に記憶させる。上記計数装置８は、ＣＲＴディ
スプレイ７上のカーソル位置を計数して、このカーソル
の示す文字が文章バッファ６中で有するポインタ値を求
めるとともに、このポインタ値を文節区切りバッファ９
に格納された複数の文節区切りポインタ値と次々に比較
して、上記文字を含む文節を検出したときＣＰＵ２へ信
号を出力するようになっている。

上記構成の仮名漢字変換装置において、キーボード１か
ら入力された仮名（片仮名、記号、数字、英字を含む）
文字列は、ＣＰＵ２の制御下で、ＣＲＴディスプレイ７
に第２図（ａ）の如く表示される一方、句読点または改
行（図示例では句点）までの１単位ごとに変換装置３へ
送られる。変換装置３は、上記仮名文字列を、仮名漢字
辞書４および文法情報辞書５と照合しながら文節に区切
り漢字に変換する。変換された第２図（ｂ）の如き仮名
漢字部り文字列は、ＣＰＵ２によって文章バッファ６へ
送られ、それまでの格納文字列の後に第２図（ｄ）の如
く格納される。一方、変換装置３からの変換単位ごとの
文節区切り情報即ち相対ポインタ値（第２図（ｃ）参照
）は、ＣＰＵ２によって文節区切りバッファ９に送られ
、それまでの格納ポインタ値に加算されて、文節区切り
用絶対ポインタ値（第２図（ｅ）参照）として記憶され
る。そして、ＣＲＴディスプレイ７の表示は、第２図（
ｂ）の如き仮名漢字文字列に変わる。

第３図は、このようにして変換された仮名漢字部り文を
、チェックし訂正する際のＣＲＴディスプレイ７の画面
を示している。いま、第３図（ａ）に示す如き位置−に
カーソルＫがある場合、キーボード１からＣＰＵ２を介
して指示を受けた計数装置８（第１図参照）は、カーソ
ル位置を文章先頭から計数して、このカーソルの示す文
字「入」が文章バッファ６中でポインタ値（第２図（ｄ
）参照）「１１」であることを検知する。次に、計数装
置８は、上記ポインタ値「１１」を文節区切りバッファ
９に格納されたポインタ値（第２図（ｅ）参照）と次々
に比較し、相隣る１組のポインタ値（ｒｌｌ、　１５Ｊ
）の間に上記ポインタ値「１１」が入ったとき、ＣＰＵ
２に上記１組のポインタ値に対応（［１１〜１４Ｊ）　
した文節カーソル表示信号を出力する。ＣＰＵ２は、こ
の信号に基づきＣＲＴディスプレイ７の仮名漢字部り文
のカーソルに位置に相当する文節に、第３図（ａ）の如
くアンダーラインＡ（文節カーソル）を表示する。

さらに、ＣＰＵ２は、キーボード１からの指示で計数装
置８や文節区切りバッファ９を用いて、ＣＲＴディスプ
レイ７の仮名漢字部り文に、第３図（ｂ）に示す如く、
文節単位のアンダーラインＡを（イ）、（ロ）、（ハ）
、・・・の順に次々とｊ８動しで表示させることができ
る。

上記実施例では、文節単位のアンダーラインＡを順次移
動させて表示できるので、変換された仮名漢字文字列の
文章区切りが自動的かつ簡単に分かり、誤変換のチェッ
クや訂正も容易になる。また、アンダーライン（文節カ
ーソル）は、従来の文字カーソルの１文字毎の移動に比
べてはるかに速く移動できるので、目的の訂正すべき誤
変換文字に早く到達でき、文節単位の訂正が能率的に行
なえ、長文を一度に変換するタイプの新しい仮名漢字変
換装置に対しては待に有効である。さらに、文節区切り
位置をスラッシュや挿入記号で表示せず、文節毎のアン
ダーラインで表示するので、ディスプレイ図面上の編集
レイアウトを乱すことがない。

なお、上記実施例では、特定文節の表示をアンダーライ
ンＡを用いて行なったが、特定文節の表示のみを、明る
くするとか異った字体（ゴシック→明朝）にして、他の
文節と区別させてもよい。

〈発明の効果〉以上の説明で明らかなように、本発明の仮名漢字変換装
置は、交換後文章バッファに記憶された仮名漢字混り文
字列での文章区切り位置を示すポインタ値を記憶する文
節区切りバッファと、表示装置上のカーソルの示す文字
の文章バッファ内でのポインタ値を計数し、このポイン
タ値と文節区切りバッファ中の上記複数のポインタ値を
比較し、上記カーソルの示す文字を含む文節を検知して
信号を出力する計数装置を備えで、この出力信号に基づ
いて、表示装置に表示された仮名漢字混り文字列におい
て上記文節を他の文節と区別して表示するようにしてい
るので、文節区切りが簡単に分かり、誤変換のチェック
や訂正を能率的に行なうことができ、利用上の効果は絶
大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図はこの
実施例による文章区切り方法を示す図、第３図はこの実
施例の表示装置画面を示す図、第４図は従来の仮名漢字
変換装置の一般的処理を示す図である。１・・・キーボード、２・・・ＣＰ’　Ｕ、３・・・変
換装置、６・・・文章バッファ、７・・・ＣＲＴディス
プレイ、８・・・計数装置、９・・・文節区切りバッフ
ァ゜特　許　出　願　人　　シャープ株式会社代　理　
人　弁理士　青白　葆　外２名第１図第２図入力８大ｒｅ凌餡膚製１丈宇（ｂ）　　　　（ｄ）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）入力された仮名文字列を文節に区切り、この区切
られた文節を辞書を用いて仮名漢字混り文節に順次変換
し、文章バッファに記憶する仮名漢字変換装置において
、上記文章バッファの仮名漢字混り文字列での文章区切り
位置を示すポインタの値を記憶する文節区切りバッファ
と、表示装置上のカーソル位置を示すポインタ値と上記
文節区切りバッファのポインタの値とを比較して、カー
ソル位置を検出する計数装置を備えて、この計数装置の
出力に基づいて、上記表示装置に表示された仮名漢字混
り文字列において上記カーソル位置に相当する文節を他
の文節と区別して表示するようにしたことを特徴とする
仮名漢字変換装置。