JPS6117544Y2 - - Google Patents

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JPS6117544Y2
JPS6117544Y2 JP570477U JP570477U JPS6117544Y2 JP S6117544 Y2 JPS6117544 Y2 JP S6117544Y2 JP 570477 U JP570477 U JP 570477U JP 570477 U JP570477 U JP 570477U JP S6117544 Y2 JPS6117544 Y2 JP S6117544Y2
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JP
Japan
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head
core
mounting
holder
magnetic
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Application number
JP570477U
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English (en)
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JPS53100916U (ja
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Publication of JPS53100916U publication Critical patent/JPS53100916U/ja
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Publication of JPS6117544Y2 publication Critical patent/JPS6117544Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気ヘツドに係り、磁気ヘツドをヘツ
ドホルダーに対し、アジマス誤差(ヘツドのギヤ
ツプ長さ方向とテープ走行方向に直交する方向と
の角度ずれ)無く且つ容易に取付けうる磁気ヘツ
ドを提供することを目的とする。
従来の例えば8ミリ撮影機の録音用に使用され
た磁気テープとして、ヘツドを該撮影機本体に取
付けられたヘツドホルダーに対し位置決め取付け
た構成のものがある。この際、磁気ベツドをその
アジマス調整用回動支点においてヘツドホルダー
に揺動自在に当接させて仮取付けした後、顕微鏡
でヘツドのギヤツプと顕微鏡に付した十字状ケガ
キ線とを比較観察しながらヘツドを回動位置調整
して一致を取り上記アジマス誤差を除去した後ヘ
ツドホルダーにネジ止めしていた。
しかるに、上記従来例によれば、磁気テープの
ギヤツプ長さ(トラツク巾)が短いため、顕微鏡
による上記位置調整作業は難しくアジマス誤差を
十分に除去し難いという欠点があり、又ヘツド及
びヘツドホルダー間に何ら位置規制手段がないた
め、上記ネジ止め時にヘツドが位置ずれしてアジ
マスずれを生ずる恐れがあるという欠点があり、
従つてヘツドの上記回動支点がギヤツプの延長線
よりずれている場合は、アジマス調整時にヘツド
を回動させると、ギヤツプの高さ位置が変つて相
対的にトラツクずれを生ずるという欠点があつ
た。
又他の従来例として、磁気テープをヘツドホル
ダーに仮取付けした後、アジマス調整用テープを
走行させて出力信号に応じてヘツドの精密位置出
しを行なうものがあつたが、設備コストが高くな
る上、実際問題上ヘツドのメーカーとユーザーと
で異なつた上記調整用テープ等を使用しているた
め測定時に面倒な調整作業を必要とするという欠
点があつた。
本考案は上記欠点を除去したものがあり、以下
図面と共にその1実施例につき説明する。
第1図は本考案になる磁気テープの1実施例の
斜視図である。
磁気ヘツド1は、上記8ミリ撮影機の録音用に
使用されるもので、ヘツド半体2及び3をその間
にギヤツプ4を形成して突き合わせてなる。以下
その製造組立て順に説明する。
ヘツド半体2は第1、第2図に示す如く、コア
ホルダ半体5中に例えばフエライト等よりなりコ
イル(図示せず)を巻回したコア半体6を保持し
てなる。コアホルダ半体5の上部には取付孔5a
を有する取付部5bを又下部には断面半円形の所
定長の回動支点5cを夫々一体的に突出形成され
ている。次にヘツド半体2の面7を研磨仕上げ
し、コア半体6及びコアホルダ半体5の対向接合
面7aと取付部5bの取付規制面7bと同時に同
一面に研磨する。又ヘツド半体3は同図に示す如
く、コアホルダ半体8中に、上記コア半体6を保
持してなり、同様に対向接合面9を研磨仕上げさ
れる。
続いて、ヘツド半体2,3を上記各接合面7
a,9をその間にスペーサ(図示せず)を介在さ
せて接合すると共にネジ10により締付けて上記
ギヤツプ4を有するヘツド1を組立てる。
第3図A〜C中111は金属を例えば所定形状
にダイカスト成型してなるヘツドホルダーで、前
方にテープ12が走行するテープ走行溝11aを
設けられ、又後方に台座11b、凹部11c及び
四角窓部11aを形成され、更に後面11eには
位置決め用凸部11fを一体形成されている。尚
この突起部11fの一側面11gはテープ12の
走行方向と正確に直交するよう仕上げられてい
る。
又このヘツドホルダー11は上記8ミリ撮影機
所定箇所にピン部11hにより位置決めあれ孔1
1iにおいてネ止めされた。
上記ヘツド1をヘツドホルダー11に取付ける
に際しては、まずヘツド1をホルダー11の後方
台座11b上面に載置してその回動支点5cを該
台座11bに当接させた状態とし、コア6の前方
ギヤツプ4部分を凹部11c内に挿入して四角窓
部11dより覗出させる。同時に上記取付部5b
前面をホルダー後面11eに当接させて前後方向
位置決めを行なう。
次にヘツドの取付部5bの取付面7bを上記突
起部11fの側面11gに密着当接させて、この
状態でヘツド1を孔5aにおいてホルダー11に
対しネジ13によりネジ止めする。かくしてヘツ
ド1の取付時、ギヤツプ4は、その一の接合面7
aと同一面の取付面7bが上記突起部11fの側
面11gに面接触的に規制されることにより、面
倒な取付調整(アジマス調整)作業を必要とせず
に容易なテープ11の走行方向と直交する方向に
殆どアジマス誤差なく正確に取付設定される。実
施結果によれば、従来1個のヘツドの取付け作業
時間は30〜40秒を有し、アジマス誤差は40′程度
であつたものが、本考案ヘツド1によればば作業
時間は10秒以内となり、アジマス誤差は20′以内
となつた。
尚上記実施例の磁気テープ1は音声記録のみを
行なうものであるが、その他再生、消去更には映
像等の種々の磁気テープに適用しうる。
上述の如く、本考案になる磁気テープによれ
ば、夫々コア半体を有するコアホルダ半体を対向
組付けこれをヘツド支持部材に支持させてなる磁
気ヘツドにおいて、一のコアホルダ半体に取付規
制部を一体的に突出形成すると共にその該コア半
体のギヤツプ形成面及び該取付規制部の取付規制
面を同一面内にあるよう同時に研磨仕上げしてな
り、該取付規制面により該ヘツド支持部材に位置
決めして取付けてなるため、ギヤツプが面倒なア
ジマス調整作業を必要とせずに容易にテープ走行
方向と直交する方向になるよう殆どアジマス誤差
なくヘツドをヘツド支持部材に正確に取付けるこ
とができるため、作業時間を短縮してコストを低
減しうると共に、従来例の如く顕微鏡を使わなく
ともよいため、作業者が疲れることなく従つて製
品歩止りを向上しえ、又取付精度を向上して磁気
記録再生性能を向上しうる等の特長を有するもの
であある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案になる磁気ヘツドの1実施例
の斜視図、第2図は上記磁気ヘツドを構成する各
ヘツド半体の正面図、第3図A〜Cは夫々上記磁
気ヘツドをヘツド支持部材に取付けた状態の正面
図、側面図、背面図である。 1……磁気ヘツド、2,3……磁気ヘツツド半
体、4……ギヤツプ、5,8……コアホルダ半
体、5b……取付部、5c……回動支点、6……
コア半体、7……半割れ面、7a,9……接合
面、7b……取付面、11……ヘツドホルダー、
11a……テープ走行溝、11b……台座、11
d……四角窓部、11f……突起部、11g……
側面、12……テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 夫々コア半体を有するコアホルダ半体を対向組
    付けこれをヘツド支持部材に支持させてなる磁気
    ヘツドにおいて、一のコアホルダ半体に取付規制
    部を一体的に突出形成すると共にその該コア半体
    のギヤツプ成面及び該取付規制部の取付基制面を
    同一面内にあるよう同時に研磨仕上げしてなり、
    該取付規制面により該ヘツド支持部材に位置決め
    して取付けてなる磁気ヘツド。
JP570477U 1977-01-20 1977-01-20 Expired JPS6117544Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP570477U JPS6117544Y2 (ja) 1977-01-20 1977-01-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP570477U JPS6117544Y2 (ja) 1977-01-20 1977-01-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53100916U JPS53100916U (ja) 1978-08-15
JPS6117544Y2 true JPS6117544Y2 (ja) 1986-05-29

Family

ID=28692486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP570477U Expired JPS6117544Y2 (ja) 1977-01-20 1977-01-20

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JP (1) JPS6117544Y2 (ja)

Also Published As

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JPS53100916U (ja) 1978-08-15

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