JPH0424555Y2 - - Google Patents

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JPH0424555Y2
JPH0424555Y2 JP7442985U JP7442985U JPH0424555Y2 JP H0424555 Y2 JPH0424555 Y2 JP H0424555Y2 JP 7442985 U JP7442985 U JP 7442985U JP 7442985 U JP7442985 U JP 7442985U JP H0424555 Y2 JPH0424555 Y2 JP H0424555Y2
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cassette
cassette holder
resin
lid
cassette lid
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はカセツトテープレコーダのカセツト蓋
装置に関するものである。
従来の技術 一般にテープレコーダのカセツト蓋装置は、意
匠外観的にカセツト蓋体をアルミニウムにて作成
することが多い。この場合アルミニウム製のカセ
ツト蓋体はテープレコーダ本体に回動自在に保持
されたカセツトホルダーに樹脂部品を介して取付
けるため、第4図に示すように、カセツトホルダ
ー1に樹脂部品2を係止させる凹部1aを設け、
そこに樹脂部品2を装着した後にカセツト蓋体3
をビス4a,4b,4c,4dで固定していた。
ここで、樹脂部品2はカセツトホルダー1の内面
側に突出しており、カセツトの位置決めガイドと
して利用される。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では樹脂部品
2を凹部1aに係合させるだけであるため、カセ
ツトホルダー1に対するがたつきが大きく、カセ
ツト蓋体に対する位置精度を正確に保つことがで
きないという欠点を有していた。
本考案は上記問題点に鑑み、簡単な構成で樹脂
部品をアルミニウム製のカセツト蓋体に精度良く
固定し、併せてカセツト蓋体とカセツトホルダー
を結合するためのビス本数を削減することができ
るカセツト蓋装置を提供することを目的とするも
のである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案のカセツト
蓋装置は、樹脂部品にアルミニウム製のカセツト
蓋体の端部に設けた係止部とカセツトホルダーの
先端に設けた係止部とが嵌合される嵌合部を設
け、かつカセツトホルダーの先端に樹脂部品がカ
セツト蓋体の係止部より外れるのを防止する平坦
部を設けたことを特徴とするものである。
作 用 本考案は、樹脂部品の嵌合部にカセツト蓋体の
係止部とカセツトホルダーの係止部を相反する方
向から嵌合することにより、上下・左右・前方向
の位置を規制し、残る後方向の動きをカセツトホ
ルダーの平坦部に樹脂部品を当接することにより
樹脂部品をカセツト蓋体に精度良く固定すること
ができる。
この時、カセツト蓋体とカセツトホルダーの相
対位置もカセツトホルダーの係止部を固定するこ
とになり、よつて、この部分の固定に必要であつ
たビスを省略することができ、カセツト蓋体とカ
セツトホルダーの結合のためのビスを削減するこ
とができる。
実施例 以下、本考案の実施例のカセツト蓋装置につい
て図面を参照しながら説明する。第1図は本考案
の一実施例を示しており、第1図において、11
は樹脂部品であり、カセツト蓋体の係止片が嵌合
される嵌合部11aと、カセツトホルダーの係止
片が嵌合される嵌合部11bを有している。12
はアルミニウム製のカセツト蓋体であり、その端
部に上記樹脂部品11の嵌合部11aに嵌合され
る係止片12aを有している。13はカセツトホ
ルダーであり、先端に上記樹脂部品11の嵌合部
11bに嵌合される係止片13aを有し、かつ樹
脂部品11のカセツト蓋体12からの外れを防止
するための平坦部13b,13cを有している。
上記カセツトホルダー13はテープレコーダ本体
に回動自在に保持されており、カセツト蓋体12
がビス(図示せず)にて結合されるようになつて
いる。
このような構成において、まずカセツト蓋体1
2の係止片12aに樹脂部品11の嵌合部11a
を挿入し、この状態において樹脂部品11は挿入
してきた方向以外の位置を規正される。次にカセ
ツトホルダー13の係止片13aを樹脂部品11
のカセツトホルダーに対する嵌合部11bに挿入
する。この時、係止片13aの根元の平坦部13
b,13cが樹脂部品11をカセツト蓋体12よ
り外れないように規正する。その後、第2図に示
すごとくカセツト蓋体12とカセツトホルダー1
3とをビス14で締めつけることにより、カセツ
トホルダー13に対してカセツト蓋体12、樹脂
部品11が固定され、樹脂部品11のあらゆる方
向に対する位置規正が完成する。また同時にカセ
ツトホルダー13の係止片13aを樹脂部品11
の嵌合部13bで規正するので、カセツトホルダ
ー13の先端部を保持するのに必要であつたビス
を省略することができる。
第3図は上記カセツト蓋体をカセツトテープレ
コーダに組み込んだ状態を示すものである。
考案の効果 以上のように本考案は、端部に樹脂部品の嵌合
する係止部を有するアルミニウム製のカセツト蓋
体と、先端に樹脂部品の嵌合する係止部と樹脂部
品がカセツト蓋体の係止部より外れるのを防止す
る平坦部とを有するカセツトホルダーと、上記カ
セツト蓋体の係止部とカセツトホルダーの係止部
とに嵌合する嵌合部を有する樹脂部品とからな
り、樹脂部品をカセツト蓋体の係止部にはめ込む
ことにより、上下・左右・前方向の位置を規正
し、残る後方向の動きをカセツトホルダーの平坦
部にて樹脂部品をカセツト蓋体に精度良く固定す
ることができる。しかも、カセツト蓋体とカセツ
トホルダーの相対位置をカセツトホルダーの係止
部により固定するために、この部分の固定に必要
であつたビスを省略することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカセツト蓋装置の一実施例に
おける組立斜視図、第2図は同装置の組み立て状
態を示しaは一部切欠上面図、bは側面図、cは
断面図、第3図は同カセツト蓋装置をカセツトテ
ープレコーダに組み込んだ状態の斜視図、第4図
は従来のカセツト蓋装置の組立斜視図である。 11……樹脂部品、12……カセツト蓋体、1
3……カセツトホルダー、11a,11b……嵌
合部、12a,13a……係止片、13b,13
c……平坦部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープレコーダ本体に対して回動自在に設けた
    カセツトホルダーの先端に係止部を設け、この係
    止部を樹脂部品に設けた嵌合部に嵌合されると共
    に上記カセツトホルダーにビス止めされたアルミ
    ニウム製のカセツト蓋体の端部に設けた係止部を
    上記樹脂部品の嵌合に嵌合させ、かつ上記カセツ
    トホルダーの係止部の根元部に設けた平坦部を上
    記樹脂部品に当接せしめてなるカセツト蓋装置。
JP7442985U 1985-05-20 1985-05-20 Expired JPH0424555Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7442985U JPH0424555Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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JP7442985U JPH0424555Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS61189496U JPS61189496U (ja) 1986-11-26
JPH0424555Y2 true JPH0424555Y2 (ja) 1992-06-10

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