JPS6117113B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117113B2 JPS6117113B2 JP297778A JP297778A JPS6117113B2 JP S6117113 B2 JPS6117113 B2 JP S6117113B2 JP 297778 A JP297778 A JP 297778A JP 297778 A JP297778 A JP 297778A JP S6117113 B2 JPS6117113 B2 JP S6117113B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- heating
- humidity
- time
- heating means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims description 27
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 25
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は加熱によつて食品から生ずる湿度の変
化を検知する事によつて自動的に加熱する調理方
法において、焦げ目を最良につける方法、及びそ
の装置に関するものである。
化を検知する事によつて自動的に加熱する調理方
法において、焦げ目を最良につける方法、及びそ
の装置に関するものである。
第１図においてｈは、食品を加熱する事によつ
て生ずる湿度の変化、ｔは加熱時間である。第１
図の様に、食品を加熱する事によつて生ずる湿度
の変化は一般に食品が80〜90℃以上に加熱され、
水蒸気の量が急激に増加するまでは、相対湿度値
は一定値又は漸次減少する傾向を示す。これは加
熱によつて増加する湿度値よりも温度上昇の方が
大きいため、相対湿度が減少するためである。上
記の様に食品が80〜90℃以上に達すると、食品か
ら生ずる水蒸気の量は急激に増加するため、相対
湿度は、最低値Hminから、急勾配で上昇する。
そこでHminから所定値Δｈだけ上昇するまでの
時間Ｔを計数し、計数値Ｔに食品個有の加熱時間
係数k1を乗じた時間k1Tだけ、Ｔから更に継続し
て加熱する原理を用いると、Ｔまでの時間は、食
品の量に近似的に比例すると考えられるので、食
品の量に関係なく自動的に加熱できる特徴があ
る。
て生ずる湿度の変化、ｔは加熱時間である。第１
図の様に、食品を加熱する事によつて生ずる湿度
の変化は一般に食品が80〜90℃以上に加熱され、
水蒸気の量が急激に増加するまでは、相対湿度値
は一定値又は漸次減少する傾向を示す。これは加
熱によつて増加する湿度値よりも温度上昇の方が
大きいため、相対湿度が減少するためである。上
記の様に食品が80〜90℃以上に達すると、食品か
ら生ずる水蒸気の量は急激に増加するため、相対
湿度は、最低値Hminから、急勾配で上昇する。
そこでHminから所定値Δｈだけ上昇するまでの
時間Ｔを計数し、計数値Ｔに食品個有の加熱時間
係数k1を乗じた時間k1Tだけ、Ｔから更に継続し
て加熱する原理を用いると、Ｔまでの時間は、食
品の量に近似的に比例すると考えられるので、食
品の量に関係なく自動的に加熱できる特徴があ
る。
この様な加熱原理を例えば、電子レンジに採用
した場合、次の様な不具合が生ずる。すなわち、
上記の機能においては、k1Tの時間により、なる
程自動的に加熱できるが、食品に焦げ目を最良に
つける事を必要とした場合に、食品の種類により
問題が生ずる。
した場合、次の様な不具合が生ずる。すなわち、
上記の機能においては、k1Tの時間により、なる
程自動的に加熱できるが、食品に焦げ目を最良に
つける事を必要とした場合に、食品の種類により
問題が生ずる。
本発明は、この様な不具合を解消する方法に関
するもので、その原理を第２図に示す。
するもので、その原理を第２図に示す。
第２図ａは、食品の加熱によつて生じる湿度変
化、ｂは高周波電力、ｃはヒーター電力の変化を
示す。高周波電力をＴ＋k1Tだけ供給する事によ
り食品を自動的に過熱し、その後はその食品の種
類によつて決まる食品個有の焦げ目定数k2とＴの
積を焦げ目時間とし、その間だけヒーター電力を
供給する事により、最良の焦げ目を付けるもので
ある。又焦げ目定数k2の値は、各種食品の調理実
験データをもとに、出来るだけ多くの食品につい
て有効な値にする事が望ましい。
化、ｂは高周波電力、ｃはヒーター電力の変化を
示す。高周波電力をＴ＋k1Tだけ供給する事によ
り食品を自動的に過熱し、その後はその食品の種
類によつて決まる食品個有の焦げ目定数k2とＴの
積を焦げ目時間とし、その間だけヒーター電力を
供給する事により、最良の焦げ目を付けるもので
ある。又焦げ目定数k2の値は、各種食品の調理実
験データをもとに、出来るだけ多くの食品につい
て有効な値にする事が望ましい。
第３図に、本発明の一実施例における加熱調理
器の構成図を示す。
器の構成図を示す。
第３図ａにおいて、１は湿度センサであり、加
熱によつて生ずる湿度が排気される排気口に設置
し、その対湿度特性は、第３図ｂのようになる。
２は湿度検知用の標準抵抗であり、標準電圧Ｖs
を信号供給源とする。第３図ｂの特性から明らか
な様に、湿度が増加すると抵抗２の端子間電圧は
増加する。
熱によつて生ずる湿度が排気される排気口に設置
し、その対湿度特性は、第３図ｂのようになる。
２は湿度検知用の標準抵抗であり、標準電圧Ｖs
を信号供給源とする。第３図ｂの特性から明らか
な様に、湿度が増加すると抵抗２の端子間電圧は
増加する。
３は増幅回路、４は最低値保持回路であり、湿
度の最低値４′を保持して出力する。
度の最低値４′を保持して出力する。
５は減算回路であり、湿度変化に対応する電圧
変化３′とその最低値４′を減算して、所定値Δｈ
に比例した差信号を出力する。６は電圧比較回路
であり、差信号５′が基準信号Δｈに到達した
時、演算、およびタイムラーケンス回路１０に湿
度出力信号６′を出力する。なお、７はマグネト
ロン、８は被加熱食品、９は加熱室、１０はＴの
計数、Δｈ到達時のk1Tの計算、k2Tの計算、時
間Ｔ、k1Tにおけるマグネトロン出力コントロー
ル、k2Tにおけるヒーター電力出力コントロー
ル、又加熱スタート信号STAによるＴの計数開
始制御などを行なう。なお１１はヒータである。
変化３′とその最低値４′を減算して、所定値Δｈ
に比例した差信号を出力する。６は電圧比較回路
であり、差信号５′が基準信号Δｈに到達した
時、演算、およびタイムラーケンス回路１０に湿
度出力信号６′を出力する。なお、７はマグネト
ロン、８は被加熱食品、９は加熱室、１０はＴの
計数、Δｈ到達時のk1Tの計算、k2Tの計算、時
間Ｔ、k1Tにおけるマグネトロン出力コントロー
ル、k2Tにおけるヒーター電力出力コントロー
ル、又加熱スタート信号STAによるＴの計数開
始制御などを行なう。なお１１はヒータである。
以上の様に、本発明によれば、従来の湿度検知
による自動加熱制御装置を変更する事なく、食品
の焦げ目付けの不具合をなくす事ができる。
による自動加熱制御装置を変更する事なく、食品
の焦げ目付けの不具合をなくす事ができる。
第１図は湿度検知方式による自動加熱制御の原
理図、第２図は本発明の原理図、第３図ａは本発
明の一実施例を示す回路図、ｂは同要部湿度セン
サの湿度特性図である。 １……湿度センサ、２……湿度検知用の標準低
抗、７……マグネトロン、８……被加熱食品、９
……加熱室、１１……ヒータ。
理図、第２図は本発明の原理図、第３図ａは本発
明の一実施例を示す回路図、ｂは同要部湿度セン
サの湿度特性図である。 １……湿度センサ、２……湿度検知用の標準低
抗、７……マグネトロン、８……被加熱食品、９
……加熱室、１１……ヒータ。
Claims (1)
- １ 被加熱物を収納する加熱室と、その加熱室に
高周波を供給する高周波加熱手段と、ヒータ加熱
手段と、前記加熱室内の湿度を検出する湿度セン
サーを有し相対湿度が最低値より所定の値だけ上
昇するまでの時間Ｔとし、食品個有の加熱時間係
数k1としたとき、時間Ｔ＋k1Tの間は高周波加熱
手段が動作し、その後食品の種類によつて定まる
食品個有の焦げ目定数k2と前記時間Ｔを乗じた時
間k2Tの間ヒータ加熱手段が動作する加熱調理
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP297778A JPS5495041A (en) | 1978-01-13 | 1978-01-13 | Heat controlling device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP297778A JPS5495041A (en) | 1978-01-13 | 1978-01-13 | Heat controlling device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5495041A JPS5495041A (en) | 1979-07-27 |
| JPS6117113B2 true JPS6117113B2 (ja) | 1986-05-06 |
Family
ID=11544423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP297778A Granted JPS5495041A (en) | 1978-01-13 | 1978-01-13 | Heat controlling device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5495041A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5813934A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 複合加熱器 |
| JPS5813925A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 複合加熱器 |
-
1978
- 1978-01-13 JP JP297778A patent/JPS5495041A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5495041A (en) | 1979-07-27 |
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