JPS6131517Y2 - - Google Patents

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JPS6131517Y2
JPS6131517Y2 JP7050779U JP7050779U JPS6131517Y2 JP S6131517 Y2 JPS6131517 Y2 JP S6131517Y2 JP 7050779 U JP7050779 U JP 7050779U JP 7050779 U JP7050779 U JP 7050779U JP S6131517 Y2 JPS6131517 Y2 JP S6131517Y2
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JP
Japan
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temperature
heating
section
air
microcomputer
Prior art date
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JP7050779U
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JPS55170786U (ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高周波加熱装置に関するもので、高周
波加熱機能およびオーブン加熱機能を備え、かつ
高周波加熱時に温度制御を行なうものにおいて、
オーブン加熱終了後に高周波加熱を行う場合の動
作条件を改良したものである。
最近この種の装置は、第1図に示すように食品
を収納する加熱室13に導波管11を介してマイ
クロ波を供給するマグネトロン等から成る高周波
発生源10と、この加熱室内の空気を加熱する熱
源としてたとえば電熱ヒータ12と、そして加熱
室内の空気の温度を計測する温度検出素子8を具
備している。この装置において加熱室13内に食
品を収納した後前記高周波発生源10を用いて食
品を加熱するいわゆる高周波加熱の場合は、マイ
クロ波が直接食品だけを加熱し加熱室13や加熱
室内の空気を加熱しない特質を有するので、これ
を生かして食品を取りまく空気の極くわずかな温
度上昇を前記温度検出素子8で検出することによ
つて食品の温度上昇を計測している。また電熱ヒ
ータ12を用いて食品を加熱するいわゆるオーブ
ン加熱の場合は、まず前記ヒータで加熱室13内
の空気を高温に暖め、この高温空気によつて食品
の加熱を行なうので、この高温にした空気の温度
を同じく前記温度検出素子8で検出し、この値に
基ずいて前記電熱ヒータ12を制御している。し
たがつて高周波加熱かオーブン加熱かによつて前
記温度検出素子8で検出する空気の温度が大幅に
異なり、前者は低温、後者は高温である。このた
め高周波加熱を行なつた後でオーブン加熱を利用
する場合は、前の加熱の影響はほとんどないので
問題はないが、逆にオーブン加熱を行なつた直後
は前記加熱室内の空気の温度が大幅に上昇してい
るめ、高周波加熱を行なつて食品を取りまく空気
の極くわずかな温度上昇を計測しようとしても全
く計測することができない。そこで今まではこの
状態すなわち加熱室13内の空気の温度が決めら
れた値より高い時には、高周波加熱による温度制
御を選択しても高周波加熱自体を行なえないよう
にしていた。したがつて使用者は空気の温度が下
がるまで約1〜2時間待たなければならなかつ
た。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、高周波加熱時に行なう
温度制御の機能が主として調理ずみの食品のあた
ために用いられることに着目して、オーブン加熱
直後でもこの機能が選択されたときには、食品の
加熱温度のバラツキが多少大きくなるのは避けら
れないが、高周波加熱が行なえる高周波加熱が行
なえるようにしたものである。
本考案はあらかじめ決定した所定の時間だけ作
動するタイマー機能を設け、前述の場合には自動
的に切換えて所定の時間だけ食品を加熱できるよ
うにして、次善の性能ではあるが食品のあたため
が行なえるようにしたものである。
以下本考案の一実施例を図面によつて説明す
る。第2図は本考案の高周波加熱装置の外観斜視
図の一例、第3図は同じく制御回路の主要部のブ
ロツク図の一例である。これら各図において、1
はマイクロコンピユーター(以下マイコンとい
う)で、大略CPU(中央情報処理装置)1−1
を介してこれにROM部1−2およびRAM部1−
3が接続される構成になつている。マイコン1の
端子には、マイコン1のRAM部1−3にそれぞ
れ所定の加熱時間tおよび所定の加熱温度Tを設
定するためのデジタル値可変装置2,3およびマ
イコン1が前記加熱時間を計測するための時間パ
ルス発生回路4が接続されている。さらにマイコ
ン1の端子には、高周波加熱スイツチ5−aやオ
ーブン加熱スイツチ5−b等加熱機能の種類を選
択するための機能スイツチ群5−1、高周波加熱
で食品を短時間に所定の温度まであたためるため
のあたため専用スイツチ5−2、取消スイツチ5
−3、加熱開始スイツチ5−4等から構成される
操作スイツチ群5および表示装置6が接続されて
いる。さらにまたマイコン1の端子には、前記加
熱室13内の空気が排出されるダクト部に取付け
られた前記温度検出素子8が、アナログデジタル
変換装置7を介して接続されている。またマイコ
ン1の端子には、それぞれバツフアアンプ9を介
して、前記加熱室13に導波管11を介して取付
けられたマグネトロン等から構成される高周波発
生源10と前記加熱室13の内部に設けられた電
熱ヒータ12が接続されている。
一方マイコン1のROM部1−2には、前記機
能スイツチ群5−1の中から特定の加熱機能が選
択され、このボタンが押されたときにこの機能を
第4図に示す前記RAM部のA部に記憶し、つぎ
に前記デジタル値可変装置2のツマミを回して特
定の加熱時間tが設定されたときにこの値を同じ
くB部に記憶し、さらに前記デジタル値可変装置
3のツマミを回して特定の加熱温度Tが設定され
たときにこの値を同じくC部に記憶する働きを持
たせてある。またマイコン1のROM部1−2に
は、前記あたため専用スイツチ5−2のボタンが
押されたときにこの機能を同じくD部に記憶する
と共に、これらのRAM部1−3のA,B,C,
D部に記憶した機能や数値をただちに前記表示装
置6に表示する働きを持たせてある。さらにマイ
コン1のROM部1−2には、前記温度検出素子
8で検出した温度のアナログ信号を前記アナログ
デジタルデイジタル変換装置7を介して遂次デジ
タルの温度値に変換し計測する働きと、前記時間
パルス発生回路4を介して取り入れたパルスをカ
ウントして時間の経過を計数する働きを持たせて
ある。さらにまたマイコン1のROM部1−2に
は、前述のあたため機能がD部に記憶されたとき
にただちに前述の要領で加熱室13内の空気の温
度Tを計測し、この温度が所定の値たとえば60℃
以下であれば、この温度Tと所定の温度上昇値△
Tたとえば別途実験により決めた値15℃との和
(T+△T)すなわち(T+15)℃をE部に記憶
し、逆にこの温度Tが前述の60℃以上であれば、
通常の食品のあたために適切な加熱時間すなわち
重量70〜300gの食品を温度60〜95℃の比較的大
きな許容値に入れることを目標に算定した加熱時
間たとえば2分間を前述のE部に記憶する働きを
持たせてある。またマイコン1のROM部1−2
には前記取消スイツチ5−3のボタンが押された
ときにRAM部1−3に記憶したすべての内容を
消去する働きと、前記加熱開始スイツチ5−4の
ボタンが押されたときに前記RAM部1−3のA
部またはD部に記憶した加熱機能に基ずいて加熱
を開始し、同じくB部、C部またはE部に記憶し
た加熱時間または加熱温度により制御する働きを
持たせてある。
つぎにこのような構成において本考案の動作を
説明する。
まず調理ずみの食品を前記加熱室13内へ収納
し、前記あたため専用スイツチ5−2のボタンを
押すと、前記ROM部1−2の働きによりこの機
能をRAM部1−3のD部に記憶すると共に、前
記表示装置6に表示する。続いてマイコン1は前
記ROM部1−2の働きによりただちに前記温度
検出素子8が検出した加熱室13内の空気の温度
Tのアナログ値を前記変換装置7を介してデジタ
ル値に変換して計測し、この値が前述の所定の値
すなわち60℃以上か以下かによつて後述するよう
に異なつた動作をする。すなわち、まずこの温度
Tの値が60℃以下であれば、マイコン1は前記
RAM部1−3のE部に前述のように(T+△
T)たとえば(T+15)℃の温度を記憶する。そ
こで前記加熱開始スイツチ5−4のボタンを押す
と、同じくROM部1−2の働きによりマイコン
1はバツフアアンプ9を介して高周波発生源10
を動作させ、前記導波管11を介して前記加熱室
13内にマイクロ波を照射し、前述の食品の加熱
を開始する。時間が経過して食品が加熱される
と、食品を取りまく周囲の空気の温度が次第に上
昇するが、この値は遂次前記温度検出素子8を介
してマイコン1が計測している。やがてこの値が
前述の(T+15)℃の値に達すると、すなわち加
熱室内の空気の温度が初期値Tより15℃上昇する
と、マイコン1は前述のE部に記憶した温度と比
較して一致した時に前記高周波発生源10の動作
を停止し、加熱を終了する。この時加熱室内の食
品は所定の温度まであたためられている。
一方、この加熱を開始する前に前述のオーブン
加熱を行なつていると、前記温度検出素子8を介
して測定した温度Tは60℃以上たとえば150℃と
なつているから、マイコン1はROM部1−2の
働きにより前記E部に前述のように所定の加熱時
間すなわち2分間を記憶する。そこで前記加熱開
始スイツチ5−4のボタンを押すと、同じく
ROM部1−2の働きにより前述のようにマイク
ロ波を照射して食品の加熱を開始するが、こんど
は温度の計測は行なわず、前記時間パルス発生回
路4を介して時間パルスのカウントを開始し、時
間の経過を計数する。その後所定の時間すなわち
2分が経過すると、マイコン1は前述のE部に記
憶した時間と比較して、一致した時に加熱を終了
する。すなわちこの場合は加熱室内の温度の影響
をまつたく受けずに、食品をあたためることがで
きる。
以上に説明したように本考案によれば、加熱室
内の空気の温度が高くて高周波加熱における温度
制御が不可能な時には自動的に所定の時間のタイ
マー機能で加熱を行なうことができる高周波加熱
装置が得られる。したがつてオーブン加熱を行な
つた直後でも、次善の性能ではあるが、簡単な操
作で食品のあたためを行なうことができる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は最近の高周波加熱装置の原理を示す断
面図、第2図は本考案の高周波加熱装置の外観斜
視図、第3図は同じく制御回路のブロツク図の一
例、第4図はマイクロコンピユータのRAM部の
動作を説明する図である。 符号の説明、1……マイクロコンピユータ、1
−2……同ROM部、1−3……同RAM部、5−
2……あたため専用スイツチ、8……温度検出素
子、10……高周波発生源、12……電熱ヒー
タ、13……加熱室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱室内の空気の温度を計測する温度検出素子
    と、加熱室内にマイクロ波を供給する高周波発生
    源と、加熱室内の空気を加熱する熱源と、所定の
    時間だけ動作するタイマー機能とを具備し、前記
    高周波発生源を前記空気の温度が所定の値より低
    い時には前記温度検出素子で計測した温度で制御
    し、逆に所定の温度より高い時には前記タイマー
    機能で制御する機能を設けた高周波加熱装置。
JP7050779U 1979-05-25 1979-05-25 Expired JPS6131517Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7050779U JPS6131517Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25

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JP7050779U JPS6131517Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55170786U JPS55170786U (ja) 1980-12-08
JPS6131517Y2 true JPS6131517Y2 (ja) 1986-09-12

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ID=29304246

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JP7050779U Expired JPS6131517Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58220385A (ja) * 1982-06-16 1983-12-21 三洋電機株式会社 電子制御式調理器

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JPS55170786U (ja) 1980-12-08

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