JPS61170005A - バリスタ - Google Patents

バリスタ

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JPS61170005A
JPS61170005A JP61006150A JP615086A JPS61170005A JP S61170005 A JPS61170005 A JP S61170005A JP 61006150 A JP61006150 A JP 61006150A JP 615086 A JP615086 A JP 615086A JP S61170005 A JPS61170005 A JP S61170005A
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    • H01C7/10Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material voltage responsive, i.e. varistors
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、6モル囁以下の酸化亜鉛(ZnO)の主成分
に金属Bi、Sb、Co、Ni、Cr。
Mn、Mg、B、Al、Baの1つまたは複数の酸化物
が添加された粒度7〜22μmのバリスタ材料から成る
20〜350μmの厚さの多数の薄膜から成りセラミッ
クに製作されたモノリシックな本体と、コーティングと
して使用される最高lOμmの厚さの貴金属膜とから成
り、この貴金属がバリスタ材料製薄膜と交互に配設され
て本体の側面の異なった個所に選択的に導かれ、そこで
他の金属に電気的C:結合されるバリスタに関する。
従って、本発明は多層薄膜作成技術によって製作された
バリスタに関する。
〔従来の技術〕
このようなバリスタは刊行物[アトパンセスイン セラ
ミックス(Advances in Ceramics
) J American Ceram、 8ocie
ty、 Columbusl 981、 Vol、 1
.第349頁A−i358頁に記載されている。平均粒
度はここでは10μmにされている。粒界当たりの引上
電圧は2〜3vである。バリスタ材料製薄膜の厚さに関
するデータは20〜200μmであり、その場合に膜厚
40μ寓または150μmの薄膜が20個上下に積層さ
れて成るバリスタの特性が測定される。非直線係数αは
20〜30であり、一方1rnAの際に測定されたバリ
スタ電圧は4〜40ボルトであった。
モノリシックな本体内に選択的に配設されたコーディン
グにその本体表面で結合するための金属膜として、焼き
付けられた銀電極が挙げられている。しかしモノリシッ
クな本体の内部におけるコーティングの材料に関する・
詳細なデータは開示されていない。同様に、材料の多孔
率に関するデータも開示されてない。
刊行物「ジャーナル オブ アプライド フイジクス(
Journ’al of Applied Physi
cs ) J 。
、54(5)1983年3月、第2764頁ないし第2
772頁においては、上述の刊行物と同様に低電圧バリ
スタが扱われており、第2765頁の左設では上述の刊
行物が引用されて詳細に述べられている。この刊行物に
よれば、多層薄膜作成技術によって作成されたバリスタ
は、粒度分布の基本問題が解決されなくても、過電圧の
際C:減少する電流密度と高容ンとを有する。
シーメンス社出版物(S I EMENS−Brosc
hiire)「希ガス充填形避雷器;金属酸化物バリス
タ5TOVJ (1984年11月、第44頁へ第63
負)には、酸化亜鉛を主成分とする金属酸化物バリスタ
についての基礎理論が詳細に説明され、かつ個々の概念
に関する定義も同様になされている。
すなわちその第48頁には、非直線指数αは次のように
示されている。
1ogLI、 −1ogLI。
ここで、■、はI A、  Il wt 1 rnA 
、  01はIAの際に測定された電圧、1+、は1m
Aの際に測定された電圧である。
その第52頁には、バリスタ電圧とは1mAの際に測定
される電圧であると定義されている。このバリスタ電圧
はバリスタを分類するために利用される。
通常の技術に基づいて製作される微少電圧用バリスタ、
いわゆる低電圧バリスタは、コーティング間の粒界の個
数を少なくするために、約100μm以上の粒度な有す
る。しかしながらこのように粗く結晶化させられた材料
は、粒度分布が著しく分散し、従って電流1−電圧℃】
特性線の傾斜(非直線係数α)が著しく下降するという
問題を生じる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように製作された低電圧バリスタは大抵、高電圧保
護用としては使用可能ではない。という° のは、セラ
ミック本体内に発生する熱の排出が保証されないからで
ある。
そこで本発明は一バリスタ電圧の範囲が拡張され、かつ
同じ材料から種々のバリスタ電圧を有するバリスタを製
作することができ、この種の構成素子用に通常使用され
るパラジウムの量を減らし、そして勿論熱排出が改善さ
れるように、菅頭で述べた種類のバリスタを改善するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために本発明は、W頭で述べた種類
のバリスタにおいて、 a)セラミック本体のバリスタ材料製薄膜の多孔率は5
%を越えず、 b) 前記バリスタ材料のビスマス成分(Bi。
Bi2O3として計算)は0.4へ最高1モル%(2〜
5重t%C:相当)の大きさであり、C)コーティング
は50〜80重量囁の銀(Ag)と50〜20重量%の
パラジウム[Pd)とから成る ことを特徴とする。
多孔率を特に1%以下の大きさにして僅少にすることに
より、内部電極の金属は細孔内に侵入することができず
、それによりパルス印加の際に早期にスパーク(短絡)
を生ぜしめる電極区間が短縮される。通常2モルチ以上
のビスマス成分を最高1モル%特に0,6モル%(二減
少させることによって、一方では晶粒成長が減少し、従
って粒度分布が均質になり、他方では焼結温度の際にコ
ーティングとセラミック材料との反応が回避され、それ
によりコーティングに島を形成させるパラジウムの非合
金化が回避させる。
好適にはコーティングは70重量チの銀と30重量俤の
パラジウムとから形成される。
さらにセラミック本体を厚さが35μ喝〜350μ亀の
範囲内にあるバリスタ材料製薄膜から形成し、厚い薄膜
が4ボルト〜350ボルトの範囲の高バリスタ電圧を有
するようにすることは有利である。
バリスタ本体は特にl−10mの長さ、1−3.6簡の
幅およびo、h〜3−の厚さを有し、その場合に厚さは
最少長さまたは最少幅よりも常に小さくされる。
バリスタ材料の優れた構成はモル俤表示で次の通りであ
る。なお、括弧内は重量うを表わす。
ZnO:94.6(87,3)、Bi2O3:0.6(
3,2+、  Sb、O,: t6 (5,1)、  
Co、04: 0.4[1,1)、 Nip: t、3
(tl)、  Cr2O3:o、6(1,11,MnC
O3: 0.8 (1,02)、 MgO:0.06(
Q、QO31,BtO,:(1033(0,05+。
AI2O3:0.002(0,017)、BaC0,:
 0.005(0,001)。
ビスマス成分を僅少にすることによって1150℃以下
の焼結温度が可能になり、それによって薄膜の厚さが薄
くかつ薄膜の個数を適当にすることC:より、最低4v
のノミリスタ電圧を有するバリス夕を製作することがで
きる。
このようなバリスタを多層薄膜作成技術で製作すること
は、たとえば多層薄膜形セラミックコンデンナの製作方
法として公知であるのと同じ方法で行われる。これにつ
いては、たとえば米国特許第2,736,080号明細
書、米国特許第3,235゜939号明細書および西独
特許第1282119号明細書を参照されたい。
微粉砕によって約1μmの平均粒度な有するような出発
材料から、公知のように、有機結合剤(たとえばポリメ
チルアクリル酸塩、メチルセルロース、ポリビニルアル
コール)および溶剤(たとえば水、エチルメチルケトン
)ならびに軟化剤(たとえばフタル酸塩、エステル)に
よって懸濁物が製作され、この懸濁物がその後ζ二通常
の技術(たとえばカレンダー掛け、ドクター法−ドクタ
ー・ブレード)によって非常に薄いシート(;形成され
る。このよう!=シて製作されたシートの絵葉書穴の小
片の上に上述の銀−パラジウム化合物から成る内部コー
ティングが施され、その後かかる葉書穴のシートの適当
な個数が、完成後にはコーティングが選択的に位置ずれ
を生じるように、上下に積層される。最後C:、プレス
工程を経た後、積層体から粗製(つまり生の)薄膜バリ
スタが分割され、多層薄膜作成技術で用いられる通常の
温度および結合剤燃焼サイ6クルを経た後に、1150
℃し以下の温度で焼結される。
このような製作方法は前述のように良く知られており、
その場合に特殊な製作方法の変形例も同様に知られてい
る。
〔実施例〕
次C:本発明の実施例を内面に基づいて詳細に説明する
第1図にはバリスタ材料から成る薄膜2によって構成さ
れたバリスタ本体1が概略的に示されている。コーティ
ング3.4はバリスタ材料製薄膜2と交互に配設されて
おり、その場合にこの実施例においてはコーティング3
はセラミック本体の右側外表面5に至るまで導かれてお
り、一方コーティング4はセラミック本体の左側外表面
6に至るまで導かれている。セラミック本体lは焼結プ
ロセスによって、内部にコーティング3,4が設けられ
ているモノリシックなブロックから構成される。コーテ
ィング3,4をモノリシックなブロックの同一側面から
突出させ、かつ電気的結合端部なこの側面の異なった個
所(−選択的(;形成し、それらの個所で対極C;電気
的に結合するようにすることも可能である。
コーティング3.4は共に対極に電気的に結合される。
なお対極に結合されるとは、この実施例においては、表
面5のコーティング3が金属膜7つまり電圧源または回
路の一極に接続される金属膜7に結合され、一方、表面
6のコーティング4が金属膜8つまり電圧源または回路
の他極に接続される金属膜8に結合されることを意味す
る。金属膜7はたとえば銀または他のはんだ接合可能な
金属から成り、金属膜8は同様に銀または類似の金属か
ら成る。
符号9はバリスタ材料から成る薄膜2の厚さを示してい
る。
バリスタが動作するための必要条件は、上側コーティン
グ3と表面14との間の間隔10と、下側コーティング
4と表面15との間の間隔11と、金属膜8とコーティ
ング3との間の間隔12と、金属膜7と金属コーティン
グ4との間の間隔13とがそれぞれバリスタ材料製薄膜
2の厚さ9よりも大きいことである。間隔10.11の
必要な大きさを得るために、たとえばコーティング3お
よび4を有していないバリスタ材料製薄膜1が設けられ
る。第1因においては、このことは、コーティング3を
備えた上側薄膜2とコーティングを有していない薄膜2
Iとの間の境界線16、およびコーティング4を備えた
下側薄膜2とコーティングを有していない薄膜iとの間
の境界線17によって示されている。
本発明に基づくバリスタは、金属膜7および8にはんだ
付けされるかまたは他の方法にて固定された電流供給線
18および19を備えることができる。
本発明に基づくバリスタがチップとして印刷導体路の接
触個所に載置されて該個所に固定される場合eは、電流
供給線の代わりに接触面が設けられる。この接触面はこ
の実施例においては金属膜7の延長部20.21として
表面14.15上に設けられ、また金属膜8の延長部2
2.23として表面14.15上に設けられている。
上記接触個所が格子寸法(2,5mの奇数倍または偶数
倍)にて配設されているような印刷回路(プリント回路
)に使用することができるようにするためC;、電流供
給線18と19との間の格子寸法間隔24はこり種の構
成素子にとっては公知であるような値に設定される。
電流供給線を用いない場合、延長部20.22問および
延長部21.23間の必要な格子寸法間隔25は、大き
さを適当に選定することにより設定され得る。
第1図から明らかなように、本発明の実施例におけるコ
ーティング3.4は、モノリシックなブロックの内部(
E発生する熱を良好に排出するために、5μm以下の厚
さ、特に2μ賜の厚さにされている。というのは、コー
ティング3.4はパラジウムよりも比較的多くの銀を使
用することにより、純粋なパラジウム膜として製作され
る場合よりも厚くすることができるからである。すなわ
ち純粋なパラジウムを得るには比較的高い費用がかかる
のでこのことは重要である。
第2図C:示された電圧【1−電流■ダイヤグラムは本
発明の利点の1つを示している。この利点は1バリスタ
材料のビスマスの量を少量にし、それによりコーティン
グ3,4用としてパラジウムに比較して多量の銀をでき
る限り使用することによって、コーティングの金属の非
合金化、従って特性を悪化させる島形成が生じないとい
う点にある。
第2因においては、このことは、従来のバリスタの特性
線26はその電流強度の大きい領域において急微に上昇
するのに対し、本発明によるバリスタの特性線27はこ
の領域において緩慢に上昇することによって、表わされ
ている。
コーティングの非合金化(移動)に起因する島形成は、
そのコーティングの直列抵抗がこの島形成によって相当
に増加するので、大電流の際に端子電圧を相当に増加せ
しめる。
第3図には、本発明のバリスタ(特性線30)と公知の
バリスタ(特性線28.29)とが比較表示されている
U(電圧)−I(電流)ダイヤグラムが示されている。
第3図の尺度および特性線は前述の刊行物「アトパンセ
ス イン セラミックス(Advances in C
eramics ) J  の第2図からとったもので
ある。
特性線28はそれぞれ40μmの厚さのバリスタ材料製
薄膜が20個積層されて成る公知のパリ1スタの特性線
であり、一方特性線29はそれぞれ150μmの厚さの
バリスタ材料製薄膜が同様に20個積層されて成る公知
のバリスタの特性線である。
特性線30は、それぞれ3Gpmの厚さのバリスタ材料
製薄膜が50個積層されて成る本発明のバリスタの特性
線である。
第3図からは1.公知のバリスタは10アンペアの際に
100ボルトはどの相当!−増加した電圧を生じ、一方
このような増加は本発明C;よるバリスタの特性線30
においては生じていないことがわかる。本発明による規
定が守られていない場合には、特性線30′にて示され
るようになる。
50個というように多数の薄膜が積層される(それによ
りバリスタの安定性が著しく高められる)にも拘わらず
、本体からの熱排出は、コーティングが70%の銀と3
0%のパラジウムとから成りそれぞれ2μmの厚さを有
する場合には、充分に大きい。従って大電流または大電
圧の際にも同様にバリスタの機能が保証される。
$4図のダイヤグラムは、10個の薄膜から成りしかも
その薄膜の膜厚が種々責なっているバリスタに対して焼
結時間を1時間とした際:;焼結温度に左右されるバリ
スタ電圧を示す。
バリスタ電圧はポル)(V)で縦軸に示され、焼結温度
tsは℃で横軸に示されている。この場合も同様に、コ
ーティングは70%の銀と30%のパラジウムとから成
り、2μ港の厚さである。
特性線3!はそれぞれ165μmの膜厚を有する10個
の薄膜から成るバリスタの特性線である。特性線32は
それぞれ77μ亀の膜厚を有する10個の薄膜から成る
バリスタの特性線である。
特性線33はそれぞれ37μ港の膜厚を有する10個の
薄膜から成るバリスタの特性線であり、特性線34はそ
れぞれ23μ賜の膜厚を有する10個の薄膜から成るバ
リスタの特性線である。
第4図からは、膜厚が減少しかつ焼結温度が増大するC
;応じて、それぞれバリスタ電圧が減少することがわか
る。
1080℃はどの比較的高い焼結温度により、セラミッ
ク材料から成る薄膜の密度が非常に高くなり、すなわち
多孔率が非常に低くなり、それによりバリスタの電気的
特性が著しく改善される。焼結温度を高めるととはビス
マス成分を少なくすることにより可能になる。
第5図は焼結温度に関連した保護レベルを表わす特性線
を示す。バリスタの保護レベルは表示された電流強度の
電流パルスが出現した際にバリスタに現われる端子電圧
である。
縦軸に端子電圧がボルト(v)で示され、一方横軸に焼
結温度t8が℃で示されている。
焼結された状態での膜厚165. 77.37.23μ
mに関する4対の特性線35,36,37.38が示さ
れている。それぞれ上側の特性線は電流強度10Aの際
の特性線であり、それぞれ下側の特性線は電流強度5人
の際の特性線である。
第5図のダイヤグラムからは、膜厚が減少しかつ焼結温
度が増大するに応じて、端子電圧の値が減少することが
わかる。
上述したバリスタ材料は300 V 7wの耐電圧を保
証し、それによって薄膜が薄い際にも同様に充分な傾斜
(非直線指数a)が保証される。
150V/w以下の耐電圧を有する粗結晶性材料におい
ては、前述の刊行物[ジャーナル オプアプライド フ
イジクス(Journal of AppliedPh
ysics ) J  において説明されているように
、直径がかなりばらつく際(;は粒体が少なすぎること
C:起因する問題が生じる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように1本発明C:おいては、a)セラ
ミック本体のバリスタ材料製薄膜の多孔率は5%を越え
ず、 b)バリスタ材料のビスマス成分(Bi 、  
Bigot  として計算)は04〜最高1モル%(2
〜5重i%、に相当)の大きさであり、   cl コ
ーティングは50〜80重t%の銀と50−20重量俤
のパラジウムとから成る。従ってこのような本発明によ
れば、バリスタ電圧の範囲が拡張され、かつ同じ材料か
ら種々のバリスタ電圧を有するバリスタを製作可能とな
り、しかもパラジウムの量を減らすことができ、そして
勿論熱排出が改善される。
【図面の簡単な説明】
第15!0は本発明による薄膜バリスタの一実施例の概
略図、第2因は本発明による改善を示す電圧−電流ダイ
ヤグラム、第3因は本発明と従来技術との比較を示す電
圧−電流ダイヤグラム、第4因はバリスタ電圧が焼結温
度(二左右されることを示すダイヤグラム、第5図は保
護レベルが焼結温度(;左右されることを示すダイヤグ
ラムである。 l・・・バリスタ本体、  2・・・薄膜、3.4・・
・コーティング、5.6・・外表面、 7,8・・・金
属膜、 9・・・薄膜2の厚さ、 lO・・・上側コー
ティング3と表面14との間隔、  11・・・下側コ
ーティング4と表面15との間隔、12・・・コーティ
ング3と金属膜8との間隔、13・・・コーティング4
と金属膜7との間隔。 ′6!18)代理人弁理士官材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)6モル%以下の酸化亜鉛の主成分に金属Bi、Sb
    、Co、Ni、Cr、Mn、Mg、B、Al、Baの1
    つまたは複数の酸化物が添加された粒度7〜22μmの
    バリスタ材料から成る20〜350μmの厚さの多数の
    薄膜(2)から成りセラミックに製作されたモノリシッ
    クな本体(1)と、コーテイング(3、4)として使用
    される最高10μmの厚さの貴金属膜とから成り、この
    貴金属がバリスタ材料製薄膜(2)と交互に配設されて
    本体(1)の側面(5、6)の異なつた個所に選択的に
    導かれ、そこで他の金属膜(7、8)に電気的に結合さ
    れるバリスタにおいて、a)セラミック本体(1)のバ
    リスタ材料製薄膜(2)の多孔率は5%を越えず、 b)バリスタ材料のビスマス成分(Bi、 Bi_2O_3として計算)は0.4〜最高1モル%(
    2〜5重量%に相当)の大きさであり、c)コーテイン
    グは50〜80重量%の銀(Ag)と50〜20重量%
    のパラジウム( Pd)とから成る ことを特徴とするバリスタ。 2)バリスタ材料製薄膜(2)の多孔率は1%よりも小
    さいことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のバリ
    スタ。 3)ビスマス成分は0.6モル%(3.2重量%Bi_
    2O_3に相当)の大きさであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項または第2項記載のバリスタ。 4)コーテイング(3、4)は70重量%Agと30重
    量%Pdとから成ることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第3項のいずれか1項に記載のバリスタ。 5)セラミック本体(1)は厚さ(9)が20μm〜3
    50μmの範囲内にあるバリスタ材料製薄膜(2)から
    成り、その際厚い薄膜(2)は4ボルト〜350ボルト
    の範囲の高バリスタ電圧を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項に記載の
    バリスタ。 6)バリスタ本体(1)は特に1〜10mmの長さ、1
    〜3.6mmの幅および0.5〜3mmの厚さを有し、
    その際厚さ(9)は最少長さまたは最少幅よりも常に小
    さいことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5
    項のいずれか1項に記載のバリスタ。 7)バリスタ材料は、ZnO:94.6モル%(87.
    3重量%)、Bi_2O_3:0.6モル%(3.2重
    量%)、Sb_2O_3:1.6モル%(5.1重量%
    )、Co_3O_4:0.4モル%(1.1重量%)、
    NiO:1.3モル%(1.1重量%)、Cr_2O_
    3:0.6モル%(1.1重量%)、MnCO_3:0
    .8モル%(1.02重量%)、MgO:0.06モル
    %(0.003重量%)、B_2O_3:0.003モ
    ル%(0.05重量%)、Al_2O_3:0.002
    モル%(0.017重量%)、BaCo_3:0.00
    5モル%(0.001重量%)から組成されることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか
    1項に記載のバリスタ。
JP61006150A 1985-01-17 1986-01-14 バリスタ Granted JPS61170005A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3501419 1985-01-17
DE3501419.9 1985-01-17

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