JPS61163228A - スパ−クプラグの電極材料 - Google Patents
スパ−クプラグの電極材料Info
- Publication number
- JPS61163228A JPS61163228A JP399485A JP399485A JPS61163228A JP S61163228 A JPS61163228 A JP S61163228A JP 399485 A JP399485 A JP 399485A JP 399485 A JP399485 A JP 399485A JP S61163228 A JPS61163228 A JP S61163228A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode material
- spark plug
- cold workability
- alloy
- workability
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、スパークプラグの電極材料において冷間加
工性を改良したものに関する。
工性を改良したものに関する。
(従来の技術)
従来、スパークプラグの中心電極を構成する材料として
、熱伝導性の良好なAg 、 Cuおよびそれらの合金
材料を複合化するために、冷間加工性の良好な90%以
上のNiに、St 、 Cr 、Mn 、 、M3.
Ti等を添加した材料が用いられていたのであるが、高
温腐食耐久性の必要から、インコネル600(商標名、
JIS NCF 600に相当する。)等の高添加Ni
合金を使用するようになったため、従来の90%Ni合
金と比較すると冷間加工性が悪く、同じ中軸を成形する
としても、焼鈍回数の増加と潤滑助剤の工夫が必要であ
った。壕だ、外側電極についても、主体金具との溶接性
等において従来のものと比べ、作業性の低下を生じるも
のである。
、熱伝導性の良好なAg 、 Cuおよびそれらの合金
材料を複合化するために、冷間加工性の良好な90%以
上のNiに、St 、 Cr 、Mn 、 、M3.
Ti等を添加した材料が用いられていたのであるが、高
温腐食耐久性の必要から、インコネル600(商標名、
JIS NCF 600に相当する。)等の高添加Ni
合金を使用するようになったため、従来の90%Ni合
金と比較すると冷間加工性が悪く、同じ中軸を成形する
としても、焼鈍回数の増加と潤滑助剤の工夫が必要であ
った。壕だ、外側電極についても、主体金具との溶接性
等において従来のものと比べ、作業性の低下を生じるも
のである。
ところで、JIS G 4901’によれば、NCF6
00の成分は、 と規定されており、Cr 、 Fed主添加元素として
、合金の耐食性に寄与し、冷間加工性については、Si
、Mn系の添加を抑制することによυ効果が認められる
が、Cの組成についても検討の余地が認められた。
00の成分は、 と規定されており、Cr 、 Fed主添加元素として
、合金の耐食性に寄与し、冷間加工性については、Si
、Mn系の添加を抑制することによυ効果が認められる
が、Cの組成についても検討の余地が認められた。
(発明が解決しようとする問題点)
そこで、この発明は、上記従来のものの欠点を改良する
ものであり、スパークプラグの電極材料め冷間加工性を
向上させようとするものである。
ものであり、スパークプラグの電極材料め冷間加工性を
向上させようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
そのために、上記NCF600を試料として、C:0.
01%以下に低減したところ、かなりの冷間加工性の改
善が認められ、C:0.03〜0.05チのものに比べ
焼鈍回数の低減と潤滑助剤の添加が省略でき、この知見
に基づいて、C:0.01%以下とすることにより、ス
パークプラグの中心電極と外側電極を構成する材料の冷
間加工性を向上しようとするものである。
01%以下に低減したところ、かなりの冷間加工性の改
善が認められ、C:0.03〜0.05チのものに比べ
焼鈍回数の低減と潤滑助剤の添加が省略でき、この知見
に基づいて、C:0.01%以下とすることにより、ス
パークプラグの中心電極と外側電極を構成する材料の冷
間加工性を向上しようとするものである。
(作用)
以上のように構成するスパークプラグの電極材料は、C
の含有量が少ないので、従来のもののようにその成分中
のCがCrと析出反応して、Cr炭化物を形成し、冷間
加工性に障害を与えることに対し炭化物析出速度を遅く
し、加工性を向上するものである。
の含有量が少ないので、従来のもののようにその成分中
のCがCrと析出反応して、Cr炭化物を形成し、冷間
加工性に障害を与えることに対し炭化物析出速度を遅く
し、加工性を向上するものである。
更に、外側電極の場合にも、主体金具との溶接θ際に従
来のものに比べ、Cr炭化物の析出の抑制に起□因して
、作業性が改善できる。
来のものに比べ、Cr炭化物の析出の抑制に起□因して
、作業性が改善できる。
(実施例)
上記、NCF 600を下記成分をもつ試料により試験
したところ、図に示す結果を得た。
したところ、図に示す結果を得た。
図から見ると明らかなとおり、この発明の実施例C,D
については従来の高温腐食耐久性のあるA、Bよ1す1
も冷間加工性が優れて因ることがわかる。
については従来の高温腐食耐久性のあるA、Bよ1す1
も冷間加工性が優れて因ることがわかる。
Eは、冷間加工性は良好であるかのようであるが、前記
のとおり高温腐食耐久性が劣るものである。
のとおり高温腐食耐久性が劣るものである。
(発明の効果)
以上のとおり、この発明は前記Ni −Cr−Fe合金
において、C:0.01%以下とすることによυ、高温
腐食耐久性のある材料であって、しかも、冷間加工性の
良好なスパークプラグの電極材料に適するものが得られ
るという優れた効果をもつものである。
において、C:0.01%以下とすることによυ、高温
腐食耐久性のある材料であって、しかも、冷間加工性の
良好なスパークプラグの電極材料に適するものが得られ
るという優れた効果をもつものである。
図は、実施例と対照例における冷間加工率に対する硬度
を示すものである。 特許出願人 代理人弁理士 藤木三幸7ンF!FIj
ロエ?/%ノ
を示すものである。 特許出願人 代理人弁理士 藤木三幸7ンF!FIj
ロエ?/%ノ
Claims (1)
- Ni:72%以上、Cr:14〜17%、Fe:6〜1
0%、Si:0.50%以下、Mn:1.0%以下のN
i−Cr−Fe合金よりなり、C:0.01%以下とし
たスパークプラグの電極材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP399485A JPS61163228A (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | スパ−クプラグの電極材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP399485A JPS61163228A (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | スパ−クプラグの電極材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61163228A true JPS61163228A (ja) | 1986-07-23 |
JPH0571655B2 JPH0571655B2 (ja) | 1993-10-07 |
Family
ID=11572560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP399485A Granted JPS61163228A (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | スパ−クプラグの電極材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61163228A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61179837A (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-12 | Toshiba Corp | 点火栓電極用ニツケル基合金 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58221252A (ja) * | 1982-04-20 | 1983-12-22 | ハンチントン・アロイス・インコ−ポレ−テツド | 冷間加工可能な固溶体合金 |
JPS599610A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-19 | Hitachi Denshi Ltd | 自動合焦装置 |
-
1985
- 1985-01-16 JP JP399485A patent/JPS61163228A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58221252A (ja) * | 1982-04-20 | 1983-12-22 | ハンチントン・アロイス・インコ−ポレ−テツド | 冷間加工可能な固溶体合金 |
JPS599610A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-19 | Hitachi Denshi Ltd | 自動合焦装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61179837A (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-12 | Toshiba Corp | 点火栓電極用ニツケル基合金 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0571655B2 (ja) | 1993-10-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |