JPS61160345A - 流体圧マスタシリンダ - Google Patents

流体圧マスタシリンダ

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JPS61160345A
JPS61160345A JP60221699A JP22169985A JPS61160345A JP S61160345 A JPS61160345 A JP S61160345A JP 60221699 A JP60221699 A JP 60221699A JP 22169985 A JP22169985 A JP 22169985A JP S61160345 A JPS61160345 A JP S61160345A
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reservoir
pressure chamber
valve
piston
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は流体圧マスタシリンダに関し、特に、共通の大
向にプライマリ(第1)ピストンおよびセカンダリ(第
2)ピストンの2つのピストンが配置され、使用ブレー
キ回路にそれぞれ連結しているプライマリ圧力チャンバ
およびセカンダリ圧力チャンバ内を加圧するようになさ
れた。いわゆるタンデム型の流体圧マスタシリンダに関
する。
このようなマスタシリンダは通常、自動車の分割回路型
流体圧ブレーキシステムに用いられる。
(従来の技術およびその問題点) 典型的な〉ンデム型マスタシリンダは英国特許出願第2
030668A号に開示されている。このマスタシリン
ダの作用は十分であるが、長さがかなり長くなるために
自動車に内蔵するのは難かしく、また、好ましくないこ
とに、重さもかなり重い0 英国特許出願第2030668A号に示されたマスタシ
リンダよりも長さを短か(するためには、セカンダリ圧
力チャンバに関連する通常開の戻し通路が、セカンダリ
・ピストンから遠い方のセカンダリ圧力チャンバの端部
にて該セカンダリ圧力チャンバ内に開口するようにすれ
ばよい。しかしながら、戻し通路が上記端部に位置づけ
られるとスルト、マスタシリンダの加圧ストローク作動
中に戻し通路を閉鎖するためのバルブを設ける必要があ
るし、また、このバルブを作動させるためのリンク装置
も設ける必要がある。リンク装置は)(ルブからセカン
ダリ・ピストンへと延びるものとされる。このタイプの
マスタシリンダは、英国特許第1289608A号およ
び英国特許出願第2135412A号に開示されている
。しかしながら、これらの従来技術は多くの問題点を有
している0 英国特許出願第2135412A号の場合、バルブシー
トがマスタシリンダ本体の内側端面への直接機械加工に
より形成されている。このような機械加工を正確に行な
うことは難かしく、また、マスタシリンダの端壁の中に
連結通路を設ける必要がある。これではマスタシリンダ
の長さも重さも増してしまう。この点については、英国
特許第1289608A号によって、不完全ではあるが
、解決されている。すなわち、戻し通路暑マスタシリン
ダの側壁に形成し、バルブシートを別個の端プラグに形
成するよ5KL、たのである。しかしながら、こうする
と、バルブシートは比較的広い領域にわたって正確に機
械加工されねばならず、特に、確実で信頼性の高い封止
を行なわせるためには、バルブシートをマスタシリンダ
の軸に対して正確に垂直にしなければならない。さらに
、端プラグが取外されると、バルブシートは、ひつかき
により傷つきやすくなる。
また、上述した従来技術においては、戻し用のバルブの
可動要素は、それに関連するスプリングや制御リンク装
置も含めて、セカンダリ圧力チャンバを形成するマスタ
シリンダの穴の部分内に位置づけられている。これによ
って次のような3つの欠点が生じている。第1に、セカ
ンダリ圧力チャンバの長さは、これらの要素を収容する
ために長(しなければならな(なる。第2に、これらの
要素はシリンダ穴の奥深く位置づけられるので。
マスタシリンダの組立が難かしくなる。第3に。
戻し用バルブの可動部材は最小の移動し力・しないであ
ろうから、セカンダリ・ピストンとバルブ作動リンク装
置との間のロストモーション要素が、セカンダリ圧カチ
ャンパ馨形成するシリンダ穴の部分内に設けられなけれ
ばならない。これらの欠点は、シリンダ穴を複雑に機械
加工したり、マスタシリンダを多くの分割構成要素から
製造するようにすれば解消するであろうが、このような
ことはコスト面からも望ましくないことは明らかである
(発明の概要) そこで本発明の目的は、複雑な機械加工や多(の分割構
成要素を必要とすることなく、長さの短かいマスタシリ
ンダを提供することにある。
本発明によるマスタシリンダは、一端を閉鎖された穴を
有する本体と;該穴内に位置づけられたプライマリ・ピ
スト/およびセカンダリ・ピストンと;該プライマリ・
ピストンとセカンダリ・ピストンとの間に位置づけられ
た前記穴の部分によって少なくとも一部が形成され、第
1の使用回路に連通可能なプライマリ圧力チャンバと;
前記セカンダリ・ピストンと前記穴の前記閉鎖された一
端との間に位置づけられた前記穴の部分によって少なく
とも一部が形成され、第2の使用回路に連通可能なセカ
ンダリ圧力チャンバと;前記閉鎖さ・ れた一端に隣接
した前記穴の部分から流体リザーバへと延びている戻し
通路と;マスタシリンダの加圧ストローク中に前記戻し
通路を閉鎖するためのバルブと;該バルブの開閉を制御
するために該バルブと前記セカンダリ・ピストンとをり
/り結合するための機械式結合装置とt(iTIえ:前
記バルブおよび機械式結合装置が、前記セカンダリ圧力
チャンバの少なくとも一部を形成する前記穴の部分の外
側に位置づけられていることを特徴とする。
戻し用のバルブと、それに関連する作動リンク装置すな
わち機械式結合装置とを、セカンダリ圧力チャンバの少
なくとも一部を形成する穴の部分の外側に位置づけたこ
とにより、複雑な機械加工や多(の分割構成要素を必要
とすることなく、マスタシリンダの長さを短かくするこ
とができた。
戻し通路は、端壁に隣接したシリンダ側壁に位置づけら
れたひとつのポートとして穴内に開口するものとしても
よい。このようなポートを形成するのに特殊な加工技術
は必要としない。戻し用]くルプ自身はバルブ本体に装
架してシリンダ穴の一側に位置づけてもよい。そうすれ
ば、バルブ部材をシリンダ穴内に位置づける必要はない
戻しバルブの可動部材とセカンダリ・ピストンとの間の
ロストモーシーJノ結合部はセカンダリ圧力チャンバの
外側に設けることができる。このようにすれば、マスタ
シリンダは、滑らかなシリンダ穴を有するものとしてワ
ンピース鋳造によっつ(ることかできる。
戻し通路は、マスタシリンダが通常の作動配置にある状
態で最も上方となる位置でシリンダ穴内に開口するよう
にしてもよい。普通、マスタシリンダが自動車に設けら
れる場合、水平か、あるいはマスタシリンダの開放端よ
り閉鎖端の方がやや上がっているように傾斜配置される
ので、戻し通路は望ましくは、マスタシリンダの閉鎖端
に隣接し且つリザーバに隣接したシリンダ穴の側部に開
口するように設けられる。このようにすれば、セカンダ
リ圧力チャンバの最も高い位置にたまろうとする空気泡
は戻し用バルブが開いたときに自動的にリザーバへと流
出する。
望ましい一実施例においては、セカンダリ・ピストンと
戻し用バルブとの間の機械式結合装置は、実質的にリザ
ーバ内に位置づけられたレバーとする。レバーの端部は
、シリンダ穴内に突出して、休止状態におけるマスタシ
リンダのセカンダリ・ピスト/のフランジの後面に係合
するようにする、とよい。セカンダリ・ピストンによっ
てレバーに与えられる力は戻し用バルブを開状態に保つ
。セカンダリ・ピストンが加圧ストローク中に前進する
と、レバーに加えられていた力は解放されて、バルブは
スプリングの作用により閉じられる。セカンダリ・ピス
トンが互いに間隔をおかれた一対のシールを支持してい
る場合には、レバーの端部を一対のシール間に位置づけ
、レバーと係合するフランジは、セカンダリ・ピストン
の前方シールを支持するフランジとすることができる。
このようにして、レバーとセカンダリ・ピストンとの間
に必要とされるロストモーションは、セカンダリ・ピス
トンのシールを支持するフランジ間の空間により与えら
れる。この空間は、いかなる場合にも、2つの圧力チャ
ンバをリザーバに関して互いに分離するために設けるこ
とが必要とされるため、この空間をロストモーションの
ためにも利用することにより、ロストモーションのため
の特別の構成乞付加する必要がなく、便利である。この
ことは、必要な機械加工を少なりシ、マスタシリンダ全
体を簡素なものとすることを意味する。
望ましい一実施例においては、セカンダリ・ピストンの
シール間の空間は、プライマリ圧力チャンバに関連する
リザー二(部分と連結されている。
この場合、作動レバーは、シリンダ穴から延びてプライ
マリ圧力チャンバに関連するリザーバ部分を通り、リザ
ーバの内側に設けたバッフルを越えてセカンダリ圧力チ
ャンバに関連するリザーバ部分内に入りこみ、戻しバル
ブと係合するようになされたベルクランク型の枢動レバ
ーとすることができる。さらに、上記2つのシール間の
空間を、セカンダリ・ピストン内に内蔵された戻し用バ
ルブと連結し、プライマリ圧力チャンバへとブレーキ作
動流体を戻すようにしてもよい。このようにすれば、簡
単な構成でブレーキ作動流体をプライマリ圧力チャンバ
へと戻すことができるばかりでなく、プライマリ・ピス
トンのためのシールはひとつでよ(なる。このひとつの
シールは、望ましくはプライマリ・ピストンに装架する
。このようにすれば、シリンダ穴は均一径のものとする
ことができ、プライマリ・ピストンのためのシールは加
圧ストローク中に常に湿った表面に接して走行すること
となる。
戻し用バルブは、バルブシートの面と係合するための弾
性シールを有する軸方向可動のバルブ部材を備えたセン
タバルブとすることが望ましい。
(実施例の詳細な説明) 第1図に示すように、タンデム型マスタシリンダ1は、
モールド成型されたプラスチック製リザーバ3に取付け
られた一体鋳造の本体2を備えている。本体2は、その
長さの大部分にわたって滑らかな円柱形の穴4が形成さ
れている。穴4の一端は端壁5によって閉鎖されており
、他方の開放端は外方に向って広がるようなステップ状
になされ、シールおよび閉鎖部材の組立体6を受けてい
る。プライマリ・ピストン7は組立体6によって滑動可
能に受けられており、セカンダリ・ピストン8は穴4内
に滑動可能に装架されている。セカンダリ・ピストン8
は圧力シール9.10’v装架しており、これに対しプ
ライマリ・シリンダは、本体2に設けられた圧力シール
11および大気圧シール12を貫通して滑動するように
なされている。
プライマリ圧力チャンバ13はプライマリ・ピストン7
とセカンダリ・ピストン8との間に画成されており、セ
カンダリ圧力チャンバ14は端壁5とセカンダリ・ピス
トン8との間に画成されている。出口連結部(図示せず
)は、チャンバ13.14をそれぞれのブレーキ回路へ
連結するごとく設けられている。画業には容易に理解で
きるように、マスタシリンダ1は、一方のブレーキ回路
が故障したときには他方のブレーキ回路のみを加圧する
ことになるが、通常はいづれのブレーキ回路にも等しい
圧力を与える。
リザーバ3は、プライマリ圧力チャンバ13に関連する
第1の部分15と、セカンダリ圧力チャンバ14に関連
する第2の部分16とに、中央バッフル17によって分
割されている。マスタシリンダ1が図示する休止状態に
あるとき、プライマリ圧力チャンバ13は、プライマリ
・ピストン7に形成された半径方向ポート18と、組立
体6内に画成された通路19と、バルブ本体に画成され
た通路20と、リザーバ3の第1の部分150基部にて
マスタシリンダ10本体2゛に形成されたチャンバ21
とを通して、リザーバ3の第1の部分15に連通してい
る。シール9およびシール10間に位置する穴20区域
23は、半径方向通路22によってチャンバ21と連通
している。加圧行程の開始時には、プライマリ・ピスト
ン7が前方(第1図で左方)へ動き、ポート18乞通路
19から遮断し、したがって、通常は開放状態になって
いる戻し通路が閉鎖されることになる。
セカンダリ圧力チャンバ14とリザーバ3の第2の部分
16との間の戻し通路は、穴4の壁に設けられたポート
25からセンタバルブ組立体26ケ通ってリザーバ3の
第2の部分16へと延びている戻し通路24によって与
えられる。センタバルブ組立体26はバルブ部材27t
(lIえている。
バルブ部材27は、バルブ・スプリング28によって閉
鎖位置へと偏倚されているが、マスタシリンダが休止状
態にある通常の場合には、レバー29によって開放位置
に保持されている。
レバー29は軸30のまわりを枢動可能なように装架さ
れており、チャンバ21およびポート22Z通って穴4
0区域23内へと延びている。図示する休止状態では、
区域23内に位置するレバー29の端部は、セカンダリ
・ピストン8のフランジ31と係合している。セカンダ
リ・ピストン8はリターン・スプリング32によって第
1図の右方へ偏倚されているので、レバー29は軸30
のまわりを第1図でみて反時計方向に偏倚され、バルブ
部材27ビそのバルブシートから離れた状態に保持し、
それによって、セカンダリ圧力チャンバ14から延びる
戻し通路を開放状態にする。加圧行程の開始時に、セカ
ンダリ・ピストン8は第1図の左方に前進することによ
り、レバー29に加えられている力を解放し、それによ
って、レバー29がリターン・スプリング28によって
第1図でみて時計方向に枢動してバルブ部材27を閉鎖
位置へ移動せしめるのを許容する。
セカンダリ圧力チャンバ14には、バルブ組立体26や
作動レバー29の各構成要素はひとつも収容されていな
い。このように、チャンバ14内に複雑な、あるいは小
さな要素を組立てる必要もな(、したがって、このよう
な要素によってセカンダリ・ピストン8のストローク移
動が妨げられることもない。このことは、セカンダリ圧
力チャンバ14の全長はセカンダリ・ピストン80スト
ローク移動に必要な最小限の長さにまで減することがで
きることを意味する。さらに、端壁5の内側面を機械加
工する必要もない。実際に、図示したような内蔵バルブ
組立体26を用いるにあたってシリンダ本体2に施され
る加工は、バルブ組立体26を装架するのに必要なねじ
付通路の形成だけであり、その最小限の加工にしても、
加工領域が、シリンダ鋳造体の外側から近づきやすいと
ころであるため、容易になし5る。
また、ポート25は、端壁5に近接した位置で穴4の側
面に設けられている。リザーバ3を直立させて設ける必
要があるため、この位置は通常は最上方位置となる。こ
のように、マスタシリンダが、第1図でみて右側から左
側へかけて多少上向くような通常の配置をなされると、
セカンダリ圧力チャンバ14の最も高い位置における空
気を内包した泡は、自動的にリザーバ3内へ導かれるこ
とになる。
また、第1図に示したマスタシリンダにおいては、プラ
イマリ・ピストン7の径が穴4の径よりも非常にわづか
な量だけ小さくなっている。このことは、プライマリ圧
力チャンバ13から延びる常用ブレーキ用出口通路を圧
力シール11に隣接して位置づけることができることを
意味する。なぜなら、プライマリ・ピストン7が前進し
て常用ブレーキ用出口を覆う位置になったとしても、プ
ライマリ・ピストン7の外側面と穴4との間に環状通路
が形成されることになり、該環状通路が常用ブレーキ用
出口とプライマリ圧力チャンバ13とを連通せしめるこ
とができるからである。このような構成は特に望ましい
。なぜなら、マスタシリンダが休止状態にあるときのシ
ール10とシール11との間隔をプライアリ・ピスト/
7の全ストロークよりも短かくすることができるからで
ある。実際に、プライマリ圧力チャンバ13の常用ブレ
ーキ用出口が上述したように位置づけられることにより
、プライマリ・ピストン7はその最前進移動位置におい
て、マスタシリンダ休止状態時にシール10に隣接した
、あるいはシール10の前方に位置づけられる区域を、
一部によって占めることができる。このことは、例えば
英国特許出願第2030668A号における構成、すな
わち。
マスタシリンダ休止状態でセカンダリ・ピストンの後部
シールが占めていた区域の手前には常用ブレーキ用出口
があるため、プライマリ・ピストンは上記区域まで進む
ことはできないとされているものと対照的である。上記
英国特許出願に開示されているように、常用ブレーキ用
出口がセカンダリ・ピストンの後部シールのすぐ近くに
位置づけられていたとしても、常用ブレーキ用出口はプ
ライマリ・ピストンに設けられた前部シールの前方にな
ければならないということで、プライマリ・ピストンの
前方移動は制限されたものとなる。
以上の種々の構成上の特徴を併せ有することにより、第
1図に示したマスタシリンダが英国特許出願第2030
668A号の第1図に示されたものよりもコンパクトに
製造できるということが、両図面を比較しただけでも理
解されよう。
第2図の実施例においては、流体戻し用のバルブ組立体
26、作動レバー29およびセカンダリ圧カチャンパ1
4については第1図の実施例のものと実質的に同一なの
で繰返しての詳細な説明は省略する。しかしながら、第
2図の実施例においては、プライマリ圧力チャンバ13
に関連する戻し通路が、セカンダリ・ピストン8Aに設
けられた横断通路34と、セカンダリ・ピストン8Aに
設けられた軸方向通路35と、セカンダリ・ピストン8
Aに形成されたバルブシート38と係合するバルブ部材
37を含む中央バルブ組立体36とによって与えられる
。バルブ部材37は頭付スタッド39によってプライマ
リ・ピストン7Aにリンク結合されており、それによっ
て、マスタシリンダ休止時のバルブ組立体36は開放状
態に保持される。したがって流体は、プライマリ圧力チ
ャンバ13からバルブ組立体36、通路35、通路34
、穴4Aの区域235通路22およびチャンバ21を経
てリザーバに戻る。
第2図の実施例において、シリンダ本体の穴4Aは全長
にわたって均一の横面積を有しており、プライマリ・ピ
ストン7Aとセカンダリ・ピストン8Aとの径は互いに
等しい。したがって、シリンダ本体の穴4A’&複雑に
機械加工する2・要は全くなく、均一な径の滑らかな穴
4A7f!:形成するために必要な加工は別として、そ
の他に2・要な機械加工は、半径方向の通路22.25
と、プライマリ圧力チャンバ13およびセカングリ圧カ
チャンバ14に関連するそれぞれの常用ブレーキ用出口
通路と?形成するための加工だけである。
また、第2図の実施例においてはプライマリ・ピストン
7Aにはひとつのシール40しか設けられていない。し
たがってプライマリ・ピスト/7Aはかなり短かくする
ことができる。英国特許出願第2030668A号に示
されたマスタシリンダにおけるようにプライマリ・ピス
トンに2つのシールを設けな(ともよいのは、バルブ組
立体36があるためである。シール40は、プライマリ
・ピストン7Aに装架されているので、加圧ストローク
中に、ブレーキ作動流体によって湿らされた表面上を滑
動することになるが、このことは良く知られているよう
に望ましいことである。
第3図は本発明の第3の実施例を示し、その犬部分は第
2図の実施例と同様の構成をしている。
しかしながら、第3図の実施例においては、リザーバ4
1の一部が、シリンダ本体ン構成する鋳造体と一体にな
った環状壁42によって画成されており、またリザーバ
41の他の一部は、環状壁42の上に押嵌めされるモー
ルド成形のプラスチックカバー43によって画成されて
いる。壁42とカバー43との間には0リングシール4
4が設けられて両者間を封止しており、通常のブレーキ
、作動流体の上面は壁42の頂部の上方に位置する。カ
バー43は、シリンダ本体を構成する鋳造体に形成され
たボス45Aの下側に係合するひとつあるいはそれ以上
のクリップ45によって適所に保持される。環状壁42
が正円形の円筒である場合には、カバー43は、シリン
ダ本体に対するカバーの回転を防止するために、該カバ
ーの本体から延びてシリンダ本体に係合するクリップ4
6を備えていることが望ましい。
リザーバをプライマリ部分とセカンダリ部分とに分割す
る壁47は、ひとつあるいはそれ以上の支持体48と同
様に、シリンダ本体と一体になされている。支持体48
は、レバー29を回転可能に装架するビン49を支持し
ているー カバー43は望ましくは半透明とされ、ブレーキ作動流
体のレベルが見られるようにする。また。
カバー43は、イ゛レーキ作動流体のレベルの許容しう
る上限および下限を示す印がつけられていることが望ま
しい。ブレーキ作動流体レベル警報指示器50を設けて
もよい。カバー43は、場合によっては、環状壁42の
内側に押嵌めされる形態のものとしてもよい。また、リ
ザーバの構成は、図示したものよりも、もつと一般的な
ものであってもよい。
第4図は本発明の別の実施例であり、作用は第3図のも
のと同じであ會。しかしながら第4図の実施例において
は、そiぞれのプレーキー路yプライマリ圧カチャンバ
13およびセカンダリ圧力チャンバ14に連結するため
の適当かつ実用的な出口連結部51.52が図示されて
いる。また、第4図におけるリザーバ53は第3図のそ
れとは少し異なり、クリップ45およびボス45Aが省
略されており、リザーバ53は、ウオーム駆動クランプ
54によって環状壁42上に保持されている。
リザーバ53は、第3図のものよりも高(、より多くの
ブレーキ作動流体を収容でき、また、ブレーキ作動流体
のレベルが下限値になったときに機械的および電気的な
警報を与えるための変形されたブレーキ作動流体レベル
警報指示器55を内蔵している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるマスタシリンダの第1の実施例の
軸方向断面図。 第2図ないし第4図はそれぞれ本発明によるマスタシリ
ンダの第2、第3および第4の実施例の軸方向断面図。 手続補正書(方式) 昭和61年2月6日 昭n go 年It 許ii第22 / 4 ?デ 号
6、補正をする者 事件との関係   出 願 人 4、代理人

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端(5)を閉鎖された穴(4)を有する本体(
    2)と;該穴内に位置づけられたプライマリ・ピストン
    (7)およびセカンダリ・ピストン(8)と;該プライ
    マリ・ピストン(7)とセカンダリ・ピストン(8)と
    の間に位置づけられた前記穴(4)の部分によって少な
    くとも一部が形成され、第1の使用回路に連通可能なプ
    ライマリ圧力チャンバ(13)と;前記セカンダリ・ピ
    ストン(8)と前記穴(4)の前記閉鎖された一端(5
    )との間に位置づけられた前記穴(4)の部分によって
    少なくとも一部が形成され、第2の使用回路に連通可能
    なセカンダリ圧力チャンバ(14)と;前記閉鎖された
    一端(5)に隣接した前記穴(4)の部分から流体リザ
    ーバへと延びている戻し通路(24)と;マスタシリン
    ダの加圧ストローク中に前記戻し通路(24)を閉鎖す
    るためのバルブ(26)と;該バルブ(26)の開閉を
    制御するために該バルブ(26)と前記セカンダリ・ピ
    ストン(8)とをリンク結合するための機械式結合装置
    (29)とを備えた流体圧マスタシリンダであって:前
    記バルブ(26)および機械式結合装置(29)が、前
    記セカンダリ圧力チャンバ(14)の少なくとも一部を
    形成する前記穴(4)の部分の外側に位置づけられてい
    ることを特徴とする流体圧マスタシリンダ。
  2. (2)前記機械式結合装置(29)が、前記バルブ(2
    6)から延びて、前記セカンダリ圧力チャンバ(14)
    の外側に位置づけられる前記セカンダリ・ピストン(8
    )の一部(31)に係合していること乞特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の流体圧マスタシリンダ。
  3. (3)前記機械式結合装置が、枢架されたレバー(29
    )を有し、該レバー(29)は、前記バルブ(26)か
    ら前記リザーバー(3)を通して延び、前記セカンダリ
    ・ピストン(8)の加圧ストローク移動の方向と反対の
    方向を向いた該セカンダリ・ピストン(8)の面に係合
    していることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載
    の流体圧マスタシリンダ。
  4. (4)前記リザーバ(3)は、前記プライマリ圧力チャ
    ンバ(13)およびセカンダリ圧力チャンバ(14)と
    それぞれ関連する互いに分離されたリザーバ部分(15
    、16)を有しており、前記セカンダリ・ピストンは、
    互いに間隔をおかれた一対のシール(9、10)を有し
    ており、該一対のシール間の区域は、前記プライマリ圧
    力チャンバ(13)と関連する前記リザーバ部分(15
    )と連結しており、前記レバー(29)と係合する前記
    セカンダリ・ピストン(8)の前記面は、前記セカンダ
    リ圧力チャンバ(14)を封止する前記セカンダリ・ピ
    ストン(8)の前記シール(9)を支持するフランジ(
    31)の後面であることを特徴とする特許請求の範囲第
    3項に記載の流体圧マスタシリンダ。
  5. (5)前記リザーバ(3)は、バッフル(17)によっ
    て前記リザーバ部分(15、16)に分割されており、
    前記レバーは、ベルクランクレバー(29)であって前
    記バッフル(17)を越えて延びていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項に記載の流体圧マスタシリンダ
  6. (6)前記戻し通路(24)が、前記穴(4)の円筒壁
    に形成されたポート(25)から半径方向外方に延びて
    おり、前記バルブ(26)は、前記戻し通路内に装架さ
    れたセンタバルブ組立体であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第5項のいづれかに記載の流体圧
    マスタシリンダ。
  7. (7)前記本体(2)が、前記リザーバ(3)の基部を
    形成する筒状の壁(42)を有しており、前記リザーバ
    (3)の上方部分は、前記筒状の壁(42)に入れ子式
    に係合するプラスチック製のモールディング(53)か
    らなり、前記筒状の壁(42)と前記モールディング(
    53)との間は環状のシール(44)によって封止され
    ており、前記レバー(29)は、前記筒状の壁(42)
    の内側に位置づけられた前記本体(2)の一部に枢架さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第6項のいづれかに記載の流体圧マスタシリンダ。
JP60221699A 1984-10-04 1985-10-04 流体圧マスタシリンダ Granted JPS61160345A (ja)

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