JP2543521Y2 - エアオーバ・ハイドロリック・ブースタ - Google Patents
エアオーバ・ハイドロリック・ブースタInfo
- Publication number
- JP2543521Y2 JP2543521Y2 JP1991002459U JP245991U JP2543521Y2 JP 2543521 Y2 JP2543521 Y2 JP 2543521Y2 JP 1991002459 U JP1991002459 U JP 1991002459U JP 245991 U JP245991 U JP 245991U JP 2543521 Y2 JP2543521 Y2 JP 2543521Y2
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- Japan
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- liquid
- piston
- cylinder
- air
- rod
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- Expired - Lifetime
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両等の制動装置に使用
されるエアオーバ・ハイドロリック・ブースタに係り、
特にピストンとロッドの結合構造に関する。
されるエアオーバ・ハイドロリック・ブースタに係り、
特にピストンとロッドの結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エアオーバ・ハイドロリック・
ブースタにおけるピストンとロッドの結合構造としては
実公昭59−25721号公報に示すものが知られてい
る。これは図5に示すように、エアオーバ・ハイドロリ
ック・ブースタ60は、エアシリンダ61と液シリンダ
62とが連通しており、エアシリンダ61内に配置した
エアピストン63と液シリンダ62内に配置した液ピス
トン64とをロッド65で接続して構成されている。
ブースタにおけるピストンとロッドの結合構造としては
実公昭59−25721号公報に示すものが知られてい
る。これは図5に示すように、エアオーバ・ハイドロリ
ック・ブースタ60は、エアシリンダ61と液シリンダ
62とが連通しており、エアシリンダ61内に配置した
エアピストン63と液シリンダ62内に配置した液ピス
トン64とをロッド65で接続して構成されている。
【0003】液ピストン64とロッド65との接続部分
は図6に示すように、前記ロッド65の一端に、ロッド
65の径方向に貫通した孔部66を形成するとともに、
これをカップ状の弁部材67と液ピストン64とに固定
するようになっている。前記弁部材67と液ピストン6
4には前記孔部66に対応した穿孔部68、69が夫々
穿設されており、ピン70が前記穿孔部68、69と孔
部66とを貫通するようになっている。弁部材67と液
ピストン64との間には取り付け具71と弁座部材72
とが介挿され、また、液ピストン64の先端にはバック
アップリング73を介してハイドロリックカップ74が
装着されている。この状態ではピン70は移動自由とな
っているため、液シリンダ62内壁に接触してしまう。
このため液ピストン64の周囲にコイルスプリング75
を外嵌してピン70の移動を防止するようになってい
る。
は図6に示すように、前記ロッド65の一端に、ロッド
65の径方向に貫通した孔部66を形成するとともに、
これをカップ状の弁部材67と液ピストン64とに固定
するようになっている。前記弁部材67と液ピストン6
4には前記孔部66に対応した穿孔部68、69が夫々
穿設されており、ピン70が前記穿孔部68、69と孔
部66とを貫通するようになっている。弁部材67と液
ピストン64との間には取り付け具71と弁座部材72
とが介挿され、また、液ピストン64の先端にはバック
アップリング73を介してハイドロリックカップ74が
装着されている。この状態ではピン70は移動自由とな
っているため、液シリンダ62内壁に接触してしまう。
このため液ピストン64の周囲にコイルスプリング75
を外嵌してピン70の移動を防止するようになってい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
のものにおいては、液ピストン64の外周の殆どの部分
が液シリンダ62内壁に密接する形状になっているた
め、焼き付きやカジリを生じ易いという問題がある。ま
たこのような形状では部品の重量が増大する虞れがあ
る。しかも、ピン70の移動を防止するためコイルスプ
リング75を装着しなければならないが、径方向の自由
度が少ないコイルスプリングを段差のある筒体(液ピス
トン64)に装着することは困難であり、また部品点数
も増加するという問題がある。
のものにおいては、液ピストン64の外周の殆どの部分
が液シリンダ62内壁に密接する形状になっているた
め、焼き付きやカジリを生じ易いという問題がある。ま
たこのような形状では部品の重量が増大する虞れがあ
る。しかも、ピン70の移動を防止するためコイルスプ
リング75を装着しなければならないが、径方向の自由
度が少ないコイルスプリングを段差のある筒体(液ピス
トン64)に装着することは困難であり、また部品点数
も増加するという問題がある。
【0005】本考案は、前記事項に鑑みてなされたもの
で、ピンの抜け止めを図ることができるとともに、液ピ
ストンの焼き付けやカジリを生じないようにしてピスト
ンの動きを円滑にし、さらには製造工程の簡略化と部品
点数の削減とを図ることができるエアオーバ・ハイドロ
リック・ブースタを提供することを技術的課題とする。
で、ピンの抜け止めを図ることができるとともに、液ピ
ストンの焼き付けやカジリを生じないようにしてピスト
ンの動きを円滑にし、さらには製造工程の簡略化と部品
点数の削減とを図ることができるエアオーバ・ハイドロ
リック・ブースタを提供することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は前記技術的課題
を解決するために、エアシリンダと液シリンダとが連通
し、エアシリンダ内に配置したエアピストンと液シリン
ダ内に配置した液ピストンとをロッドで接続したエアオ
ーバ・ハイドロリック・ブースタにおいて以下のような
構成とした。
を解決するために、エアシリンダと液シリンダとが連通
し、エアシリンダ内に配置したエアピストンと液シリン
ダ内に配置した液ピストンとをロッドで接続したエアオ
ーバ・ハイドロリック・ブースタにおいて以下のような
構成とした。
【0007】即ち、前記ロッドの一端に、ロッドの径方
向に貫通した孔部を形成するとともに、このロッドの一
端を前記液ピストンに内嵌し、この液ピストンに前記孔
部に対応する穿孔部を設けるとともに、この穿孔部と孔
部とを貫通するロックピンを挿通し、合成樹脂製の管体
を前記穿孔部を覆う位置に外嵌し、この外嵌状態にある
管体の外径が前記液ピストンの外径と同じかそれよりも
大きくなるように設定し、かつこの管体にスリットを形
成したことを要旨とする。
向に貫通した孔部を形成するとともに、このロッドの一
端を前記液ピストンに内嵌し、この液ピストンに前記孔
部に対応する穿孔部を設けるとともに、この穿孔部と孔
部とを貫通するロックピンを挿通し、合成樹脂製の管体
を前記穿孔部を覆う位置に外嵌し、この外嵌状態にある
管体の外径が前記液ピストンの外径と同じかそれよりも
大きくなるように設定し、かつこの管体にスリットを形
成したことを要旨とする。
【0008】
【作用】合成樹脂製の管体を、液ピストンの穿孔部を覆
う位置に外嵌したのでロックピンが液シリンダに接触す
る虞れはない。
う位置に外嵌したのでロックピンが液シリンダに接触す
る虞れはない。
【0009】また、この管体に管体の中心軸に平行なス
リットを形成したため、液ピストンへの装着が容易であ
る。
リットを形成したため、液ピストンへの装着が容易であ
る。
【0010】しかも、この管体の外径が前記液ピストン
の外径と同じかそれよりも大きくなるように設定したの
で、管体が液シリンダと接触する割合いがそれだけ増え
るようになる。このため、その分だけ液ピストンと液シ
リンダとが直接接触する面積を少なくできる。したがっ
て、液ピストンの焼き付けやカジリを生ずることがなく
液ピストンの動作が円滑になる。
の外径と同じかそれよりも大きくなるように設定したの
で、管体が液シリンダと接触する割合いがそれだけ増え
るようになる。このため、その分だけ液ピストンと液シ
リンダとが直接接触する面積を少なくできる。したがっ
て、液ピストンの焼き付けやカジリを生ずることがなく
液ピストンの動作が円滑になる。
【0011】また、管体の体積分だけ液ピストンの肉を
削減できるから慣性質量の軽減を図ることができ、動作
速度を向上させることができる。
削減できるから慣性質量の軽減を図ることができ、動作
速度を向上させることができる。
【0012】
【実施例】本考案の実施例を図1ないし図4に基づいて
説明する。
説明する。
【0013】まず、エアオーバ・ハイドロリック・ブー
スタを用いた制動系につき簡単に説明する。これは図4
に示すように、エアオーバ・ハイドロリック・ブースタ
30の液シリンダ31側にモジュレータ32を接続する
とともに、モジュレータ32の液出力ポート33にホイ
ルシリンダ34を接続してある。一方、前記エアオーバ
・ハイドロリック・ブースタ30のエアシリンダ35は
ブレーキバルブ36を介して空圧源37に接続されてい
る。エアシリンダ35とブレーキバルブ36との接続パ
イプは分岐して、2方向チェック弁38に接続されてお
り、さらにホールドバルブ39を介して前記モジュレー
タ32に接続されている。そして、ホールドバルブ39
を介して前記モジュレータ32との接続パイプは分岐し
て、ディケイバルブ40に接続されている。
スタを用いた制動系につき簡単に説明する。これは図4
に示すように、エアオーバ・ハイドロリック・ブースタ
30の液シリンダ31側にモジュレータ32を接続する
とともに、モジュレータ32の液出力ポート33にホイ
ルシリンダ34を接続してある。一方、前記エアオーバ
・ハイドロリック・ブースタ30のエアシリンダ35は
ブレーキバルブ36を介して空圧源37に接続されてい
る。エアシリンダ35とブレーキバルブ36との接続パ
イプは分岐して、2方向チェック弁38に接続されてお
り、さらにホールドバルブ39を介して前記モジュレー
タ32に接続されている。そして、ホールドバルブ39
を介して前記モジュレータ32との接続パイプは分岐し
て、ディケイバルブ40に接続されている。
【0014】本考案は前記エアオーバ・ハイドロリック
・ブースタ30の構造に関するものであるため前記制動
系の動作原理についての説明は省略する。
・ブースタ30の構造に関するものであるため前記制動
系の動作原理についての説明は省略する。
【0015】前記エアオーバ・ハイドロリック・ブース
タ30は図1に示すように、大径のエアシリンダ1と小
径の液シリンダ2と組み合わせてなるケーシングCを有
しており、エアシリンダ1内にはエアピストン3が、液
シリンダ2内には液ピストン4が夫々配置されている。
前記エアピストン3はコイルスプリング3aによって液
シリンダ2から遠ざかる方向に付勢されている。そして
エアピストン3の周囲にはエアカップ3bが取り付けら
れている。前記エアシリンダ1にはブレーキバルブに接
続されるエアインレット1aとブリーザBが設けられ、
一方、液シリンダ2にはホイルシリンダ34に接続すべ
き液アウトレットと、図示しないリザーバに接続される
リザーバ用ポート2bが設けられている。
タ30は図1に示すように、大径のエアシリンダ1と小
径の液シリンダ2と組み合わせてなるケーシングCを有
しており、エアシリンダ1内にはエアピストン3が、液
シリンダ2内には液ピストン4が夫々配置されている。
前記エアピストン3はコイルスプリング3aによって液
シリンダ2から遠ざかる方向に付勢されている。そして
エアピストン3の周囲にはエアカップ3bが取り付けら
れている。前記エアシリンダ1にはブレーキバルブに接
続されるエアインレット1aとブリーザBが設けられ、
一方、液シリンダ2にはホイルシリンダ34に接続すべ
き液アウトレットと、図示しないリザーバに接続される
リザーバ用ポート2bが設けられている。
【0016】前記液ピストン4は内部にカップ状のバル
ブピストン4aを移動自在に内装しており、このバルブ
ピストン4aの底部にはゴムシール4bが設けられてい
る。一方、液ピストン4の中心部には液流通口4cが設
けられ、前記バルブピストン4aが前進するとこの液流
通口4cが閉塞されるようになっている。この液ピスト
ン4とバルブピストン4aとには夫々穿孔部7が形成さ
れている。そして液ピストン4の穿孔部7は中心線に平
行な長孔となっている。液ピストン4の先端部にはバッ
クアップリング4dとハイドロリックカップ4eが設け
られている。
ブピストン4aを移動自在に内装しており、このバルブ
ピストン4aの底部にはゴムシール4bが設けられてい
る。一方、液ピストン4の中心部には液流通口4cが設
けられ、前記バルブピストン4aが前進するとこの液流
通口4cが閉塞されるようになっている。この液ピスト
ン4とバルブピストン4aとには夫々穿孔部7が形成さ
れている。そして液ピストン4の穿孔部7は中心線に平
行な長孔となっている。液ピストン4の先端部にはバッ
クアップリング4dとハイドロリックカップ4eが設け
られている。
【0017】前記エアピストン3と液ピストン4はロッ
ド5で連結されており、ロッド5の一端にはロッド5の
径方向に貫通した孔部6が形成されている。またロッド
5の他端はエアピストン3と固定的に接続されている。
このロッド5はケーシングCに設けられたダストシール
5aとロッドシール5bで気液密的に支持されている。
そして、このロッド5の一端は前記液ピストン4に内嵌
してある。そして、孔部6と前記穿孔部7とを貫通して
ロックピン8が挿通されている。したがって、前記バル
ブピストン4aは液ピストン4の長形の穿孔部7のスト
ローク分より若干小さく移動可能となっており、最終ス
トローク位置ではゴムシール4bで液流通口4cを閉塞
するようになっている。
ド5で連結されており、ロッド5の一端にはロッド5の
径方向に貫通した孔部6が形成されている。またロッド
5の他端はエアピストン3と固定的に接続されている。
このロッド5はケーシングCに設けられたダストシール
5aとロッドシール5bで気液密的に支持されている。
そして、このロッド5の一端は前記液ピストン4に内嵌
してある。そして、孔部6と前記穿孔部7とを貫通して
ロックピン8が挿通されている。したがって、前記バル
ブピストン4aは液ピストン4の長形の穿孔部7のスト
ローク分より若干小さく移動可能となっており、最終ス
トローク位置ではゴムシール4bで液流通口4cを閉塞
するようになっている。
【0018】前記液ピストン4は、その中央部分が小径
部4fとなっており、この小径部4fに合成樹脂製の管
体9が外嵌されている。この管体9はガラス繊維を混入
した合成樹脂で形成されており、前記穿孔部7を覆う位
置に外嵌されている。この管体9は、管体9の中心軸に
平行なスリット10が、ロックピン8が抜けない程度の
狭い幅で形成されており、液ピストン4への装着を容易
ならしめている。そして、この管体9の装着状態では管
体9の外径は前記液ピストン4の外径と同一か若干大き
くなるように形成されている。
部4fとなっており、この小径部4fに合成樹脂製の管
体9が外嵌されている。この管体9はガラス繊維を混入
した合成樹脂で形成されており、前記穿孔部7を覆う位
置に外嵌されている。この管体9は、管体9の中心軸に
平行なスリット10が、ロックピン8が抜けない程度の
狭い幅で形成されており、液ピストン4への装着を容易
ならしめている。そして、この管体9の装着状態では管
体9の外径は前記液ピストン4の外径と同一か若干大き
くなるように形成されている。
【0019】以下、動作例を説明する。常時は液ピスト
ン4はコイルスプリング3aによって矢示F方向に付勢
されており、この状態ではゴムシール4bは液流通口4
cから離れているため、リザーバとホイルシリンダとは
連通状態にある。
ン4はコイルスプリング3aによって矢示F方向に付勢
されており、この状態ではゴムシール4bは液流通口4
cから離れているため、リザーバとホイルシリンダとは
連通状態にある。
【0020】ここでブレーキペダル36aが踏まれる
と、ブレーキバルブ36が開き、ブレーキバルブ36を
介して空圧源37の空気がエアシリンダ1に流入する。
すると、エアピストン3はコイルスプリング3aに抗し
て液シリンダ2側に移動する。ここでゴムシール4bは
液流通口4cに密接するため液シリンダ2内の液はホイ
ルシリンダ34に圧送される。
と、ブレーキバルブ36が開き、ブレーキバルブ36を
介して空圧源37の空気がエアシリンダ1に流入する。
すると、エアピストン3はコイルスプリング3aに抗し
て液シリンダ2側に移動する。ここでゴムシール4bは
液流通口4cに密接するため液シリンダ2内の液はホイ
ルシリンダ34に圧送される。
【0021】以上述べたように、合成樹脂製の管体9
を、液ピストン4の穿孔部7を覆う位置に外嵌したので
ロックピン8が液シリンダ2に接触する虞れはなく、ま
た、この管体9に管体9の中心軸に平行なスリット9a
を形成したため、液ピストンへの装着が容易になる。し
かも、この管体9の外径を前記液ピストン4の外径と同
じかそれよりも若干大きく形成したので、管体が液シリ
ンダと接触する割合いがそれだけ増えるようになる。特
に管体の外径が前記液ピストンの外径よりも大きい場合
には、管体と液ピストンとの間には段差が生じるように
なるため、一層液ピストンと液シリンダとが直接接触す
る割合いを減らすことができる。このように液ピストン
と液シリンダとが接触する割合いを減らすことができる
ので、液ピストン4の焼き付けやカジリの発生を防止す
ることができる。しかも、管体9の摩擦抵抗が小さいこ
とと挨待って、液ピストン4の動作をさらに円滑にでき
る。また、管体9の体積分だけ液ピストン4の肉を削減
できるから慣性質量の軽減を図ることができ、動作速度
を向上させることができる。
を、液ピストン4の穿孔部7を覆う位置に外嵌したので
ロックピン8が液シリンダ2に接触する虞れはなく、ま
た、この管体9に管体9の中心軸に平行なスリット9a
を形成したため、液ピストンへの装着が容易になる。し
かも、この管体9の外径を前記液ピストン4の外径と同
じかそれよりも若干大きく形成したので、管体が液シリ
ンダと接触する割合いがそれだけ増えるようになる。特
に管体の外径が前記液ピストンの外径よりも大きい場合
には、管体と液ピストンとの間には段差が生じるように
なるため、一層液ピストンと液シリンダとが直接接触す
る割合いを減らすことができる。このように液ピストン
と液シリンダとが接触する割合いを減らすことができる
ので、液ピストン4の焼き付けやカジリの発生を防止す
ることができる。しかも、管体9の摩擦抵抗が小さいこ
とと挨待って、液ピストン4の動作をさらに円滑にでき
る。また、管体9の体積分だけ液ピストン4の肉を削減
できるから慣性質量の軽減を図ることができ、動作速度
を向上させることができる。
【0022】
【考案の効果】本考案によれば、ピンの抜け止めを図る
ことができるとともに、ピストンの焼き付けやカジリを
防止してピストンの動きを円滑にすることができる。ま
た、構造の簡略化と部品点数の削減とを図ることができ
る。
ことができるとともに、ピストンの焼き付けやカジリを
防止してピストンの動きを円滑にすることができる。ま
た、構造の簡略化と部品点数の削減とを図ることができ
る。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す要部の断面図である
【図3】本考案の一実施例を示す要部の斜視図である。
【図4】本考案の一実施例を示す全体の系統図である。
【図5】従来の装置を示す断面図である。
【図6】従来の装置を示す分解斜視図である。
1・・エアシリンダ、2・・液シリンダ、3・・エアピ
ストン、4・・液ピストン、5・・ロッド、6・・孔
部、7・・穿孔部、8・・ロックピン、9・・管体、1
0・・スリット。
ストン、4・・液ピストン、5・・ロッド、6・・孔
部、7・・穿孔部、8・・ロックピン、9・・管体、1
0・・スリット。
Claims (1)
- 【請求項1】 エアシリンダと液シリンダとを有し、エ
アシリンダ内に配置したエアピストンと液シリンダ内に
配置した液ピストンとをロッドで接続したエアオーバ・
ハイドロリック・ブースタにおいて、 前記ロッドの一端に、ロッドの径方向に貫通した孔部を
形成するとともに、このロッドの一端を前記液ピストン
に内嵌し、この液ピストンに前記孔部に対応する穿孔部
を設けるとともに、この穿孔部と孔部とを貫通するロッ
クピンを挿通し、合成樹脂製の管体を前記穿孔部を覆う
位置に外嵌し、この外嵌状態にある管体の外径が前記液
ピストンの外径と同じかそれよりも大きくなるように設
定し、かつこの管体にスリットを形成したことを特徴と
するエアオーバ・ハイドロリック・ブースタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991002459U JP2543521Y2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | エアオーバ・ハイドロリック・ブースタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991002459U JP2543521Y2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | エアオーバ・ハイドロリック・ブースタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0496576U JPH0496576U (ja) | 1992-08-20 |
JP2543521Y2 true JP2543521Y2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=31730605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991002459U Expired - Lifetime JP2543521Y2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | エアオーバ・ハイドロリック・ブースタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543521Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5930763U (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-25 | 株式会社ナブコ | ブレ−キブ−スタ |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP1991002459U patent/JP2543521Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0496576U (ja) | 1992-08-20 |
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