JPH0144384Y2 - - Google Patents
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- JPH0144384Y2 JPH0144384Y2 JP904482U JP904482U JPH0144384Y2 JP H0144384 Y2 JPH0144384 Y2 JP H0144384Y2 JP 904482 U JP904482 U JP 904482U JP 904482 U JP904482 U JP 904482U JP H0144384 Y2 JPH0144384 Y2 JP H0144384Y2
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- JP
- Japan
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- plunger
- hydraulic pressure
- master cylinder
- main body
- hole
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000001603 reducing effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/26—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/16—Master control, e.g. master cylinders
- B60T11/20—Tandem, side-by-side, or other multiple master cylinder units
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/28—Valves specially adapted therefor
- B60T11/34—Pressure reducing or limiting valves
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7781—With separate connected fluid reactor surface
- Y10T137/7793—With opening bias [e.g., pressure regulator]
- Y10T137/7808—Apertured reactor surface surrounds flow line
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49405—Valve or choke making
- Y10T29/49412—Valve or choke making with assembly, disassembly or composite article making
- Y10T29/49416—Valve or choke making with assembly, disassembly or composite article making with material shaping or cutting
- Y10T29/49423—Valve or choke making with assembly, disassembly or composite article making with material shaping or cutting including metal deforming
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49826—Assembling or joining
- Y10T29/49908—Joining by deforming
- Y10T29/49915—Overedge assembling of seated part
- Y10T29/49917—Overedge assembling of seated part by necking in cup or tube wall
- Y10T29/49918—At cup or tube end
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車両の制動系統に用いられ、入力液
圧を一定の割合で減少させて出力液圧を得るよう
にした制動液圧制御装置に関するものである。
圧を一定の割合で減少させて出力液圧を得るよう
にした制動液圧制御装置に関するものである。
制動液圧制御装置は、制動初期の低制動力時に
は前後輪に同一の制動力を与え、制動力が所定値
以上となつたときには、後輪側の制動力を前輪側
のそれより小さくして前後輪が同時にロツクする
ようにしたものである。このため、マスターシリ
ンダ圧力に応動するプランジヤによつてバルブを
開閉し、このバルブ開閉によりマスターシリンダ
圧力を所定の割合に減少させてリヤホイルシリン
ダに伝達するようになつている。
は前後輪に同一の制動力を与え、制動力が所定値
以上となつたときには、後輪側の制動力を前輪側
のそれより小さくして前後輪が同時にロツクする
ようにしたものである。このため、マスターシリ
ンダ圧力に応動するプランジヤによつてバルブを
開閉し、このバルブ開閉によりマスターシリンダ
圧力を所定の割合に減少させてリヤホイルシリン
ダに伝達するようになつている。
さて一般に制動液圧制御装置においては、プラ
ンジヤは、その両端面が異なる受圧面積を有し、
この両端面に作用するマスターシリンダ圧力によ
り作動するようになつている。したがつて、この
プランジヤを摺動自在に支持する本体孔部は、大
径部と小径部とを有し、そしてこの孔部内にプラ
ンジヤを収納すべく該大径部はプラグにより閉塞
されている。つまり、本体はプランジヤを収納す
るボデイと、プラグとから成つている。
ンジヤは、その両端面が異なる受圧面積を有し、
この両端面に作用するマスターシリンダ圧力によ
り作動するようになつている。したがつて、この
プランジヤを摺動自在に支持する本体孔部は、大
径部と小径部とを有し、そしてこの孔部内にプラ
ンジヤを収納すべく該大径部はプラグにより閉塞
されている。つまり、本体はプランジヤを収納す
るボデイと、プラグとから成つている。
しかして本体をボデイとプラグとから構成する
と、装置自体の外形の小型化に限界があり、また
プランジヤがボデイとプラグの両者に摺接するた
め、これらボデイおよびプラグの同芯度を出さな
ければならず、組立加工を高精度に行なわなけれ
ばならないという問題がある。一方、ボデイにプ
ラグを加締めることによりこれらを一体化する技
術が提案されている(例えば特開昭56−50838号
公報)が、この構成によると、マスターシリンダ
への取付時に加締部に大きなトルクが作用し、さ
らに作動時に加締部に過大な荷重が働くため、こ
の加締部の強度性能が要求されるという問題があ
る。
と、装置自体の外形の小型化に限界があり、また
プランジヤがボデイとプラグの両者に摺接するた
め、これらボデイおよびプラグの同芯度を出さな
ければならず、組立加工を高精度に行なわなけれ
ばならないという問題がある。一方、ボデイにプ
ラグを加締めることによりこれらを一体化する技
術が提案されている(例えば特開昭56−50838号
公報)が、この構成によると、マスターシリンダ
への取付時に加締部に大きなトルクが作用し、さ
らに作動時に加締部に過大な荷重が働くため、こ
の加締部の強度性能が要求されるという問題があ
る。
本考案は以上の点に鑑み、プラグを省略して、
構造が簡単かつ小型で、組立加工の容易な制動液
圧制御装置を得ることを目的としてなされたもの
で、筒状本体を単一部材から成形するとともに、
この本体の孔のマスターシリンダ側にリテーナを
嵌着し、プランジヤの一端をこのリテーナより突
出させたことを特徴としている。
構造が簡単かつ小型で、組立加工の容易な制動液
圧制御装置を得ることを目的としてなされたもの
で、筒状本体を単一部材から成形するとともに、
この本体の孔のマスターシリンダ側にリテーナを
嵌着し、プランジヤの一端をこのリテーナより突
出させたことを特徴としている。
以下図示実施例により本考案を説明する。第1
図において、本体1を、単一部材から略筒状に成
形するとともに、マスターシリンダのケーシング
2に穿設した取付孔3に螺着している。本体1の
軸部に形成した孔の略中央部は、プランジヤ4を
摺動自在に支持する摺動孔5となつており、この
摺動孔5に隣接して節部6を隆起成形するととも
に、その外方をリヤホイルシリンダ(図示せず)
に連通する出力ポート7としている。本体1の孔
のマスターシリンダ側には摺動孔5の内径よりも
小さい内径を有する環状リテーナ8を嵌着し、さ
らにこのリテーナ8の本体1とは反対側の端面に
は環状のシール部材9を隣接させている。環状リ
テーナ8は、本体1の端部に形成した薄肉筒状部
1aを外方から加締めることによりこの本体1に
取付けられるようになつており、その組立は容易
である。
図において、本体1を、単一部材から略筒状に成
形するとともに、マスターシリンダのケーシング
2に穿設した取付孔3に螺着している。本体1の
軸部に形成した孔の略中央部は、プランジヤ4を
摺動自在に支持する摺動孔5となつており、この
摺動孔5に隣接して節部6を隆起成形するととも
に、その外方をリヤホイルシリンダ(図示せず)
に連通する出力ポート7としている。本体1の孔
のマスターシリンダ側には摺動孔5の内径よりも
小さい内径を有する環状リテーナ8を嵌着し、さ
らにこのリテーナ8の本体1とは反対側の端面に
は環状のシール部材9を隣接させている。環状リ
テーナ8は、本体1の端部に形成した薄肉筒状部
1aを外方から加締めることによりこの本体1に
取付けられるようになつており、その組立は容易
である。
プランジヤ4は摺動孔5に嵌合した部分が大径
部4aを構成し、この大径部4aに連設した小径
部4bはマスターシリンダ側に延び、上記リテー
ナ8およびシール部材9を貫通し、その突出部4
Cの端面は上記取取付孔3の底面3aに対向して
いる。シール部材9はプランジヤ4の小径部4b
と液密を保つて摺接するとともに、取付孔3の内
壁に密着し、マスターシリンダから吐出される圧
油が外部に漏れるのを阻止する。なお、上記小径
部4bのシール部材9からの突出部にはスナツプ
リング10を嵌着しており、本体1をケーシング
2から解放した際、このスナツプリング10を介
してシール部材9をも抜取ることができるように
なつている。
部4aを構成し、この大径部4aに連設した小径
部4bはマスターシリンダ側に延び、上記リテー
ナ8およびシール部材9を貫通し、その突出部4
Cの端面は上記取取付孔3の底面3aに対向して
いる。シール部材9はプランジヤ4の小径部4b
と液密を保つて摺接するとともに、取付孔3の内
壁に密着し、マスターシリンダから吐出される圧
油が外部に漏れるのを阻止する。なお、上記小径
部4bのシール部材9からの突出部にはスナツプ
リング10を嵌着しており、本体1をケーシング
2から解放した際、このスナツプリング10を介
してシール部材9をも抜取ることができるように
なつている。
プランジヤ4の大径部4aおよび小径部4bの
間に形成された段部4dと、リテーナ8との間に
はばね11を弾装している。これによりプランジ
ヤ4は、常時、図の左方すなわち節部6側に附勢
されており、従来周知のように、このばね力の大
きさに抗してプランジヤ4が右行すると、出力ポ
ート7からの出力液圧はマスターシリンダからの
入力液圧よりも減圧される。しかしてプランジヤ
4の大径部4aに穿設した弁室12内には、この
減圧作用を行なう弁体13を収納している。弁体
13は、弁室12の底部との間に設けたばね14
により常時節部6側に附勢されており、この弁体
13の小径端部13aは、弁室13の開口部側に
嵌着した環状弁座17の孔より常時突出してい
る。一方、節部6の端面には、弁体13の小径端
部13aが当接する円板15を嵌着している。円
板15には弁室12と出力ポート7とを連通する
孔16を形成しており、プランジヤ4の軸部に穿
設した通路4eを通る圧油が出力ポート7に導か
れるようになつている。
間に形成された段部4dと、リテーナ8との間に
はばね11を弾装している。これによりプランジ
ヤ4は、常時、図の左方すなわち節部6側に附勢
されており、従来周知のように、このばね力の大
きさに抗してプランジヤ4が右行すると、出力ポ
ート7からの出力液圧はマスターシリンダからの
入力液圧よりも減圧される。しかしてプランジヤ
4の大径部4aに穿設した弁室12内には、この
減圧作用を行なう弁体13を収納している。弁体
13は、弁室12の底部との間に設けたばね14
により常時節部6側に附勢されており、この弁体
13の小径端部13aは、弁室13の開口部側に
嵌着した環状弁座17の孔より常時突出してい
る。一方、節部6の端面には、弁体13の小径端
部13aが当接する円板15を嵌着している。円
板15には弁室12と出力ポート7とを連通する
孔16を形成しており、プランジヤ4の軸部に穿
設した通路4eを通る圧油が出力ポート7に導か
れるようになつている。
したがつて、本装置の非作動時において、プラ
ンジヤ4はばね11に附勢されて節部6に当接
し、一方、弁体13は円板15に当接して弁座1
7より離座している。すなわち、マスターシリン
ダから入力される圧油は通路4e、弁室12、孔
16を通り、そのまま出力ポート7へ導かれてリ
ヤホイルシリンダへ供給される。しかして、マス
ターシリンダからの入力液圧が一定値以上に上昇
すると、プランジヤ4の大径部4a端面の受圧面
積は突出部4cの端面の受圧面積より大きいの
で、プランジヤ4はばね11に抗して右行する。
なお、この右行量は突出部4cが取付孔3の底面
3aに当接することにより規制される。一方、弁
体13はばね14に附勢されるので、相対的に弁
座17に接近し、これに着座する。すると圧油の
出力ポート7側への通路は遮断され、出力液圧の
上昇が停止する。しかし入力液圧がさらに上昇す
るとプランジヤ4はこの液圧を受けて左行し、弁
体13は円板15との当接により再び弁座17か
ら離座して、出力ポート7へ導入される液圧が再
び上昇する。この液圧がさらに上昇するとプラン
ジヤ4は右行し、上記動作を繰返して入力液圧を
所定の割合で減少させて出力液圧とする。なお、
上述した動作により、リヤホイルシリンダへ導か
れる液圧が減圧制御される間、フロントホイルシ
リンダへは出力ポート18を介してマスターシリ
ンダの液圧がそのまま導かれる。
ンジヤ4はばね11に附勢されて節部6に当接
し、一方、弁体13は円板15に当接して弁座1
7より離座している。すなわち、マスターシリン
ダから入力される圧油は通路4e、弁室12、孔
16を通り、そのまま出力ポート7へ導かれてリ
ヤホイルシリンダへ供給される。しかして、マス
ターシリンダからの入力液圧が一定値以上に上昇
すると、プランジヤ4の大径部4a端面の受圧面
積は突出部4cの端面の受圧面積より大きいの
で、プランジヤ4はばね11に抗して右行する。
なお、この右行量は突出部4cが取付孔3の底面
3aに当接することにより規制される。一方、弁
体13はばね14に附勢されるので、相対的に弁
座17に接近し、これに着座する。すると圧油の
出力ポート7側への通路は遮断され、出力液圧の
上昇が停止する。しかし入力液圧がさらに上昇す
るとプランジヤ4はこの液圧を受けて左行し、弁
体13は円板15との当接により再び弁座17か
ら離座して、出力ポート7へ導入される液圧が再
び上昇する。この液圧がさらに上昇するとプラン
ジヤ4は右行し、上記動作を繰返して入力液圧を
所定の割合で減少させて出力液圧とする。なお、
上述した動作により、リヤホイルシリンダへ導か
れる液圧が減圧制御される間、フロントホイルシ
リンダへは出力ポート18を介してマスターシリ
ンダの液圧がそのまま導かれる。
本実施例装置は以上のような構成を有するもの
であるから、組立てに際して、まず弁体13をプ
ランジヤ4内に収納した後、このプランジヤ4を
本体1内に組込み、ばね11を挿入するとともに
リテーナ8を薄肉筒状部1a内に嵌合する。そし
てこの筒状部1aの端部を加締めてリテーナ8を
固定し、シール部材9を嵌合した後、スナツプリ
ング10を嵌着し、これらを一体化した形でケー
シング2の取付孔3に螺合すればよい。逆に本装
置を点検交換するには、本体1を取付孔3から解
放すれば全てケーシング2から分解されるので、
その作業を容易に行なうことができる。
であるから、組立てに際して、まず弁体13をプ
ランジヤ4内に収納した後、このプランジヤ4を
本体1内に組込み、ばね11を挿入するとともに
リテーナ8を薄肉筒状部1a内に嵌合する。そし
てこの筒状部1aの端部を加締めてリテーナ8を
固定し、シール部材9を嵌合した後、スナツプリ
ング10を嵌着し、これらを一体化した形でケー
シング2の取付孔3に螺合すればよい。逆に本装
置を点検交換するには、本体1を取付孔3から解
放すれば全てケーシング2から分解されるので、
その作業を容易に行なうことができる。
また、薄肉筒状部1aを加締ることによりリテ
ーナ8を固定しているが、その加締部は圧油の流
路以外の部分にあるので液圧が作用することはな
く、したがつてこの加締部に強度は要求されず、
長期間に亘る使用に対する信頼性が高い。なお、
リテーナ8は必ずしも加締めにより固定する必要
はなく、圧入する構成としてもよい。
ーナ8を固定しているが、その加締部は圧油の流
路以外の部分にあるので液圧が作用することはな
く、したがつてこの加締部に強度は要求されず、
長期間に亘る使用に対する信頼性が高い。なお、
リテーナ8は必ずしも加締めにより固定する必要
はなく、圧入する構成としてもよい。
第2図は本考案の第2実施例を示し、その基本
的構成は上記第1実施例と同様であるが、リテー
ナ近傍の構成が異なつている。すなわち、本体1
の薄肉筒状部1aに加締固定したリテーナ20
は、その内周側に凹陥部20aを形成されるとと
もにこの凹陥部20aにシール部材21を嵌着さ
れており、一方外周側に環状溝部20bを刻設さ
れ、この溝部20bにOリング22が嵌着されて
いる。つまり、シール部材21が本体1内とマス
ターシリンダ側の液密を保ち、Oリング22がマ
スターシリンダと外部の液密を保持するものであ
る。これに対し、上記第1実施例においてはシー
ル部材9が全ての液密を保つており、この点にお
いて両実施例の構造上の差異がある。また、第2
実施例においては、プランジヤ4の段部4d近傍
にばね座23を設け、このばね座23とリテーナ
20との間にばね11を弾装している。
的構成は上記第1実施例と同様であるが、リテー
ナ近傍の構成が異なつている。すなわち、本体1
の薄肉筒状部1aに加締固定したリテーナ20
は、その内周側に凹陥部20aを形成されるとと
もにこの凹陥部20aにシール部材21を嵌着さ
れており、一方外周側に環状溝部20bを刻設さ
れ、この溝部20bにOリング22が嵌着されて
いる。つまり、シール部材21が本体1内とマス
ターシリンダ側の液密を保ち、Oリング22がマ
スターシリンダと外部の液密を保持するものであ
る。これに対し、上記第1実施例においてはシー
ル部材9が全ての液密を保つており、この点にお
いて両実施例の構造上の差異がある。また、第2
実施例においては、プランジヤ4の段部4d近傍
にばね座23を設け、このばね座23とリテーナ
20との間にばね11を弾装している。
この第2実施例の作用は、上記第1実施例の作
用と同様であるので、その説明を省略する。
用と同様であるので、その説明を省略する。
以上のように本考案によれば、プラグを用いる
ことなく出力ポートを本体に直接形成したもので
あるから、構造が単純化し、小型でしかも組立て
の容易な制動液圧制御装置を得ることができる。
ことなく出力ポートを本体に直接形成したもので
あるから、構造が単純化し、小型でしかも組立て
の容易な制動液圧制御装置を得ることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は本考案の他の実施例を示す断面図である。 1:本体、4:プランジヤ、8,20:リテー
ナ、13:本体。
図は本考案の他の実施例を示す断面図である。 1:本体、4:プランジヤ、8,20:リテー
ナ、13:本体。
Claims (1)
- 略筒状に成形され、一端がマスターシリンダの
ケーシングに螺着されるとともに他端がリヤホイ
ルシリンダに接続された本体と、この本体の軸部
に穿設された孔内に摺動自在に嵌装され、上記マ
スターシリンダおよびリヤホイルシリンダを連通
可能な通路が形成されたプランジヤと、このプラ
ンジヤの通路内に収納されるとともにこの通路を
開閉可能な弁体とを備え、上記プランジヤは、マ
スターシリンダから導入される入力液圧の大きさ
に応じて進退動して上記弁体を開閉制御し、この
入力液圧を所定の割合で減少させてリヤホイルシ
リンダへ出力する制動液圧制御装置において、上
記本体を単一部材から成形するとともに、上記孔
のマスターシリンダ側にこの孔の内径よりも小さ
い内径を有する環状リテーナを嵌着し、かつ、上
記プランジヤの一端をこの環状リテーナより突出
させたことを特徴とする制動液圧制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982009044U JPS58111664U (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | 制動液圧制御装置 |
US06/458,091 US4475339A (en) | 1982-01-26 | 1983-01-14 | Apparatus for controlling braking liquid pressure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982009044U JPS58111664U (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | 制動液圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58111664U JPS58111664U (ja) | 1983-07-29 |
JPH0144384Y2 true JPH0144384Y2 (ja) | 1989-12-21 |
Family
ID=11709637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982009044U Granted JPS58111664U (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | 制動液圧制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4475339A (ja) |
JP (1) | JPS58111664U (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6022462U (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-15 | 自動車機器株式会社 | 流体装置の通路手段 |
AU551867B2 (en) * | 1983-09-02 | 1986-05-15 | Nissin Kogyo K.K. | Master cylinder-reducing valve assembly |
JPH0645405Y2 (ja) * | 1986-05-06 | 1994-11-24 | 株式会社ナブコ | 液圧制御弁 |
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