JPS6115571B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6115571B2
JPS6115571B2 JP54123838A JP12383879A JPS6115571B2 JP S6115571 B2 JPS6115571 B2 JP S6115571B2 JP 54123838 A JP54123838 A JP 54123838A JP 12383879 A JP12383879 A JP 12383879A JP S6115571 B2 JPS6115571 B2 JP S6115571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
coils
ignition
molded
spacer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54123838A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5648117A (en
Inventor
Hiroshi Watanabe
Ryozo Takeuchi
Takashi Tawara
Tatsuo Pponda
Mitsukuni Tsutsui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP12383879A priority Critical patent/JPS5648117A/ja
Publication of JPS5648117A publication Critical patent/JPS5648117A/ja
Publication of JPS6115571B2 publication Critical patent/JPS6115571B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/12Ignition, e.g. for IC engines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関の点火コイルに係り、特に、
二次コイルとして、独立に巻線された2個のコイ
ルを有する同時着火用モールド点火コイルに関す
るものである。
特開昭52−74727号公報等で知られる従来の同
時着火用モールド点火コイルは、二次コイルとし
て、コンデンサ−ペーパ等の絶縁紙を各巻線層間
に挿入しながら30〜60層に積層巻された2個のコ
イルを2段に種み重ね、該2個のコイルの巻始め
どうしを接続して注型ケース内に収納し、該注型
ケース内に熱硬化性合成樹脂を注入含浸し、それ
を加熱して絶縁処理を施していた。
しかるに、上記構造における同時着火用点火コ
イルにおいては、二次コイルとして2段に積み重
ねたコイルの間隙にクラツクが生じ易いため、こ
のコイルの間で絶縁破壊を起こす欠点があつた。
本発明の目的は、絶縁性能の優れた同時着火用
モールド点火コイルを提供するにある。
本発明により上記の目的は、二次コイルが構成
される2つの独立して巻線された、コイル段間に
合成繊維よりなる不織布、あるいはガラスクロス
等の多孔質の絶縁シートを挿入することにより、
コイル段間の絶縁寸法を確実に設定すると共に、
コイル段間の機械的強度を大きくし、コイル段間
のクラツク発生を防止することにより達成され
る。
以下、本発明に係る一実施例を図面に従つて説
明する。
図は本発明に係る一実施例を示すものである。
一次コイルボビン12は一次コイル14が巻線
されている。一次コイルボビン12は熱可塑性合
成樹脂により成形されたものであり、一次コイル
14は線径0.3〜1.0mm程度のエナメル線を一層当
り数十回ずつ数層に互り合計100〜300回程度巻線
されている。
二次コイルボビン16には二次コイル18が巻
線されている。二次コイルボビン16は一次コイ
ルボビン12と同材料の合成樹脂で成形されたも
のであり、二次コイル18は線径0.05〜0.1mm程
度のエナメル線を一層当り数百回ずつ、各巻線層
間にコンデンサ−ペーパ等の絶縁紙を入れて数十
層に互り合計4000〜15000回程度巻線されてい
る。この二次コイルボビン16に巻線された二次
コイル18、2個がそれらの間にコイル間スペー
サ20を介して段積され、両コイルの巻始め端ど
うしを接続して、注型ケース22に収納されてい
る。
この注型ケース22の内側には前記一次コイル
ボビン12に巻線された一次コイル14が差し込
まれ、注型ケース22の底部に前記一次コイルボ
ビン12が嵌合されると共に、この嵌合部を接着
剤等により密封している。これら注型ケース22
内部の間隙には、エポキシ樹脂等の熱硬化性合成
樹脂24を注入含浸させ、更に加熱硬化させ絶縁
処理を施している。
一次コイルボビン12には磁気回路を構成する
L形に打抜かれた磁性薄板を所要厚みになるだけ
積層した鉄心26が挿入され、この鉄心26はや
はり磁気回路を構成する同様の鉄心28と、鉄心
間スペーサ30を介して接続されている。この鉄
心間スペーサは鉄心26,28を通る最大磁束密
度を制限するための空隙を定めるもので、その材
質は非磁性体よりなる。
一次コイル14の両端は一次端子32,34
に、二次コイル18の両端は高圧端子36,38
にそれぞれ接続されている。これら鉄心26,2
8、一次端子32,34、高圧端子36,38等
の構成部品を取付けたコイルは、熱可塑性合成樹
脂40により一体に外装成形が施されている。
本実施例の主要部をなすコイル間スペーサ20
は、ポリエチレンテレフタレートあるいはレーヨ
ン等の合成繊維の不織布が使用されている。また
はガラスクロス等の多孔質の絶縁シートを予め打
抜いて所要形状を成形されたものを使用してもよ
い。なおシートの厚みは3〜10mmである。
更に、前記コイル間スペーサ20として、合成
樹脂により予め成形され、内部に複数個の貫通孔
を有するものを用いることも可能である。
本実施例によれば、二次コイル18の段間にコ
イル間スペーサ20が挿入されているため、コイ
ル段間の絶縁寸法を一定に保つことができ、且つ
コイル段間の機械的強度が大きくなるため、コイ
ル段間にクラツクの発生が起こりにくく、絶縁破
壊を起こすことがなくなる。
更に、このコイル間スペーサ20の周囲は、熱
硬化性合成樹脂24が注入されているため、この
部分は合成繊維の入つた複合材料の樹脂層とな
り、機械的強度が大幅に向上する。このため、コ
イル段間でのクラツク発生は完全に防止すること
ができ、従来よりも、小型で、絶縁性能の優れた
点火コイルとなる。
以上の様に、コイル間スペーサを合成繊維より
なる不織布又はガラスクロス等の多孔質の絶縁材
により形成し、さらにその周囲には熱硬化性合成
樹脂が注入含浸し加熱硬化されるため複合材料の
樹脂層となり機械的強度が大幅に向上され、この
ためコイル段間でのクラツク発生を完全に防止す
ることができ、これにより絶縁性能の優れた同時
着火用モールド点火コイルを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明に係る一実施例である同時着火用
モールド点火コイルの断面図である。 12……一次コイルボビン、14……一次コイ
ル、16……二次コイルボビン、18……二次コ
イル、20……コイル間スペーサ、22……注型
ケース、24……熱硬化性合成樹脂、26,28
……鉄心、30……鉄心間スペーサ、32,34
……一次端子、36,38……高圧端子、40…
…熱可塑性合成樹脂。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 積層巻に巻線された一次コイルと、熱可塑性
    合成樹脂により成形された二次コイルボビンに積
    層巻に巻線された2個の独立したコイルを有し、
    この2個のコイルを同軸方向へ2段に積み重ね、
    電気的には直列接続して二次コイルとなし、これ
    らコイルの周辺を合成樹脂を用いて絶緑処理を施
    した同時着火用モールド点火コイルであつて、前
    記二次コイルを形成する2個のコイルの間隙にコ
    イル間スペーサとして固体絶縁物を設け、二次コ
    イル周辺に合成樹脂を注入含浸してなるものにお
    いて、前記コイル間スペーサとして、多孔質の絶
    縁材を用い、かつ上記二次コイル周辺に注入含侵
    される合成樹脂は熱硬化性樹脂であつてその注入
    含侵後に加熱硬化されることを特徴とする同時着
    火用モールド点火コイル。 2 特許請求の範囲第1項において、前記スペー
    サの絶縁材として、ポリエチレンテレフタレート
    あるいはレーヨンなどの合成繊維よりなる不織布
    を用いることを特徴とする同時着火用モールド点
    火コイル。 3 特許請求の範囲第1項において、前記スペー
    サはガラスクロス等の多孔質の絶縁シートにより
    形成されたものであることを特徴とする同時着火
    用モールド点火コイル。
JP12383879A 1979-09-28 1979-09-28 Molded ignition coil for simultaneous ignition Granted JPS5648117A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12383879A JPS5648117A (en) 1979-09-28 1979-09-28 Molded ignition coil for simultaneous ignition

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12383879A JPS5648117A (en) 1979-09-28 1979-09-28 Molded ignition coil for simultaneous ignition

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5648117A JPS5648117A (en) 1981-05-01
JPS6115571B2 true JPS6115571B2 (ja) 1986-04-24

Family

ID=14870625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12383879A Granted JPS5648117A (en) 1979-09-28 1979-09-28 Molded ignition coil for simultaneous ignition

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JP (1) JPS5648117A (ja)

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JPS5648117A (en) 1981-05-01

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