JPH08273949A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

内燃機関用点火コイル

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Publication number
JPH08273949A
JPH08273949A JP7072764A JP7276495A JPH08273949A JP H08273949 A JPH08273949 A JP H08273949A JP 7072764 A JP7072764 A JP 7072764A JP 7276495 A JP7276495 A JP 7276495A JP H08273949 A JPH08273949 A JP H08273949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
primary
wound
bobbin
secondary coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP7072764A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichiro Kondo
英一郎 近藤
Noboru Sugiura
登 杉浦
Hiroshi Watanabe
博 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd, Hitachi Car Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】ボビン1には、一次コイル2と二次コイル3が
巻装されている。一次コイル2は二次コイル低電圧側3
aに巻装されている。ボビン1は熱硬化性合成樹脂でイ
ンジェクション成形されている。 【効果】小型・軽量でかつ安価な内燃機関用点火コイル
とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関用点火コイルに
係り、特に、一次コイル,二次コイルを熱硬化性合成樹
脂で加熱硬化し絶縁した内燃機関用点火コイルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関用点火コイルは、特願平
2−18489号明細書のように一次ボビンと二次ボビンをそ
れぞれ熱可塑性合成樹脂で成形しておいて、それらに巻
線をした物を熱可塑性合成樹脂のケースにセットして熱
硬化性合成樹脂で加熱硬化し絶縁していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、一次ボ
ビンと二次ボビンをそれぞれ熱可塑性合成樹脂で成形し
ていた。又、それらに巻線をした一次コイルと二次コイ
ルの間を熱硬化性合成樹脂を加熱硬化させて絶縁してい
た。熱可塑性合成樹脂は熱硬化性合成樹脂に対して一般
的に耐電圧性能が劣るため、高電圧を発生する二次コイ
ルと低電圧の一次コイル間、又、二次コイルと鉄心間に
熱硬化性合成樹脂を加熱硬化させて絶縁していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は二次コ
イルの低電圧側に一次コイルを巻線するように一次ボビ
ンと二次ボビンを一体化する。さらに、高電圧の絶縁距
離を小さくするために、一体化したボビンはエポキシ樹
脂等の熱硬化性合成樹脂で成形する。
【0005】
【作用】二次コイルと一次コイルの電位差は、二次コイ
ルの低電圧側で三百〜五百Vであるのに対して、二次コ
イルの高電圧側では二万ないし四万Vに達する。従来
は、一次ボビンと二次ボビンをそれぞれ熱可塑性合成樹
脂で成形しておいて、それぞれに巻線をしていた。これ
らを、一次コイルの外側に二次コイルを配置して、一次
コイルと二次コイルの間を熱硬化性合成樹脂で絶縁して
いた。これに対して本発明では、一次ボビンと二次ボビ
ンを一体化して、二次コイルの低電圧側に一次コイルを
巻線することにより、一次コイルと二次コイルの絶縁距
離を小さくすることができる。さらに、従来熱可塑性合
成樹脂で成形していたボビンを熱硬化性合成樹脂にする
ことにより、高電圧を発生する二次コイルと低電圧の一
次コイル間及び二次コイルと鉄心間の絶縁距離を小さく
することができ、小型・軽量の内燃機関用点火コイルを
作ることができる。又、熱硬化性合成樹脂のボビンはイ
ンジェクション成形で作ることにより安価で作ることが
できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1により説明す
る。
【0007】熱硬化性合成樹脂をインジェクション成形
して作ったボビン1には一次コイル2と二次コイル3が
巻装されている。一次コイル2は二次コイル低電圧側3
aに巻装されている。一次コイル2は線径0.3〜1.0
mm程度のエナメル線を一層当たり数十回ずつ、数層にわ
たり合計百ないし三百回程度積層巻きされている。二次
コイル3は線径0.03〜0.1mm程度のエナメル線を用
いて合計五千ないし二万回程度分割巻きされている。ケ
ース4は熱可塑性合成樹脂で成形されていて、ボビン1
に巻装した一次コイル2と二次コイル3はケース4の内
側に配置され、エポキシ樹脂5などの熱硬化性合成樹脂
を注入含浸した後、加熱硬化される。ボビン1の内側に
は中心鉄心6が挿入されている。ケース4の外側には外
装鉄心7を同心的に配置している。
【0008】
【発明の効果】一次ボビンと二次ボビンを一体化して、
二次コイルの低電圧側に一次コイルを巻線することによ
り、一次コイルと二次コイルの絶縁距離を小さくするこ
とができる。さらに、従来熱可塑性合成樹脂で成形して
いたボビンを熱硬化性合成樹脂にすることにより、高電
圧を発生する二次コイルを低電圧の一次コイル間及び二
次コイルと鉄心間の絶縁距離を小さくすることができ、
小型・軽量の内燃機関用点火コイルを作ることができ
る。又、熱硬化性合成樹脂のボビンはインジェクション
成形で作ることにより安価で作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図。
【符号の説明】
1…ボビン、2…一次コイル、3…二次コイル、3a…
二次コイル低電圧側、3b…二次コイル高電圧側、4…
ケース、5…エポキシ樹脂、6…中心鉄心、7…外装鉄
心。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉浦 登 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 渡辺 博 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次コイル,二次コイルをケース内に配置
    して、熱硬化性合成樹脂で加熱硬化し絶縁した内燃機関
    用点火コイルにおいて、一次ボビンと二次ボビンを一体
    化したことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  2. 【請求項2】請求項1において、一体化したボビンをエ
    ポキシ樹脂等の熱硬化性合成樹脂で成形した内燃機関用
    点火コイル。
  3. 【請求項3】請求項2において、熱硬化性合成樹脂のボ
    ビンはインジェクション成形した内燃機関用点火コイ
    ル。
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