JPH097860A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

内燃機関用点火コイル

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Publication number
JPH097860A
JPH097860A JP7154359A JP15435995A JPH097860A JP H097860 A JPH097860 A JP H097860A JP 7154359 A JP7154359 A JP 7154359A JP 15435995 A JP15435995 A JP 15435995A JP H097860 A JPH097860 A JP H097860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
iron core
secondary coil
ignition
housed
Prior art date
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Pending
Application number
JP7154359A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ito
太加志 伊藤
Hiroshi Watanabe
博 渡辺
Noboru Sugiura
登 杉浦
Yoichi Yasukura
洋一 安蔵
Hidetoshi Oishi
英俊 大石
Eiichiro Kondo
英一郎 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
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Publication of JPH097860A publication Critical patent/JPH097860A/ja
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】けい素鋼板を積層しエポキシ等の合成接着剤で
一体硬化し、その後機械加工により円筒形に成形された
鉄心を用いる。 【効果】コンパクトで高性能な点火コイルとすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関用点火コイルに
係り、特に、点火コイルがエンジンの各点火プラグホー
ルに挿入され使用される独立点火形イグニションコイル
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、プラグホールタイプ点火コイルに
使用されている積層鉄心は、特願平3−211710号明細書
に記載されているように、鋼板材を積み重ねた構造であ
り断面は四角い形状のものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は鋼板
材を積み重ねた構造であるため、鉄心の断面は四角い形
状となり、円筒形を形成するためには決してスペース効
率のよい構造にはなっていなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は鋼板材をプレス積層する際にエポキシ等の
合成接着剤で一体硬化し、その後切削等の機械加工によ
り円筒形に形成する。
【０００５】
【作用】本発明の点火コイルはスペース効率向上のた
め、円筒形に形成した鋼板材をコイル鉄心として構成す
ることによりコイル本体が小型化できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
【０００７】図１は本発明を用いた点火コイルの一例を
示す断面図である。熱可塑性合成樹脂により成形された
コイルケース２には同じく熱可塑性合成樹脂により成形
された一次コイルボビン４と二次コイルボビン６が納め
られ、それぞれ一次コイル５と二次コイル７が巻装され
ている。
【０００８】一次コイル５は線径０.３〜１.０mm程度の
エナメル線を一層あたり数十回ずつ数層にわたり合計１
００〜２００回程度巻装されている。
【０００９】二次ボビン６は軸方向に配置された複数個
の鍔６ａとその鍔によって区切られた複数個の溝６ｂを
有している。二次コイル７は線径０.０３〜０.１mm程度
のエナメル線を用いて、合計五千ないし二万回程度巻装
されている。
【００１０】一次コイルボビンの内側には、けい素鋼板
を積層しエポキシ接着剤で一体硬化し、その後、機械加
工により円筒形に成形された鉄心３ａが挿入され、コイ
ル部外側に磁気回路を構成するサイド鉄心３ｂを配置
し、熱硬化性樹脂９を注入含浸した後、加熱硬化し点火
コイル１が構成される。また、鉄心３ａとサイド鉄心３
ｂで構成される閉磁路内に厚さ０.５〜３mm 程度の永久
磁石１２を配置し磁束変化を有効に使うことで出力エネ
ルギを向上させている。
【００１１】高圧配電部には点火プラグの中心電極部と
の接続のためスプリング１０を備え、絶縁用としてシリ
コンゴムで成形されたブーツを備えている。
【００１２】コネクタ８は一次コイルボビンと一体成形
されている。
【００１３】図２及び図３は、本発明の要点の説明図で
ある。
【００１４】図２はけい素鋼板を積層し合成接着剤で一
体硬化した状態である。
【００１５】図３は図２の合成接着剤で一体硬化された
鋼板材を機械加工により円筒形に形成した鉄心である。
【００１６】
【発明の効果】積層けい素鋼板を円筒形に成形すること
により、スペース効率がよく且つ、高い磁気特性が得ら
れるため、コンパクトで高性能な円筒形点火コイルが達
成できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の構成を示す横断面図。
【図２】本発明の要点を示す機械加工前の積層けい素鋼
板鉄心の斜視図。
【図３】本発明の要点を示す円筒形に機械加工された積
層けい素鋼板鉄心の斜視図。
【図４】本発明の請求項３の要点を示す円筒形に機械加
工された積層けい素鋼板鉄心及び半円筒形に機械加工さ
れた積層けい素鋼板サイド鉄心の斜視図。
【図５】本発明の請求項４の要点を示す円筒形をなし得
るように幅の異なる短冊状の板を積層したけい素鋼板鉄
心の説明図。
【符号の説明】
１…点火コイル、２…コイルケース、３ａ…鉄心、３ｂ
…サイド鉄心、４…一次コイルボビン、５…一次コイ
ル、６，７…二次コイル、６ａ…鍔、６ｂ…溝、８…コ
ネクタ、９…熱硬化性樹脂、１０…スプリング、１１…
ブーツ、１２…永久磁石。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉浦 登 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 安蔵 洋一 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 大石 英俊 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 近藤 英一郎 茨城県ひたちなか市大字高場字鹿島谷津 2477番地３日立オートモティブエンジニア リング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】一次コイルと二次コイルが鉄心を介して磁
    気的且つ電気的に結合され、前記二次コイルは巻溝が成
    形された分割型二次コイルボビン上に連続的に巻線され
    て、前記一次コイルと前記二次コイルがコイルケースに
    納められ熱硬化性合成樹脂で成形され、エンジンの各点
    火プラグホール内に収納され使用される独立点火形イグ
    ニションコイルにおいて、鉄心をなすけい素鋼板を積層
    する際に合成接着剤で一体硬化し、その後、機械加工に
    より円筒形に形成した鉄心を用いたことを特徴とするイ
    グニションコイル。
  2. 【請求項２】一次コイルと二次コイルが鉄心を介して磁
    気的且つ電気的に結合され、前記二次コイルは巻溝が成
    形された分割型二次コイルボビン上に連続的に巻線され
    て、前記一次コイルと前記二次コイルをコイルケースに
    納め絶縁油が注入封止され、エンジンの各点火プラグホ
    ール内に収納され使用される独立点火形イグニションコ
    イルにおいて、鉄心をなすけい素鋼板を積層する際に合
    成接着剤で一体硬化し、その後、機械加工により円筒形
    に形成した鉄心を用いたことを特徴とするイグニション
    コイル。
  3. 【請求項３】一次コイルと二次コイルが鉄心を介して磁
    気的且つ電気的に結合され、前記二次コイルは巻溝が成
    形された分割型二次コイルボビン上に連続的に巻線され
    て、前記一次コイルと前記二次コイルがコイルケースに
    納められ熱硬化性合成樹脂で成形され、エンジンの各点
    火プラグホール内に収納され使用される独立点火形イグ
    ニションコイルにおいて、鉄心をなすけい素鋼板を積層
    する際にエポキシ等の合成接着剤で一体硬化し、その後
    切削等の機械加工により円筒形に形成した鉄心ならびに
    半円筒形に形成したサイド鉄心を用いたことを特徴とす
    るイグニションコイル。
  4. 【請求項４】一次コイルと二次コイルが鉄心を介して磁
    気的且つ電気的に結合され、前記二次コイルは巻溝が成
    形された分割型二次コイルボビン上に連続的に巻線され
    て、前記一次コイルと二次コイルがコイルケースに納め
    られエポキシ樹脂等の熱硬化性合成樹脂で成形され、エ
    ンジンの各点火プラグホール内に収納され使用される独
    立点火形イグニションコイルにおいて、鉄心をなすけい
    素鋼板を円筒形をなし得るように幅の異なる短冊状の板
    を積層したことを特徴とするイグニションコイル。
  5. 【請求項５】請求項３において、閉磁路を形成する鉄心
    とサイド鉄心の合わせ部に円形の永久磁石を用いたイグ
    ニションコイル。
JP7154359A 1995-06-21 1995-06-21 内燃機関用点火コイル Pending JPH097860A (ja)

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