JPS61143377A - シリビニン誘導体、その製法及びこれを含有する火傷、肝臓障害及びキノコ毒の治療剤 - Google Patents

シリビニン誘導体、その製法及びこれを含有する火傷、肝臓障害及びキノコ毒の治療剤

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JPS61143377A
JPS61143377A JP60261629A JP26162985A JPS61143377A JP S61143377 A JPS61143377 A JP S61143377A JP 60261629 A JP60261629 A JP 60261629A JP 26162985 A JP26162985 A JP 26162985A JP S61143377 A JPS61143377 A JP S61143377A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規フラボリグナン紡導体、その製法及びこの
新規化合物を含有する医薬組成物に関する。
従来の技術 オオヒレアデミ(Silybum Marianum 
(L、)Gaertn、(0arduus Maria
nus L、) )は1従来から公知の医療用植物であ
る。この植物の実中に生じるフラボリグナンから、R,
ミュンスター(Muenster)はシリビンと称され
る成分を単離した〔R,ミュンスタ=(ミュンヘン在)
の論文1966年、参照〕。この化合物の構造は、A、
ペルター(Pe1ter )及びR,ヘンゼル(Hae
nsel )により解明された〔テトラへVロンeレタ
ース(Tetrahe4ron Letters、Lo
ndon )25.2°911〜2916/1968参
照〕。
従来シリマリンエとも称されていたシリビンは、有用な
肝臓治療物質である〔西ドイツ特許第1767666号
明細書参照〕。シリビン(シリマリンエ)全製造する工
業的方法は、例えば西ドイツ特許第192!1082号
明酬曹に記載されている。
1974年に、H,ワグナ−(Wagner ) 、P
ディザ/l/ (Diesel)及びM、ディン(5e
itZ )は、シリビンに関して2種の位雪異性体即ち
シ】】ビン及びインシリビンを仮定した〔了ルツナイミ
ツテルフオルシュング(Arzneimittelfo
rschung )24(4JA66〜471〕。この
推測は、A、アルノン(Arnone )、L、メルリ
ニ(Merlini )及び2.デナロツテイ(Zan
arottiンにより実験的に研究され、硲認された〔
ジャーナル・オプOデ・ケミカル−ソサエティ・ケミカ
ル・コミュニケーションズ(、T、Ohem、Soa、
(3hem、Oomn、)16.696〜697/10
79参照〕。これによれば、この公知シリビンは、2種
の異なる化合物、即ち次の構造式A及びBの化合物より
なる: H0 (A)  シリ♂ニン H0 (B)  イソシリビン この構造から、これら化合物は位置異性体であることが
わかる。A式の化合物には、最近、工NN命名で、シリ
ビニンが付与された。この名称をここではA式の化合物
に対して使用する。
シIJ ヒンの治療上の使用で、このシリビンは実際に
水中に不溶であるという困難が生じ、従って、シリビン
含有注射浴液又は朝刊(この場合に、特定の水溶性が必
要)に製造できなかった。西ドイツ特許第196361
8号明細書中には、明らかに、特定の水溶性を有するシ
リビン訪導体が記載されているが、これらはコハク酸の
半エステルの非常に複雑な混合物である。
この混合物はシリビン中に5個のエステル化しうるヒド
ロキシル基七有し、このシリビンも前記の2種の位置異
性体をも有し、エステル化に使用するためのコハク酸は
モノエステルだけではな゛くジエステルをも形成するこ
とのできるジカルボン酸であるので、複雑なのである。
薬物学的目的には、非常に種々異なりかつ説明できない
予知不能な化合物よりなる生成物は使用できない。
発明が解決しようとする問題点 従って、本発明の目的は、医療の目的に好適であり、正
確に化学的に個々の化合物として特定される水溶性のシ
リビニン誘導体を得ることである。
問題を解決する手段 特定のアルカン及びアルキレンジカルボン酸のシリビニ
ン誘導体は、この要求を満たすことが判明した。
従って、本発明により、一般式: 〔式中・n及びmは相互に無関係に、0又は1を表わし
、Arkl及びA1に2は相互に無関係に、4個までの
炭素原子を有するアルキレン基又は2〜4個の炭素原子
を有するアルケニレン基を表わし、Ml及びM2は相互
に無関係に、水素原子又はアルカリ金属原子を表わす〕
のシリビニン誘棉体が得られる。
一般式(1)の有利な化合物は、式中のm及びnが相互
に無関係に、0又は1を表わしAlkl及びA1に2は
各々2個のa−7tBt子金有するアルキレン基を表わ
し、Ml及びM2は相互に無関係にアルカリ金属を表わ
すものであり、mとn1ArklとAlk2及びMlと
M2は各々場合に同じものを表わすのが有利である。
シリビニンーC!−2’、3−ジヒドロデンスクシネー
トの2す) +1ウム塩が殊に有利である。
本発明による化合物の場合に、ベンゼン核に結合してい
ないヒドロキシル基は、例えばシュウ酸、マロン酸、コ
ハク酸、アジピン酸、マレイン前又はフマル酸により部
分的又は完全にエステル化されている。シリビニンの2
個の非芳香性結合ヒドロキシル基は、M記カルボン酸の
1個により単純エステル化されているのが石利である。
本発明により、一般式(1)の新規化合物の製法が得ら
れ、ここで、前記(A)式のシlピニン約1M量部をぎ
りジン1〜2重訪部中に溶かし、攪拌しながら一般式: 〔式中Arkは前記Alkl及びArk2の定義の1つ
と同じものt表わす〕のジカルボン酸無水物1〜6重量
部と反応させ、次いで均一混合物を得るまでエタノール
を1え、引続きこれと水を激しく攪拌しながら混合する
と芳香性結合したヒドロキシル基の存在エステルは加水
分解されるから、この加水分解が終了したら直ちに、こ
の反応混合物を酢酸エチルで稀釈し、酢酸エチルで飽和
された酸性水で洗浄し、酢酸エチル相を蒸発させ、残分
をエタノール中に入れ、アルカリ金属水酸化物のアルコ
ール性溶液で、この遊離のエステル化されていないカル
ボン酸残基の塩に変じる。
このジカルボン酸無水物との反応は、40〜50℃で実
施するのが有利である。酢酸エチル飽和酸性水の…は約
1.5〜2.4に保持するのが有利である。
これら化合物殊にシリ♂ニンー〇−2′,3−ジヒドロ
ゲンスクシネートの2ナトリウム堪は意外にも、火傷の
治療の際に優れた薬理作用を示す。更に前記誘導体にも
かかわらず、これらは、肝臓治療薬としての公知シリ♂
ンの完全な薬理効果を保持する。これらは殊に、肝硬変
及び毒性代謝性肝臓障害の治療に好適である。
意外にも、本発明の化合物は、キノコ養殊に、タマゴ9
テングダケ(Amantta phalloideg 
)として公知のキノ゛コによる非常に危険な襠の治療ロ
ルエチレン、クロロホルム及び類似物による毒もこれで
意想外に良好に治療できる。予防的使用の場合には、本
発明による化合物は前記障害を予防する。
従って、本発明により、これら新規、化合物の少なくと
も1種全薬物学的に認容性の固体又は液体稀釈剤又は相
持剤と共に含有する医薬組成物も得られる。これらは、
通例、系統的に、例えば丸剤、カプセル、溶液及び類似
物の形で、慣用の相持剤中でかつ場合によっては慣用の
アジュバントと一緒に使用される。
大人に対する1日の適用量は、患者の状態及び疾病の重
症度に依り、約50〜500!n9である。
シリビニンーC!−7,3−ジヒげロゲンスクシネート
の2ナトリウム塩(5ili−8ue−Na ) t−
火傷の場合の症状を、殊に熱的組織壊痕の形成による中
毒により起こさせた。重症の皮膚火傷の後の自己中饗症
状がその応答である証明は、禰々の方法で実施した。殊
に、火傷及び非火傷皮膚を健康なかつ火傷した受容動物
に交叉移植するのが説得力があり、この際、火傷皮膚の
非火傷受容体は死亡し、非火傷皮崩の火傷受容体は摺傷
作用を示さないことが明らかにされている( K、H,
シュミット(Schmidt )のニュー参アスペクツ
ψオプーオートイントキシケーション・アフター・シビ
ア・バーニングス(N0Waspeots of au
tointoxication after seve
reburnings ) :デ・バーニング・ディシ
ーズ(The burning disease ) 
; F、W、アーン7エルド(AhnofeleL)等
によるスゾリンガー@7エルラーク、ベルリン(8pr
inger Verlag。
Berlin )発行、45〜52頁参照]。
皮膚火傷の場合に、多くの化合物の発生又は新形成が起
こる。これらの多数の代りに、これら化合物のいくつか
の溝造を説明することができている。特に、皮膚火傷の
場合に生じる化合物は、脂質過酸化の際に生じる化合物
と顕像し【いる。これら物質の毒性作用に関しても類似
している。殊に、種々の長さの連鎖の飽和又は不飽和ア
ルデヒrは、4性作用の形成が、脂質過酸化〔ペネデイ
ツテイ(Benedetti )等によるアイデンティ
フィケーションQオデa4−ヒドロヤシノネナール1ア
ズ・ア・サイトドキシツク・プロダクト・オリシネ−テ
ィング・フロム拳デ・ベルオキシデーション・オプーリ
バー・ミクロソ−ム・リビズ(工dentificat
ionof 4− hydrox7nonena1as
 a cytotoxicproduct origi
nating from the peroxldat
ionof 1iver miarosomal Li
pids ) 、ビオキムΦビオフイズーアクタ(Bi
oahim、 Biophys、Acta)620.2
81〜296頁(1980年)〕及び熱的組織損傷(K
、H,シュミット(日chmlt)等によるスタブイス
−オン・デ・ストラクチャノンイ ーアンド・ベオロジカル・エフェクト・オプ・ピロトキ
シンズ・ビュリファイド・フロム−パーンドースキン(
Studisg on the 5tructurea
ncL biological effects of
 pyrotoxinspurifiecl from
 burned 5kin )ワールド・J@ササ−m
 (World J、 Surg、) 5.361〜6
65jj(1979年)〕の結果として、殊に印象的で
ある。従って、火傷は細胞構造の酸化性損傷をもたらす
と仮定さrている。
従って、膜脂質の自己酸化性変化を、重度の火傷の後の
自己中戴症の結果として研究した。
特に膜脂質の脂肪酸組成の変化を研究した。更に、本発
明によるシリビン誘導体が膜脂質の脂肪酸組成の変化に
どの程度影會するかを試験した。
重度火傷の後の膜脂質の脂肪酸組成の変化平均体重36
0gの雄ウィスターラッテ(Wist@r rats 
) f水及び乾燥飼料を自由に与えて3群に保持した。
この実験の開始までに、室温は22℃であり、この実験
の開始の後には動物を30℃で保持した。
′表面積20鴎2の銅スタンプを用い、一定圧及び25
0℃の温度゛で皮膚火傷を形成した。深部組織までの熱
的拶傷をさげるために、皮6?空冷中空スパーチル(e
patula )上に引きよせた。非常に正確な火傷が
、一定の生存率−を示すこの動物モデルで形成できる。
この実験の開始前に、動物tネンプタール(nembu
tal ) 5019/ !l’Jlで麻酔した。火傷
の後に、ショック予防のためにリンゲル・ラフチー) 
(Rlnger 1actate ) 20 d f腹
膜内に注射した。
5つの実験群を使用した: a)正常群:完全に損傷のない動物 b)対照群1 : 1311.1−8ua−Na 75
,5 WIgで6日間シリビニン治療のみ C)対照群l:偽−処理動物 d)火傷動物群:251250℃、20秒、[1,5a
t。
e)試験群二火傷後1日から開始してSi;1−8ue
−Na 75.5雫を6日間腹膜内に適用した動物 ミクロソームの単離のために、実験期間の終了後に、動
物から麻酔下に採血した。引続ぎ、肝臓を取り出し、重
量測定し、直ちに、氷冷1離媒体(サッカロース0.2
5 M%KDTA 1mM。
トリス、 HCJ 10 mモル、pH7,2)中に移
した。
肝臓を切断し、媒体中でホモジエネートした。
ミクロソームフラクションを分画遠心法によりペレット
化した。このミクロソームを再懸濁させ、再び遠心した
。引続き、@濁液を製造し、この際、懸濁液1dは肝臓
組織11に相当した。
脂質’i、J、7オルヒ(tolch )の方法で測定
シた〔アeシンプル・メソッド・フォア・デーアイソレ
ーション−アンド・ぎウリフイケーション・オプ・トー
タル・′リビズ・フロム・ア=−rル嗜テイシューズ(
A simple method fortM  1s
olation  and  purif’1oati
on  Of  tota:Lllpls from 
animal tissues )、ジャーナルオプ・
ビオロジカル・ケミストリイ(J、biox。
ohem、) 226.497〜508/1957プリ
イ及びデイヤーの変法ア・ラビド・メソツV・オプ・ト
ータル・りぎド・エクストラクション・アンド、fウリ
フイケーション(modi−fication Of 
Bligh and Dyer ; A rapid 
methodof total 11pi extra
ction and purification)、カ
ナディアン・ジャーナル嗜オプ・ビオケミストリイ・ア
ンド・フイジオロギイ(Oan、J・Biochem、
physiol、)37、911〜917/1959参
照〕 抽出され九ミクロンーム脂質を水酸化ナトリウム水溶液
で鹸化した。遊離脂肪酸i BF3−メタノールの添加
によりエステル化した。メタノールの蒸発及び親水性副
産物の除去の後に、脂肪酸エステルを定量的に測定した
非火傷動物群の場合に、脂肪酸型の注目に値する変化を
確かめることはできなかった。従って、麻酔及び僅かな
処置操作はミクロソーム脂質を変化しなかった。この理
由から、比較のために、正常群と対照群t−1つの対照
群に一緒にした。
非火傷動物と火傷動物とをそれらのミクロソーム脂肪酸
型に関して比較すると、不飽和脂肪酸から飽和脂肪酸へ
の重大な転換は示さなかった。
添付の第1図は、ミクロソーム肝臓脂質中の脂肪酸分布
及び熱的皮膚損傷による変化を示している。パルミチン
酸(016)の割合は、火傷の後に、全脂肪酸の25.
1から64.4%に増加した。ステアリン!(018)
の場合は、火傷動物の場合の割合は46.3 %で、対
照動物で得られた値より13.2%高かった。オレイン
酸((!18:1)の場合、僅かな取るに足らぬ低下が
認められる。リルイン酸(a18:2)の割合は、火傷
の後に当初値より約3分の1に低下した。最後に、アラ
キドン酸(020:4)の場合に、火傷の後に当初値の
31%だけであることが認められた。
次表は火傷及び非火傷動物における脂肪酸の割合に対す
る8111−8ue−Naの影響を示している:第1表 ラッテにおける火傷及び非火傷動物の8111−8uc
−Na治僚の後の肝臓のミクロソーム脂質の脂肪酸型 本発明によるシリ♂ニン誘導体による治療は、非処看動
物と比べて、非火傷対照動物の場合に重大な変化を起こ
させないことが判る。火傷動物の場合に、治療は不飽和
脂肪酸の消失を完全に除去した。
要約すれば次のことが言える:火傷は、ミクロソーム脂
質の脂肪酸型を変える。これは、膜の酸化性損傷に依る
ものと思われる。これは、殊に、多不飽和脂肪酸の著る
しい減少により明らかである。
従って、本発明によるシリビニン誘導体は酸化性の細胞
損傷を阻止することができる。従って、これらは、殊に
重度の火傷の後の酸化性損傷機構を阻止するために有用
である。
既述のように、重度の火傷の後の自己中嵩反応は殊に酸
化性細胞損傷をもたらすと思われている。従つ【、標準
熱的外傷は、ラッテの牌屍更に、本発明によるシリビ;
ン銹導体は、重度火傷の後のリンパ球性機能妨害にいか
なる影響を及ぼすかを調査した。
ラッテの膵臓及び末梢血液からのT−at胞のPHA誘
起細胞分裂(blastogenssis )に対する
銅スタンf”を用いて火傷させた。対照群として、すべ
ての処置操作を行なったが火傷させな力)つた偽火傷動
物を用いた。火傷及び非火傷動物力)ら2.4.7及び
9日後に採血し、エーテル麻酔下に膵臓を取り出した。
リンパ球の単離のために、ヘパリン処理した血液全フィ
コルーハイバク溶液(Ficoxl−Hypaques
O’1utiOn :比重1.077)に重層した。引
続き、これを遠心し、得られたリンパ球をその生命力に
関してトリジタンプルーを用いて試験した。膵臓リンパ
球の単離のために、組織を細砕し、篩に通し、ディゾ・
リシスii (G+L7’θ1ya1a 5oluti
on ) t−用いて付随赤血球を除いた。
引続き、この細胞混合物を5チ熱−矢活胎生牛血清の存
在下に容器中で30分間インキユペートシて、容器壁へ
の付着により懸濁液中の単核細胞の割合を減少させた(
5%)。計算のために、細胞を平底マイクロ滴定プレー
ト内に入れた。次いで20饅胎生牛血清を導入した。こ
の方法で、自然の細胞分裂を、この細胞のDNA内に3
H−チミジン−(201/mM ) ’に導入する方法
で測定した。
先の実験で、最適ミトゲン刺激は、5μ〜/−のPHA
濃度(ミトゲン フイトヘマ グルチニン)の場合に起
こることがはっきりした。この細胞試験系の最適化のた
めのこの実験の場合に、DNAの新規合成の最大刺激は
72時間後に行なわれたことが確かめられた。更に、最
大刺激を達成するための胎生中血清の最適濃度は20%
であることが確かめられた。
前記のように、自然の細胞分裂は、3H−チミジン全細
胞のDNA中に導入する方法で測定した。3H−チミジ
ン添加後18時間に細胞を集め、この際、この18時間
に対する0点が最大刺激の時点と一致し【いる。
本発明によるシリビエン誘導体の作用の調査のために、
ラッテの1群をシリピニン紡導体で処理した。このため
に、5ili−cus−Na 75.5 m9を1日1
回腹膜内注射した。この治療は、火傷の日からその組織
が除かれた日まで(最大9日まで)実施した。
対照動物で得られた結果及び5ili−suO−Na処
置動物で得られた結果の評価のために、刺激指数を計算
した。この数値は、刺激試料の平均値と対照試料の平均
値との商を表わす。各実験動物の場合にこうして得られ
た刺激指数から、各動物群当りの平均刺激指数を計算し
た。得られた結果を指数S工で表現する。
添付の第2図は、リンパ球の細胞分裂に対する使用B1
n1−suc−Naの影vを示している。火傷動物の場
合に、細胞の低下された刺激能力はシリビニン銹導体に
より著るしく増大された。
si:Li−5uC−Na処置動物の場合に第2白目で
すでに、血液リンパ球のPHAへの応答は約10倍高い
ことが判明した。外傷治療第48目に、処R@物に関す
る血液リンパ球の場合の刺激指数値は8であり、非処R
’tlJJ物の場合の相応する値は1.5であった。
膵臓の場合に、火傷した非処置動物の刺激指数はすべて
明らかに1より下であった。シリピ二ン誘導体の適用は
、すべての調査日において着るしく改良され、最大は、
外傷治療第7白目に′認められている。
健康な動物の場合に5ili−sue−Na Mm独は
、膵臓及び末梢血液からのT−リンパ球のPHA−誘起
細胞分裂の刺激能力に顕著な変化が生じなかったことを
示した比較実験も実施した。
従って、本発明によるシリビニン訪導体は、火傷動物の
リンパ球の細胞分裂を著るしく刺激する。
本発明によるシリビニン誘導体で処理した動物の場合、
熱的外傷の後に動物は再び迅速に体重が増加するので、
一般的な異化作用は低かったことも確かめられた。
中ノコ毒 拷キノコ(タマデテングダケAman i tapha
lloide、s )による毒は医学上置も鳳大なもの
に属する。すべてのキノコ毒の10〜30%がタマイテ
ングダケにより起こされているが、このキノコの福は、
危険性の故に、医学上常に注目すべき大きな関心を有す
る。古い文献中にはその死亡率は30〜50%であると
言われている。近代の漸進的な医学により、フレーシャ
イン(Floersheim )等による患者205人
での収集研究によれば、この値は平均22.4%まで低
下されている。
タマデテングダケからの毒アマニチン (amanitin )は、7ダのJl(この雪量はこ
の生キノコ約5oI中に存在する)で、大人に対して致
命的であり得る。
成馬のみこまれた一連の動物実験の後に、活性物質5i
li−sue−Na fタマ♂テングダケによる毒の治
療に使用した。
タマゴテングダケ中毒患者25人で、慣用の治療に加え
て、aili−sue−Naでの治療を行なった。この
28人の患者のうち、このキノコを自殺の目的で比較的
多量摂取した1人だけが死亡した。この結果は、この分
野における非常な治療上の進歩を示した。
西ドイツ特許第1923082号明細書によるシリマリ
ン含分的70%及びシリビン/シリジアニン/シリクリ
スチンの異性体比的3:1:1でシリビン含量がインシ
リビンの約3分の1である生成物5ooytメタノール
2ゆ(約2.53))中に懸濁させた懸濁液を攪拌しな
がら15分間加熱沸騰させる。この時間の後に、このよ
うにして得た溶液から、いくらかのシリビニンは沈殿析
出することができる。引続きメタノールの0.75〜1
,25ゆ(約0.96〜1.58))t−真空中で除去
し、残分を室温で10〜28日放置する。沈殿し九シリ
ビニンを濾過し、冷メタノール50g/で2回洗浄した
。真空中40℃で乾燥の後に、単離された粗製シリピニ
ンを更に、次の方法で精製する: 粗製シリビニン601を加熱下に工業用酢酸エチル3ノ
中に゛溶かす。引続き、これに活性炭20JFを加え、
混合物を還流下に更に2時間加熱し、その間攪拌する。
その後濾過により泄明化し、溶液を減圧下に50℃で蒸
発させ、約250dとし念。この濃縮物をウルトラータ
ラツクス装置(tlrltra−Turrax app
aratus ) f用いて、15分間攪拌し、攪拌の
間にメタノール25dと混合する。引続き、混合物を室
温で1夜放置する。吸引濾過の前に、この際に沈殿した
シリビンを再びウルトラータラツクス装置で5分間攪拌
する。吸引濾過した沈殿を酢酸エチル50tJで2回洗
浄し、40℃で真空乾燥箱中で1夜乾燥させる。得られ
る生成物を引続き磨砕し、更に同じ条件下で48時間乾
燥させる。
実施例 次の実施例は本発明全説明するためのものである: 例1 シリピニンーa−2′,3−ジヒドロrンスクシリビニ
ン5011t45℃でピリジン704中に溶かし、これ
に無水コハク酸50.9?添加し、混合物’?45℃で
約8時間攪拌し、これにエタノール30dYr:添加し
、更に混合物を、均一混合物が形成されるまで攪拌する
。引続き、これに、酢酸フェニルの鹸化のために、激し
い攪拌下に、約30分かかって水60d’C添加する。
50℃で1時間攪拌の後に、フェニルエステルは定量的
に加水分解される。加水分解の完全度は)iPLoを用
いて試駆する。こうして得た反応混合物に酢酸エチル1
.7ノを迅速に添加することにより加水分解を停止させ
る。
過剰のコハク酸及びぎリジンを分離するために、酢酸エ
チルで稀釈した反応溶液を、酢酸エチルで飽和され、p
H1,85の水(稀塩酸で調節)5ノで向流により2回
抽出する。この際、酢酸エチルで飽和され、酸性にされ
た洗浄水を、稀釈された反応溶液に対して向流でポンプ
循環させ、引続き、稀塩酸の添加により、酢酸エチル通
過の後にそのμ値が残るようになるまでp)Ift1!
t−1,85に保持する。
引続き、過剰の塩酸の洗出のために、酢酸エチル相を、
酢酸エチルで飽和された水6.4ノで向流により2回抽
出する。洗浄水の…値が4.5より大きくなったら直ち
に有機相を定量的に分離し、真空中、40〜50℃で蒸
発させ、当初量の12分の1(約0.2))にし、次い
でエタノール125dで稀釈する。
表題化合物は、エタノール/水からの再沈殿及び真空中
、50℃で15時間乾燥することにより得られる。
分析試料を製造するために、表題化合物をエタノール/
水から3回再沈殿させ、引続き、真空中、50℃で15
時間乾燥させる。
FD質量スペクトルで、分子ピークは、682の予想分
子量の所に現れる。
工Rスペクトル株、aoH子価振動の領域内に2個の重
複吸収帯を示し、その1万はシリビニンの場合と同様に
1635cIII−″3の波長でピロン環のカルボニル
官能基と関連している。第2の吸収帯は173[]m−
’の所にあり、2個のエステル性カルボニル官能基に基
因する。
IH−NMRスペクトルで、2個のエステル化が起って
いることが確認される。従って、芳香性プロトン対コハ
ク酸残基のメチレンプロトンとの比(積分により測定)
は8 : 8 (ppm範囲5.9−2′,1 )にな
る。このメチレンプロトン(2,6ppmンとメトキシ
基のメチルプロトン(3,8ppm )との比は8.6
になり、従って、これと一致する。
130一研究の場合の化学変位は、2個のアルコール性
ヒドロキシル基のエステル化カ行すわれたことを示して
いる、即ち、この化学変位は0110所及び隣接炭素原
子012〜014の所で、同様にC2〜C4の所で最も
強く変化している。
元素分析 C33H30014(分子量682.60 )計算値 
C58,07チ H4,4qb   O!;2′,50
%実測#   58.05チ  4.57 %   3
2′,31チ例2 シリピニンー0−2’、 3−ジヒドロゲンスクシネー
トの2ナトリウム塩の製造 例1により得られたエタノール溶液に、攪拌及び外から
の一5〜9℃での冷却下に、6チ水酸化ナトリウムエタ
ノール溶液(このエタノール溶液の固体含分の測定に基
づ<)t−a加する。
懸濁液を更に室温で1時間攪拌し、ベージュ色の沈殿固
体を吸引により濾過し、タラックス金用いて、エタノー
ル150d中に2回各々5〜10分間懸濁させ、再び吸
引濾過する。残留酢酸エチルの除去のために、引続き、
生成物を室温でエタノール280Wtl中に14時間懸
濁させ、再び吸引濾過し、次いでエタノール70−で洗
浄し、真空乾燥箱中、40〜45℃で15時間乾燥させ
る。この予め乾燥された生成物を引続き磨砕し、篩を通
して0.2Hより/トさい粒子寸法にし、再び真空中、
40〜45℃で48時間乾燥させる。
こうして表題化合物52y(理論量の69%)が得られ
る。
この表題化合物は明確な融点を有しない。約80℃で焼
結しはじめ、約100℃で泡形成下に融解する。
メタノール中でのUVスペクトル: λm、工=288nm    f−1,73x10’こ
の表題化合物の分子量は726.56である。
この化合物は僅かにベージュ色の、無臭で塩様の味を有
する微晶粉末である□。これは水中に易溶性で、エタノ
ール中に僅かに可溶であり、アセトン、ジエチルエーテ
ル及びクロロホルム中には実際に不溶である。
使用例 静脈適用のための凍結乾燥物の製造 マンニット             1 (J、 O
Irap注射用水           全it  1
.5d溶液1.5 d k容量5dの尖ったアンプル中
に入れ、公知方法で凍結乾燥させる。貯蔵の目的で、最
終凍結乾燥物を含有するアンプルを常法で閉じる。使用
のために、この凍結乾燥物を無菌の生理食塩水SR1中
に浴かして澄明溶液とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ラッテにおけるミクロソーム肝脂質中の脂肪
酸分y+a及び熱的皮膚障害により惹起される変化を示
すグラフ、第2図a)は血K リンパ球の細胞分裂刺激
指数を示すグラフ、第2図b)は;岸側リンパ球の細胞
分裂刺激指数全示すグラフである。 第1図 C10C10C10:I  C10:2  C20:4
第2図(a)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中n及びmは相互に無関係に、0又は1を表わし、
    Alk_1及びAlk_2は相互に無関係に、4個まで
    の炭素原子を有するアルキレン基、2〜4個の炭素原子
    を有するアルケニレン基を表わし、M_1及びM_2は
    相互に無関係に、水素原子又はアルカリ金属原子を表わ
    す〕のシリビニン誘導体。 2、式中のn及びmは相互に無関係に、0又は1を表わ
    し、Alk_1及びAlk_2は各々2個の炭素原子数
    を有するアルキレン基を表わし、M_1とM_2は相互
    に無関係にアルカリ金属原子を表わす、特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。 3、式中のnとm、Alk_1とAlk_2並びにM_
    1とM_2は同じものを表わす、特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 4、シリビニン−C−2′,3−ジヒドロゲンスクシネ
    ートの2ナトリウム塩である、特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 5、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中n及びmは相互に無関係に、0又は1を表わし、
    Alk_1及びAlK_2は相互に無関係に、4個まで
    の炭素原子を有するアルキレン基、2〜4個の炭素原子
    を有するアルケニレン基を表わし、M_1及びM_2は
    相互に無関係に水素原子又はアルカリ金属原子を表わす
    〕のシリビニン誘導体を製造するため、 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のシリビニン1重量部をピリジン1〜2重量部中に溶か
    し、撹拌しながら、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中AlkはAlk_1又はAlk_2と同じものを
    表わす〕のジカルボン酸無水物1〜3重量部と反応させ
    、次いでこれに均一混合物が生じるまでエタノールを加
    え、引続きこれに激しい撹拌下に水を添加し、この際に
    存在する芳香性結合ヒドロキシル基のエステルを加水分
    解させ、この加水分解が完結したら直ちに混合物を酢酸
    エチルで稀釈し、酢酸エチルで飽和された酸性水で洗浄
    し、酢酸エチル層を蒸発させ、残分をエタノール中に入
    れ、アルカリ金属水酸化物アルコール浴液を用いて遊離
    のカルボン酸残基の塩に変じることを特徴とする、シリ
    ビニン誘導体の製法。 6、無水ジカルボン酸との反応を約40〜50℃の温度
    で実施する、特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、酢酸エチル飽和され、酸性にされた水を約1.5〜
    2.4のpH値に保持する、特許請求の範囲第5項又は
    第6項に記載の方法。 8、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中n及びmは相互に無関係に、0又は1を表わし、
    Alk_1及びAlk_2は相互に無関係に、4個まで
    の炭素原子を有するアルキレン基、2〜4個の炭素原子
    を有するアルケニレン基を表わし、M_1及びM_2は
    相互に無関係に水素原子又はアルカリ金属原子を表わす
    〕のシリビニン誘導体少なくとも1種を固体又は液体の
    薬剤稀釈剤又は担持剤と混合して含有することを特徴と
    する、火傷、肝臓障害及びキノコ毒を治療する薬剤。
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