JPS61142223A - 永久アンカ−の頭部の防蝕方法 - Google Patents
永久アンカ−の頭部の防蝕方法Info
- Publication number
- JPS61142223A JPS61142223A JP26188784A JP26188784A JPS61142223A JP S61142223 A JPS61142223 A JP S61142223A JP 26188784 A JP26188784 A JP 26188784A JP 26188784 A JP26188784 A JP 26188784A JP S61142223 A JPS61142223 A JP S61142223A
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- Japan
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- corrosion
- cap
- anchor
- rust
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D31/00—Protective arrangements for foundations or foundation structures; Ground foundation measures for protecting the soil or the subsoil water, e.g. preventing or counteracting oil pollution
- E02D31/06—Protective arrangements for foundations or foundation structures; Ground foundation measures for protecting the soil or the subsoil water, e.g. preventing or counteracting oil pollution against corrosion by soil or water
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は永久アンカーの頭部の防蝕方法に関するもので
ある。
ある。
[イ]従来技術
第6図に従来の永久アンカーAの頭部の周辺の構造を示
す。
す。
永久アンカーAの耐久性を考慮した場合、アンカー材の
耐久性が問題となる。
耐久性が問題となる。
PC鋼線からなるアンカー材Bの自由長部はシース材り
で被覆し、かつ、孔とシース材りとの間にグラウト材を
充填して防錆処理が成されている。
で被覆し、かつ、孔とシース材りとの間にグラウト材を
充填して防錆処理が成されている。
また、インナースリーブEとオイルキャップFを使って
密封体を形成し、この密封体内に防錆液Gを封入して防
蝕処理が成されている。
密封体を形成し、この密封体内に防錆液Gを封入して防
蝕処理が成されている。
1口1本発明が解決しようとする問題点前記した従来の
永久アンカーの防蝕技術には、次のような問題点が存在
する。
永久アンカーの防蝕技術には、次のような問題点が存在
する。
(1)コンクリートや地山は外界の影響を受は易く、そ
のため支圧板Cとコンクリート床体H等の間に発生した
間隙から雨水が進入して、アンカー材Bに請を発生させ
る原因となる。
のため支圧板Cとコンクリート床体H等の間に発生した
間隙から雨水が進入して、アンカー材Bに請を発生させ
る原因となる。
(2)錆の発生の原因となる地下水などの侵入を防止す
るために、従来は二つの方法が採用されている。
るために、従来は二つの方法が採用されている。
その一つは図示するように、インナースリーブEとシー
ス材りの間隙間にコーキング材■を充填する方法であり
、もう−は、管径が徐々に変化するトランペットシース
と呼ばれるガイド管を使用して、このトランペットシー
ス内にグラウトする事で対処する方法が採用されている
。
ス材りの間隙間にコーキング材■を充填する方法であり
、もう−は、管径が徐々に変化するトランペットシース
と呼ばれるガイド管を使用して、このトランペットシー
ス内にグラウトする事で対処する方法が採用されている
。
しかし、前者の方法は、インナースリーブEの中央に開
設された孔とPC鋼線の間に発生する狭小空間からの充
填作業となり、確実にコーキング材Iで隙間なく充填す
ることは非常に困難であり、インナースリーブE内に雨
水、あるいは地下水の進入を許してしまう場合がある。
設された孔とPC鋼線の間に発生する狭小空間からの充
填作業となり、確実にコーキング材Iで隙間なく充填す
ることは非常に困難であり、インナースリーブE内に雨
水、あるいは地下水の進入を許してしまう場合がある。
そのうえ、コーキング材Iの充填が不十分であると、シ
ース材りと孔との間に充填した注入グラウトがインナー
スリブE内に進入したり、あるいはインナースリーブE
内から防錆液Gが漏出する場合も発生する。
ース材りと孔との間に充填した注入グラウトがインナー
スリブE内に進入したり、あるいはインナースリーブE
内から防錆液Gが漏出する場合も発生する。
また、後者の方法は、グラウトすることは長期に渡たる
アンカー導入力の調整が困難となる。
アンカー導入力の調整が困難となる。
(3)防錆液Gが漏出すると、インナースリーブE内に
空間が発生し、この空間内に水が溜ってアンカー材Bの
錆の発生の原因となる。
空間が発生し、この空間内に水が溜ってアンカー材Bの
錆の発生の原因となる。
本発明は、雨水や地下水の進入を防止し、かつ封入した
防錆液の漏出を確実に防止して良好な防錆効果が得られ
る、アンカー材頭部の防錆方法を提供する事を目的とす
る。
防錆液の漏出を確実に防止して良好な防錆効果が得られ
る、アンカー材頭部の防錆方法を提供する事を目的とす
る。
[ハ]問題点を解決するための手段
本発明は、インナースリーブの先端に、頭部を開孔した
ゴム製のキャップを取り付け、アンカー材を被覆するシ
ース材とインナースリーブとの間をキャップで確実に閉
塞させる事によって、前記問題点を解決する技術手段に
関するものである。
ゴム製のキャップを取り付け、アンカー材を被覆するシ
ース材とインナースリーブとの間をキャップで確実に閉
塞させる事によって、前記問題点を解決する技術手段に
関するものである。
[二]実施例
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施例について
説明するが、まず、本発明に使用する各部材について説
明する。
説明するが、まず、本発明に使用する各部材について説
明する。
(1)アンカー材の防錆手段
第3図に示すように、複数本のPC鋼線群からなるアン
カー材1は、被覆シース11によって保護されている。
カー材1は、被覆シース11によって保護されている。
本実施例では、防錆剤を注入した被覆シース11の開口
端にシース蓋材2を挿入して防錆剤を封入する。
端にシース蓋材2を挿入して防錆剤を封入する。
シース蓋材2は、例えばゴム製等で構成し、外径が徐々
に変化してテーパを持たせて形−成した栓材である。
に変化してテーパを持たせて形−成した栓材である。
このシース蓋材2の両端には、アンカー材1を一本ずつ
貫通できる貫通孔21群を開設する。
貫通できる貫通孔21群を開設する。
(2)インナースリーブ(第1.2.4図)インナース
リーブ3は、鋼製、・合成樹脂などからなり、両端解放
形の筒体である。
リーブ3は、鋼製、・合成樹脂などからなり、両端解放
形の筒体である。
この筒体は両端に小径部31と大径部32を形成し、大
径部32側を支圧板4に溶接等で一体に接続し、小径部
31側は被覆シース11を内挿できる寸法に形成し、小
径部31側の先端には、防錆キャップ5を装着する。
径部32側を支圧板4に溶接等で一体に接続し、小径部
31側は被覆シース11を内挿できる寸法に形成し、小
径部31側の先端には、防錆キャップ5を装着する。
(3)防錆キャップ
防錆キャップ5は、インナースリーブ3と被覆シース1
1との間を閉塞するパツキン材である。
1との間を閉塞するパツキン材である。
防錆キャップ5は、両端開放形の円筒型であり、例えば
、ゴム等の弾性材で形成する。
、ゴム等の弾性材で形成する。
防錆ヤップ5の基端51は、インナースリーブ3の小径
部31を外装できる内径とし、先端52は被覆シース1
1の外径と等しいか、あるいは僅かに小さい寸法に形成
する。
部31を外装できる内径とし、先端52は被覆シース1
1の外径と等しいか、あるいは僅かに小さい寸法に形成
する。
防錆キャップ5を取り付けるには、基端51を大径部3
1に外装した後バンド53を環装して着脱自在に取り付
ける。
1に外装した後バンド53を環装して着脱自在に取り付
ける。
防錆キャップ5の先端52は、内側に折り込んでおいた
状態で自由長部の被覆シース11を挿入して使用する。
状態で自由長部の被覆シース11を挿入して使用する。
また、インナースリーブ3は防錆キャップ5によって完
全密封体を形成するため、内部に防錆剤を封入しても漏
出の心配がまったくない。
全密封体を形成するため、内部に防錆剤を封入しても漏
出の心配がまったくない。
次に、永久アンカーの頭部の防錆処理方法について説明
する。
する。
(1)インナースリーブの装着
インナースリーブ3の大径部32には、中央に孔41を
開設した支圧板4を溶接して固定する。
開設した支圧板4を溶接して固定する。
さらに、インナースリーブ3の小径部31に防錆キャッ
プ5を取り付けて内側に折り込み、防錆キャップ5側か
らインナースリーブ3を、地中に定着したアンカー材1
の自由端に押し込む。
プ5を取り付けて内側に折り込み、防錆キャップ5側か
らインナースリーブ3を、地中に定着したアンカー材1
の自由端に押し込む。
従って、内側に折り込んだ防錆キャップ5の先端52が
被覆シース11とインナースリーブ3の小径部31との
間を隙間なく閉塞する。
被覆シース11とインナースリーブ3の小径部31との
間を隙間なく閉塞する。
従って、簡単な作業でインナースリーブ3の先端を閉塞
できる。
できる。
また、防錆キャップ5を取り付けたインナースリーブ3
の小径部31と被覆シース11の間にアスファルト等の
止水材を必要に応じて注入する場合もある。
の小径部31と被覆シース11の間にアスファルト等の
止水材を必要に応じて注入する場合もある。
〈2)防錆剤の封入
次に、インナースリーブ3内に防錆剤を注入して、オイ
ルキャップ7で密封する。
ルキャップ7で密封する。
インナースリーブ3は、完全密封体を形成しているため
、内部に注入した防錆剤の漏出を完全に防止することが
できる。
、内部に注入した防錆剤の漏出を完全に防止することが
できる。
また、外部からインナースリーブ3内に地下水等や、地
山と被覆シース11との間に注入するグラウト材9の進
入も確実に防止し、高い止水効果を維持できる。
山と被覆シース11との間に注入するグラウト材9の進
入も確実に防止し、高い止水効果を維持できる。
[その他の実施例1
第5図に示すように、インナースリーブ3の大径部32
の開口端を突出させてフランジ33を形成し、支圧板と
この7ランシ33の間にゴム製等のパツキン材8を介在
させて行なう事も可能である。
の開口端を突出させてフランジ33を形成し、支圧板と
この7ランシ33の間にゴム製等のパツキン材8を介在
させて行なう事も可能である。
この場合、アンカー材1の緊張によって、パツキン材8
が圧縮されるので、支圧板4とフランジ33の間の止水
処理が確実となる。
が圧縮されるので、支圧板4とフランジ33の間の止水
処理が確実となる。
[ホ1効果
本発明は以上説明したようになるから次のような効果を
期待する事ができる。
期待する事ができる。
(1)インナースリーブの先端側の口径を被覆シースを
内挿できる程度に小さくシ、さらにインナースリーブの
先端に防錆キャップを取り付けた事により、被覆シース
とインナースリーブの先端との間に密な状態で防錆キャ
ップを介在できる。
内挿できる程度に小さくシ、さらにインナースリーブの
先端に防錆キャップを取り付けた事により、被覆シース
とインナースリーブの先端との間に密な状態で防錆キャ
ップを介在できる。
従7て、高い止水効果を維持でき、永久アンカーの頭部
に錆の発生を防止できる。
に錆の発生を防止できる。
(2)防錆キャップを取り付けたインナースリーブを単
に押込むだけで被覆シースとインナースリー1間の止水
処理を行なうことができ、作業が簡単である。
に押込むだけで被覆シースとインナースリー1間の止水
処理を行なうことができ、作業が簡単である。
第1図:本発明の一実施例の説明図
第2図:インナースリーブと防錆キャップの説明図
第3図:シース蓋材の説明図
第4図;インナースリーブの先端の止水状態の説明図
第5図:その他の実施例の説明図
第6図:従来技術の説明図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 地中に定着させたPC鋼線などの周囲にシース材を被覆
して形成したアンカー材の頭部に、シース材と同径また
はわずかに小さい口径を有するゴム製の円筒からなるキ
ャップを取付けたガイド管をキャップ側から外挿して密
封体を形成し、 この密封体内に防錆剤を封入して行なう、 永久アンカーの頭部の防蝕方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26188784A JPS61142223A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 永久アンカ−の頭部の防蝕方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26188784A JPS61142223A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 永久アンカ−の頭部の防蝕方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61142223A true JPS61142223A (ja) | 1986-06-30 |
JPH0140174B2 JPH0140174B2 (ja) | 1989-08-25 |
Family
ID=17368142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26188784A Granted JPS61142223A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 永久アンカ−の頭部の防蝕方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61142223A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62172733U (ja) * | 1986-03-31 | 1987-11-02 | ||
JPS6365741U (ja) * | 1986-10-21 | 1988-04-30 | ||
JPH03122128U (ja) * | 1990-03-24 | 1991-12-13 | ||
JP2007332661A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Kowa Sangyo Kk | アンカーの頭部及び頭部背面機構とアンカー補修方法 |
JP2008025251A (ja) * | 2006-07-24 | 2008-02-07 | Sumitomo Denko Steel Wire Kk | アンカー頭部の防食定着構造 |
US7677579B2 (en) * | 2002-05-31 | 2010-03-16 | Technip France Sa | Seal assembly for dividing an annular space in a double-walled pipeline |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP26188784A patent/JPS61142223A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62172733U (ja) * | 1986-03-31 | 1987-11-02 | ||
JPH047229Y2 (ja) * | 1986-03-31 | 1992-02-26 | ||
JPS6365741U (ja) * | 1986-10-21 | 1988-04-30 | ||
JPH03122128U (ja) * | 1990-03-24 | 1991-12-13 | ||
JPH0647967Y2 (ja) * | 1990-03-24 | 1994-12-07 | 建設基礎エンジニアリング株式会社 | 止水シース付き支圧板 |
US7677579B2 (en) * | 2002-05-31 | 2010-03-16 | Technip France Sa | Seal assembly for dividing an annular space in a double-walled pipeline |
JP2007332661A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Kowa Sangyo Kk | アンカーの頭部及び頭部背面機構とアンカー補修方法 |
JP2008025251A (ja) * | 2006-07-24 | 2008-02-07 | Sumitomo Denko Steel Wire Kk | アンカー頭部の防食定着構造 |
JP4704289B2 (ja) * | 2006-07-24 | 2011-06-15 | 住友電工スチールワイヤー株式会社 | アンカー頭部の防食定着構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0140174B2 (ja) | 1989-08-25 |
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