JPH04216713A - アースアンカー及びその定着方法 - Google Patents
アースアンカー及びその定着方法Info
- Publication number
- JPH04216713A JPH04216713A JP40984290A JP40984290A JPH04216713A JP H04216713 A JPH04216713 A JP H04216713A JP 40984290 A JP40984290 A JP 40984290A JP 40984290 A JP40984290 A JP 40984290A JP H04216713 A JPH04216713 A JP H04216713A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheath
- bearing plate
- earth anchor
- fixing
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 claims abstract description 22
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 39
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 27
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims description 13
- 239000011440 grout Substances 0.000 claims description 10
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 9
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 abstract 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract 2
- 238000005536 corrosion prevention Methods 0.000 abstract 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003673 groundwater Substances 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 210000002435 tendon Anatomy 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
定着方法に関するものである。
の頭部には錆が発生し易く、その錆の発生を防ぐために
種々のアースアンカー及びその定着方法が開発されてい
る。
引張材の頭部にインナースリーブを設け、該インナース
リーブとシース材との間にコーキング材を充填する方法
がある。
防錆作業が掘削孔の中で行われ、しかもインナースリブ
の中央に開設された孔と、引張材との狭い空間からコー
キング材を充填しなければならないため非常に困難な作
業となって、コーキング材を隈無く確実に充填すること
が出来なかった。そのためインナースリーブ内へ雨水や
地下水が浸入してしまい、依然としてアースアンカー頭
部に錆が発生していた。
たものであり、その目的は、アースアンカー頭部の防錆
作業を容易に行うと共に、アースアンカー頭部に雨水や
地下水が浸入するのを確実に防ぐことができるアースア
ンカー及びその定着方法を提供することである。
めの、本発明のアースアンカーは、引張材の頭部に防錆
具を設けると共に、先端部にはパイロットキャップと、
周面がテーパ状の突起リングを備えた定着体を設け、前
記防錆具が前記引張材の端部に接続される端部シースと
、前面を支圧板の背面側に密接する蛇腹部及び、支圧板
の挿通孔に挿入するラップ体を備えた防水シースとによ
りなることを特徴とする構成にすることであり、さらに
アースアンカーの定着方法は、頭部に、端部シースと、
前面が支圧板の背面側に密接する蛇腹部及び、支圧板の
挿通孔に挿入するラップ体を備えた防水シースとにより
なる防錆具を設けた引張材を、前記防水シースが地上に
突出すように掘削孔に挿入すると共に、該掘削孔にグラ
ウト材を充填し、該グラウト材が硬化した後、掘削孔に
支圧板を前記ラップ体が挿通孔に挿入するように固定し
て前記引張材を緊張することを特徴とする構成にするこ
とである。
の頭部に防錆具を設けたことにより、掘削孔に支圧板を
取り付けると、防水シースが蛇腹部により縮み、その弾
性力で蛇腹部の前面が支圧板の背面に常時密接されると
共に、ラップ体が支圧板の貫通孔に挿入されるので、前
記支圧板の背面側からの止水をすることができる。また
、先端部に設けた定着体により、定着強度を高めること
ができる。また、頭部に防水シースを備えた引張材を、
該防水シースが地上に突出するように挿入したので、防
錆処理が地上で容易にできると共に、支圧板を取り付け
る際に、防水シースが蛇腹部により縮むので、その長さ
が自在に調整できる。
細に説明する。第1図は本発明のアースアンカーAの断
面図である。アースアンカーAは地中の掘削孔hに充填
されたグラウト材Cと、そのグラウト材Cに埋設された
引張材Bとによりなり、該引張材Bを緊張して定着する
ことにより地盤を支持するものである。
1の先端部に設けたパイロットキャップ2及び定着体3
と、引張材本体1の頭部に設けた防錆具4とにより構成
されている。引張材本体1はPC鋼線等の緊張材5をポ
リエチレン製のシース材6で被覆し、これらの間に防錆
油を充填して形成し、前記緊張材5の頭部には上部マン
ション5aを、また先端部には下部マンション5bを夫
々備え、前記上部マンション5aはナット5cにより支
圧板7に固定されると共に、下部マンション5bには支
圧リング5eを介して定着体3が螺着されている。
は、緊張材5を被覆するポリエチレン製のラップシース
9がシース材6の内側へ延びた状態で固着され、シース
材6端部と防錆具4との接合部nを内側から被覆してい
る。そして、このラップシース9は緊張材5の緊張に伴
って、シース材6から防錆具4にかけてスライドして接
合部を覆うことにより、緊張材5の緊張によりシース材
6端部と防錆具4との接合部に隙間ができた場合でも、
該隙間を内側から被覆して地下水等がシース材6に浸入
するのを防止する。
張材本体1を挿入する際に、引張材本体1が掘削孔hの
側面に引掛かるのを防止するガイドであり、外面にリン
グ状の突起部2aを備えてグラウト材Cとの定着強度を
高めている。定着体3は支圧リングにより下部マンショ
ン5bに螺着され、外面に突起リング3aを適宜間隔ご
とに備え、該突起リング3aの周面がテーパ状に形成さ
れることにより、グラウト材Cとの定着強度を高めるも
のである。
ース11とにより構成され、いずれも合成樹脂で一体形
成されている。端部シース10は筒体状に形成され、前
部外面にネジ部10aを備えると共に、後部外面には梨
地等の凹凸部10bが形成されている。そして端部シー
ス10の後部が止水チューブ12を介して緊張材5を被
覆したシース材6に連結され、前部のネジ部10aには
防水シース11が着脱自在に螺着されている。
シース10のネジ部10aに螺合して、支圧板7の背面
に当接するように設けられ、前記ネジ部11aの端縁に
は外側に拡張した拡張部11bが形成され、その螺合を
容易にしている。
腹部13と、ラップ体14とが設けられ、該蛇腹部13
は前記支圧板7の貫通孔7aよりも大径であり、常時支
圧板7側に付勢することにより、防水シース11の前面
を支圧板7の背面に密接させてシールしている。また、
蛇腹部13の前面にそのシール効果を高めるために、シ
ール剤13aが塗布されている。
て前記支圧板7の貫通孔7aよりも小径に形成され、該
貫通孔7aに挿入することにより上部マンション5aの
ネジ部5dが支圧板7の貫通孔7aで損傷するのを防止
している。
法について説明する。先ず初めに、地中に適宜深さの掘
削孔hを掘削する。そして、引張材本体1の頭部に防錆
具4を、また先端部にパイロットキャプ2及び定着体3
を備えた引張材Aを、前記掘削孔hに挿入する。この場
合、防水シース11の上部が掘削孔hから地上へ突出し
、この状態で掘削孔h内にグラウト材Cを注入する。
削孔hの上端に支圧板7を取り付ける。このとき、支圧
板7の貫通孔7aには蛇腹部13におけるラップ体14
が挿入されると共に、蛇腹部13の前面が支圧板7の背
面に常時密接されるので、支圧板7の背面側が防水され
る。また、ラップ体14が貫通孔7aの周面を覆うため
、上部マンション5aのネジ部5dが保護される。
キ(図示せず)で緊張した後、上部マンション5aにナ
ット5cを螺合し、該頭部にアンカーキャップ15を被
覆してアースアンカーAを定着する。
先端部にはパイロットキャップと、周面がテーパ状の突
起リングを備えた定着体を設けたことにより、アースア
ンカーの定着強度を高めることができる。
シースを支圧板の背面側に密接したことにより、従来の
支圧板の前面側からの止水に加えて支圧板の背面側から
の止水もすることができる。
緊張時における端部シースの共上がりを吸収することが
でき、さらにアンカーされた構造物に大きな変形があっ
ても、緊張材の露出を防止することができる。
貫通孔の周面を被覆することにより、緊張時における上
部マンションのネジ部の損傷を防止することができる。
具における防水シースが地上に突出すように掘削孔に挿
入したことにより、該頭部の防錆処理を地上で容易に行
うことができ、さらに支圧板を取り付ける際に、防水シ
ースが蛇腹部で縮むので、防錆具の長さを容易に調整で
きる。
拡大断面図である。
拡大断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 引張材の頭部に防錆具を設けると共に
、先端部にはパイロットキャップと、周面がテーパ状の
突起リングを備えた定着体を設け、前記防錆具が前記引
張材の端部に接続される端部シースと、前面を支圧板の
背面側に密接する蛇腹部及び、支圧板の挿通孔に挿入す
るラップ体を備えた防水シースとによりなることを特徴
とするアースアンカー。 - 【請求項2】 頭部に、端部シースと、前面が支圧板
の背面側に密接する蛇腹部及び、支圧板の挿通孔に挿入
するラップ体を備えた防水シースとによりなる防錆具を
設けた引張材を、前記防水シースが地上に突出すように
掘削孔に挿入すると共に、該掘削孔にグラウト材を充填
し、該グラウト材が硬化した後、掘削孔に支圧板を前記
ラップ体が挿通孔に挿入するように固定して前記引張材
を緊張することを特徴とするアースアンカーの定着方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2409842A JPH0726388B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | アースアンカー及びその定着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2409842A JPH0726388B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | アースアンカー及びその定着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04216713A true JPH04216713A (ja) | 1992-08-06 |
JPH0726388B2 JPH0726388B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=18519117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2409842A Expired - Lifetime JPH0726388B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | アースアンカー及びその定着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726388B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0868049A (ja) * | 1994-08-31 | 1996-03-12 | Kurosawa Kensetsu Kk | グラウンドアンカーにおける頭部の定着構造 |
JP2007284960A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Sumitomo Denko Steel Wire Kk | グラウンドアンカー構造及びその工法 |
CN112681302A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-04-20 | 深圳钜联锚杆技术有限公司 | 锚杆颈部防护组件、锚杆及施工方法 |
WO2022008217A1 (en) * | 2020-07-06 | 2022-01-13 | Bbr Vt International Ltd. | Sealing solution for transition zone of ground anchors |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100783728B1 (ko) * | 2007-01-30 | 2007-12-07 | 주식회사 스마텍엔지니어링 | 분할된 다단 테이퍼 형상의 지압체를 구비한 앵커체 |
JP5981742B2 (ja) * | 2012-03-19 | 2016-08-31 | 岡部株式会社 | 斜面安定化工法用保護シース及び斜面安定化工法の施工方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62228522A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-07 | Takenaka Komuten Co Ltd | 永久地盤アンカ− |
JPS62172736U (ja) * | 1986-04-22 | 1987-11-02 | ||
JPH01127719A (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-19 | Taisei Corp | グランドアンカーの頭部の施工方法 |
-
1990
- 1990-12-12 JP JP2409842A patent/JPH0726388B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62228522A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-07 | Takenaka Komuten Co Ltd | 永久地盤アンカ− |
JPS62172736U (ja) * | 1986-04-22 | 1987-11-02 | ||
JPH01127719A (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-19 | Taisei Corp | グランドアンカーの頭部の施工方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0868049A (ja) * | 1994-08-31 | 1996-03-12 | Kurosawa Kensetsu Kk | グラウンドアンカーにおける頭部の定着構造 |
JP2007284960A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Sumitomo Denko Steel Wire Kk | グラウンドアンカー構造及びその工法 |
JP4653690B2 (ja) * | 2006-04-14 | 2011-03-16 | 住友電工スチールワイヤー株式会社 | グラウンドアンカー構造及びその工法 |
WO2022008217A1 (en) * | 2020-07-06 | 2022-01-13 | Bbr Vt International Ltd. | Sealing solution for transition zone of ground anchors |
CN112681302A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-04-20 | 深圳钜联锚杆技术有限公司 | 锚杆颈部防护组件、锚杆及施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0726388B2 (ja) | 1995-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04216713A (ja) | アースアンカー及びその定着方法 | |
KR101903699B1 (ko) | 앵커 어셈블리 | |
JP5981742B2 (ja) | 斜面安定化工法用保護シース及び斜面安定化工法の施工方法 | |
JP3909788B2 (ja) | アンカーの取付装置 | |
KR100436662B1 (ko) | 어스앵커 | |
AU7622494A (en) | Anchor bolt for stabilising rock strata | |
JPH0741770Y2 (ja) | 引張材 | |
JP2562111B2 (ja) | アースアンカーの頭部定着構造 | |
JPH0533557Y2 (ja) | ||
JPH084498Y2 (ja) | 引張材用防錆具 | |
JPS61142223A (ja) | 永久アンカ−の頭部の防蝕方法 | |
JP3663521B2 (ja) | 地盤埋設用アンカーの頭部シール構造 | |
KR200426629Y1 (ko) | 방수성 및 지지력이 향상된 어스앵커 | |
JPH0724493Y2 (ja) | Pc鋼材の端部定着装置 | |
JP2922041B2 (ja) | 二重防食アンカーの施工方法 | |
JP2865508B2 (ja) | 被圧水下におけるアンカー定着部の止水方法 | |
JP2020041337A (ja) | テンドンの頭部定着構造 | |
JPS61250225A (ja) | ア−スアンカ−の防錆構造 | |
JPH0329385Y2 (ja) | ||
JP2004131956A (ja) | Pc鋼線定着具のグラウトキャップ | |
JP2987404B2 (ja) | 地盤埋設用アンカーの頭部の止水構造 | |
JP3225643U (ja) | グランドアンカー保護管およびそれを使用するグランドアンカー保護装置 | |
KR200183408Y1 (ko) | 앵커 | |
JP4361571B2 (ja) | アンカー頭部及び頭部背面機構 | |
JPH0647967Y2 (ja) | 止水シース付き支圧板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090322 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100322 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100322 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110322 Year of fee payment: 16 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110322 Year of fee payment: 16 |