JPS61133371A - 溶融亜鉛めつき鋼板およびその製造法 - Google Patents

溶融亜鉛めつき鋼板およびその製造法

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JPS61133371A
JPS61133371A JP25347384A JP25347384A JPS61133371A JP S61133371 A JPS61133371 A JP S61133371A JP 25347384 A JP25347384 A JP 25347384A JP 25347384 A JP25347384 A JP 25347384A JP S61133371 A JPS61133371 A JP S61133371A
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広瀬 祐輔
Yoshihiro Kusanagi
草薙 芳弘
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はめっき層の耐粒闇腐食剥離性の優れたレギュラ
ースパングル溶融亜鉛めっ11鋼板およびその製造法に
関する。
(従来技術) 近年溶融亜鉛めっき鋼板はスパングルを微細化したミニ
マイズドのものが多くなってきているが、スパングルを
微細化しないレギュラースパングルのものも金属光沢の
大きな羽毛状結晶が美麗なため、依然として多(使用さ
れている。
従来このレギュラースパングルの溶融亜鉛めっき鋼板は
不純物としてpbを約0.03重量%(以下%はすべで
重量%とする)以上含むめっき浴で鋼板をめっきすれば
得られたのであるが、このような方法で製造したものを
高温多湿$囲気下や通常の雰囲気下でも長期間在庫して
おくと、めっき層に粒界腐食が部分的に発生し、加工時
にめっき層が剥離してしまうという問題があった。
このめっき層の粒間腐食剥離はミニマイズド溶融亜鉛め
っき鋼板にも生じ、その原因はめっき層中に含まれるp
bであることが究明されている。すなわちpbは常温で
ほとんどZn中に同容しないので、めっき層が凝固する
spbの大半は亜鉛の結晶粒界や合金層とめっき層の界
面に晶出して、めっき層に結露などにより水分が供給さ
れた場合Znとの闇に局部電池を形成し、粒間腐食を発
生させるのである。従って粒間腐食剥離を発生させない
ようにするには製造時にpbの低いめっき浴(通常pb
 o、oz%以下)にでめっきすればよいのであるが、
極低pbめっI浴でめり軽するとスパングルが大きくな
らず、レギュラースパングルの溶融亜鉛めっき鋼板は得
られないものであった。
このため極低Pbめっき浴でめっきしてもレギュラース
パングルの溶融亜鉛めっト鋼板が得られる方法として、
Sbをめっき浴に0.1〜0.5%添加してめっきする
方法が開発されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこの方法によりレギュラースパングルの溶
融亜鉛めっき鋼板を製造する場合めっき浴のpb%をあ
る程度以下にしても高pbめっさ浴でめっきした場合と
同様に粒間腐食剥離が発生するという問題があった。す
なわち粒間腐食剥離発生を極力防止するにはめ−)!浴
中のpb%を0.007%以下、好ましくは0.004
%以下にするのがよいのであるが、Pb%をこのように
低くしたのみでSbが0.10%以上でのめっき浴でめ
っきすると粒間腐食剥離が短時間で発生しでし1のであ
る。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明者らは粒間腐食剥離が発生しにく<、シか
もスパングルがレギュラースパングルの溶融亜鉛めっき
鋼板およびその91m法について種々研究した結果、レ
ギュラースパングル溶融亜鉛めりき鋼板としては、めっ
き層が^l 0.10−0.20%未満、Pb 0.0
07%以下、sb o、oa〜0.10%未満、残部が
Znお上り不可避的不純物からなる組成のものにt枕ば
よいこと、およびかかる溶融亜鉛めっき鋼板を!遺する
には^I 0.10〜0.20%未満、pbo、007
%以下、Sb 0.03−0,10%未満、残部がZn
および不可避的不純物からなるめっき浴にlII板を浸
    □i漬して18融めっきした後めっき層が凝i
するまでめっき層の冷却速度をlR11してめ−2き層
をレギュラースパングルにすればよいことを見出だした
ここでめっき層とめっき浴の^1を0.10−0.20
%未満にしたのはめっき浴中の^1が0.10%未満で
あるとめっきの際鋼板とめっき層との界面に脆いZn−
F=果金合金形成され、加工性の優れた^1−Fe系合
金が形成されないからである。一方めっき浴中の^1が
0.20%以上であるとめっき機器の溶食とドロスの発
生が促進され、設備的、作業的に問題が生じろからであ
る。
またPbを0.007%以下にしたのはめうき浴中のp
b%が0.007%より高いと得られた製品の耐粒間腐
食性を粒問腐食係進試験で調査してみたところ不十分で
あると認められたからである。前述のごと(めっき浴中
に含まれでいるpbは、通常pbの場合常温でのZnへ
の同容限はほとんどないので、大半がめつさ層凝固の際
Znの結晶粒界や合金層とめっわ層の消画に晶出して、
Znとの間に局部電池を形成し、粒間腐食を発生させる
。このためめっき浴中のpbは低いほど好ましいのであ
るが、低くするには高価な高純度亜鉛の使用を多くしな
ければならないので、コスト^になる。そこでどの程度
含ぎが許容されるかを粒間腐食促進試験(温度70℃、
相対湿度98%の雰囲気中に放置)で調査してみたとこ
ろpbが0.004%以下であれば1000時間経過し
でも粒間腐食の発生は認められないが、11bが0.0
07%であると600時間にも達しないうちに粒間腐食
の発生が認められるのである。しかし通常この粒閏腐食
侮進試験で600時間経過しても粒間腐食が発生しなけ
れば、一般に使用されも条件下では5年以上粒間腐食の
問題はないので、pbは0.007%以下としたのであ
る。
さらにsbを0.03〜0.10%未満にしたのはめっ
き浴中のSbが0.03%未満であるとめっき後のめっ
き  。
要冷却速度を種々変化させても微細なスパングルの製品
しか得られず、目的とする羽毛状のスパングルのものが
得られないからである。一方めっき浴中のsbが0.1
0%以上になるとスパングルは羽毛状で、その寸法ら大
さくなったものが得られるが、めっさ庖の耐抗111腐
食性が低下し、前述の粒闇腐食促a試験で300時間程
崖経過すると一部偏二粒間属食が発生しでしまうからで
ある。
*た製造の際にめっき後めっき層の冷却速度をめっき層
が凝固するまでIII贅するの1よめつき浴中のpb%
とsb%とが低いため、自然冷却で1士人Iくングルが
微細にしかならず、羽毛状の大きなもの番こならないか
らである。スパングルを十分大きくするためにはめつき
層の冷却速度をめっき層が完全凝固するまで15℃/秒
以下、好ましく番±13°C7秒以下にする。このよう
に冷却速度を調整する場合必要なら加熱炉や保温ダクト
を使用してもよ〜1゜本発明の場合はsbの添加量やこ
の添加量とめつき層の冷却速度との組み合わせなどによ
りスI(ングルの大6さを1111gすることができる
次2に実施例により本発明を説明する。
(実施例) 添付図面に示すように通常のゼンノマ一式連続溶融亜鉛
めっきラインの溶融亜鉛め−z%浴1の上方に冷却速度
調整用の加熱F2と保温ダクト3とを配置して、そのラ
インに板厚0630霞−の低炭素鋼帯4全通して、無酸
化P5で焼鈍、還元を施した後温度460℃の種々の組
成の溶a亜鉛めりき浴1に浸漬してめっきし、溶融亜鉛
めっき浴lより引き上げた直後に気体紋りIEII!6
で過剰の亜鉛を除去してめっき付着量を調整した。その
後めりき層がまだ溶融状態にある溶融亜鉛めっき鋼帯7
を加熱炉2と保温ダクト3の中を通過させて、めっき層
の冷却速度を種々調整しなからめっ!層を凝固させた後
冷却装置8で冷却しで、リコイラー9に巻き取った。
一方比較のために加熱炉2と保温ダクト3とを配置しな
い通常のゼンジマ一式連続溶融亜鉛めっきラインで、溶
融亜鉛めっきrllにPb%の高い蒸留亜鉛地金(JI
Sl12107、特殊)を溶解したラインで上記同様に
してレギュラースパングルの溶融亜鉛めっき鋼帯7を!
遺した。
第1表は以上のようにして91造した各溶融亜鉛めっき
鋼帯7の製造条件とスパングル成長度および耐粒間腐食
剥離性とをまとめで示したもので、溶融亜鉛めっき浴1
の組成が^l G、20%未満、pb0.007%以下
、Sb 0.03〜0.10%未満であればめっき層の
耐粒間腐食剥離性は優れでいる。また溶融亜鉛めっき浴
1でめっさした後のめっき要冷却速度を15で7秒以下
に調整すればスパングルは大きなレギュラースパングル
となる。これに対して溶融亜鉛めっき浴1の組成がAI
 0.20%未満、Pb0.007%以下であってもs
bが0.10%以上であると、めっき層の耐粒間腐食剥
離性は劣る。
なおスパングル成長度の評価と耐粒間腐食剥離性の試験
方法および評価は次のようにしで行った。
(1)スパングルrIt!に度 Oレギュラースパングル(寸法12〜18mm)Oレギ
ュラースパングル(寸法5−15−1lΔ 微細スパン
グル(寸法1〜4ss)X スパングルなし く2)めっき層の耐粒間腐食剥離性 (イ)試験方法 温度70℃、相対湿度98%の$囲気中に放置して粒間
腐食発生を促進した後O1密着曲げ加工を(tっで、そ
の加工部にセロテープを張り付け、剥離する方法により
めっき層の剥離試験な杼う。
(ロ)評価 めっき層がわずかに剥離するまでの億進試験時+mを次
の基準で評価した。
o  1ooo時間以上 0800〜1000時間 Δ 300〜600E!間 × 300時間以下 (効果) 以上説明したごとく本発明の溶融亜鉛めっき鋼板は従来
のものよりめっき層中のsb%が低いので、粒間腐食剥
離が発生しない、また本発明法によればめっ!浴中のp
b%およびsb%が低(でもスパングルがレギュラース
パングルの溶融亜鉛めつき鋼板をSl造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は実施例において本発明の溶融亜鉛めっき鋼板
を製造する場合のゼンジマ一式連続溶融亜鉛めっきフィ
ンの配置を示すものである。 1・・・溶融亜鉛めっ!浴、2・・・加熱炉、3・・・
保温ダクト、4・・・低炭素W4帯、5・・・無酸化炉
、6・・・気体絞り装置、7・・・溶融亜鉛めっ軽鋼帯
、8・・・冷却装置、9リコイラー、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レギュラースパングル溶融亜鉛めつき鋼板におい
    て、めっき層組成が重量%にてAl0.10〜0.20
    %未満、Pb0.007%以下、Sb0.03〜0.1
    0%未満、残部がZnおよび不可避的不純物からなるこ
    とを特徴とする溶融亜鉛めっき鋼板。
  2. (2)重量%にてAl0.10〜0.20%未満、Pb
    0.007%以下、Sb0.03〜0.10%未満、残
    部がZnおよび不可避的不純物からなるめっき浴に鋼板
    を浸漬して溶融めっきした後めっき層が凝固するまでめ
    っき層の冷却速度を調整してめっき層をレギュラースパ
    ングルにすることを特徴とする溶融亜鉛めっき鋼板の製
    造法。
  3. (3)めっき層の凝固開始から完全凝固までのめっき層
    の冷却速度を15℃/秒以下に調整することを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項に記載の溶融亜鉛めっき鋼板の
    製造法。
JP25347384A 1984-11-30 1984-11-30 溶融亜鉛めつき鋼板およびその製造法 Granted JPS61133371A (ja)

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JP2009102688A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Nisshin Steel Co Ltd 化成処理鋼板
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