JPS61132134A - 通電加工水産、畜産動物の製造方法 - Google Patents

通電加工水産、畜産動物の製造方法

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JPS61132134A
JPS61132134A JP59252541A JP25254184A JPS61132134A JP S61132134 A JPS61132134 A JP S61132134A JP 59252541 A JP59252541 A JP 59252541A JP 25254184 A JP25254184 A JP 25254184A JP S61132134 A JPS61132134 A JP S61132134A
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salt
saline solution
electrically processed
salt concentration
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Kingo Miyahara
宮原 欽吾
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Dowa KK
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Dowa KK
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、そのitの姿で食膳に供することができる
水産動物例えば、アジ、サンマ、イワシ、サバ、イカ、
オキアミ、エビ等からなる魚体、若しくはこれら水産動
物の切身状の魚肉、又は牛、豚、鶏その他の畜産動物の
肉類等からなる材料を単なる通電作用により均一かつ迅
速に熱熱殺菌処理して通電加工食品を得ることができる
通電加工水産、畜産動物の製造方法に関する。
従  来  技  術 従来、各種類からなる生の水産動物をそのitの姿、若
しくは切身状に処理した状態のものて調味付充填材料と
共に保形枠および含塩水接点体により両側が“閉塞され
た絶縁性の包装袋内へ、一方の仕切枠に設けた切込線を
押し開いて、充填収納せしめると共に、該包装袋の両側
を密閉蓋により被蓋して完全な衛生状態のもとで長期の
保存が営まれるようなすと共に、必要時には密閉蓋を取
外して両側に位置された含塩水接点体に一対の電極板を
押し当てて両電極板間に通電作用を施すことで、水産動
物を包装したiまの状態で熟熱殺菌し、これを直ちに食
膳に供することができる包装食品は本出願前例えば特公
昭56−11411号公報に記載されて公知である。
発明が解決りようとする問題点 しかしながら、上述の如き包装食品によれば、加工材料
に自動的に好みの調味料を滲透させ、食生活の向上を図
ることができる利点がある反面、製造時にふ・いては加
工材料をいちいち調味付充填材料とともに絶縁性の包装
袋内に規則正しく充填せしめる充填作業ふ・よび、通電
時には包装袋の両側より一対の電極板を押圧させる作業
ならびに加工材料に適した調味付充填材料をその都度用
意する必要があり、その結果多量生産を能率的に達成さ
せることができない詐りか、加工材料の隙間部を同材料
の項内、その他の魚の項内に調味料ふ・よび香辛料を添
加した調味付充填材料でいちいち充填する必要性から加
工材料以外に高価な充填材料を要し、加工材料を安価に
得ることができないは勿論のこと、装置自体も高価とな
る外、調味付充填材料にも多くの電流が流れ、消費電力
が著しく増加する等の問題が生じた。
そこで本発明は、従来公知の方法の如く、材料をいちい
ち包装袋内へ充填させる充填作業、或は材料が充填され
た包装袋の両端に電極板を押圧しながら通電する通電作
業ならびに材料の隙間部に高価な調味付充填材料を充填
させる充填作業を一切廃し、単に塩分処理された生の水
産、畜産動物からなる材料を、該材料の塩分濃度より薄
い塩分濃度の補填液が収納された絶縁性容器内に冠水状
態のもとに収容して通電作用を施すことで、電流が常に
塩分濃度の濃い材料中を均一かつ正確に通電できるよう
にして、少ない電力でもって多量の材料を短時間で均一
に熱熱殺菌せしめ、もって安価であり、しかも多量生産
に適し、かつ製造工程が簡単で、その上食味良好な通電
加工食品を容易に得ることができる詐りか、得られた通
電加工食品は高温熱風により表面を焼成して、直ちに食
膳に供することができる通電加工水産、畜産動物の製造
方法を提供したことで上記問題を解決したものである。
問題を解決するための手段 それ故、本発明方法の技術的課題は、塩分を均等に滲透
処理せしめた生の水産、畜産動物を、包装袋への充填作
業、電極板の抑圧による通電作業および高filliな
調味付充填材料の充填作業を一切使用することなく簡単
、迅速に、しかも食味良好となるよう通電作用で熱熱殺
菌処理せしめると同時に直ちに食膳に洪することができ
る通電加工水産畜産動物を得ることにある。
この技術的課題を解決するため、本発明方法は、第1項
を含塩液中に数日凹没して塩分を均等に滲透処理せしめ
た生の水産、畜産動物からなる材料を、該材料の含塩濃
度よりも薄い塩分濃度の稀塩液中に冠水された状態のも
とに絶縁性容器内に収容せしめて通電作用により材料を
熱熱殺菌処理したことを特徴とする通電加工水産、畜産
動物の製造方法とし、又、第2項を、含塩液中に数日a
S浸して塩分を均等に滲透処理せしめた生の水産、畜産
動物からなる材料を、該材料の含塩り度よりも薄い塩分
濃度の稀塩液中に冠水された状態のもとに絶縁性容器内
に収容せしめて通電作用により材料を熱熱殺菌処理せし
めると共に前記熱熱殺菌処理された通電加工品は流通す
る高温熱風により表面を焼成処理したことを特徴とする
通↑は加工水産、畜産動物の製造方法としたものである
作        用 上記技術的手段は次のように作用する(第1囚ないし第
3図参照)。すなわち、そのままの姿で食膳に供するこ
とができる生の水産動物例えば、アジ、サンマ、イワシ
、サバ、イカ、オキアミ、エビ等からなる魚体、若しく
はこれら水産動物の切身状の魚肉、又は牛、豚、鶏その
他の生の畜産動物の肉類等からなる材料へを、適当量、
含塩液Bが収納された含塩液容器1内に冠水状態のもと
に収容して、適宜の押圧状態のもとに1日ないし数日間
付滑して、上記生の水産、畜産動物の材料Aに含塩液B
が均等に滲透するよう処理する。この様に生の水産、畜
産動物の材料Aに塩分を均等に滲透させるのは、以後行
われる通電加工時に電流が均等に生の水産、畜産動物の
材料A中を通電できるようならしめると同時に生の水産
、畜産動物からなる材料Aの食味向上を図るようにする
ためである。この様にして所定濃度の塩分が均一に滲透
されたら、該水産、畜産動物からなる材料Aを含塩液容
器1より取り出し、水切りした上で、前記材料Aの含塩
濃度よりも薄い塩分濃度の補填液Cが収納された絶縁性
容器3内に冠水状態となるよう投入せしめる。さすれば
上記材料Aは材料A間の隙間が補填液Cにより満たされ
るので材料Aは互いに密着することなく充填収容される
。以上のようにして所定量の生の水産、畜産動物からな
る材料Aが充填収容されたら、絶縁性容器2の対向面側
に亘り通電作用を施せば、電流は補填液Cよりも塩分濃
度がDい塩分を含んだ材料A中を均一に流通して発生し
たジュール熱で短時間内に熱熱殺菌処理せしめ食味良好
な通電加工食品りを得ることができる。又、上記の製造
手段により得られた通電加工食品りを直ちに食膳に供し
たい場合には、絶縁性容器3より熱熱殺菌処理された通
電加工食品りを取り出し、これが通電加工食品りを高温
熱風が一方より他方に向は流通されている焼成炉4内に
収納して通電加工食品りの表面を高温熱風で適当に焼成
すれば、表面が照焼状に程よく焼成された食味良好な食
品となって食膳に供することができるものである。
実   施   例 次に本発明方法を実施させるための装置を添附図面に示
された実施例に基づき説明する。
図面において、AU、そのままの姿で食膳に供すること
ができる生の水産動物例えばアジ、サンマ、イワシ、サ
バ、イカ、オキアミ、エビ等からなる魚体、若しくはこ
れら水産動物の切身状の魚肉、又は牛、豚、鶏その他の
生の畜産動物の肉類等からなる材料である。Bは塩分温
度が略5%〜10%となるように調合された含塩液であ
って、該含塩液Bけ上面を開放した含塩液容器1内に適
当量収納せしめて、含塩液容器フ内に例えば1日〜数日
間位浸漬した材料Aに、塩分濃度が例えば2%〜3%の
塩分が均等に滲透するように処理せしめる。なお上記材
料Aに均等に塩分を滲透させる際には、含塩液容器1内
に収納された材料Aを適宜重量の重し2により押し圧状
態ならしめておけば、より一層含塩液Bが材料Aに滲透
することになる。
上記の様に材料Aを塩分?IA度が例えば2%〜3%と
なるように滲透させた理由は、以後行われる通電加工時
に電流が材料A中を均一に流通できるようならしめると
同時に材料Aの食味向上と品質保持を促進させるように
するためである。
Ca、材料A中に滲透された塩分濃度よりも薄い塩分濃
度例えば0.5%以下の補填液であって、該補填液Cは
適宜形状からなる絶縁性容器3内に適当量収容される。
上記の絶縁性容器3は上面を開放した有底筒状に形成さ
ね、しかも絶縁性容器3内の対向壁4゜4側には抜き差
し自在となるように挿入位置せしめた一対の電極板5,
5を配設せしめて、塩分温度の濃い塩分を滲透せしめた
材料Aを補填液C中へ冠水状態のちとに収容せしめた後
、一対の電極板5,5間に亘り通電を施せば、電流は補
填液Cを通電媒体として材料A中を円滑かつ均一に流れ
、発生したジュール熱例えば95℃で速かに材料Aを熱
熱殺菌処理し、食味良好な通電加工食品りを製造するこ
とができる。
そして、上記通電加工時においては、適当量の材料Aを
、単に絶縁性容器3内に収容された補填液C中に冠水さ
れるように収容する操作のみにより材料Aを熱熱殺菌す
ることができるため、従来方法にふ・けるように、材料
をいちいち包装袋へ充填する充填作業、高価な調味付充
填材料の充填作業および包装袋の両端に電極板を押圧さ
せる通電作業を完全に省略して簡単な操作でより安価な
通型加工食品りを量産することができる。
6け、絶縁性容器3内に冠水状態のもとに収容された材
料Aの熱熱温度を自動的に検出するための温度検知器で
あって、該温度検知器6の先端側は材料Aの中程迄挿通
して材料Aが所定の熱熱温度に達したら、これを速かに
検知して、電極板5.5への通電を断つように作動せし
める。
7は前述の製造方法により製造された通電加工食品Dt
−食膳に直ちに供することができるようにするために通
電加工食品りの表面を適度に達成する焼成炉であって、
該焼成炉7は内部を空胴とした横長状に形成され、−側
には例えば200℃〜250℃の高温熱風を発生させる
ことができる熱風発生装置8を備えると共に他イ9すに
は製品出し入口9を開口して構成せしめである。
そして上記焼成炉7の空胴内の床面には外部の床面より
延長せしめたレール10を敷設すると共に、該レール1
0に、には通電加工食品りを多数多段状に収容した運搬
車11を転勤自在に搭載して、多量の通電加工食品りの
表面側を能率的に焼成せしめる。
なお上述のように材料Aには塩分濃度の濃い塩分を滲透
させ、又補填液cFi材料Aの塩分濃度よりも薄い塩分
濃度としたことで、熟熱殺菌作用時においては材料Aの
方が略20℃高温となり、材料Aが平均に熟熱殺菌され
ていることと、電流が材料A中を均等に流通して消費電
力の節約を図っていることが分かる。
その上、材料Aが水産動物である場合には補填液C中に
少量の酢を混入せしめれば、材料Aの通電促進と、材料
Aの締り度合をさらに良好ならしめる詐りか、水産動物
独特の臭いをより誠実させることができる。
発明の効果 要するに本発明は、前述したような方法としたので、従
来方法の如く包装袋内へ材料を充填する充填作業、電極
板を包装袋の両端側に押圧させる抑圧作業および高価な
調味付充填材料の充填作業をいちいち行わなくても、塩
分処理された材料Aを単に、材料Aの塩分濃度よりも薄
い塩分濃度の補填液Cが収容された絶縁性容器3内へ冠
水状態のもとに収納せしめた後、通電作用を施す操作の
みで、材料Aを短時間内に均一に熱熱殺菌し、安価でか
つ食味良好な通電加工食品りを量産することができる許
りか、材料Aが如何なる向きに収容されていても、塩分
濃度の薄い補填液Cを通電媒体として電流が材料A中を
均一かつ集中的に通電せしめ、消費電力の節約を図りな
がら常に均等な通電加工食品りを製造することができる
は勿論のこと、JJ電加工食品りは流通する高温熱風に
より表面を焼成処理した際には直ちに食膳に供すること
ができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法を実施させろための装置の実施例を示
すものであって、第1図は材料に含塩液を均等に滲透さ
せるための含塩液容器の縦断正面図、第2図は絶縁性容
器の縦断正面図、第3図は焼成炉の一部破断した正面図
である。 A・・・生の水産、畜産動物からなる材料、B・・・含
塩液、C・・・補填液、D・・・通電加工食品、3・・
・絶縁性容器、7・・・焼成炉

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)含塩液中に数日間浸して塩分を均等に滲透処理せ
    しめた生の水産、畜産動物からなる材料を、該材料の含
    塩濃度よりも薄い塩分濃度の稀塩液中に冠水された状態
    のもとに絶縁性容器内に収容せしめて通電作用により材
    料を熱熱殺菌処理したことを特徴とする通電加工水産、
    畜産動物の製造方法。
  2. (2)含塩液中に数日間浸して塩分を均等に滲透処理せ
    しめた生の水産、畜産動物からなる材料を、該材料の含
    塩濃度よりも薄い塩分濃度の稀塩液中に冠水された状態
    のもとに絶縁性容器内に収容せしめて通電作用により材
    料を熱熱殺菌処理せしめると共に、前記熱熱殺菌処理さ
    れた通電加工食品は流通する高温熱風により表面を焼成
    処理したことを特徴とする通電加工水産、畜産動物の製
    造方法。
JP59252541A 1984-11-29 1984-11-29 通電加工水産、畜産動物の製造方法 Granted JPS61132134A (ja)

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