JPS61128979A - 血液処理装置 - Google Patents
血液処理装置Info
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- JPS61128979A JPS61128979A JP59248042A JP24804284A JPS61128979A JP S61128979 A JPS61128979 A JP S61128979A JP 59248042 A JP59248042 A JP 59248042A JP 24804284 A JP24804284 A JP 24804284A JP S61128979 A JPS61128979 A JP S61128979A
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- Japan
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- blood
- container
- processing device
- outlet
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- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、血液を処理する容器、さらに詳しくは、血液
の入口と出口を有し、内蔵した充填物を介して血液を流
し、血液中の白血球成分の捕捉、保存血液中の凝集物質
の除去等に使用する装置に関するものである。
の入口と出口を有し、内蔵した充填物を介して血液を流
し、血液中の白血球成分の捕捉、保存血液中の凝集物質
の除去等に使用する装置に関するものである。
(従来技術と問題点)
近年、血液学、免疫学の発達により、特に従来の全血輸
血に代って、患者が必要とする血液の成分だけを与え、
不要な成分は極力与えない成分輸血が注目をあびている
。
血に代って、患者が必要とする血液の成分だけを与え、
不要な成分は極力与えない成分輸血が注目をあびている
。
成分輸血には赤血球輸血、白血球輸血、血小板輸血、血
漿輸血などがある。
漿輸血などがある。
これら各成分輸血に応じて、血液から血球、血蕾等を分
離するための血液処理装置としては、繊維状物を一定厚
さの層にした充填物、多孔質の海綿状物を板状にした充
填物、或はこれら充填物に吸着剤を担持させた充填物等
を、偏平容器中に内蔵させた型式のものが使用されてい
る。この偏平容器は2個の円形状等の盆状体をほぼ平行
に、2〜40■の間隔を置いて結合した外形をもち、そ
の外形に相似した内部形状を有している。
離するための血液処理装置としては、繊維状物を一定厚
さの層にした充填物、多孔質の海綿状物を板状にした充
填物、或はこれら充填物に吸着剤を担持させた充填物等
を、偏平容器中に内蔵させた型式のものが使用されてい
る。この偏平容器は2個の円形状等の盆状体をほぼ平行
に、2〜40■の間隔を置いて結合した外形をもち、そ
の外形に相似した内部形状を有している。
このような血液処理においては、処理時間が長くなると
血液の変質などが起るため、出来るだけ短時間で処理す
ることが最も重要な問題点であり、従来から充填物の改
良によって処理時間を短縮する試みがなされているが、
未だ十分なものが得られていないのが現状である。
血液の変質などが起るため、出来るだけ短時間で処理す
ることが最も重要な問題点であり、従来から充填物の改
良によって処理時間を短縮する試みがなされているが、
未だ十分なものが得られていないのが現状である。
(発明の目的)
本発明者は、多量の血液又は血球浮遊液から簡単な装作
で、しかも短時間の処理で血球を捕捉分離又は回収或は
血液凝集物質を捕捉する方法について鋭意研究した結果
、偏平型血液処理容器の内部形状が、特に処理速度に影
響することを見出し本発明をなしたものである。すなわ
ち、本発明は、偏平容器の内部形状を変えることによっ
て。
で、しかも短時間の処理で血球を捕捉分離又は回収或は
血液凝集物質を捕捉する方法について鋭意研究した結果
、偏平型血液処理容器の内部形状が、特に処理速度に影
響することを見出し本発明をなしたものである。すなわ
ち、本発明は、偏平容器の内部形状を変えることによっ
て。
大幅な処理時間の短縮を可能とした血液処理用装置を提
供するものである。
供するものである。
(発明の構成と作用)
本発明の骨子は、ほぼ平行に配置した2個の盆状体を一
体に結合した外形をもつ偏平容器中に充填物を内蔵した
公知の血液処理装置において、盆状体の形状が100度
より小さい頂角部を少なくとも1つ有する平面形状をな
し、かつ該頂角部に血液出口を、また該血液出口開口部
に最も遠い対向位置に血液入口を設け、偏平容器の厚み
方向に、血液入口側空間、充填物、血液出口側空間の順
になるように充填物を充填した点にある。
体に結合した外形をもつ偏平容器中に充填物を内蔵した
公知の血液処理装置において、盆状体の形状が100度
より小さい頂角部を少なくとも1つ有する平面形状をな
し、かつ該頂角部に血液出口を、また該血液出口開口部
に最も遠い対向位置に血液入口を設け、偏平容器の厚み
方向に、血液入口側空間、充填物、血液出口側空間の順
になるように充填物を充填した点にある。
偏平容器及び内蔵する充填物は、偏平容器の内部形状を
除いて公知のものと本質的に変わらず、公知のものをそ
のまま使用することができる。即ち、容器内部の厚みは
2〜40mm程度であり、好ましい範囲は3〜30a+
mである。内部厚みが薄くなり過ぎると粘性のある血液
がフィルター等の充填物表面に均一に分散しにくくなり
、また内部厚みが厚くなり過ぎると血液が容器内に滞留
して、短時間処理の効果を奏しなくなる。
除いて公知のものと本質的に変わらず、公知のものをそ
のまま使用することができる。即ち、容器内部の厚みは
2〜40mm程度であり、好ましい範囲は3〜30a+
mである。内部厚みが薄くなり過ぎると粘性のある血液
がフィルター等の充填物表面に均一に分散しにくくなり
、また内部厚みが厚くなり過ぎると血液が容器内に滞留
して、短時間処理の効果を奏しなくなる。
充填物に用いる繊維状物は、血液を変性させない繊維で
あり、天然繊維としては木綿、絹が、再生繊維としては
、キュプラアンモニウムレーヨンが、半合成繊維として
はセルロースアセテートがあり5合成繊維としては、ポ
リアミド、芳香族ポリアミド、ポリエステル、ポリアク
リロニトリル系、ポリトリフルオロクロルエチレン、ポ
リメチル、メタアクリレート、ポリスチレン、ポリプロ
ピレンなどがある。多孔質の海綿状物としては、発泡し
たポリウレタンがある。
あり、天然繊維としては木綿、絹が、再生繊維としては
、キュプラアンモニウムレーヨンが、半合成繊維として
はセルロースアセテートがあり5合成繊維としては、ポ
リアミド、芳香族ポリアミド、ポリエステル、ポリアク
リロニトリル系、ポリトリフルオロクロルエチレン、ポ
リメチル、メタアクリレート、ポリスチレン、ポリプロ
ピレンなどがある。多孔質の海綿状物としては、発泡し
たポリウレタンがある。
吸着剤としては酸性官能基を有する親水性水不溶固体、
スチレンージビニールベンゼン系粒状多孔質固体、糖リ
ン酸を含む低分子量物質を含む不溶性固体、活性炭等の
血球、蛋白質、電解質、有害物質などを吸着する吸着剤
がある。 ゛本発明でいう血液処理とは、白血球除去、
血液中の変性成分除去に限定されず、充填物による口過
、吸着を利用した目的物の除去或は捕捉を全て含むもの
である。なお、実施例では便宜上、白血球除去について
記載する。
スチレンージビニールベンゼン系粒状多孔質固体、糖リ
ン酸を含む低分子量物質を含む不溶性固体、活性炭等の
血球、蛋白質、電解質、有害物質などを吸着する吸着剤
がある。 ゛本発明でいう血液処理とは、白血球除去、
血液中の変性成分除去に限定されず、充填物による口過
、吸着を利用した目的物の除去或は捕捉を全て含むもの
である。なお、実施例では便宜上、白血球除去について
記載する。
本発明の装置は、血液出口に至る内部形状が従来と異な
り、100度未満の先細り形状になっている点に特に特
徴がある。入口側の形状は限定されないが、一度広がっ
てそれから徐々に出口に向かって細くなっていく形状が
好ましい。
り、100度未満の先細り形状になっている点に特に特
徴がある。入口側の形状は限定されないが、一度広がっ
てそれから徐々に出口に向かって細くなっていく形状が
好ましい。
血液出口の頂角部は100度以下であれば、同一材質、
同一構成、同一有効2接触面積の充填物を充填した場合
、従来の円、楕円形、あるいは頂角が100度以上の位
置に出口を有する内部形状の容器に比べて5〜40%の
処理時間の短縮が可能である。好ましい範囲は、30〜
80度である。
同一構成、同一有効2接触面積の充填物を充填した場合
、従来の円、楕円形、あるいは頂角が100度以上の位
置に出口を有する内部形状の容器に比べて5〜40%の
処理時間の短縮が可能である。好ましい範囲は、30〜
80度である。
本装置で処理時間が短縮できるのは、装置内を流れる血
液の流線がより鉛直方向に近くなり、自然に無理なく流
れるからである。また容器は薄い方が充填物も薄くなり
処理時間も早くなるが、同じ厚みなら容器内に傾斜があ
る方が、より直線に近い流線を描き好ましい。
液の流線がより鉛直方向に近くなり、自然に無理なく流
れるからである。また容器は薄い方が充填物も薄くなり
処理時間も早くなるが、同じ厚みなら容器内に傾斜があ
る方が、より直線に近い流線を描き好ましい。
即ち、偏平容器の厚みが薄い場合は側面形状が長方形で
も良いが、比較的厚い場合は平行四辺形にして、より血
液を流れ易くするとよい、更に入口側壁の盆状体と出口
側盆状体が同形でなくてもよく、また、側面形状が平行
四辺形でないものも本発明に含まれる。
も良いが、比較的厚い場合は平行四辺形にして、より血
液を流れ易くするとよい、更に入口側壁の盆状体と出口
側盆状体が同形でなくてもよく、また、側面形状が平行
四辺形でないものも本発明に含まれる。
容器内形状は正面から見た時、左右対称の平面形状をな
し、かつ対称軸上に入口及び出口があることが好ましい
、これは充填物の表面に無駄なく血液が接触し、しかも
スムーズに血液が流れるからである。
し、かつ対称軸上に入口及び出口があることが好ましい
、これは充填物の表面に無駄なく血液が接触し、しかも
スムーズに血液が流れるからである。
血液がまんべんなく充填物に接するように、かつ、充填
物を容器中央に固定させるために容器内壁に突起状物或
は畝状物を設けると一層効果的である。突起或は畝の配
置及び数に規定はないが、高さ0.8〜lhm程度の突
起状物或は畝状物を内部壁全体に設けることが好ましい
。
物を容器中央に固定させるために容器内壁に突起状物或
は畝状物を設けると一層効果的である。突起或は畝の配
置及び数に規定はないが、高さ0.8〜lhm程度の突
起状物或は畝状物を内部壁全体に設けることが好ましい
。
突起状物の形は円錐1円柱、五角錐等どのような形でも
よい。
よい。
次に、本発明を図面によって説明する。
図1〜図4は本発明装置の1例を示すもので、図1は正
面図、図2は血液入口側の内部壁部分を示す図0図3は
血液出口側の内部壁部分を示す図。図4は断面図である
。
面図、図2は血液入口側の内部壁部分を示す図0図3は
血液出口側の内部壁部分を示す図。図4は断面図である
。
血液処理容器(1)は、頂角部が90度の正方形状の平
面形状をもつ2個の盆状体(2) (2°)を、充填物
を挟んで着脱可能に一体化したものである。
面形状をもつ2個の盆状体(2) (2°)を、充填物
を挟んで着脱可能に一体化したものである。
充填物としては2枚の板状フィルター(4)(5)を重
ねて使用し、容器の内部壁に設けた突起(3)(3′)
で支持している。
ねて使用し、容器の内部壁に設けた突起(3)(3′)
で支持している。
6は容器(1)に設けた充填物を支持する押え部、7は
血液入口、8は血液出口である。
血液入口、8は血液出口である。
図5は、本発明の血液処理装置を使用した血液処理の一
実施態様を示す図である0人体から採取した血液は採血
バッグ(9)から落差により回路(lO)を通り、血液
処理装置(11)に供給される。
実施態様を示す図である0人体から採取した血液は採血
バッグ(9)から落差により回路(lO)を通り、血液
処理装置(11)に供給される。
血液処理装置に導入された血液は、充填されている充填
物の種類により、白血球、リンパ球、顆粒球、単球、血
小板、赤血球、有害物質などが、選択的に捕捉され、そ
れらの捕捉された血球や有害部質が取り除かれた血液と
なり、回路(12)を通過後、回収バッグ(13)に集
められる。あらかじめ用意した生理食塩水バッグ(14
)より、生理食塩水を同様にして、回路(15)及び血
液処理装置(11)に導入し、回路及び血液処理装置に
残存しているフィルターで捕捉除去された以外の血球、
血漿などを回収し、回収率を上げることが出来る。 (
17)はローラークランプである。
物の種類により、白血球、リンパ球、顆粒球、単球、血
小板、赤血球、有害物質などが、選択的に捕捉され、そ
れらの捕捉された血球や有害部質が取り除かれた血液と
なり、回路(12)を通過後、回収バッグ(13)に集
められる。あらかじめ用意した生理食塩水バッグ(14
)より、生理食塩水を同様にして、回路(15)及び血
液処理装置(11)に導入し、回路及び血液処理装置に
残存しているフィルターで捕捉除去された以外の血球、
血漿などを回収し、回収率を上げることが出来る。 (
17)はローラークランプである。
以上は人体から、あらかじめ採取された血液が採血バッ
グに入っている例を示したが、直接人体より血液を採取
し、循環ポンプ等により、血液処理容器に導入し、処理
後血液を再び体内にもどすことも出来る。以下に、実施
例及び比較例を示し1本発明を説明する。
グに入っている例を示したが、直接人体より血液を採取
し、循環ポンプ等により、血液処理容器に導入し、処理
後血液を再び体内にもどすことも出来る。以下に、実施
例及び比較例を示し1本発明を説明する。
(実施例1)
血液処理装置の容器として、血液入口と出口を有する偏
平容器で、盆状体の形状が60度の頂角部を有する四角
形の平面形状をなし、60度の頂角部に血液出口を、そ
の対角位置に血液入口をもち、。
平容器で、盆状体の形状が60度の頂角部を有する四角
形の平面形状をなし、60度の頂角部に血液出口を、そ
の対角位置に血液入口をもち、。
内部厚みが12.4mmで、有効接触面積(血液又は血
球浮遊液が実際に充填物表面に接触する部分の面積をい
う)が72 cm″である血液処理容器を用いた。充填
物としては、繊維の直径1.2Jj、m、かさ密度0.
18g/ cゴ、繊維の互いのもつれによって固定され
たポリエステルta維製不織布(白血球除去フィルター
)を、有効接触面積72 cm″、厚さ81■の四角柱
状に切断し、上記容器中に固定した。
球浮遊液が実際に充填物表面に接触する部分の面積をい
う)が72 cm″である血液処理容器を用いた。充填
物としては、繊維の直径1.2Jj、m、かさ密度0.
18g/ cゴ、繊維の互いのもつれによって固定され
たポリエステルta維製不織布(白血球除去フィルター
)を、有効接触面積72 cm″、厚さ81■の四角柱
状に切断し、上記容器中に固定した。
次いで500+s lの採血バッグから落差800m+
*の位置に上記血液処理装置を、さらに800m5下方
に1文の輸液バッグを回収バッグとして配置し、それぞ
れの間を内径3mm 、外径5■のチューブで連結した
。
*の位置に上記血液処理装置を、さらに800m5下方
に1文の輸液バッグを回収バッグとして配置し、それぞ
れの間を内径3mm 、外径5■のチューブで連結した
。
採血バッグにB型の健康人のへマドクリット422のA
CD液を添加した新畦血液全液500a+iを入れ、落
差を利用した自然落下法により、室温25℃にて、白血
球除去処理を行った。
CD液を添加した新畦血液全液500a+iを入れ、落
差を利用した自然落下法により、室温25℃にて、白血
球除去処理を行った。
次に、生理食塩水90 tm文を自然落下法により流し
、処理装置内の赤血球を回収した。新昨血液500m9
.の処理時間は6分21秒で、処理速度にして79an
/分であった。また、白血球除去率は83.82 赤血
球回収率は952であった。
、処理装置内の赤血球を回収した。新昨血液500m9
.の処理時間は6分21秒で、処理速度にして79an
/分であった。また、白血球除去率は83.82 赤血
球回収率は952であった。
(比較例1)
血液出口を有する頂角部が140度の血液処理装置を用
い、その他の条件は実施例1と同一の条件で比較試験を
行った。その結果は、新鮮血液500m文の処理時間は
8分46秒、処理速度57m1/分であった。また、白
血球除去率99.8$ 、赤血球回収率は94%であっ
た骨 実施例1の60度の頂角部に血液出口のある装置は、比
較例1の140度の頂角部に血液出口のある装置に比べ
て、処理時間にして25%短縮した。白血球除去率、赤
血球回収率は同程度の高い性能を示した。
い、その他の条件は実施例1と同一の条件で比較試験を
行った。その結果は、新鮮血液500m文の処理時間は
8分46秒、処理速度57m1/分であった。また、白
血球除去率99.8$ 、赤血球回収率は94%であっ
た骨 実施例1の60度の頂角部に血液出口のある装置は、比
較例1の140度の頂角部に血液出口のある装置に比べ
て、処理時間にして25%短縮した。白血球除去率、赤
血球回収率は同程度の高い性能を示した。
(実施例2)
血液処理装置の容器として、図1に示すように、盆状体
の形状が正方形の平面形状をもち、90度の頂角部に血
液出口を、その対角の位置に血液入口をもち、かつ内部
壁全面に円錐状の突起をもち、内部厚み14.9mm、
有効接触面積3B、4 cゴの容器を使用した。
の形状が正方形の平面形状をもち、90度の頂角部に血
液出口を、その対角の位置に血液入口をもち、かつ内部
壁全面に円錐状の突起をもち、内部厚み14.9mm、
有効接触面積3B、4 cゴの容器を使用した。
変性血液成分を除去するためのプレフィルタ−としては
、直径29hrnのポリエステル繊維を溶融ブロー法に
よりかさ密度0.14g/ cゴの熱固着した不織布と
し、有効接触面積が38.4 cm″、厚さ3腸膳の正
四角柱に切断し、変性血液成分を除去するフィルターの
11’目とした。
、直径29hrnのポリエステル繊維を溶融ブロー法に
よりかさ密度0.14g/ cゴの熱固着した不織布と
し、有効接触面積が38.4 cm″、厚さ3腸膳の正
四角柱に切断し、変性血液成分を除去するフィルターの
11’目とした。
次いで、直径154mのキュプラアンモニウムレーヨン
繊維をかさ密度0.18g/ cm″の繊維間を溶着さ
せた不織布とし、有効接触面積が38.4 crn”、
厚さ2■の正四角柱に切断し、変性血液成分を除去する
プレフィルタ−の2層目とし、1層目の下に重ね合せた
。
繊維をかさ密度0.18g/ cm″の繊維間を溶着さ
せた不織布とし、有効接触面積が38.4 crn”、
厚さ2■の正四角柱に切断し、変性血液成分を除去する
プレフィルタ−の2層目とし、1層目の下に重ね合せた
。
さらに、直径12gmのポリエステル繊維を溶融ブロー
法によりかさ密度0.31g/ crn”の熱固着した
不織布とし、有効接触面積が38.4crn’、厚さ0
.6■の正四角柱に切断し、変性血液成分を除去するプ
レフィルタ−の3層目とし、2層目の下に重ね合せた。
法によりかさ密度0.31g/ crn”の熱固着した
不織布とし、有効接触面積が38.4crn’、厚さ0
.6■の正四角柱に切断し、変性血液成分を除去するプ
レフィルタ−の3層目とし、2層目の下に重ね合せた。
直径154mのキプラアンモニウムレーヨン繊維をかさ
密度0.18g/ am″の繊維間を溶着させた不織布
とし、有効接触面積が38.4 crn’、厚さ0.6
5■■の正四角柱に切断し、変性血液成分を除去するプ
レフィルタ−の4層目とし、3暦目の下に重ね合せた。
密度0.18g/ am″の繊維間を溶着させた不織布
とし、有効接触面積が38.4 crn’、厚さ0.6
5■■の正四角柱に切断し、変性血液成分を除去するプ
レフィルタ−の4層目とし、3暦目の下に重ね合せた。
直径1:)ILmのポリエステル繊維を溶融ブロー法に
よりかさ密度0.31g/ cゴの熱固着した不織布と
し、有効接触面積が38−4 crn’、厚さo、e膳
1の正四角柱に切断し、変性血液成分を除去するプレツ
ーイルターの5層目とし、4層目の下に重ね合せた。
よりかさ密度0.31g/ cゴの熱固着した不織布と
し、有効接触面積が38−4 crn’、厚さo、e膳
1の正四角柱に切断し、変性血液成分を除去するプレツ
ーイルターの5層目とし、4層目の下に重ね合せた。
すなわち、上記の1層から5暦までを1暦、2層、3層
、4層、5層の順に重ね合せて行き、変性血液成分を除
去するためのプレフィルタ−とした。
、4層、5層の順に重ね合せて行き、変性血液成分を除
去するためのプレフィルタ−とした。
白血球を捕捉除去する充填物としては、直径が1.8p
mのポリエステル繊維を溶融ブロー法によりかさ密度0
.23g/ crn’の繊維の互いのもつれによっての
み、その位置に固定されている不織布とし、有効接触面
積が38.4 cm″、厚さ4■■の正四角柱に切断し
、白血球を捕捉除去する充填物とした。上記の5暦のプ
レフィルタ−の5暦目の下に上記充填物を重ね合せて、
充填物とした。
mのポリエステル繊維を溶融ブロー法によりかさ密度0
.23g/ crn’の繊維の互いのもつれによっての
み、その位置に固定されている不織布とし、有効接触面
積が38.4 cm″、厚さ4■■の正四角柱に切断し
、白血球を捕捉除去する充填物とした。上記の5暦のプ
レフィルタ−の5暦目の下に上記充填物を重ね合せて、
充填物とした。
この充填物をプレフィルタ−が血液入口側にくるように
、血液処理容器内に固定した0次いで500*jlの採
血バッグから落差800■の位置に上記の充填物を内蔵
した血液処理装置を、更に、800mm下方にtiの輸
液バッグを回収バッグとして配置し、それぞれの間を内
径3−一、外径5腸■のチューブで連結した。採血バッ
グにA型の健康人のヘマトクリット41$の21日間保
存したC20液を添加した血液全血500■見を入れ、
落差を利用した自然落下法により、室温25℃にて白血
球除去処理を行った0次に、生理食塩水70 anを自
然落下法により、充填物を内蔵した血液処理装置に流し
、血液処理装置内の赤血球を回収した。
、血液処理容器内に固定した0次いで500*jlの採
血バッグから落差800■の位置に上記の充填物を内蔵
した血液処理装置を、更に、800mm下方にtiの輸
液バッグを回収バッグとして配置し、それぞれの間を内
径3−一、外径5腸■のチューブで連結した。採血バッ
グにA型の健康人のヘマトクリット41$の21日間保
存したC20液を添加した血液全血500■見を入れ、
落差を利用した自然落下法により、室温25℃にて白血
球除去処理を行った0次に、生理食塩水70 anを自
然落下法により、充填物を内蔵した血液処理装置に流し
、血液処理装置内の赤血球を回収した。
その結果は、保存血液500m1の処理時間は8分34
秒であり、処理速度にして?Elsi/分という高流速
であった。
秒であり、処理速度にして?Elsi/分という高流速
であった。
また、21日間保存血液中の変性血液成分の凝集物質(
M+croaggregate)が処理前15pm以上
の大きさのもので3.52X 1G’個/an存在した
のが、処理後jt:1QX800 個1ml CWjl
集物質の除去率99.8%)テあり、また、白血球除去
率98.2% 、赤血球回収率は96.2寡であった。
M+croaggregate)が処理前15pm以上
の大きさのもので3.52X 1G’個/an存在した
のが、処理後jt:1QX800 個1ml CWjl
集物質の除去率99.8%)テあり、また、白血球除去
率98.2% 、赤血球回収率は96.2寡であった。
(比較例2)
血液出口を有する頂角部が180度の血液処理装置を用
い、その他の条件は実施例2と全て同一の条件で比較試
験を行った。
い、その他の条件は実施例2と全て同一の条件で比較試
験を行った。
その結果は、保存血液500■立の処理時間は3分28
秒、処理速度53■立/分であった。また、凝集物質が
処理前15gm以上の大きさのもので3.38X106
個l■立存在したのが、処理後は28100個/層見(
除去率99.2罵)であり、白血球除去率98.5$
、赤血球回収率は93.5$であった。
秒、処理速度53■立/分であった。また、凝集物質が
処理前15gm以上の大きさのもので3.38X106
個l■立存在したのが、処理後は28100個/層見(
除去率99.2罵)であり、白血球除去率98.5$
、赤血球回収率は93.5$であった。
90度の頂角部に血液出口のある実施例2の装置は、1
60度の頂角部に血液出口にある比較例2の装置に比べ
て、処理時間で312短縮した。
60度の頂角部に血液出口にある比較例2の装置に比べ
て、処理時間で312短縮した。
白血球除去率、赤血球回収率は同程度の高い性能を示し
た。
た。
(実施例3)
血液処理装置の容器として、盆状体の形状が30度の頂
角部をもつ四角形の平面形状をなし、30度の頂角部に
血液出口を、その対角位置に血液入口をもち、かつ内部
壁全面に円錐状突起をもち、内部厚み8■箇、有効接触
面積100crn’の容器を使用した。変性血液成分を
除去するためのプレフィルタ−としては、直径14μm
のポリエステル繊維をかさ密度0.29g/ am″の
熱固着した不織布とし、有効接触面積が100cm″、
厚さ4Iの四角柱に切断し。
角部をもつ四角形の平面形状をなし、30度の頂角部に
血液出口を、その対角位置に血液入口をもち、かつ内部
壁全面に円錐状突起をもち、内部厚み8■箇、有効接触
面積100crn’の容器を使用した。変性血液成分を
除去するためのプレフィルタ−としては、直径14μm
のポリエステル繊維をかさ密度0.29g/ am″の
熱固着した不織布とし、有効接触面積が100cm″、
厚さ4Iの四角柱に切断し。
変性血液成分を除去するフィルターの1層目とした。
次いで、直径7.8JLmのポリプロピレン繊維を溶融
ブロー法によりかさ密度0.22g/ crn”の熱固
着した不織布とし、有効接触面積が1oOcrn’、厚
さ0.15+smの四角柱に切断し、変性血液成分を除
去するプレフィルターの2層目とし、1層目の下に重ね
合せた。
ブロー法によりかさ密度0.22g/ crn”の熱固
着した不織布とし、有効接触面積が1oOcrn’、厚
さ0.15+smの四角柱に切断し、変性血液成分を除
去するプレフィルターの2層目とし、1層目の下に重ね
合せた。
すなわち、上記の1層、2層を重ね合せ変性血液成分を
除去するためのプレフィルタ−とした。
除去するためのプレフィルタ−とした。
白血球を捕捉除去する充填物としては、直径が1.4p
mのポリアミド繊m(ナイロン6B)を溶融ブロー法に
よりかさvE度0 、18g/ crn’の不織布(溶
融ブロー後、250℃でプレスローラーで部分熱固着し
た)とし、この不織布を有効接触面積が100cm’、
厚さ3■の四角柱に切断し、白血球を捕捉除去する充填
物とした。
mのポリアミド繊m(ナイロン6B)を溶融ブロー法に
よりかさvE度0 、18g/ crn’の不織布(溶
融ブロー後、250℃でプレスローラーで部分熱固着し
た)とし、この不織布を有効接触面積が100cm’、
厚さ3■の四角柱に切断し、白血球を捕捉除去する充填
物とした。
上記の2層のプレフィルタ−の下にこの充填物を重ね合
せて、充填物とした。
せて、充填物とした。
この充填物を血液入口側にプレフィルタ−がくるように
血液処理容器内に固定した0次いで300麿交の採血バ
ッグ2個から落差800層鱈0位置に上記の充填物を内
蔵した血液処理装置を、更に、8001下方に、141
の輸液バッグを回収バッグとして配置し、それぞれの間
を内径3am 、外径5w+sのチューブで連結した。
血液処理容器内に固定した0次いで300麿交の採血バ
ッグ2個から落差800層鱈0位置に上記の充填物を内
蔵した血液処理装置を、更に、8001下方に、141
の輸液バッグを回収バッグとして配置し、それぞれの間
を内径3am 、外径5w+sのチューブで連結した。
採血バッグに0型の健康人のヘマトクリット63罵のC
PD液を添加した濃厚赤血球液(遠心分離法により1部
血漿を除去したちの)の15日間保存した血液200諺
交ずつを入れ、落差を利用した自然落下法により4℃に
保冷した上記保存血をとり出し、ただちに室温10℃に
てlバッグずつ順番に白血球除去処理を行った。
PD液を添加した濃厚赤血球液(遠心分離法により1部
血漿を除去したちの)の15日間保存した血液200諺
交ずつを入れ、落差を利用した自然落下法により4℃に
保冷した上記保存血をとり出し、ただちに室温10℃に
てlバッグずつ順番に白血球除去処理を行った。
次に、生理食塩水100mJLを自然落下法により、こ
の血液処理装置に流し、血液処理装置内の赤血球を回収
した。
の血液処理装置に流し、血液処理装置内の赤血球を回収
した。
その結果は、保存血液400mJlの処理時間は4分4
2秒、処理速度にして85mjL/分という高速であっ
た。また、15日間保存血液中の変性血液成分の凝集物
質(旧croaggregate)が処理前15pm以
上δ の大きさのもので2.52X 10 個/■見存在し
たものが処理後は14300個/■旦(凝集物質の除去
率89.42)であり、また、白血球除去率9L4%
、赤血球の回収率は91.5%であった。
2秒、処理速度にして85mjL/分という高速であっ
た。また、15日間保存血液中の変性血液成分の凝集物
質(旧croaggregate)が処理前15pm以
上δ の大きさのもので2.52X 10 個/■見存在し
たものが処理後は14300個/■旦(凝集物質の除去
率89.42)であり、また、白血球除去率9L4%
、赤血球の回収率は91.5%であった。
(比較例3)
血液出口を有する頂角部が128度の血液処理装置を用
い、その他の条件は実施例3と全て同−条件で比較試験
を行った。
い、その他の条件は実施例3と全て同−条件で比較試験
を行った。
その結果は、保存血液400mMの処理時間は7分18
秒、処理速度55mM/分であった。
秒、処理速度55mM/分であった。
また、凝集物質が処理前15g、m以上の大きさのもの
で2.38X 10層個/■見存在したのが、処理後は
14800個7ml (除去率99.4%)−1’ ア
リ、マタ、白血球除去率98.7% 、赤血球回収率は
90.1%であった。
で2.38X 10層個/■見存在したのが、処理後は
14800個7ml (除去率99.4%)−1’ ア
リ、マタ、白血球除去率98.7% 、赤血球回収率は
90.1%であった。
30度の頂角部に血液出口のある実施例3の装置は、1
26度の頂角部に血液出口のある比較例3の装置に比べ
て、処理時間にして36%短縮した。白血球除去率、赤
血球回収率は、同程度の高い性能を示した。
26度の頂角部に血液出口のある比較例3の装置に比べ
て、処理時間にして36%短縮した。白血球除去率、赤
血球回収率は、同程度の高い性能を示した。
(実施例4)
血液処理装置の容器として、盆状体の形状が六角形の平
面形状をもち、60度の頂角部に血液出口を、その対角
位置に血液入口をもち、かつ内部壁全面に円錐状突起を
もち、内部厚み17mm、有効接触面積100cm’の
容器を使用した。容器中に充填する充填物としては、ま
ず、吸着剤を保持するため、直径12gmのポリエステ
ル繊維を溶融ブロー法によりかさ密度0.31g/ c
rn’の熱固着した不織布とし、有効接触面積が100
cゴ、厚さlsmの六角柱に切断し、1層目とした。
面形状をもち、60度の頂角部に血液出口を、その対角
位置に血液入口をもち、かつ内部壁全面に円錐状突起を
もち、内部厚み17mm、有効接触面積100cm’の
容器を使用した。容器中に充填する充填物としては、ま
ず、吸着剤を保持するため、直径12gmのポリエステ
ル繊維を溶融ブロー法によりかさ密度0.31g/ c
rn’の熱固着した不織布とし、有効接触面積が100
cゴ、厚さlsmの六角柱に切断し、1層目とした。
次いで、ポリプロピレン製の5■■間隔の正方格子厚さ
71層の格子状の支持具の中に、粒径0.8@IIのハ
イドロキシエチルメタクリレートで被膜した活性炭30
gを詰め込み、これを2層目とし、1層目の下に重ね合
せた。
71層の格子状の支持具の中に、粒径0.8@IIのハ
イドロキシエチルメタクリレートで被膜した活性炭30
gを詰め込み、これを2層目とし、1層目の下に重ね合
せた。
更に、1層目と同じ、不織布を有効接触面積100cr
n’、厚さ1■の六角柱に切断し、3層目とし、2層目
の下に重ね合せ、吸着剤の保持材とした。
n’、厚さ1■の六角柱に切断し、3層目とし、2層目
の下に重ね合せ、吸着剤の保持材とした。
白血球を捕捉除去する充填物としては、直径が1.0e
mのポリエステル繊維を溶融ブロー法によりかさ密度0
.1eg/ ctn”の繊維の互いのもつれのみによっ
て固定されている不織布とし、有効接触面積100cm
″、厚さ2■の六角柱に切断し、白血球を捕捉除去する
充填物とした。
mのポリエステル繊維を溶融ブロー法によりかさ密度0
.1eg/ ctn”の繊維の互いのもつれのみによっ
て固定されている不織布とし、有効接触面積100cm
″、厚さ2■の六角柱に切断し、白血球を捕捉除去する
充填物とした。
上記の3層目の不織布の下にこの充填物を重ね合せて、
充填物とした。この充填物を血液の入口側に吸着剤を含
む3層フィルターがくるように血液処理容器内に固定し
た。
充填物とした。この充填物を血液の入口側に吸着剤を含
む3層フィルターがくるように血液処理容器内に固定し
た。
次いで500mMの採血バッグから落差800■の位置
に、上記の充填物を内蔵した血液処理装置を、更に、8
00mm下方に11の輸液バッグを回収バッグとして配
置し、それぞれの間を内径3■薦、外径5m■のチュー
ブで連結した。
に、上記の充填物を内蔵した血液処理装置を、更に、8
00mm下方に11の輸液バッグを回収バッグとして配
置し、それぞれの間を内径3■薦、外径5m■のチュー
ブで連結した。
採血バッグにA型の健康人のヘマトクリット382のC
20液を添加した新鮮血液全血5001文を入れ、この
採血バッグの中にビタミン8.250厘gを添加した。
20液を添加した新鮮血液全血5001文を入れ、この
採血バッグの中にビタミン8.250厘gを添加した。
その後、落差を利用した自然落下法により、室温25℃
にて、ビタミンB 12の吸着及び白血球除去処理を行
った。
にて、ビタミンB 12の吸着及び白血球除去処理を行
った。
次に、生理食塩水2001文を自然落下法により。
血液処理装置に流し、血液処理装置内の赤血球を回収し
た。
た。
その結果は、新鮮血液50hJ1の処理時間は6分35
秒、処理速度にして76m11分という高速流であった
。
秒、処理速度にして76m11分という高速流であった
。
また、白血球除去率は99.1%であり、赤血球回収率
は85.2%であった。又、ビタミンB 12の除去率
は5zであった。
は85.2%であった。又、ビタミンB 12の除去率
は5zであった。
(比較例4)
容器の盆状体の形状が円形の平面形状をもち、内部壁全
面に円錐状突起を有する血液処理装置を用い、その他の
条件は実施例2と全て同一の条件で比較試験を行った。
面に円錐状突起を有する血液処理装置を用い、その他の
条件は実施例2と全て同一の条件で比較試験を行った。
その結果は、保存血液500mAの処理時間は7分38
秒、処理速度85m1/分であった。また凝集物質が処
理前15ルー以上の大きさのもので3.28X 106
債/m見存在したのが、処理後は27900個/an
(除去率99.H)であり、白血球除去率98.7%
、赤血球回収率95.2%であった。
秒、処理速度85m1/分であった。また凝集物質が処
理前15ルー以上の大きさのもので3.28X 106
債/m見存在したのが、処理後は27900個/an
(除去率99.H)であり、白血球除去率98.7%
、赤血球回収率95.2%であった。
80度の頂角部に血液出口のある実施例2の装置は、円
形の平面形状をもつ比較例4に比べて、処理時間にして
1B短縮′した。また、白血球除去率、赤血球回収率は
、同程度の高い性能を示した。なお、実施例、比較例に
おいては下記の測定法を採用した。
形の平面形状をもつ比較例4に比べて、処理時間にして
1B短縮′した。また、白血球除去率、赤血球回収率は
、同程度の高い性能を示した。なお、実施例、比較例に
おいては下記の測定法を採用した。
赤血球の測定法
処理した血液にハイエム液(HAYEM液)を加えて、
赤血球を固定し、計算板の上に塗布し、ll微鏡により
赤血球を数えた。
赤血球を固定し、計算板の上に塗布し、ll微鏡により
赤血球を数えた。
白血球の測定法
処理した血液にチュルク液(tttRg液)を加えた白
血球をブルーに染色し、赤血球を溶血した後、これを計
算板上に塗布し、顕微鏡で白血球を数えた。
血球をブルーに染色し、赤血球を溶血した後、これを計
算板上に塗布し、顕微鏡で白血球を数えた。
凝集物質の測定法
血液にトリトンX −100(溶血剤)を加え、十分攪
拌して血液成分を破壊し、これを計算板上に塗布し、顕
微鏡で凝集物質を数えた。
拌して血液成分を破壊し、これを計算板上に塗布し、顕
微鏡で凝集物質を数えた。
図1〜図4は本発明の血液処理装置の一例を示すもので
、図1は正面図、図2は血液入口側の内部壁部分を示す
図、図3は血液出口側の内部壁部分を示す図、図4は断
面図である0図5は本発明の血液処理装置を使用した血
液処理の一使用態様を示す図である。 1血液処理容器 2.2゛盆状 3.3′突起状物 4.5充填材 6充填材押え部 7血液入口 8血液出口 3採血バツグ
、図1は正面図、図2は血液入口側の内部壁部分を示す
図、図3は血液出口側の内部壁部分を示す図、図4は断
面図である0図5は本発明の血液処理装置を使用した血
液処理の一使用態様を示す図である。 1血液処理容器 2.2゛盆状 3.3′突起状物 4.5充填材 6充填材押え部 7血液入口 8血液出口 3採血バツグ
Claims (3)
- (1)ほぼ同形の2個の盆状体を、ほぼ平行に間隔を置
いて結合した外形をもつ偏平容器型の血液処理装置にお
いて、盆状体の形状が100度より小さい頂角部を少な
くとも1つ有する平面形状をなし、かつ該頂角部分に血
液出口を、また該血液出口開口部に最も遠い対向位置に
血液入口を設け、容器の厚み方向に、血液入口側空間、
充填物、血液出口側空間の順になるように充填物を充填
したことを特徴とする血液処理装置。 - (2)盆状体の形状が線対称の平面形状であって、その
対称軸が100度より小さい頂角部を2等分する位置に
ある特許請求の範囲第1項記載の血液処理装置。 - (3)内部壁に高さ0.8〜10mmの突起状物又は畝
状物を有する特許請求の範囲第1項又は第2項記載の血
液処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59248042A JPS61128979A (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 | 血液処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59248042A JPS61128979A (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 | 血液処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61128979A true JPS61128979A (ja) | 1986-06-17 |
JPH0510105B2 JPH0510105B2 (ja) | 1993-02-08 |
Family
ID=17172330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59248042A Granted JPS61128979A (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 | 血液処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61128979A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63311962A (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-20 | Terumo Corp | 白血球捕捉分離器具 |
JPS6479121A (en) * | 1987-09-22 | 1989-03-24 | Terumo Corp | Erythrocyte fractionating and purifying device |
JPH01256972A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-13 | Terumo Corp | 液体処理器 |
JPH04258043A (ja) * | 1991-02-13 | 1992-09-14 | Fujitsu Ltd | 端局装置の多重分離部と再生中継部の共用方式 |
JPH0528341U (ja) * | 1991-03-06 | 1993-04-16 | 川澄化学工業株式会社 | エア−抜きバツグ付血液バツグおよび エア−充填血液バツグ |
JP2010502327A (ja) * | 2006-09-06 | 2010-01-28 | フレゼニウス・ヘモケア・イタリア・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ | 血液製剤から物質を除去するためのフィルター |
JP2012531256A (ja) * | 2009-06-24 | 2012-12-10 | ステイト オブ オレゴン アクティング バイ アンド スルー ザ ステイト ボード オブ ハイヤー エデュケーション オン ビハーフ オブ オレゴン ステイト ユニバーシティー | 透析用マイクロ流体デバイス |
WO2014199954A1 (ja) * | 2013-06-10 | 2014-12-18 | 旭化成せんい株式会社 | イムノクロマト診断キット |
JP2022066381A (ja) * | 2016-08-10 | 2022-04-28 | Sbカワスミ株式会社 | 血液処理器 |
-
1984
- 1984-11-26 JP JP59248042A patent/JPS61128979A/ja active Granted
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63311962A (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-20 | Terumo Corp | 白血球捕捉分離器具 |
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JPH01256972A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-13 | Terumo Corp | 液体処理器 |
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JP2010502327A (ja) * | 2006-09-06 | 2010-01-28 | フレゼニウス・ヘモケア・イタリア・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ | 血液製剤から物質を除去するためのフィルター |
JP2012531256A (ja) * | 2009-06-24 | 2012-12-10 | ステイト オブ オレゴン アクティング バイ アンド スルー ザ ステイト ボード オブ ハイヤー エデュケーション オン ビハーフ オブ オレゴン ステイト ユニバーシティー | 透析用マイクロ流体デバイス |
WO2014199954A1 (ja) * | 2013-06-10 | 2014-12-18 | 旭化成せんい株式会社 | イムノクロマト診断キット |
JP6053927B2 (ja) * | 2013-06-10 | 2016-12-27 | 旭化成株式会社 | イムノクロマト診断キット |
JPWO2014199954A1 (ja) * | 2013-06-10 | 2017-02-23 | 旭化成株式会社 | イムノクロマト診断キット |
US9863944B2 (en) | 2013-06-10 | 2018-01-09 | Asahi Kasei Fibers Corporation | Immunochromatographic diagnosis kit |
JP2022066381A (ja) * | 2016-08-10 | 2022-04-28 | Sbカワスミ株式会社 | 血液処理器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0510105B2 (ja) | 1993-02-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |