JPS6112644A - 随時核に置換基をもつケイ皮酸類の合成法 - Google Patents

随時核に置換基をもつケイ皮酸類の合成法

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JPS6112644A
JPS6112644A JP60132133A JP13213385A JPS6112644A JP S6112644 A JPS6112644 A JP S6112644A JP 60132133 A JP60132133 A JP 60132133A JP 13213385 A JP13213385 A JP 13213385A JP S6112644 A JPS6112644 A JP S6112644A
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JP
Japan
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acetic anhydride
benzaldehyde
reaction
mol
amount
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JP60132133A
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ベルンハルト・バイツケ
フオルクマル・ハントシユー
ハインツ・ウルリツヒ・ブランク
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/347Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
    • C07C51/353Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、場合によっては置換基を有する芳香族アルデ
ヒド、無水酢酸およびアルカリ性縮合剤からパーキン反
応によって、場合によっては核に置換基を有するところ
のケイ皮酸の改良された合成方法に関する。
・ぞ−キン反応自体は公知である〔フーペンーク。
x イル(Houbtn −IP’eyL )、第4版
、第8巻、第442頁以下(1952) ; Orl、
 RItact、 I。
p、 210〜265(1942):ウルマン工業化学
辞典CULL@anns EnzykLopad、it
 dgr taclni−zchtn Chtmie 
)、第3版、第19巻、第56頁(1969))。それ
は、すべての反応物を一緒に混合して長時間加熱還流し
、その間に生成する酢酸を蒸留で除くことを必要として
いる。ドイツ特許公開第1,568,184号に記載の
縮合剤は炭酸カリウム/重炭酸カリウムの混ざった酢酸
ナトリウム/酢酸カリウムで、反応温度は150〜20
0℃である。
この方法によると副反応のために、暗褐色の樹脂が得ら
れ、そのためにケイ皮酸溶液全有機溶媒“で抽出し、さ
らに/6るいはそれを活性炭で透明にする必要がある。
これらの精製操作を数回〈シかえしても得られたケイ皮
酸は脱色されず黄色ないしかつ色である。そこで無色の
ケイ皮酸を合成しようとする努力が積み重ねられてきた
ケイ皮酸は、その酸から酵素によるアミン化反応で合成
されるL−フェニルアラ、ニン・を合成するための前駆
体である( Chum、 Abztr、 89.215
580F (1978)、Chem、 Abztr、9
5.9547(1(1981))。着色した不純物を全
く含有していないとくに純度の高いケイ皮酸がこの生化
学反応に要求される。
合成方法の改良として、反応の間じゆう炭酸カリウムを
精秤しながら後から添加する方法が、ドイツ特許公開第
3.139.994号に記載されていゐ。
ドイツ特許公開第3,144,261号の明細書による
とセー水酢酸を縮合剤とともに加熱するととによってエ
ノール化させた後、その反応時間の間じゆうすつと一定
の速度でアルデヒドを添加する場合には、パーキン反応
によってより純度の高い最終生成物が得られている。
しかしながら、驚くべきことに、ドイツ特許公開第3.
144.261号の記載とは逆に、予め加えておいたベ
ンツアルデヒドの中へ無水酢酸を秤り込む々らば、副反
応と樹脂状物の生成がかなりの程度Kまで抑制されるこ
とが見出された。
まず初めに化学量論量よりは少量の無水酢酸を場合によ
っては置換基を有するベンツアルデヒドおよび縮合剤と
ともに反応容器に入れて100〜220℃で反応させ、
次いで場合によっては置換基を有するベンツアルデヒド
1モルあたり無水酢酸が1〜1.5モルのモル比ンζな
るまで残りの無水酢酸をその反応時間中に添加すること
を特徴とする、場合によっては置換基を有するベンツア
ルデヒド、織水酢酸、ならびに縮合剤としてのカルゲン
酸のアルカリ金属塩および/または(重)゛炭酸アルカ
リ金属塩から、パーキン反応によって、場合によっては
核に置換基を有するところのケイ皮酸の合成方法が今や
見出された。
本発明の方法に用いる出発物質としてあげることのでき
る化合物は、次式 式中、R1は水素、ハロゲンまたはアルキルを示し、 R2、R3およびR4は、お互いに独立に、水素、ハロ
ゲン、アルキル、アリールまたはアリールオキシを示し
、そして R″は水素またはハロゲンを示し、 さらに、R1−R11のうちのいずれかの基は4個まで
がアルコキシを示す場合があり、 ′R1〜R′のうち
のいずれかの基は2個までがニトロを示す場合があシ、
そして R2〜R′のうちのいずれかの基は2個までがシアノお
よび/またはアルコキシカルボニルを示す場合がある、 によってあられされる芳香族アルデヒドである。
好ましくは、次式 式中、R11,R12およびRIBは、お互いに独立に
、水素、ハロゲン、アルキル、アリール、アリールオキ
シまたはアルコキシを示し、そしてアルキルの場合には
アルデヒド基のオルソ位の一つが水素を示し、そしてア
リールの場合にはアルデヒド基のオルソ位の両方が水素
を示し、 さらに、R11〜R18のうちのいずれかの基は2個ま
でが、お互いに独立に、トリフルオロメチル、ニトロ、
シアノまたはアルコキシカルボニルを示し、そこではシ
アンまたはアルコキシカルボニルの場合にはアルデヒド
基のオルソ位の両方が水素を示す、によってあられされ
る芳香族アルデヒドが用いられる。
とくに好ましくは、次式 式中、RtlとR1は、お互いに独立に、水素、ハロゲ
ン、アリール、アリールオキシ、アルコキシまたはニト
ロを示し、 そしてアリールまたはアリールオキシの場、  合には
アルデヒド基のオルソ位の両方が水素を示す、 によってあられされる芳香族アルデヒドが用いられる。
式中、R″′は水素またはハロゲンを示す、によってあ
られされる芳蕃族アルデヒドが用いられる。
例としてあげられるハロゲンとは、フッ素、塩素、臭素
またはヨウ素であるが、好ましくけフッ秦、塩素または
臭素であシ、とくに好ましくはフッ素または塩素である
例としてあげられるアルキルは、炭素原子数1〜10(
環状の場合け4〜8)を有する、好ましくけ炭素原子数
1〜6(環状の場合は5〜6)を有する、直鎖状、分枝
状または環状の炭化水素基であり;好ましくは環状構造
をもたない直鎖状ま是は分枝状の炭化水素基であるが、
゛どくにこの場合は炭素原子数1〜6を有する基カミ好
ましい。本発明のアルキルには、1個または数個のフッ
素原子で置換された炭化水素基、好ましくはフッ素置換
され九〇、〜C6の炭化水素基、とくに好ましく−はト
リフルオロメチル、が含まれる。
例としてあげられるアリールは、フェニル、ナフチル、
アンスリルまたはビフェニリルであるが、好ましくId
1個または数個のメチル、エチルあるいはハロゲノで置
換されたフェニルである。
アルコキシ、アルコキシカルがニルおヨヒアリールオキ
シ置換基中のアルキルおよびアリール基は前述の範囲と
同じ意味を有している。
本発明によって反応させる芳香族アルデヒドの例として
あげられる化合物は:ペンツアルデヒド、(0、落、p
)ニトロペンツアルrヒト、(o。
77L、p)メトキシペンツアルデヒド、4−フェニル
ペンツアルデヒド、(01准、P)フェノキシペンツア
ルデヒド、(’、”% F”) クロロペンツアルデヒ
ド、およlos 7+1. p)フルオロペンツアルデ
ヒドである。
使用される縮合剤は、たとえばギ酸ナトリウム、ギ酸カ
リウム、酢酸ナトリウムおよび酢酸カリウムなどのよう
なカルデン酸のアルカリ金属塩、あるいは炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸ルビジウム、炭酸セシウムおよ
びこれらに対応する重炭酸塩などのような(重)炭酸の
アルカリ金X壇である。いうまでもなく、これらの縮合
剤を混合して用いることも可能である。一般に縮合剤の
使用量は、芳香族アルデヒド1モルあたりアへカリ金属
カチオンa1〜1.5当量、好ましくは0.3〜1.5
当量、と〈K好ましくはα5〜1.1当量でおる。好ま
しくは;たとえば酢酸ナトリウム/(重)炭酸カリウム
あるいは酢酸ナトリウム/酢酸カリウム、あるいはその
カリウム塩の一部または全部をルビジウム塩および/ま
たはセシウム塩で置換+ した混合物などのような、Nα イオンと重アルカリ金
属イオンとの混合物が使用される。
このタイプの混合物中には、重アルカリ金属がアルカリ
金属の全当量数に対して、たとえば5〜50当量チ、好
ましくは10〜40当量%、の割合で存在する。
本発明による方法の反応は、場合によっては置換基を有
するペンツアルデヒドと縮合剤(場合によってはその混
合物)をまず最初に反応容器に入れ、場合によっては化
学量論量よりも少量の無水酢酸の存在下で、選定された
ある反応温度まで加熱され、それから残シの量の無水酢
酸を秤量して添加し、そしてもし必要なら反応が終了す
るまで加熱を続け、あるいはもし必要なら前述の範囲で
反応温度を上昇させる方法によって実施される6そのベ
ンツアルデヒドおよび縮合剤と一緒に初めに入れる無水
酢酸の量は、そのアルデヒドに対して0〜75モルチモ
ルる。初めに入tr+無水酢酸の量は好ましくはθ〜5
0モルチモルくに好ま・しくけ0〜50モルチモルる。
たとえば、そのペンツアルデヒド1モルあたり(Ll〜
0.5モルの無水酢酸を初めに加えた場合によい結果が
得られている。
後から秤量して添加される無水酢酸の量は、°場合ニよ
っては置換基を有するベンツアルデヒド1モルあたり1
〜1゜5モルの無水酢酸の全量から初めに入れておいた
量を差し引いた残りである。無水酢酸の全量は、場合に
よっては置換基を有するベンツアルデヒド1モルあたり
、好まL<Hl、0〜1.4モル、とくに好ましくtj
:1.1〜1.5モル、である。
(重)炭酸のアルカリ金属塩を使用する場合、無水酢酸
の一部がたとえば次式に従って消費される: に、Co、+ CH,Co−0−COCH,−−→2 
CH,C00K 十CO。
″無水酢酸のこの消費量は、前述の全量に含まれないの
で、相当量だけ追加する必要がある。
本発明による方法において樹脂状物の生成を抑制するた
めには、初めに入れておいた混合物を加熱後で、その全
反応時間の初期に残りの無水酢酸を秤量して添加するこ
とで十分である。全反応時間の初期とけ、たとえば1/
10〜1/8の時間であるが、その全反応時間じゆうか
\つてその無水酢酸を秤量して添加することも勿論可能
である。
このためKFi、その無水酢酸を初期にはかなり大きな
速度で秤量して添加し、反応の中期以降はよね小さな速
度で秤量して添加することが必要である。“しかしなが
ら、秤量して添加する無水酢酸を、所期の全量に到達す
るまで一定の速度で添加することも可能である。したが
って、例えば全反応時間が8時間の場合に、その添加す
べき無水酢酸を本発明の方法に従って初めの1時間の間
に一定速度で秤量して添加してその後7時間加熱還流を
続けることによって得られる反応混合物の方が、従来の
方法に従ってすべての反応物を一緒に8時間加熱還流し
て得られる混合物よりもきわめて淡い色をしている。
本発明の方法は、酢酸を還流させながら実施することも
蒸声によって除去しながら実施することも可能である。
反応によって生成する酢酸を蒸留によって除去しようと
する場合には、無水酢酸をできる限り・徐々に添加する
;こうすることによって蒸留カラム底部における無水酢
酸の濃度を低く保ち、蒸留による酢酸の除去をi易にす
ることができる。
本発明の方法による反応は、100〜220℃、好まし
くけ140〜210℃、とくに好ましくは150〜19
0℃、の温度範囲で実施される。ベンツアルデヒドと縮
合剤および、もし必要なら、一部の無水酢酸よシなる初
めに入れておいた混合物を還流温度まで加熱した後に、
残りの無水酢酸を秤量して添加することが有利である。
したがって、その無水酢酸の添加は、たとえば、蒸留カ
ラム底部の温度150〜165℃で実施される。
とくに好ましい方法では、場合によっては置換基ヲ有す
るベンツアルデヒド、(そのベンツアルデヒドを基準と
して)10〜30モル−〇無水酢醍ならびに縮合剤より
なる混合物をまず初めに反応容器に入れてこの混合物を
100〜150℃に加熱した後、蒸留カラム底部の温度
が150〜200℃の範囲でその反応が進行する間に、
(置換基を有する)ベンツアルデヒド1モルあたり1〜
1.5モルのモル比に達するまで、残りの無水酢酸を秤
量して加える。さらにその混合物をもはや反応の進行が
認められなくなるまで加熱する。この検出には(ガスク
ロマトグラフィーや高圧液体クロマトグラフィーなどの
)クロマトグラフの手法が用いられる。
本発明による方法の利点の一つけ、蒸留カラム底部の温
度を無水酢酸の沸点以上に保つことが可能であるから、
高い反応速度を達成することができる。このために短時
間に高い収率が得られる。
この反応は大気圧下においても加圧下においても実施す
ることができる。たとえば無水酢酸の秤量添加をポンプ
で圧入する方法を用いることによって、前述の塩度範囲
の高温領域で加圧下において実施するのが有利である。
この反応は、たとえば窒素などの不活性ガス中で実施す
るのが好ましい。
ドイツ特許公開3,144,261号では同じ目的を達
成するために逆の方法が示されているのに比して、本発
明による無水酢酸を後から秤量して添加する方法咋よっ
て副生物や樹脂状物の生成が基本的に抑制できるという
ことは、きわめて驚くべきことである。副生物や樹脂状
物の著しい抑制効果(つまり着色を極度に防止すること
)を達成するために、全反応時間のうちの初期に無水酢
酸を秤量して添加することで十分であるということはと
くに驚くべきことである。
本発明による方法は次の諸点を可能とする:α)樹脂状
物の生成を基本的に抑制する。
h)その結果、後処理工程を簡単化し、短縮し、そのコ
ストを低減する。
C)反応で生成した酢酸を蒸留でより容易に除去可能と
なる。
d)反応開始時から蒸留カラム底部の温度を高く保つこ
とが可能であるために反応時間を短縮できる。
実施例 1 攪拌器、還流コンデンサー、温度計および滴下ロートを
備えた21のフラスコKまス初めにベンツアルデヒド1
06.1f、酢酸ナトリウム61fおよび炭酸カリウム
IElを入れて16・0℃に加熱した。次に無水酢酸1
362を80分か\つて一定速度で滴下した。その後さ
らに6時間40分その混合物を加熱還流した。こうして
得られた反応混合物のうち2Z12の試料は、10重景
%の氷酢酸溶液とした場合に、ハーゼン指数(Haza
nntbmher ) 350 (APHA )を示し
た。それから揮発性の成分(111v)を蒸留で除いた
。その残留物に水7DOrntとトルエン250−を加
えた。
水相をpH8VC調整した後その相を分離した。各回毎
にトルエン200m1を使って抽出をさらに2回くりか
えした後、水相を酸性にすることによってケイ皮酸を単
離した。氷酢酸中10重量%で測定した時にハーゼン指
数(HazgrL3tbrnAgr )200 (AP
HA)のケイ皮酸96.69を得た。
このケイ皮酸の純度は99%以上であった。
実施例 2 後から滴下する無水酢酸の添加後加熱還流を5時間40
分だけ行なった以外は実施例1と同様の方法で行なった
。この後で反応混合物は青味を帯びた黄色であった。実
施例1と同様に処理を行々って、融点135〜156.
5℃のケイ皮酸1041を得た;これは理論収量の70
優にあたっていた。この生成物はハーゼン指数(Haz
eルrLtLmb gγ)200であった。
実施例 3 (比較例) 実施例1と岡量の反応物を用いたが、すべての反応物を
一緒に混ぜて8時間加熱還流した。この時反応混合物か
らとり出した試料(実施例1と同様にして測定)はバー
セン指数(Hazgn numbgr )が500以上
であった〔ヨウ素スケール指数が・30でガードナー指
数(Gardntr nrbmhgr )が9であった
〕。
実施例 4 撹拌器、温度計、窒素を通すことのできる500mAの
滴下ロート、および蒸留装置を備えた21の4つロフラ
スコにまず初めにベンツアルデヒド31a4F、酢酸ナ
トリウム1821および炭酸カリウム477を入れて1
65℃に加熱した。蒸留カラム底部の温度を165℃で
一定として、無水酢酸3 s 5m1(’a o 8t
 )を一定速度で230分か\つて滴下した。およそ1
50づの無水酢酸を添加した時にカラムのm上部におけ
る還流が始まったのでその留出物を常圧下でカラム頂上
部の温!117°C(最高11a5°C)でとり除いた
無水酢酸の添加終了後も、カラム底部の温度165℃で
これが可能な限り留出物の除去を(約15分間)続けた
。この反応混合物からとり出した試料は、前述の方法で
測定するとノ・−セン指数(・Haztn nu、mb
tr )が350(APBA)であった。
実施例1と同様に処理すると、純度99.6%のケイ皮
酸31 B、 1 tが得られた。これは用いたベンツ
アルデヒドを基準として理論収量の71.3%の収率に
対応していた。その生成物は濃度10%の酢酸溶液で測
定した場合にハーゼン指数(Haztnnwmbar 
)が200であツタ。
実施例 5 実施例1で述べた装置にまず初めにベンツアルデヒド3
1a4F、無水酢酸1022、酢酸ナトリウム1822
および炭酸カリウム542を入れて150℃に加熱し、
この温度で30分間保った。
つぎにこの反応混合物を155〜130℃に加熱し、カ
ラム底部の温度が157℃以下に低下しないようにしな
がら、無水酢酸306.4 fを秤量して加えた。全反
応時間は8時間であった。
反応混合物からとり出した試料は、前述の方法で測定し
た場合にハーゼン指数(H”αzgルルtLrILhg
r)が400であった、実施例1と同様に処理して、融
点135〜166℃のケイ皮酸3002を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、まず初めに用いるアルデヒドを基準とした化学量論
    量よりは少量の無水酢酸を場合によつては置換基を有す
    るベンツアルデヒドおよび縮合剤とともに反応容器に入
    れて100〜220℃で反応させ、次いで場合によつて
    は置換基を有するそのベンツアルデヒド1モルあたり無
    水酢酸が1〜1.5モルのモル比になるまで残りの無水
    酢酸をその反応時間中に添加することを特徴とする、場
    合によつては置換基を有するベンツアルデヒド、無水酢
    酸、ならびに縮合剤としてのカルボン酸のアルカリ金属
    塩および/または(重)炭酸アルカリ金属塩から、パー
    キン反応によつて、場合によつては核に置換基を有する
    ところのケイ皮酸の合成方法。 2、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、R^1は水素、ハロゲンまたはアルキルを示し、 R^2、R^3およびR^4は、お互いに独立に、水素
    、ハロゲン、アルキル、アリールまた はアリールオキシを示し、そして R^5は水素またはハロゲンを示し、 さらに、R^1〜R^5のうちのいずれかの基は4個ま
    でがアルコキシを示す場合があり、 R^1−R^5のうちのいずれかの基は2個までがニト
    ロを示す場合があり、そして R^2〜R^4のうちのいずれかの基は2個までがシア
    ノおよび/またはアルコキシカルボ ニルを示す場合がある、 によつてあらわされる場合によつては置換基を有するベ
    ンツアルデヒドを用いることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 3、化学量論量よりは少量の無水酢酸が、場合によつて
    は置換基を有するベンツアルデヒドを基準として0〜7
    5モル%であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 4、化学量論量よりは少量の無水酢酸が、場合によつて
    は置換基を有するベンツアルデヒドを基準として0〜5
    0モル%であることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 5、化学量論量よりは少量の無水酢酸が、場合によつて
    は置換基を有するベンツアルデヒドを基準として0〜3
    0モル%であることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 6、化学量論量よりは少量の無水酢酸が、場合によつて
    は置換基を有するベンツアルデヒドを基準として10〜
    30モル%であることを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 7、場合によつては置換基を有するベンツアルデヒド1
    モルあたり1.0〜1.4モルの割合になるまで無水酢
    酸を添加することを特徴とする特許請求の範囲第1〜6
    項の何れかに記載の方法。 8、場合によつては置換基を有するベンツアルデヒド1
    モルあたり1.1〜1.3モルの割合になるまで無水酢
    酸を添加することを特徴とする特許請求の範囲第1〜6
    項の何れかに記載の方法。 9、使用する縮合剤がナトリウムイオンと重アルカリ金
    属イオンとの混合物の塩で、そのうち重アルカリ金属が
    アルカリ金属の全当量数の5〜50当量%であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1〜8項の何れかに記載の
    方法。 10、まず初めにベンツアルデヒドを(そのベンツアル
    デヒドを基準として)10〜30モル%の無水酢酸およ
    び縮合剤とともに反応容器に入れて100〜150℃で
    反応を開始させ、つぎにベンツアルデヒド1モルあたり
    1〜1.5モルの割合に達するまで150〜200℃で
    反応を進行させながら残りの無水酢酸を添加することを
    特徴とする、場合によつては置換基を有するベンツアル
    デヒド、無水酢酸および縮合剤としてのアルカリ金属の
    酢酸塩および/またはアルカリ金属の炭酸塩からパーキ
    ン反応によつて、場合によつては核に置換基を有すると
    ころのケイ皮酸の合成方法。
JP60132133A 1984-06-20 1985-06-19 随時核に置換基をもつケイ皮酸類の合成法 Pending JPS6112644A (ja)

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