JPS61126249A

JPS61126249A - 家屋用梁の連結装置

Info

Publication number: JPS61126249A
Application number: JP24687384A
Authority: JP
Inventors: 克則大西; 高田　恒吉
Original assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Current assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date: 1984-11-20
Filing date: 1984-11-20
Publication date: 1986-06-13
Also published as: JPH024735B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】１１へ１虹（産業上の利用分野）本発明は、家屋用の梁を他の骨組構成材に連結する装置
に関する。

（従来の技術）プレ７７プ家屋等において、梁を柱等の他の骨組構成材
に連結する場合、作業性の観点からボルト、ナツトを用
いることがある。ところで、上記渠は型鋼であるため、
その端部をボルト、ナツトを用いて池の骨組構成材に連
結するためには、ノコインドピースを必要とする。この
ジヨイントピースとしては、従来種々のものが開発され
ている。

例えば、実開昭５８．−７３８０９号公報に見られるよ
うに、垂直板部とこの垂直板部の中央部から水平に延び
る１つの水平板部とを有して丁字形をなすジヨイントピ
ースが開発されている。このジヨイントピースの水平板
部を梁のフランジ部に溶接し、垂直板部を柱等の骨組構
成材に当て、垂直板部に形成された孔にボルトを挿通さ
せ、このボルトとナツトで梁の端部な連結する。

（発明が解決しようとしている問題点）しかし、上記従
来例のように、ジヨイントピースが丁字形である場合、
垂直板部のほぼ半分が、梁の外側へ梁の長手方向と直交
する方向に突出するため、天井材や床材等の構成材を取
り付ける際邪魔になることがあった。また、梁の端部に
は応力が集中するが、上記シタインドピースの場合、１
つの水平板部のみがフランジ部に溶接されているだけで
あるため、梁の′４部を充分に補強できない。

発亙Ｌ１遣− （問題点を解決するための手段）本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、
その要旨は、垂直な基辺部と二の基辺邪の上下縁部から
水平に張り出すフランジ部とを有する家屋用梁の端部を
、他の骨組構成材に連結する装置において、上記梁の端
部における上下のフランジ部の内側にそれぞれジヨイン
トピースが固定され、このシタインドビー又は、連結具
挿通用の孔を有し、フランジ部と基辺部に溶接さｈてお
り、このシタインドピースが他の骨組構成材に当てられ
るとともに、連結具挿通用の孔を挿通する連結具により
連結されることを特徴とする家屋用梁の連結装置にある
。

（作用）シタインドピースを池の骨組構成材に当て、連結挿通用
の孔にボルト等の連結具な挿通させて池の骨ＭＬｖ４成
材へ連結するやシタインドピースは梁の内側に固定され
ているため、天井材等の構成材の取り付けの際、邪魔に
ならない。また、シタインドビー又は梁のフランジ部と
基辺部に溶接されているので、梁の端部を補強できる。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図に示すように、家屋用の梁１０は、垂直に起立する
基辺部１１と、基辺部１１の上下縁から水平に延びるフ
ランジ部１２とを有して断面二字形をなしている。梁１
０の両端部における上下のフランジ部１２の内側には、
シタインドピース１５が２個ずつ固定されている。ツタ
インドピース１５は梁１０の長手方向から見て台形をな
す垂直板１１ｓ１６と、この垂直板部１６の上下縁部に
溶接された水平板部１７．１８とにより構ｔされ、梁１
０の長手方向と直交する方向から見て、全体形状がフ字
形に形成されている。垂直板部１６には、ボルト挿通用
の孔１９が形成されている。

そして、一方の水平板１ｉ１７が＠１０のフランジ部１
２の内面に溶接され、他方の水平板部１８が基辺部１１
の内面に溶接さルている。この固定状態で、垂直板部１
６は梁１０の端面から梁１０の長手方向に突出している
。

梁１０はｊ１１２図、第３図に示すジヨイントボックス
２０（骨組構成材）に連結される。ジヨイントボックス
２０は、鋼鉄製で中空六面体に形成されている。シミイ
ンドボックス２０は、断面４角形をなす筒体２１と、こ
の筒体２１の上下開口を閉塞する端板２２とを有してい
る。筒体２１は、梁１０や後述する柱３０よりも厚肉に
形成されている。筒体２１の４つの側面２１ｍ、２　ｌ
ｂ、２１ｃ、２１ｄには、それぞれボルト挿通用の複数
の孔２３が形成されている。また、隣接する２つの側面
２１ａ、２１＆間に位置する角部には、作業用の開口２
４が形成されている。端板２２には、中央部の表側の面
に凹部２５が形成されるとともに、その隅部に４つのボ
ルト挿通用の孔２６が形成されている。

第２図、第３図に示すように、ジヨイントピース１５の
垂直板部１６をジヨイントボックス２０の側面２１ａ、
２１ｂに当てた状態で、ボルト４０（連結具）を、ジヨ
イントピース１５の孔１９に挿通させるとともにジヨイ
ントボックス２０の孔２３に挿通させ、ナツト４１とと
もに締め付けることにより、上記梁１０がジヨイントボ
ックス２０に連結さ八ている。垂直板部１６は、作業用
の開口２４の斜め上および斜め下に配置されている。シ
ミインドボックス２０の４つの側面２１ａ〜２１ｄのう
ち、選択された２つの側面２１ａ、２１＆に２本の梁１
０が連結される。この結果、ジヨイントボックス２０の
作業用の開口２４は、２本の梁１０にはさま九で骨組Ａ
、Ｂ、Ｃの内側に配置されている。

上記連結作業は上記開口２４を介して締結治具により行
なわれる。以下の連結作業についても同様である。

４個のジヨイントボックス２０に４本の梁１０を連結す
ることにより、第４図に示すように、平面形状が長方形
をなす屋根の骨組Ａが組み立てられる。４個のシタイン
ドボックス２０に、４本の梁１０（骨組構成材）を連結
するとともに、４本の柱３０（骨組構成材）をそれぞル
連結することにより、平面形状が長方形で側面形状がＵ
字形をなす一階部分、二階部分の骨組Ｂ、Ｃが組み立て
られている。

上記柱３０は、第３図に示すように、横断面４角形で中
空の型鋼により構成され、その上下開口には、前述した
シタインドボックス２０の端板２２と同様の形状をなす
端板３１が溶接されている。

端板３１には、ボルト挿通用の４つの孔３２が形成され
るとともに、この孔３２に対応する端板３１の裏面には
、裏ナツト３３が溶接されている。

そして、シタインドボックス２０の端板２２に形成され
た孔２６および柱３０の端板３１に形成された孔３２に
４本のボルト４２を挿通し、裏ナツト３３にねじ込んで
締め付けることにより、柱３０の下端部がジヨイントボ
ックス２０の上面に剛接合状態で連結される。

ａ述のようにして組み立てられた骨ＪＩＩＡ、Ｂ、Ｃに
は、必要な構成材が装備される。すなわち、骨＠　Ａ　
＋　Ｂ　Ｉ　Ｃの長い梁１０間には多゛数の小梁（図示
しない）が連結される。また、−Ｆ！ｆ１部分の骨１ｃ
の小梁の上には床材が取り付けられる。二階部分の骨組
Ｂの小梁の下には一階用の天井材が取り付けられるとと
もに、この小梁の上には二階用の床材が取り付けられる
。また、屋根部分の骨組Ａの小梁の下側には二階用の天
井材が取り付けられる。

さらに、骨組Ｂ、Ｃには必要に応じて内壁および外壁が
取り付けられる。この際、梁１０を連結するためのシタ
インドピース１５は、梁１０のフランジ部１２の内側に
配置されているため、上記構成材の取り付けの邪魔にな
ることはない。

上記のようにして構成材を取り付けた骨組Ａ。

Ｂ、Ｃは、建築現場において組み立てら八る。上記−階
部分のジヨイントボックス２０の下面はボルト、ナツト
により基礎に連結される。また、二階部分のシタインド
ボックス２０の下面は一階部　　　　　　　　　　１分
の柱３０の上端にボルト、ナツトで連結され、屋根部分
のジヨイントボックス２０の下面は二階部分の柱３０の
上端にボルト、ナツトで連結さ九る。

上記組み立て状態において、梁１０の端部に大きな応力
が加わることがあるが、この端部は、フ字形をなす２個
のシタインドピース１５を上下に固定したことにより、
充分に補強されている。

本発明は上記実施例に制約されず種々の態様が可能であ
る６例えば、梁はジヨイントボックスでなく、柱に連結
してもよい。

また、梁同士を連結する場合もある１例えば第５図に示
すように一階部分の骨組Ｃ゛が玄関用の開口６０を有し
ている場合、＠１０の一端はジヨイントボックス２０か
ら離れている。この状態で建築現場まで運ぶと骨組Ｃ°
に歪みが生じることがある。そこで、運搬の際には、Ｊ
ＩＩＯと同様の構成をなす仮梁１０゛をシタインドボッ
クス２０と梁１０の端部間に連結して補強する。この場
合、第６図に示すように、梁１０と仮ｍ１０゛にそれぞ
れ固定されたシラインドピース１５の各垂直板部１６同
士を当てて、この垂直板部１６の孔１９を挿通するポル
）４５とナフト４６により、梁１０と仮＠１０゛とを連
結する。なお、仮梁１０゛とジヨイントピース２０との
連結は、第３図に示す場合と同様に行なわれる。

上記運搬後建築現場では、第７図に示すように骨組Ｃ゛
を基ＩＤに設置した後、仮梁１０′を取り外し、梁１０
の端部を下側のシタインドピース１５を介して基ＩＤに
固定する。詳述すると、基礎りの上面に、スペーサー４
７およびアングル材４８を載せる。基１１Ｄにはアンカ
ーポル）４９が固定されており、このアンカーポル）４
９を入ペーサー４７．アングル材４８に形成された孔４
７ａ。

４８ｍを挿通させて上方に突出させる。そして、アング
ル材４８の水平部をアンカーボルト４９に螺合するナラ
）５０によって、基礎Ｄ！、：ｌｌめ付は固定する。ア
ングル材４８の垂直部には孔４３ｂが形成さ九ており、
この垂直部とシタインドピースの垂直板部１６とを当て
るとともに、孔１９゜４８ｂを挿通するボルト５１とナ
ツト５２とによリ、両者を連結する。

また、上記実施例では、水平板部のみを渠に溶接したが
、水平板部のみならず垂直板部も梁に溶接してもよい。

また、ノ１インドピー又は、垂直板部と一対の水平板部
を最低構成要素としてコ字形をなしているが、さらに補
強用の板部を付加してもよいことは勿論である。また、
ジヨイントピースは筒状の形状をしたものであってもよ
い。

免Ｉα肱１以上説明したように、本発明では、：）Ｍインドピース
が梁の内側に固定されているため、池の構成材の取り付
けの際、邪魔にならない、また、ジヨイントピースは梁
のフランジ部と基辺部とに溶接されているので、梁の端
部を補強できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例をなす梁の連結装置の斜視図
、第２図はジ１インドボックスの斜視図、第３図はノ１
インドボックスに梁や柱を連結した状態を示す断面図、
第４図は骨組を示す斜視図、第５図〜第７図は他の実施
例を示し、第５図は玄関部を有する骨組を示す側面図、
第６図は運搬の際の梁と仮梁との間の連結状態を示す側
面図、第７図は玄関部における梁と基礎との連結状態を
示す側面図である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）垂直な基辺部とこの基辺部の上下縁部から水平に
張り出すフランジ部とを有する家屋用梁の端部を、他の
骨組構成材に連結する装置において、上記梁の端部にお
ける上下のフランジ部の内側にそれぞれジョイントピー
スが固定され、このジョイントピースは、連結具挿通用
の孔を有し、フランジ部と基辺部に溶接されており、こ
のジョイントピースが他の骨組構成材に当てられるとと
もに、連結具挿通用の孔を挿通する連結具により連結さ
れることを特徴とする家屋用梁の連結装置。