JP3080911B2 - 重量鉄骨構造による建物構造体における柱型・梁材の接合工法 - Google Patents

重量鉄骨構造による建物構造体における柱型・梁材の接合工法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物構造体を、重
量鉄骨構造により構築する際に、鉄骨構造材の主要部分
である柱型と梁材とを接合する柱型・梁材の接合工法に
ついての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】建物構造体を重量鉄骨構造により構築す
る際の、鉄骨構造材の主要部分である柱型と梁材とを接
合する工法には、柱型に、梁材の端部をジョイントする
ための鋼板よりなる接合補助部材を溶接により取付けて
おいて、柱型を基礎上に据付け設置した後、これらの接
合補助部材間に、梁材を渡架し、それらの重合部分を連
結ボルトによりジョイントすることで行なう、いわゆる
ダイヤフラム工法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の、柱型と梁材と
を接合する従前の工法(ダイヤフラム工法)は、柱型に
接合補助部材を取付けておくことから、柱型を工場で組
立てて出荷する際に、その出荷の前に柱型に接合補助部
材を取付けておかなければならず、このため、柱型の運
搬中に、その柱型に取付けた接合補助部材に変形・損傷
が生じ易く、また、柱型を運搬車に荷積みするときに、
それに取付けてある接合補助部材により整然とした状態
に積込むことがむずかしく、荷積み作業が面倒な問題が
ある。
【0004】また、柱型と柱型との間に渡架される梁材
が、必然的にジョイント部のある形態のものとなって、
一本物を使用できない問題がある。
【0005】本発明は、従来手段に生じている上述の問
題を解消せしめるためになされたものであって、柱型
を、従来出荷前にそれに取付けていた接合補助材が必要
でない形態のものとして、柱型を運搬するときの荷積み
が容易かつ整然と行なえるようにし、かつ、その柱型
に、梁材がボルト連結により接合し得るようにして、梁
材にジョイント部のない一本物の材料が使用できるよう
にする新たな手段を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、鋼材によ
りプレート状に形成したベースプレート2の上面の中央
部位に、鋼材により箱型乃至角筒状に形成した角型スリ
ーブ4を、軸線方向が上下方向となる姿勢に立設して溶
接によりベースプレート2に一体に連結し、そのベース
プレート2を、敷設された基礎1の上面にアンカーボル
ト3…を介して組付け、それの上面側の角型スリーブ4
内に、鋼材により角パイプ状に形成した柱型角パイプ5
の下端側を嵌挿し、それに開設せるボルト穴と角型スリ
ーブ4の壁面の所定位置に開設しておくボルト穴40…
とに挿通する連結ボルト8…により仮とじ状に緊縛し、
梁材6の長手方向の端面には鋼材よりなるエンドプレー
ト7を一体に熔接しておき、そのエンドプレート7を角
型スリーブ4の壁面に当接し、前記連結ボルト8…によ
り締着して、柱型に梁材を接合することを特徴とする重
量鉄骨構造による建物構造体における柱型・梁材の接合
工法を提起するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による重量鉄骨構造で建物
構造体を構築する際の、鉄骨構造材の主要部分である柱
型と梁材とを接合する柱型・梁材の接合工法は、その工
法の実施に要する構成部材として、柱脚部分にあって
は、鋼材によりプレート状に形成して、敷設された基礎
の上面にアンカーボルトにより組付けるベースプレート
と、鋼材により箱型乃至角筒状に形成して前記ベースプ
レートの上面に熔接により一体に連結して立設する角型
スリーブと、鋼材により前記角型スリーブより小径の角
パイプ状に形成して柱材とする柱型角パイプと、梁材の
長手方向の端部に、その長手方向と正しく直交する姿勢
として一体に熔接しておく鋼材よりなるエンドプレート
とを用いる。そして、前述のベースプレートをそれの上
面に角型スリーブが熔接してある状態で、敷設してある
基礎の上面に載置してアンカーボルトにより組付け固定
し、これの角型スリーブ内に柱材となる柱型角パイプを
上から落し込んで嵌挿する。
【0008】角型スリーブには、予めそれの壁面の所定
の位置に、梁材の端部に熔接により一体に連結したエン
ドプレートを連結ボルトにより連結するための連結ボル
ト挿通用のボルト穴を、構造計算に基いて算出された位
置に、算出された数だけ開設しておき、これらボルト穴
には連結ボルトを仮とじ状に挿通しておく。
【0009】そして、角型スリーブ内に柱型角パイプの
下端側を落し込んで嵌挿した状態のところに、その角型
スリーブの四周の壁面のうちの所定の壁面に、梁材の端
部に熔接してあるエンドプレートを当接し、それに予め
前述の角型スリーブの壁面に開設したボルト穴と対応さ
せて開設しておくボルト穴に前述の仮とじしていた連結
ボルトを挿通して、ナットにより閉じ合わせることで、
柱脚部の柱型と梁材との接合を行なう。
【0010】柱中間部分にあっては、角型スリーブと柱
型角パイプと梁材の長手方向の端部に熔接しておくエン
ドプレートを構成部材に用いるが、ベースプレートは用
いず、角型スリーブを独立した形態のものとして用い
る。
【0011】この角型スリーブは、下層階の柱型角パイ
プの上端部と上層階の柱型角パイプの下端部との接合部
位の外周に嵌挿して、上下の柱型角パイプに対し連結ボ
ルトにより仮とじしておき、この角型スリーブの外壁面
に、天井梁または上梁とする梁材の端部に熔接しておい
たエンドプレートを当接し、これに設けておいたボルト
穴に、前述の仮とじしておいた連結ボルトを嵌挿してナ
ットにより締着することで、柱型と梁材の接合を行な
う。
【0012】この柱型と梁材との接合工法において、柱
脚部分における接合工法にあっては、敷設した基礎の上
面に、角型スリーブを一体に熔接したベースプレートを
載置してアンカーボルトにより締着するときに、そのベ
ースプレートと基礎の上面との間に免震パッドを介装す
る場合がある。
【0013】また、基礎の上面に直接または免震パッド
を介して締着したベースプレートの上面に立設される角
型スリーブに、柱型角パイプの下端側を嵌挿するとき、
角型スリーブには、予め所定部位に開設しておくボルト
穴に、連結ボルトを仮とじ状態に挿通しておき、一方柱
型角パイプの下端側には、仮とじした連結ボルトと対応
する部位に上下に長い長溝状の切欠きを形設しておい
て、この切欠きが連結ボルトに嵌合していくように、柱
型角パイプを角型スリーブ内に嵌挿していくようにする
ことが有効である。
【0014】そしてまた、これにより構築した柱脚部の
角型スリーブの外面に、梁材のエンドプレートを当接し
て、仮とじしておいた連結ボルトにより締着したとき、
角型スリーブの内腔および柱型角パイプの下端側の内腔
には、柱型角パイプの適宜個所に設けておくモルタル注
入口からノンシュリンクモルタルを注入して、一体的に
固結する。連結ボルトのナットによる締着は、このノン
シュリンクモルタルの硬化を待って二・三日後に行なう
ようにしてもよい。
【0015】このノンシュリンクモルタルの注入は、柱
中間部分における柱型と梁材との接合工法においても行
なってよい。この場合は、下層階用の柱型角パイプの上
端部の外周に角型スリーブの下半側を嵌挿する前に、柱
型角パイプの内腔で角型スリーブと重合させる部位の底
部に金網等のウレタンフォーム止めを棚設しておいて、
その上に瞬間発泡ウレタンフォームを注入してモルタル
止めを形成しておく。
【0016】そして、連結ボルトにより仮とじした角型
スリーブの上半側にも連結ボルトを仮とじ状に嵌挿して
おき、その状態のところに、上層階用の柱型角パイプの
下端側を、前述の柱脚部分の場合と同様に、下縁部に連
結ボルトと対応する切欠きを形成して、角型スリーブの
上半側に嵌挿し、仮とじ状に嵌挿してある連結ボルトに
連繋するとともに、下層階用の柱型角パイプの上端部に
連結し、この状態において、梁材の端部に熔接してある
エンドプレートを角型スリーブの所定の外壁面に当接し
て連結ボルトにより締着し、次いで、この状態におい
て、柱型角パイプの適宜個所に開設しておくモルタル注
入口からノンシュリンクモルタルを注入することで行な
う。
【0017】この場合においても、連結ボルトによる締
付けは、モルタルの硬化をまってから行なうようにして
よい。
【0018】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。図1は、
本発明による柱型・梁材の接合工法により構築する柱脚
部分の構築途上の縦断面図で、同図において、1は敷設
した基礎、2は鋼材によりプレート状に形成して基礎1
の上面にアンカーボルト3…により締着するべースプレ
ート、4は鋼材により箱型乃至角筒状に形成して、ベー
スプレート2の上面の中央部位に直立する状態に一体に
熔接せる角型スリーブ、鎖線に示す5は鋼材により前記
角型スリーブ4より小径の角筒乃至角パイプ状に形成し
て、下端側を角型スリーブ4内に嵌挿した柱型角パイ
プ、同様に鎖線に示す6は、鋼材により断面H形または
I形等の形鋼に成形してある梁材、7は鋼材により前記
角型スリーブ4の四周の壁面のうちの一つの壁面に対応
する広さのプレート状に形成して梁材6の長手方向の端
部に、その長手方向と直交する姿勢として一体に熔接し
たエンドプレート、8…はそのエンドプレート7と角型
スリーブ4とを一体的に締着する連結ボルト、9は基礎
1とベースプレート2との間に介装せる免震パッドを示
す。
【0019】基礎1はコンクリートの打込みにより布基
礎・独立基礎として適宜敷設する通常の基礎である。
【0020】ベースプレート2は厚手の鋼板により設置
する基礎1の上面よりも幾分狭い広さの角板状に形成し
てあって、それの周縁部及び中央部位には基礎1に植設
しておくアンカーボルト3…を嵌挿するボルト穴20…
が適宜位置に適宜個数開設するが、中央部位に開設する
ボルト穴20にあっては、使用するアンカーボルト3
に、図3にあるように、馬蹄形の連結ボルト30を組み
合わせることから、長穴状に開設してる。
【0021】角型スリーブ4は、厚手の鋼板により前記
ベースプレート2より小径の断面積を具備する箱型乃至
角筒状に形成して、図2にあるように、そのベースプレ
ート2の中央部位に配位して、図4の如く、下端縁を内
向きのテーパー面4aに形成し、そのテーパー面4aの
下面側を電気熔接によりベースプレート2の上面に熔接
することで、前述の図1にあるようベースプレート2の
上面に直立する状態として一体に連結させてある。
【0022】この角型スリーブ4には、それの四つの壁
面に、連結ボルト8…を挿通するためのボルト穴40…
が図4および図5に示す如く開設してある。
【0023】これらボルト穴40…は、角型スリーブ4
の対向する一対の壁面間に連結ボルト8…が透通するよ
うに開設するが、前後方向に透通する連結ボルト8…と
左右方向に透通する連結ボルト8…とが互いに干渉する
ことがないよう、それらの開設位置を上下に位相を変え
て開設してある。
【0024】また、この角型スリーブ4の一つの壁面の
下端側には、前述の馬蹄形の連結ボルト30の締付操作
用の作業口41が開設されている。この作業口41に
は、ノンシュリンクモルタルを注入するときに、そのモ
ルタルの溢出を阻止するための蓋板42が装着される。
【0025】柱型角パイプ5は、鋼板により、前述の角
型スリーブ4内に嵌挿されるように、その角型スリーブ
4より幾分小径の角パイプ状に形成してあり、それの前
記角型スリーブ4内に挿し込まれる下端側には、角型ス
リーブ4内に挿し込んだ状態において、角型スリーブ4
のボルト穴40…と対応する部位に、連結ボルト8…を
挿通するボルト穴を形設しておくが、そのボルト穴は、
図6に示している如く、上下方向のスリット状の切欠き
50…に形成してある。この切欠き50…は、図7にあ
るよう前記角型スリーブ4のボルト穴40…に仮とじ状
に挿通しておく連結ボルト8…と対応する部位に形設し
てあって、角型スリーブ4内に柱型角パイプ5の下端側
を嵌挿するときは、この切欠き50…のそれぞれが、仮
とじ状に角型スリーブ4に挿通しておく連結ボルト8…
に嵌合していく状態として行ない、これにより、締着の
ための連結ボルト8…の挿通作業が容易に行なえるよう
にしてある。
【0026】また、この柱型角パイプ5には、角型スリ
ーブ4に嵌挿する下端部よりも少し上昇する部位に、ノ
ンシュリンクモルタルの注入口51が開設される。
【0027】梁材6は、鋼材によりH形またはI形等の
適宜の断面形状に成形してあるH形鋼・I形鋼等の形鋼
を用いるが、それの長手方向の端部には、前述の角型ス
リーブ4の一つの壁面に対応する角板状に形成した鋼板
よりなるエンドプレート7が、該梁材6の長手方向と正
しく直交する姿勢として、電気熔接により一体に連結し
てあり、そのエンドプレート7には、前述の角型スリー
ブ4の壁面に開設しておくボルト穴40…と対応する部
位に、図8に示している如く、それぞれボルト穴70…
が開設される。
【0028】そして、この梁材6は、前述した如く、基
礎1の上面に組付け設置したベースプレート2上の角型
スリーブ4に、柱型角パイプ5の下端側を嵌挿した状態
において、それの端部に熔接してあるエンドプレート7
を角型スリーブ4の所定の壁面に当接していき、連結ボ
ルト8…で閉じ合わせることで図9に示す如く柱型角パ
イプ5と接合する。
【0029】このとき、梁材6は、角型スリーブ4の壁
面に開設するボルト穴40…が、それの前後の壁面に開
設したボルト穴40…と左右の壁面に開設したボルト穴
40…とで高低に差があることから、これに対応させる
ために、梁材6に連結するエンドプレート7を、角型ス
リーブ4の前後の壁面に当接させるようにボルト穴70
…の位置を設定して梁材6に連結した前後用の梁材6
と、角型スリーブ4の左右の壁面に当接させるようにボ
ルト穴70…の位置を設定して梁材6に連結した左右用
の梁材6との二種類に形成しておくことで、この二種類
の梁材6・6…を角型スリーブ4の所定の壁面に正しく
対応させて当接する。
【0030】また、この当接の際、仮とじ状に挿通して
ある連結ボルト8…は、それに螺合してあるナット80
…を外して、エンドプレート7を当接する角型スリーブ
4の壁面と反対側の壁面の側に向け、僅かにずらし、そ
の連結ボルト8…の端部が引き込んだ状態として、エン
ドプレート7を正しく角型スリーブ4の所定の壁面に当
接し、しかるのち、連結ボルト8…を、当接したエンド
プレート7の側に摺動させてボルト穴70…に挿通し、
ナット80を螺合して締着する。
【0031】これにより、角型スリーブ4に梁材6がエ
ンドプレート7の締着により図10・図11の如く緊縛
されたところで、柱型角パイプ5に開設しておいたモル
タル注入口51からノンシュリンク(無収縮)モルタル
を注入して、角型スリーブ4の内腔および柱型角パイプ
5の下端側の内腔を、そこに連結ボルト8…が透通して
いる状態において、そのモルタルによって一体に固結す
る。
【0032】このとき、角型スリーブ4に接合する梁材
6…の方向によって、角型スリーブ4の下端に開設した
作業口41が開放した状態となるときは、蓋板42で塞
いでおき、また、ベースプレート2の中央部位の馬蹄形
の連結ボルト30を挿通する長穴状のボルト穴20もプ
レート200により塞いでおく。
【0033】連結ボルト8…のナット80…の締付けに
よるエンドプレート7の角型スリーブ4に対する締着
は、この注入したモルタルが硬化した後に行なってもよ
い。
【0034】また、ノンシュリンクモルタルの注入は、
梁材6のエンドプレート7を角型スリーブ4に当接する
前に、角型スリーブ4内に柱型角パイプ5の下端側を嵌
挿したところで、連結ボルト8…を仮とじした状態とし
ておいて行ない、モルタルが硬化した後に、連結ボルト
8…からナット80…を外して、当接する梁材6のエン
ドプレート7のボルト穴70…に嵌合させ、ナット80
…を螺合して締着するようにしてもよい。
【0035】この場合には、梁材6のエンドプレート7
を角型スリーブ4の所定の壁面に当接する作業が、角型
スリーブ4に固定状態となる連結ボルト8…により面倒
になる難点がでてくる。
【0036】次に図12は柱中間部分において、柱型に
梁材を連結ボルトにより接合する工法の実施例を示す。
【0037】柱中間部分における柱型と梁材との接合工
法には、上層階で荷重が小さくなり、部材の寸法を小さ
くすることが可能な場合に、上層階の寸法が小さくなっ
た柱型角パイプの下端側を、下層階の柱型角パイプの上
端部の内腔に嵌合し、ラップさせた状態として継ぎ合わ
せる工法と、寸法が小さくなった上層階の柱型角パイプ
の下端側を、下層階の柱型角パイプの上端に取付けてお
く接合ピースに接合して継ぎ合わせる工法との二通りが
考えられる。
【0038】そして、この図12の実施例は、その第一
の例である。図12において、5は、前述した柱脚部分
の実施例において、ベースプレート2の上面の角型スリ
ーブ4に下端側を嵌挿して連結ボルト8…により緊縛
し、モルタルの注入により角型スリーブ4と一体に連結
して立設した下層階用の柱型角パイプ5の上端側、4’
は、前述の角型スリーブ4と同様に形成して、ベースプ
レート2とは熔接させずに独立して用いる角型スリー
ブ、10は前記下層階用の柱型角パイプ5より小さい寸
法に形成してその下端側を前記下層階用の柱型角パイプ
5の上端側と重合する状態に接続した上層階用の柱型角
パイプ、8…は連結ボルト、また、鎖線に示す6および
7は、梁材およびそれの長手方向の端部に熔接により一
体に連結したエンドプレートを示す。
【0039】柱中間部に用いる角型スリーブ4’は、柱
脚部分に用いた前述の角型スリーブ4と同様に構成した
ものであるが、ベースプレート2とは熔接させずに単独
に用いることから、下端縁にベースプレート2と熔接す
るためのテーパー面4aはなく、下端面を平らな面のま
まに形成してある。
【0040】この角型スリーブ4’は、下層階用の柱型
角パイプ5の上端側の外周に、下半側が重合する状態に
嵌挿し、それに開設してあるボルト穴40…と、柱型角
パイプ5の上端側に開設しておくボルト穴52…とに連
結ボルト8…を、仮とじ状に挿通しておくことで、角型
スリーブ4の上端側の外周に仮とじ状に組付けておく。
【0041】上層階用の柱型角パイプ10は、それの下
端側の周壁で、角型スリーブ4に仮とじ状に挿通してあ
る連結ボルト8…と対応する部位に、上下方向のスリッ
ト状の切欠き100…が形設してあり、また、外周面に
は、この上層階用の柱形角パイプ10の下端側を下層階
用の柱型角パイプ5の上端側の内側に挿込んでいくとき
に、その挿込み深さが所定深さになったところで、下層
階用の柱型角パイプ5の上端縁に当接して挿込み深さを
規制する接合ピース101…が一体に熔接してある。
【0042】そして、この上層階用の柱型角パイプ10
を挿込んだ状態において、その柱型角パイプ10に開設
しておくモルタル注入口102からノンシュリンクモル
タルを注入して角型スリーブ4’と下層階用の柱型角パ
イプ5と上層階用の柱型角パイプ10と、これらに仮と
じ状に挿通してある連結ボルト8…とを、一体に連結さ
せるが、このとき、下層階用の柱型角パイプ5の上端側
には、上層階用の柱型角パイプ10との重合部位の底部
となる位置に、金網等の網体よりなるウレタンフォーム
受け53を棚設しておいて、モルタルの注入に先立ち、
このウレタンフォーム受け53の上面に、瞬間発泡ウレ
タンフォーム54を所定の厚さに流し込んで硬化させて
おき、これの上にモルタルを注入していくようにする。
【0043】このモルタルが硬化したところで、連結ボ
ルト8からナット80…を外し、そこに、梁材6のエン
ドプレート7のボルト穴70…を嵌挿しナット80…に
よる締着を行なって、梁材6の接合が完了する。
【0044】この接合工法において、ノンシュリンクモ
ルタルの注入は、梁材6のエンドプレート7を当接して
連結ボルト8…による締着を終えた後に、行なうように
してもよい。
【0045】次に図13は、第2の例を示す。この例
は、下層階用の柱型角パイプ5の上端側都上層階用の柱
型角パイプ10の下端側とを、重合なしに継ぎ合わせて
いる例である。
【0046】即ち、下層階用の柱型角パイプ10には、
それの上端面に図14に示している如く、中央に、上層
階用の柱型角パイプ10の内径に対応する角穴状のガイ
ド穴55を開設したガイドピース56を取付けておき、
他方、上層階用の柱型角パイプ10には、それの下端部
位に、下層階用の柱型角パイプ5の上端部に対し正しく
位置合わせて継ぎ合わせたときに、前述のガイドピース
56のガイド穴55に嵌合していく位置決め用のガイド
ピン103…を、下方に突出するように設けておいて、
この上層階用の柱型角パイプ10を下層階用の柱型角パ
イプ5と重合なしに突き合わせるように継ぎ合わせると
きに、その柱型角パイプ10のガイドピン103…と下
層階用の柱型角パイプ5のガイドピース56のガイド穴
55との嵌合により、所定の位置決めが行なわれるよう
にある。
【0047】このとき、角型スリーブ4’には、それに
開設しておくボルト穴40…に連結ボルト8…を仮とじ
状に挿通しておき、また、上層階用の柱型角パイプ10
には、それの下端側の、前記角型スリーブ4’の上半側
の内腔に重合していく部分で、前述の連結ボルト8…と
対応する部位に、上下方向のスリット状の切込み100
…を設けておき、角型スリーブ4’の上半側に差し込ん
で下層階用の柱型角パイプ5に継ぎ合わせるときに、こ
のスリット状の切込み100…が仮とじ状に嵌挿してあ
る連結ボルト8…と嵌合した状態で行なわれることは、
前述の第1の例と同様である。
【0048】また、このようにして、下層階用の柱型角
パイプ5の上端側に上層階用の柱型角パイプ10の下端
側を突き合わせた状態に継ぎ合わせたところで、その状
態に固定するノンショリンクモルタルを注入するための
モルタル注入口102を、柱型角パイプ10に開設して
おくこと、また、そのモルタルが、接合部位に制限して
充填されていくようにするために、下層階用の柱型角パ
イプ5の上端側の内腔に金網等のウレタンフォーム受け
53を棚設しておき、モルタルの注入に先立ち、瞬間発
泡ウレタンフォーム54を注入して硬化させておくこと
も、前述の第1の例と同様である。
【0049】このようにして継ぎ合わせた柱中間部分に
おける柱型と梁材との接合は、前述の第1の例と同様
に、充填したノンシュリンクモルタルが硬化したところ
で、連結ボルト8…からナット80…を外し、そこに、
梁材6のエンドプレート7を、図13において、鎖線に
示している如く、当接してそれのボルト穴70…を嵌挿
し、ナット80…を螺合して締着することで行なうこと
も第1の例と同様であり、また、ノンシュリンクモルタ
ルの注入を、梁材6のエンドプレート7を当接して組付
けた後に行ない、そのモルタルが硬化したところで、あ
らためてナット80…の締付けを行なってよいことも同
様である。
【0050】次に、図15は、ベースプレート2と基礎
1との間に介装する免震パッド9の平面図、図16は図
15の I-I線の縦断面図である。
【0051】同図において、90…は、弾性を有し振動
速度を減衰させる性質を具備するゴム系の材料よりなる
四角な座板状のパッド、91…は、ステンレススチール
・アルミ材等の金属材で、前記パッド90に対応する形
状の薄板に形成してそのパッド90の下面側に重合し一
体的に熔着した金属プレートを示し、そのパッド90お
よび金属プレート91には、周縁部位にアンカーボルト
3…が挿通されるボルト穴92が開設され、中央部位に
は、倒立するU字状に形成して基礎1に植設せるアンカ
ーボルト3に係止する馬蹄形の連結ボルト30を挿通す
るためのボルト93が開設されている。
【0052】これらパッド90…および金属プレート9
1…は、図17にあるように、一枚のパッド90の下面
側に金属プレート91が一体的に熔着された形態のもの
を単位ユニットとして、パッド90の上面が金属プレー
ト91の下面に対し自由にスライドする状態に多数枚積
層することで、免震パッド9を構成するようにするが、
最下層に位置するパッド90は、図18にあるように下
面側に金属プレート91の熔着がないパッド90だけの
ものとし、これにより、ベースプレート2の下面および
基礎1の上面に対して、必ずパッド90が接触するよう
にしてある。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による重量
鉄骨構造による建物構造体における柱型・梁材の接合手
段は、基礎1にアンカーボルト3…により組付け設置す
るベースプレート2の上面に、鋼材よりなる角型スリー
ブ4を一体に熔接しておき、型鋼よりなる梁材6にはそ
れの長手方向の端部に角型スリーブ4の外側の壁面に接
合する鋼材よりなるエンドプレート7を熔接により一体
に取付けておいて、基礎1上面にベースプレート2を介
し設置した角型スリーブ4内に、鋼材よりなる柱型角パ
イプ5の下端側を嵌挿して、角型スリーブ4に連結ボル
ト8…により仮とじ状に連結し、その角型スリーブ4の
外面側に、梁材6の端部のエンドプレート7を当接して
前記連結ボルト8…により角型スリーブ4に締着するこ
とで、柱型である柱型角パイプ5に梁材6を接合するの
であるから、柱型を工場で生産するときに出荷前に必ず
取付けておいた接合補助部材がいらなくなって、柱型を
運搬するときの荷積みが容易かつ整然と行なえるように
なる。しかも、柱型に対する梁材の接合が連結ボルトに
よるボルト接合で行なえるようになり、かつ、梁材にジ
ョイント部のない一本物の材料を使用し得るようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による柱型・梁材の接合工法の実施例の
柱脚部分の構築途上における縦断正面図である。
【図2】同上実施例のベースプレートの平面図である。
【図3】同上実施例のベースプレートの基礎上面に組付
けた状態における縦断側面図である。
【図4】同上実施例のベースプレートに熔接する前の状
態における角型スリーブの縦断正面図である。
【図5】同上角型スリーブの横断平面図である。
【図6】同上実施例における柱型角パイプの下端側の縦
断面図である。
【図7】同上柱型角パイプの、連結ボルトによる角型ス
リーブとの連結状態の説明図である。
【図8】同上実施例における梁材の縦断面図である。
【図9】同上梁材の、角型スリーブおよび柱型角パイプ
に対する接合状態の説明図である。
【図10】同上梁材の、同上状態における縦断側面図で
ある。
【図11】同上梁材の、同上状態における横断平面図で
ある。
【図12】同上実施例における柱中間部分の縦断面図で
ある。
【図13】同上柱中間部分の別の実施例の縦断面図であ
る。
【図14】同上実施例の、下層階用の柱型角パイプと上
層階用の柱型角パイプとの継ぎ合わせ部における接合途
上の斜視図である。
【図15】免震パッドの平面図である。
【図16】同上免震パッドの縦断面図である。
【図17】同上免震パッドの単位ユニットの縦断面図で
ある。
【図18】同上免震パッドの最下層に組込まれるパッド
の縦断面図である。
【符号の説明】
1…基礎、10…上層階用の柱型角パイプ、100…ス
リット状の切欠き、101…接合ピース、102…モル
タル注入口、103…ガイドピン、2…ベースプレー
ト、20…ボルト穴、200…プレート、3…アンカー
ボルト、30…馬蹄形の連結ボルト、4・4’…角型ス
リーブ、4a…テーパー面、40…ボルト穴、41…作
業口、42…蓋板、5…下層階用の柱型角パイプ、50
…切欠き、51…モルタル注入口、52…ボルト穴、5
3…ウレタンフォーム受け、54…瞬間発泡ウレタンフ
ォーム、55…ガイド穴、56…ガイドピース、6…梁
材、7…エンドプレート、70…ボルト穴、8…連結ボ
ルト、80…ナット、9…免震パッド、90…座板状の
パッド、91…金属プレート、92…ボルト穴、93…
ボルト。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼材によりプレート状に形成したベース
    プレート2の上面の中央部位に、鋼材により箱型乃至角
    筒状に形成した角型スリーブ4を、軸線方向が上下方向
    となる姿勢に立設して溶接によりベースプレート2に一
    体に連結し、そのベースプレート2を、敷設された基礎
    1の上面にアンカーボルト3…を介して組付け、それの
    上面側の角型スリーブ4内に、鋼材により角パイプ状に
    形成した柱型角パイプ5の下端側を嵌挿し、それに開設
    せるボルト穴と角型スリーブ4の壁面の所定位置に開設
    しておくボルト穴40…とに挿通する連結ボルト8…に
    より仮とじ状に緊縛し、梁材6の長手方向の端面には鋼
    材よりなるエンドプレート7を一体に熔接しておき、そ
    のエンドプレート7を角型スリーブ4の壁面に当接し、
    前記連結ボルト8…により締着して、柱型に梁材を接合
    することを特徴とする重量鉄骨構造による建物構造体に
    おける柱型・梁材の接合工法。
  2. 【請求項2】 柱型角パイプ5の下端側に形設する連結
    ボルト8の挿通用のボルト穴を、柱型角パイプ5の下端
    縁から上下方向のスリット状に切欠かれる切欠き50に
    形成したことを特徴とする請求項1記載の重量鉄骨構造
    による建物構造体における柱型・梁材の接合工法。
  3. 【請求項3】 基礎1に組付けたベースプレート2の上
    面に熔接せる角型スリーブ4と、それの内腔に挿し込ん
    だ柱型角パイプ5とを、それらに連結ボルト8…を仮と
    じ状に挿通した状態において、角型スリーブ4および柱
    型角パイプ5の内腔に注入するノンシュリンクモルタル
    により一体に固結することを特徴とする請求項1記載の
    重量鉄骨構造による建物構造体における柱型・梁材の接
    合工法。
  4. 【請求項4】 鋼材よりなる下層階用の柱型角パイプ5
    の上端側と鋼材よりなる上層階用の柱型角パイプ10の
    下端側との継ぎ合わせ部位の外周に、鋼材よりなる角型
    スリーブ4’を嵌挿して、それらに挿通する連結ボルト
    8…によりそれらの継ぎ合わせ部位を仮とじ状に連結
    し、その状態において、その継ぎ合わせ部の内腔に注入
    するノンシュリンクモルタルによりそれらを一体に固結
    し、角型スリーブ4’の外周の壁面に、型鋼よりなる梁
    材6の長手方向の端部に熔接により一体に設けたエンド
    プレート7を当接し、前記連結ボルト8…により締着し
    て、柱中間部分の柱型に梁材を接合することを特徴とす
    る重量鉄骨構造による建物構造体における柱型・梁材の
    接合工法。
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