JPS6112511B2 - - Google Patents
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- JPS6112511B2 JPS6112511B2 JP4824278A JP4824278A JPS6112511B2 JP S6112511 B2 JPS6112511 B2 JP S6112511B2 JP 4824278 A JP4824278 A JP 4824278A JP 4824278 A JP4824278 A JP 4824278A JP S6112511 B2 JPS6112511 B2 JP S6112511B2
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は建築物、例えば外装材に金属薄板を用
いて形成する建築用板の凹凸状模様を有すると共
にこの部分に砂を充填し、しかもこの被塗装面に
塗料を吹付けて化粧面を形成した砂化粧面を有す
る建築用板の製造方法に関する。
いて形成する建築用板の凹凸状模様を有すると共
にこの部分に砂を充填し、しかもこの被塗装面に
塗料を吹付けて化粧面を形成した砂化粧面を有す
る建築用板の製造方法に関する。
さらに詳しくは凹凸状模様と砂によつて形成さ
れる小さな起伏表面に所要のベースコート層およ
びオーバコート層を容易に塗布し、それによつて
この建築用板の化粧面に立体感と砂の脱落、塗膜
の不都合を排除した製造方法に係る。
れる小さな起伏表面に所要のベースコート層およ
びオーバコート層を容易に塗布し、それによつて
この建築用板の化粧面に立体感と砂の脱落、塗膜
の不都合を排除した製造方法に係る。
例えば凹凸状模様の被塗装面に砂を分布せしめ
た建築用板を高速度下で製造する場合には、フロ
コータを用いてベースコート層、オーバコート層
を形成するのが普通である。しかし、この場合、
塗膜が凹凸状模様の一部分に付着しなかつたり、
空気を内蔵して塗膜を形成する欠点があつた。ま
た、砂自体の色彩が化粧面に及ぼす柔らかさが風
合を完全に抹殺する不利もあつた。
た建築用板を高速度下で製造する場合には、フロ
コータを用いてベースコート層、オーバコート層
を形成するのが普通である。しかし、この場合、
塗膜が凹凸状模様の一部分に付着しなかつたり、
空気を内蔵して塗膜を形成する欠点があつた。ま
た、砂自体の色彩が化粧面に及ぼす柔らかさが風
合を完全に抹殺する不利もあつた。
本発明はこのような欠点を除去するため、ベー
スコート層およびオーバコート層を吹付けにより
形成し、砂面の乱反射と塗膜ムラの形成、凸面の
鏡面反射の抑制を簡単、かつ容易に行つて金属板
のイメージを低減した建築用板の製造方法を提供
する。
スコート層およびオーバコート層を吹付けにより
形成し、砂面の乱反射と塗膜ムラの形成、凸面の
鏡面反射の抑制を簡単、かつ容易に行つて金属板
のイメージを低減した建築用板の製造方法を提供
する。
以下に図面を用いて本発明に係る砂化粧面を有
する建築用板の製造方法の一実施例について詳細
に説明する。第1図a,bは本発明に係る方法に
より製造された建築用板の一部を示す斜視図と部
分拡大図、第2図はその建築用板の製造方法を示
す説明図である。まず第1図において、1は硬質
基材で例えば金属薄板からなり、その少なくとも
表面となる化粧面2に凹面3と凸面4とを有す
る。この凹凸面3,4の分布は一様に、あるいは
不均一に、所謂、斑点状に散在したものであり、
かつこれら凹凸面3,4も独立あるいは、連続お
よびこれらの混在した断面構造である。また、上
記凹面、凸面の平面図上における面積は一概に設
定できないが例えば4mm2〜50mm2位である。さらに
凹面の深さは後記する砂の粒径によつても異なる
が、約0.3以上、例えば0.5〜2mm位である。5は
ベースコート層で、例えば合成樹脂を展色材と
し、これに顔料、溶剤等を混合した塗料を用い
る。上記合成樹脂としては、例えばアクリル樹
脂、ポリウレタン樹脂、メラミン樹脂、フタルキ
ツド樹脂エポキシ樹脂、酢酸ビニル樹脂、アルキ
ツド樹脂、ポリエステル樹脂等を用いる。なお、
この際、ベースコート層5は第1図bに拡大して
示すように凹面3の平面と凸面4の平面部分には
ベースコート用塗料が主に付着する。これに反
し、ベースコート用塗料は凸面の垂直面4a部分
にはごく僅か、飛散等により付着する。換言すれ
ば下記する砂の固着に必要な部分にベースコート
層5を有効、確実に形成できることである。6は
砂で、例えば硅砂、岩石粉、石粉、鉱物粒、ガラ
ス粒、陶磁器片その他の無機粉粒物、有機粉粒物
であり、以下にこれを総称して砂と称する。ま
た、大きさは約4〜300メツシユ、数mmの粒径で
あり、形状は球形、隣片状等の任意外形の粒状物
等である。さらにこの砂には着色粒あるいは素材
自体の色彩である。また、この砂は前記した化粧
面の凹面3に高密度にあるいは粗に充填する。7
はオーバコート層で凹面3、凸面4と砂面上に塗
料を全面的に吹付け塗布することにより形成する
ものである。
する建築用板の製造方法の一実施例について詳細
に説明する。第1図a,bは本発明に係る方法に
より製造された建築用板の一部を示す斜視図と部
分拡大図、第2図はその建築用板の製造方法を示
す説明図である。まず第1図において、1は硬質
基材で例えば金属薄板からなり、その少なくとも
表面となる化粧面2に凹面3と凸面4とを有す
る。この凹凸面3,4の分布は一様に、あるいは
不均一に、所謂、斑点状に散在したものであり、
かつこれら凹凸面3,4も独立あるいは、連続お
よびこれらの混在した断面構造である。また、上
記凹面、凸面の平面図上における面積は一概に設
定できないが例えば4mm2〜50mm2位である。さらに
凹面の深さは後記する砂の粒径によつても異なる
が、約0.3以上、例えば0.5〜2mm位である。5は
ベースコート層で、例えば合成樹脂を展色材と
し、これに顔料、溶剤等を混合した塗料を用い
る。上記合成樹脂としては、例えばアクリル樹
脂、ポリウレタン樹脂、メラミン樹脂、フタルキ
ツド樹脂エポキシ樹脂、酢酸ビニル樹脂、アルキ
ツド樹脂、ポリエステル樹脂等を用いる。なお、
この際、ベースコート層5は第1図bに拡大して
示すように凹面3の平面と凸面4の平面部分には
ベースコート用塗料が主に付着する。これに反
し、ベースコート用塗料は凸面の垂直面4a部分
にはごく僅か、飛散等により付着する。換言すれ
ば下記する砂の固着に必要な部分にベースコート
層5を有効、確実に形成できることである。6は
砂で、例えば硅砂、岩石粉、石粉、鉱物粒、ガラ
ス粒、陶磁器片その他の無機粉粒物、有機粉粒物
であり、以下にこれを総称して砂と称する。ま
た、大きさは約4〜300メツシユ、数mmの粒径で
あり、形状は球形、隣片状等の任意外形の粒状物
等である。さらにこの砂には着色粒あるいは素材
自体の色彩である。また、この砂は前記した化粧
面の凹面3に高密度にあるいは粗に充填する。7
はオーバコート層で凹面3、凸面4と砂面上に塗
料を全面的に吹付け塗布することにより形成する
ものである。
次に本発明に係る建築用板の製造方法について
第2図を用いて説明すると、まず硬質基材として
カラー鉄板、板厚0.27mmを用い、ベースコート層
5形成用塗料としてアルキツド樹脂を展色材と
し、これに着色顔料、希釈剤を混入して約20℃で
800〜2000センチポイズに調整する。また砂とし
ては約28〜32メツシユの硅砂を準備し、オーバコ
ート層形成用塗料としてはアルキツド樹脂でつや
あり塗料を上記とほぼ同粘度に調整する。また吹
付装置として例えば楕円形パターンのスプレーガ
ンを図のように配置する。すなわちベースコート
層塗料塗布部分は被塗装面2に対し直交するよう
に、またオーバコート層塗料塗布部分は上記のよ
うに被塗装面2に対して直交するように配置し
た。
第2図を用いて説明すると、まず硬質基材として
カラー鉄板、板厚0.27mmを用い、ベースコート層
5形成用塗料としてアルキツド樹脂を展色材と
し、これに着色顔料、希釈剤を混入して約20℃で
800〜2000センチポイズに調整する。また砂とし
ては約28〜32メツシユの硅砂を準備し、オーバコ
ート層形成用塗料としてはアルキツド樹脂でつや
あり塗料を上記とほぼ同粘度に調整する。また吹
付装置として例えば楕円形パターンのスプレーガ
ンを図のように配置する。すなわちベースコート
層塗料塗布部分は被塗装面2に対し直交するよう
に、またオーバコート層塗料塗布部分は上記のよ
うに被塗装面2に対して直交するように配置し
た。
さらにベースコート層5の拭き取りはローラ
R1,R2,R3の三段で、もしくは必要によりさら
に複数段設ける。砂6の散布は周知散布機によ
り、また建築用板の搬送は図示しないがロールコ
ンベヤー、ベルトコンベヤーの組合せからなるも
ので、建築用板を水平に保持しながら100m〜80
m/minの速度で搬送可能なものである。そこで
第1図に示したような模様にエスボン加工を施し
た基材1を第1図に示すように樋状に成形する。
次に第2図aに示すように化粧面2に対し、ベー
スコート層形成用塗料5aをスプレーガンS1によ
り例えば50ミクロン(ウエツト)の塗膜を形成す
る。この部分を平面図的に示すと第2図bのよう
であり、一点鎖線はスプレーガンのパターンであ
る。次にこのベースコート層5(塗膜)が未硬化
のうち凸面4に存在する塗膜を第2図cに示すよ
うに除去する。その除去方法としては複数段のロ
ールあるいはベルト等をR1,R2,R3を化粧面2
に接触して掃き取る。次に第2図dに示すように
砂6を化粧面2全面に散布する。この場合、砂量
は凹面3に十分に充填すると共に第2図eに示す
ように凹面3および凸面4に存在する余剰砂を吹
付け等の手段により除去する。これら化粧面2に
第2図fに示すようにオーバコート層7形成用塗
料7aをスプレーガンS2により20ミクロン(ウエ
ツトで)塗布するとしてオーバコート層7を形成
する。
R1,R2,R3の三段で、もしくは必要によりさら
に複数段設ける。砂6の散布は周知散布機によ
り、また建築用板の搬送は図示しないがロールコ
ンベヤー、ベルトコンベヤーの組合せからなるも
ので、建築用板を水平に保持しながら100m〜80
m/minの速度で搬送可能なものである。そこで
第1図に示したような模様にエスボン加工を施し
た基材1を第1図に示すように樋状に成形する。
次に第2図aに示すように化粧面2に対し、ベー
スコート層形成用塗料5aをスプレーガンS1によ
り例えば50ミクロン(ウエツト)の塗膜を形成す
る。この部分を平面図的に示すと第2図bのよう
であり、一点鎖線はスプレーガンのパターンであ
る。次にこのベースコート層5(塗膜)が未硬化
のうち凸面4に存在する塗膜を第2図cに示すよ
うに除去する。その除去方法としては複数段のロ
ールあるいはベルト等をR1,R2,R3を化粧面2
に接触して掃き取る。次に第2図dに示すように
砂6を化粧面2全面に散布する。この場合、砂量
は凹面3に十分に充填すると共に第2図eに示す
ように凹面3および凸面4に存在する余剰砂を吹
付け等の手段により除去する。これら化粧面2に
第2図fに示すようにオーバコート層7形成用塗
料7aをスプレーガンS2により20ミクロン(ウエ
ツトで)塗布するとしてオーバコート層7を形成
する。
次にこの化粧面2を高周波焼付、ガス燃焼によ
る焼付あるいはその他の乾燥法により塗膜を形成
する。その際、約100℃で9分、190〜230℃で1
分間焼成する。
る焼付あるいはその他の乾燥法により塗膜を形成
する。その際、約100℃で9分、190〜230℃で1
分間焼成する。
以上、説明したのは本発明の一実施例にすぎ
ず、硬質基材に図示した以外の模様に加工した基
材あるいは全面エンボス基材も使用可能である。
またオーバコート層7の形成用塗料を塗布する方
法としては第3図a〜eに示す方法がある。すな
わち、a図は被塗装面2が矢印イ方向に進行して
いるときに、この被塗装面2と対面(90゜)する
配置にスプレーガンS2−1,S2−2が保持され、
このスプレーガンより塗布される塗料の分布(パ
ターン)を平面図的に示すように吹付けることも
できる。b図、c図はスプレーガン自体がある傾
斜角でもつて支持された状態で、しかもb図は幾
分離れて、c図はある塗布領域で重合するように
パターンを形成した吹付け方法である。なおパタ
ーンは垂直面における塗布面積より小さく、かつ
変形パターンとなる。さらに進行方向に対しては
対面するように、もしくは後追うように塗布する
ものである。
ず、硬質基材に図示した以外の模様に加工した基
材あるいは全面エンボス基材も使用可能である。
またオーバコート層7の形成用塗料を塗布する方
法としては第3図a〜eに示す方法がある。すな
わち、a図は被塗装面2が矢印イ方向に進行して
いるときに、この被塗装面2と対面(90゜)する
配置にスプレーガンS2−1,S2−2が保持され、
このスプレーガンより塗布される塗料の分布(パ
ターン)を平面図的に示すように吹付けることも
できる。b図、c図はスプレーガン自体がある傾
斜角でもつて支持された状態で、しかもb図は幾
分離れて、c図はある塗布領域で重合するように
パターンを形成した吹付け方法である。なおパタ
ーンは垂直面における塗布面積より小さく、かつ
変形パターンとなる。さらに進行方向に対しては
対面するように、もしくは後追うように塗布する
ものである。
また第3図d,eに示すようにスプレーガンを
四個、もしくは五個図示するパターンを形成する
ように吹付けることもできる。この場合、d図は
矢印イ方向に移動している被塗装面2に対し、S2
−1,S2−2が衝突するように塗料を吹付けS2−
3,S2−4がこの被塗装面2に移動に対し後追う
ように吹付けてなる方法である。なおこの際吹付
けはある角度を有して、例えば90゜,60゜,45
゜,30゜(垂線に対し)、また被塗装面2の進行
方向に対し90゜,75゜,60゜,45゜,30゜の如く
三次元的位置から吹付けられるものである。さら
にe図はd図の吹付け方法にその吹付領域の中心
に対し、真上から被塗装面2に対し、直交(対
面)する如く吹付けるスプレーガンS2−5を設
け、これら五個のスプレーガンにより吹付けた場
合の吹付け方法である。
四個、もしくは五個図示するパターンを形成する
ように吹付けることもできる。この場合、d図は
矢印イ方向に移動している被塗装面2に対し、S2
−1,S2−2が衝突するように塗料を吹付けS2−
3,S2−4がこの被塗装面2に移動に対し後追う
ように吹付けてなる方法である。なおこの際吹付
けはある角度を有して、例えば90゜,60゜,45
゜,30゜(垂線に対し)、また被塗装面2の進行
方向に対し90゜,75゜,60゜,45゜,30゜の如く
三次元的位置から吹付けられるものである。さら
にe図はd図の吹付け方法にその吹付領域の中心
に対し、真上から被塗装面2に対し、直交(対
面)する如く吹付けるスプレーガンS2−5を設
け、これら五個のスプレーガンにより吹付けた場
合の吹付け方法である。
上述したように本発明に係る砂化粧面を有する
建築用板の製造方法によれば複雑な凹凸面に対
しても塗料をほぼ均一に塗布できる。砂面の如
く小さい起伏と凝集の機能がある面に空気を内包
せず、塗布できると共に美しい仕上り面を得るこ
とができる。砂の色彩とベースコート層、オー
バコート層の色彩が僅かづつ浮出てくるように塗
布できる。の付着量を均一フイルム状塗布でな
く霧状塗布のため簡単にコントロールできる。
拭き取り工程が容易になる。被塗装面において
凸状平面のオーバコート層はフロコータで塗布し
た塗膜と異なり、厚さがランダムであり、それが
次第にフイルム化するから鏡面化粧面とならず、
暖かさが感じられる。等の特徴がある。
建築用板の製造方法によれば複雑な凹凸面に対
しても塗料をほぼ均一に塗布できる。砂面の如
く小さい起伏と凝集の機能がある面に空気を内包
せず、塗布できると共に美しい仕上り面を得るこ
とができる。砂の色彩とベースコート層、オー
バコート層の色彩が僅かづつ浮出てくるように塗
布できる。の付着量を均一フイルム状塗布でな
く霧状塗布のため簡単にコントロールできる。
拭き取り工程が容易になる。被塗装面において
凸状平面のオーバコート層はフロコータで塗布し
た塗膜と異なり、厚さがランダムであり、それが
次第にフイルム化するから鏡面化粧面とならず、
暖かさが感じられる。等の特徴がある。
第1図a,bは本発明に係る砂化粧面を有する
建築用板の製造方法により得られる建築用板の一
実施例を示す斜視図と部分拡大図、第2図は本発
明に係る砂化粧面を有する建築用板の製造方法を
説明するための工程図、第3図a〜fは主にオー
バコート層を形成するときの吹付け方法の種々の
実施例を示すパターン平面図である。 1……硬質基材、2……化粧面、3……凹面、
4……凸面、5……ベースコート層、6……砂、
7……オーバコート層、S1,S2−5……スプレー
ガン。
建築用板の製造方法により得られる建築用板の一
実施例を示す斜視図と部分拡大図、第2図は本発
明に係る砂化粧面を有する建築用板の製造方法を
説明するための工程図、第3図a〜fは主にオー
バコート層を形成するときの吹付け方法の種々の
実施例を示すパターン平面図である。 1……硬質基材、2……化粧面、3……凹面、
4……凸面、5……ベースコート層、6……砂、
7……オーバコート層、S1,S2−5……スプレー
ガン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高速度で一定方向に水平に保ちながら移動す
る凹凸状模様を有する金属薄板体からなる被塗装
面に吹付装置によりベースコート層を形成する第
1工程と、該被塗装面の凸状面にあるベースコー
ト層を拭き取る第2工程と、該被塗装面に砂を散
布する第3工程と、該砂のうちベースコート層に
付着していない余剰砂を除去する第4工程と、該
被塗装面に少なくとも一個の吹付装置を介してオ
ーバコート層を形成してなる第5工程と、これら
コート層(塗膜)を焼付け等する第6工程とから
なることを特徴とする砂化粧面を有する建築用板
の製造方法。 2 被塗装面に対し、ベースコート層形成塗料を
垂直に吹付けてなる特許請求の範囲第1項記載の
砂化粧面を有する建築用板の製造方法。 3 被塗装面に対し、オーバコート層形成用塗料
を少なくとも被塗装面の進行方向とある傾斜角を
もつて吹付けてなる特許請求の範囲第1項、また
は第2項記載の砂化粧面を有する建築用板の製造
方法。 4 オーバコート層形成用塗料を少なくとも複数
個対称に設けて、かつ、ある傾斜角でもつて被塗
装面に吹付けると共に、この吹付けられた領域に
さらに真上から吹付けてなる特許請求の範囲第1
項記載の砂化粧面を有する建築用板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4824278A JPS54139949A (en) | 1978-04-22 | 1978-04-22 | Production of sandy decorative surfaced plate for building use |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4824278A JPS54139949A (en) | 1978-04-22 | 1978-04-22 | Production of sandy decorative surfaced plate for building use |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54139949A JPS54139949A (en) | 1979-10-30 |
JPS6112511B2 true JPS6112511B2 (ja) | 1986-04-08 |
Family
ID=12797961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4824278A Granted JPS54139949A (en) | 1978-04-22 | 1978-04-22 | Production of sandy decorative surfaced plate for building use |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54139949A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5534177A (en) * | 1978-08-31 | 1980-03-10 | Takashi Ishikawa | Panel for building and production thereof |
JP3222614B2 (ja) * | 1993-04-15 | 2001-10-29 | 松下電工株式会社 | 立体表面への膜形成方法 |
-
1978
- 1978-04-22 JP JP4824278A patent/JPS54139949A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54139949A (en) | 1979-10-30 |
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