JPS6125434B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6125434B2 JPS6125434B2 JP53107743A JP10774378A JPS6125434B2 JP S6125434 B2 JPS6125434 B2 JP S6125434B2 JP 53107743 A JP53107743 A JP 53107743A JP 10774378 A JP10774378 A JP 10774378A JP S6125434 B2 JPS6125434 B2 JP S6125434B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative surface
- overcoat layer
- powder
- base panel
- manufacturing
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は化粧面に凹凸部を設け、その化粧面の
凹部にのみ粉粒物を充填し、全化粧面に接着剤兼
用のオーバコート層を設けた建築用パネルの製造
方法に関するものである。
凹部にのみ粉粒物を充填し、全化粧面に接着剤兼
用のオーバコート層を設けた建築用パネルの製造
方法に関するものである。
以下に図面を用いて本発明に係る建築用パネル
の製造方法の一実施例について詳細に説明する。
第１図は上記方法により製造された建築用パネル
の表面の一部を示す説明図であり、１はベースパ
ネルで表面処理鋼板、例えばカラー鋼板、塩ビ鋼
板、アルミニウム板等の１種を使用するものであ
る。なお、表面処理鋼板は塑性変形可能で約0.2
〜1.6mm位の板厚の板体を主に用いる。２は凹
部、３は凸部でこの凹凸部２，３を一定に、もし
くは任意に分布して化粧面４を形成するものであ
る。また、凹凸部２，３の高低差Ｈは約0.3〜３
mm位であり、主に0.8mm位を用いる。５は粉粒体
で凹部２にのみ充填するものであり、例えば粒径
約0.3〜３mm位の珪砂、着色珪砂、バーミキユラ
イト、パーライト、タルク、ガラス粒パーライト
粒、砕石等の少なくとも一種からなるものであ
る。また、粉粒体５の分布密度は相互に接触しな
い。所謂、まばらに分布する程度である。勿論、
密な分布でもよい。６はオーバコート層で主に粉
粒体５の凹部２への固着、光沢の付与および化粧
面４に耐候性を付与する塗料の１種からなるもの
である。この塗料としては、アルキツド樹脂、フ
タル酸樹脂、オイルフリーポリエステル樹脂、ア
クリル樹脂、ポリウレタン樹脂、およびこれらを
変性した樹脂等を主材とするものである。さらに
この樹脂中には着色顔料が混入されており、下地
の金属板に形成された着色塗膜と異なるか、淡い
色か等であり、好ましくは上記着色塗膜を完全に
隠蔽しない色彩であるとよい。なお、オーバコー
ト層６の形成法はスプレーガンあるいは、カーテ
ンフロコータを用いベースパネル１の送りは、例
えば約５m/min〜80m/min位とする。
の製造方法の一実施例について詳細に説明する。
第１図は上記方法により製造された建築用パネル
の表面の一部を示す説明図であり、１はベースパ
ネルで表面処理鋼板、例えばカラー鋼板、塩ビ鋼
板、アルミニウム板等の１種を使用するものであ
る。なお、表面処理鋼板は塑性変形可能で約0.2
〜1.6mm位の板厚の板体を主に用いる。２は凹
部、３は凸部でこの凹凸部２，３を一定に、もし
くは任意に分布して化粧面４を形成するものであ
る。また、凹凸部２，３の高低差Ｈは約0.3〜３
mm位であり、主に0.8mm位を用いる。５は粉粒体
で凹部２にのみ充填するものであり、例えば粒径
約0.3〜３mm位の珪砂、着色珪砂、バーミキユラ
イト、パーライト、タルク、ガラス粒パーライト
粒、砕石等の少なくとも一種からなるものであ
る。また、粉粒体５の分布密度は相互に接触しな
い。所謂、まばらに分布する程度である。勿論、
密な分布でもよい。６はオーバコート層で主に粉
粒体５の凹部２への固着、光沢の付与および化粧
面４に耐候性を付与する塗料の１種からなるもの
である。この塗料としては、アルキツド樹脂、フ
タル酸樹脂、オイルフリーポリエステル樹脂、ア
クリル樹脂、ポリウレタン樹脂、およびこれらを
変性した樹脂等を主材とするものである。さらに
この樹脂中には着色顔料が混入されており、下地
の金属板に形成された着色塗膜と異なるか、淡い
色か等であり、好ましくは上記着色塗膜を完全に
隠蔽しない色彩であるとよい。なお、オーバコー
ト層６の形成法はスプレーガンあるいは、カーテ
ンフロコータを用いベースパネル１の送りは、例
えば約５m/min〜80m/min位とする。
次に本発明に係る建築用パネルの製造方法につ
いて詳細に説明する。第３図は上記発明の一実施
例を示す工程図である。すなわち、ａ図はカラー
鋼板からなる平板、あるいは第４図に示すような
成形体からなるベースパネル１の表面（化粧面）
に任意パターンの凹部２、凸部３をエンボスロー
ラ７ａ，７ｂによつて形成する工程を示すもので
ある。ｂ図はこのベースパネル１を搬送機８を介
して次工程に送給するものであり、ｃ図はベース
パネル１の化粧面４に対し、粉粒体５、例えば珪
砂（約28〜32メツシユ）を80個／cm2位の密度で散
布する。なお、上記粉粒体散布装置９としては
種々考えられるが実用的なものとして一本のロー
ラの上にホツパーを設け、その下方に金網を複数
段介在させた分散器を用いるとよい。ｄ図は化粧
面４の全面に散布された粉粒体５（砂）のうち凸
部３上に存在する砂は余剰なものであり、これを
除去する工程である。ｅ図は化粧面４に対しては
オーバコート層６を形成する塗料６ａをカーテン
フロコータ１０から塗布し、この下をベースパネ
ル１が定速度、例えば50m/minで通過させ、化
粧面４全面に塗布するものである。ｆ図は乾燥工
程であり、オーバコート層６を乾燥（焼付）硬化
すると共に、粉粒体５を凹部２に固着するもので
ある。
いて詳細に説明する。第３図は上記発明の一実施
例を示す工程図である。すなわち、ａ図はカラー
鋼板からなる平板、あるいは第４図に示すような
成形体からなるベースパネル１の表面（化粧面）
に任意パターンの凹部２、凸部３をエンボスロー
ラ７ａ，７ｂによつて形成する工程を示すもので
ある。ｂ図はこのベースパネル１を搬送機８を介
して次工程に送給するものであり、ｃ図はベース
パネル１の化粧面４に対し、粉粒体５、例えば珪
砂（約28〜32メツシユ）を80個／cm2位の密度で散
布する。なお、上記粉粒体散布装置９としては
種々考えられるが実用的なものとして一本のロー
ラの上にホツパーを設け、その下方に金網を複数
段介在させた分散器を用いるとよい。ｄ図は化粧
面４の全面に散布された粉粒体５（砂）のうち凸
部３上に存在する砂は余剰なものであり、これを
除去する工程である。ｅ図は化粧面４に対しては
オーバコート層６を形成する塗料６ａをカーテン
フロコータ１０から塗布し、この下をベースパネ
ル１が定速度、例えば50m/minで通過させ、化
粧面４全面に塗布するものである。ｆ図は乾燥工
程であり、オーバコート層６を乾燥（焼付）硬化
すると共に、粉粒体５を凹部２に固着するもので
ある。
上述したように本発明に係る建築用パネルの製
造方法によれば、平板状のベースパネル化粧面
に任意パターンの凹凸部を形成して第１次の主体
感を容易に形成できる。凹部にのみ粉粒体を充
填することにより、凸部頂面の鏡面反射と凹部の
粉粒体による乱反射とのアンバランスによる主体
感がさらに第２次的に助長される。すなわち、凹
部の化粧面が凸部より低く、かつ小さい起状の連
続した島状模様と平面的な凸面が散在所謂はん点
状に存在するため構造からくる影響、および光学
的なものからくる効果等により、より立体感のあ
る化粧面にできる。オーバコート層により、
の光学的、構造的な立体感がさらに第３次的に付
加された。等の建築用パネルを容易に製造できる
特徴がある。
造方法によれば、平板状のベースパネル化粧面
に任意パターンの凹凸部を形成して第１次の主体
感を容易に形成できる。凹部にのみ粉粒体を充
填することにより、凸部頂面の鏡面反射と凹部の
粉粒体による乱反射とのアンバランスによる主体
感がさらに第２次的に助長される。すなわち、凹
部の化粧面が凸部より低く、かつ小さい起状の連
続した島状模様と平面的な凸面が散在所謂はん点
状に存在するため構造からくる影響、および光学
的なものからくる効果等により、より立体感のあ
る化粧面にできる。オーバコート層により、
の光学的、構造的な立体感がさらに第３次的に付
加された。等の建築用パネルを容易に製造できる
特徴がある。
第１図は本発明に係る建築用パネルの製造方法
によつて製造された建築用パネルの化粧面の一部
を抽出して示す平面図、第２図はその一部端面を
拡大して示す説明図、第３図ａ〜ｆ図は本発明に
係る建築用パネルの製造方法を示す工程図、第４
図は上記方法により製造された建築用パネルを示
す斜視図である。 １……ベースパネル、２……凹部、３……凸
部、５……粉粒体、６……オーバコート層。
によつて製造された建築用パネルの化粧面の一部
を抽出して示す平面図、第２図はその一部端面を
拡大して示す説明図、第３図ａ〜ｆ図は本発明に
係る建築用パネルの製造方法を示す工程図、第４
図は上記方法により製造された建築用パネルを示
す斜視図である。 １……ベースパネル、２……凹部、３……凸
部、５……粉粒体、６……オーバコート層。
Claims (1)
- １ ベースパネルの表面に凹凸部を形成する工程
と、上記凹凸部の全面へ粉粒体を散布する工程
と、該散布された粉粒体のうち凹部以外に存在す
る余剰なものを除去する工程と、前記凹凸部の全
面へ接着剤兼用のオーバコート層を形成する工程
と、上記オーバコート層を乾燥する工程とから成
る建築用パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10774378A JPS5534177A (en) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | Panel for building and production thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10774378A JPS5534177A (en) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | Panel for building and production thereof |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5534177A JPS5534177A (en) | 1980-03-10 |
| JPS6125434B2 true JPS6125434B2 (ja) | 1986-06-16 |
Family
ID=14466825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10774378A Granted JPS5534177A (en) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | Panel for building and production thereof |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5534177A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0350123U (ja) * | 1989-09-23 | 1991-05-16 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55111253A (en) * | 1979-02-20 | 1980-08-27 | Nat Jutaku Kenzai | Panel with uneven pattern and its preparation |
| JPS55111252A (en) * | 1979-02-20 | 1980-08-27 | Nat Jutaku Kenzai | Panel with uneven pattern and its preparation |
| JPS58170570A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 建築用板の表面化粧方法 |
| JPS58170569A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 建築用板の表面化粧方法 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5421435A (en) * | 1977-07-19 | 1979-02-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Coating compound for wiping coating and coating method |
| JPS5434385A (en) * | 1977-08-23 | 1979-03-13 | Takashi Ishikawa | Decorative board having sand decorative surface and its making method |
| JPS5456575A (en) * | 1977-08-22 | 1979-05-07 | Dainippon Ink & Chem Inc | Method of producing decorative plate intensifying stereoscopic pattern |
| JPS54119538A (en) * | 1978-03-10 | 1979-09-17 | Takashi Ishikawa | Production of sand decorated surface panel for building use |
| JPS54130639A (en) * | 1978-03-31 | 1979-10-11 | Ishikawa Takashi | Coating method |
| JPS54139949A (en) * | 1978-04-22 | 1979-10-30 | Ishikawa Takashi | Production of sandy decorative surfaced plate for building use |
-
1978
- 1978-08-31 JP JP10774378A patent/JPS5534177A/ja active Granted
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5421435A (en) * | 1977-07-19 | 1979-02-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Coating compound for wiping coating and coating method |
| JPS5456575A (en) * | 1977-08-22 | 1979-05-07 | Dainippon Ink & Chem Inc | Method of producing decorative plate intensifying stereoscopic pattern |
| JPS5434385A (en) * | 1977-08-23 | 1979-03-13 | Takashi Ishikawa | Decorative board having sand decorative surface and its making method |
| JPS54119538A (en) * | 1978-03-10 | 1979-09-17 | Takashi Ishikawa | Production of sand decorated surface panel for building use |
| JPS54130639A (en) * | 1978-03-31 | 1979-10-11 | Ishikawa Takashi | Coating method |
| JPS54139949A (en) * | 1978-04-22 | 1979-10-30 | Ishikawa Takashi | Production of sandy decorative surfaced plate for building use |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0350123U (ja) * | 1989-09-23 | 1991-05-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5534177A (en) | 1980-03-10 |
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