JPS6143884Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6143884Y2
JPS6143884Y2 JP1978041104U JP4110478U JPS6143884Y2 JP S6143884 Y2 JPS6143884 Y2 JP S6143884Y2 JP 1978041104 U JP1978041104 U JP 1978041104U JP 4110478 U JP4110478 U JP 4110478U JP S6143884 Y2 JPS6143884 Y2 JP S6143884Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sand
base coat
coat layer
concave
decorative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978041104U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54143015U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1978041104U priority Critical patent/JPS6143884Y2/ja
Publication of JPS54143015U publication Critical patent/JPS54143015U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6143884Y2 publication Critical patent/JPS6143884Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築物における内、外壁の表面化粧用
のパネルとして有用な建築用化粧パネルに関す
る。
一般に建材はフアツシヨン性が要求され、かつ
剛性、加工性、耐候性などの諸特性から表面処理
鋼板、例えばカラー鉄板が多く使用されている。
しかし、単に表面平滑な面において、色彩を変化
せしめても、やはり、立体感あるいは金属板のも
つ冷たさ、平滑さを除去することが殆んど難しか
つた。そして、これを改善したものとしては、鉄
板の表面に砂を付着せしめた、所謂リシン仕上げ
による製品が市販されている。この製品は鉄板も
のものの場合よりは幾分上記欠点を改善されてい
るが、十分でなかつた。
本考案はこのような欠点を改善するために、ま
ず金属板自体金属板を用い、かつこれに大小の連
続、独立の凹凸面からなるランダム模様を形成
し、その上これに金属板自体の顔料入りの塗膜
(表面塗膜層)の上に透明のベースコート層を形
成し、これで砂を固着した後に顔料入り塗膜所謂
顔料入りオーバコート層を形成して立体感を倍加
した建築用化粧パネルを提供する。
以下に図面を用いて本考案に係る建築用化粧パ
ネルの一実施例につい詳細に説明する。第1図は
本考案に係る建築用化粧パネルの一例を示す斜視
図であり、1は金属板で例えば薄板の表面処理鋼
板、アルミニウム板、ステンレス板、銅板等で、
その表面に化粧面2を形成する。化粧面2は凹面
3と凸面4を連続的にあるいは独立的にもしくは
連続と独立を混在した所謂ランダム模様の分布に
エンボス加工等により成形する。この凹凸面の高
低差、所謂深さhは後記する砂径より幾分大きい
ものである。すなわち凹面の形状を製品化した後
も有効に機能するためである。5はベースコート
層で透明塗料を約10〜30ミクロン(ドライで)形
成する。これは主に下記する砂を固着すること
と、砂を凹面に固着した後に塗布する顔料入りオ
ーバコート層がベースコート層と混合して下記す
る砂間でまだら模様になるのを防止するためであ
る。換言すれば透明塗料は従前の顔料入り塗料の
ベースコート層と異なり、顔料入りオーバコート
層のみの色彩になるためである。この塗料の主な
樹脂としてはポリエステル樹脂、アクリル樹脂を
用いる。またこのベースコート層5は第2図に拡
大して示すように凹面3にのみ存在するものであ
り、例えば塗料をスプレー、カーテンフロコータ
により化粧面全面に塗布し、この塗料が未硬化の
うちに凸面4上にある塗膜を除去(ふき取るか、
急速硬化)することにより形成する。この凹面3
のベースコート層5上に砂6を少なくともまばら
に分布する。砂6は硅砂、岩石粉、ガラス粒、そ
の他の無機物からなり主に20〜40メツシユの硅
砂、着色硅砂を用いる。7はオーバコート層でベ
ースコート層5がウエツトの状態下に塗布して形
成する。このオーバコート層7は約10〜30ミクロ
ン(焼付もしくは自然乾燥を介してドライで)を
スプレー等で塗布し、その後に焼付け等により硬
化するものであり、またその塗料としそてはアル
キツド樹脂、フタル酸樹脂、オイルフリーポリエ
ステル樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、
およびこれらを変性した樹脂等を主材とするもの
である。さらにこの樹脂中には着色顔料が混入さ
れており、下地の金属板に形成された着色塗膜と
異なるか、淡い色か等であり、好ましくは上記着
色塗膜を完全に隠蔽しない色彩であるとよい。8
は側壁、9は差込縁、10は差込溝、11は突出
縁であり、雄雌連結により壁を形成する場合であ
る。もちろん、側壁以下は任意形状もしくは全く
折曲げ等のない平板状のパネルとする場合もあ
る。
以上、説明したように、構成した建築用化粧パ
ネルはベースコート層を透明塗料層で形成した
淡色をオーバコート層を用いたときに簡単に二色
もしくは多色を有す化粧面を有するパネルが得ら
れる大きな特徴がある。金属板自体の色彩を透
明塗膜(ベースコート層)により光の屈折を介し
て幾分変化せしめこれとオーバコート層の相乗効
果により微妙な色感を有する化粧パネルとする利
点がある。凹面の化粧面が凸面より低く、かつ
小さい起伏の連続した島状模様と平面的な凸面が
散在所謂ランダム状に存在するため構造からくる
影響光学的なものからくる効果等により、より立
体感のある化粧面とする利点もある。また、ベー
スコート層5が透明であるため、顔料入りオーバ
コート層7を化粧面に塗布しても凹面3における
砂6間の色彩は上記オーバコート層7のみであ
り、ベースコート層と混合してもまばらにならな
い特徴がある。さらに、金属板の表面の色に関係
なく使用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る金属板を有する建築用化
粧パネルの一実施例を示す斜視図、第2図は製造
途中の一工程を示す部分拡大図、第3図は製品の
一部を拡大して示す説明図である。 1……金属板、2……化粧面、3……凹面、4
……凸面、5……ベースコート層、6……砂、7
……顔料入りオーバコート層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランダムに分布した凹、凸面からなる化粧面を
    有する表面が着色された金属板の凹面にのみ透明
    なベースコート層を設け、該ベースコート層に砂
    を少なくともまばらに分布すると共に凸面より突
    出しないように固着し、該砂を分布した凹面と凸
    面に顔料入りのオーバコート層を設けたことを特
    徴とする建築用化粧パネル。
JP1978041104U 1978-03-28 1978-03-28 Expired JPS6143884Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978041104U JPS6143884Y2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978041104U JPS6143884Y2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54143015U JPS54143015U (ja) 1979-10-04
JPS6143884Y2 true JPS6143884Y2 (ja) 1986-12-11

Family

ID=28911063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978041104U Expired JPS6143884Y2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6143884Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6087946U (ja) * 1983-11-22 1985-06-17 株式会社アイジー技術研究所 防火パネル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5293122A (en) * 1976-01-31 1977-08-05 Takashi Ishikawa Imitation mortar rimin surfaceelike coated metallic plate

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5269813U (ja) * 1975-11-19 1977-05-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5293122A (en) * 1976-01-31 1977-08-05 Takashi Ishikawa Imitation mortar rimin surfaceelike coated metallic plate

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54143015U (ja) 1979-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5354596A (en) Decorative coverings and production methods therefore
US4164598A (en) Veneer wall covering and method of assembly
JPS6143884Y2 (ja)
JP2000135471A (ja) 装飾材の形成方法及びそれに用いる塗材
JP2877664B2 (ja) 建築用化粧板の塗装方法
JPS6029631B2 (ja) 建築用パネルとその製造方法
JP2698309B2 (ja) 建築用化粧板の塗装方法
JPS6218480Y2 (ja)
JPH0525881Y2 (ja)
JP2829481B2 (ja) 補修用塗料
JP2928969B2 (ja) 化粧板の製造方法
JPS602990B2 (ja) タイル様化粧板
JP4021604B2 (ja) 凹凸面の塗膜構造
JPS5855991B2 (ja) タサイモヨウトリヨウ
JPS6126080Y2 (ja)
JPS6143869Y2 (ja)
JPS6143868Y2 (ja)
JP3302325B2 (ja) 壁パネルの製造方法
JPS59423Y2 (ja) 建築用パネル
JPS6349456Y2 (ja)
JPH0474064B2 (ja)
JPH0440909Y2 (ja)
JPS5845120Y2 (ja) 装飾材
JP2543840B2 (ja) 無機質板の塗装方法
JP2006090061A (ja) 化粧パネル